JP2002345282A - エアスピンドルの回転軸心振れ補正装置及び補正方法 - Google Patents

エアスピンドルの回転軸心振れ補正装置及び補正方法

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JP2002345282A
JP2002345282A JP2001142268A JP2001142268A JP2002345282A JP 2002345282 A JP2002345282 A JP 2002345282A JP 2001142268 A JP2001142268 A JP 2001142268A JP 2001142268 A JP2001142268 A JP 2001142268A JP 2002345282 A JP2002345282 A JP 2002345282A
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brushless motor
axis runout
phase
runout
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Teruhiko Fujisaki
輝彦 藤崎
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成でエアスピンドルの回転軸心振れ
を補正する。 【解決手段】 エアスピンドル(50)はハウジング
(20)の中空部に挿嵌された回転軸(24)を空気軸
受により浮動状態で支承し、複数相の電気信号によって
駆動する直流ブラシレスモータにより回転軸(24)を
回転させる。回転軸(24)の回転軸心振れは非接触変
位計(12)により測定される。回転軸心振れが小さく
なるように、ドライバ(10)を操作し、直流ブラシレ
スモータに供給する各相の電気信号の振幅値及びオフセ
ット値を調整することにより、回転軸心振れを補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアスピンドルに関
し、特に、回転軸心振れを補正するための改良技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気軸受により回転軸を浮動状態
に支承し、回転軸を高速回転するエアスピンドルの動力
源として直流ブラシレスモータが用いられている。直流
ブラシレスモータは急激な加速性、大きな起動トルク、
印加電圧の変化に対するリニアな回転数の変化、トルク
対入出電流の直線性などの優れた性能を備えているた
め、精密旋盤、真円度測定器、ハードディスクドライブ
のサーボトラックライタ等の動力源として好適である。
直流ブラシレスモータは回転軸に連結するモータ結合部
に取り付けられたロータマグネットと、ロータマグネッ
トに対向する位置に設置されたコイル(固定電極)とか
ら構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、直流ブラシ
レスモータはコイルに供給される励磁電流とロータマグ
ネットによる磁束とが鎖交することにより円周方向に生
じるトルクによって回転軸を駆動するため、コイル基板
に対するコイルの位置決め精度に誤差が生じていると不
均一なトルクが生じ、回転軸心振れを生じる原因とな
り、高精度な回転精度を得ることができない。
【0004】例えば、8極の磁極を有するロータマグネ
ットから構成される直流ブラシレスモータを動力源とす
るエアスピンドルを駆動し、回転軸心振れに起因する偏
心量を基にリサージュ図形を描くと、8つのうねりを検
出することができる。コイルの位置決め誤差に起因する
回転軸心振れを消去するにはコイルの位置決め誤差を0
にする必要があるが、直流ブラシレスモータの組み立て
工程上、位置決め誤差を0にすることは非常に困難であ
る。
【0005】そこで、本発明は簡易な構成でエアスピン
ドルの回転軸心振れを補正するための技術を提案するこ
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエアスピンドル
の回転軸心振れ補正装置は、ハウジングの中空部に挿嵌
された回転軸を空気軸受により浮動状態で支承し、複数
相の電気信号によって駆動する直流ブラシレスモータに
より回転軸を回転させるエアスピンドルの回転軸振れを
補正するものであり、直流ブラシレスモータに供給する
各相の電気信号の振幅値及びオフセット値を調整する調
整手段を備える。かかる構成により、エアスピンドルの
直流ブラシレスモータに供給する各相の電気信号の振幅
値及びオフセット値を調整することで、回転軸心振れを
補正することができ、直流ブラシレスモータの組み立て
精度を要求することなく、高精度な回転精度を得ること
ができる。
【0007】前記調整手段は各相の電気信号の振幅値及
びオフセット値をそれぞれ独立に調整可能であることが
好ましい。各相の電気信号の振幅値及びオフセット値を
独立に調整することにより、調整の自由度が高まり、回
転軸振れをより高精度に補正することができる。
【0008】また、エアスピンドルに収容される直流ブ
ラシレスモータはコアレスのアキシアルギャップ型の直
