JP3129746B2 - 空間光変調装置をアライメントする方法及びその装置 - Google Patents

空間光変調装置をアライメントする方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は再生装置に関し、より詳
細には自動化された組立体工程において露光ユニットの
素子をアライメントする方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コピー及びプリント市場においてゼログ
ラフィック再生装置はありふれたものとなり、レーザポ
リゴン光変調器を使用して像発生を制御する装置はどこ
でも見受けられる。代表的にこのような装置は2つの明
確な部分、すなわち一連の電気信号から変調光像へと像
が処理される露光部、及び変調像を感光検出器へ送りそ
こでトナーにより像を現像しその後標準的方法で紙(も
しくはその他の)媒体へ転写する再生部を有するものと
考へられる。感光検出器へのトナーの転写は変調光像に
より生成される静電潜像に応答して行われる。
【0003】露光ユニットの光学系もしくは再生ユニッ
トの移動ドラムとの露光ユニットの協調の僅かな誤調整
により印字出力が劣化することがある。従って、露光ユ
ニットの組立ては精密且つ再生可能に行わなければなら
ない。内部及び嵌合する再生ユニットに対して露光ユニ
ットの厳しいアライメントを行う必要があるために、装
置の製作時にいくつかの問題が生じるようになった。こ
れらの問題はユニットごとの一貫性だけでなく、必要な
全てのアライメントを行うのに必要な時間及び技能から
生じる。一度アライメントを行ったら、構造素子は現場
においてもアライン(以下、アライメントの動詞形とし
て用いる)されたままとすることが重要である。
【0004】従って、露光ユニットを廉価とする試みに
は簡単な組立体及び自動繰返し可能なアライメント工程
を組み入れなければならない。後者により露光ユニット
を現場で修理するのに通常の修理技能レベルの人で充分
であることが保証される。
【0005】従って、最初に経済的に組み立てることが
でき現場で簡単に交換することができるゼログラフィッ
ク露光ユニット製造法及び装置に対するニーズがある。
この装置は移動に対して耐えなければならず、事実出荷
もしくは使用中にずれてしまった場合には再生部に対し
て容易に再アライン出来なければならない。
【0006】ゼログラフィック印字装置は従来の光機械
スキャナ装置に固有の製造及び現場交換問題を低減する
ように設計されている。本ユニットでは露光ユニット内
に空間光変調装置(DMD)を配している。DMDは簡
単で高信頼度の露光ユニット組立工程を特徴とする。こ
のような特徴の一つは簡単な電気入力によりアドレスを
与えるシリコンチップ上にモノリシックに集積された可
変調素子の線型アレイからなるDMDのアーキテクチュ
アから生じる。アレイに沿ったピクセル素子の相対間隔
はチップ製造中に精密に制御されその後は不変であるた
め、潜在するミスアライメントの主要源が解消される。
印字フィールドの全幅がDMDアレイにより同時にイメ
ージされる。この事実は露光ユニットの組立て中に工程
を促進且つ自動化するのに利用できる。
【0007】ホトリセプタ上にイメージされたピクセル
の活性アレイは所望の印字フィールド幅よりも実質的に
広くすることができるためもう一つの利点が実現され
る。モノリシックチップはピクセルの各線アレイの各終
端に付加、冗長、ピクセルを含むように設計される。プ
リンタコントローラはこれを利用してピクセルアレイ像
のどこかにプリンドデータを電子的に配置することによ
り、印字媒体に対する印字データのアライメントを行
う。従って、露光ユニットに対するDMDチップの物理
的アライメント及び再生ユニットつまり印字ドラムに対
する露光ユニットのアライメントは、製造時にも現場に
おいても、著しく簡単化され容易に調整される。
【0008】DMDの特徴により、後の調整を必要とす
ることなく予め配置された光学要素を露光ユニットに前
もって組み立てることが可能になる。次に、光学系のこ
の1個の要素の操作により最終アライメントが行えるこ
とを保証するのに充分な自由度でDMDが露光ユニット
へ挿入される。DMDのこの特徴は組立ての自動化を助
ける。
【0009】この操作を行うために、カメラ装置を使用
してDMDアレイの像の最適焦点状態をDMDの配置の
関数として決定する。DMDはアライメント工程中に電
気的に操作され光学的に作動する。DMDに送られるパ
ターンはアライメントを助けるように設計されている。
適切なアライメントが行われると、DMDは露光モジュ
ールに永久に取り付けられ、電子マニピュレータ組立体
が取り外される。
【0010】本装置によりオペレータはDMDを適切に
可視配置することができる。操作には時間がかかり且つ
6°の位置調整の相互作用性によりエラーを生じ易いた
め、アライメント工程を自動化するのが好ましい方法で
ある。このような方法を使用してビデオカメラの出力を
捕捉して処理し、コンピュータを使用して相互作用的に
アライメント工程やアルゴリズムに追従する。1組の量
化可能なアライメント基準に合致するかもしくは制御不
能な要因によりアライメントが不能とみなされるまで、
コンピュータはサーボ制御マニピュレータ組立体を駆動
する。
【0011】従って、ユニットごとの高い位置精度と再
生度の達成を保証しながらDMD装置のアライメント時
間を分から秒へ短縮することが本発明の技術的利点であ
る。さらに、組立体の統計をとって工程制御や方法の改
善分析に使用できる。また、個別の各ユニットの後の性
能特性の追跡に永久記録を利用することができる。
【0012】レーザビームを光学系を介して逆方向にフ
ォーカスし光学系がアライメントされて適切に機能する
ことを保証するのがもう一つの技術的利点である。
【0013】露光ユニット内に含まれる光学素子(図1
のレンズ17、18、図3のミラー30、31等)を予
めアラインして光源から印字ドラムの表面又は再生面を
表わす位置まで延在する径路を形成し、空間光変調装置
を位置決めし、予めアラインされた露光ユニット内の光
路に沿って光源からアラインされた光学系を通って再生
面を表わす位置まで光を送り、再生面を表わす位置にお
いて少くとも1個の感光検出器又はCCDカメラ220
0を再生面に置換し、感光検出器からの出力に従ってユ
ニットに対する空間光変調装置の回転及び並進位置を調
整するステップを使用して露光ユニット内において空間
光変調装置のアライニング法を確立することがさらにも
う一つの技術的利点である。
【0014】
【実施例】空間光変調器(DMD)をさらに良く理解す
るには、ここに参照として組み入れた、1986年6月
24日付米国特許第4,596,992号、1987年
5月5日付米国特許第4,662,746号、及び19
88年5月1日付米国特許第4,728,185号を参
照とする。前記特許第4,596,992号にはプリン
タ内で可変形ミラー装置を使用することも検討されてい
る。
【0015】露光ユニット 次に、図1を参照として、例えば、ゼログラフィック再
生ユニットで使用することができる変調された光像を生
成するのに使用する露光ユニット10の分解図を示す。
露光ユニットは低膨張係数材で構成された凾体11から
なり、照光源16から発生する熱により構造体内に感知
できる程の応力誘起動作が生ぜず従って装置の光学系を
厳しい公差で配置するのを保証するようにされている。
このため、光源(ランプ又は管球)16は主構造体11
の外側にあり放射状スポーク151により外壁15’か
ら分離されている内壁150を有する二重管道15に収
納されている。内部管道150は熱を吸収しスポーク1
51を介して熱を消散させるリベットアルミニウム製と
することができる外壁15’へ伝達する、アルミニウム
等の、材料で作ることができる。内壁150は黒色に陽
極酸化して吸光率を高め反射光を低減させることができ
る。
【0016】二重管道15は、熱絶縁ボンド材を使用し
て、凾体11に接続されている。ランプ16を凾体に取
り付ける目的は凾体の移動と無関係にランプ16のフィ
ラメントを内部光路と完全にラインナップさせたままと
することである。これは精密にモールドされたランプソ
ケット160により保証され、それはランプピン710
(第7A図)をランプソケット160内に正確に位置決
めすることによりランプフィラメントを光径に合せる
(第2図)。タングステンハロゲンランプは市販されて
いる“計装ランプ”である。これらの精密ランプは予め
セラミックベース及びランプピンにアラインされたフィ
ラメントを有し、従って組み立て中に露光ユニット10
に関して光源16を調整する必要がない。同時に、(低
熱伝導プラスチックでできた)二重管道15及び外部ソ
ースマウント302により、光源16は凾体に熱を伝え
て凾体内で熱問題を生じることがない。二重管道15を
通って底部から頂部へ強制送風を行って管球16の周り
を均一に冷却する。これにより、管球が不均一冷却によ
って白色(不透明)表面となる可能性が少くなり、露光
ユニットの寿命が延びる。
【0017】図示するように、水平内部パーティション
14、を有する露光ユニット10は(第18図に略示す
る)ゼログラフィック印字ユニットとタブ101、10
2、103により嵌合するように設計されており、それ
により露光ユニット10を印字ユニットに対して光学的
に有効且つ容易に位置決めする3点搭載を有効に行うこ
とができる。次に、露光ユニットは、スプリングスナッ
プ等により、印字ユニットに定着されて機能的に載置さ
れる。
【0018】ここで、光学径路及び露光ユニットを通る
光線の伝播径路を理解すると役に立つ。このような伝播
はレンズ17及び18を通って可変形ミラー装置(DM
D)60上へフォーカスされる管球16からの照光から
始まる。この点のおいて、光は変調されていない。図示
するように、DMD60は光を2つの明確な束として反
射させ、それは結像レンズへ行く変調光束と反射される
非変調光束である。結像レンズへ行く光線は下向きにパ
ーティション14及びイメージャレンズ40を通り、そ
こから一組のミラーからなる折返し径路を介して露光ユ
ニット底部カバー13のベース内にあるファネル構造1
20へ行く。次に変調された光ドットパターンからなる
光像が、後に示すように、ゼログラフィックドラム上に
衝突して露光像を生成し次にそれはゼログラフィック工
程により現像されプリントされる。
【0019】次に、図1に戻って、光源16は、ジェネ
ラルエレクトリック社の片端クォーツラインホトランプ
シリーズ等のタングステンハロゲン球とすることができ
る。光源は所要寿命(代表的には2000オンタイム)
