JP3127872U - 書類ホルダー - Google Patents

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秀樹 ▲たか▼木
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有限会社関ビ化工
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Abstract

【課題】意匠性の自由度が高く、触感にも優れ、且つ樹脂製ホルダーと同様に書類を清浄に出し入れ可能なホルダーを安価に提供する。
【解決手段】一枚のシート2を二つ折りもしくは巻き三つ折りにして対向させられた二面のうち、折り線と直交する一辺もしくは二辺を互いに接着して当該二面間に書類が収容されるようにした書類ホルダー1において、前記シートが厚さ0.1〜2.0mmの厚紙からなり、前記接着が前記一辺もしくは二辺に沿って前記二面、又は前記二面のうち一面と他の面の反対側の面とに形成された厚さ0.01〜0.2mmのポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を溶着することによってなされたものであることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この考案は、1〜数十枚の紙を収容する書類ホルダーに関する。
従来より、クリヤーホルダーなどと称して書類をファイルするための透明樹脂あるいは着色樹脂からなるホルダーが汎用されている。透明のものは収容した状態で中の書類の情報を外から知ることができるし、着色されているものは書類の性質毎に使い分けしたり、持ち歩いてファッション性を楽しんだりすることができる。この種の樹脂製ホルダーは通常、一枚の樹脂シートを二つ折りあるいは巻き三つ折りにし、折り線と直交する一辺もしくは二辺を固着することにより、製造されており、折り線及び固着辺と対向する二辺又は一辺が書類の出し入れのために開放されている。
また、素材を樹脂に代えて厚紙とし、表面を印刷可能にし、意匠性を施したものも知られている。この厚紙製ホルダーには、厚紙が溶着性を有しないことから、二つ折りのものでは、折り線と直交する一辺に沿って跨ぐように粘着テープを貼り付けることにより、製造されるタイプと、折り線と直交する一辺にベロ(糊代)を付けて折り返して糊付けすることにより製造されるタイプとがある。三つ折りのものでは、ステープルで機械的に固着するタイプと、ホットメルトで局所的に固着するタイプとがある。
しかし、樹脂製ホルダーでは、印刷に制約があり、意匠性に限界がある。一方、前記厚紙製ホルダーのうち、粘着テープを貼り付けるタイプものは、収容された書類の縁に粘着テープの粘着剤が付着して汚れたり、書類が破れたりすることがある。また、ベロを付けて折り返すタイプのものは、ベロの分だけ厚くなって二つ折りによる薄さの利点が損なわれる。ステープル止めタイプは、ステープルの先端が尖っていることから、その先端で書類を損傷するおそれがあるし、ホットメルトタイプは、固着されていない端辺がめくれ上がり、固着部の分離を招くおそれがある。
それ故、この考案の課題は、意匠性の自由度が高く、触感にも優れ、且つ樹脂製ホルダーと同様に書類を清浄に出し入れ可能なホルダーを安価に提供することにある。
その課題を解決するために、この考案の書類ホルダーは、
一枚のシートを二つ折りもしくは巻き三つ折りにして対向させられた二面のうち、折り線と直交する一辺もしくは二辺を互いに接着して当該二面間に書類が収容されるようにした書類ホルダーにおいて、
前記シートが厚紙からなり、前記接着が前記一辺もしくは二辺に沿って前記二面、又は前記二面のうち一面と他の面の反対側の面とに形成された熱可塑性樹脂を溶着することによってなされたものであることを特徴とする。
この書類ホルダーは、厚紙のシートからなるので、折る前に種々の形状、模様及び色彩を印刷したり、エンボス加工などの立体加工を施したりしておくことができるし、手触りも良い。また、対向させられた二面の接着は、樹脂を超音波等で溶着することによってなされているので、接着にあまり手間がかからないし、接着部に書類が付着したり、接着部で書類を損傷したりすることもない。
前記厚紙の厚さは、通常0.1〜2.0mm、好ましくは0.5〜0.8mmであり、前記樹脂の厚さは、通常0.01〜0.2mm、好ましくは0.01〜0.02mmである。前記樹脂としてはポリプロピレン、ポリ塩化ビニール、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられ、好ましいのはポリプロピレンである。超音波溶着機を用いて容易に溶着可能だからである。樹脂は、厚紙の全面に形成してもよいし、溶着に必要な個所だけ形成しても良い。
