JP3128765B2 - 回転体内のブラシレス位置確認装置 - Google Patents

回転体内のブラシレス位置確認装置

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JP3128765B2
JP3128765B2 JP04307981A JP30798192A JP3128765B2 JP 3128765 B2 JP3128765 B2 JP 3128765B2 JP 04307981 A JP04307981 A JP 04307981A JP 30798192 A JP30798192 A JP 30798192A JP 3128765 B2 JP3128765 B2 JP 3128765B2
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JP
Japan
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shaft
chuck
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resolver
sin
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JP04307981A
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Inventor
武 磯貝
昭宏 若松
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株式会社日平トヤマ
東栄電機株式会社
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクランクシャフト研削盤
において、クランクシャフトの位相を検出するため、主
軸駆動用の主モータ内に設けたブラシレス位置確認装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来クランクシャフト研削盤におけるク
ランク軸の位相を検出する位置確認信号を得るため、主
モータに取付けられた回転体の位置を検出するため、リ
ングとカーボンブラシを使用していたが次のような問題
があった。1)ブラシが摩耗し、定期的に交換が必要で
ある。2)ブラシとリング間の接触不良が発生する。
3)上記1)と2)の問題に対処するためのメンテナン
スに時間がかかる。4)確認したい数だけブラシとリン
グの組合せが必要となるので、信号数が制限される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の問題点に鑑
み、クランクシャフトを回転させる主軸駆動用の主モー
タとしてのビルトインモータと同軸に構成され、回転体
内部に割出しのためのチャック軸を貫通する中空軸構造
のレゾルバを使用することにより、回転体の位置確認装
置を非接触として消耗部分をなくし、主軸モータとチャ
ック軸を駆動する割出しモータとの位相差からクランク
シャフトの割出し位置を検出することにより主軸をメン
テナンスフリーとすること、並びに確認したいクランク
シャフトの角度位置を自由にセットできるような位置確
認装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】クランクシャフト研削盤
に用いられる主軸駆動用の主モータにおいて、その主軸
モータに取付けられ、フレーム3内に回転可能に支持さ
れ、主モータM1により駆動される前記主モータによる
回転体を構成する中空の面板軸1aを備えた面板1と、面
板軸1a内に回転可能に支持され、チャックモータM2に
より駆動される前記主モータM1内の中空部に設けられ
た中空のチャック軸4と、該チャック軸4と作動連結さ
れた被加工物であるクランクシャフトを保持するチャッ
ク6と、前記面板軸1a上に取付けた面板位相検出用レゾ
ルバRe1及び前記チャック軸4上に取付けたチャック軸
位相検出用レゾルバRe2とを有し、面板位相検出用レゾ
ルバRe1へ励磁する信号をsinωtとcosωtとしてRe1の
出力信号をsin(ωt+θ1)となし、該出力信号sin(ωt+
θ1)より変換器7を通してsin(ωt+θ1)とcos(ωt+
θ1)の2つの信号を作り、該信号をチャック軸位相検出
用レゾルバRe2へ励磁してRe2の出力信号としてsin(ω
t+θ1+θ2)から前記主軸とクランクシャフトの位相
を検出するようにした。
【0005】
【実施例】図1で、1は面板でその中心から張出した中
空の面板軸1aが軸受2を介しフレーム3内で回転可能に
支持されている。面板軸1aに主モ−タM1 が取付けられ
ている。面板軸1aの端部にはレゾルバが装着されてい
る。4はチャック軸で面板軸1a内を貫通し、軸受3aで支
持されている。チャック軸4上にレゾルバRe2が、又軸
端にはチャックモータM2 が取付けられている。チャッ
ク軸4の他端には歯車5aが取付けられ、該歯車5aはチャ
ック6取付けられた歯車5bと噛み合っている。図2は二
相励磁;一相出力のものを使用した場合のレゾルバの例
を示す。
【0006】因みに、レゾルバは回転子aに巻かれた一
次巻線と、固定子bに巻かれた二次巻線とで構成し回転
角度の検出は一次巻線と二次巻線との相対位置、すなわ
ち角度によって二次巻線の出力電圧が変化するのを検出
する。固定子巻線と回転子巻線の角度をθとし、直交す
る一次巻線の励磁電圧を E1=Asinωt,E2=Acosωt とすると、固定子巻線に誘起される起電力Eは、 E=K(E1cosθ+E2sinθ)=KAsin(ωt+θ) ここにK:結合度、ω:励磁電圧の角速度 すなわち、固定子bの出力電圧Eは、固定子bと回転子
