JP3129727B2 - 管束式熱交換器 - Google Patents

管束式熱交換器

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JP3129727B2
JP3129727B2 JP02215648A JP21564890A JP3129727B2 JP 3129727 B2 JP3129727 B2 JP 3129727B2 JP 02215648 A JP02215648 A JP 02215648A JP 21564890 A JP21564890 A JP 21564890A JP 3129727 B2 JP3129727 B2 JP 3129727B2
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cooling
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ボルジヒ ゲーエムベーハー
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F28D2021/0019Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for
    • F28D2021/0075Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for syngas or cracked gas cooling systems

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特許請求の範囲の請求項1の前文に記載さ
れている特徴を備えた管束式熱交換器に関する。
〔従来の技術〕
この種の管束式熱交換器は、熱を放出する媒体として
使用される高圧蒸気を発生する際、分解炉または化学工
場の反応器から流出する反応ガスを迅速に冷却するため
に使用されるプロセス・ガス利用タイプの排熱ボイラー
として使用されている。高いガスの温度と、ガスと熱を
放出する冷却媒体との間の大きい圧力差とを制御するた
め、ガスの入口側に配置されている管板は、ガスの出口
側に設けられている管板と比べて薄く設計されている
(DE−C−1294981号とAT−B−361953号を参照された
い)。薄い管板は、該管板から間隔をあけて配置されて
いて、アンカーを使用することにより管板と接続されて
いる支持プレートにより補強されている。
他の公知の管束式熱交換器(DE−C−3533219号参
照)においては、薄い管板に溶接された支持用フィンガ
ーを介して支持プレートに支持されている。冷却媒体は
支持プレートと管板との間のスペースを貫流するように
なっている。冷却媒体はリング状のチャンバーを通って
供給され、管と支持プレートとの間のリング状のギャッ
プを通って熱交換器の中に流入する。このように薄い管
板に関して横向きに冷却媒体が導入される。冷却媒体で
ある水をこのようにして導入することにより管板を効果
的に冷却することができるとともに、大きい流速を作り
出して、冷却媒体に含まれている粒子が管板上に堆積す
ることを防止することができる。底部が二重になってい
るので、熱交換器の機能は良好であるが、熱交換器を製
作するのに要する費用は比較的高価につく。
当初に挙げた種類の管束式熱交換器のガス出口側に配
置されている厚い管板に冷却通路を設けることもすでに
公知である(AT−B−361953号参照)。この構成によれ
ば、十分に高い管板の強度を保持した状態で550から650
℃までの高い温度を有するガスを流出させることが可能
である。この公知の管板の場合、冷却通路は互いに比較
的大きく間隔をあけかつ管板のガスと接触する側から比
較的大きく隔置された状態に配置されている。冷却通路
をこのようにして配置することにより生じる管板の冷却
作用は十分満足するにたるものであり、熱交換器のガス
出口側のガス温度を適切に制御することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、熱交換器のガス入口側の壁体の厚さ
を薄くし、かつ冷却媒体の流速を高く設定した場合でも
冷却媒体を均一に分配することができると共に、冷却す
べき管板の製造を容易にすることができ、しかも該管板
内部における応力分配を均一にすることができるよう当
