JP3127319U - 温熱式岩盤浴マット - Google Patents

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Abstract

【課題】出入り容易な封筒状袋体内へ入ればサウナ式の岩盤浴施設に近い状態を体感でき、袋体内中で足が楽に動かせ寝返りもできる、持ち運び可能な可搬式の温熱式岩盤浴マットの提供。
【解決手段】温熱式岩盤浴マットAは、上面に凹所15を有する長方形の敷材11、足側の敷材短辺に足当底辺を接合した半円形の足当12、および短辺の縁部を足当上辺に接合し、左右の下側長辺を左右の敷材長辺に接合し、左右の上側長辺どうしをノンストップファスナーNfにより開閉自在に閉じ合わせた掛材13、14からなる封筒状袋体1と、凹所15に配設される電熱式の岩盤発熱体2とを備えてなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、封筒状袋体内に岩盤発熱体を配置してなる温熱式岩盤浴マットに関する。
特許文献1には、放射性鉱物をコンクリート台に埋め込む構造の放射線岩盤浴施設が開示されている。
特許文献2には、上面部中央にスライドファスナーを取り付けた封筒型の寝袋が開示されている。
特許文献3には、遠赤外線輻射用マットを収納し、マジックテープ(登録商標)で、上側カバー部と下側カバー部とを接合し、完全に開いた状態で出入りする遠赤外線輻射用マット付寝袋が開示されている。
特許文献4には、カプセル形の岩盤浴用装置が開示されている。
特開2006−6507号公報 特開平9−94148号公報 特開平11−28141号公報 実用新案登録第3107667号公報
特許文献1の放射線岩盤浴施設は、一旦、設置したら、設置場所の変更が困難である。 特許文献2は、単なる封筒型の寝袋であり、岩盤浴効果は無い。
特許文献3の遠赤外線輻射用マット付寝袋は、身動きし難いとともに、入るときにカバー部が冷たく感じる。
特許文献4の岩盤浴用装置は、岩盤浴者が柩に入る様に感じるとともに、一旦、設置したら、設置場所の変更が困難である。
本考案の第1の目的は、出入り容易な封筒状袋体内へ入ればサウナ式の岩盤浴施設に近い状態を体感でき、袋体内中で足が楽に動かせ寝返りもできる、持ち運び可能な可搬式の温熱式岩盤浴マットの提供にある。
本考案の第2の目的は、枕の位置が前後でき、出入り容易な封筒状袋体内へ入ればサウナ式の岩盤浴施設に近い状態を体感でき、袋体内中で足が楽に動かせ寝返りもできる、持ち運び可能な可搬式の温熱式岩盤浴マットの提供にある。
本考案の第3の目的は、枕の位置が前後でき、封筒状袋体内を早期にサウナ式の岩盤浴施設に近い状態にでき、出入り容易な袋体内中で足が楽に動かせ寝返りもできる、持ち運び可能な可搬式の温熱式岩盤浴マットの提供にある。
〔請求項1について〕
温熱式岩盤浴マットは、上面に凹所を有する長方形の敷材、足側の敷材短辺に足当底辺を接合した半円形の足当、および短辺の縁部を足当上辺に接合し、左右の下側長辺を左右の敷材長辺に接合し、左右の上側長辺どうしをノンストップファスナーにより開閉自在に閉じ合わせた掛材からなる封筒状袋体と、凹所に配設される電熱式の岩盤発熱体とを備えてなる。
電熱式の岩盤発熱体を敷材の凹所に配設し、掛材の左右の上側長辺どうしをノンストップファスナーで閉じ合わせ、岩盤発熱体に通電して封筒状袋体内を加熱する。
ノンストップファスナーを開けて封筒状袋体内に入り、ノンストップファスナーを閉める。ノンストップファスナーは、ストッパーが付いていないので、動かなくなることがなく、使い勝手が良い。
