JP2016156254A - ブラインド - Google Patents

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石井 裕一
Yuichi Ishii
裕一 石井
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Abstract

【課題】 複数のスラットを閉じた場合の室内にいる人の閉塞感を緩和し、複数のスラットを開いた状態でも、室内へ採光することを可能とする。そうした高機能化を達成しつつ、製造コストの上昇は抑える。【解決手段】 ブラインド(10)は、上下方向に間隔を介して配列された複数のスラット(20,20,・・・)を備えるとともに前記複数のスラット(20,20,・・・)を開閉可能に形成している。 前記各スラット(20)は、透明な樹脂基板(21)の片面に金属薄膜層(22)を形成したハーフミラーである。各スラット(20)の樹脂基板(21)は、内部に空洞(23)を形成することで断熱性能を高め、省エネルギに寄与させることとすると、好ましい。【選択図】 図2

Description

本発明は、上下方向に間隔を介して配列した複数のスラットを備えるブラインドに関する。
一般的に、上下方向に間隔を介して配列した複数のスラット構造のブラインドは、採光用の窓に取り付けられる。複数のスラットにおける上下方向に対する傾きを変化させることで開閉可能である。また、複数のスラットの傾きを調整することで、屋外側から見られないように室内を目隠ししたり、屋外からの光を遮断したりする。あるいは、複数のスラットの間を開けて外側からの光を室内へ取り入れる採光機能を発揮する。
この種のブラインドの場合、室内から屋外の様子を見るには、複数のスラットをほぼ水平状態に開く必要がある。しかし、屋外から入射する光は斜めであるので、各スラットの面で遮られてしまう。
室内へ採光するには、複数のスラットの角度を光の入射角度に合わせる必要がある。そのために複数のスラットの角度が斜めになる。この状態では、室内から屋外の様子を見ることは難しくなる。
一方、複数のスラットを水平方向に開いた状態で室内へ採光するために、各スラットにおける屋外側の面に平坦な鏡面を形成し、前記鏡面に当たった光が反射して室内へ導入可能なブラインドも提供されている。例えば、特許文献1では、スラットの傾き角度を変化させても、十分な採光性を確保可能なブラインドを開発している。
特開2015−7336号公報
特許文献1では、複数のスラットのうち少なくとも一部のスラットの表面が平坦な鏡面からなる基準平面であると仮定した場合の該基準平面に入射された光の正反対の方向とは異なる方向に反射させる反射特性を有することで、スラットの傾き角度を変化させても十分な採光性を確保するとしている。この場合、スラットの表面に上記の反射特性を持つように加工するにはコスト高となる。
特許文献1に開示された技術によっても、他の一般的なブラインドにおいても、室内にいる人にとって閉塞感が生じてくる問題を解消することはできない。複数のスラットを閉じた場合は、室内から屋外の様子を見ることはできないからである。
一方、複数のスラットを水平方向に開いた状態でも、コスト高にならずに室内へ採光できるようにすることは、以前として課題であった。
本発明が解決しようとする課題は、複数のスラットを閉じた場合の室内にいる人の閉塞感を緩和し、複数のスラットを開いた状態でも、コスト高にならずに室内へ採光することを可能とするブラインドを提供することにある。
(第一の発明)
第一の発明は、 上下方向に間隔を介して配列された複数のスラット(20,20,・・・)を備えるとともに前記複数のスラット(20,20,・・・)を開閉可能に形成したブラインド(10)に係る。
前記各スラット(20)は、透明な樹脂基板(21)の片面に金属薄膜層(22)を形成したハーフミラーである。
(用語説明)
「複数のスラット(20,20,・・・)を閉じる」とは、複数のスラット(20,20,・・・)を上下方向に対する傾きを変化させ、前記の複数のスラット(20,20,・・・)をほぼ垂直状態にして、例えば室内の窓をブラインドした状態をいう。
