JP3127874U - 抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品 - Google Patents

抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品 Download PDF

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Abstract

【課題】抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品を提供する。
【解決手段】高熱拡散係数と低熱伝導係数のサブミクロン以下の粉末を用いて、界面活性剤によって均等に分散処理した後、所定の量の前記粉末を熱可塑性プラスチック粒子に添加する。混練機、捏和機や化学合成法によって熱可塑性プラスチック粒子と高熱拡散係数と低熱伝導係数のサブミクロン以下の粉末を充分に混合した後、造粒機によって原料粒子を製造する。最後に、熔融紡糸、乾式紡糸、または湿式紡糸などの技術を用いて、改めて設計したノズルによって抗菌、消臭、UVカット,吸湿発汗、散熱冷却の多重効果のある繊維製品が製造される。
【選択図】図1

Description

本考案は、抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品に関するものである。
現在、市販の遠赤外線繊維製品はほとんど蓄熱保温、抗菌、消臭、反射係数及びマイナスイオンを放出する機能がある。このような製品は秋、冬の衣料品、下着、靴下、シーツ、ピローケース、マフラー、帽子、布団、寝袋、スノーコート及び保温シーツなどの保温や保健のための腰、膝、腕、足首、掌、肘、大腿または下腿などのサポーターに用いられる。
その製造方法にあたって、一般的に、高熱伝導係数のサブミクロン以下(サブミクロン級やナノメートル級)の粉末を界面活性剤によって分散処理した後、物理的な混練法や化学合成法を利用して定量の粉末を例えばポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン、レーヨンまたはアクリルなどの熱可塑性プラスチック粒子に添加する。次に、熱可塑性プラスチック粒子と高熱伝導係数のサブミクロン以下の粉末とをミックスした粒子を原料として、熔融、乾式、または湿式紡糸などの技術によって、改めて設計したノズルで断面、構造が異なる連続長繊維や短繊維を製造して、蓄熱保温、抗菌、消臭、反射係数及びマイナスイオンを放出する多重効果のある繊維製品を製造する。
遠赤外線繊維製品に添加されている高熱伝導係数または多孔質のサブミクロン以下の粉末は、麦飯石、蛇紋石、花崗岩、白雲石、珪鉱(酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化チタニウム及び2酸化珪素などを含む)、竹炭、備長炭、酸化亜鉛、銀イオン及び銅イオンなど、またはこれらの複合粉末であるため、蓄熱保温、抗菌、消臭、反射係数、マイナスイオンを放出するなど多重の効果がある。
マイナスイオンの放出、消臭及び空気清浄を主の効果とするマイナスイオン繊維製品に添加されている多孔質のサブミクロン以下の粉末は、酸化ジルコニウム、酸化チタニウム、麦飯石、電気石、竹炭及び備長炭など、またはこれらの複合粉末であるため、蓄熱保温、抗菌、消臭、反射係数及びマイナスイオンを放出する多重効果がある。
消臭、蓄熱保温、反射係数及び空気清浄を主の効果とする竹炭や備長炭繊維製品に添加されている多孔質のサブミクロン以下の粉末は、竹炭及び備長炭など、またはこれらの複合粉末であるため、蓄熱保温、抗菌、消臭、反射係数、マイナスイオンの放出及び空気清浄など多重効果がある。
抗菌、消臭に優れた繊維製品は、酸化チタニウム、2酸化珪素、酸化亜鉛、銀イオン及び銅イオンなど、またはこれらの複合粉末が添加されているため、抗菌、消臭を主の機能としつつ、蓄熱保温、反射係数及びマイナスイオンの放出など他の多重効果もある。UVカットに優れた繊維製品は、酸化チタニウム、2酸化珪素、酸化亜鉛、銀イオン及び銅イオン、またはサブミクロン以下の鉱石粉末など、またはこれらの複合粉末が添加されているため、UVカットを主の機能としつつ、抗菌、消臭、蓄熱保温、反射係数及びマイナスイオンの放出など他の多重効果もある。
