JP2003253855A - 建築用板材 - Google Patents
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工が容易であり、防音性、断熱性、耐衝撃
性に優れた採光板材を提供する。 【解決手段】 建築用板材10は、2枚の樹脂製矩形平
板11,12を、それぞれの平板11,12に直交して
平板11,12の長さ方向に延出した互いに平行な多数
のリブ13を介して重畳してなる板本体部1と、この板
本体部1のリブ13と平行する両側面1a,1bに形成
され、複数の板本体部1を略同一平面内に隣接して接続
される1対の接続部2a,2bとからなる。
性に優れた採光板材を提供する。 【解決手段】 建築用板材10は、2枚の樹脂製矩形平
板11,12を、それぞれの平板11,12に直交して
平板11,12の長さ方向に延出した互いに平行な多数
のリブ13を介して重畳してなる板本体部1と、この板
本体部1のリブ13と平行する両側面1a,1bに形成
され、複数の板本体部1を略同一平面内に隣接して接続
される1対の接続部2a,2bとからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築用板材に関し、
さらに詳しくは、壁板、屋根板として使用される建築用
板材に関する。
さらに詳しくは、壁板、屋根板として使用される建築用
板材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から工場、倉庫、物置あるいはガレ
ージ等においては、プラスチック波板が壁板あるいは屋
根板として広く使用されている。プラスチック波板は、
その透光性により採光を得ることができるとともに、ガ
ラスに比べ、軽いこと、割れにくいこと、施工が容易な
こと等が利点として挙げられる。しかし、壁板として使
用するには強度及び耐衝撃性が十分ではない。また、防
音性、断熱性あるいは美粧性の点から使用が制限される
場合が多い。
ージ等においては、プラスチック波板が壁板あるいは屋
根板として広く使用されている。プラスチック波板は、
その透光性により採光を得ることができるとともに、ガ
ラスに比べ、軽いこと、割れにくいこと、施工が容易な
こと等が利点として挙げられる。しかし、壁板として使
用するには強度及び耐衝撃性が十分ではない。また、防
音性、断熱性あるいは美粧性の点から使用が制限される
場合が多い。
【0003】一方、構造体の一部として、例えば壁板と
して金属製サイディング材が普及している。このような
サイディング材としては、例えば、1mm以下の板厚を
有する鋼板を曲げ加工して中空の板本体部を形成し、こ
の板本体部の両側面に1対の接続部を形成したものがあ
る。板本体部の中空部分には、断熱材あるいは防火材等
が充填され、施工に際し、複数の板本体部が略同一平面
内に隣接するよう互いの接続部を介して建築物の骨組み
(柱等)に接続固定される。
して金属製サイディング材が普及している。このような
サイディング材としては、例えば、1mm以下の板厚を
有する鋼板を曲げ加工して中空の板本体部を形成し、こ
の板本体部の両側面に1対の接続部を形成したものがあ
る。板本体部の中空部分には、断熱材あるいは防火材等
が充填され、施工に際し、複数の板本体部が略同一平面
内に隣接するよう互いの接続部を介して建築物の骨組み
(柱等)に接続固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したサイディング
材を壁材として用い、さらに採光のためにガラス窓を取
り付ける場合、建築物の骨組みに窓枠を別途に形成し、
この窓枠に合わせてサイディング材を切断し建築物の骨
組みに固定することとなる。したがって、プラスチック
波板のように採光壁を用意に形成する訳にはいかない。
材を壁材として用い、さらに採光のためにガラス窓を取
り付ける場合、建築物の骨組みに窓枠を別途に形成し、
この窓枠に合わせてサイディング材を切断し建築物の骨
組みに固定することとなる。したがって、プラスチック
波板のように採光壁を用意に形成する訳にはいかない。
【0005】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、施工が容易であ
り、防音性、断熱性、耐衝撃性に優れた建築用の採光板
材を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、施工が容易であ
り、防音性、断熱性、耐衝撃性に優れた建築用の採光板
材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、2枚の