「複数のスラット(20,20,・・・)を開く」とは、複数のスラット(20,20,・・・)を上下方向に対する傾きを変化させ、前記の複数のスラット(20,20,・・・)をほぼ水平状態にして、例えば室内の窓のブラインドを開放する状態をいう。
(作用)
複数のスラット(20,20,・・・)をほぼ垂直状態にして閉じたとき、昼間の場合、屋外の方が明るいので、屋外からの光の一部が複数のスラット(20,20,・・・)のハーフミラーによる反射機能にて明るい側の屋外からでは鏡となる。一方、暗い側の室内からは複数のスラット(20,20,・・・)のハーフミラーによる透光機能にて屋外を見ることができる。したがって、室内にいる人の閉塞感が緩和されるとともに、屋外からの遮光、斜熱、目隠しとなる。
夜間の場合、電灯によって室内の方が明るいので、暗い側の屋外から複数のスラット(20,20,・・・)のハーフミラーを通して室内が見えてしまう。しかし、金属薄膜層(22)の厚さを調整して、暗い側の屋外から明るい側の室内をぼんやり見える程度のハーフミラーを使用することができる。この場合、昼間では暗い側の室内から明るい側の屋外を見えにくくなるとしても、室内にいる人の閉塞感は緩和される。
複数のスラット(20,20,・・・)をほぼ水平状態にして開いたとき、屋外からの光が複数のスラット(20,20,・・・)のハーフミラーで反射して室内の上部へ入射するので、コスト高にならずに室内へ採光して明るくすることができる。
また、樹脂基板(21)は、一般的なハーフミラーのガラス基板よりも、操作時に発生する音を軽減することができる。
(第一の発明のバリエーション1)
第一の発明は、前記各スラット(20)の樹脂基板(21)において、内部に空洞(23)を形成することとすることができる。
ここで、全てのスラット(20)に空洞(23)を備えることとしてもよいし、一部のスラット(20)に空洞(23)を備えることとしてもよい。たとえば、寒い時期の断熱性向上のためには、上部に位置するスラット(20)に空洞(23)を備えることとすれば効果的である。
(作用)
前記のスラット(20)を用いたブラインド(10)は、樹脂基板(21)の空洞(23)によって保温効果あるいは断熱効果をもたらす。そのため、空洞(23)を備えた各スラット(20)によるブラインド(10)を採用した部屋は、断熱性の向上に寄与する。これによって、冷暖房の効果を高め、省エネルギに寄与する。
(第一の発明のバリエーション2)
第一の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記各スラット(20)は、屋外側に向ける面が各スラット(20)の長手方向に垂直な断面で凸状の湾曲形状としてもよい。
なお、スラット(20)は、樹脂の押し出し成形によって製造するのが合理的であるので、長手方向に垂直な断面が同一であれば、様々なデザインを採用可能である。
(作用)
複数のスラット(20,20,・・・)をほぼ水平状態にして開いたとき、屋外からの光が複数のスラット(20,20,・・・)のハーフミラーで反射して室内の上部へ入射して採光する。この時、スラット(20)の上面が凸状の湾曲形状であるので、屋外からの光が反射して室内へ取り込まれる角度が反射位置によって変化するので分散された光となる。そのため、室内へ取り込まれた反射光は、ぼんやりした柔らかい光となる。
第一の発明によれば、複数のスラットを閉じた場合の室内にいる人の閉塞感を緩和し、複数のスラットを開いた状態でも、室内へ採光することを可能とするブラインドを提供することができた。