及び印字工程露光条件に適した電力レベルを提供するよ
うに選定される。管球16からの光は耐熱球形レンズ1
7により、光をDMD60上に指向させるためのレンズ
18上にフォーカスされる。レンズ18は下部平坦面の
縦中心線に位置するモールドされた精密ピボット点上に
載置される。レンズ18の両端180は露光モジュール
10の内壁105及び外壁のスロット内に保持される。
これらのスロットによりレンズ18はその縦軸に沿って
膨張することができる。しかしながら、レンズ18は
(図示せぬ)中心ピン上に載置されるため、焦点距離は
変化せず、従って、光は相変らず均一にDMD60上に
指向される。レンズ17及び18は一緒になって集光組
立体を構成する。このレンズ群の機能はDMD60にお
いて均一な照光を行い、且つイメージャレンズ40の前
面内に形成されるソースフィラメント16のフォーカス
された拡大像を与えることである。
【0020】レンズ18は中央枢支され、モールドプラ
スチック材が函体11に較べて熱膨張が大きいため両端
は自由にされる。レンズ18は複雑な非球面デザインと
されており、従ってレンズ18の製造コストを低減する
ようにモールドしなければならない。一方、レンズ17
はパイレクス等の底膨張率材で作ることができ、所望に
より剛搭載することができる。
【0021】図示するように、マウント104によりパ
ーティション14にほぼ直角に保持される、DMD60
は選定ミラーに加わる電気信号により作動してこれらの
ミラー(ピクセル)により変調された光を直接下向きに
光軸へ通しイメージャレンズ40によりフォーカスす
る。非変調ミラーもしくはDMD60の非活性面からの
光は少くとも一部光軸の周りに位置する胸郭(19)の
作用により散乱される。
【0022】頂部12はレンズ18の頂部を正しい位置
に保持するための(図示せぬ)ディンプルをその内面に
有するように構成されている。別の実施例における頂部
12にはレンズ17上に嵌合してレンズ17を正しい位
置に保持するように設計されたキャノピーを配置するこ
ともできる。また、高温に耐えるボンド剤を使用してこ
れらのレンズの一方もしくは両方を正しい位置に接合す
ることもできる。
【0023】他のベース13は函体11の底部に嵌合
し、図示するように、函体11からゼログラフィック印
字ドラム80への光像を収容するファネル形状光ガイド
(以下ファネル)120を含んでいる。ファネル120
内側のバッフルは反射及び迷走光線を低減して最終プリ
ント像のコントラストを高く維持するように作用する。
なお、ファネルとはじょうご状の形を意味し、ここでは
じょうご状の光ガイドを指す。
【0024】次に図2に戻って、露光モジュール10の
平面を示す。DMD60を電気変調信号源に接続し且つ
ランプ16を電源に接続するケーブルは図示されていな
い。このケーブルは露光ユニット10内側を通り壁10
5に最も近い側から出るようにするのが有利である。管
球16を保持するソケット160は信頼度の高い精密な
光学アライメントを行うためにアーム302により露光
ユニット10へ支持され関連される構造体としてモール
ドするのが有利である。DMD60を保持する支持ブラ
ケット104は直接パーティション14としてモールド
することができ、このパーティションは露光ユニット1
0を図2に示す上部ユニット及び図3に示す下部ユニッ
トへ分離する。蜂胸19([0026]で説明)が上下
部間でDMD60により反射される変調光の光軸上に配
置されパーティション14中を延在している。鋸歯もし
くは蜂胸形が変調光軸周りに半円形状に形成され、図示
するように、DMD60の非変調ピクセル及び他の構造
からの光を偏向且つ吸収するように作用する。DMD6
0の変調ミラーからの反射光を取り出して一組のミラー
(図3)により形成される光路を介してファネル120
(図4)の下のゼログラフィックドラム上へフォーカス
することを目的とするイメージャレンズ40を保持する
ようにチャネル19が構成される。
【0025】突起29(図3)は蜂胸19の(頂部)構
造の半円径チャネルを形成する。次に、図4を参照とし
て、図2の4−4断面に沿った露光ユニット10の断面
図を示す。図4は管球16から出る光がレンズ17及び
18を通ってDMD60上にフォーカスされる上部にお
ける光線401を示す。DMD60により変調された光
線402はイメージャレンズ40を通って露光ユニット
10の底部のミラー30上へ到り、そこから像を90度
回転させてファネル120からエグジットするミラー3
1へ到り、ゼログラフィック印字装置のホトリセプタ面
上へ進む。ファネル120内には散乱光が再生ドラム上
のコントラストを低下させるのを防ぐ一連の段すなわち
光バッフル41及び露光ユニットをシールするのに使用
する透明カバー42がある。
【0026】図5Aは光路402の光軸に沿って構成さ
れた一連の段19を示す。一連の段は、その形が蜂の胸
の形に似ているので、以後蜂胸19と称する。選定され
ないピクセルからの反射光線702は真の光軸からおよ
そ10〜15゜偏向され、蜂胸の壁の一つに衝突し減衰
して一つの壁からもう一つの壁へはね返り且つ上向きに
露光ユニットの頂部カバーにはね返ってさらに減衰す
る。このようにして、非選定ピクセルからの反射光は選
定ピクセルからの反射光から有効に分離され、イメージ
ャレンズ40に加えられる光線402は変調光のみを含
むようになる。従って、イメージャレンズ40を介して
フォーカスされる時、結像すなわち変調ピクセルからの
反射のみが光線402に含まれる。従って、蜂胸19は
非変調光線702の光路内にある一連の光バッフルとし
て作用し、且つ非選定光を減衰させるように作用する。
蜂胸19は光軸に直角な壁を有して光軸周りに半円形状
に構成されている。各壁のベースは(鋸歯)傾斜面によ
り先の壁の頂部に接続されている。光軸からはね返る光
を再反射させ、光軸402にほぼ直角に指向してイメー
ジャレンズ開口40において非常に高い除波比を保証す
るのはこの傾斜面である。
【0027】図6Aは光を偏向できるように設計された
一列もしくは数列のピクセル61だけでなくシリコン内
に組み入れられたアドレス構造部を有し、任意の一つの
ピクセルの電気的選定及び変調(もしくは非変調)に応
じて明(もしくは暗)像が形成されるDMD60を示
す。DMD60内の方形62はシリコンアドレス構造を
表す。実際上ピクセル当たり19ミクロン平方である個
々のピクセルは変哲もない中央ミラー構造の中心の下の
細線61として表わされている。実際のDMDピクセル
を包囲するこの本質的な反射鏡は、ピクセル素子ではな
く、DMD上に降下する照光の比較的大きい部分を蜂胸
19によりさえぎられ減衰される非変調フィラメント像
内へ指向する機能を実施する。包囲面がミラーではな
く、(遠隔アドレス回路のような)構造であれば、背景
照光をソースフィラメント像内にではなくアイソトピッ
クに再放射する。それは次にイメージャレンズ40へ入
りゼログラフィック印字ドラム80に形成されたDMD
像のコントラストを低下させる。DMD60はコンピュ
ータや他のソースからの内部変調及び制御信号を受信す
る端子63を有している。
【0028】図6Bは図6Aの線61からの2、3のピ
クセル6100の拡大図である。図示するように、ピク
セルはコーナー6102、6103上に蝶着されてお
り、それらは水平下に反射される上からの光路を確立す
る。もちろん、これは一実施例にすぎず他の実施例も考
えられる。ピクセルの実際の動作は前記特許で検討され
ている。ピクセルの移動により変調光のオン状態及びオ
フ状態が生成される。
【0029】光変調径路 図7Aは管球16から発しレンズ17、18を介して集
められDMD60のアクティブピクセルエリアを実質的
に照光する光線401の略図である。しかしながら、光
源16からの光の大部分はDMDピクセルのアクティブ
列(61)周りの鏡面上に降下する。これを光線701
で示し、明確にするために図示せぬ、光線401、40
7面上下の光線の大部分も含まれる。蜂胸19の光反射
機能がなければ、これらの光線はDMD60の平坦面
(及び非変調ピクセル)から反射して、点703周りの
空間でフォーカスされる。点703はこれらの光線が蜂
胸19の作用により転向されない場合のイメージャレン
ズ40入口開口面内に形成される光源60のフィラメン
ト像の中心である。従って、光線702は蜂胸19によ
り焦点703から転向され光線402に沿った主光軸に
ほぼ垂直に伝播される。非変調フィラメントの光エネル
ギは光路402に沿ってイメージャレンズ40上に衝突
する変調フィラメント像の光よりも数桁大きい。米国特
許第4,728,185号に開示された暗視野プロジェ
クタ装置の高選択度は非変調光が点703の真近かに焦
点を結ぶという事実の認識から生じる。従って、集光装
置17、18及び光源16の光軸を適切な方位とするこ
とにより、点703はイメージャレンズ40の入口孔
(開口)の完全に外側とすることができる。
【0030】図1、図2及び図7Aは光学列の結合され
たDMD60及びイメージャレンズ40アームの光軸の
(DMD60から見て)左側にある集光器の光軸を示
す。図4において、さらに光線401に沿った集光器の
光学軸も光線402に沿ったイメージャレンズ40の光
軸よりも上にあることが判る。これら2つのオフセット
から、反射の法則によりDMD60(及び任意の非変調
ピクセル)の平坦な鏡面からの反射光により形成される
フィラメント像はDMD60から見て、イメージャレン
ズ40の右下方、すなわち図7Aの点703になければ
ならないことが明白である。
【0031】単に非変調エネルギをイメージャ開口から
離れるように指向するだけでは、印字に必要な高コント
ラスト比をDMD像に保証することはできない。非変調
エネルギをイメージャレンズから離れるように偏向させ
少くとも2つの偏向面(第5図)においてその大部分を
吸収する蜂胸19の効率的作用が露光モジュールの動作
にとって重要である。(反射面のない)特徴のないチャ
ネルにより不要な光を俯角反射機構を介してイメージャ
レンズへ通すことができる。蜂胸19の設計によりアラ
イメントを必要とせず露光モジュールのコストを殆んど
付加することなく従来の成型プラスチック材で作ること
ができる非常に高い減光路が提供される。
【0032】この高選択性光学構成の詳細を図7Bに示
し、DMD60の斜視図から見た集光器18とイメージ
ャレンズ40の光学アームを示している。図7Bに示す
ように、軸403とアラインされた集光装置16,1
7,18からの背景光(非変調光)は点703(第7A
図)において仮想フィラメント像705へ収束される。
蜂胸19の反射(減衰)作用により実際の露光モジュー
ルには像705は存在しない。しかしながら、DMDピ