樹脂製矩形平板を、それぞれの平板に直交して平板の幅
または長さ方向に延出した互いに平行な多数のリブを介
して重畳してなる板本体部と、この板本体部の前記リブ
と平行する両側面に形成され、複数の板本体部を略同一
平面内に隣接して接続される1対の接続部とからなり、
接続部の一方が、板本体部の一側面から板本体部の後面
に沿って外方へ延出し、かつ釘打ち固定用の複数の長孔
が略等間隔で一列に形成された第1延出縁と、同一側面
の前面側から第1延出縁と略平行に延出した第2延出縁
とを備え、接続部の他方が、板本体部の他側面から前記
第1延出縁及び第2延出縁と平行に外方へ延出し、板本
体部の後面側の平板の想定延長面よりも平板の厚み分だ
け前面側に位置する第3延出縁を備え、前記第3延出縁
は、複数の板本体部を同一平面内に隣接して接続させる
に際して、第1延出縁と第2延出縁との間にかつ前記複
数の長孔の上に重なって挿入される建築用板材が提供さ
れる。
樹脂製矩形平板を、それぞれの平板に直交して平板の幅
または長さ方向に延出した互いに平行な多数のリブを介
して重畳してなる板本体部と、この板本体部の前記リブ
と平行する両側面に形成され、複数の板本体部を略同一
平面内に隣接して接続される1対の接続部とからなり、
接続部の一方が、板本体部の一側面から板本体部の後面
に沿って外方へ延出し、かつ釘打ち固定用の複数の長孔
が略等間隔で一列に形成された第1延出縁と、同一側面
の前面側から第1延出縁と略平行に延出した第2延出縁
とを備え、接続部の他方が、板本体部の他側面から前記
第1延出縁及び第2延出縁と平行に外方へ延出し、板本
体部の後面側の平板の想定延長面よりも平板の厚み分だ
け前面側に位置する第3延出縁を備え、前記第3延出縁
は、複数の板本体部を同一平面内に隣接して接続させる
に際して、第1延出縁と第2延出縁との間にかつ前記複
数の長孔の上に重なって挿入される建築用板材が提供さ
れる。
【0007】この発明における建築用板材とは、壁板あ
るいは屋根板として使用可能な剛性及び耐衝撃性を有す
る板材をいう。この板材は、リブの延出方向と平行に溶
融樹脂を押出成形して得られる。この場合リブは、2枚
の平板を接続し、かつ形成される板本体部に剛性及び耐
衝撃性を与えるための補強部材として機能するものであ
る。
るいは屋根板として使用可能な剛性及び耐衝撃性を有す
る板材をいう。この板材は、リブの延出方向と平行に溶
融樹脂を押出成形して得られる。この場合リブは、2枚
の平板を接続し、かつ形成される板本体部に剛性及び耐
衝撃性を与えるための補強部材として機能するものであ
る。
【0008】本発明によれば、多数のリブで補強された
樹脂製板本体部と、複数の本発明の建築用板材を隣接し
て接続可能な接続部とを備えているので、接続部を用い
て建築用板材を複数枚接続することにより、剛性及び耐
衝撃性に優れた壁面あるいは屋根面を容易に構成でき
る。また、建築用板材を隣接して接続するに際して、建
築用板材の第1延出縁の長孔に釘を通して建築物の骨組
み(柱等)に打ち込んで建築用板材を固定し、この固定
した板材の第1延出縁と第2延出縁との間に次の板材の
第3延出縁を挿入することにより、接続させる次の板材
の接続位置の位置決めが容易となる、長孔及び釘の上か
ら第3延出縁を被せることができる、隣接する板材間へ
の雨水等の侵入を抑えることができるという効果が得ら
れる。
樹脂製板本体部と、複数の本発明の建築用板材を隣接し
て接続可能な接続部とを備えているので、接続部を用い
て建築用板材を複数枚接続することにより、剛性及び耐
衝撃性に優れた壁面あるいは屋根面を容易に構成でき
る。また、建築用板材を隣接して接続するに際して、建
築用板材の第1延出縁の長孔に釘を通して建築物の骨組
み(柱等)に打ち込んで建築用板材を固定し、この固定
した板材の第1延出縁と第2延出縁との間に次の板材の
第3延出縁を挿入することにより、接続させる次の板材
の接続位置の位置決めが容易となる、長孔及び釘の上か
ら第3延出縁を被せることができる、隣接する板材間へ
の雨水等の侵入を抑えることができるという効果が得ら
れる。
【0009】本発明において、第1延出縁及び第3延出
縁の少なくとも何れか一方が、それらの先端に形成され
前面側に突出した突起を有しておれば、雨水等の浸入を
より確実に抑えることができる。
縁の少なくとも何れか一方が、それらの先端に形成され
前面側に突出した突起を有しておれば、雨水等の浸入を
より確実に抑えることができる。
【0010】本発明において、建築用板材の接続部は、
金属製サイディング材と接続可能に形成されてなるも