(a)は、本発明の実施形態のブラインドにおいて複数のスラットを閉じた状態を示す正面図である。(b)は、複数のスラットを開けた状態を示す正面図である。 図1の矢視II−II線の断面図である。 図2におけるIII部のスラットを拡大した断面図である。 図3におけるスラットの部分的な斜視図である。 ハーフミラーの基本原理を説明するための断面図である。 ブラインドの複数のスラットを閉じた時に、屋外からの光が反射する状態を示す断面図である。 ブラインドの複数のスラットを開けた時に、屋外からの光が反射する状態を示す断面図である。 第二の実施形態のスラットを拡大した断面図である。 図8のスラットの部分的な斜視図である。 図9のスラットにおける蓋部を分解した状態を示す部分的な斜視図である。 別の実施形態のスラットを拡大した断面図である。 図11のスラットの部分的な斜視図である。 第三の実施形態のスラットを拡大した断面図である。 図13のスラットの部分的な斜視図である。 図13のスラットにおける蓋部を分解した状態を示す部分的な斜視図である。
以下、本発明における実施形態について図面を参照して説明する。第一の実施形態を説明するために使用する図面は、図1から図7である。
図1では、ブラインド10の全体的な構成を示し、複数のスラット20,20,・・・を開閉した状態を示す。図2では、ブラインド10の側面から視た断面を示す。図3では、スラット20の長手方向に垂直な断面を示す。図4では、スラット20の端部付近の状態を示す。図5では、ハーフミラーの基本原理を説明する図である。図6では、複数のスラット20,20,・・・をほぼ垂直状態に閉じた時に、屋外の光が遮断される状態を示す。図7では、複数のスラット20,20,・・・をほぼ水平状態に開いた時に、屋外の光を室内へ採光する状態を示す。
第一の実施形態に係るブラインド10は、図1(a),(b)および図2に示すように、上下方向に間隔を介して配列された複数のスラット20,20,・・・と、複数のスラット20,20,・・・を支持するとともに複数のスラット20,20,・・・の角度を変えるスラット支持操作部11を備える。
前記スラット支持操作部11は、取付ボックス12と、ボトムレール13と、チルトドラム14と、ラダーコード15を備える。取付ボックス12は、ブラインド10を室内の窓31に対面するようにして窓枠の上部あるいは壁に取り付ける取付具である。
チルトドラム14は、取付ボックス12の内部に回転可能に設けられ、取付ボックス12の端部に吊り下げられる回転操作バー16によって回転操作される。ボトムレール13は、チルトドラム14に昇降コード17を介して吊り下げられる。
ラダーコード15は、チルトドラム14とボトムレール13との間に掛け渡され、複数のスラット20,20,・・・を支持するものである。また、昇降用補助コード18が、コード止めを介して昇降コード17に連結している。なお、コード止めの図示は、省略した。
複数のスラット20,20,・・・は、ラダーコード15によって上下方向に間隔を介して概ね平行となるように横方向に細長く延びるように配列して支持されている。各スラット20は、図2に示すように薄板状に形成されている。
回転操作バー16によって回転操作すると、チルトドラム14が回転することによって、ラダーコード15を介して複数の各スラット20が図2において時計回り方向または反時計回り方向へ所定角度の範囲で回転する。すなわち、複数の各スラット20が上下方向に対して右側へ傾斜する角度、あるいは左側へ傾斜する角度を調整することができる。
図1(a)は複数のスラット20,20,・・・を傾けて窓31をブラインド10した状態であり、図1(b)は複数のスラット20,20,・・・をほぼ水平状態にして開けた状態である。
また、昇降用補助コード18を引くと、昇降コード17がボトムレール13を引き上げるように引っ張られる。ボトムレール13が上昇する際に、そのボトムレール13によって下方側のスラット20から順に間隔を狭めて重なりながら上昇し、窓31が室内に露出することになる。
ボトムレール13は、昇降用補助コード18をコード止めで止めることで、任意の位置で停止させることができる。一方、昇降用補助コード18をコード止めから解放すると、ボトムレール13が自重によって下降する。それに伴って昇降コード17も下降し、複数のスラット20,20,・・・は上方側のスラット20から順に所定間隔の位置で停止しながら下降する。
次に、スラット20について詳しく説明する。