初に挙げた種類の管束式熱交換器の管板の構造を改良す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、特許請求の範囲の請求項
1の特徴項に記載されている構成を備えた当初に挙げた
種類の管束式熱交換器が本発明に従って提供されたので
ある。本発明の有利な実施態様については請求項2より
9までを参照されたい。
〔作用と効果〕
本発明によれば、熱交換器のガス入口側の管板を全体
として十分に厚く設計することができるから、冷却媒体
の高圧に対する耐用性の要請を満足させることができ
る。管は互いに平行に延在する冷却通路をそれぞれ上下
に貫通し、管列に沿ってまっすぐに延在しているので、
互いに隣接する冷却通路間の間隔を狭く設定することが
できるため、冷却媒体を流動させる冷却通路の全体の断
面積を広くすることが可能となる。冷却通路の底部の壁
体の厚みが均一であるので、冷却通路の内側に不純物粒
子が積もることを防止することができる。したがって、
管板を効果的に冷却することができるので、1000℃を上
回った高いガス温度をも適切に制御することができる。
また、冷却媒体の中に含まれている粒子が沈澱しない
ような値に冷却通路を流れる冷却媒体の流速を調節でき
るから、管板が過熱する危険を防止することができる。
そして、管板のガス入口側の板部分をより薄くすること
ができると共に、前記ジャケットに面する側の該管板の
肉の厚い板部分から垂下し、かつ前記冷却通路間に延在
している腹板に支持させることが可能となる。このよう
な支持方式によれば、個々のアンカー(固定部材)を使
用する従来の支持方式よりも、応力を均一に分散させる
ことができるので明らかに有利である。そして、管板の
ガス入口側の板部分を薄く構成することにより熱応力が
少ない状態で冷却を行うことが可能であると共に、各管
をギャップを伴うことなく該管板部分に具合よく溶接す
ることができる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図解した添付図面を参照しな
がら本発明を詳細に説明する。
図示されている熱交換器は、特に部分的に蒸発しつつ
ある高圧下にある沸騰水を用いて分解ガスを冷却するた
めに使用されるものである。熱交換器は、冷却すべきガ
スが貫流するとともに、ジャケット2により取り囲まれ
ている複数の管1より成る管束から構成されている。図
解の簡明化をはかるため、1列に配置された管列のうち
の1つの管1が図示されているにすぎない。各管1は2
枚の管板3と4の間に保持されており、該管板3と4に
ガス入口5とガス出口6が接続されているとともに、管
板3と4はジャケット2に溶接されている。
ガス入口側に配置されている管板3は互いに平行に延
在している冷却通路7を備えている。管板3の軸方向に
見て冷却通路7の管板のガス側までの距離が冷却通路7
のジャケット2の内部までの距離より小さく寸法決めさ
れているよう冷却通路7が管板3内に形成されている。
従って、ガス入口側に面している管板の板部分8の肉厚
は薄くなっているのに対してジャケット2側に面してい
る管板の板部分9の肉厚は厚くなっている。
第1図から第6図までに図解されている実施例によれ
ば、冷却通路7の両側は開放されていて、リング状に管
板3を取り囲んでいるチャンバー10に開口している。高
圧下にある冷却媒体を供給する1つまたは複数の供給継
手11がチャンバー10の入口側に設けられている。
冷却通路7は管板3の表面に平行な該管板3に貫設さ
れた円筒状の穴として形成されている。冷却通路7に連
続している横断面がほぼ円形を呈している部分は切削加
工によりトンネル状のプロフィールに拡径されている。
このトンネル状の横断面の形状は図面に示されており、
アーチ状の天井と管板3の上側に平行して延在している
フラットな底部12を特徴としている。均一な壁厚を有す
る薄い底部は上述のやり方に従って簡単に形成すること
ができる。トンネル状の冷却通路7の側壁13も同様にフ
ラットであって、底部12に関して垂直に延在している。
前記側壁13は前記した管板の肉厚の厚い板部分9から垂
下し、かつ肉厚を薄くした腹板14を構成しており、管板
の肉厚の薄い板部分8は冷却通路7間に延在している該
腹板14に支持されている。
管板3は厚い方の底部9内に貫通孔15を備えており、
該貫通孔15はジャケット2の内部に向かって開口してい