流ブラシレスモータが好ましい。エアスピンドルの動力
源としてコアレスのアキシアルギャップ型の直流ブラシ
レスモータを用いることにより、コア付きのラジアルギ
ャップ型直流ブラシレスモータのようにコギングトルク
が発生したり、積層板のスリットによって生じる微振動
がないため、エアスピンドルの回転精度を高めることが
できる。
【0009】本発明のエアスピンドルの回転軸心振れ補
正方法は、ハウジングの中空部に挿嵌された回転軸を空
気軸受により浮動状態で支承し、複数相の電気信号によ
って駆動する直流ブラシレスモータにより回転軸を回転
させるエアスピンドルの回転軸振れを補正する方法であ
り、該回転軸を所望の回転速度で回転させながら、変位
計を用いて該回転軸の半径方向の軸心振れを測定し、該
直流モータに供給する各相の電気信号の振幅値及びオフ
セット値を調整することにより、回転軸心振れが小さく
なるように回転軸心振れを補正する。
【0010】各相の電気信号の振幅値及びオフセット値
をそれぞれ独立に調整することにより、軸心振れの調整
の自由度を高めることができる。また、回転軸心振れの
測定値を周波数成分毎にフーリエ変換し、高次成分の値
が小さくなるように回転軸心振れを補正すると、エアス
ピンドルの回転精度を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、各図を参照して本実施の形
態について説明する。
【0012】図1はエアスピンドルの回転軸心振れを補
正するためのシステム構成図である。同図において、符
号50はハードディスクドライブのサーボトラックライ
タに用いられるエアスピンドルであり、円筒状の軸受ハ
ウジング20と、モータブラケット34と、有底円筒状
のエンコーダハウジング37とが同心円状に気密接合さ
れて一体化されている。軸受ハウジング20内には回転
軸24が挿嵌収容されており、その両端部にはスラスト
プレート19,28が回転軸24と軸心を一致させて連
結されている。さらに、スラストプレート28の下端部
にはモータ結合部29、モータシャフト36が軸心を一
致させて連結されている。
【0013】軸受ハウジング20の側壁内部には加圧エ
ア供給口21より導入された加圧エアを軸受ハウジング
20内に供給するためのエア供給孔22が穿設されてい
る。符号23は通気性のある多孔質グラファイトから構
成されたラジアル/アキシアル共用軸受であり、エア供
給孔22を介して加圧供給口21より供給された加圧エ
アをラジアル/アキシアル共用軸受23と回転軸24及
びスラストプレート19,28との間の軸受隙間に導入
し、空気膜を形成する。回転軸24は空気膜のエア圧に
より、浮動状態で回転自在に支承される。回転軸24は
軸心を中空とする円筒体であり、その側壁の軸方向中央
部には複数の貫通孔26が形成され、これに対応するハ
ウジング20の軸方向位置の内周面には環状溝が設けら
れ、さらにこれに連通して外部との連通孔27が設けら
れている。ラジアル/アキシアル共用軸受23と回転軸
24との間の軸受隙間に導入された加圧エアのうち、2
つのラジアル/アキシアル共用軸受23の間に排出され
る分は、それぞれのラジアル/アキシアル共用軸受23
に隣接するハウジング20の環状溝及び排気孔27aを
経て外部に排出される。
【0014】モータブラケット34内にはモータシャフ
ト36に取り付けられたロータマグネット31と、ガラ
スエポキシから成るコイル基板41に固定され、ロータ
マグネット31に対向する位置に設置されたコイル32
とから構成される直流ブラシレスモータが収容されてい
る。直流ブラシレスモータの駆動力はモータシャフト3
6及びスラストプレート28を介して回転軸24を回転
させる。ロータマグネット31はマグネットケース30
内にて円周方向に交互に磁着された4極のN極と4極の
S極とから構成されている。コイル32は6つの励磁コ
イルから構成されており、軸心を交点とする対角線上に
配置された2つのコイルをそれぞれ同相の駆動信号で励
磁することにより、直流モータを駆動することができ
る。駆動信号にはU相、V相及びW相の3種類があり、
ホール素子によって検出されたロータマグネット31の
角度変位を基に各相の励磁順序を制御する。励磁コイル
は円周方向のトルクを有効に発生させるため、その外形
状が回転中心を始点とする放射線にほぼ平行な線分に沿
って渦巻き状に形成されるとともに、その断面形状がコ
イル線のスラスト方向の巻き数を内外周にわたって一様
となる矩形状に形成されている。
【0015】モータブラケット34の下端部にはバック
ヨーク35を収容するモータカバー33が取り付けら
れ、さらにその下端にはエンコーダハウジング37が取
り付けられている。エンコーダハウジング37には回転
軸24の回転数を検出するためのロータリーエンコーダ
43が収容されている。モータシャフト36の軸端はエ
ンコーダハウジング37の底壁中心部の孔部を貫通して
外部に突出し、その軸端は平行板ばね39の先端に取り
付け固定されたアースパッド38に常時接触している。
平行板ばね39の基端部はエンコーダハウジング37に
連設する支持部40に固定されている。かかる構成によ
り、回転軸24はその下端部にて電気的にアースされる