岩盤発熱体が発熱し、岩盤から微弱な放射線が放射されることにより、封筒状袋体内がサウナ式の岩盤浴施設に近い状態となり、岩盤浴が体感できる。
半円形の足当の足当底辺を足側の敷材短辺に接合し、掛材の左右の下側長辺を左右の敷材の敷材長辺に接合しているので、腰から足元の封筒状袋体内に空間が生じ、袋体内中で足が楽に動かせるとともに、寝返りもできる。
可搬式の温熱式岩盤浴マットは、封筒状袋体と電熱式の岩盤発熱体とからなるので、持ち運び可能である。
〔請求項2について〕
温熱式岩盤浴マットは、上面に凹所を有し、頭側の敷材短辺に輪状の枕入れを接合した長方形の敷材、足側の敷材短辺に足当底辺を接合した半円形の足当、および短辺の縁部を足当上辺に接合し、左右の下側長辺を左右の敷材長辺に接合し、左右の上側長辺どうしをノンストップファスナーにより開閉自在に閉じ合わせた掛材からなる封筒状袋体と、凹所に配設される電熱式の岩盤発熱体とを備えてなる。
電熱式の岩盤発熱体を敷材の凹所に配設し、掛材の左右の上側長辺どうしをノンストップファスナーで閉じ合わせ、岩盤発熱体に通電して封筒状袋体内を加熱する。
ノンストップファスナーを開けて封筒状袋体内に入り、ノンストップファスナーを閉める。ノンストップファスナーは、ストッパーが付いていないので、動かなくなることがなく、使い勝手が良い。
頭側の敷材短辺に接合した輪状の枕入れ内に枕等(タオル、枕、冷却体)を入れる。背が高い人は、枕等を入れた枕入れを敷材外へセットして頭位置を敷材外にする。
岩盤発熱体が発熱し、岩盤から微弱な放射線が放射されることにより、封筒状袋体内がサウナ式の岩盤浴施設に近い状態となり、岩盤浴が体感できる。
半円形の足当の足当底辺を足側の敷材短辺に接合し、掛材の左右の下側長辺を左右の敷材の敷材長辺に接合しているので、腰から足元の封筒状袋体内に空間が生じ、袋体内中で足が楽に動かせるとともに、寝返りもできる。
可搬式の温熱式岩盤浴マットは、封筒状袋体と電熱式の岩盤発熱体とからなるので、持ち運び可能である。
頭側の敷材短辺に輪状の枕入れを接合しているので、枕入れ内に枕等(タオル、枕、冷却体)を入れることができ、楽な姿勢で岩盤浴が楽しめる。なお、背が標準より高い人は、枕入れを敷材外へセットして頭位置を敷材外にし、普通の背の人は、枕入れを敷材内へセットして頭位置を敷材内にすることができるので、背の高低に係わらず、枕を使って楽な姿勢で岩盤浴が楽しめる。
〔請求項3について〕
温熱式岩盤浴マットは、上面に凹所を有し、頭側の敷材短辺に輪状の枕入れを接合した長方形の敷材、足側の敷材短辺に足当底辺を接合した半円形の足当、および短辺の縁部を足当上辺に接合し、左右の下側長辺を左右の敷材長辺に接合し、左右の上側長辺どうしをノンストップファスナーにより開閉自在に閉じ合わせた掛材からなる封筒状袋体と、凹所に配設される電熱式の岩盤発熱体とを備え、足当は、右足側部と左足側部とからなり、ファスナーにより、両者が開閉可能に閉じ合わされている。
電熱式の岩盤発熱体を敷材の凹所に配設し、足当の左・右足側部どうしをファスナーで閉じ合わせ、掛材の左右の上側長辺どうしをノンストップファスナーで閉じ合わせ、岩盤発熱体に通電して封筒状袋体内を加熱する。
ノンストップファスナーを開けて封筒状袋体内に入り、ノンストップファスナーを閉める。ノンストップファスナーは、ストッパーが付いていないので、動かなくなることがなく、使い勝手が良い。
電熱式の岩盤発熱体を敷材の凹所に配設し、掛材の左右の上側長辺どうしをノンストップファスナーで閉じ合わせ、岩盤発熱体に通電して封筒状袋体内を加熱する。
ノンストップファスナーを開けて封筒状袋体内に入り、ノンストップファスナーを閉める。