の、つまりサイディング材の接続部と同形状のもの、あ
るいは異なる形状であっても接続可能なものが好まし
い。さらに、本発明の建築用板材は、全体が透光性樹脂
で一体に成形されたものとすれば、金属製サイディング
材からなる壁面に窓枠を別途設けることなく採光窓を容
易に構成できる。
金属製サイディング材と接続可能に形成されてなるも
の、つまりサイディング材の接続部と同形状のもの、あ
るいは異なる形状であっても接続可能なものが好まし
い。さらに、本発明の建築用板材は、全体が透光性樹脂
で一体に成形されたものとすれば、金属製サイディング
材からなる壁面に窓枠を別途設けることなく採光窓を容
易に構成できる。
【0011】本発明において、リブが、平板の長さ方向
に連続して延出し、それによって隣接するリブとの間に
遮熱及び遮音のための帯状空間を形成することにより、
上述した剛性、耐衝撃性、透光性に加えて、断熱性及び
遮音性の効果を得ることができる。
に連続して延出し、それによって隣接するリブとの間に
遮熱及び遮音のための帯状空間を形成することにより、
上述した剛性、耐衝撃性、透光性に加えて、断熱性及び
遮音性の効果を得ることができる。
【0012】本発明において、板本体部は、少なくとも
前面が、アクリルフィルムによる表面ラミネート、ラッ
カー塗布、共押出による一体成形及び紫外線または熱線
による表面硬化のいずれかにより、耐候処理を施されて
おれば、長期間にわたって板本体部の変質及び劣化のな
い状態に維持することができる。
前面が、アクリルフィルムによる表面ラミネート、ラッ
カー塗布、共押出による一体成形及び紫外線または熱線
による表面硬化のいずれかにより、耐候処理を施されて
おれば、長期間にわたって板本体部の変質及び劣化のな
い状態に維持することができる。
【0013】本発明において、透光性樹脂としては、ポ
リカーボネイト樹脂、メタクリル樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂、ポリスチロール樹脂、ポリプロピレン樹脂、AS
樹脂、透明ABS樹脂等が挙げられる。このような透光
性樹脂によって、製造が容易であり、かつ強度に優れた
建築用板材を得ることができる。なお、本発明の建築用
板材は、上記した樹脂に限定されることなく様々な樹脂
を成形材料とすることが可能である。
リカーボネイト樹脂、メタクリル樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂、ポリスチロール樹脂、ポリプロピレン樹脂、AS
樹脂、透明ABS樹脂等が挙げられる。このような透光
性樹脂によって、製造が容易であり、かつ強度に優れた
建築用板材を得ることができる。なお、本発明の建築用
板材は、上記した樹脂に限定されることなく様々な樹脂
を成形材料とすることが可能である。
【0014】本発明において、平板は、2枚のうちの少
なくとも一方がその表面にリブと平行に略等間隔で形成
された複数の突条を備え、それによって反射光を散乱し
て外部からの目隠しを形成するように構成されてもよ
く、それによって目隠しの機能を容易に構成することが
できるとともに、美粧性を付与することもできる。ま
た、複数の突条は、押出成形時に溶融樹脂の流れ方向を
整える作用を有する。上記した突条は、2枚の平板の表
面、すなわち前面側の平板の表・裏面及び後面側の平板
の表・裏面のうちの少なくとも1つの表面に形成されて
おればよいが、汚れの付着を防止する観点から前面側の
平板の表面を除く3面のうちの少なくとも1面に形成す
るのが好ましい。
なくとも一方がその表面にリブと平行に略等間隔で形成
された複数の突条を備え、それによって反射光を散乱し
て外部からの目隠しを形成するように構成されてもよ
く、それによって目隠しの機能を容易に構成することが
できるとともに、美粧性を付与することもできる。ま
た、複数の突条は、押出成形時に溶融樹脂の流れ方向を
整える作用を有する。上記した突条は、2枚の平板の表
面、すなわち前面側の平板の表・裏面及び後面側の平板
の表・裏面のうちの少なくとも1つの表面に形成されて
おればよいが、汚れの付着を防止する観点から前面側の
平板の表面を除く3面のうちの少なくとも1面に形成す
るのが好ましい。
【0015】本発明において、第1延出縁及び第3延出
縁は平板の突出部分で構成され、第2延出縁は中空の突
出部分で構成されてなるものとすれば、弾性と強度とを
備えた接続部を形成することができる。
縁は平板の突出部分で構成され、第2延出縁は中空の突
出部分で構成されてなるものとすれば、弾性と強度とを
