JP3129214U - 採光ブラインド - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な量の入射光を室内に取り入れることができる採光機能と、室内が室外から見えない、あるいは室外から室内が見えないという目隠し機能の両立が可能な採光ブラインドを提供する。
【解決手段】円筒状の各採光筒3が屈曲し、屈曲寸法5が筒径以上であることから、光7が採光筒3の一方の端部から他方の端部へ向かう際に、採光筒3の内壁9内、及び隣接する外壁11間を直進できないので、目隠し機能を有する。そして、直進できない光7は、採光筒3の内壁9、及び外壁11の反射材13にぶつかって、屈曲し、あるいは乱反射しながら、採光筒3の一方の端部から他方の端部へ通るので、十分な量の入射光を室内に取り入れることができ、採光機能を有する。接して設けられた多数の採光筒3の外周は、矩形枠15に取り付けられているので、通常は矩形を有する窓に、用いやすい。
【選択図】図1

Description

この考案は、建物の窓などの開口部に取り付けられて、目隠し機能だけではなく採光機能も有するブラインドの構造に関する。
従来のブラインドは、細長い羽根状の板であるルーバーが、遮光板として用いられ、通常は横に長く配置され、多数が一定の間隔で縦に並べられて構成される。そして、建物の開口部である窓にかけ、ルーバーの傾斜角度を変えて室内の日よけや目隠しとして利用される。既設窓に簡単に取付けられることから、広く利用されている。
なお、特許文献1には、円筒体を利用したブラインドが記載される。すなわち、ルーバーの傾斜を行う機構を簡単にするために、各ルーバーを透明な長い円筒体に挿入して配置するものである。
実開昭63−91698
しかしながら、以上の技術によれば、ルーバーにより入射光を遮ることで目隠し機能は得られるものの、同時に入射光量も減ってしまうため、採光機能は失ってしまう。すなわち、目隠し機能と採光機能の両立が困難であった。
そこで、この発明は、十分な量の入射光を室内に取り入れることができる採光機能と、室内が室外から見えない、あるいは室外から室内が見えないという目隠し機能の両立が可能な採光ブラインドを提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、第一考案は、建物の開口部の開口面に対して直角に配置される採光筒を、多数、互いに平行に接して設け、各採光筒は、光が採光筒の一方の端部から他方の端部へ向かって、これらの採光筒が形成する壁間部分を直進できない程度に屈曲し、これらの壁間部分には、光を反射する反射材が設けられていることを特徴とする採光ブラインドである。
第二考案は、更に、前記採光筒は、円筒で、全体が一つの平面内でくの字状に屈曲し、屈曲寸法が、筒径以上であり、前記反射材は、鏡面を形成し、あるいは金色、銀色、又は白色の着色がされており、前記接して設けられた多数の採光筒の外周は矩形枠に取り付けられていることを特徴とする採光ブラインドである。
第三考案は、更に、前記矩形枠の外側には、任意の複数個を組み合わせ可能とすると共に既製のアルミサッシの内側のレールに取り付け可能とするための凹状の溝を設けたことを特徴とする採光ブラインドである。
第一、第二、又は第三考案によれば、各採光筒が屈曲することから、光が採光筒の一方の端部から他方の端部へ向かう際に、壁間部分を直進できないので、目隠し機能を有する。そして、直進できない光は、壁間部分の反射材にぶつかって、屈曲し、あるいは乱反射しながら、採光筒の一方の端部から他方の端部へ通るので、十分な量の入射光を室内に取り入れることができる。よって、目隠し機能と採光機能の両立が可能になる。
第二、又は第三考案によれば、更に、採光筒は、円筒であることから、採光ブラインド全体の強度を得やすい。また、採光筒の全体が一つの平面内でくの字状に屈曲する簡易な構造により、採光ブラインドの製造コストを抑えられる。また、屈曲寸法が、筒径以上であることから、十分な目隠し機能を有する。更に、接して設けられた多数の採光筒の外周は、矩形枠に取り付けられているので、通常は矩形を有する窓に、用いやすい。
第三考案によれば、更に、矩形枠の外側に、凹状の溝を設けることで、任意の複数個の採光ブラインドを組み合わせ可能である。また、既製のアルミサッシの内側のレールに取り付け可能である。
この考案の実施形態に係る採光ブラインドを、図1〜図6に示す。
この採光ブラインド1は、建物の開口部である窓に設けられるもので、窓の矩形にあわせて、全体は矩形を有する。高さがH、幅がBである。また、室内外方向に、所定の厚さAを有する。
この厚さ方向、すなわち窓の開口面に対して直角方向に、採光筒3が配置される。この採光筒3は、円筒で、採光ブラインド1の厚さと同じ寸法の短い長さを有する。採光筒3は多数が、略等間隔に、互いに平行に接して設けられ束ねられる。
各採光筒3は、全体が一つの平面内でくの字状に屈曲し、屈曲寸法5が、正面から見た筒径6以上である。これにより、光7は採光筒3の一方の端部側である室内側から、他方の端部側である室外側へ向かう際に、これらの採光筒3の壁間部分、すなわち採光筒3の内壁9内、及び隣接する外壁11間を、全く直進できない。
円筒の採光筒3は内部の空間だけではなく、隣接する他の採光筒3との間にも隙間を有する。このため、採光筒3の内壁及び外壁11には、光7を反射する反射材13が設けられている。この反射材13は、アルミ箔からなり、銀色の準鏡面を形成する。