頭側の敷材短辺に接合した輪状の枕入れ内に枕等(タオル、枕、冷却枕)を入れる。背が高い人は、枕等を入れた枕入れを敷材外へセットして頭位置を敷材外にする。
岩盤発熱体が発熱し、岩盤から微弱な放射線が放射されることにより、封筒状袋体内がサウナ式の岩盤浴施設に近い状態となり、岩盤浴が体感できる。
半円形の足当の足当底辺を足側の敷材短辺に接合し、掛材の左右の下側長辺を左右の敷材の敷材長辺に接合しているので、腰から足元の封筒状袋体内に空間が生じ、袋体内中で足が楽に動かせるとともに、寝返りもできる。
可搬式の温熱式岩盤浴マットは、封筒状袋体と電熱式の岩盤発熱体とからなるので、持ち運び可能である。
頭側の敷材短辺に輪状の枕入れを接合しているので、枕入れ内に枕等(タオル、枕、冷却体)を入れることができ、楽な姿勢で岩盤浴が楽しめる。なお、背が標準より高い人は、枕入れを敷材外へセットして頭位置を敷材外にし、普通の背の人は、枕入れを敷材内へセットして頭位置を敷材内にすることができるので、背の高低に係わらず、枕を使って楽な姿勢で岩盤浴が楽しめる。
足当の左・右足側部どうしを閉じ合わせたファスナーを開けば、足当に足元開口が生じる。このため、封筒状袋体内の熱気を室内へ放出するとともに、封筒状袋体内へ室内空気を入れて冷却することができる。
〔請求項4について〕
タイル状に成形した岩盤石を複数個、発熱体素材に埋設して岩盤発熱体としているので、防水シートを葉巻状に巻くことができる。このため、封筒状袋体と岩盤発熱体とからなる温熱式岩盤浴マットを袋に入れて容易に移送することができる。
上面が露出する様に、電熱線を巡らせた発熱体素材に、放射性鉱物を含む岩盤石を埋設しているので、岩盤石上面と皮膚との距離を短くでき、岩盤石から出る微弱な放射線を効率良く身体へ当てることができる。
封筒状袋体には、水分の内部への侵入を阻止する表面加工が施されている。また、岩盤発熱体は、電熱線を巡らせた発熱体素材に岩盤石を埋設したものを防水シートで包囲している。このため、岩盤浴者から発汗した汗の、発熱体素材や封筒状袋体内への侵入を防止できる。
〔請求項5について〕
岩盤浴者の上半身が臨む部位には、千鳥状に岩盤石を配置しているので、少ない個数で、効率良く、微弱な放射線を上半身へ当てることができる。
岩盤浴者の下半身が臨む部位には、飛石状に岩盤石を配置しているので、少ない個数で、効率良く、微弱な放射線を下半身へ当てることができる。
〔請求項6について〕
岩盤発熱体への通電を停止し、頭部開口およびファスナーを開けて生じる足元開口にオゾン発生器を装着し、温風発生器で発生させた温風を岩盤浴前に封筒状袋体の頭側から足側へ流す。これにより、岩盤浴前に、封筒状袋体の脱臭、殺菌、および予熱を行うことができる。
岩盤発熱体および封筒状袋体の、脱臭、殺菌、および予熱を岩盤浴前に行えば、汗等の臭いが消え、殺菌され、封筒状袋体内が適温に温まっているので、快適に岩盤浴が楽しめる。
なお、岩盤浴後に、頭部開口およびファスナーを開けて生じる足元開口にオゾン発生器を装着し、温風発生器で発生させた空気流(温風でも可)を封筒状袋体の頭側から足側へ流せば、次回の岩盤浴に備えて封筒状袋体内を脱臭、殺菌することができる。
温熱式岩盤浴マットは、上面に凹所を有する長方形の敷材、半円形の足当、およびノンストップファスナーにより上部を開閉自在に閉じ合わせた掛材からなる封筒状袋体と、頭が臨む敷材端部に接合した枕入れと、敷材の凹所に設置される電熱式の岩盤発熱体とを備える。
岩盤発熱体が発熱し、岩盤から微弱な放射線が放射されることにより、封筒状袋体内がサウナ式の岩盤浴施設に近い状態となり、岩盤浴が体感できる。