ことになる。
【0016】一方、スラストプレート19の上端部には
磁気ディスク18を保持するためのディスクチャック1
7が取り付けられて構成されている。ディスクチャック
17の固定は連通孔27に接続される不図示の真空ポン
プにより回転軸24等の中空部25を負圧にすることに
より行う。ディスクチャック17の上端部には回転精度
測定用のマスタボール(基準球)13を載置するための
芯出し板16が設置されている。芯出し板16は4箇所
のボルトの締込み量を調整することによりマスタボール
13の一回転当たりの振れをできるだけ小さくすること
ができる。この調整は回転軸24をゆっくり回転させな
がら、マスタボール13の変位を検出する変位センサ1
4,15からの出力を非接触変位計12でモニタしなが
ら手動で調整する。変位センサ14,15は静電容量型
の変位計であり、マスタボール13に対して回転軸24
に直交する2方向(X方向及びY方向)に配置されてい
る。マスタボール13の偏心量を基にリサージュ図形を
描くと、リサージュ図形の外接円と内接円の半径差が回
転軸24の軸心振れに相当する。
【0017】符号10は直流ブラシレスモータを駆動す
るためのドライバであり、該ドライバ10は直流ブラシ
レスモータを構成するコイル32へ供給する電気信号
(U相、V相及びW相)の振幅値、及びシグナルグラウ
ンドに対するオフセット値を各相毎にそれぞれ独立に調
整する機能を備えたものである。図2は電気角360°
に対応する各相の電気信号の波形図である。図中、SG
は電位基準となるシグナルグラウンド、AWはW相の振
幅値、OFUはU相のSGに対するオフセット値、OF
VはV相のSGに対するオフセット値である。作業者は
非接触変位計12にてマスタボール13の偏心成分を測
定しながら、該偏心成分が最小となるように各相の振幅
値及びオフセット値を調整する。これにより、コイル3
2の位置決め誤差に起因する回転軸24の軸心振れを補
正することが可能となる。
【0018】また、変位センサ14,15からの出力信
号はさらに周波数分析装置11によって分析される。周
波数分析装置11は軸心振れの測定結果をフーリエ変換
し、周波数成分毎の偏心量を求めることができる。作業
者は周波数分析装置11を用いることにより、回転軸心
振れの高次成分の値が小さくなるように各相の電気信号
の振幅値及びオフセット値を調整することができる。ま
た、回転軸24の取付誤差や形状誤差に起因する偏心成
分が含まれる場合には、これらの偏心成分を差し引くよ
うに補正しておく。 (実施例1)図1に示したコアレスのアキシアルギャッ
プ型の直流ブラシレスモータを備えるエアスピンドルに
磁気ディスクを取り付け、ディスクチャックの上端に芯
出し板を介してマスタボールを載置し、回転軸心振れを
測定した。直流ブラシレスモータは3相8極のものを使
用した。図3に非接触変位計を用いて測定したマスタボ
ールの偏心量を基に描いたリサージュ図形51を示す。
最大偏心量は0.072μm、最小偏心量は−0.05
6μmであり、回転精度は0.128μmであった。次
いで、非接触変位計の測定値を観察しながら、偏心量が
最小となるようにU相、V相及びW相それぞれの電気信
号の振幅値及びオフセット値を調整した。図4に非接触
変位計を用いて測定したマスタボールの偏心量を基に描
いたリサージュ図形52を示す。最大偏心量は0.00
8μm、最小偏心量は−0.012μmであり、回転精
度は0.020μmであった。 (実施例2)不図示のコアレスのラジアルギャップ型の
直流ブラシレスモータを備えるエアスピンドルに磁気デ
ィスクを取り付け、ディスクチャックの上端に芯出し板
を介してマスタボールを載置し、回転軸心振れを測定し
た。直流ブラシレスモータは3相6極のものを使用し
た。図5に非接触変位計を用いて測定したマスタボール
の偏心量を基に描いたリサージュ図形53を示す。最大
偏心量は0.140μm、最小偏心量は−0.112μ
mであり、回転精度は0.252μmであった。次い
で、非接触変位計の測定値を観察しながら、偏心量が最
小となるようにU相、V相及びW相それぞれの電気信号
の振幅値及びオフセット値を調整した。図6に非接触変
位計を用いて測定したマスタボールの偏心量を基に描い
たリサージュ図形54を示す。最大偏心量は0.073
μm、最小偏心量は−0.056μmであり、回転精度
は0.129μmであった。
【0019】以上の結果に示すように、コイルに供給す
る各相の電気信号の振幅値及びオフセット値を調整する
ことで、エアスピンドルの回転軸心振れを大幅に改善す
ることができた。尚、回転数や回転負荷によっても回転
軸心振れの大きさが異なるため、回転数や回転負荷に応
じて回転軸心振れを調整することが好ましい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、エアスピンドルの直流
ブラシレスモータに供給する各相の電気信号の振幅値及
びオフセット値を調整することで、回転軸心振れを補正
することができ、直流ブラシレスモータの組み立て精度
を要求することなく、高精度な回転精度を得ることがで
きる。また、各相の電気信号の振幅値及びオフセット値
を独立に調整できるため、調整の自由度が高まり、回転