前記の機能をさらに強化するためには、サブミクロン以下の鉱石粉末の添加量を増加するか、または粉末の粒子を微小にするか、あるいはベースの繊維材料に添加するサブミクロン以下の粉末の分布均等性を高めることが有効である。なお、人体に害のない希土類元素(原子番号57〜71)のうちの放射性のない元素(例えば、ランタンLa、セリウムCe、プラセオジムPr、ユウロピウムEu、ジスプロシウムDy)である激発材料を添加すると、更に機能性を強化することができる。
しかしながら、前記の従来の繊維製品は秋や冬の衣料品にしか適しておらず、夏の衣料品に蓄熱保温、遠赤外線効果のある繊維製品を使えば、着用者が蒸し暑いなどの不快を感じる。
本考案は、抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品を提供し、春と夏の服装、靴下、帽子、交通機関(例えば車、バイク、自転車)のサドル、ソファーのクッション、車の内装材、化粧用のマスク、水着、室内用の紡績製品などに散熱冷却と保健の機能をもたらすことを目的とする。
本考案の抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品は、断面が円形、不規則の形、三角形、中空、両側対称、鞘形のいずれかである細い繊維から製造された、織物、編物、不織物、または前記の組合物のいずれかであり、前記繊維には高熱拡散係数と低熱伝導係数のサブミクロン以下の複合鉱石粉末が添加されていることを特徴とする。
前記繊維は、連続長繊維、または短繊維であることを特徴とする。
前記連続長繊維は、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル、レーヨンのいずれかであることを特徴とする。
前記短繊維は、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル、レーヨンのいずれかであることを特徴とする。
多種類の鉱石や酸化物を焼結してなり、抗菌、消臭、散熱冷却、及び遠赤外線効果を激発させる激発材料を1〜99の重量%含み、前記複合鉱石粉末の添加量は99〜1の重量%であることを特徴とする。
前記複合鉱石粉末は、白雲石、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、石灰石、電気石、珪酸ジルコニウム、酸化アルミニウム、炭化珪素、2酸化珪素、酸化チタニウムのいずれか、またはそれらの混合物であることを特徴とする。
前記複合鉱石粉末は、均等にサブミクロン級やミクロン級のジルコニウム系やシリコン系鉱石中に混合し、均等にミクロン級やナノメートル級粉末のジルコニウム系やシリコン系鉱石複合材料の少なくとも一面に混合、塗布、覆うことを特徴とする。
前記繊維は、前記複合鉱石粉末と前記激発材料とを表面活性剤の処理を経て、高分子混練方法によって均等に熱可塑性基材に分散、混合した後、熔融紡糸、乾式紡糸または湿式紡糸の技術によって製造したものであることを特徴とする。
前記繊維製品は、衣料品、家庭用紡織品、交通機関の内装及びインテリアに使用されることを特徴とする。
本考案は、ボールミールで製造した高熱拡散係数と低熱伝導係数のサブミクロン以下の鉱石複合粉末をベースとして、多種類の粉末と激発材料を混合して、サブミクロン以下の鉱石複合粉末の分散処理と混練した後、熔融式長繊維紡糸機、または原料粒子を熔融式短繊維製造プロセスに投入して、抗菌、消臭、散熱冷却に優れた連続長繊維と短繊維製品を製造する。
本考案に係る繊維製品と従来の繊維製品との差異は、主に散熱冷却の効果である。その効果の評価にあたって、500Wのハロゲンランプで照射後、熱映像分析機で全体の吸熱と放熱の曲線状況を観測する、500Wのハロゲンランプで照射後、短時間以内に常温までに60%の放熱することができれば、散熱冷却の効果があると認める。
常温下、遠赤外線の照射と吸収を利用して遠赤外線とイオン化のプラス効果を得る。遠赤外線発射体が6〜10μm以上の遠赤外線(常温)を放出して、水、有機物質の分子を共鳴振動(回転)させて熱に転換すると同時にそれらの構造を緩めて、放射線の作用を高める。また、OH遊離基と生物体有機物質、例えば蛋白質、臭い成分の化学反応を加速して分解し、抗菌、消臭の効果を発生させる。