この可搬式の温熱式岩盤浴マットは、封筒状袋体と電熱式の岩盤発熱体とからなるので、持ち運び可能である。
本考案の実施例1(請求項1〜6に対応)を図1〜図4に基づいて説明する。
各図に示す如く、温熱式岩盤浴マットAは、敷材11、半円形の足当12、および掛材13、14からなる封筒状袋体1と、岩盤発熱体2とを備える。
敷材11は、上面に凹所15を有し、頭側の敷材短辺に輪状の枕入れ16を接合している。なお、枕入れ16には、通常、枕17を入れるが、冷却用枕やタオル等を入れることもできる。また、背が高い岩盤浴者(身長が180cmを越える)の場合には枕入れ16を実線の位置にセットして頭位置を敷材外とし、背が普通(身長が180cm以下)の場合には枕入れ16を二点鎖線の位置にセットし、頭位置を敷材内にする。
足当12は、右足側部12aおよび左足側部12bの各底辺を、敷材11の敷材短辺(足側)に接合している。
なお、右足側部12aの立設辺および左足側部12bの立設辺には、雄雌の係合片が設けられ、各係合片はファスナーfにより開閉可能に閉じ合わされている。
右側の掛材13は、長方形を呈し、短辺(足側)の縁部を、右足側部12aの足当上辺に接合し、下側長辺を敷材11の敷材長辺(右側)に接合している。
左側の掛材14は、長方形を呈し、短辺(足側)の縁部を、左足側部12bの足当上辺に接合し、下側長辺を敷材11の敷材長辺(左側)に接合している。
そして、左側の掛材13の上側長辺および左側の掛材14の上側長辺には、雄雌の係合片が設けられ、各係合片はノンストップファスナーNfにより開閉自在に閉じ合わせている。
封筒状袋体1を構成する敷材11、足当12、および掛材13、14は、各々、耐熱加工したポリエステル100%の中空生地内に、ポリエステル樹脂綿を超音波加工により封入してなり、水分の内部への侵入を阻止するため、表面に撥水処理が施されている。
岩盤発熱体2は、タイル状(数cm角の正方形)に成形した放射性鉱物(ラジウム等)を含む岩盤石21の上面が露出する様に、温度センサ付きのコードヒータ(図示せず)を巡らせたPVC製の遠赤外線不織布(発熱体素材)22に、複数個、埋設したものを透明ビニル製の防水シート23で包囲したものであり、敷材上面の凹所に配設される(図2、図3参照)。
敷材11の寸法は、実施例1では、短辺が50cm、長辺が150cmの長方形である(図2参照)。
また、岩盤石21は、岩盤浴者の上半身が臨む部位には千鳥状に配置され、岩盤浴者の下半身が臨む部位には飛石状に配置されている(図2、図3参照)。
AC−100Vが給電される岩盤発熱体2は、封筒状袋体1内の目標温度を決める(28℃〜55℃)スライドボリュウム付きの温度コントローラ20により通電制御される。 なお、岩盤発熱体2の消費電力は、75W(Max時)である。
図5は、ノンストップファスナーNfを閉めた封筒状袋体1内の、脱臭、殺菌、および予熱を岩盤浴前に行っているところを示し、頭部開口10、およびファスナーfを開けて生じる足元開口18にオゾン発生器3、3を装着し、温風発生器4で発生させた温風41を封筒状袋体1の頭側から足側へ流しているところである。
オゾン発生器3は、円筒状を呈し、DC12V−8W、オゾン発生量が15mg/Hのものである。また、作動から30分後にオフになるオフタイマーが付いている。
温風発生器4は、本実施例では家庭用の布団乾燥機であり、発生した温風41をホース42を介して、足元開口18のオゾン発生器3に供給している。
つぎに、本考案の温熱式岩盤浴マットAで岩盤浴を行うための作業手順を述べる。
