JP3129238B2 - コネクタプラグのケーブル接続構造 - Google Patents

コネクタプラグのケーブル接続構造

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JP3129238B2
JP3129238B2 JP09150026A JP15002697A JP3129238B2 JP 3129238 B2 JP3129238 B2 JP 3129238B2 JP 09150026 A JP09150026 A JP 09150026A JP 15002697 A JP15002697 A JP 15002697A JP 3129238 B2 JP3129238 B2 JP 3129238B2
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connector plug
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plug
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connector
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剛 今野
章仁 助川
祐治 辻井
大輔 北澤
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数本のケーブルを
接続されるコネクタプラグに関し、特に、コネクタプラ
グのケーブル接続構造及び接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えばカーナビゲーショ
ン・システムにおける車両搭載機器においては、コネク
タプラグを用いてリモートコントローラを車両搭載機器
に接続し、別のコネクタ・ケーブルによってモニタと車
両搭載機器との間を接続するのが、普通である。
【0003】ところで、このような車両搭載機器と、リ
モートコントローラ、モニタとの間の接続構造による
と、車両搭載機器に対する接続ケーブルが煩雑になるの
で、リモートコントローラ及びモニタをひとつのコネク
タプラグで車両搭載機器に接続したい要望がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車両搭載機器に用いられる従来の多ピンコネクタの
コネクタプラグは、一本の多芯シールドケーブル用に設
計されるのが普通であるから、複数本のケーブルを接続
するのには、非常に無理がともない、前述したような要
望を満足させることができなかった。
【0005】本発明の目的は、以上に述べたような従来
のコネクタプラグの問題に鑑み、コネクタプラグに対し
て複数本のケーブルを効果的に結束かつ接続できるケー
ブル接続構造及び接続方法を得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、複数のコンタクタをもつプラグモールド
の周囲を”コ”字状に曲げ加工する一対のシールドケー
スで覆い、同シールドケースの少なくとも一方に設ける
アース片に複数本のケーブルの一端を支持させるコネク
タプラグにおいて、コネクタプラグ(1)の内部に導入
される複数本の前記ケーブル(5、6)の端部を熱収縮
チューブ(8)で一体的に結束すると共に、これらのケ
ーブルのシールド被覆(5b)を前記熱収縮チューブ
(8)の外面に折り返した状態で周囲を銅テープ(9)
で巻いた端部を、シールドケース(4U、4L)の前記
アース片(4a)位置して同アース片(4a)の外囲
に嵌めたクランパリング(10)でシールドケースに固
定したことを特徴とするコネクタプラグのケーブル接続
構造を提案するものである。
【0007】
【0008】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例の詳細を
説明する。図1及び図2は本発明によるコネクタプラグ
1を示し、カーナビゲーション・システムにおける車両
搭載機器のプリント配線基板に搭載して用いられるコネ
クタソケット20のプラグ挿入口21には、本発明を施
されたコネクタプラグ1のプラグ部1aが挿入される。
【0009】即ち、略4角形の箱状に絶縁樹脂でモール
ドされるコネクタハウジング22は、プラグ挿入口21
の内部に複数のコネクタピン23の内端部を露呈した状
態におかれると共に、これらのコネクタピン23の外端
部はコネクタハウジング22の底面から外部へ突出さ
れ、プリント配線基板の導体箔にハンダ付けされる。
【0010】また、コネクタプラグ1のプラグ部1a
は、前述した対応コネクタピン23に接触される複数の
コンタクタを支持する絶縁樹脂製プラグモールド3、こ
のプラグモールド3を包囲する一対のシールドケース4
U,4Lとから構成される。これらのシールドケース4
U,4Lの基部は、リモートコントローラ(図示せず)
に接続されるシールドケーブル5及びモニタ(図示せ
ず)に接続される単芯ケーブル6の一端が導入される樹
脂製のプラグカバー7に固定される。即ち、これらのシ
ールドケーブル5及び単芯ケーブル6の各芯線5a,6
aは、前述したプラグモールド3の対応コンタクタにそ
れぞれハンダ接続されることになる。
【0011】図示するシールドケース4U,4Lは、導
電性のある金属板から”コ”字状に曲げ加工されて、前
記プラグモールド3の周囲を包囲した状態でプラグカバ
ー2に一端を内挿されるけれども、一方のシールドケー
ス4Lにはコネクタプラグ1に結合される接続ケーブル
のシールド被覆に電気的に結合されるアース片4aが成
形される。
