JP3126869B2 - 被処理物の加圧処理方法および加圧処理装置 - Google Patents

被処理物の加圧処理方法および加圧処理装置

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JP3126869B2 JP06081828A JP8182894A JP3126869B2 JP 3126869 B2 JP3126869 B2 JP 3126869B2 JP 06081828 A JP06081828 A JP 06081828A JP 8182894 A JP8182894 A JP 8182894A JP 3126869 B2 JP3126869 B2 JP 3126869B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被処理物の加圧処理方
法および加圧処理装置に係り、食品等の冷却・凍結等に
利用される。
【0002】
【従来の技術】被処理物、例えば食品の冷却特に冷凍に
関しては、通常大気圧下で冷凍設備を用いて行われるの
が一般的である。この際、食品内部への熱伝達は、熱伝
導によって律速され、従って、食品の冷凍は緩慢な冷却
となり、食品中に含まれる水分が凍結するに際してその
氷結晶が粗大化して食品の品質を損なうことから、豆
腐、コンニャクあるいは寒天等の冷凍化は困難であっ
た。
【0003】一方、斯かる難点を克服する手段として、
食品の加工に温度と圧力を併用した所謂圧力移動凍結法
が提案されている(1992年食品と開発Vol.2
6,No.12参照)。この圧力移動凍結法は、食品内
部の水が加圧下で凍結しなくなるという水の特異な性質
を利用したものであり、前述文献によれば、外面に冷媒
を循環させるジャケットを備えた圧力容器内に、食品
(豆腐)を入れ等方圧的に圧力をかけた状態で容器を冷
却、すなわち、図6で示す如く例えば1500kgf/
cm2 ,−13℃の条件まで経路(a)で加圧冷却して
豆腐(試料)の品温を下げ、その後、容器内の圧力を経
路(b)で示す如く急速に降下することによって、試料
内部の水が液相から固相に移行して瞬時に氷の微細結晶
が析出し、そのまま凍結保存すれば、前記の緩慢凍結の
場合と異なり解凍後も元の品質を保ち得るというもので
ある。
【0004】また、圧力移動凍結法として、前述文献の
他、特開昭63−216430号、特開平3−9466
4号、特開平4−148667号、特開平4−1587
72号、特開平4−271772号、特開平5−494
61号の公報で開示の技術が公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した圧力移動凍結
法(従来技術)によると、前記経路aの加圧冷却を行う
に際し、圧力容器の外面に設けているジャケットに冷媒
を循環させて冷却を行うものであるから、容器肉厚に基
づく熱伝達の悪さに支配されて、冷却に極めて長い時間
を要し、理論上はともかくとして到底実用化に耐えるも
のではないという課題があった。そこで本発明は、圧力
容器内に、被処理物とともに水を主成分とする凍結体を
投入した状態で等方的に加圧することによって、迅速な
加圧処理ができて実用化を約束する被処理物の加圧処理
方法と装置とを提供することが第1の目的である。
【0006】本発明の第2の目的は、被処理物と水を主
成分とする凍結体を処理圧媒中にともに浸漬させて等方
圧的に加圧処理することにより、加圧下の凍結体の融点
降下を有効に活用して、被処理物の冷却を迅速に行ない
得る方法と装置を提供することである。本発明の第3の
目的は、冷却にもとづく温度管理を行うことを可能と
し、さらにこれと不凍域からの圧力解放とを組み合わせ
ることによって、被処理物である食品の瞬時凍結を工業
的に受けいれ可能なプロセスタイムで実現し、さらに降
圧後の食品について大気圧下の凍結を継続施行すること
によって従来の方法では不可能であった例えば凍結豆腐
などの新規食品の工業生産を可能とした方法と装置を提
供することである。
【0007】本発明の第4の目的は、食品と水を主成分
とする凍結体との共存は、両者の直接接触によるものが
最も効率的で、かつそれらの共存系を断熱加圧しうるよ
うにして圧力容器系の冷却を行う必要がなくなり、もっ
て機器コストを低減して一層工業化を促進することがで
きる方法と装置を提供することである。さらに、本発明