繊維製品は、0.5℃の温度の上昇と放射係数が0.85以上であれば遠赤外線の効果が認められる。近年、このような製品は人気があるが、このような製品は冬の衣料品にしか適していない。つまり、春と夏は気温が高いので、快適性を保つために散熱冷却の効果が要求される。本考案に係る繊維製品は、使用に適した時期と分野が、従来の製品と明らかに異なる。本考案に係る繊維製品は、主に春と夏のシャツ、ズボン、半ズボン、スポーツウェア、帽子、靴、靴下、下着、シーツ、クッション、詰め物、及びバイオテクノロジー分野のマスク、ウェットペーパータオル、化粧綿などに適用される。一方、従来の繊維製品は、秋と冬の長袖シャツ、ズボン、コート、靴、靴下、下着、布団の詰め物、クッションなどに適用される。
本考案に係る繊維製品は、疲労回復や保健機能のある短繊維製品であって、従来の繊維製品との差異は、主に散熱冷却の効果にある。また、本考案に係る繊維製品の製造方法にあたって、紡績プロセス全体に新たな設備や道具を導入必要なく、従来の繊維製品と本製品との差異は主に異なる複合粉末の配合と原料粒子の製造方法にあって、両者は熱伝導係数と熱拡散係数において理論上に顕著な差異がある。本製品の適した時期と分野は明らかに従来の繊維製品と異なる。複合粉末によって抗菌、消臭、散熱冷却の効果を発生させるため、多種類の粉末を配合して研磨するには、精密の設備や経験の他、後記の繊維、不織物、織物、編物の製造プロセスの開発を伴い、効果が良好かつ多様の製品が開発される。
本考案に係る繊維製品の製造方法は、まず、ウェット研磨技術によってD99≦1.5μmのサブミクロン以下の複合鉱石粉末を製造して、界面活性剤によって均等に分散処理した後、所定の量の粉末をグリコールに添加し、化学合成によって熱可塑性ポリエステル原料粒子を製造する、最後に熔融紡糸技術によって連続長繊維や短繊維製品を製造する。また、ポリエステル短繊維を原料として、ジェットルームによって、構造、スペックの異なる不織物である抗菌、消臭、散熱冷却、遠赤外線効果のある繊維製品が製造される。
実験の結果によると、本考案に係る不織物製品(135g/m)は安定かつ永久に遠赤外線(4〜16μm)を放出することができ、遠赤外線効果の放射係数が0.88以上である。日本JAFETの消臭性能評価試験法に従って試験すると、消臭率が50%以上である。機能性及び産業用紡績品の認証と検証評議委員会FTTS−FA−010の規範によると、500Wのハロゲンランプで照射後、熱映像分析機で全体の吸熱と放熱の曲線状況を観測した結果、2分間の短時間以内に常温までに放熱することができるため、散熱冷却の効果がある。
新世代の研磨技術はさらに細かい、はやい、汚染の少ない方向へ発展する。周知の極細研磨技術は主にパンミール、ボールミールで研磨を行う。しかし、これらの機械による製品の精度はせいぜい10〜20μmである。ハイテック紡績製品に応用するには精度が1μm以下に研磨しないとノズルが詰まるおそれがあるため、周知の研磨技術は使えない。効率を考慮して、新世代の研磨技術中のウェット研磨技術を用いて、研磨の方法をかき混ぜ研磨法を主とする。かき混ぜ研磨法は直立または水平式研磨法を用いてもよい。
かき混ぜ研磨法では、まず、鉱石を砕いて、200番のメッシュでサンプルを篩い出す。除イオン水(またはグリコール)をサンプルに添加して、固体成分が約50〜60%の懸濁液を配合し、研磨と均等に分散をよくするため、同時に適量の分散剤(1%以下)を添加する。ミキサーによって懸濁液を均等に混ぜた後、ホースポンプを用いて所定の圧力と速度でかき混ぜ研磨機内に送り込み、サイクリング式研磨をする。かき混ぜ研磨機において、まず粒子の粗い研磨体(約1.1〜1.4mm)で研磨して、その後0.3〜0.4mmの研磨体で同じ条件で粉末が所定の粒子の大きさになるまでに研磨する。
以上より、本考案は次の特徴がある。
(1)研磨の効率を考慮して、本考案はかき混ぜながら研磨するウェット式研磨法を用いて、D99≦1.5μmのサブミクロン以下の複合鉱石粉末が製造される。
(2)製品の効果について、本考案は、化学合成法によって、ポリエステルや散熱冷却、抗菌の原料粒子が製造され、しかも改め処理を経るため、分散性が良好となり、使用量の設定が3%以下で、50回水洗いしても抗菌、消臭、散熱冷却の効果が90%以上に保たれることが予測され、効果が急激に衰退することはない。
(3)本考案は、抗菌、消臭、散熱冷却、多様の効果がある複合鉱石の粉末を使って、疲労回復や保健機能、快適性のある繊維製品が製造される。
