JP3127313U - モーター固定子の絶縁部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】モーター固定子の磁極片を絶縁部及び回路板に対して安定して固定する。
【解決手段】モーター固定子の構造中、ケイ素鋼板からなる磁極片を挟んで固定する一対の絶縁部の一方の絶縁部30において、
第1凸板17を設けて磁極片を重ねて収容する収容部171を形成すると共にその内側に磁極片を連ねる環状のフレーム部を嵌合する嵌合部18を凸設し、
その反対側の主体部11を延長してその延長端縁に弾性係合片111を形成すると共に、その両サイドにスリットを形成して、該主体部に回路板の開口を嵌合固定するとき、該弾性係合片の弾性撓み変形の自由度を大きくして、その破損を防止する。
【選択図】図2

Description

本考案は、「モーター固定子の絶縁部構造」に関し、特に、磁極片を外周面に露出した構造に適し、磁極片を固定する絶縁部の変形を防止し、これらに対する回路板の弾性係合固定に適したモーター固定子の絶縁部構造に関する。
一般に従来の絶縁部構造は、中華人民共和国知識産権出版社公告の出願番号02201611.2の「直流モーター固定子の絶縁カバー構造」実用新案等の例に見ることができる。
これらのモーター固定子の絶縁カバーは、筒状の本体と、本体から半径方向に向かい放射状に延長する延伸板とからなり、各延伸板は、磁極片の収容凹部を有し、収容凹部の断面はコの字型を形成し、収容凹部の溝口の両側終端は、突出するラッチ部により絶縁体カバーと磁極片を簡単に結合させることができる。
但し、上記の技術には使用上に問題が存在し、収容凹部内に収容される磁極片が、ラッチ部により磁極片の最下部をラッチすることにより、磁極片を軸向き方向に安定固定設置させることができるが、主体の寸法が、製造時の誤差により一致せず、磁極片のフレーム部が主体内の輻射状方向に緊密に接合できなくなり、モーターが回転する時、磁極片は回転の影響を受けて絶縁カバー内の輻射状方向に震動し、延伸板上に巻かれたエナメル線を破断させるだけでなく、騒音を増加させ、更に、絶縁カバーがケイ素鋼からなる磁極片を固定する固定部が薄いことにより、容易に変形が生じる。
また、従来の絶縁カバーと回路板の結合は、本体外部に回路板とフックさせるフック部を有し、フックの外径が、回路板がフックできる内径よりも大きいことにより、結合時に破壊性を伴う方式で、フックを回路板上に強制的にフックするので、絶縁部と回路板の損壊等の問題が起こり易くなる。
特開2005−177326号公報 特開平2−299447号公報
上述の問題を解決する為、本考案は、磁極片を組み込んだモーター固定子側に回路板に係合固定するため、突出する弾性係合片を有する絶縁部を設けて、該弾性係合片の両側にスリットを設けて撓み変形に範囲を大きくして、弾性係合片の破断を防止することを目的とする。
本考案は、更に、磁極片を固定する絶縁部中心に磁極片を固定する嵌合部を設けてその変形を防止することにより、磁極片を第1絶縁部内に安定固定することを目的とする。
本考案は、磁極片を挟んでコイル巻きする絶縁部に一方に回路板に嵌合固定するための一側に突出延長する中空円筒状の第1主体を設け、第1主体は、該中空構造の第1孔、第1主体の外壁に設けられる輻射状に延伸する複数の第1延伸板、各第1延伸板の終端から両側に向かって延伸する第1外環板を有し、第1主体の突出延長する端縁には第1孔に沿って突出する複数の弾性係合片を設けると共にその両側にスリットを設け、第1主体の他側には、その外周に沿って各第1延伸板の外側から第1外環板内側まで第1凸板を設けて上記磁極片を囲んで収容する収容部を形成し、第1凸板は内側の中空孔に向けて環状に配列する凸部を設けて磁極片を嵌合して固定する。
本考案が提供するモーター固定子の絶縁構造は、回路板を嵌合固定する円筒状の主体部の一端縁に突出する弾性係合片を有する絶縁部を提供し、前記弾性係合片の両側には、スリットを設けて、弾性片の撓み変形の自由度を増加し、更に弾性的に回路板に係合固定し、弾性係合片の破断を防止する。
本考案が提供するモーター固定子の絶縁構造は、更に、第1凸板の絶縁部中心に向かう箇所に第1嵌合部を設け、第1凸板の厚度を増加し、第1凸板の変形を防止するとともに、磁極片を第1絶縁部内に安定固定させる。
本考案は、「モーター固定子の絶縁部構造」に関し、図1に示すように、第1絶縁部10を有する。
第1絶縁部10は、一側に凸伸する円筒状の第1主体11を有し、内部は空洞状の第1孔111であって、その端縁外周に沿って突出する複数の弾性係合片12を形成し、各弾性係合片12の両側にスリット13を設けて該係合片の撓み変形を可能とし、さらにその外周面には、その端縁から突出する高い複数の固定柱14を設ける。
第1絶縁部10の該第1主体11外周から半径方向に放射状に複数の第1延伸板15を延長して形成する。また、該大延伸板先端には複数の第1外環板16を円周方向に延長して形成し、隣接する外環板同士の間には一定の間隔161を置いて配列する。
図2に示すように、上記第1主体11の反対側において、隣接する各第1延伸板15の間をその端縁に沿って、第1外環板16に至まで第1凸板17を凸設して、それらによって囲む第1収容凹部171を構成する