るとともに、長さ方向の延在に関して直角に冷却通路7
に開口している。管束の管1は遊びを有するリング状の
ギャップを形成しながら貫通孔15に貫設されている。1
列をなして配置されている管1は冷却通路7に貫通され
ているとともに、完全に溶接されている溶接シーム16を
介して遊びのない状態で管板3の薄い方の底部8に溶接
されている。このようにして形成された冷却通路7の幅
は管1の直径の1倍から2倍までの値にほぼ相当してい
る。
供給継手11を通ってチャンバー10の入口側に供給され
た冷却媒体は冷却通路7に到達し、管1と貫通孔15との
間のリング状のギャップを通ってジャケット2により取
り囲まれている熱交換器の内部に流入する。冷却媒体の
一部はジャケット2内で管1の外側に沿って上昇し、高
圧の蒸気となってジャケット2に溶接された出口継手17
から流出する。
リング状のギャップを通らないで熱交換器の内部スペ
ースに流入する冷却媒体は冷却通路7の反対側で冷却通
路7から流出し、チャンバー10の出口側に到達するよう
になっている。この出口側は2枚の隔壁22により入口側
から分離されている。隔壁22は冷却通路7の長さ方向の
軸に関して直角にチャンバー10内に配置されていて、チ
ャンバー10の横断面全体にわたって延在している。この
ように構成されているので、冷却通路7の一方の端部は
チャンバー10の入口側と接続されるとともに、冷却通路
7の他方の端部はチャンバー10の出口側と接続されるこ
とになる。熱交換器の内部スペースに開口しているベン
ド23がチャンバー10の出口側に接続されている。したが
って、残りの冷却媒体はベンド23を通って熱交換器内に
流入し、高圧蒸気に変換される。冷却媒体はこのように
分配して導入されるようになっているので、冷却通路7
の出口側でも十分に大きい冷却媒体の速度を確保するこ
とができるから、冷却媒体の中に含まれている固体粒子
が冷却通路7の底部12に堆積するおそれはない。冷却媒
体の中に含まれている固体粒子は冷却通路7を通って排
出される。
すべての冷却通路7を通って均一に冷却媒体が貫流す
るようにするため、短い方の冷却通路7の流動抵抗は中
心側の長い方の冷却通路7の流動抵抗と等しくなるよう
構成されている。このように構成されているので、冷却
通路7の横断面積は外側にいけばいくほど小さくなるか
又は外側に設けられている冷却通路7には絞り個所が設
けられている。
熱交換器の周囲の半分にわたって延在している冷却媒
体の入口チャンバー18が第7図と第8図に示されてい
る。入口チャンバー18の壁体はジャケット2の内壁と接
続されているとともに、縁領域では管板3と接続されて
いる。この実施例によれば、冷却通路7の両端はカバー
20により閉鎖されている。冷却通路7の両端に穴19と24
が設けられていて、該穴19と24は管板3の厚い方の底部
19を通って軸方向に貫設されている。穴19は入口チャン
バー18から延在していて、冷却通路7を通って冷却媒体
を供給する働きをしている。他方の穴24は熱交換器の内
部スペースに開口しており、管1と貫通孔15との間のリ
ング状のスペースを通って流出しない残余の量の冷却媒
体を排出させる。
第9図に示されているように、冷却通路7は互いに平
行に延在したへこみとして管板3内に切込加工により形
成されている。アーチ状の天井またはフラットな天井が
冷却通路7に形成されている。前記のへこみは、冷却通
路7の間に延在している腹板14に溶接された短冊状の板
片21によりカバーされている。管1は短冊状の板片21に
溶接されている。第1図から第6図までに示されている
実施例と異なり、第9図に示されている実施例の場合、
溶接シームの数が多くなり、応力が増大して機械的な強
度が低下するおそれがあるが、製作が比較的簡単であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に従って構成された熱交換器
を長さ方向に切断した断面図、第2図はガス入口側に設
けられた管板を上から目視した平面図、第3図は第2図
のIII−III線に沿って切断した断面図、第4図は第2図
のIV−IV線に沿って切断した断面図、第5図は第3図の
Z区画の詳細断面図、第6図は第5図に示されている区
画を上から目視した平面図、第7図は本発明の他の実施
例に従って構成されたガス入口側に設けられた管板を上
から目視した平面図、第8図は第7図のVIII−VIII線に
