JP3129020B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
ンジスタの表面部にMOS構造を有し、電圧駆動のスイ
ッチング素子として用いられる絶縁ゲート型バイポーラ
トランジスタ(以下IGBTと記す) 素子のように一主
面上に主電極と制御電極を有する半導体素体の1個ある
いは複数個を容器の中に収容した半導体装置に関する。
を利用したMOSFET、いわゆるIGBTが注目され
ている。IGBTはMOSFET同様に入力インピーダ
ンスが高く、またバイポーラトランジスタと同様にオン
抵抗が低くできる。図2は、IGBTの基本構造を示
す。この構造においては、n- 層11の表面層内にpベー
ス領域12、さらにその表面層内にn+ エミッタ領域13と
がそれぞれ選択的に形成されている。pベース領域12の
n- 層11とn+ エミッタ領域13ではさまれた表面部分は
チャネル領域14となる部分で、その上にゲート絶縁膜15
を介して、ゲート電極16が形成されている。n+ エミッ
タ領域13の一部にはpベース領域12と共通にエミッタ電
極17が接触している。エミッタ電極17はゲート電極16と
絶縁膜18で絶縁されている。n- 層11の他側には高不純
物濃度のnバッファ層19が設けられ、さらにn+ バッフ
ァ層19の下層p+ コレクタ層20が形成されている。そし
て、p + コレクタ層20にはコレクタ電極21が接触してい
る。
を接地し、ゲート電極16に電圧を印加することにより、
n+ エミッタ領域13からチャネル領域14を通ってn- 層
11に電子電流が注入される。n- 層11に注入された電子
電流がn+ バッファ層19に達すると、n+ バッファ層19
とp+ コレクタ層20によるn+ /p+ のビルトイン電圧
を電子を蓄積させることで回復するので、p+ コレクタ
層20への電子の注入が起こり、それによってp+ コレク
タ層20からn+ バッファ層19およびn- 層11への正孔の
注入がおこり、その結果n+ バッファ層19およびn- 層
11において伝導度変調がおこる。n- 層11に注入された
正孔電流は、pベース領域12のn+ エミッタ領域13直下
を通りエミッタ電極17へ抜ける。エミッタ電極17はpベ
ース領域12とn+ エミッタ領域13を短絡しているので、
p+ コレクタ層20、n+ バッファ層19およびn- 層11、
pベース領域12、n+ エミッタ領域13からなるpnpn
構造のサイリスタ動作を阻止し、ゲート・エミッタ間電
位をゼロにすることで素子をターンオフすることができ
る。
るには、図3に示すような基本構造を一つのシリコン素
体に複数個形成する。この場合、複数のエミッタ電極17
およびコレクタ電極20はそれぞれ連結されて一体とさ
れ、ゲート電極16はゲートリードを介して相互に接続さ
れる。あるいは一つの容器に複数個のIGBTシリコン
素体を収容し、並列接続する。
うであるように、IGBTでも導通時にシリコン素体内
で発生する熱を放散して素体温度を一定温度以下に抑え
ることが重要である。コレクタ電極21を支持板にろう付
けすれば、その支持板を介して容易に放熱できるが、エ
ミッタ電極17への通電をアルミニウム導線をボンディン
グして行う場合には、素体上面からの放熱は期待できな
い。また、アルミニウム導線の持つインダクタンスによ
って周波数の高い分野への適用が困難となってくる。
制御電極を有する半導体素体の上下両面から放熱するこ
とにより電流容量を増大でき、さらに内部インダクタン
スの小さい半導体装置を提供することにある。
めに、本発明は、一主面上に主電極および制御電極を有
する半導体素体の1個あるいは複数個が一つの容器に収
容され、複数の制御電極が共通の制御端子に接続される
半導体装置において、半導体素体の両主面にそれぞれ存
在する主電極に半導体材料に熱膨脹係数の近似した金属
材料よりなる電極体が接合され、電極体の反半導体素体
側の面が容器の端子板に対向するか、あるいは反半導体
素体側で容器外面に露出し、各制御電極が容器の絶縁性
側壁を貫通する制御端子に接続される共通配線と接続さ
れたものとする。そして、それぞれ冷却手段を備えた接
触体が容器両面の端子板あるいは露出する電極体に加圧