ノンストップファスナーNfを全開した敷材11の凹所15に岩盤発熱体2を配設し(図2→図3)た後、ノンストップファスナーNfを閉じる(図4→図1)。
図5に示す様に、頭部開口10にオゾン発生器3を装着し、ファスナーfを開けて足元開口18にオゾン発生器3を装着し、温風発生器4で発生した温風41をホース42を介して、足元開口18のオゾン発生器3に供給する。そして、温風41を封筒状袋体1の頭側から足側へ流して、岩盤浴前に、封筒状袋体1の脱臭、殺菌、および予熱を行う。なお、温風発生器4で予熱を行う場合には、二重の加熱を防ぐため、温度コントローラ20をコード途中に接続した電源コード24のプラグ25をソケット26から外しておく。
また、前回の岩盤浴後に、封筒状袋体1の脱臭、殺菌を充分行っており、且つ、封筒状袋体1の予熱が不要な場合には、この作業工程を省略できる。
封筒状袋体1の脱臭、殺菌、および予熱が終了(30分後)したら、温風発生器4を撤去し、頭部開口10および足元開口18に装着したオゾン発生器3を外し、ファスナーfを閉じ、電源コード24のプラグ25をソケット26に嵌め込み、電源プラグ27をAC−100Vのコンセントに差し込み、タイマーをセット(30分または60分)し、スライドボリュウムで目標温度をセット(28℃〜55℃)する。また、ノンストップファスナーNfも一旦、閉じておく(図1の状態)。
つぎに、ノンストップファスナーNfを開き、足から先に封筒状袋体1内へ入り、ノンストップファスナーNfを手前方向に引いて閉じる。なお、ノンストップファスナーNfを完全に閉じる前に、枕17等を入れた枕入れ16を頭位置にセット(実線または二点鎖線)する。
岩盤発熱体2が発熱し、岩盤石21から微弱な放射線が放射されることにより、封筒状袋体1内がサウナ式の岩盤浴施設に近い状態となり、岩盤浴が満喫できる。
なお、必要に応じ、封筒状袋体1で足を動かしたり、寝返りしたりする。
タイムアップするか、岩盤浴を途中で中止したい場合には、ノンストップファスナーNfを足方向へ直接スライドさせるか、掛材13、14の端部13a、14aを押し広げて、ノンストップファスナーNfを足方向へスライドさせる。
これにより、頭部開口10が広がり(図4参照)、封筒状袋体1外へ出る。
なお、臭いが残らない様に、岩盤浴後に、頭部開口10にオゾン発生器3を装着し、ファスナーfを開けて足元開口18にオゾン発生器3を装着し、温風発生器4で発生させた空気流(温風でも可)を封筒状袋体1の頭側から足側へオゾンを流して封筒状袋体1内を脱臭、殺菌するのが好ましい。また、岩盤発熱体2を外し、封筒状袋体1を洗浄して付着した汗等の汚れを洗い流しておくのが好ましい。
実施例1の温熱式岩盤浴マットAは、下記の利点を有する。
岩盤発熱体2が発熱し、岩盤石21から微弱な放射線が放射されることにより、封筒状袋体1内がサウナ式の岩盤浴施設に近い状態となり、岩盤浴が満喫できる。
半円形の足当12の足当底辺を足側の敷材短辺に接合し、掛材の左右の下側長辺を左右の敷材の敷材長辺に接合しているので、腰から足元の封筒状袋体1内に空間が生じ、袋体内中で足が楽に動かせるとともに、寝返りもできる。
なお、足当12を付けたことにより、岩盤浴者が封筒状袋体1内で足を動かしたり、寝返りしたりすることもできる。
温熱式岩盤浴マットAは、タイル状に成形した岩盤石21を複数個、遠赤外線不織布22に埋設配置(千鳥状または飛石状)して岩盤発熱体2としているので葉巻状に巻くことができる。このため、岩盤発熱体2を封筒状袋体1へ配設した状態で、温熱式岩盤浴マットAを袋に入れて容易に移送することができる。