この考案の書類ホルダーは、意匠性の自由度が高く、手触りもよいので、種々の意匠のものを所有して楽しむことができる。
−実施形態1−
この考案の第一の実施形態に係る書類ホルダーを図面とともに説明する。図1は二つ折りタイプの書類ホルダーを示す斜視図、図2(a)は同じく平面図、図2(b)は同じく底面図、図3は図2(a)におけるXX線断面図である。また、図4は書類ホルダーの展開平面図、図5は書類ホルダーの製造工程を示す断面図である。
書類ホルダー1は、A4版サイズの10数枚までの書類を速やかに出し入れ可能に収容するものである。書類ホルダー1は次のようにして製造される。先ず、図4に示すようにA3サイズの厚さ0.6〜0.7mmの一枚の厚紙シート2の両面に厚さ0.015mmの透明のポリプロピレン膜(図示省略)を貼り合わせたものを準備する。図4において上面には図略の模様が描かれているものとする。そして、長寸方向中央の折り線3に沿って上面側が山、下面側が谷となるように二つ折りにする。次に、下面に多数の突起が一次元的に配列した金型Mを備えた溶着機に、折られた厚紙シート2を、図5に示すように折り線3と直交する一辺が金型Mの突起列Jに一致するように載せる。この状態で金型Mを介して厚紙シート2に圧力を加えながら、超音波を付与する。すると厚紙シート2の二面間における金型M直下のポリプロピレン膜4、5が互いに溶着する。図1〜3における符号6は、突起列Jの痕である。
こうして得られた書類ホルダー1は、図1〜3に示すように折り線3と溶着辺とが閉じられ、それらと対向する二辺が開放されて、二面間に袋状の空間を有し、そこに書類が収容できるようになっている。
書類ホルダー1は、素材が厚紙であるから、手触りがよく、夏は涼しく、冬は暖かく感じられる上、ポリプロピレン膜を貼る前に、種々の模様を印刷することができる。また、ポリプロピレン膜を貼ることにより、耐水性及び耐久性が増し、印刷部分の変色や退色が防がれる。
−実施形態2−
実施形態1では袋状空間が一つであるが、厚紙シート2に代えて図6に平面図として示すように長寸方向にのみA3サイズの2倍の厚紙シート22を用いて、両観音開きとし、左右それぞれの面を二つ折りにして袋状空間を左右に設けても良い。この場合は折り線23は合計3本となる。
−実施形態3−
この考案の第三の実施形態に係る書類ホルダーを図面とともに説明する。図7は巻き三つ折りタイプの書類ホルダーを示す斜視図、図8は書類ホルダーの展開平面図、図9は糊代同士の合わせ部分を示す断面図である。書類ホルダー31は、A4版サイズの数十枚までの書類を速やかに出し入れ可能に収容するもので、実施形態1におけるものと同様の利点を有する。
書類ホルダー31は次のようにして製造される。先ず、図8に示すようにA3版の長寸方向にA4版の半分程度を継ぎ足し、短寸方向に糊代を継ぎ足した形状及びサイズの厚さ0.6〜0.7mmの一枚の厚紙シート32の両面に厚さ0.015mmの透明のポリプロピレン膜(図示省略)を貼り合わせたものを準備する。そして、糊代を折るとともに長寸方向中央の二本の折り線33に沿って巻き三つ折りにし、更に外側の二本の折り線7、8に沿って巻き三つ折りにし、糊代同士を図9に示すように合わせる。次に、実施形態1と同様に超音波溶着機でポリプロピレン膜34、35を互いに溶着させる。得られた書類ホルダー31は、A4版半分程度の継ぎ足し部分が蓋6となり、鞄としても機能する。
実施形態1に係る書類ホルダーを示す斜視図である。 同じく書類ホルダーを示し、(a)は平面図、(b)は底面である。 図2(a)のXX線断面図である。 書類ホルダーの展開平面図である。 書類ホルダーの製造工程を示す断面図である。 実施形態2に係る書類ホルダーを示す平面図である。 実施形態3に係る書類ホルダーを示す斜視図である。 同じく書類ホルダーの展開平面図である。 同じく書類ホルダーの糊代同士の合わせ部分の断面図である。
符号の説明
1、21、31 書類ホルダー
2、22、32 厚紙シート
3、23 折り線
4、5、34、35 ポリプロピレン膜

Claims (3)

  1. 一枚のシートを二つ折りもしくは巻き三つ折りにして対向させられた二面のうち、折り線と直交する一辺もしくは二辺を互いに接着して当該二面間に書類が収容されるようにした書類ホルダーにおいて、
    前記シートが厚紙からなり、前記接着が前記一辺もしくは二辺に沿って前記二面、又は前記二面のうち一面と他の面の反対側の面とに形成された熱可塑性樹脂を溶着することによってなされたものであることを特徴とする書類ホルダー。
  2. 前記厚紙の厚さが0.1〜2.0mmであり、前記樹脂の厚さが0.01〜0.2mmである請求項1に記載の書類ホルダー。
  3. 前記樹脂がポリプロピレンである請求項1に記載の書類ホルダー。
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