して使用されることが有効である。また、制御電極のう
ちの一部と共通配線との接続配線が中間で除去されたこ
と、制御電極が導線によって共通配線と接続されるか、
あるいは共通配線が2枚の絶縁板の間にはさまれ、一方
の絶縁板の一面に共通配線と接続される複数の突出電極
が露出し、その突出電極が各制御電極の一部分にそれぞ
れ接合されことが有効である。さらに、制御電極と半導
体素体の同一主面上に存在する主電極に接合された電極
体の断面積が制御電極と制御端子との間の接続導体より
半導体素体から遠い側において大きくされたこと、その
場合電極体の断面積が半導体素体主面上の制御電極と制
御端子との間の接続導体の上方を避けて大きくされたこ
と、制御端子の容器外にあって先端に近い部分が可撓性
であること、そのために制御端子の容器に近接した部分
が波状に形成されたこと、あるいは制御端子の先端がU
字状に分岐されたことが有効である。
器外面に露出させるか、あるいは容器の端子板内面に対
向させることにより、接触体を容器外面に露出する電極
体あるいは端子板に対して加圧すれば、半導体素体に発
生する熱は、電極体から直接あるいは端子板を介して接
触体に伝搬され、半導体装置の電流容量を増大させるこ
とができる。そして、主電極の接続に導線のボンディン
グによる接続を用いないので、内部インダクタンスが小
さくなる。さらに、電極体の断面積を半導体素体から遠
い側で大きくすることにより、放熱を向上させることが
できる。また、制御電極の制御端子と接続する共通配線
を介しての接続を、導線のボンディングによって行うこ
ともできるが、内部に共通配線を有し各制御電極の一部
に接合する突出電極のみが露出する両面絶縁板の接触基
板を用いることにより、ボンディング導線のためのスペ
ースが節減され、容器の高さを低くすることができる。
さらに、不良ユニットあるいは素子のゲート配線をしゃ
断してリペアすることも容易であり、また容器外に引き
出される制御端子の先端部分を可撓性にすることによ
り、制御端子の外部接続の際に容器に近接した部分での
応力による支障が生ずることがない。
を示し、図1(b) はそのIGBTチップを示し、図3と
共通の部分には同一の符号が付されている。Siからなる
IGBTチップ1の下面のコレクタ電極21には、Siとほ
ぼ熱膨脹係数の等しいモリブデンあるいはタングステン
からなるコレクタ電極体2が全面に高温はんだ等でろう
付けされるか、あるいは融着されている。また、エミッ
タ電極17にはチップ中心部でエミッタ電極体3が同様に
接合されている。このチップ1を底板4とアルミナセラ
ミックスの外枠5からなる容器に入れる。チップ1の下
面を熱伝導率の高いCuなどからなる底板4にはんだによ
りろう付けしてもよい。外枠5はL字形断面を有し、そ
の段部上に内部ゲートリード6が固定され、このリード
から外枠5を貫通するゲート端子7から引出されてい
る。そして、チップ1上のゲート電極に接続されたゲー
トパッド22とゲートリード6をAl線8のボンディング
により接続する。このあと、不活性ガス中で蓋板9を外
枠5の上端面とろう付け、融着あるいは接着によって接
合し、密封する。なお、外枠には、アルミナの代わり
に、ムライトやステアタイトあるいは窒化アルミニウム
を用いることができる。また底板4、蓋板6との接合が
低温で行われる場合には、樹脂も用いることができる。
このほか、IGBTチップ1の耐圧維持および保護の目
的により、素体1の周辺の容器内にシリコーン樹脂を充
填してもよい。このようにして34mm×34mm×8mmのコン
パクトな寸法のIGBT素子が得られる。
発明の別の実施例のIGBT素子では、チップ1が図3
(b) のB−B線断面図である図4に示すように8個のユ
ニットパターンに分割されており、各ユニットパターン
に存在するゲート電極16にはそれぞれボンディングパッ
ド22が存在する。そして周囲の外枠5の段部上のゲート
リード6とAl線8のボンディングにより接続される。ゲ
ートの接続後、底板4と外枠5からなる容器にゲル23、
樹脂24などの充填剤が封入され、エミッタ電極体3が樹
脂24の面より突出している。なお、図4に示すような複
数のIGBTユニットのうちに不良ユニットがある場