【0012】図2に示すように、本発明によれば、プラ
グカバー7に導入されたシールドケーブル5及び単芯ケ
ーブル6の端部はこれらを取り囲む熱収縮チューブ8で
一体的に結束され、シールドケーブル5のシールド被覆
5bを同熱収縮チューブ8の外面上に折り返した後、外
囲に導電性のある銅テープ9で巻かれ、”U”字状に成
形する前記アース片4aにハンダまたはクランパリング
10を用いて固定される。つまり、図示例の場合、アー
ス片4aに対する固定に際して、前記アース片4aを包
囲できるアルミニウム製のクランパリング10がシール
ドケーブル5及び単芯ケーブル6全体に通され、前記銅
テープ9を巻かれた前記端部をアース片4aに位置した
状態で、クランパリング10がアース片4aに被され、
圧着具を用いて同クランパリング10が図6示のように
圧縮変形される。
【0013】クランパリング10がアース片4aの周囲
に圧着された状態では、銅テープ9の周囲にアース片4
aが緊密に圧縮変形されるから、シールドケーブル5の
シールド被覆5b、銅テープ9、アース片4aの電気的
導通状態が確保されると同時に、クランパリング10及
びアース片4aの圧縮変形により強固にシールドケーブ
ル5及び単芯ケーブル6の端部がシールドケース4Lに
固定される。このため、複数本のシールドケーブル5及
び単芯ケーブル6であっても、効果的にこれらの端部を
接続処理できる。
【0014】図3から図6は本発明によるケーブル接続
方法を示し、コネクタプラグに対するシールドケーブル
5及び単芯ケーブル6の接続に当たっては、図3に示す
ように、シールドケーブル5及び単芯ケーブル6の端部
全体に熱収縮チューブ8が嵌められ、同熱収縮チューブ
8を加熱することにより、シールドケーブル5及び単芯
ケーブル6が一体的に結束される。次に、シールドケー
ブル5のシールド被覆5bが熱収縮チューブ8の外面上
に折り返された後、図4に示すように、折り返されたシ
ールド被覆5bを包囲するように前記端部周囲に導電性
のある銅テープ9が巻かれる。この工程で、不安定な状
態にあるシールド被覆5bが固定されると同時に、同シ
ールド被覆5bが銅テープ9に導通状態におかれる。
【0015】次に、図5に示すように、両シールドケー
ブル5及び単芯ケーブル6の端部に口径の大きなクラン
パリング10が嵌められ、銅テープ9を巻かれた同端部
が”U”字状のアース片4aに位置して同クランパリン
グ10が同アース片4aの周囲に移動される。この後、
圧着具を用いてクランパリング10が図6に示す形状に
圧縮変形され、シールドケーブル5及び単芯ケーブル6
の端部の固定と、シールドケース4Lに対するシールド
被覆5bのアース処理が図られ、両シールドケース4
U,4Lの基部がプラグカバー7に固定されて、コネク
タプラグに対するシールドケーブル5及び単芯ケーブル
6の接続処理が完了される。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数本のケーブルを効果的に処理して、シー
ルド状態を確実に保った接続構造及び接続方法を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタプラグとコネクタソケットの
関係を示す分解斜視図である。
【図2】同コネクタブラグの要部拡大分解斜視図であ
る。
【図3】同コネクタプラグのケーブル結束工程の斜視図
である。
【図4】同コネクタプラグのシールド被覆処理工程の斜
視図である。
【図5】シールドケースに対する同コネクタプラグの取
付工程の斜視図である。
【図6】シールドケースに対する同コネクタプラグのカ
シメ工程の斜視図である。
【符号の説明】
1 コネクタプラグ 3 プラグモールド 4U,4L シールドケース 5 シールドケーブル 5b シールド被覆 6 単芯ケーブル 7 プラグカバー 8 熱収縮チューブ 9 銅テープ 10 クランパリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−11355(JP,U) 実開 昭63−123069(JP,U) 実開 昭62−173181(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/56 - 13/72

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンタクタをもつプラグモールド
    の周囲を”コ”字状に曲げ加工する一対のシールドケー
    スで覆い、同シールドケースの少なくとも一方に設ける
    アース片に複数本のケーブルの一端を支持させるコネク
    タプラグにおいて、 コネクタプラグの内部に導入される複数本の前記ケーブ
    ルの端部を熱収縮チューブで一体的に結束すると共に、
    これらのケーブルのシールド被覆を前記熱収縮チューブ
    の外面に折り返した状態で周囲を銅テープで巻いた端部
    を、シールドケースの前記アース片に位置して同アース
    片の外囲に嵌めたクランパリングでシールドケースに固
    定したことを特徴とするコネクタプラグのケーブル接続
    構造。
JP09150026A 1997-05-23 1997-05-23 コネクタプラグのケーブル接続構造 Expired - Lifetime JP3129238B2 (ja)

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JPH10321304A JPH10321304A (ja) 1998-12-04
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