JP3127549U - ステープラー - Google Patents
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Abstract
【課題】綴じ針除去用爪片により除去された綴じ針を保持する機能を備えさせたステープラーを提供する。
【解決手段】打ち込まれた綴じ針1を除去するための綴じ針除去用爪片37をベース11における一端部21に突設しているステープラーにおいて、綴じ針除去用爪片37の近傍には該綴じ針除去用爪片37により除去された綴じ針1を吸着するための永久磁石51を着脱自在に備えさせたことを特徴とするステープラー。永久磁石51は一端53aをステープラーに固定した紐体53を介してステープラーに取り付ける。
【選択図】図1
【解決手段】打ち込まれた綴じ針1を除去するための綴じ針除去用爪片37をベース11における一端部21に突設しているステープラーにおいて、綴じ針除去用爪片37の近傍には該綴じ針除去用爪片37により除去された綴じ針1を吸着するための永久磁石51を着脱自在に備えさせたことを特徴とするステープラー。永久磁石51は一端53aをステープラーに固定した紐体53を介してステープラーに取り付ける。
【選択図】図1
Description
本考案は、ステープラーに関するものである。
ステープラーは、書類、紙片等を相互に止着し又は書類、紙片等を壁面等に止着するための簡便な道具として従来より広く使用されている。
本出願においては、ステープラーにより止着される書類、紙片等を「被止着物」という。
ステープラーとしては、例えば特開2004−142074号公報に示すように、ベースと、綴じ針を収納するフレームと、フレーム内の綴じ針を押える押え板と、綴じ針を打ち出す押刃を備えたハンドルとを一端部にて回動自在に軸着し、該ベースには綴じ針をクリンチするアンビルを備えさせ、該フレーム内にはガイド軸を前後方向に配設し、該ガイド軸にはスライダを摺動自在に支持させ、該スライダをバネにより常時前方に付勢してなるものが知られている。
上記従来のステープラーにおいては、打ち込まれた綴じ針を除去するための綴じ針除去用爪片をベースにおける前記一端部に突設している。
特開2004−142074号公報
上記従来のステープラーにおいては、ベースをフレーム、押え板及びハンドルに対して約180度回動させて開いた状態で、壁における例えばプラスターボード等の下地上に貼設された表面材等に掲示物等の被止着物を止着することができる。図3参照。
このような場合、壁面における綴じ針の打ち込み作業と綴じ針の除去作業とを頻繁に繰り返すことがしばしばある。
しかるに、上記従来のステープラーは、綴じ針を除去するための綴じ針除去用爪片をベースにおける前記一端部に突設しているものの、該綴じ針除去用爪片は除去した綴じ針を保持する機能を有しない。従って、壁面に打ち込まれている綴じ針を該綴じ針除去用爪片により除去すると、綴じ針が落下し、床面に散乱することになる。床面に散乱した綴じ針を拾う作業は面倒であり、綴じ針の拾い残しが生ずることも往々にしてある。
このような問題を解決するために、本考案は、綴じ針除去用爪片により除去された綴じ針を保持する機能を備えさせたステープラーを提供しようとしてなされたものである。
上記課題を解決するために、本考案は下記のステープラーを提供する。
(1)打ち込まれた綴じ針を除去するための綴じ針除去用爪片をベースにおける一端部に突設しているステープラーにおいて、
前記綴じ針除去用爪片の近傍には該綴じ針除去用爪片により除去された綴じ針を吸着するための永久磁石を着脱自在に備えさせたことを特徴とするステープラー(請求項1)。
前記綴じ針除去用爪片の近傍には該綴じ針除去用爪片により除去された綴じ針を吸着するための永久磁石を着脱自在に備えさせたことを特徴とするステープラー(請求項1)。
(2)前記永久磁石は一端をステープラーに固定した紐体を介してステープラーに取り付ける(請求項2)。
[請求項1の考案]
壁面に打ち込まれている綴じ針を綴じ針除去用爪片により抜き取ると、抜き取られた綴じ針は、綴じ針除去用爪片の近傍に備えさせた永久磁石により吸着される。即ち、抜き取られた綴じ針が落下し、床面に散乱することはない。その結果、床面に散乱した綴じ針を拾う作業は不要となり、綴じ針の拾い残しが生ずることも皆無となる。作業者は、壁面から抜き取られた綴じ針を永久磁石に吸着させたまま、壁面に対する綴じ針の打ち込みを連続して行なうことができる。
壁面に打ち込まれている綴じ針を綴じ針除去用爪片により抜き取ると、抜き取られた綴じ針は、綴じ針除去用爪片の近傍に備えさせた永久磁石により吸着される。即ち、抜き取られた綴じ針が落下し、床面に散乱することはない。その結果、床面に散乱した綴じ針を拾う作業は不要となり、綴じ針の拾い残しが生ずることも皆無となる。作業者は、壁面から抜き取られた綴じ針を永久磁石に吸着させたまま、壁面に対する綴じ針の打ち込みを連続して行なうことができる。
永久磁石は着脱自在であるから、該永久磁石を綴じ針除去用爪片の近傍から取り外すことができる。従って、作業者は、適時に永久磁石を綴じ針除去用爪片の近傍から取り外すことにより、多数本の綴じ針をまとめて取り出して処理することができる。従って、作業効率が向上する。
[請求項2の考案]
永久磁石は紐体を介してステープラーに取り付けられているため、永久磁石は紐体を引くことにより取り付け位置から容易に取り出すことができる。また、永久磁石を鉄板を内設した家具等の垂直面に吸着させることにより、ステープラーを該家具等の垂直面に保持させることができる。