合、そのユニットに対するAl線8のボンディングをしな
いか、あるいは切断することによりリペアすることがで
きる。
た半導体装置、すなわちIGBTモジュールを示す。図
において、複数個のIGBT素子31が2個の接触体32、
33の間にはさまれ、絶縁ボルト34とナット35により、上
部接触体32が素子31の図1における蓋板9と、下部接触
体33が底板4に加圧接触し、素子31は接触体32、33の間
に固定される。そして、容器の中のエミッタ電極体4と
蓋板9との間、またコレクタ電極体2が底板4とろう付
けされないときにはそれらの間の低抵抗の接触が確保さ
れる。これにより、IGBTチップ1に発生する熱は、
エミッタ電極体3、蓋板9、上部接触体32およびコレク
タ電極体2、底板4、下部接触体33の径路を経て伝達さ
れる。接触体32、33は風冷により表面から放熱するので
冷却体を兼ねているが、さらに放熱用フィンを備えた
り、水冷あるいはヒートポンプジャケットを備えること
により冷却効果を上げることも効果的で、これらの方策
により同一電流容量のIGBTモジュールを複数個のI
GBTチップを一つの容器に収容し、各チップのエミッ
タ電極との接続をボンディングした導線で行う場合に比
して約1/2の大きさにすることができ、低インダクタ
ンスになる。
31のゲート端子7をはんだづけ、圧着またはねじ止めに
より接続することができ、素子内のゲート配線を利用す
ることで、モジュール内部に配線をひき回す必要がなく
なり、一層のモジュールの寸法縮小ができる。図6(a)
、(b) 、(c) に示す本発明の実施例のIGBT素子
は、樹脂モジュール型であり、絶縁性外枠6は用いな
い。すなわち、下面にコレクタ電極体2、上面にエミッ
タ電極体3を露出させて樹脂24により封止されている。
そして、IGBTチップ1上のゲートパッド22への接続
にはゲート接触基板25が用いられている。ゲート接触気
団25は図7(a) 、(b) に示すように、ゲートリード6
は、それぞれ中央にエミッタ電極3のための貫通孔30を
有する上部絶縁板26と下部絶縁板27の間にはさまれてい
て外部から見えない。両絶縁板26、27にはセラミックあ
るいは高分子材料の板を用いる。そして、下面絶縁板27
からはんだバンプ28が突出している。このはんだバンプ
28がIGBTチップ1の各ユニットパターンに存在する
ボンディングパッド22と接合される。このようなゲート
接触基板25を用いることにより、素子の高さをAl線8に
よって接続する場合に比して1mm以上薄くすることがで
きた。なお、ゲートリード6から対向する位置でゲート
接触基板25外へゲート端子7が引き出されるが、その根
本部分には波状部分71が形状され、先端部が変形自在に
なっている。
極体3は、チップ1上のゲート電極にボンディングされ
る導線8との接触をさけるため、長方形にしなければな
らず、コレクタ電極体3に比して面積が小さくなる。そ
のためエミッタ電極側からの放熱量はコレクタ電極側か
らに比してかなり少なかった。図8(a) 、(b) 、(c)に
示す実施例では、ゲート接触基板25を用いる構造でエミ
ッタ電極体3の横断面積がゲート接触基板25上部で大き
くしたものである。この場合、エミッタ電極体3の加工
とチップ1に対する位置合わせが難しくなる反面、エミ
ッタ電極体側への放熱量を増大させることができる。こ
の場合は、ゲート接触基板25を用いているため、エミッ
タ電極体3とボンディング導線との接触の問題はない
が、横断面積がゲート接触基板の上部に限られる。図9
(a) 、(b) 、(c) は、図3の素子のようにゲートボンデ
ィング導線8を用いる場合の実施例を示し、エミッタ電
極体5の横断面積を大きくした上部はゲートボンディン
グ導線8の上方を避けるスリット81を形成した。これに
よって図9(c) に示すようにエミッタ電極体3の面積を
拡大した上部が導線8と接触するおそれがなくなり、厚
さを厚くすることができ、熱抵抗の低減を大きくするこ
とができた。図10に示す実施例では、図9のスリット81
をつないでエミッタ電極体3の平面形状をI字状にし
た。図9の実施例にくらべて熱抵抗は増大するが、電極
体の加工は容易になる。
縁板27を除いて示したゲートリード6のパターンの二つ