の第5の目的は、水に対して凝固点降下を引き起こす塩
類等の水溶液の凍結体を用いることでプロセスタイムを
一層短縮することができ、さらには食品衛生法で食品添
加物として認可された物質を選定することで食品処理プ
ロセスとしての安全性を確保しうる方法と装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに本発明は次の技術的手段を講じている。請求項1に
係る本発明は、圧力容器1内で被処理物14を等方的に
加圧処理する方法において、前記被処理物14の重量に
対して任意の選ばれた比率の重量の水を主成分とする凍
結体15を液である被処理物14中に浸漬させともに加
圧することにより、該被処理物14の冷却を行うことを
特徴とするものである。請求項2に係る本発明方法は、
圧力容器1内部の処理圧媒12に、被処理物14と水を
主成分とする凍結体15とをともに浸漬させ、前記処理
圧媒12を介して等方的に加圧することで前記被処理物
14の0℃以下への冷却を行うことを特徴とするもので
ある。
【0009】請求項3に係る本発明方法は、被処理物1
4が水分を含有する食品であり、この食品14と水を主
成分とする凍結体15とを処理圧媒12にともに浸漬
せ、該処理圧媒12を介して等方的に加圧し、保持過程
で前記食品14の平均温度を0℃以下でかつ加圧下にお
いて凍結しない温度・圧力域に移行させた後、圧力を急
速に解放することによって前記食品14内部に氷晶核を
形成することを特徴とするものである。請求項4に係る
本発明方法は、水分を含有する食品である被処理物14
と水を主成分とする凍結体15とを個々に袋体に密封し
ているとともに、該被処理物14を凍結体15上に載置
した状態で処理圧媒12中にともに浸漬して加圧処理す
ることを特徴とするものである。
【0010】請求項5に係る本発明方法は、処理圧媒1
2中に、被処理物14と凍結体15とをともに浸漬して
断熱性を有する処理容器9で囲った状態で加圧処理する
ことを特徴とするものである。請求項6に係る本発明方
法は、内部に氷晶核を形成した食品14を、ひきつづき
大気圧下で凍結して冷凍することを特徴とするものであ
る。請求項7に係る本発明方法は、加圧下で被処理物1
4を0℃以下のあらかじめ希望した温度近傍に迅速に冷
却するために、水を主成分とする凍結体15として、水
に対して凝固点降下を引き起こす塩類等の水溶液の凍結
体を用いることを特徴とするものである。
【0011】請求項8に係る本発明方法は、前記塩類等
が食品衛生法において食品添加物としての使用が認可さ
れた物質であることを特徴とするものである。請求項9
に係る本発明装置は、加圧圧媒8を給送可能な高圧室6
を内部に備えている圧力容器1と、前記高圧室6に収め
られていて等方的な加圧を付与可能な処理圧媒12を内
有する処理室13を内部に備えている処理容器9と、水
を主成分とする凍結体15に被処理物14を載置した状
態で前記処理室13に挿脱自在にして容器軸方向に積み
重ねられる受皿16と、を備え、前記処理圧媒12中に
被処理物14と前記凍結体15とを浸漬してともに加圧
ることを特徴とするものである。
【0012】請求項10に係る本発明装置では、加圧下
で被処理物14を0℃以下のあらかじめ希望した温度近
傍に迅速に冷却するために、水を主成分とする凍結体1
5として、水に対して凝固点降下を引き起こす塩類等の
水溶液の凍結体を用いることを特徴とするものである。
請求項11に係る本発明装置では、前記塩類等が食品衛
生法において食品添加物としての使用が認可された物質
であることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】圧力容器1内の処理圧媒12に、被処理物14
と水を主成分とする凍結体15をともに浸漬して等方的
に加圧すると、加圧に伴う凍結体15の融点降下とその
後の保持過程での潜熱放出が、被処理物14の迅速冷却
に生かされ、被処理物14及び圧媒に対する必要冷却熱
量と放出潜熱量とをバランスさせることにより、被処理
物14内の水を凍らせることなく迅速に加圧下の液相域
に移行させる。その後、圧力を急速に解放降圧すること
により、被処理物14内部の温度が大気圧下の固液共存
温度0℃に急速に移行し、温度上昇分に見合う熱量が急
速凍結化に利用される。
【0014】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1(A)において、圧力容器1は上・下両端が開