温熱式岩盤浴マットAは、放射性鉱物を含む岩盤石21の上面が露出する様に、電熱線を巡らせた遠赤外線不織布22に埋設しているので、岩盤石上面と皮膚との距離を短くでき、岩盤石21から出る微弱な放射線を効率良く身体へ当てることができる。
なお、岩盤石21は、岩盤浴者の上半身が臨む部位には千鳥状に配置し、岩盤浴者の下半身が臨む部位には飛石状に配置している。このため、少ない個数で、岩盤石21からの微弱な放射線を上半身や下半身へ当てることができる。
封筒状袋体1には、水分の内部への侵入を阻止する表面加工が施されている。また、岩盤発熱体2は、電熱線を巡らせた遠赤外線不織布22に岩盤石21を埋設したものを防水シート23で包囲している。このため、岩盤浴者から発汗した汗が、遠赤外線不織布22の内部や、封筒状袋体1の内部へ侵入することを防止できる。
岩盤発熱体2への通電を停止し、頭部開口10およびファスナーfを開けて生じる足元開口18にオゾン発生器3、3を装着し、温風発生器4で発生させた温風を岩盤浴前に封筒状袋体1の頭側から足側へ流せば、岩盤浴前に、封筒状袋体1の脱臭、殺菌、および封筒状袋体1の予熱を行うことができる。
岩盤発熱体2および封筒状袋体1の、脱臭、殺菌、および予熱を岩盤浴前に行えば、汗等の臭いが消え、殺菌され、封筒状袋体1内が適温に温まっているので、快適に岩盤浴が楽しめる。
なお、岩盤浴後に、頭部開口10およびファスナーfを開けて生じる足元開口18にオゾン発生器3、3を装着し、温風発生器4で発生させた空気流(温風でも可)を封筒状袋体1の頭側から足側へ流せば、次回の岩盤浴に備えて封筒状袋体1内を脱臭、殺菌することができる。
頭側の敷材短辺に輪状の枕入れを接合しているので、枕入れ16内に枕17等(タオル、枕、冷却体)を入れることができ、楽な姿勢で岩盤浴が楽しめる。なお、背が180cmを越える人は、枕入れ16を敷材外へセットして頭位置を敷材外にし、180cm以下の普通の背の人は、枕入れ16を敷材内へセットして頭位置を敷材内にすることができるので、背の高低に係わらず、枕17を使って楽な姿勢で岩盤浴が楽しめる。
ノンストップファスナーNfは、ストッパーが付いていないので、ファスナーが動かなくなることがなく、温熱式岩盤浴マットAは、使い勝手が良い。
本考案は、上記実施例以外に、つぎの実施態様を含む。
a.温熱式岩盤浴マットは、ファスナーを開けて生じる足元開口にオゾン発生器および温風発生器を装着し、温風発生器で発生させた温風を岩盤浴前に封筒状袋体の足側から頭側へ流すことにより、封筒状袋体内の、脱臭、殺菌、および予熱を行っても良い。
b.岩盤発熱体2は、AC−100V仕様以外に、DC−24Vで動作するトラック用であっても良い。
c.岩盤発熱体2の寸法は、短辺が40cm〜90cm、長辺が100cm〜200cmの範囲で自由に設定できる。
・足、腰用の場合には、短辺が40cm、長辺が100cmが好適である。
・トラック用の場合には、短辺が50cm、長辺が190cmが好適である。
・岩盤浴に用いる場合には、短辺が50cm、長辺が150cm、短辺が50cm〜60cm、長辺が160cm、または、短辺が50cm〜80cm、長辺が180cmが好適である。なお、この際、敷材11の寸法を、短辺が70cm、長辺が180cm、短辺が80cm、長辺が190cm、または、短辺が90cm、長辺が195cmとする。
d.岩盤発熱体2の消費電力(Max時)は、50W〜200Wが好適である。
e.岩盤発熱体2の材質は、例えば、下記の材料を含む。
PVC(塩化ビニール)
セラミック板(セラミック、砂、コンクリート、天然ミネラル成分)
遠赤外線繊維
発熱体(ポリエステル毛布、コードヒータ)
ポリエステル不織布
断熱材