接して設けられた多数の採光筒3の外周は矩形をなし、矩形枠15に取り付けられている。この矩形枠15の外側には、凹状の溝17を設けている。この溝17に嵌合する細長い板材で、幅寸法が溝深さの二倍に形成された接続板材を介して、任意の複数個の採光ブラインド1が組み合わせ可能となる。溝17は、矩形枠15の外側の上下面だけでなく、左右面にも設ければ、上下方向だけでなく左右方向にも組み合わせ可能となる。
また、この凹状の溝17を、既製のアルミサッシの内側のレールに嵌合できる形状にすれば、採光ブラインド1を既製のアルミサッシの内側取り付け可能となる。
この採光ブラインド1を構成する採光筒及び矩形枠15は、プラスチック製である。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、各採光筒3が屈曲することから、光7が採光筒3の一方の端部から他方の端部へ向かう際に、採光筒3の内壁9内、及び隣接する外壁11間を直進できないので、採光ブラインド1の片側(例えば室外側)から反対側(例えば室内側)を直接視認することが出来ない。反射材13が、十分な鏡面として働いても、実像と異なる虚像としてしか視認できない。よって目隠し機能を有する。
そして、直進できない光7は、採光筒3の内壁9、及び外壁11の反射材13にぶつかって、屈曲し、あるいは乱反射しながら、採光筒3の一方の端部から他方の端部へ通る。このとき、反射材13がアルミ箔からなり準鏡面を形成することにより、光7は余り減衰せず、十分な量の入射光を室内に取り入れることができる。よって、目隠し機能と採光機能の両立が可能になる。 更に、採光筒3は、円筒であることから、互いに支えあうアーチ構造を構成し、よって採光ブラインド1全体の強度を得やすい。
また、採光筒3の全体が一つの平面内、すなわち水平面内でくの字状に屈曲する簡易な構造により、採光ブラインド1の製造コストを抑えられる。
また、屈曲寸法5が、筒径以上であることから、全ての光7は直進できないこととなり、十分な目隠し機能を有する。
更に、接して設けられた多数の採光筒3の外周は、矩形枠15に取り付けられているので、通常は矩形を有する窓に、隙間を作らずに済み用いやすい。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、採光ブラインド1を構成する採光筒及び矩形枠15は、プラスチック製としたが、他の実施形態では、金属製およびガラスでも良い。
以上の実施形態では、採光筒3は円筒であったが、他の実施形態では、円以外の断面形状を有する筒体でもかまわない。例えば、三角筒(図7(a))、四角等(図7(a))、多角筒でもかまわない。
以上の実施形態では、屈曲寸法5は、筒径以上としたが、他の実施形態では、筒径とほぼ同じ、あるいは少し小さくてもかまわない。少し小さい場合には、図3(C)に示すように一部の光7は直進するので、一部が実像となるが、この実像の部分は小さく、しかも多数の採光筒3により、多数に分割された実像になるので、全体の実像は不明であり、よって十分に目隠し機能を有する。
以上の実施形態では、採光筒3の全体が一つの平面内、すなわち水平面内でくの字状に屈曲するものであったが、他の実施形態では、他の面内、例えば垂直面内くの字状に屈曲するものでもよい。また、くの字のように一箇所で屈曲するものではなく、円弧のように全体的に湾曲するものでも良い。更に、屈曲は、同じ方向に屈曲するものではなく、反対方向にも屈曲するもの、例えばW字状に屈曲するものでも良い。また、屈曲は平面内のものではなく、立体的なねじりでも良い。
以上の実施形態では、反射材13は、アルミ箔からなり、銀色の準鏡面を形成するものであったが、他の実施形態では、他の材料が用いられてもかまわない。また、光7の減衰がより低い鏡面であっても良い。例えば、ガラスの筒に、蒸着により鏡層を形成しても良い。また、金色、銀色、又は白色の着色がされることで、入射光を彩色することができる。
この考案の一実施形態に係る採光ブラインドを示す斜視図である。 図1の正面図である。 (a)は図2の水平断面図、(b)は(a)の一部拡大図、(c)は他の実施形態における(b)の正面図である。 図2の平面図である。 図2の側面面図である。 図2の縦断面図である。 (a)(b)は更に他の実施形態を示すもので、図3(c)に対応する図である。
符号の説明
1…採光ブラインド、3…採光筒、5…屈曲寸法、7…光、9…内壁、11…外壁、13…反射材、15…矩形枠、17…溝。

Claims (3)

  1. 建物の開口部の開口面に対して直角に配置される採光筒を、多数、互いに平行に接して設け、各採光筒は、光が採光筒の一方の端部から他方の端部へ向かって、これらの採光筒が形成する壁間部分を直進できない程度に屈曲し、これらの壁間部分には、光を反射する反射材が設けられていることを特徴とする採光ブラインド。
  2. 前記採光筒は、円筒で、全体が一つの平面内でくの字状に屈曲し、屈曲寸法が、筒径以上であり、前記反射材は、鏡面を形成し、あるいは金色、銀色、又は白色の着色がされており、前記接して設けられた多数の採光筒の外周は矩形枠に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の採光ブラインド。
  3. 前記矩形枠の外側には、任意の複数個を組み合わせ可能とすると共に既製のアルミサッシの内側のレールに取り付け可能とするための凹状の溝を設けたことを特徴とする請求項2に記載の採光ブラインド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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