備えた接続部を形成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る建築用板材の
実施の形態を図面に基づいて詳説する。なお、本発明は
実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態を図面に基づいて詳説する。なお、本発明は
実施の形態に限定されるものではない。
【0017】図1〜3は、本発明の一つの実施形態によ
る壁板または屋根材として使用可能な建築用板材を示
す。建築用板材10は、透明のポリカーボネイト樹脂を
原料として押出成形された一体の成形品であり、2枚の
矩形の平板11,12を、それぞれの平板11,12に
直交して平板11,12の長さ方向に延出した互いに平
行な複数のリブ13を介して重畳してなる板本体部1
と、リブ13と平行する板本体部1の両側面部1a,1
bに形成され、複数の板本体部1を略同一平面内に隣接
して接続させる1対の接続部2a,2bとからなる。
る壁板または屋根材として使用可能な建築用板材を示
す。建築用板材10は、透明のポリカーボネイト樹脂を
原料として押出成形された一体の成形品であり、2枚の
矩形の平板11,12を、それぞれの平板11,12に
直交して平板11,12の長さ方向に延出した互いに平
行な複数のリブ13を介して重畳してなる板本体部1
と、リブ13と平行する板本体部1の両側面部1a,1
bに形成され、複数の板本体部1を略同一平面内に隣接
して接続させる1対の接続部2a,2bとからなる。
【0018】平板11,12のそれぞれには、平行かつ
等間隔で配列され、半円の断面形状を有して平板11,
12の長さ方向に連続した溝14を有する。この溝14
は、補強及び装飾の役目を有する。さらに、平板11,
12のそれぞれの内部表面には、リブ13と平行に略等
間隔で形成された複数の突条15が形成される(図2及
び図3)。突条15は、反射光を散乱して室外からの目
隠し効果を付与する。リブ13は、隣接するリブ13と
の間に遮熱及び遮音のための帯状空間16を形成する。
等間隔で配列され、半円の断面形状を有して平板11,
12の長さ方向に連続した溝14を有する。この溝14
は、補強及び装飾の役目を有する。さらに、平板11,
12のそれぞれの内部表面には、リブ13と平行に略等
間隔で形成された複数の突条15が形成される(図2及
び図3)。突条15は、反射光を散乱して室外からの目
隠し効果を付与する。リブ13は、隣接するリブ13と
の間に遮熱及び遮音のための帯状空間16を形成する。
【0019】一方の接続部2aは、板本体部1の後面、
すなわち平板12に沿って外方へ平板12と略同じ厚み
を有して延出した第1延出縁21と、同一側面の前面側
から第1延出縁21と略平行に延出した中空の第2延出
縁22と、側面部1aの下部に設けられ第1延出縁21
と第2延出縁22との間に形成された延出縁挿入溝24
とを備える。第1延出縁21には釘打ち固定用の長孔2
1bが略等間隔で一列に形成されている。
すなわち平板12に沿って外方へ平板12と略同じ厚み
を有して延出した第1延出縁21と、同一側面の前面側
から第1延出縁21と略平行に延出した中空の第2延出
縁22と、側面部1aの下部に設けられ第1延出縁21
と第2延出縁22との間に形成された延出縁挿入溝24
とを備える。第1延出縁21には釘打ち固定用の長孔2
1bが略等間隔で一列に形成されている。
【0020】他方の接続部2bは、側面部1bの下部に
形成された延出縁挿入段部27と、側面部1bから第1
延出縁21及び第2延出縁22と平行に外方へ平板12
と略同じ厚みを有して延出した第3延出縁23とを備え
る。第3延出縁23は、延出縁挿入段部27の側面26
から略直角に図中下方へ延出した概略L字状の平板から
なり、その基端側部分は短く形成され、先端側は基端側
部分から略直角に屈曲して平板12の想定延長面より平
板12の略厚み分だけ前面側(図中上方)に位置するよ
う形成される。延出縁21,23の先端には、延出縁2
1,23の厚みと略同じ高さで半円状断面を有する抜け
止め用突起21a,23aがそれぞれ形成されている。
なお、建築用板材10は、平板11,12の厚みが1m
m、板本体部1の厚みが12mm、両接続部2a,2b
間の寸法(幅寸法)が281mmであり、前面(平板1
1の表面)に共押出により厚み50μmのポリカーボネ
ート高耐候層が形成されたものが挙げられる。
形成された延出縁挿入段部27と、側面部1bから第1
延出縁21及び第2延出縁22と平行に外方へ平板12
と略同じ厚みを有して延出した第3延出縁23とを備え
る。第3延出縁23は、延出縁挿入段部27の側面26