また、封筒状袋体1は、例えば、下記の材料を含む。
超音波加工したポリエステル生地(撥水・防水加工)
超音波加工したポリエステル樹脂綿
実施例1に係る温熱式岩盤浴マットの傾視図である。 その温熱式岩盤浴マットにおいて、岩盤発熱体を敷材の凹所へ組み付けるところを示す説明図である。 その温熱式岩盤浴マットにおいて、岩盤発熱体を敷材の凹所へ組み付けたところを示す説明図である。 その温熱式岩盤浴マットにおいて、ノンストップファスナーを開けたところを示す傾視図である。 岩盤浴前に、封筒状袋体の脱臭、殺菌、および予熱を行っているところを示す傾視図である。
符号の説明
A 温熱式岩盤浴マット
1 封筒状袋体
2 岩盤発熱体
3 オゾン発生器
11 敷材
12 足当
13、14 掛材
15 凹所
16 枕入れ
23 防水シート
41 温風
f ファスナー
Nf ノンストップファスナー

Claims (6)

  1. 上面に凹所を有する長方形の敷材、足側の敷材短辺に足当底辺を接合した半円形の足当、および短辺の縁部を足当上辺に接合し、左右の下側長辺を左右の敷材長辺に接合し、左右の上側長辺どうしをノンストップファスナーにより開閉自在に閉じ合わせた掛材からなる封筒状袋体と、
    前記凹所に配設される電熱式の岩盤発熱体とを備えてなる温熱式岩盤浴マット。
  2. 上面に凹所を有し、頭側の敷材短辺に輪状の枕入れを接合した長方形の敷材、足側の敷材短辺に足当底辺を接合した半円形の足当、および短辺の縁部を足当上辺に接合し、左右の下側長辺を左右の敷材長辺に接合し、左右の上側長辺どうしをノンストップファスナーにより開閉自在に閉じ合わせた掛材からなる封筒状袋体と、
    前記凹所に配設される電熱式の岩盤発熱体とを備えてなる温熱式岩盤浴マット。
  3. 上面に凹所を有し、頭側の敷材短辺に輪状の枕入れを接合した長方形の敷材、足側の敷材短辺に足当底辺を接合した半円形の足当、および短辺の縁部を足当上辺に接合し、左右の下側長辺を左右の敷材長辺に接合し、左右の上側長辺どうしをノンストップファスナーにより開閉自在に閉じ合わせた掛材からなる封筒状袋体と、
    前記凹所に配設される電熱式の岩盤発熱体とを備え、
    前記足当は、右足側部と左足側部とからなり、ファスナーにより、両者が開閉可能に閉じ合わされていることを特徴とする温熱式岩盤浴マット。
  4. 前記封筒状袋体は、水分の内部への侵入を阻止する表面加工が施され、
    前記岩盤発熱体は、タイル状に成形した放射性鉱物を含む岩盤石の上面が露出する様に、電熱線を巡らせた発熱体素材に、複数個、埋設したものを防水シートで包囲してなることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の温熱式岩盤浴マット。
  5. 岩盤浴者の上半身が臨む部位は、千鳥状に前記岩盤石が配置され、前記岩盤浴者の下半身が臨む部位は、飛石状に前記岩盤石が配置されていることを特徴とする請求項4に記載の温熱式岩盤浴マット。
  6. 頭部開口および前記ファスナーを開けて生じる足元開口にオゾン発生器を装着し、
    温風発生器で発生させた温風を岩盤浴前に前記封筒状袋体の頭側から足側へ流すことにより、封筒状袋体内の、脱臭、殺菌、および予熱を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の温熱式岩盤浴マット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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