クセル61がそのヒンジ軸RR´812周りを選定方向
に回転すると、ソースフィラメント704の全体像が像
位置703から像位置706へ並進する。
【0033】もちろん、一つのDMDピクセルの回転に
より生じるフィラメント像706は、数百の像に対する
ピクセルエリア比に対応する、フィラメント像の大きな
エリア及び少量の変調エネルギによりきわめて暗い。し
かしながら、イメージャレンズ40が前面開口に衝突す
る光束を収集し、ホトリセプタ面における各ピクセルの
像へ再びフォーカスすると、像は極めて明るくなる。
【0034】従って、DMD60の光エネルギ変調作
用、及び空間光変調器(SLM)の意義が判る。個別の
DMDピクセルの回転作用により像位置703から70
6への少量のエネルギの空間変調が行われる。しかしな
がら、ホトリセプタにおいて、イメージャレンズ40の
固定焦点により、対応するDMDピクセル像の空間移動
はない。観察される性質は一連の固定スポット(すなわ
ちピクセル)のものであり、そのいずれかが単に明るく
なったり暗くなったりするだけである。それは、例え
ば、いかだの難民が手鏡を使用して頭上の飛行機に合図
する状況に似ている。太陽からの平行光線をパイロット
の瞳に偏向する(向ける)ことにより、網膜には非常に
明るい像が受信される。太陽を光源、鏡をDMDピクセ
ル、イメージャレンズ40を瞳孔、網膜をホトリセプタ
とすれば、類似性が確立される。
【0035】図7Bにおいて、DMDピクセル回転軸R
R´812は像の移動線810に直角であることが重要
である。反射の法則により、光線は鏡面の回転軸の2倍
だけ転向される。従って、DMDの反射素子のRR´周
りの回転により必ず光束は線810に沿って移動する。
集光器組立体16、17、18がDMDに対して他の任
意の角度で配置され非変調フィラメント像705が線8
10の中心に来ない場合には、変調フィラメント像70
6も点404においてイメージャレンズ40の中心に来
ない。その結果、利用可能なエネルギの全量がイメージ
ャを通ることはなく、全ホトリセプタ露光効率を達成す
ることができない。また、DMD60に設計された回転
角は集光装置軸403のオフセット角に対応させて、D
MDピクセル61を励起すれば像706がイメージャレ
ンズ40の中心に来るようにすることも黙示されてい
る。前の検討と同じ理由により、電力スループットも低
減される。
【0036】設計により、集光装置光学系17、18は
フィラメント704を拡大して結果として得られる像7
06がイメージャ開口40からあふれるように選定され
る。集光効率は拡大率と共に増大する。フィラメント像
の外縁、特にコーナは、中央領域よりも光学的効率の低
い放射器であり従ってイメージャ開口内にあるというこ
とは重要ではない。最後に、最も効率的な光学系はイメ
ージャの全錐角を利用するものである。ホトリセプタの
最大ピクセル像輝度はフィラメント像がイメージャ開口
40を完全に満す時に生じる。これらの状況は、集光器
17、18、拡大率と組合せたソース16フィラメント
サイズ及び形状(通常方形)、及びイメージャ開口40
サイズを選定することにより保証される。
【0037】前記したことから、イメージャ開口が大き
い程(例えば高速イメージャレンズもしくは低f数)、
システムの光学効率はよくなるようにみえる。実際には
そうではない。コンパクトな露光モジュールシステムに
対する要望に加えて、高速イメージャレンズのコストは
劇的に増大する。既存のシステムは120W電源及びf
4.5イメージャを使用して7インチ/秒(42クーポ
ン/分)の速度で作動するゼログラフィック工程で露光
を行う。後者は非常にコンパクトで、経済的に作れるレ
ンズである。イメージャレンズ40開口の限定要因は、
組合せた時に、2つのフィラメント像705、706の
単なるサイズ及び分離として明白になる光学系の設計上
の配慮により決定される。
【0038】分離を図7Bの811に示す。分離は前記
特許第4,728,185号で検討されている暗視野光
学系の術語では“デッドバンド”と呼ばれている。デッ
ドバンドの物理的意味はそれがフィラメント像705の
非変調光エネルギのどの部分もイメージャ開口に接近し
ないことを保証するという事実から生じる。2つの像の
相対強度はDMDの相対照光エリアを反映する大きさよ
りも数桁異なることを思い出せば、たとえ像705のコ
ーナがイメージャレンズ40開口内にあってもホトリセ
プタのコントラスト比は実質的に減じることは明らかで
ある。故意に“デッドバンド”を設けることにより、シ
ステムのミスアライメントの公差が幾分許容される。さ
らに、多くの動作サイクルにわたって、DMDピクセル
が平坦な所から1もしくは2度まで、永久“角設定”さ
れれば、デッドバンドによりイメージャレンズ40には
エネルギが導入されない。最後に、光学系のミスアライ
メントにより、フィラメント像705が正規のサイズよ
りも大きくぶれたり歪んだりすると、エネルギはイメー
ジャレンズ40には入らない。
【0039】従って、デッドバンド概念により、ホトリ
セプタ像に100:1を越える高性能コントラスト比を
得ながら、システム組立体及び光学公差の許容範囲はか
なり大きなものとなる。
【0040】図5Aは露光ユニット10のベース内の半
円型(もしくは全円型)孔周りに同心状に形成された一
連の鋸歯状ステップ410、411である。蜂胸19を
示す。同心円の形状により光バッフルのモールディング
が容易になる。(“オフ状態”光と呼ばれる)DMD6
0からの不要な光は、図5Bにおいて、鋸歯プロファイ
ルを形成する一連の同心バッフルの一つの第1の面41
0に衝突する。“A”と付されたこの第1の衝突は特定
角であり(図示するものはおよそ13゜)オフ状態光を
鋸歯プロファイルの背面411へ強制的に反射させて衝
突“B”を起させる。この2次面はアンダーカットすな
わち負の勾配を形成し光モジュールの上部屋根内へ強制
的に光を通して衝突“C”を起す特定角である。全ての
衝突面“A”〜“C”を黒化することができるため、不
要光は任意の非制御面に当る前に3つの黒化面に衝突し
て殆んど全ての不要光を吸収する。
【0041】ゼログラフィック再生ユニット 引き続き図8Aにおいて、イメージャレンズ40からの
ピクセルドット402の変調像は、前記したように、ゼ
ログラフィック再生ユニットにおける印字ドラム(以下
印字ドラム又は単にドラム)80の表面81上にフォー
カスされる。この投射は表面81上の線82内にあり、
ドラム80の下を図示する方向に通過する印字用紙80
1上に印字を形成する一列もしくは数列の変調ドットパ
ターンを含んでいる。図8Aには一列のドットしか示さ
れていないが、実際には(詳記するように)このような
2列が一時ドラム上に配置される。
【0042】後記するように、ドラム81にトナーが付
与され変調光がドラムに衝突するスポットに付着する。
次に、このトナーは公知のゼログラフィック工程により
印字用紙801へ転写される。ドラムが回転すると、変
調光はドラム81上に一列ごとにドットを密に配置す
る。図8Bに示すように、この回転により印字工程が行
われる。表面81上にこれ以上変調ドットパターンがな
い状態でドラムが進行するように図示されているが、こ
れは工程を判り易くするためにすぎない。事実、連続印
字工程とするために露光ユニット10の制御の元で連続
行のドットパターンが堆積される。
【0043】図10Aは何らかのプレプリント情報を含
むチケットストック1010を示す。図10Bはゼログ
ラフィックドラム80の下を通過し且つ、前記したよう
に、変調光402によりドラム表面81へ転写された一
連のドットにより情報がプリントされた後のストックク
ーポン1011を示す。前記したように、光線はDMD
60(図8A)により変調され、この装置は一列の可変
形ミラーもしくは数列のこのようなミラーを有して形成
することができる。実施例では、2列のミラーを使用
し、従って、ドラム81上には2列のドットが配置され
ている。実際上、2列の偶奇ビット(ピクセル)は文字
の一列である。奇偶列からのビットはDMD60のミラ
ー列間の物理的距離を表わす一定距離だけ離されてい
る。2列のミラーを使用することによりドットの印字解
像度が高くなり、それは図9A、図9B及び図9Cに示
すようにオフセット列は互いに光学的に重畳するように
できるためである。この重畳はDMD軸に沿って行わ
れ、前記高速走査方向に対応する。しかしながら、2列
以上のミラーを使用してドットパターンを生成すれば、
一列装置では必要ないが多列装置では重要な複雑性が付
加される。
【0044】図9Aに戻って、文字901はアウトライ
ン形状の“A”であり、各々が一連の偶奇ビット(ピク
セル)位置o、p、q、r、s、t、u、v、wを有す
る一連のラスター線に任意に分割されている。従って、
図示するように2本の連続露光線902、903(偶奇
線)により特定ラスター線が生成される。(図8Aに示
すドット線を表わす)これらの露光線はDMD60のミ
ラーの隙間の物理的特性及び露光モジュールの光学拡大
により定まる一定距離だけ離されていることをお判り願
いたい。この距離は2ドット線に正確に対応する。文字
アウトライン901が生成されているドラムは実際上こ
れらのドット配置線に直角に(低速走査方向)移動する
ことを思い出していただきたい。奇偶ビット配置の間隔
はドラム上の各堆積間の遅延時間を変えることにより電
気的に制御することができる。図示する例では、文字ア
ウトライン901は頁上を上方に移動する。
【0045】図9Aに示すように、DMD60は偶奇ピ
クセルに対応する2列910、911に分割される。第
一の時点において、線のビット位置p、r、t、vか
らのデータはDMD60に与えられ、列911のミラー
p、r、t、vにより変調されている。これにより、図
9Aの右側に示すドットがゼログラフィックプリンタの
ドラム上に生成され、p、r、t、vピクセルは奇露光
線902に沿って暗くされている。この時点において、
同じ線の残り、すなわちピクセルq、s、uはDMD6
0の偶数列の遅延レジスタ1へ入れられる。
【0046】図9Bには、n+1線がDMD60にロー
ドされて、ピクセルp、r、t、vが再び励起され、光
線を変調して図9Bの右側で奇数露光線に沿って暗い像
p、r、t、vを形成する次の時点が示されている。こ
の時点において、遅延レジスタ1にロードされた情報は
遅延レジスタ2へ移され、n+1線に関する新しい情報
が遅延レジスタ1へロードされる。ドラム80の回転に
より文字901は1ラスター線だけ上方へ進んだことを
お判り願いたい。
【0047】次の時点において、奇露光線902は再び
DMD60から変調を行いn+2線に関するピクセル