軸振れをより高精度に補正することができる。
【0021】また、エアスピンドルの動力源としてコア
レスのアキシアルギャップ型の直流ブラシレスモータを
用いることにより、コア付きのラジアルギャップ型直流
ブラシレスモータのようにコギングトルクが発生した
り、積層板のスリットによって生じる微振動がないた
め、エアスピンドルの回転精度を特に高めることができ
る。しかし、実施例2に示した通り、ラジアルキャップ
型のブラシレスモータの場合でも回転精度を改善でき
る。また、回転軸心振れの測定値を周波数成分毎にフー
リエ変換し、高次成分の値が小さくなるように各相の電
気信号の振幅値及びオフセット値を調整することによ
り、エアスピンドルの回転精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアスピンドルの回転軸心振れを補正するため
のシステムの構成図である。
【図2】直流ブラシレスモータに供給する各相の電気信
号の波形図である。
【図3】回転軸心振れ(補正前)のリサージュ図形であ
る。
【図4】回転軸心振れ(補正後)のリサージュ図形であ
る。
【図5】回転軸心振れ(補正前)のリサージュ図形であ
る。
【図6】回転軸心振れ(補正後)のリサージュ図形であ
る。
【符号の説明】
10…ドライバ、11…周波数分析装置、12…非接触
変位計、13…マスタボール、14…変位センサ、15
…変位センサ、16…芯出し板、17…ディスクチャッ
ク、18…磁気ディスク、50…エアスピンドル
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G11B 19/20 H02P 6/02 351G 5H607 Fターム(参考) 3J102 AA02 BA03 CA11 CA17 EA02 EA06 EA18 EA22 FA08 GA03 GA13 5D109 DA01 DA12 5H019 AA02 BB01 BB05 CC02 DD01 FF03 5H560 AA03 DA02 DA19 DB07 EB01 EC01 GG01 GG03 RR01 XB04 5H605 AA04 AA08 BB05 BB09 BB10 BB20 CC04 EB02 EB06 EB13 5H607 AA04 BB07 BB09 BB13 BB25 DD16 EE38 GG04 GG07 GG09 GG10 GG14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの中空部に挿嵌された回転軸
    を空気軸受により浮動状態で支承し、複数相の電気信号
    によって駆動する直流ブラシレスモータにより回転軸を
    回転させるエアスピンドルの回転軸振れ補正装置であっ
    て、該直流ブラシレスモータに供給する各相の電気信号
    の振幅値及びオフセット値を調整する調整手段を備えた
    回転軸心振れ補正装置。
  2. 【請求項2】 前記調整手段は各相の電気信号の振幅値
    及びオフセット値をそれぞれ独立に調整可能である請求
    項1に記載の回転軸振れ補正装置。
  3. 【請求項3】 前記直流ブラシレスモータはコアレスの
    アキシアルギャップ型の直流ブラシレスモータである請
    求項1又は請求項2に記載の回転軸振れ補正装置。
  4. 【請求項4】 ハウジングの中空部に挿嵌された回転軸
    を空気軸受により浮動状態で支承し、複数相の電気信号
    によって駆動する直流ブラシレスモータにより回転軸を
    回転させるエアスピンドルの回転軸振れ補正方法であっ
    て、該回転軸を所望の回転速度で回転させながら、変位
    計を用いて該回転軸の半径方向の軸心振れを測定し、該
    直流モータに供給する各相の電気信号の振幅値及びオフ
    セット値を調整することにより、回転軸心振れが小さく
    なるように回転軸心振れを補正する方法。
  5. 【請求項5】 各相の電気信号の振幅値及びオフセット
    値をそれぞれ独立に調整することにより、回転軸心振れ
    を補正する請求項4に記載の回転軸心振れ補正方法。
  6. 【請求項6】 回転軸心振れの測定値を周波数成分毎に
    フーリエ変換し、2次以上の成分の値が小さくなるよう
    に回転軸心振れを補正する請求項4又は請求項5に記載
    の回転軸心振れ補正方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008938A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 日本精工株式会社 転動部材の周面測定装置
JP2018123927A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 株式会社テクノリンク ロータリーアクチュエータ
JP2019181629A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 トヨタ自動車株式会社 エアシール構造の検査方法

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