から略直角に図中下方へ延出した概略L字状の平板から
なり、その基端側部分は短く形成され、先端側は基端側
部分から略直角に屈曲して平板12の想定延長面より平
板12の略厚み分だけ前面側(図中上方)に位置するよ
う形成される。延出縁21,23の先端には、延出縁2
1,23の厚みと略同じ高さで半円状断面を有する抜け
止め用突起21a,23aがそれぞれ形成されている。
なお、建築用板材10は、平板11,12の厚みが1m
m、板本体部1の厚みが12mm、両接続部2a,2b
間の寸法(幅寸法)が281mmであり、前面(平板1
1の表面)に共押出により厚み50μmのポリカーボネ
ート高耐候層が形成されたものが挙げられる。
【0021】施工の際は、まず1枚の建築用板材10a
の接続部2a側を支柱等の支持面Sに当接し、長孔21
bを釘Nで貫通して第1延出縁21を固定する。次い
で、別の1枚の建築用板材10bの接続部2b側の第3
延出縁23を延出縁挿入溝24に挿入する。このとき、
建築用板材10bの延出縁挿入段部27が、建築用板材
10aの第1延出縁21の先端に当接して建築用板材1
0aに対する建築用板材10bの位置決めが正確になさ
れ、隣接する複数の板材10a、10b・・・を隙間な
く固定できる。抜け止め用突起21a及び23aは、延
出縁挿入段部27及び延出縁挿入溝24において雨水の
浸入防止の機能を併せもつ。
の接続部2a側を支柱等の支持面Sに当接し、長孔21
bを釘Nで貫通して第1延出縁21を固定する。次い
で、別の1枚の建築用板材10bの接続部2b側の第3
延出縁23を延出縁挿入溝24に挿入する。このとき、
建築用板材10bの延出縁挿入段部27が、建築用板材
10aの第1延出縁21の先端に当接して建築用板材1
0aに対する建築用板材10bの位置決めが正確になさ
れ、隣接する複数の板材10a、10b・・・を隙間な
く固定できる。抜け止め用突起21a及び23aは、延
出縁挿入段部27及び延出縁挿入溝24において雨水の
浸入防止の機能を併せもつ。
【0022】各建築用板材10a,10b,10c・・
・は、それぞれの接続部2a,2bが上・下または、左
・右に位置するよう隣接して固定できる。接続部2a,
2bを左・右に位置させていた材10aと板材10cと
を上下に固定した場合の縦断面を図4に示す。
・は、それぞれの接続部2a,2bが上・下または、左
・右に位置するよう隣接して固定できる。接続部2a,
2bを左・右に位置させていた材10aと板材10cと
を上下に固定した場合の縦断面を図4に示す。
【0023】図4において、板材10aの上端部を笠木
31で覆い、下端部を支持用ジョイナー32を介して下
方の建築用板材10cに隣接させている。これらの接続
用金物(役物)は、従来の金属製のサイディング材の接
続用金物として使用されているものであり、通常、鋼板
製で弾性を有して形成され、各先端の返し部分が雨水の
浸入を防止する。このようにして、従来の金属製サイデ
ィング材と隣接する透光性壁面を同一壁面内に容易に形
成できる。
31で覆い、下端部を支持用ジョイナー32を介して下
方の建築用板材10cに隣接させている。これらの接続
用金物(役物)は、従来の金属製のサイディング材の接
続用金物として使用されているものであり、通常、鋼板
製で弾性を有して形成され、各先端の返し部分が雨水の
浸入を防止する。このようにして、従来の金属製サイデ
ィング材と隣接する透光性壁面を同一壁面内に容易に形
成できる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、多数のリブで補強され
た樹脂製板本体部と、複数の本発明の建築用板材を隣接
して接続可能な接続部とを備えているので、接続部を用
いて建築用板材を複数枚接続することにより、剛性及び
耐衝撃性に優れた壁面あるいは屋根面を容易に構成でき
る。また、建築用板材を隣接して接続するに際して、建
築用板材の第1延出縁の長孔に釘を通して建築物の骨組
み(柱等)に打ち込んで建築用板材を固定し、この固定
した板材の第1延出縁と第2延出縁との間に次の板材の
第3延出縁を挿入することにより、接続させる次の板材
の接続位置の位置決めが容易となる、長孔及び釘の上か
ら第3延出縁を被せることができる、隣接する板材間へ
の雨水等の侵入を抑えることができるという効果が得ら
れる。
た樹脂製板本体部と、複数の本発明の建築用板材を隣接
して接続可能な接続部とを備えているので、接続部を用
いて建築用板材を複数枚接続することにより、剛性及び
耐衝撃性に優れた壁面あるいは屋根面を容易に構成でき
る。また、建築用板材を隣接して接続するに際して、建