p、r、t、vが再びゼログラフィック印字面上に露光
される。しかしながら、この期間において、線からの
偶ピクセルq、s、vは遅延レジスタ1、2を通り偶ピ
クセルq、s、uを駆動して偶ピクセル露光線903に
沿って光を変調する。これを図9Cの右側に示し、q、
s、uピクセルは暗くされている。図9Cに示すよう
に、ドラムが偶露光線903を回転通過すると、n+1
線上の全数のピクセルがDMD60からの変調光により
変調されている。DMD60上にさらにピクセル線があ
れば、ドラムの全露光にはドラムによる同様な回転及び
ラスタ線と完全に再インターレースする付加露光線を必
要とする。
【0048】像901内の露光ドットの一本のラスタ線
を形成する各DMD線のインターレースはまっすぐであ
り、一体的遅延線、レジスタ1、2により印字コントロ
ーラと独立して完全にDMDチップ上で処理されるが、
さらに利点を実現することができる。プリンタ機構によ
りドラム表面速度が変化し、(ラスタポリゴンスキャナ
の場合に必要である)ラスタ線当りの露光時間を一定に
保持すると、バンディングが生じることがある。バンデ
ィングは工程(低速)動作方向に沿った特定周波数にお
ける印字像の圧縮(暗化)もしくは伸長(グレイ化)で
ある。これらの速度変動が、例えば、軸エンコーダ等の
プリンタ内の適切な機構により感知されるシステムで
は、DMD光変調器を使用して利用することができるド
ット線の可変時間によりプリント外観上の有害な効果は
プリンタコントローラにより除くことができる。ドラム
が一時的にスピードアップすれば、被露光線は早期にオ
フされる。従って、ドラム速度と露光時間の積で定まる
露光距離、すなわちラスタ線幅を一定に保つことができ
る。同様に、ドラムが一時的にスピードダウンすれば、
露光線を幾分長く保持して補償する。この感知修正工程
により、水平ラスタの適切な重畳及び線幅を電子的手段
により保証することができる。これはポリゴンシステム
では不可能であり、精密な移動速度制御に費用をかける
ことが唯一のオプションである。低速バンディングはレ
ーザプリンタの主要なプリント品質不足機構である。さ
らに、摩耗すると悪化する。長寿命を必要とするプリン
タでは、機構が老化した時のバンディング修正は重要な
性能上の利点である。
【0049】図9A、図9B及び図9Cに関して説明し
た同じ線に沿って、ピクセルの水平重畳すなわち見当合
せが光学系及びDMDチップデザインにより固定され不
変とされる。従って、DMDシステムはスポット配合エ
ラー、デフォーカスエラー、及びレーザポリゴンスキャ
ナのもう一つの印字品質劣化機構である高速走査(ラス
タ)方向に沿った露光重畳の非均一性の影響を受けな
い。
【0050】前記したように、遅延量はピクセル線間の
間隔に比例しドラムの動作と協調して所与の時点におい
てピクセルが良好な解像度で出力に実線を形成するよう
にされる。ここでも、図示する多線DMD60は光変調
を行うのに使用できる多くの実施例の一つにすぎないこ
とを指摘したい。いくつかの異なる変調装置を使用し
て、並べたり積み重ねることにより、ゼログラフィック
ドラム上に多線コンカレント像を投射することができ
る。これにより異なる印字明瞭度が得られ、異なる状況
下においてカラーグラフィックを与えるのに使用するこ
とができる。1個もしくはシーケンシャルな装置からの
変調光を使用して各カラーフィールドを非常に精密な見
当合せでイメージしてシングルパスフルカラープリント
を生成することができる。
【0051】印字方法 ゼログラフィック工程を使用した印字方式の一例を図1
1に示し、それは、とりわけ、自動チケット印字を処理
するように設計されている。図示するように、ビン11
04、1105、1106がアコーディオン折畳(タガ
ー)されたチケットストックを保持している。これらの
ビンは図示するように閉成したり開放して容易にアクセ
スできるように設計することができ、コーナだけがスト
ックを正しい位置に支持且つ保持するように設けられて
いる。機械1150の前面には予め印字されたカストマ
チケットを挿入する再検証スロット1102、及び機械
1150に通され印字されているかもしくは印字装置1
101により処理されるチケットを保持するビン110
3がある。他の装置を機械前面に搭載することができ、
代表的にこの装置はクレジットカード情報やダイヤリン
グ情報を受信するように作動する。これによりカストマ
はチケットエージェンシーを呼び出してチケット情報を
得て旅行チケットを処理することができる。印字システ
ムは電話通信を処理することができ、これらの機能に適
したさまざまなランプやスイッチを有することができ
る。
【0052】印字システム1102の側面には扉115
1、1154が取りつけられており(図13)、その各
々が保守もしくはストック等を印字システムに供給する
ために開放することができる。用紙処理、制御及び印字
機構を引出機構により前面から保守できるように搭載し
た場合の印字システム凾体の実施例を図20に示す。扉
がある場合でも扉なし引出方式の場合でも、印字システ
ムの内側はスパインもしくは垂直パーティション116
0により2つのゾーンに分割されている(図11)。こ
のパーティションはいくつかの機能を果す。その一つは
タガーストックのバーストにより生じる塵が印字機構に
付かないようにすることである。これは、図13に示す
ように、印字機構が垂直パーティション1160により
開放扉1151から見て遠い(右)側に支持されるため
である。近い(左)側では、タガーストックは3つのビ
ン1104、1105、1106の任意の一つ、もしく
は磁気及び1もしくは光学読取器1380、1370を
介してスロット1102から、且つシャトル1201を
介してパーティション1160の近い側から遠い側へ指
向される。次に、チケットストックは印字システムの背
面1153から垂直パーティション1160に沿って前
面1150に向って移動し、ゼログラフィックユニット
1602(図13)の下を通り且つソータ1501を通
り、外部ビン1103もしくは内部ビン1561、15
62内に堆積される。スパインの設計により組立体の精
密な基準面が与えられ且つ2つの平行な用紙径路(磁気
側及びプリンタ側)のアライメントが行われ、シャトル
機構(図2)を介して一方の径路から他方の径路へチケ
ットを通す際の精度が保証される。
【0053】図12は個別のチケットストック1010
をパーティション1160の近い側から遠い側へ移動す
るように作動するシャトル1201を示す。従って、図
12に示すように、チケットストック1010はシャト
ル1201に入り、リーダに向ってまっすぐに移動し、
矢符1220で示すように、ホイール1203、120
4により左から右へシャトルする。ホイール1203に
は上向きに停止する平坦面が配置されている。チケット
ストック1010が正しい位置に到来すると、ステップ
モータで駆動されるホイール1203が回転開始する。
ホイールはチケットストックを把持して左から右へ移動
させる。チケットストックはやはり底部に平坦面を有す
るホイール1222の下を通過する。ホイール1222
が回転開始すると、チケットストック1010はパーテ
ィション1160の遠い側に沿ってリーダから離れるよ
うに移動する。従って、パーティション1160の唯一
の開口はシャトルが個別のチケットストック1010を
通すのに充分な大きさの小窓である。所望により、この
窓は一方側から他方側への塵の移動を防止するように設
計することができる。もちろん、これは物理的バリアも
しくは窓を通ってプリンタ側からチケットストック側へ
移動する空気によって行うことができる。
【0054】タガーストック1010、1010B、1
010Cのビン1104、1105、1106からの実
際の移動を図14に示し、ここで各ビンはそれぞれコン
トロールホール1471、1456、1451を介して
バースタ1730へプリンタブルストック材を供給する
ことができる。これらのホイールは前後に移動し、シス
テムの制御機構に指令されてストックがバースタ172
0を通過するようにし、ホイール1455、1454に
制御されて光学リーダ1470を通過するように設計さ
れている。ホイール1455とバースタ1730の相対
位置はバースタ1730がストックを個別チケットへ分
離する時にストックをリーダ1470の下に配置できる
ようにされている。同じタガー材から次のチケットが来
ない場合には、ホイール1471(もしくはホイール1
456、1451)をリザーブしてストックを正しい位
置から移動させて他のビン、例えば、ホイール1456
の制御下にあるタガーストック1010Bからのストッ
クが光学リーダ1470の下の位置へ上方に移動できる
ようにする。
【0055】光学リーダ1470の位置はチケットスト
ックの先縁に予め配置された情報(バーコード等)がバ
ースタ1730がストックをバーストする前であっても
光学リーダ1470により読み取りできるようにされて
いる。これは制御の目的で使用できる。次に分離された
ストックはホイール1481、1482の制御の元で磁
気リーダ1480を通過しホイール1484、1483
の制御下にあるシャトル1201へ移動する。外側スロ
ット1102からのストックはホイール1452の制御
の元でシステムへ入る。このストックは単に制御システ
ムをバックアップし現在ホイール1454により制御さ
れている何らかのタガー材をリザーブすることにより、
引き入れてシャトル1201に向って移動するチケット
の線とマージすることができる。従って、カストマはチ
ケットをスロット1102へ挿入し、チケットは光学リ
ーダ1470もしくは磁気リーダ1480へ移動するこ
とができる。次に、チケットが読み取られ制御ホイール
1454を反転させてスロット1102へ戻すかもしく
はシャトル1201へ通してパーティションの他方側へ
シャトルさせて印字するかもしくは後記する方法で廃棄
される。
【0056】次に図16に戻って、チケットがパーティ
ション1160の開口を通過すると、パーティションの
一方側ではプリンタの前面からパーティションに沿って
背面へ向う、チケットの方向が反転され、チケットはパ
ーティションの遠い側に沿ってプリンタの前面に向って
移動する。前面に向って移動すると(図16において右
から左)、チケットは印字モジュール1602の下を移
動し前記したようにドラム80と接触する。システムの
制御に従って、チケットは印字したりブランクのままと
したりすることができる。チケットストックはドラム8
0の下から移動して来ると、フューザ1603へ通され
そこではローラ1651、1650が公知の方法でトナ
ーをストック上へ融着させて印字材が容易に除去されな
いようにする。