口されている円筒形状であって、上端開口にシール4を
有する上蓋2を挿脱自在に嵌合するとともに下端開口に
シール5を有する下蓋3を挿脱自在に嵌合することによ
って内部に高圧室6が画成されている。高圧室6には、
下蓋3に形成した通路7を介して水等の加圧圧媒8が加
圧ポンプ等によって給送可能であるとともに、圧媒8の
圧力は図外の制御バルブ等によって調整可能である。
【0015】なお、加圧処理中において上・下蓋2,3
に作用する軸力は、図外のプレスフレームで担持可能と
されている。高圧室6内には、例えばポリエチレン製よ
りなる断熱性を有する有底筒状とされた処理容器9が圧
力容器1の上端開口を介して挿脱自在であり、処理容器
9の上端開口にはシール10を有するピストン11が摺
動自在に嵌挿されていて、ここに、処理容器9の内部に
はピストン11の摺動によって等方圧的に加圧作用する
水、プロピレングリコール混合物等の処理圧媒12を収
納している処理室13が形成されている。
【0016】処理容器9における処理室13には、被処
理物14と水を主成分とする凍結体15とが処理圧媒1
2に浸漬されている。ここで、被処理物14としては、
水分を含有する豆腐、コンニャク、寒天等の食品を初め
薬液等の液製品であってもよく、又、凍結体15として
は、蒸留水による氷、水に若干のプロピレングリコール
を混入してなる氷、水に若干の塩分又は、糖分を混入し
てなる氷等を挙げることができる。また、被処理物14
および凍結体15は例えばポリエチレン製の袋などにそ
れぞれ個別に封入(密封)することが望ましく、この被
処理物14と凍結体15とは組み合わされて受皿16に
入れられ、該受皿16を介して容器軸方向に積み重ねら
れている。
【0017】この場合、図示の如く被処理物14を凍結
体15の上に直に載置ことが、凍結体15から被処理物
14への熱伝達が良好となって好ましい。なお、凍結体
が氷であれば、被処理物と氷とを同一袋内に密封するこ
とは差し支えなく、このことは熱伝達の上では好ましい
が、氷の再利用等の点で少なくとも氷は別個に封入する
ことが望ましく、被処理物の取扱いの点も考慮すると個
別に封入することが推奨される。図2は本発明に係る装
置の第2実施例であり、処理室13の構成として処理容
器9の上開口部にゴム等よりなる弾性カバー17を被
せ、これをバンド18で固定したものであり、弾性カバ
ー17の弾性変形によって処理圧媒12に等方的な圧力
を発生して被処理物14を加圧処理するものであり、そ
の他の構成は図1(A)を参照して既述したのと同様で
あり、共通部分は共通符号で示している。
【0018】上記いずれの実施例においても、処理容器
9内の処理圧媒12に被処理物14と凍結体15とを浸
漬した状態で、圧力容器1の上開口部を介して高圧室6
に装入セットし、下蓋3の通路7から加圧圧媒8を高圧
室6に送給すると、ピストン11の摺動又は弾性カバー
17の弾性変形により加圧圧媒8と切り離された状態で
処理圧媒12の等方圧的な加圧によって被処理物14が
加圧処理されることになる。なお、加圧圧媒8はこれの
送給系にクーラ等を設けておき、冷却したものを採用し
てもよく、これによれば、加圧圧媒8と処理圧媒12と
を必ずしも完全に分離する必要はなく、同一圧媒として
加圧処理することができる。この場合も、被処理物と凍
結体の囲りは断熱することが望ましい。
【0019】次に、被処理体として豆腐、凍結体として
氷を採用し、図1(A)に示した装置を用いての実験例
を説明する。 (実験例1) 8cm×8cm×2cmとされた角形の豆腐を薄いポリ
エチレン製の袋に密封して5℃に冷却し、一方、8cm
×8cm×0.5cmとされた角形の氷を薄いポリエチ
レン製の袋に密封し、この氷の上に前記豆腐を載置して
受皿を介して10層積み重ねて内径140mm、肉厚2
5mmのポリエチレン製の処理容器に収納し、5℃に冷
却したプロピレングリコール水溶液よりなる処理圧媒に
浸漬した。
【0020】これを内径200mmの高圧室内に上開口
部を介して挿入し、上蓋を閉じてから外部からの冷却作
用を施すことなく1500kgf/cm2 まで1分で加
圧した。この等方圧的な加圧により、図1(B)の経路
aで示す如く豆腐の温度は7℃まで上昇した。これは、
加圧にともなって豆腐内部の水分が圧縮されたことにも