築用板材の第1延出縁の長孔に釘を通して建築物の骨組
み(柱等)に打ち込んで建築用板材を固定し、この固定
した板材の第1延出縁と第2延出縁との間に次の板材の
第3延出縁を挿入することにより、接続させる次の板材
の接続位置の位置決めが容易となる、長孔及び釘の上か
ら第3延出縁を被せることができる、隣接する板材間へ
の雨水等の侵入を抑えることができるという効果が得ら
れる。
【図1】本発明の建築用板材の実施の形態を示す斜視図
である。
である。
【図2】同実施の形態の建築用板材の正面図である。
【図3】同実施の形態の建築用板材の接続部を用いて板
材どうしを接続した状態を示す拡大断面図である。
材どうしを接続した状態を示す拡大断面図である。
【図4】同実施の形態の建築用板材の縦方向における接
続状態を示す縦断面図である。
続状態を示す縦断面図である。
1 板本体部
1a、1b 側面部(側面)
2(2a、2b) 接続部
10 建築用板材
11、12 平板
13 リブ
21 第1延出縁
21b 長孔
22 第2延出縁
23 第3延出縁
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2E001 DD00 DF02 DH00 DH37 FA03
FA16 GA12 GA48 HD13 HD14
KA01 KA08 LA12
2E108 BB04 BN02 BN08 CC01 CC09
DD03 EE01 GG01 GG04 GG05
GG09 GG17
2E110 AA02 AA13 AA27 AA33 AA41
AA47 AA57 AB02 AB04 AB22
BA02 BA16 BB04 BB22 BC12
DA03 DC15 EA09 GA07W
GA14W GA32W GA33W GA36W
GB01W GB42W GB43W GB44W
GB46W GB48W
2E162 CD06 GA05 GB07
Claims (9)
- 【請求項1】 2枚の樹脂製矩形平板を、それぞれの平
板に直交して平板の長さ方向に延出した互いに平行な多
数のリブを介して重畳してなる板本体部と、この板本体
部の前記リブと平行する両側面に形成され、複数の板本
体部を略同一平面内に隣接して接続される1対の接続部
とからなり、 接続部の一方が、板本体部の一側面から板本体部の後面
に沿って外方へ延出し、かつ釘打ち固定用の複数の長孔
が略等間隔で一列に形成された第1延出縁と、同一側面
の前面側から第1延出縁と略平行に延出した第2延出縁
とを備え、 接続部の他方が、板本体部の他側面から前記第1延出縁
及び第2延出縁と平行に外方へ延出し、板本体部の後面
側の平板の想定延長面よりも平板の厚み分だけ前面側に
位置する第3延出縁を備え、 前記第3延出縁は、複数の板本体部を同一平面内に隣接
して接続させるに際して、第1延出縁と第2延出縁との
間にかつ前記複数の長孔の上に重なって挿入されること
を特徴とする建築用板材。 - 【請求項2】 第1延出縁及び第3延出縁の少なくとも
いずれか一方が、それらの先端に形成され前面側に突出
した突起を有してなる請求項1に記載の建築用板材。 - 【請求項3】 接続部が、金属製サイディング材と接続
可能に形成されてなる請求項1または2に記載の建築用
板材。 - 【請求項4】 リブは、平板の長さ方向に連続して延出
し、それによって隣接するリブとの間に遮熱及び遮音の
ための帯状空間を形成する請求項1〜3の何れか1つに
記載の建築用板材。 - 【請求項5】 板本体部は、少なくとも前面が、アクリ
ルフィルムによる表面ラミネート、ラッカー塗布、共押
出による一体成形及び紫外線または熱線による表面硬化
のいずれかにより、耐候処理を施されてなる請求項1〜
4の何れか1つに記載の建築用板材。 - 【請求項6】 全体が透光性樹脂で一体に成形された請
求項1〜5の何れか1つに記載の建築用板材。 - 【請求項7】 透光性樹脂が、ポリカーボネイト樹脂、
メタクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチロール
樹脂、ポリプロピレン樹脂、AS樹脂及び透明ABS樹
脂のいずれかである請求項1〜6の何れか1つに記載の
建築用板材。 - 【請求項8】 平板は、2枚のうちの少なくとも一方が
その表面にリブと平行に略等間隔で形成された複数の突
条を備え、それによって反射光を散乱して外部からの目
隠しを形成する請求項6または7に記載の建築用板材。 - 【請求項9】 第1延出縁及び第3延出縁は平板の突出
部分で構成され、第2延出縁は中空の突出部分で構成さ
れてなる請求項1〜8の何れか1つに記載の建築用板