【0057】次に、印字されたチケットはフューザ16
03を出てソータ1501へ通され後記する方法でソー
トされ、チケットは外側ビン1103内に堆積されるか
いくつかの内部ビンの一つに堆積されて廃棄されるか、
もしくは蓄積されて後にオペレータにより取り上げられ
る。ところで、自動チケット機の一つの運転方法はカス
トマがスロット1102へプレプリントされたチケット
を挿入することである(図11)。前記したように、チ
ケットは光学リーダ1470もしくは磁気リーダ148
0を通り、チケット上の情報は電子的に読み取られる。
この読取り、もしくはキーパッドや他の装置を介して中
央コンピュータへ与えられる情報に基いて、ユーザは飛
行計画や他の旅行手配に必要な変要を加えたりもしくは
単に特定の飛行を確認することができる。システムは、
(図示せぬ)中央コンピュータの制御の元で、チケット
に変更を加えないような場合にはユーザにチケットを戻
すことができる。また、チケットはパーティション11
60を介してシャトル1201(図11)へ送り次にプ
リンタ1602へ送って(所望により)チケット上へ付
加情報をプリントすることができる。次に、チケットは
ソータ1501へ通され後記する方法でソートされ、ビ
ン1103を介してユーザへ戻されるかもしくは内部廃
棄ビンへ廃棄される。チケットが内部廃棄ビンへ入れら
れるこの後の動作は、カストマに対して新しいチケット
が印字されるかもしくはカストマが払戻しを申し入れて
チケットが自動チケット機により取り上げられるような
場合に行われる。
【0058】図示しないが、自動チケットシステムはケ
ーブルもしくは無線送信によりコンピュータネットワー
クと接続されている。このシステムは、その設計によ
り、容易に壁に取りつけてユーザは機械前面にしかアク
セスできず従業員は壁の後から機械を開いて保守を行っ
たり、チケットストックを補充したり、廃棄されたチケ
ットや印字されたチケットを取り除くことができる。後
の特徴は遠隔配置され恐らくは航空機や他の旅行サービ
スに属する中央コンピュータが搭乗券や他の印字物を含
む一連のチケットを夜間に発生する旅行代理店にとって
重要である。
【0059】次に、図15に示すソータ1501の動作
説明に戻る。プリンタドラム80からのチケットは位置
1508においてソータ1501へ入る。ダイバータ1
502の状態に従って、チケットはローラ1551を介
してスロット1506へ且つローラ1551を介してビ
ン1562へ移動する。ビン1562は印字する際にチ
ケットをしっかり貯蔵するように構成された内部ビンで
ある。ビンは任意サイズに設計することができ、チケッ
トや搭乗券の夜通しの印字を保持してオペレータが朝方
に取り上げられるようにする。ビンはシステムの残りか
ら分離してロックし許可された人だけがチケットを取り
出すことができるようにする。
【0060】ダイバータ1502が図示する位置にある
時にプリンタドラム80から入ってくるチケットは、ビ
ン1563ではなく、(点線で示す)下方位置へ移動し
たダイバータ1503のビン1561へ通すことができ
る。この移動は手元もしくは外部から制御され、コンピ
ュータもしくは手動起動することができる。点線位置へ
移動すると、チケットはホイール1551の制御の元で
空間1560へ通され、スプリング付勢ラッチ1504
の移動により、廃棄ビン1561へ通され許可された人
が取り上げる。また、プリンタドラム80からのチケッ
トはダイバータ1502を下向きに点線位置へ移動させ
ることにより外部ビン1103へ送ることができる。次
に、チケットはホイール1507の制御の元で上方に回
転移動し且つホイール1552の下を通ってビン110
3に到りスプリング部材1504の制御の元で位置決め
され、この部材は制御の目的でビンが満杯となる時を感
知するように配置することができる。
【0061】従って、内部もしくは外部コンピュータ信
号の制御の元で、輸送チケットもしくはいくつかの他の
アイテムの中のいずれかを内部に配置されたストック材
やユーザが外部スロットから供給する材料で印字するこ
とができる。搭乗券は単にチケットストック上の印字を
変えるかもしくは異なる搭乗券に対して異なるビンを使
用することにより印字することができる。これらはカラ
ーコード化したり任意の構成によりプレプリントするこ
とができ、自動チケット機はオペレータが材料をロード
もしくはアンロードすることなく3個以上のビンの中の
一つを選定するようにプログラムすることができる。こ
れらのチケットには前記したようにユーザがスロット1
102から入れるチケットや搭乗券を綴込むことができ
る。これにより、ショッピングセンターや遠隔無人位置
に配置される機械はカストマが旅行の予約を行い毎分4
0クーポンの割合いでほとんどその場でチケットや搭乗
券を印字できるようにされる。これらの機械は旅行代理
店や空港ターミナルにさえも配置することができる。
【0062】図17にバースタ1720の切断機構を略
示する。ステップモータ1702は1回転当り200ス
テップ回転してカムアーム1703を回転させる。次
に、カムアーム1703はバースタ1720の範囲内で
上下に移動するカッタ1701に接続されている。刃1
701は図17にアップ位置で示されており、(ビュー
アに向う)チケットストック1010はクーポン間の鑚
孔が刃面1701よりも下になるように位置決めされ
る。(図示せぬ)バースタ1720のベースには刃17
01がカムアーム1703の制御の元で下向きに移動す
る時に鑚孔を通してバーストしてクーポンを分離するよ
うな刻み目がつけられている。スプリング1705はク
ーポングリッパ1704を下向きに押圧する。従って、
刃1701が下向きに移動すると、グリッパ1704は
移動を防止する位置にクーポンストック1010を保持
しクーポンストックの鑚孔と刃1701とのアライメン
トを助ける。刃1701はクーポンストック1010を
左から鑚孔開始して刃の降下に要する力を低減する。
【0063】露光ユニット及び再生ユニット嵌合構成 図18に露光ユニット10とベース1800との嵌合様
式を示す。いくつかの再生ユニット構成の中の任意の一
つを使用することができるため、ベース1800は様式
化された形状で示す再生ユニットを表わす。(図示せ
ぬ)ベース1800内のリセプタ位置はユニット10の
ベースからのファネル120と嵌合して、ベース180
0内に配置された印字機構に衝突する前に変調光をシー
ルする。図示するように、ポート1801、1802は
露光ユニット10のそれぞれ突起101、102と嵌合
しサポート1803はタブ103と嵌合して3点嵌合構
成を提供し2部分間の完全なアライメントを維持する。
ユニット1800もしくはユニット10に対して(図示
せぬ)クリップを配置して他方のユニットへスナップし
ユニットを互いに正しい位置に維持することができる。
【0064】例えば、(図示せぬ)クリップはユニット
10の頂面12に永久連合することができる。これらの
クリップはユニット10のいずれかの側でベース13の
下へ下向きに延在することができ、従って、ユニット1
0と1800が嵌合関係にある時は(図示せぬ)クリッ
プが(図示せぬ)タブにロックし、2つのユニットを堅
固な関係に維持すべくベース1800の明細書10のX
RMユニットの準備を整える。もちろん、タブはより永
久的接続を行うためにネジやボルト等の従来の固着装置
と置換することができる。しかしながら、熟練していな
い人が特別な道具を使用することなく定期的に露光ユニ
ットをベース1800から取り外すような場合にはクリ
ップが有用である。
【0065】ここに開示したような印字システムを航空
路のゲートに配置すれば、機械の能力によりチケットや
搭乗券上に予め配置された情報を電子的に読み取ること
ができ、機械は差し出されたチケットを受け取ってチケ
ット上に確認材をプリントし、チケットをユーザに戻す
か、新しいチケットをプリントするか、チケットを取り
上げるか、もしくはそれらを任意に組合せて行うことが
できる。これにより旅行の手配及び管理に新しいディメ
ンジョンが付加され、旅行産業の全体予約、搭乗及び管
理工程がスピードアップされる。
【0066】アライメントする方法及びアライメント装
露光ユニット10、図1、はDMD60を除けば予め組
み立てられる。モジュールは凾体10を3点1801、
1802、1803から定める図18に示すような器具
内に配置される。2つのアライメント基準ピン101、
102はDMD−軸とほぼ一致している。図18に示す
凾体1800は代表例であり、前記したように図8Aの
ドラム80もしくは(図22のCCDカメラ等の)感光
検出器を収納することができる。ドラム80は露光モジ
ュールミラー31の下で距離d(図8A)に載置して、
前記したように、ドラム表面81上のA、B点間を延在
する幅Wの線像82の軌跡を生成する。アライメント
は、サーボモータ2209(図22)を含む調整回路で
以下のように行われる。
【0067】前記したように、感光検出器、例えばビデ
オカメラ2200(図22)もしくはCCDカメラをド
ラム80の替りに配置して露光ユニット内でDMD60
のアライメントを助けることができる。CCDカメラは
露光モジュールのミラー31から同じ距離に配置した
り、所望により異なる距離に配置することができる。D
MDの光学系のアライメントは永久3点載置ピンにより
行われる。ここで3点載置ピンとは、図18における2
つのアライメント基準ピン101、102と他のピン1
03であり、これ等が函体1800の3点1801、1
802、1803に載置され、DMDの光学系が函体に
アライメントされる。実際の挿入工程の検討を開始する
前に、関心のある3つの回転軸と3つの並進軸があるこ
とを理解願いたい。これらは図7Aに示されており、こ
こでXはベース14に直角な上下軸である。Y軸はDM
Dアレイの長軸(縦)に平行である。Z軸は光路402
に沿っている。次の3軸は最初の3軸に対して回転方位
とされている、すなわちX軸周りにプサイ(ψ)、Y軸
周りにファイ(φ)、Z軸周りにシータ(θ)とされて
いる。
【0068】図21は、図示するように、コンピュータ
により駆動されてジョー2111に保持されたDMDを
6軸の周りに順次位置決めする挿入装置2100を示
す。挿入装置2100は3つの主軸に対する保持された
DMDの回転運動の中心が3軸の正確な交差点の周りと
なるように設計されている。この特徴により順次軸位置
決めが可能となる。アライメント工程は装置2100の
ジョー2111へDMD60を予備挿入し、図1に示す
サポート104に対して適切な最終位置へ下げることで
開始される。図22のDMDパターン発生器2204か
らのケーブル2220を介してDMD60との電気的接