の例であり、ゲートリード6は各はんだバンプ28から離
れた位置でその外側あるいは内側に環状に形成されてい
る。図13(a) 、(b) 、(c) は、このようなゲート接触基
板を用いたIGBT素子でチップに不良ユニットが存在
する場合のリペア方法を示す。図13(a) に示すIGBT
チップ1で不良ユニット10が存在する場合、図13(b) 、
(c) に示すように上部絶縁板26から下部絶縁板27に達す
る貫通孔29を明け、その部分のはんだバンプ28を除去し
て、不良ユニット10のゲート電極がゲートリード6に接
続されないようにする。これにより、Al線8を用いてゲ
ートの接続を行う図1あるいは図3、図4の場合のよう
にリペアを行うことができた。
IGBTチップが1個の場合であるが、1個または複数
個のゲートを有するIGBTチップを複数個封入したマ
イクロスタックにおいても同様な両面冷却構造にするこ
とができ、不良チップの分離も同様にできる。図14は、
本発明によるIGBT素子31の複数個からなるモジュー
ルの組立を示し、図5と共通の部分には同一の符号が付
されている。このとき、ゲート端子7がはんだ39で固定
される端子台37の高さが同じであれば問題はないが、端
子台37の加工誤差や、あるいはゲート接触基板25を用い
た素子の場合のゲート接触基板の傾きなどの理由からゲ
ート端子取り付け面の高さが違う場合、素子31が傾いて
しまったり図のように浮き上がってしまったりする場合
がある。しかし、図15に示すように、ゲート端子7の根
本に図6、図8に示したような波状部分71があれば、そ
のような取り付け面高さの差を吸収するため、図15(a)
のように素子31が最初傾いていても、各素子の両面を接
触体32、33に直接あるいはスペーサ36を介して間接に十
分な力で加圧接触させることができる。この波状部分71
がない場合には、ゲート端子7の根本部分に大きな応力
がかかり、破損の原因になるだけでなく、大きな加圧力
がかからないために接触熱抵抗が増大することがある。
上記のゲート端子構造によりこのような破損あるいは接
触熱抵抗の増大が避けられる。 図16(a) 、(b) は、図
5に示したようにモジュールの隣接素子31のゲート端子
7を直接接続した場合を示し、もしゲート端子7が剛性
が高く、同一高さにあれば、一方の素子31は浮き上がっ
てしまって上記と同様の不具合が生ずるか、先端部を可
撓性にすることにより、このような不具合が生じない。
ゲート端子7の先端部72をU字状に分岐させた。この先
端部72は変形しやすいので、加工誤差などによるゲート
端子7とゲート端子台33との位置や高さにずれがあって
も、図18(a) 、(b) に示すようにねじ38を用いて端子台
37や隣接素子のゲート端子7と密着させることができ、
組立中のゲート端子破損や接触不良などを無くすことが
できる。また素子31と接触体32、33とを密着させられ、
熱抵抗も軽減できる。
いて述べたが、他の半導体装置、例えば縦形MOSFE
Tあるいはサイリスタのように、一主面上に主電極と制
御電極を有する半導体基板を用いた半導体装置において
も同様に実施できる。
主電極に電極体を接合し、一主面上の制御電極からは共
通配線を介して容器側方に制御端子を引き出し、電極体
に外部の圧力により容器端子板を接触させて熱および電
気の通路の一部とするか、電極体の他面を容器外面に露
出させることにより、半導体装置両面からの放熱が可能
となり、小さな体積で大きな電流容量を持たせることが
可能となった。さらに、複数の制御電極への接続に、共
通制御配線をはさみ、各制御電極の一部に接合する突出
電極のみが露出する接触基板を用いることにより、導線
のボンディングのためのスペースが節減され、一層の小
形化が可能となった。
が断面図、(b) が素子チップの正面図
が平面図、(b) が側面図、(c)が(a) のA−A線断面図
図
(a) が平面図、(b) が(a) のC−C線断面図、(c) が
(a) のD−D線断面図
面図、(b) が下面図
し、(a) が平面図、(b) が(a)のE−E線断面図、(c)
が(a) のF−F線断面図
(a) が平面図、(b) が(a) のH−H線断面図、(c) が
(b) のI−I線矢視断面図
接触基板の一例を示し、下部絶縁板を除いての下面図