沿って切断した断面図、第9図は他の実施例に従って構
成された第3図に示されている熱交換器のZ区画の詳細
断面図。 1……管、2……ジャケット、 3、4……管板、4……冷却通路、 5……ガス入口、6……ガス出口、 7……冷却通路、8……薄い方の底部、 9……厚い方の底部、10……チャンバー、 11……供給継手、12……フラットな底部、 13……冷却通路の側壁、14……腹板、 15……拡径部、16……溶接シーム、 17……出口継手、18……入口チャンバー、 19、24……穴、20……カバー、 21……短冊状の板片、22……隔壁、 23……ベンド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−69091(JP,A) 特開 昭62−41593(JP,A) 特公 昭58−41440(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28F 9/02 F28D 1/00 - 13/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管束を形成する管(1)を貫流する高温の
    ガスと該管(1)を取り囲んでいる液状又は蒸気の状態
    冷却媒体との間で熱交換を行うために該管(1)の両端
    が2枚の管板(3、4)に保持されていて、該管板
    (3、4)が管束を取り囲んでいるジャケット(2)と
    接続されている一方、該管板(3、4)のうち、ガス入
    口側に配置された一方の管板(3)が該ジャケット
    (2)から離れた側の板部分(8)内に該ジャケット
    (2)の内部スペースと連通する冷却媒体の貫流断面を
    備えていると共に、該ジャケット(2)に面する側の板
    部分(9)内に該ジャケット(2)の内部スペースに向
    かって開口し、各管(1)を同心的に取り囲み、かつ前
    記貫流断面と連通する複数の貫通孔(15)を備えてお
    り、前記貫流断面が均一な厚みを有する底部(12)を備
    えている管束式熱交換器において、前記ガス入口側の管
    板(3)の内部に設けた前記貫流断面が互いに平行に延
    在する複数の冷却通路(7)からなっており、各冷却通
    路(7)にはそれぞれ管列を形成するよう配置された管
    (1)が貫設されると共に、各冷却通路(7)が前記貫
    通孔(15)を経て前記ジャケット(2)の内部スペース
    及び出口側と連通していることを特徴とする管束式熱交
    換器。
  2. 【請求項2】管束を形成する管(1)を貫流する高温の
    ガスと該管(1)を取り囲んでいる液状又は蒸気の状態
    の冷却媒体との間で熱交換を行うために該管(1)の両
    端が2枚の管板(3、4)に保持されていて、該管板
    (3、4)が管束を取り囲んでいるジャケット(2)と
    接続されている一方、該管板(3、4)のうち、ガス入
    口側に配置された一方の管板(3)が該ジャケット
    (2)から離れた側の板部分(8)内に該ジャケット
    (2)の内部スペースと連通する冷却媒体の貫流断面を
    備えていると共に、該ジャケット(2)に面する側の板
    部分(9)内に該ジャケット(2)の内部スペースに向
    かって開口し、各管(1)を同心的に取り囲み、かつ前
    記貫流断面と連通する複数の貫通孔(15)を備えてお
    り、前記貫流断面が均一な厚みを有する底部(12)を備
    えている管束式熱交換器において、前記ガス入口側の管
    板(3)の内部に設けた前記貫流断面が互いに平行に延
    在する複数の冷却通路(7)からなっており、各冷却通
    路(7)にはそれぞれ管列を形成するよう配置された管
    (1)が貫設されていると共に、各冷却通路(7)が前
    記貫通孔(15)を経て前記ジャケット(2)の内部スペ
    ース及び出口側と連通していること、及び、冷却通路
    (7)が、それぞれアーチ状の天井と、フラットな底部
    (12)と、該底部に関して垂直に延在し、かつフラット
    な側壁(13)とを有するトンネル状の輪部を備えている
    と共に、各冷却通路(7)の幅を各貫通孔(15)の直径
    より大ならしめ、これにより各冷却通路(7)の冷却媒
    体の貫流断面を大ならしめた構成としたことを特徴とす