触がなされる。このDMDパターン発生器2204を含
む送光回路により、DMDへアライメント用の光が送ら
れる。
【0069】ピクセルの予備中心セットが励起され、こ
れらにより偏向された光は光路402(図7A)に沿っ
て図22に示すように配置された感光検出器(カメラ)
2200へ到する。ビューイングモニタ2210、22
07に予備像が現われオペレータは“ジョイスティッ
ク”2205オーバライドシステムを使用してラフなア
ライメントを行う(図25のボックス2501、250
2)。このアライメントは励起されたピクセルをビュー
イングスクリーンの中心に持って来るのに充分である。
次に、自動アライメント工程が開始され図25に示すア
ルゴリズムに従ってコンピュータ2203の制御の元で
進行する。
【0070】並進の平行座標、X、Y、Z、はDMD面
内にありピクセルアレイ上に中心を有する。Z−軸は
“焦点”軸及びDMDイメージレンズ系の光軸に対応す
る。X軸はチップの垂直並進(ピクセルアレイの方向を
横切する)に対応し、Y軸はピクセルアレイの長ディメ
ンジョンに沿って横方向運動に対応する。回転角θ、
φ、ψは各軸Z、Y、X、周りの回転に対応する。これ
らの回転は、便宜上、航空機の姿勢に関連ずけられ、Z
軸に沿って観察するパイロットに対応する“ロール”、
“ピッチ”及び“ヨウ”と呼ばれる。
【0071】前記したように、アライメントはアレイ中
心の選定ピクセルを励起し、X及びY移動を調整してこ
の像をイメージャレンズの光軸上に位置決めして開始さ
れる、図25のボックス2501、2502。これが達
成されない場合には、手順は中断される。一つのカメラ
の視野内の特定位置に像を位置決めしてこれが達成され
る。一つのカメラが直接所望の像位置の中心に来るま
で、カメラステージはDMD像に沿って横方向に並進す
る。次に、光軸Z周りのDMDを回転させることによ
り、“ロール”が修正される、ボックス2503。ロー
ル角ミスアライメントはカメラのDMD像内の“スキュ
ー”角として現れる、図23。プリントされた出力にお
いて、これはプリントメディアの縁に直角ではない実際
の使用像に対応する。システムは、励起された全ピクセ
ルからなる中心像を再びフォーカスする。フォーカスは
ビデオフレームグラバ2202システムにより捕捉され
るピクセル像サイズに対して計算を行って達成される。
ビデオデータは256の強度レベルまで記憶される。ピ
クセル像の一次元スライスを示す図24の基準に従って
サイズ及びセントロイド計算が行われる。実際上、フレ
ームグラバーは(DMDチップのX及びY方位に対応す
る)振幅の2次元表示を含んでいる。セントロイドを比
較して計算して(光分布の質量中心を有効に)フレーム
グラバメモリマップで表わされる視野内の所望“位置”
と比較するのは簡単なことである。同様に、閾値振幅変
数を選定し、その閾値より上のどれだけ多くのCCD
(電荷結合装置)ビデオイメージャのピクセルがあるか
を計算することにより、スポットのサイズ、もしくは焦
点を計算することができる。Z軸サーボを励起して所望
のスポットサイズが得られる。また、ピーク振幅、隣接
ピクセル間の振幅及び他の基準を使用してフォーカス状
態を決定することができる。
【0072】次に、システムはピクセル振幅が最大とな
るまで、“ピッチ角”Φを調整する、ボックス250
2。この動作によりソースフィラメント像はイメージャ
レンズ開口の中心に来て、像に最大パワーが転送される
状態となる。最終シリーズのボックス2506、250
7は“ヨー角”、すなわちエンドツーエンド焦点調整を
行ったX軸周りのDMDの回転、の調整を繰り返す。ま
た、ヨー角によりフィラメント像はイメージャの中心に
来て最大光学スループット及びコントラスト比を保証す
る。しかしながら、回転のX軸がチップ中心線にあるた
め、動作の固有のX軸成分により終端は急速にデフォー
カスする。従って、ヨーとフォーカスの繰返し調整が行
われる、ボックス2509。この調整によりアレイ上の
ピクセル像強度の均一性、ボックス2520、もしくは
バランスも制御される。全ての基準が満されると、アラ
イメントが完了する。連続試行、ボックス 2508、
後に基準が満されなければプログラムは中断されオペレ
ータが介入して故障機構を評価する。
【0073】6軸マニピュレータはできるだけ多くの自
由度を分離、すなわち直交化するように設計されてい
る。。X軸周りの回転によりDMDの両端がデフォーカ
スするため、ψとZだけが結合されたままとされる。コ
ンピュータシステムは左から右への像測定、及びこれら
2つのパラメータの同時調整を高速で実施するのに重要
である。従って、コンピュータの制御の元で精密且つ高
速な手順でDMDを正しい位置へ移動することにより本
システムは複雑な光学系の最終アライメントを行うこと
ができる。
【0074】DMDが最終アラインされると、粘着性も
しくは他のボンディングによりブラケット104(図
1)に対してDMD60がしっかり位置決めされる。こ
の時、ジョー2111が開いて装置2100は露光モジ
ュール10から引っ込められる。
【0075】トナーモニターシステム トナーモニター制御システムを図19に示し、2つの部
分すなわちホスト部とプリンタ部からなっている。ホス
トはPCを含む任意の(図示せぬ)制御システムとする
ことができる。制御システムはプリンタの内部にあって
も外部にあってもよい。システムは像の再生に必要なト
ナー品質を表わす番号を予め(ホストにより)計算す
る。この番号にはプリンタ内の像が記憶され、プリンタ
内に残るトナー(トナーリザーブ)のより正確な測定を
維持するのに使用される。この例では、トナーリザーブ
はオペレータからのコマンドによりトナーリロードで初
期化され後記するように更新される。
【0076】記憶された像の印字を行わない動作に対し
ていかに残留トナーの品質の維持が実用的であるかを示
すためにラスタグラフィック及びレクタングルが検討さ
れる。これらの印字動作の速度は通信もしくは像発生ア
ルゴリズムにより制限され、ホストによるトナー消費計
算を実施する際の利得が低下することがある。このよう
な場合には、トナー消費計算はプリンタで行うことがで
きる。
【0077】ホスト部 トナーモニターシステムのホスト部はプリンタにより記
憶(もしくはプリント)される全ての像に対して適切な
トナー消費測定値を発生することからなっている。アル
ゴリズムは像発生アルゴリズムの一部もしくは予め発生
された像に作用する手順として実施することができる。
後者は説明の複雑さを減らすためと考へられる。
【0078】図19に示すアルゴリズムはメモリ内のビ
ットマップ像で開始され、各ドットが消費するトナーを
計算し、像内の各ドットのトナー消費を加算する。アル
ゴリズムは(やはり2次元アレイである)ビットマップ
像上に2次元アレイ定数を移動させて作動する。定数ア
レイとビットマップ内の対応位置との積の和がビットマ
ップ像アレイ内の各素子に対して計算される。(通常中
心である)定数アレイ内の基準点は現在積の和が計算さ
れる像アレイ内の位置とされる。各素子に対する積の
“和”を互いに加算して像トナー消費計算を完了する。
【0079】*ドット(r,c)は1もしくは0の値を
有する1ビット変数のアレイであり、rは行番号、cは
列番号、Rは像内の行番号、Cはビットマップ像内の列
番号であり、(1〜R、1〜C)の範囲外サブスクリプ
ト番号を有するアレイ素子は0に初期化され、実際のア
レイサイズは(R+2n)×(C+2n)となる。
【0080】*アレイドット(r,c)はバイト当り8
素子のパックドフォーマットで記憶することができる。
次に、フロー図に現れる“ドット(r,c)=0?”が
機能呼出しを使用して実施される。*nは現在ドットか
らトナー消費にインパクトを与える最遠ドットまでの距
離である。*tc(i,j)はトナー消費にインパクト
を与えるドットの重み付け係数アレイであり、ここでi
及びjは−nから+nの範囲であり、tc(0,0)は
分離ドットにより消費されるトナーであり、これらの定
数は使用する印字技術に対して経験的に決定される。
【0081】プリンタ部 ビットマップ像印字コマンド、 <PRINT−BIT−IMAGE−ESCAPE−S
EQUENCE> <bit−map−image−id> <image−position> に対して、 次の形式のビットマップ像記憶フォーマットが考へられ
る。 bit−map−image−toner−use bit−map−image−width bit−map−imsge−height begin data : : end data。
【0082】この像はホストによる生成の後プリンタ内
で、恐らくダウンロードにより、設置され代表的にbi
t−map−image−toner−useは、前記
したように、像発生後プリンタ内に設置される前にホス
トが発生する。プリンタは印字ビットマップ像コマン
ド、 <PRINT−BIT−MAPPED−IMAGE−E
SCAPE−SEQUENCE> <bit−mapped−image−id> <bit−mapped−image−row−loc
ation> <bit−mapped−image−column−
location> を受信すると、像を発生する他に次の計算を行う。 toner−reserve<−toner−rese
rve−bit−map−image−toner−u
se。 含まれるコマンド、プリンタへのデータ流のプリンタブ
ル文字、もしくは明確なコマンドより文字を印字するこ
とができる。<PRINT−UNPRINTABLE−
CHARACTER−ESCAPE−SEQUENCE
> unprintable−character
【0083】いずれの場合にも、プリンタはフロントと
呼ばれる記憶された文字像ビットマップコレクションか
らの像を使用して文字を印字する。文字セル記憶フォー
マット、 character−toner−use character−cell−width character−cell−height first−data−byte : last−data−byte はトナーリザーブを更新するのに使用する文字トナーを
含んでいる。 toner−reserve<−toner−rese
rve−character−toner−use。 フロントはホストにより生成されプリンタ内に設置すな
わちダウンロードされる。像発生後プリンタへ設置すな
わちダウンロードする前に、ホストはcharacre
r−toner−useを発生する。characte
r−toner−useを発生するアルゴリズムの実施
例の説明のホスト部を参照されたい。
【0084】ラスタグラフィックを収容するために、残
留トナーに直接作用するホストから付加コマンドが送ら
