JP3128875U - 保温用履物及び保温用手袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】保温用履物1は、足の裏に当接する底部11と、足の甲及び踵を覆うアッパー12とを備えた保温用履物1であって、底部11及びアッパー12は、何れも、外側が気密性の素材で形成された外側部材Xと、内側がアルミシートである内側部材Yと、この内側部材Yと外側部材Xとの間に設けられる断熱材Zとを有するものである。
【選択図】図1
Description
前記面状ファスナは、前記履き口縁部の内側に対向するように2個設けるか、または、前記履き口縁部の内側に対向するように1個細長く設けるかの何れかである。
図1〜図7において、1は足の裏に当接する底部11と、足の甲及び踵を覆うアッパー12とを備えた保温用履物で、保温用履物1は、底部11及びアッパー12は、何れも、図3乃至図6に示すように、外側が気密性の素材で形成された外側部材Xと、内側がアルミシートである内側部材Yと、この内側部材Yと外側部材Xとの間に設けられる断熱材Zとを有する。
このように、底部11及びアッパー12は、何れも、外側が気密性の素材で形成された外側部材Xと、内側がアルミシートである内側部材Yと、この内側部材Yと外側部材Xとの間に設けられる断熱材Zとを有するため、底部11とアッパー12の素材が共通しているため、簡易に製作することができる。
また、何れも、外側部材X、アルミシートである内側部材Yと、この内側部材Yと外側部材Xとの間に設けられる断熱材Zという簡易な手段で、使用者の足の体温を外側に逃がさないようにして使用者の足を効率良く保温することができる。
このように、履き口2aはアッパー2の外側部材Xが折り返され、該折り返された部位はアッパー2の内側部材Yに縫製されて履き口縁部2bが形成されるため、履き口2aにおいて、外側部材X、断熱材Z、内側部材Yの三層の積層部位が露出せず、履き口2aの端末が外側部材Xにより覆われ、ほつれを防ぐと共に外観的にも見栄えが良い。
このように、面状ファスナ3は、履き口縁部2bの内側であって足の踵の上方の部位より足の甲の上方の部位に近い側であると共に、対向するように設けられているため、履き口2aの踵側(後側)ではなく履き口2aの前側を面状ファスナ3を利用して履き口2aを簡易に開閉でき、しかも、足に密着して閉じ、体温を外側に逃がさないようにすることができる。
このように、対向する面状ファス3同士を接合して履き口2aを偏平した状態において、履き口2aの長さMを保温用履物1の長手方向の全長長さNの少なくとも1/2以上長く設定されているため、履き口2aが広く、履き易くなる。
Kは、アッパー12の前側に設けた切り込み部である。
即ち、保温用手袋1’は、手の表に当接する表部11’と、前記手の裏に当接する裏部12’とを備え、この裏部12’と表部11’との間に手を入れる開口部2a’を有し、開口部2a’を残して、表部11’と裏部12’とは縫製により一体化されている。
この表部11’及び裏部12’は、保温用履物1と同様に、何れも、外側が気密性の素材で形成された外側部材X’と、内側がアルミシートである内側部材Y’と、この内側部材Y’と外側部材X’との間に設けられる断熱材Z’とを有している。
外側部材X’は、上述の実施例と同様、例えば、合成皮革で、内側部材Y’は、上述の実施例と同様、例えば、アルミシート、より具体的には、ポリエチレンまたはポリプロピレンまたはポリエステル等のフィルム状の基材にアルミ箔を接着またはアルミニウムを蒸着させたもので、断熱材Z’は、上述の実施例と同様、例えば、クッション性を有するもので、例えば、ガラス繊維、木綿、羊毛、ポリエチレンフォーム、ポリプロピレン、セラミックファイバー、ポリエステル綿等である。
3’は、開口縁部2b’の内側であって挿入された手の右側に位置すると共に、対向するように設けられた右側面状ファスナで、3”は、開口縁部2b’の内側であって挿入された手の左側に位置すると共に、対向するように設けられた左側面状ファスナである。
なお、右側面状ファスナ3’(31’、32’)は、開口縁部2b’の内側に対向するように2個、左側面状ファスナ3”(31”、32”)は、開口縁部2b’の内側に対向するように2個、それぞれ設けている。場合により、図示しないが、右側面状ファスナ3’及び左側面状ファスナ3”を履き口縁部2bの内側に対向するように1個細長く設けるようにしても良い。
11 …底部
12 …アッパー
X …外側部材
Y …内側部材
Z …断熱材
Claims (7)
- 足の裏に当接する底部と、足の甲及び踵を覆うアッパーとを備えた保温用履物であって、
前記底部及び前記アッパーは、何れも、外側が気密性の素材で形成された外側部材と、内側がアルミシートである内側部材と、この内側部材と前記外側部材との間に設けられる断熱材とを有する
ことを特徴とする保温用履物。 - 断熱材は、クッション性を有するものであり、
アッパーには、使用者の足を挿入するための履き口が形成され、
前記履き口は前記アッパーの外側部材が折り返され、該折り返された部位は前記アッパーの内側部材に縫製されて履き口縁部が形成されると共に、前記履き口はくるぶしより上に位置し、
前記履き口縁部の内側であって足の踵の上方の部位より前記足の甲の上方の部位に近い側であると共に、対向するように設けられた面状ファスナとを備えている
ことを特徴とする請求項1記載の保温用履物。 - 断熱材は、クッション性を有するものであり、
アッパーには、使用者の足を挿入するための履き口が形成され、