    る管束式熱交換器。
  3. 【請求項3】ガス入口側の管板(3)がリング状のチャ
    ンバー(10)により取り囲まれていて、両端部が開放さ
    れた各冷却通路(7)が該チャンバー(10)と連通して
    いることを特徴とする請求項1または2記載の管束式熱
    交換器。
  4. 【請求項4】管束を形成する管(1)を貫流する高温の
    ガスと該管(1)を取り囲んでいる液状又は蒸気の状態
    の冷却媒体との間で熱交換を行うために該管(1)の両
    端が2枚の管板(3、4)に保持されていて、該管板
    (3、4)が管束を取り囲んでいるジャケット(2)と
    接続されている一方、該管板(3、4)のうち、ガス入
    口側に配置された一方の管板(3)が該ジャケット
    (2)から離れた側の板部分(8)内に該ジャケット
    (2)の内部スペースと連通する冷却媒体の貫流断面を
    備えていると共に、該ジャケット(2)に面する側の板
    部分(9)内に該ジャケット(2)の内部スペースに向
    かって開口し、各管(1)を同心的に取り囲み、かつ前
    記貫流断面と連通する複数の貫通孔(15)を備えてお
    り、前記貫流断面が均一な厚みを有する底部(12)を備
    えている管束式熱交換器において、前記ガス入口側の管
    板(3)の内部に設けた前記貫流断面が互いに平行に延
    在する複数の冷却通路(7)からなっており、各冷却通
    路(7)にはそれぞれ管列を形成するよう配置された管
    (1)が貫設されていると共に、各冷却通路(7)が前
    記貫通孔(15)を経て前記ジャケット(2)の内部スペ
    ース及び出口側と連通していることと、前記冷却媒体を
    流入させる入口チャンバー(18)が熱交換器の周囲の半
    分に亘って延在していることと、該入口チャンバー(1
    8)がジャケット(2)の内側と接続されていると共
    に、前記ガス入口側の管板(3)の縁領域と接続されて
    いることと、各冷却通路(7)がその両端部において閉
    鎖されていると共に、半径方向の穴(19)を経て前記入
    口チャンバー(18)と連通していることとを特徴とする
    管束式熱交換器。
  5. 【請求項5】リング状のチャンバー(10)が2枚の隔壁
    (22)により冷却通路(7)の長さ方向の軸に関して直
    角に入口側と出口側に分割されていることと、ベンド
    (23)がリング状のチャンバー(10)の出口側と熱交換
    器のジャケット(2)に接続されていることを特徴とす
    る請求項1より3までのいずれか1項記載の管束式熱交
    換器。
  6. 【請求項6】冷却通路(7)と熱交換器の内部スペース
    との間に延設されてている穴(24)が、穴(19)に関し
    て反対側にある冷却通路(7)の端部においてガス入口
    側の管板(3)を通って軸方向に延在していることを特
    徴とする請求項4記載の管束式熱交換器。
  7. 【請求項7】外側に設けられている冷却通路(7)の流
    動抵抗が内側に設けられている冷却通路(7)の流動抵
    抗より大きく設定されていることを特徴とする請求項1
    より6までのいずれか1項記載の管束式熱交換器。
  8. 【請求項8】冷却通路(7)が、1枚の金属プレートを
    加工することにより形成されていることを特徴とする請
    求項1より7までのいずれか1項記載の管束式熱交換
    器。
  9. 【請求項9】冷却通路(7)が、互いに平行に延在した
    へこみとしてガス入口側の管板(3)を加工することに
    より形成されていて、各冷却通路(7)がフラットな金
    属帯板片(21)によりカバーされていることを特徴とす
    る請求項1より7までのいずれか1項記載の管束式熱交
    換器。
JP02215648A 1989-09-09 1990-08-14 管束式熱交換器 Expired - Lifetime JP3129727B2 (ja)

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DE3930205.9 1989-09-09

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