本実施形態におけるスラット20は、図3および図4に示すように、長手方向に垂直な断面の一例として平板状のスラット20aであり、透明な樹脂基板21の片面に金属薄膜層22を形成したハーフミラーである。前記の樹脂基板21はアクリルなどを用いることができるが、特に限定されない。
前記の金属薄膜層22は、本実施形態ではアルミ蒸着によって形成しているが、その他に、銀のように光の反射率が高い金属元素が用いられることが望ましい。錫あるいはその他の金属でもよい。
ハーフミラーは、基本原理として、図5に示すように入射した光の一部を反射して反射光となり、一部を透過させて透過光となる。ハーフミラーが明るい側と暗い側の間にあると、明るい側の光の一部がハーフミラーで反射することによって、明るい側からは鏡となる。しかし、前記の光の一部がハーフミラーを透過することによって、暗い側からは半透明となって明るい側を見ることができる。一方、暗い側からの光も、その一部がハーフミラーで反射し、一部がハーフミラーを透過するが、ハーフミラーを透過した光量が少ないので、明るい側の反射光にかき消されてしまう。
ハーフミラーにおける反射光と透過光の割合は、反射膜である金属薄膜層22の厚さで調整することができる。金属薄膜層22が薄いと透過光が増え、厚いと反射光が増える。したがって、金属薄膜層22の厚さで、明るい側から暗い側を見た時の見え方を調整することができる。
前述のスラット20aを用いたブラインド10は、複数のスラット20a,20a,・・・を図6において時計回り方向に回転してほぼ垂直状態にして閉じたとき、窓31をハーフミラーでブラインドすることになる。
昼間の場合、屋外の方が明るいので、屋外からの光の一部が複数のスラット20a,20a,・・・のハーフミラーで反射することによって、明るい側の屋外からでは鏡となる。一方、暗い側の室内からは複数のスラット20a,20a,・・・のハーフミラーを通して屋外を見ることができる。
複数のスラット20a,20a,・・・を閉じてブラインド10を閉めても、室内にいる人の閉塞感が緩和されるとともに、屋外からの遮光、斜熱、目隠しとなる。
夜間の場合、電灯によって明るくした室内の方が明るいので、暗い側の屋外から複数のスラット20a,20a,・・・のハーフミラーを通して室内が見えてしまうが、透明のガラスのように見えるわけではない。
この点を応用することで、バリエーションを形成してもよい。すなわち、金属薄膜層22の厚さを調整して、暗い側の屋外から明るい側の室内を見えにくくなるように、ぼんやり見える程度のハーフミラーを使用することもできる。この場合、昼間では暗い側の室内から明るい側の屋外を見えにくくなるとしても、室内にいる人の閉塞感は緩和される。
複数のスラット20a,20a,・・・を図7において反時計回り方向に回転してほぼ水平状態にして開いたとき、屋外からの光が複数のスラット20a,20a,・・・のハーフミラーで反射して室内の上部へ入射する。その結果、コスト高にならずに室内へ採光して明るくすることができる。しかも、複数のスラット20a,20a,・・・がほぼ水平状態であるので、室内から屋外を見ることができる。
図3では金属薄膜層22は樹脂基板21の上面に形成しているが、下面に形成してもよい。しかし、金属薄膜層22を樹脂基板21の下面に形成した場合、屋外からの光が樹脂基板21を通過して反射する。一方、金属薄膜層22を上面に形成する場合、屋外からの光が樹脂基板21を通過せずに、直に金属薄膜層22で反射して室内へ採光することができるので望ましい。
また、樹脂基板21は、一般的なハーフミラーのガラス基板とは異なって樹脂特有の消音効果もある。
次に、他の実施形態のスラット20bについて説明する。前述の図3におけるスラット20aと同様の部分は同符号を付して説明し、異なる部分だけを説明する。
スラット20bは、図8から図10に示すように、長手方向に垂直な断面の一例として平板状であり、透明な樹脂基板21の片面に金属薄膜層22を形成したハーフミラーである。図3におけるスラット20aと異なる点は、樹脂基板21が長手方向に垂直な断面で中空の空洞23を形成していることである。