また、第1凸板17の第1孔111内側に向けて、厚みを増した第1嵌合部18を形成する。
さらに、第1延伸板15の第1凸板17の反対側先端には、第2凸板19を設ける。
図3,4,5に示すように、珪素鋼片からなる磁極片30は、積層した鋼片からなり、上記の第1絶縁部10と組み合わされる。
磁極片30の各極柱31は、第1絶縁部10の第1延伸板15に接して重ねられると共に延伸板15によって形成された上記収容凹部171内に配置され、その外周の極面33は、第1外環板16外周面に合致する。
また、磁極片30の中央部には第1主体11の第1孔111内に位置して上記第1嵌合部内に嵌合する環状のフレーム部32を有し、上記の各極柱を連結する。
前記第1絶縁部10に相対して磁極片30の反対側に組立てる第2絶縁部20を図6,7に示すように構成する。
第2絶縁部20に構造は、ほぼ上記第1絶縁部10と同様であるが、第1絶縁部10にある第1主体を延長した構造がない点で異なる。
すなわち、円筒状の第2主体21、その内部空洞をなす第2孔22、第2主体外周から半径方向に放射状に延長する複数の第2延伸板23、その先端に形成した第2外環板24とそれらの間に間隔241を設けた構造は共通する。
さらに、これらの第2延伸板に第3凸板によって囲まれる第2収容凹部を形成し、その先端には同様に第4凸板26を設ける。
磁極片30は上記の第1絶縁部10と同様に第2絶縁部20と組み合わされ、その環状フレーム部32の一部分は第2主体21の第2孔22内に位置し、各極柱31は各延伸板25の収容凹部251内に位置し、極面33は、第2外環板24外周と面一を形成する。
図6,7,8に示すように、第1、第2外環板16,24間の隙間161,241からエナメル線40を挿入してコイル線を巻き、エナメル線40が、第1延伸板15および第2延伸板23の周囲表面上に巻かれ、各第1延伸板15および第2延伸板23の末端の第2、4凸板19,26により、巻かれた後のエナメル線40を第1,2延伸板15,23の周囲表面上に固定させ、外部に滑り出ないようにする。
上記のとおりコイル巻き線作業が終了後、図1,7,8,9,10,11に示すように、キャップ孔51を開設する回路板50を第1絶縁部10の第1主体11の凸伸端に対応させる。
弾性係合片12からなる円弧の外径は、該キャップ孔51の内径よりも僅かに大きく、また、キャップ孔51の内側には、前記定位柱14に対応して固定凹溝52を設けられているため、第1主体11を回路板50方向に押し込むことにより、弾性係合片材12が、キャップ孔51内に円滑に弾性挿入されるともに、回路板50の他側に係合し、同時に定位柱14は固定凹溝52内に対応して挿入され、回路板50は第1絶縁部10に対して安定して固定される。
上記弾性係合片12が回路板50を弾性係合する時、その両側にはそれぞれスリット13が形成されているため、弾性係合片13の弾性撓み変形の自由度が大きく、確実に回路板50を係合固定し、弾性係合片12が、弾性変形できずに破断する事態は回避される。回路板50がモーターによる振動によってエナメル線40の破断が発生しないようにし、回路板50をファンフレーム台座上に安定固定し、動作時の脱落の発生を防止する。
また、磁極片30は、環状のフレーム部において絶縁部10の第1嵌合部18に嵌合固定されるため、その軸方向に第1、第2絶縁部10,20に覆われ安定固定させるだけでなく、半径方向にも安定する。
このようにして、第1凸板17の変形を防止するだけではなく、ケイ素鋼板からなる磁極片30を第1絶縁部10内に安定固定し、従来技術の騒音の発生、およびエナメル線の破断の問題を改善する。
なお、本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。
本考案の好適な実施例の立体図である。 本考案の好適な実施例の他の視角からの立体図である。 本考案の好適な実施例の第1絶縁部と磁極片を組み合わせた立体分解図である。 本考案の好適な実施例の第1絶縁部と磁極片を組み合わせた立体組み立て図である。 本考案の好適な実施例の第1絶縁部と磁極片を組み合わせた正面図である。 本考案の好適な実施例を第2絶縁部と組み立てた立体分解図である。 本考案の好適な実施例を第2絶縁部と組み立てた立体組み立て図である。 本考案の好適な実施例を第2絶縁部と組み立てた後の磁極片を組み合わせた正面図である。 本考案の好適な実施例のエナメル線を巻き付けた後に回路板に引っ掛ける立体図である。 図9の他の視角からの立体図である。 本考案の好適な実施例のエナメル線を巻き付けた後に回路板に引っ掛ける断面図である。
符号の説明
10 第1絶縁部
11 第1主体
111 第1孔
12 弾性係合片
13 溝
14 固定柱
15 第1延伸板
16 第1外環板
161 隙間
17 第1凸板
171 収容凹部
18 第1嵌合部
19 第2凸板
20 第2絶縁部
21 第2主体
22 第2孔
23 第2延伸板
24 第2外環板
241 隙間
25 第3凸板
251 第2収容凹部
26 第4凸板
30 磁極片
31 極柱
32 ホイール部
33 極面
40 エナメル線
50 回路板
51 キャップ孔
52 固定凹溝