(4)安全性について、本考案に用いられる複合鉱石粉末から放出された放射線は、原子能委員会に規定される放射線物量管理法実施細則に規定の環境放射観測結果によって施設外で放射量率が1時間あたり0.01mSv(ミリシーベルト)、または、施設外で、一般の個人年間有効量0.25mSv(ミリシーベルト)を超えることはない。
(5)機能性、安全性、経済性を考慮して、複合鉱石粉末の粒子の大きさのばらつきや添加量、繊維製品のスペック(例えば繊維の太さ、強度、織物の重量、密度、構造など)をバランスよく取って、少ないコストで最高のパフォーマンスを実現する。
(6)製品の機能性、着用の快適性を考慮して、本考案に係る繊維製品に他の繊維を併用して、混合の割合を調節するや繊維材料の選択、短繊維構造、織物の構造などを変化してもよく、これによって、コストを抑えることもできる。
以下、本考案に係る実施形態を詳しく説明する。
本実施例において、繊維製品の製造にあたって、まず、サブミクロン以下の高熱拡散係数と低熱伝導係数の複合鉱石粉末及び微量の希土類の粉末(激発材料)を用いて、界面活性剤によって均等に分散処理した後、所定の量の粉末を熱可塑性ポリアミドプラスチック粒子中に添加して、ミキサーで充分に混合した後、造粒機によって原料粒子を製造する。次に、熔融紡糸技術によって110d/24fのナイロン部分延伸糸(Partial oriented yarn,POY)を製造する。最後に、延伸仮撚機によって70d/24fのナイロン延伸仮撚糸(Draw textured yarn,DTY)を製造する。ノズルによって、断面(図1〜図4を参照)、太さ、色、構造などが異なる連続長繊維を製造することができる。70d/24fのナイロン延伸仮撚糸DTYを経糸と緯糸として、ウォータージェットルームによって、構造の異なる織物が製造され、抗菌、消臭、散熱冷却、遠赤外線効果のある繊維製品が製造される。
本実施例に係る繊維製品は、安定かつ永久に遠赤外線とマイナスイオンを放出することができ、摩擦アクティブマイナスイオン自動測定システムの観測によると、30分間に最大のマイナスイオン量が1200個/cm以上にもなる。日本JAFETの消臭性能評価試験法に従って試験すると、消臭率が72%以上である。遠赤外線効果の放射係数が0.88以上であり、500Wのハロゲンランプで照射後、熱映像分析機で全体の吸熱と放熱の曲線状況を観測した結果、短時間(2分間)以内に常温まで放熱することができるため、散熱冷却の効果がある。マイナスイオンを発生させる仕組みは、前記繊維製品を摩擦して、圧電効果や熱電効果によってマイナスイオンを発生させる。散熱冷却の効果は主に繊維製品に高熱拡散係数と低熱伝導係数の複合粉末が添加されているためである。
本実施例において、繊維製品の製造にあたって、まず、サブミクロン以下の高熱拡散係数と低熱伝導係数の粉末を用いて、界面活性剤によって均等に分散処理した後、粉末をエチレングリコール(Ethylene glycohol,EG)に添加し、テレフタレート酸(Terephathalate acid,TPA)と重合反応して熱可塑性ポリエステル原料粒子を製造する。次に、熔融紡糸技術によって120d/36fの部分延伸糸(Partial oriented yarn,POY)を製造する。最後に、延伸仮撚機によって75d/36fの延伸仮撚糸(Draw textured yarn,DTY)を製造する。75d/36fの延伸仮撚糸DTYを経糸と緯糸として、ウォータージェットルームによって、抗菌、消臭、散熱冷却、遠赤外線効果のある繊維製品が製造される。
本実施例に係る繊維製品は、ポリエステル繊維の性質、外観を持ちながら、抗菌、消臭、散熱冷却、遠赤外線効果がある。ノズルの設計によって、断面、太さ、色、構造などが異なりかつ抗菌、消臭、散熱冷却、遠赤外線効果のある繊維を製造することができる。また、本実施例に係る繊維製品は、安定かつ永久にマイナスイオンを放出することができ、摩擦係数の増加に従ってマイナスイオンの放出量が増加する、摩擦アクティブマイナスイオン自動測定システムの観測によると、30分間に最大のマイナスイオン量が1200個/cm以上にもなる。日本JAFETの消臭性能評価試験法に従って試験すると、消臭率が70%以上である。ポリエステル繊維製品に高熱拡散係数と低熱伝導係数の複合粉末が添加されているので、500Wのハロゲンランプで照射後、熱映像分析機で全体の吸熱と放熱の曲線状況を観測した結果、短時間(2分間)以内に常温まで放熱することができるため、散熱冷却の効果がある。従来のポリエステル繊維製品に比べて、本実施例に係る繊維製品は吸熱効果が劣るが放熱効果が優れるため、散熱冷却の効果がある。また、放射係数測定機で測定した結果、本実施例に係る繊維製品は放射係数が0.88以上であり、従来のポリエステル繊維製品よりよい効果を示した。