永久磁石は紐体を介してステープラーに取り付けられているため、永久磁石は紐体を引くことにより取り付け位置から容易に取り出すことができる。また、永久磁石を鉄板を内設した家具等の垂直面に吸着させることにより、ステープラーを該家具等の垂直面に保持させることができる。
まず、本考案のステープラーが上記従来のステープラーと共通する点について説明する。
本考案のステープラーは、上記従来のステープラーと同様に、ベース11と、綴じ針1を収納するフレーム13と、フレーム13内の綴じ針1を押える押え板15と、綴じ針1を打ち出す押刃17を備えたハンドル19とを一端部21にて回動自在に軸23を介して軸着し、該ベース11には綴じ針1をクリンチするアンビル25を備えさせ、該フレーム13内にはガイド軸27を前後方向に配設し、該ガイド軸27にはスライダ29を摺動自在に支持させ、該スライダ29をバネ31により常時前方に付勢してなるものである。
押刃17は、ハンドル19に固定されたバネ体18の先端に形成され、該バネ体18の他端20は押え板15を常時フレーム13方向に付勢している。
ハンドル19の押刃17には中央孔43が形成され、該中央孔43には押え板15の突端45が遊嵌されている。
スライダ29は、フレーム13内の綴じ針1を常時前方に押す。
符号33に示すものは、ハンドル19をフレーム13から離れる方向に回動させたときにバネ31の力に抗してスライダ29を後方に引く引き杆である。
符号35に示すものはベース11に一端を固定したバネである。
更に、打ち込まれた綴じ針1を除去するための綴じ針除去用爪片37がベース11における一端部21に突設されている。
以下、本考案のステープラーが上記従来のステープラーと相違する点について説明する。
即ち、本考案においては、前記綴じ針除去用爪片37の近傍には該綴じ針除去用爪片37により除去された綴じ針1を吸着するための永久磁石51を着脱自在に備えさせる。
永久磁石51は、一例として、鉄製のフレーム13の底面に吸着させる。
永久磁石51は、好ましくは、一端53aをステープラーに固定した紐体53を介してステープラーに取り付ける。
図3は、ベース11をフレーム13、押え板15及びハンドル19に対して約180度回動させて開いた状態で、壁における例えばプラスターボード等の下地5上に貼設されたクロス等の表面材7に掲示物等の被止着物3を止着している状態を示す。
1 綴じ針
3 被止着物
5 下地
7 表面材
11 ベース
13 フレーム
15 押え板
17 押刃
18 バネ体
19 ハンドル
20 他端
21 一端部
23 軸
25 アンビル
27 ガイド軸
29 スライダ
31 バネ
33 引き杆
35 バネ
37 綴じ針除去用爪片
43 中央孔
45 突端
51 永久磁石
53 紐体
53a 一端
3 被止着物
5 下地
7 表面材
11 ベース
13 フレーム
15 押え板
17 押刃
18 バネ体
19 ハンドル
20 他端
21 一端部
23 軸
25 アンビル
27 ガイド軸
29 スライダ
31 バネ
33 引き杆
35 バネ
37 綴じ針除去用爪片
43 中央孔
45 突端
51 永久磁石
53 紐体
53a 一端
Claims (2)
- 打ち込まれた綴じ針を除去するための綴じ針除去用爪片をベースにおける一端部に突設しているステープラーにおいて、
前記綴じ針除去用爪片の近傍には該綴じ針除去用爪片により除去された綴じ針を吸着するための永久磁石を着脱自在に備えさせたことを特徴とするステープラー。 - 前記永久磁石は一端をステープラーに固定した紐体を介してステープラーに取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のステープラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007758U JP3127549U (ja) | 2006-09-25 | 2006-09-25 | ステープラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007758U JP3127549U (ja) | 2006-09-25 | 2006-09-25 | ステープラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3127549U true JP3127549U (ja) | 2006-12-07 |
Family
ID=43477261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006007758U Expired - Fee Related JP3127549U (ja) | 2006-09-25 | 2006-09-25 | ステープラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3127549U (ja) |
-
2006
- 2006-09-25 JP JP2006007758U patent/JP3127549U/ja not_active Expired - Fee Related
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