Claims (4)

  1. モーター固定子の絶縁部構造において、
    環状フレーム部を設けてその半径方向に放射状に複数の極柱を形成してその先端に円周方向に延長して磁極となる極面を隣接する極面間に一定間隔を設けて形成した磁極片に対して、該磁極片の形状に倣った形状とした一対の絶縁部で挟んでコイル巻きしてその一方の絶縁部を回路板に固定するため、その一方の絶縁部中央部に突出して延長する中空円筒状の主体部を設けて該磁極片の環状フレーム部に対する嵌合部とし、上記磁極片の形状に倣って該主体部から半径方向に放射状に延長する複数の延伸板を設けて、その先端部に円周方向に延長すると共に相互に間隔を設けて配置される外環板を設け、
    また、上記該主体部の端縁外周から突出する複数の弾性係合片を設けると共にその両側にスリットを形成して、回路板を該中空円筒状の主体部に嵌合して該弾性係合片を係合する際の弾性撓み変形の自由度を大きくし、
    また、該主体部の反対側には磁極片を収容するための凸板で囲う凹部を形成すると共にその凸板の主体部中空部に向けて該凸板から磁極片の環状フレーム部を嵌合する嵌合部を配列して突出形成した、
    ことを特徴とするモーター固定子の絶縁部。
  2. 前記各延伸板の凸板の反対側には、前記延伸板の端縁部に位置して巻き線固定用の第2の凸板を設けたことを特徴とする請求項1記載のモーター固定子の絶縁部。
  3. 前記主体の外周には、該主体の凸伸する端縁より高い、該主体に嵌合する回路板開口の溝に係合する固定柱を設けたことを特徴とする請求項1記載のモーター固定子の絶縁部構造。
  4. 前記延伸板の両側に沿って形成した凸板によって磁極片の収容凹部を構成したことを特徴とする請求項1記載のモーター固定子の絶縁部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0594823U (ja) * 1992-05-21 1993-12-24 株式会社村井 眼 鏡
CN107171472A (zh) * 2017-05-19 2017-09-15 珠海凯邦电机制造有限公司 电机骨架、电机及电机布线方法

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