本実施例において、繊維製品の製造にあたって、まず、サブミクロン以下の高熱拡散係数と低熱伝導係数の粉末を用いて、界面活性剤によって均等に分散処理した後、所定の量の粉末を熱可塑性ポリプロピレンプラスチック粒子中に添加して、混練機や捏和機で充分に混合した後、造粒機によって原料粒子を製造する。次に、メルトブローン技術を用いて改めて設計したノズルによって、抗菌、消臭、散熱冷却、遠赤外線効果のある繊維製品が製造される。
本実施例に係る繊維製品は、安定かつ永久にマイナスイオンを放出することができ、摩擦係数の増加に従ってマイナスイオンの放出量も増加する、摩擦アクティブマイナスイオン自動測定システムの観測によると、30分間に最大のマイナスイオン量が1200個/cm以上にもなる。日本JAFETの消臭性能評価試験法に従って試験すると、消臭率が70%以上である。ポリプロピレン繊維製品に高熱拡散係数と低熱伝導係数の複合粉末が添加されているので、500Wのハロゲンランプで照射後、熱映像分析機で全体の吸熱と放熱の曲線状況を観測した結果、短時間(2分間)以内に常温まで放熱することができるため、散熱冷却の効果がある。従来のポリプロピレン繊維製品に比べて、本実施例に係る繊維製品は吸熱効果が劣るが放熱効果が優れる。また、放射係数測定機で測定した結果、本実施例に係る繊維製品は放射係数が0.87以上であり、従来のポリプロピレン繊維製品よりよい効果を示した。
本実施例において、繊維製品の製造にあたって、まず、サブミクロン以下の高熱拡散係数と低熱伝導係数の粉末を用いて、界面活性剤によって均等に分散処理した後、所定の量の粉末を印刷用ペーストに添加して、ホイモジナイザーや高速ミキサーで充分に混合した後、ローラーやスクリーン印刷技術を用いて、印刷用ペーストをベースの繊維製品に印刷し自然乾燥するによって、抗菌、消臭、散熱冷却、遠赤外線効果のある繊維製品が製造される。
本実施例に係る繊維製品は、安定かつ永久にマイナスイオンを放出することができ、摩擦係数の増加に従ってマイナスイオンの放出量も増加する、摩擦アクティブマイナスイオン自動測定システムの観測によると、30分間に最大のマイナスイオン量が1200個/cm以上にもなる。日本JAFETの消臭性能評価試験法に従って試験すると、消臭率が72%以上である。高熱拡散係数と低熱伝導係数の複合粉末が添加されている印刷用ペーストが繊維製品に印刷されているので、500Wのハロゲンランプで照射後、熱映像分析機で全体の吸熱と放熱の曲線状況を観測した結果、短時間(2分間)以内に常温まで放熱することができるため、散熱冷却の効果がある。従来の繊維製品に比べて、本実施例に係る繊維製品は吸熱効果が劣るが放熱効果が優れる。また、放射係数測定機で測定した結果、本実施例に係る繊維製品は放射係数が0.88以上であり、従来の繊維製品よりよい効果を示した。
本実施例において、繊維製品の製造にあたって、まず、サブミクロン以下の高熱拡散係数と低熱伝導係数の粉末を用いて、界面活性剤によって均等に分散処理した後、所定の量の粉末を熱可塑性ポリウレタン中に添加して、ホイモジナイザーやミキサーで充分に混合した後、ベースの繊維製品に付与することによって、抗菌、消臭、散熱冷却、遠赤外線効果のある繊維製品が製造される。
本実施例に係る繊維製品は、安定かつ永久にマイナスイオンを放出することができ、摩擦係数の増加に従ってマイナスイオンの放出量も増加する、摩擦アクティブマイナスイオン自動測定システムの観測によると、30分間に最大のマイナスイオン量が1200個/cm以上にもなる。日本JAFETの消臭性能評価試験法に従って試験すると、消臭率が70%以上である。サブミクロン以下の高熱拡散係数と低熱伝導係数の複合粉末が添加されている熱可塑性ポリウレタンが繊維製品に付与されているので、500Wのハロゲンランプで照射後、熱映像分析機で全体の吸熱と放熱の曲線状況を観測した結果、短時間以内に常温まで放熱することができるため、散熱冷却の効果がある。従来の繊維製品に比べて、本実施例に係る繊維製品は吸熱効果が劣るが放熱効果が優れる。また、放射係数測定機で測定した結果、本実施例に係る繊維製品は放射係数が0.88以上であり、従来の繊維製品よりよい効果を示した。