れる。ラスタグラフィックはドット行を印字する一連の
コマンドからなっている。 <RASTER−GRAPHICS−ESCAPE−S
EQUENCE> <#−of−bytes−of−data> first−data−byte・・・・last−d
ata−byte <RASTER−GRAPHICS−ESCAPE−S
EQUENCE> <#−of−bytes−of−data> first−data−byte・・・・last−d
ata−byte : <RASTER−GRAPHICS−ESCAPE−S
EQUENCE> <#−of−byte−of−data> first−data−byte・・・・last−d
ata−byte これらのコマンドには残留トナー品質を更新するコマン
ドが続く。 <TONER−LEVEL−UPDATE−ESCAP
E−SEQUENCE> <#−of−subtract−from−toner
−level> このコマンドを受信すると、プリンタは次の動作を行
う。 toner−reserve−toner−reser
ve−#−to−subtract−from−ton
er−level#−to−subtract−fro
m−toner−levelはラスターグラフィックス
コマンドの先行シーケンスにより発生する像に基いてホ
ストが計算する。
【0085】矩形コマンドを収容するために、同じ方法
が用いられる。プリント矩形コマンド、 <PRINT−RECTANGLE−ESCAPE−S
EQUENCE> <rectangle−width> <rectangle−heigth> <fill−parameter−1><fill−p
arameter2>・・・ <fill parameter n> に続いて、ホストからトナーレベル更新コマンドが送ら
れる。 <TONER−LEVEL−UPDATE−ESCAP
E−SEQUENCE> <#−to−subtract−from−toner
−level> これにより、プリンタ内で次の動作が開始される。 toner−reserve<−toner−rese
rve− #−to−subtract−from−toner−
level
【0086】これらの計算に基づいて、トナーレベルを
常に知ることができる。計算値が実際と異なる場合は問
題が示される。次に、これらの計算を使用してオペレー
タにトナー利用可能を知らせる。トナーの使用量は印字
頁数ではなく使用するグラフィックの種類に依存するた
め、非常に精密な予警告を与えることができる。
【0087】ゼログラフィック印字モジュールの交換可
能素子 チケット印字環境におけるシステム条件に合致させるに
は、ATBシステム用紙径路、シャーシフォーム要因、
及び寿命及びサービス条件とコンパチブルなモジュラー
ゼログラフィックプリントエンジンを設計する必要があ
った。このプリンタシステムは容易にシャーシもしくは
レシーバモジュールへ挿入され、次に航空券及び搭乗券
プリンタ(ATB)中央スパインから取り外すことがで
きる4つのモジュラー要素からなっている。プリンタは
トナーベース、光学露光、ゼログラフィック工程を使用
して結像システム周りに設計されている。いくつかのパ
ラメータが設計工程の要因となる。信頼度及び寿命を考
慮すれば、迅速且つ容易に交換できるいくつかの素子を
有する強化設計を必要とする。この中の3素子はゼログ
ラフィック工程を構成する消耗要素を形成する。プリン
トヘッド、露光モジュールは第4の交換可能要素であ
る。レシーバモジュール、すなわちゼログラフィックプ
リントモジュール(XPM)はプリントエンジンの第5
の交換可能要素を形成する。ジャム間の平均クーポン数
(MCBJ)を最小限とするために、システムは短いま
っすぐなクーポン径路に設計する必要がある。ジャムが
発生すると、フューザユニットの加熱面及びオペレータ
の安全を考慮して速かに容易にクリアしなければならな
い。消耗要素はユーザが保守可能なデスクトップレーザ
プリンタ産業における代表的頁カウントよりも実質的に
大きい交換間の特定クーポンカウントに合致するように
実装しなければならない。XPM自体は代表的デスクト
ップレーザプリンタの5〜10倍の寿命条件を有してい
る。フューザ組立体及びプリントヘッド組立体はユーザ
が交換可能なユニットではない。
【0088】通常ユーザ交換可能な消耗品に付随するペ
ナルティは印字の頁当りコストが高いことである。これ
は一般的なデスクトッププリンタ環境では簡便なために
受け入れられ、その結果生じる高印字品質及びコストは
保守呼出しが少くなるために帳消しにされる。ダウンタ
イムも数時間から数分に短縮される。これらの特徴は全
てATB市場では非常に望ましいものであるが、熱、イ
オン堆積及びインパクトマトリクス印字技術の競争圧力
により消耗品の高コストは望ましくない。消耗品モジュ
ールコストを低減するために、新しい設計標準に合致し
なければならない。特に、消耗品コストの50%以上に
達するトナー現像剤ユニットは4.5%カバレッジファ
クタでおよそ50,000クーポンを印字するのに充分
なトナー容量を持たなければならない。この点におい
て、デスクトップレーザプリンタのトナーを収容する代
表的な交換可能カートリッジは20分の1のおよそ25
00プリントに指定されている(7分の1であればクー
ポンのエリアファクタをAサイズ頁とすることができ
る)。
【0089】同様に、(OPCと略称される)代表的に
有機性の2層設計ホトリセプタの寿命は、材料及び製造
コストが低いために、比較的短い。これは主として(例
えば、用紙、トナー及びクリーナ機構等の)工程の接触
部品の摩耗、OPC基板を構成する比較的柔い有機ポリ
マー材、及び工程の帯電及び露光部の性能劣化効果によ
る。事実、帯電及び較写コロナワイヤにより生じるオゾ
ンはOPC劣化の主因である。タイトでコンパクトなデ
スクのトップレーザ設計では、残留オゾンによりOPC
の寿命が実質的に短縮される。このため、OPCの寿命
は3,000頁程度となることもあり、代表的には2
0,000以下である。ATBプリンタは毎月40,0
00クーポンまでの大量環境で作動するように設計され
ている。明らかに、ユーザは毎日もしくは一日おきに消
耗品を交換したりピーク印字期間中にいつも消耗品の寿
命を越えて運転することはできない。消耗品ユニットの
寿命を延ばし消耗品の頁当りコストを低下する要求(例
えば、多くの印字クーポンに対して使い捨て要素を償却
する)によりATB消耗品コストのゴールに達した。こ
れは代表的な産業上の経験を大きく上廻り、従来消耗ユ
ニットと考へられなかった要素をユーザが交換可能とし
ている。DMD印字ヘッド自体については、その低コス
ト及びXPMユニットとの簡単なアライメントによって
のみ可能である。
【0090】40,000クーポン/月のピークシステ
ムデマンドゴールにより、消耗要素は1月よりも長い交
換頻度に設計されさらに互いの偶数倍の交換サイクルを
有するように設計され、プリンタ停止サイクル数を最小
限としアップ時間を最大限としている。A表に消耗ユニ
ット予期寿命を示し、交換サイクルは“モジュロ”5
0,000クーポンである事実を示してある。従って、
交換頻度はフューザユニットの2個のOPCカートリッ
ジに対して4個の現像剤ユニットとなる。XPM及び
(表記しない)印字ヘッドは2百万クーポン定格とされ
ている。
【0091】 A表 消耗品交換計画 アイテム クーポン /ユニット 1.現像剤ユニット 50,000 2.OPCカートリッジ1602 100,000 3.フューザユニット1603 200,000 フューザユニットを交換できるもう一つの利点はATB
プリンタシステム全体を単にフューザユニットを切り替
えることにより容易に110V動作及び220V動作に
適応できることである。これにより、製造計画及び棚卸
し問題が簡単化される。
【0092】ゼログラフィック工程モジュールの説明 図26は残り全ての消耗ユニットの受容器として機能
し、各ユニットの位置決め、給電及び精密な相対アライ
メントを行うXPMモジュールを示す。XPMはATB
中央載置壁内部の2612側の(図示せぬ)歯付ベルト
及び伝動ギア2616及び精密モータ2608を介して
回転工程モジュール(フューザ、OPC、現像剤及びク
ーポン移送ローラ)へ給電し同期化させる。XPMの内
壁には帯電コロナ(図27)の高圧電源及びOPCドラ
ム80直下でクーポン径路(1201〜1501)の下
に配置された(図示せぬ)転写コロナも収納されてい
る。精密基準ノッチ2604は交差レール2605上の
モールドフィーチャ102及びタブ103を介してDM
Dモジュール10を位置決めする。OPCカートリッジ
1602はXPM側板2612及び嵌合ホイール260
7を介して給電される。フューザシールド2615は図
示せぬフューザ1603加熱ランプ2638を絶縁する
が、フューザ加熱ローラ1650の内側に配置されてい
る(図16)。
【0093】クーポン径路1201〜1501は現像剤
ユニット1601の下、カートリッジ1602内のOP
Cドラム80と接触しながらその下を通り、フューザ加
熱ローラ1650とフューザ加圧ローラ1651間を通
る。フューザ加圧ローラ1651はドロップダウン機構
2634によりクランプされ、クリップ2603の解除
時にドロップダウンする下部トレイ2614内にある
(図示せぬ)スプリング付勢ピン器具によりクランプさ
れ、保守のためのATBシャーシを引き出す時に径路全
体をオペレータへ露呈する(図20)。さらに図16に
おいて、トレイ2614が落下して用紙径路をクリアす
る時にローラ1651及び1653はローラ1650及
び1652から分離される。図26に示すように、トレ
イ2614は側板2612に沿ってXPM2600に蝶
着されている。開口2602がフェーザユニット160
3を受け入れ、案内レール2637を介してXPM用紙
径路に対して位置決めし、位置決めピン2609はフュ
ーザ1603内の孔2632と嵌合する。ラッチスプリ
ング2631により確実な係合がなされる。取外し/挿
入は熱絶縁ハンドル2633により助けられる。ラッチ
2636はフューザクリーナローラ(図示せず)を収容
したメタルブラケット2635を解除する。
【0094】トレイ2614をさげてフェーザ1603
を取り外す。熱シールド2630がさらにユーザを熱ロ
ーラ1650との接触から絶縁する。次に図27に戻っ
て、開口2601はモールドされたレール2701を介
してXPMと嵌合するOPCカートリッジ1602、案
内2606と嵌合する他の器具、駆動コグ2607、及
びXPM側板2613上の位置決めピン2611を受容
するように設計されている。ラッチ2610は現像剤ユ
ニット1601を取り外す前にOPCカートリッジ16