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003029710A JP2003253855A (ja) | 2003-02-06 | 2003-02-06 | 建築用板材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003029710A JP2003253855A (ja) | 2003-02-06 | 2003-02-06 | 建築用板材 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10163732A Division JPH11350633A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 建築用板材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003253855A true JP2003253855A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28672858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003029710A Pending JP2003253855A (ja) | 2003-02-06 | 2003-02-06 | 建築用板材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003253855A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006283311A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Shikoku Chem Corp | 建築用防音パネル |
| JP2008540879A (ja) * | 2005-05-13 | 2008-11-20 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | 温室パネル |
| JP2016108903A (ja) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | 共和成産株式会社 | 構造体及び構造体の形成方法 |
| CN107035028A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-08-11 | 中国矿业大学 | 拼装式无比钢立柱间承压墙及构造方法 |
| JP2020525694A (ja) * | 2017-07-04 | 2020-08-27 | フン ヒョン ハン | 組立式ドームハウス |
-
2003
- 2003-02-06 JP JP2003029710A patent/JP2003253855A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006283311A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Shikoku Chem Corp | 建築用防音パネル |
| JP2008540879A (ja) * | 2005-05-13 | 2008-11-20 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | 温室パネル |
| JP2016108903A (ja) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | 共和成産株式会社 | 構造体及び構造体の形成方法 |
| CN107035028A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-08-11 | 中国矿业大学 | 拼装式无比钢立柱间承压墙及构造方法 |
| JP2020525694A (ja) * | 2017-07-04 | 2020-08-27 | フン ヒョン ハン | 組立式ドームハウス |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050602 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070821 |
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