本考案では好適な実施形態を前述の通り開示したが、これは決して本考案を限定するものではなく、当該分野の技術を熟知しているものであれば、本考案の本質から離脱しない範囲内で、多様の変動や修正を加えることができ、従って本考案の保護範囲は、実用新案登録請求の範囲で指定した内容を基準とする。
断面が円形である本考案の実施形態に係る繊維製品の断面図である。 断面が鞘形である本考案の他の実施形態に係る繊維製品の断面図である。 断面が両側対称である本考案の他の実施形態に係る繊維製品の断面図である。 断面が不規則の形である本考案の他の実施形態に係る繊維製品の断面図である。
符号の説明
1 サブミクロン以下の複合鉱石粉末
2 繊維基材

Claims (9)

  1. 断面が円形、不規則の形、三角形、中空、両側対称、鞘形のいずれかである細い繊維から製造された、織物、編物、不織物、または前記の組合物のいずれかであり、前記繊維には高熱拡散係数と低熱伝導係数のサブミクロン以下の複合鉱石粉末が添加されていることを特徴とする抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品。
  2. 前記繊維は、連続長繊維、または短繊維であることを特徴とする請求項1に記載の抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品。
  3. 前記連続長繊維は、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル、レーヨンのいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品。
  4. 前記短繊維は、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル、レーヨンのいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品。
  5. 多種類の鉱石や酸化物を焼結してなり、抗菌、消臭、散熱冷却、及び遠赤外線効果を激発させる激発材料を1〜99の重量%含み、前記複合鉱石粉末の添加量は99〜1の重量%であることを特徴とする請求項1から4いずれか1項に記載の抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品。
  6. 前記複合鉱石粉末は、白雲石、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、石灰石、電気石、珪酸ジルコニウム、酸化アルミニウム、炭化珪素、2酸化珪素、酸化チタニウムのいずれか、またはそれらの混合物であることを特徴とする請求項1から5いずれか1項に記載の抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品。
  7. 前記複合鉱石粉末は、均等にサブミクロン級やミクロン級のジルコニウム系やシリコン系鉱石中に混合し、均等にミクロン級やナノメートル級粉末のジルコニウム系やシリコン系鉱石複合材料の少なくとも一面に混合、塗布、覆うことを特徴とする請求項1から6いずれか1項に記載の抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品。
  8. 前記繊維は、前記複合鉱石粉末と前記激発材料とを表面活性剤の処理を経て、高分子混練方法によって均等に熱可塑性基材に分散、混合した後、熔融紡糸、乾式紡糸または湿式紡糸の技術によって製造したものであることを特徴とする請求項5に記載の抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品。
  9. 衣料品、家庭用紡織品、交通機関の内装及びインテリアに使用されることを特徴とする請求項1から8いずれか1項に記載の抗菌、消臭、散熱冷却に優れた繊維製品。
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