02を取り外すことを防止する。同様に、OPC160
2は落下するまでトレイ2614により保持される。従
って、もろいOPCドラム面80は現像剤ユニット16
01磁気ブラシ2802及びOPC近辺でそれに平行な
他の要素による摩耗に対して保護される。現像剤ユニッ
ト1601をXPM2600から取り外すまでラッチ2
610を作動させることはできない。フリップダウンタ
ブ2705によりOPCを取り外すためのグリップが提
供される。
【0095】OPCカートリッジ1602はさらに取り
外し可能な帯電コロナ2702、クリーナブレード27
07及びクリーナオーガ(図示せず)、廃棄トナー出口
ポート2706、オゾンフィルタ2703、ドラム8
0、露光アクセススロット2704、及び嵌合スライド
面2701を備えている。図28に示すように、現像剤
ユニット1601はATBを包囲体(図20)から引き
出す時にモールド案内レール2803及びハンドル28
04を介して頂部から落下するように設計されている。
最も頻繁に交換される消耗ユニットであるため、頂部ア
クセスとしてオペレータの便宜を計り挿入を容易にす
る。頂部からは容易に可視アライメントを行うことがで
き照明も良好である。磁気ブラシ2802が現像剤を保
持し次にそれには静電帯電トナー粒子が塗布される。ド
クターブレード2805が磁気ブラシを調整する。磁気
ブラシ及び現象剤ユニット1601の他の内部ローラ2
806を回転させる電力はXPM側板2612上の電力
トレーン内のギアを介してOPCと同期して供給され
る。大容量トナー槽2801(図16に切り離して示
す)により50,000クーポン寿命が可能となる。プ
リントフィールドが狭いため、広いAサイズ現像剤ユニ
ットの場合よりもトナー分布の問題は少い。トナー槽2
801内部にワイパーバー2807が設けられておりト
ナー供給を有効に分布して完全に利用することができ
る。
【0096】結 論 本システムを航空券に関して説明してきたが、このよう
な印字構成はあらゆる種類の印字、特に異なる印字スト
ックが必要な場合に使用できることをお判り願いたい。
印字ストックの幅が重要であり、外部から供給される信
号に従って出力を異なる位置へソートする機械の能力は
旅行産業及びある種の印字材を安全なビンに維持したり
使用(再確認)もしくは再発行後に取り上げることが重
要な任意他の目的に利用できる。
【0097】また、図示する印字システムは特定タイプ
のゼログラフィック工程に関して使用されたが、任意タ
イプのゼログラフィック工程もしくは他の印字機構を挿
入することもできる。前記概念はインクジェットプリン
タや熱転写プリンタシステムと一緒に使用することがで
きる。このような環境では、トナーはインクもしくは他
の消耗品と置換される。露光ユニット内で可変形ミラー
を使用した印字装置を多種の再生装置で使用することも
でき、印字システムのためだけに使用する必要はない。
【0098】同業者であれば、特許請求の範囲および精
神から逸脱することなく、さまざまな異なる応用および
目的に開示したシステム及び方法を使用できることと思
う。例えば、ゼログラフィック工程に対して光を変調す
るものとして示したDMDは任意の目的で光や任意他種
のエネルギー信号を変調するのに使用することができ
る。さらに、例えば、ピクセルは多種のエネルギを反射
することができここで検討した製造技術はさまざまな他
種のアライメント問題に使用することができ信号減衰構
成はさまざまな他種の信号及び波形に使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印字装置の露光ユニットの分解斜視図。
【図2】露光ユニットの平面図。
【図3】露光ユニットの底面図。
【図4】第2図の4−4線に沿った露光ユニットの右側
面図。
【図5】第2図の4−4線に沿った露光ユニットの蜂胸
部を示す図。
【図6】露光ユニットに使用する可変形ミラー装置(D
MD)の斜視図。
【図7】露光ユニットの光路を示す略図。
【図8】光路とゼログラフィック印字ドラムの相互作用
を示す面。
【図9】2列DMDの偶奇ピクセルの順次印字の詳細を
示す図。
【図10】クーポン印字ストック及びその上の印字の例
を示す図。
【図11】左側扉を開いた印字装置の斜視図。
【図12】印字装置の一方側から他方側へクーポンを移
動させるシャトル機構の詳細図。
【図13】右側扉を開いた印字装置の斜視図。
【図14】マルチプルストック供給機構の詳細図。
【図15】印字装置の出力制御に使用するソート機構の
詳細図。
【図16】ゼログラフィック印字ドラムモジュール、ト
ナー/現像剤モジュール、函体及びフューザモジュール
の詳細図。
【図17】バースタ機構の詳細図。
【図18】露光及び再生ユニット間の結合を示す図。
【図19】トナー監視装置の動作フロー図。
【図20】プリンタ函体の実施例。
【図21】モジュール内のDMD位置決め装置。
【図22】製造工程における位置決め装置の制御装置及
び制御手順を示す図。
【図23】製造工程における位置決め装置の制御装置及
び制御手順を示す図。
【図24】製造工程における位置決め装置の制御装置及
び制御手順を示す図。
【図25】製造工程における位置決め装置の制御装置及
び制御手順を示す図。
【図26】交換可能なフューザユニットを示す図。
【図27】交換可能なホトリセプタカートリッジを示す
図。
【図28】交換可能な現像剤ユニットを示す図。
【図29】交換可能な露光ユニットを示す図。
【符号の説明】
1 遅延レジスタ 2 遅延レジスタ 10 露光ユニット 11 函体 12 頂部 13 ベース 14 パーティション 15 二重管道 16 照光源(ランプ) 17 レンズ 18 レンズ 19 蜂胸 29 突起 30 ミラー 31 ミラー 40 結像又はイメージャレンズ 41 光バッフル 60 空間光変調装置(DMD) 61 DMDピクセル 80 ゼログラフィック印字ドラム(ドラム) 81 ドラム表面 82 線像 101 タブ 102 タブ 103 タブ 104 マウント 105 内壁 120 ファネル 150 内壁 151 スポーク 160 ランプソケット 180 レンズ終端 302 ソースマウント 401 光線 402 光線 403 集光装置軸 404 点 407 光線 410 鋸歯状ステップ 411 鋸歯状ステップ 701 光線 702 光線 703 像中心 704 ソースフィラメント 705 フィラメント像 706 フィラメント像 710 ランプピン 801 印字用紙 810 移動線 811 分離 812 回転軸 901 文字 902 露光線 903 露光線 910 列 911 列 1010 チケットストック 1101 印字装置 1102 スロット 1103 ビン 1104 ビン 1105 ビン 1106 ビン 1150 前面 1151 扉 1153 背面 1154 扉 1160 パーティション 1201 シャトル 1203 ホイール 1204 ホイール 1220 矢符 1222 ホイール 1301 基準ピン 1302 基準ピン 1370 光学リーダ 1380 光学リーダ 1451 ホイール 1452 ホイール 1454 ホイール 1455 ホイール 1456 ホイール 1470 光学リーダ 1471 ホイール 1480 磁気リーダ 1481 ホイール 1482 ホイール 1483 ホイール 1484 ホイール 1501 ソータ 1502 ダイバータ 1503 ダイバータ 1504 ラッチ 1506 スロット 1507 ホイール 1508 位置 1551 ホイール 1552 ホイール 1560 空間 1561 ビン 1562 ビン 1563 ビン 1601 現像剤ユニット 1602 ゼログラフィック再生ユニット 1603 フューザ 1650 ローラ 1651 ローラ 1652 ローラ 1653 ローラ 1701 カッタ 1702 ステップモータ 1703 カムアーム 1704 クーポングリッパ 1705 スプリング 1720 バースタ 1730 バースタ 1801 ポート 1802 ポート 1803 サポート 2100 挿入装置 2111 ジョー 2200 感光検出器(カメラ) 2202 ビデオフレームグラバ 2203 コンピュータ 2204 パターン発生器 2205 オーバライドシステム 2207 ビューイングモニタ 2210 ビューイングモニタ 2220 ケーブル 2600 XPM 2634 ドロップダウン機構 2635 ブラケット 2636 ラッチ 2637 レール 2638 加熱ランプ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/04 - 15/04 120 G03G 15/00 550 - 554 B41J 2/44 - 2/445

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光ユニット内にある空間変調装置をア
    ライメントする方法において、該方法は、 前記露光ユニット内に含まれる光学素子を予めアライメ
    ントして、前記露光ユニット内を通過して光源から印字
    装置内の印字ドラムの表面を表わす位置まで延在する光
    路を形成し、 前記光路に沿って前記露光ユニット内部に空間光変調装
    置を配置し、 前記光源から前記アライメントされた光学素子を通って
    前記印字ドラムの表面を表わす位置へ光を送り、 前記印字ドラムの表面を表わす位置に於て、前記印字ド
    ラムの表面を感光検出器で置き換え、 前記感光検出器からの出力に従って前記露光ユニットに
    対する前記空間光変調装置の回転及び並進位置を調整す
    る、 ステップからなる、空間光変調装置をアライメントする
    方法。
  2. 【請求項2】 露光ユニット内にある空間光変調装置を
    アライメンントする装置において、該装置は、 前記露光ユニット内を通過して光源から印字装置内の印
    字ドラムの表面を表わす位置まで延在する線上に光学素
    子をアライメントするアライメント装置、 前記アライメントされた光学素子を含む前記線上に空間
    光変調装置を位置決めして挿入する挿入装置、 前記光源から前記アライメントされた光学素子を通って
    前記印字ドラムの表面を表わす位置へ光を送る送光回
    路、 前記印字ドラムの表面を表わす位置に於て、前記印字ド
    ラムの表面と置き換える感光検出器、 前記感光検出器の出力に従って前記露光ユニットに対す
    る前記空間光変調装置の相対位置を精密に調整する調整
    回路、 を具備する、空間光変調装置をアライメントする装置。
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