この場合、図9および図10に示すように、スラット20bの両端の空洞23を塞ぐための蓋部24を取り付ける。例えば、前記の蓋部24の片面に、空洞23へ挿入して固定するための爪部24aを固定具として設けることができる。
前記の蓋部24は、爪部24a以外の他の固定具を用いることもでき、あるいは接着剤等で固定することできるので、特に限定されない。
前述のスラット20bを用いたブラインド10は、樹脂基板21の空洞23によって保温効果あるいは断熱効果をもたらすことができる。その他の作用は、前述のスラット20aを用いたブラインド10とほぼ同様である。
次に、別の実施形態のスラット20cについて説明する。前述の図3におけるスラット20aと同様の部分は同符号を付して説明し、異なる部分だけを説明する。
スラット20cは、図11および図12に示すように、長手方向に垂直な断面の一例として屋外側に向ける上面が僅かに凸状の湾曲形状であり、透明な樹脂基板21の片面に金属薄膜層22を形成したハーフミラーである。
なお、図11では金属薄膜層22は上面に形成しているが、下面に形成してもよい。しかし、図3の場合で説明したのと同様に、金属薄膜層22を樹脂基板21の上面に形成する方が、屋外からの光が樹脂基板21を通過せずに、直に金属薄膜層22で反射して室内へ採光することができるので望ましい。
前述のスラット20cを用いたブラインド10は、複数のスラット20c,20c,・・・をほぼ水平状態にし、屋外からの光をハーフミラーで反射させて室内の上部へ入射することで室内へ採光する。この時、スラット20cの上面が僅かに凸状の湾曲形状であるので、屋外からの光が反射する角度は反射位置によって変化する。そのために室内へ入射する光の入射角度が種々に変化するので分散光となり、全体の反射光はぼんやりした柔らかい光となる。
その他の作用は、前述のスラット20aを用いたブラインド10とほぼ同様である。
次に、さらに別の実施形態のスラット20dについて説明する。前述のスラット20a、スラット20b、スラット20cと同様の部分は同符号を付して説明し、異なる部分だけを説明する。
スラット20dは、図13から図15に示すように、長手方向に垂直な断面の一例として屋外側に向ける上面が僅かに凸状の湾曲形状であり、透明な樹脂基板21の片面に金属薄膜層22を形成したハーフミラーである。図11におけるスラット20cと異なる点は、樹脂基板21が長手方向に垂直な断面で中空の空洞25を形成していることである。
この場合、図14および図15に示すように、スラット20dの両端の空洞25を塞ぐための蓋部26を取り付ける。前記蓋部26の取付構造は、図8のスラット20bの場合とほぼ同様に、前記の蓋部26の片面に、空洞25へ挿入して固定するための爪部26aを固定具として設けることができる。あるいは、その他の取付構造とすることができる。
前述のスラット20dを用いたブラインド10は、樹脂基板21の空洞25によって保温効果あるいは断熱効果をもたらすことができる。その他の作用は、前述のスラット20cを用いたブラインド10とほぼ同様である。
本発明は、室内装飾関連の製造、販売、インテリア、建設業などにおいて、利用可能性を有する。
10;ブラインド 11;スラット支持操作部
12;取付ボックス 13;ボトムレール
14;チルトドラム 15;ラダーコード
16;回転操作バー 17;昇降コード
18;昇降用補助コード
20;スラット 21;樹脂基板
22;金属薄膜層 23,25;空洞
24,26;蓋部 24a,26a;爪部
31;窓

Claims (3)

  1. 上下方向に間隔を介して配列された複数のスラットを備えるとともに前記複数のスラットを開閉可能に形成したブラインドであって、
    前記各スラットは、透明な樹脂基板の片面に金属薄膜層を形成したハーフミラーであるブラインド。
  2. 前記各スラットの樹脂基板は、内部に空洞を形成した請求項1に記載のブラインド。
  3. 前記各スラットは、屋外側に向ける面が各スラットの長手方向に垂直な断面で凸状の湾曲形状である請求項1または請求項2に記載のブラインド。
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