接触基板の他の例を示し、下部絶縁板を除いての下面図
し、(a) がIGBTチップの平面図、(b) がリペア後の
ゲート接触基板の平面図、(c) がリペア後のゲート接触
基板の下面図
組立ての際の不具合の例を示す側面図
ュールの組立方法を(a) 、(b)の順に示す側面図
続した場合を示し、(a) が側面図、(b) が(a) のG部拡
大側面図
平面図
し、(a) が側面図、(b) が(a) のJ部拡大平面図
Claims (14)
- 【請求項1】一主面上に主電極および制御電極を有する
半導体素体の1個あるいは複数個が一つの容器に収容さ
れ、複数の制御電極が共通の制御端子に接続されるもの
において、半導体素体の両主面にそれぞれ存在する主電
極に半導体材料に熱膨脹係数の近似した金属材料よりな
る電極体が接合され、両電極体の反半導体素体側の面が
それぞれ容器の端子板に対向し、各制御電極が容器の絶
縁性側壁を貫通して引き出される制御端子に接続される
共通配線と接続されたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】それぞれ冷却手段を備えた接触体を容器両
面の端子板に加圧して使用される請求項1記載の半導体
装置。 - 【請求項3】一主面上に主電極および制御電極を有する
半導体素体の1個あるいは複数個が一つの容器に収容さ
れ、複数の制御電極が共通の制御端子に接続されるもの
において、半導体素体の両主面にそれぞれ存在する主電
極に半導体材料に熱膨脹係数の近似した金属材料よりな
る電極体が接合され、両電極体の一方が反半導体素体側
で容器外面に露出し、他方の反半導体素体側の面が容器
の端子板に対向し、各制御電極が容器の絶縁性側壁を貫
通して引き出される制御端子に接続される共通配線と接
続されたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】それぞれ冷却手段を備えた接触体が容器両
外面に露出する電極体および端子板に加圧して使用され
る請求項3記載の半導体装置。 - 【請求項5】一主面上に主電極および制御電極を有する
半導体素体の1個あるいは複数個が一つの容器に収容さ
れ、複数の制御電極が共通の制御端子に接続されるもの
において、半導体素体の両主面にそれぞれ存在する主電
極に半導体材料に熱膨脹係数の近似した金属材料よりな
る電極体が接合され、両電極体が反半導体素体側で容器
外面に露出し、各制御電極が容器の絶縁性側壁を貫通し
て引き出される制御端子に接続される共通配線と接続さ
れたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】それぞれ冷却手段を備えた接触体が容器両
面に露出する電極体に加圧して使用される請求項5記載
の半導体装置。 - 【請求項7】制御電極のうちの一部と共通配線との接続
配線が中間で除去された請求項1ないし6のいずれかに
記載の半導体装置。 - 【請求項8】制御電極がそれぞれ導線によって共通配線
と接続された請求項1ないし7のいずれかに記載の半導
体装置。 - 【請求項9】共通配線が2枚の絶縁板の間にはさまれ、
一方の絶縁板一面に共通配線と接続される複数の突出電
極が露出し、その突出電極が各制御電極の一部分にそれ
ぞれ接合された請求項1ないし7のいずれかに記載の半
導体装置。 - 【請求項10】制御電極と半導体素体の同一主面上に存在
する主電極に接合された電極体の断面積が制御電極と制
御端子との間の接続導体より半導体素体から遠い側にお
いて大きくされた請求項1ないし9のいずれかに記載の
半導体装置。 - 【請求項11】電極体の断面積が半導体素体主面上の制御
電極と制御端子との間の接続導体の上方を避けて大きく
された請求項10記載の半導体装置。 - 【請求項12】制御端子の容器外にあって先端に近い部分
が可撓性である請求項1ないし11のいずれかに記載の半
導体装置。 - 【請求項13】制御端子の容器に近接した部分が波状に形
成された請求項12記載の半導体装置。 - 【請求項14】制御端子の先端がU字状に分岐された請求
項12記載の半導体装置。
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