前記履き口は前記アッパーの外側部材が折り返され、該折り返された部位は前記アッパーの内側部材に縫製されて履き口縁部が形成されると共に、前記履き口はくるぶしより上に位置し、
前記履き口縁部の内側であって足の踵の上方の部位より前記足の甲の上方の部位に近い側であると共に、対向するように設けられた面状ファスナとを備え、
前記面状ファスナは、前記履き口縁部の内側に対向するように2個設けるか、または、前記履き口縁部の内側に対向するように1個細長く設けるかの何れかである
ことを特徴とする請求項1記載の保温用履物。 - 断熱材は、クッション性を有するものであり、
アッパーには、使用者の足を挿入するための履き口が形成され、
前記履き口は前記アッパーの外側部材が折り返され、該折り返された部位は前記アッパーの内側部材に縫製されて履き口縁部が形成されると共に、前記履き口はくるぶしより上に位置し、
前記履き口縁部の内側であって足の踵の上方の部位より前記足の甲の上方の部位に近い側であると共に、対向するように設けられた面状ファスナとを備え、
底部を構成する底部材と、
前記アッパーは、足の左側に位置する左側アッパー部材と、前記足の右側に位置する右側アッパー部材とを有し、前記底部材、前記左側アッパー部材及び前記右側アッパー部材は縫製により一体化され、
前記底部材、前記左側アッパー部材及び前記右側アッパー部材は、何れも、外側部材、内側部材及び断熱材で構成され、前記外側部材、前記内側部材及び前記断熱材は、折り曲げ自在で、
対向する面状ファス同士を接合して履き口を偏平した状態において、前記履き口の長さを保温用履物の長手方向の全長長さの少なくとも1/2以上長く設定されていることを特徴とする請求項1記載の保温用履物。 - 手の表に当接する表部と、前記手の裏に当接する裏部とを備え、この裏部と前記表部との間に手を入れる開口部を有した保温用手袋であって、
前記表部及び前記裏部は、何れも、外側が気密性の素材で形成された外側部材と、内側がアルミシートである内側部材と、この内側部材と前記外側部材との間に設けられる断熱材とを有する
ことを特徴とする保温用手袋。 - 開口部を残して、表部と裏部とは縫製により一体化された保温用手袋であって、
断熱材は、クッション性を有するものであり、
前記開口部は前記表部及び前記裏部の外側部材がそれぞれ折り返され、該折り返された部位は前記表部及び前記裏部の内側部材に縫製されて開口縁部が形成され、
前記開口縁部の内側であって挿入された前記手の右側に位置すると共に、対向するように設けられた右側面状ファスナと、
前記開口縁部の内側であって挿入された前記手の左側に位置すると共に、対向するように設けられた左側面状ファスナとを備えている
ことを特徴とする請求項5記載の保温用手袋。 - 開口部を残して、表部と裏部とは縫製により一体化された保温用手袋であって、
断熱材は、クッション性を有するものであり、
前記開口部は前記表部及び前記裏部の外側部材がそれぞれ折り返され、該折り返された部位は前記表部及び前記裏部の内側部材に縫製されて開口縁部が形成され、
前記開口縁部の内側であって挿入された前記手の右側に位置すると共に、対向するように設けられた右側面状ファスナと、
前記開口縁部の内側であって挿入された前記手の左側に位置すると共に、対向するように設けられた左側面状ファスナとを備え、
前記右側面状ファスナは、前記開口縁部の内側に対向するように2個設けるか、または、前記開口縁部の内側に対向するように1個細長く設けるかの何れかであり、
前記左側面状ファスナは、前記開口縁部の内側に対向するように2個設けるか、または、前記開口縁部の内側に対向するように1個細長く設けるかの何れかである
ことを特徴とする請求項5記載の保温用手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009184U JP3128875U (ja) | 2006-11-10 | 2006-11-10 | 保温用履物及び保温用手袋 |
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JP2006009184U JP3128875U (ja) | 2006-11-10 | 2006-11-10 | 保温用履物及び保温用手袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3128875U true JP3128875U (ja) | 2007-01-25 |
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ID=43279870
Family Applications (1)
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JP2006009184U Expired - Lifetime JP3128875U (ja) | 2006-11-10 | 2006-11-10 | 保温用履物及び保温用手袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3128875U (ja) |
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2006
- 2006-11-10 JP JP2006009184U patent/JP3128875U/ja not_active Expired - Lifetime
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