aのずれの分だけ、励磁電圧の位相に対しずれている。
この位相差を検出して回転子aの軸の回転角を求めるこ
とが出来る。
【0007】以下検出方法の詳細について述べる(図2
参照)。 a)面板位相検出用レゾルバRe1へ励磁する信号をsin
ωtとcosωtとすれば、図2に示すようにRe1の出力信
号はsin(ωt+θ1)となり、θ1が主モータM1の回転角
を表す。 b)信号sin(ωt+θ1)より変換器7を通してsin(ωt+
θ1)とcos(ωt+θ1)の2つの信号を作る。この信号を
チャック軸位相検出用レゾルバRe2へ励磁するとRe2の
出力信号としてsin(ωt+θ1+θ2)となる。
【0008】
【効果】フレーム3内で回転可能に支持され、主モータ
1 により駆動される中空の面板軸1aを備えた面板1
と、面板軸1a内で回転可能に支持され、チャックモータ
M2により駆動されるチャック軸4と、該チャック軸4と
作動連結されたチャック6とを具え、前記面板軸1a上と
前記チャック軸4上にレゾルバRe1とRe2とを取付け
た。そして面板位相検出用レゾルバRe1へ励磁する信号
をsinωtとcosωtとしてRe1の出力信号をsin(ωt+
θ1)となし、該出力信号sin(ωt+θ1)より変換器7を
通してsin(ωt+θ1)とcos(ωt+θ1)の2つの信号を作
り、該信号をチャック軸位相検出用レゾルバRe2へ励磁
してRe2の出力信号としてsin(ωt+θ1+θ2)を得る
ようにした。このようにビルトインのレゾルバRe1,Re
2を使用することにより回転体内の位置確認装置を非接
触とすることが出来、消耗部分をなくし、メンテナンス
フリーとすることが可能となり、確認したい角度位置を
自由にセット出来るようになった。又面板の位相とチャ
ック軸の位相差を面板回転中又は停止中に関係なく検出
することができる。面板位相とチャック軸位相が、常時
絶対検出出来るので、チャック軸モータをコントロール
することにより面板位相とチャック軸医操作を任意の値
に設定することが容易となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラシレス位置確認装置の断面図
【図2】図1の装置におけるレゾルバの原理説明図
【図3】レゾルバの原理説明図
【符号の説明】
1 面板 1a 面板軸 2,3a 軸受 3 フレ−ム 4 チャック軸 5a,5b 歯車 6 チャック 7 変換器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−45591(JP,A) 実開 平3−46819(JP,U) 実開 平1−70105(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 7/00 - 7/34 G01D 5/245 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャック軸を備えた主軸駆動用のモータ
    において、フレーム(3)内に回転可能に支持され、前記
    主軸駆動用の主モータM1により駆動される中空の面板
    軸(1a)と、面板軸(1a)の端に一体に設けた面板(1)と、
    前記中空の面板軸(1a)内に回転可能に支持され、一端に
    チャック駆動用歯車を、他端にチャックモータM2を備
    えたチャック軸(4)と、該チャック軸(4)と作動連結さ
    れ、前記チャック軸(4)を回転するための主軸としての
    前記面板(1)前面に設けたチャック(6)と、前記面板軸
    (1a)上に取付けた面板位相検出用レゾルバRe1及び前記
    チャック軸(4)上に取付けたチャック軸位相検出用レゾ
    ルバRe2とを有し、面板位相検出用レゾルバRe1へ励磁
    する信号をsinωtとcosωtとしてRe1の出力信号をsin
    (ωt+θ1)となし、該出力信号sin(ωt+θ1)より変換
    器(7)を通してsin(ωt+θ1)とcos(ωt+θ1)の2つの
    信号を作り、該信号をチャック軸位相検出用レゾルバRe
    2へ励磁してRe2の出力信号としてsin (ωt+θ1+θ
    2)から前記主モータM1とチャック軸(4)の位相を検出
    するようにしたことを特徴とする主軸駆動用モータにお
    ける回転体内のブラシレス位置確認装置。
JP04307981A 1992-10-22 1992-10-22 回転体内のブラシレス位置確認装置 Expired - Fee Related JP3128765B2 (ja)

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JPH06137808A JPH06137808A (ja) 1994-05-20
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630270U (ja) * 1992-09-18 1994-04-19 啓子 當眞 浴室の排水溝口の目皿のヘアキャッチフィルター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630270U (ja) * 1992-09-18 1994-04-19 啓子 當眞 浴室の排水溝口の目皿のヘアキャッチフィルター

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JPH06137808A (ja) 1994-05-20

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