とづくものであり、豆腐自体の平均温度は加圧に伴って
上昇する。一方、凍結体15は圧力の上昇に伴って図1
(b)に示される状態図から理解されるように2000
kgf/cm2 までは圧力の上昇に伴って融点が連続的
に降下し、融解潜熱を蓄積することになる。
【0021】そこで、1500kgf/cm2 に昇圧
後、その加圧力を15分だけ保持して、処理室に組み込
んでいる熱電対で豆腐の中心部の温度をチェックした
処、図1(B)の符号bで示す如く−8℃となってい
た。これは図1(B)における、1500kgf/cm
2 という高圧下における凍結体の融点が符号Cで示す如
くほぼ−15℃となって、その融解の潜熱が7℃の豆腐
ならびに処理圧媒の冷却に用いられた結果によるもので
あり、すなわち、加圧にともなう氷(凍結体)の融点降
下と保持過程での潜熱放出が、豆腐の迅速冷却に生かさ
れた形になっている。ここで留意されるべきは豆腐内に
おける水分が液相状態(未凍結)を維持することであ
る。このためには、豆腐及び圧媒に対する必要冷却熱量
と氷の量(潜熱量)とをバランスさせることによって、
豆腐内部の水を凍らせることなく加圧状態下の液相域に
迅速に移行させることができる。
【0022】因みに、冒頭で記述した従来例(圧力移動
凍結法)で同じ豆腐を対象として同一条件下において1
500kgf/cm2 の圧力容器の外部からの−15℃
の冷媒冷却で行った場合には、同一条件に達するのに約
4時間を要した。このことから、処理圧媒に、被処理物
とともに凍結体を浸漬して加圧処理する本発明の有益性
が明らかとなる。次いで、上記加圧処理をした後に、図
1(C)で示す如く圧力を1分で解放降圧dしたとこ
ろ、豆腐内部の温度はほぼ0℃に復帰するとともに、切
断してみると微細な氷結晶核が均一に分散したほぼ均質
な凍結状態にあることが確認された。
【0023】これは圧力の解放にともなって、−8℃で
あった豆腐(大部分は水)内部の温度が、図1(C)の
矢示eで示すと如く大気圧下の固(氷)液共存温度0℃
に移行し、温度上昇分に見合う熱量が凍結化に利用され
たものである。詳述すれば、豆腐中の水分は高圧下にお
いては低温でかつ液相を呈していたものが、圧力解放さ
れることにより、前述した融解潜熱により図1(C)に
示される状態図に記載の如く、固相線に到達し、この結
果豆腐中の水分は瞬時に固相に移行し、従って、微細な
氷晶粒が均一に分散した状態で凍結することになり、凍
結後は矢印eで示す固相線に沿って0℃に移行する。
【0024】これをさらに大気圧下で継続して冷凍し、
−20℃で1週間冷凍保存し、しかるのち解凍して食し
てみたところ通常の豆腐とほとんど差がなく、したがっ
て上記手法が工業的な凍結豆腐の製造に適用しうること
が明らかとなった。なお、上述した本発明に係る冷却手
法は、上記の凍結豆腐の製造に限定されるものではな
く、迅速な冷却を必要とする物質の冷却法として用いう
ることはいうまでもない。更に、本発明は、圧力容器1
内で被処理物14を等方的に加圧処理する方法におい
て、前記被処理物14の重量に対して任意の選ばれた比
率の重量の水を主成分とする凍結体15を液である被処
理物14中に浸漬してともに加圧することにより、該被
処理物14の冷却を行うことにも利用できる。
【0025】すなわち、被処理物が液であって、これに
氷を浸漬させて加圧処理すれば、加圧圧縮にともなう被
処理物の温度上昇を迅速に抑制して所定の温度以下に処
理するような手法としても利用することができる(実験
例を以下に示す)。 (実験例2) 実験例1と基本的な装置構成を同じくする図3の構成に
おいて、被処理物14として2℃に冷却したみかん果汁
5l(5000g×1cal/℃)に105 個/mlの
大腸菌(IFO3301)を添加したものを処理容器9
中に直接投入し、圧力容器1を冷却することなく15℃
の加圧圧媒8(水)中に浸漬して2000kgf/cm
2 まで1分で加圧、5分保持ののち1分で降圧した。
【0026】この際、被処理物の温度は最高6℃まで上
昇し、降圧後の生残菌数は2×101 個/mlであっ
た。これに対して、直径8mm×長さ160mmの棒状
の氷40本(320g、比熱25000cal)をそれ
ぞれポリエチレン製の袋に密封し上記みかん果汁(50
00g×1cal/℃)中に分散投入したものを上記と
同一条件で処理したところ、被処理物の温度は3℃にと
どまり、結果として降圧後の生残菌数は検出されず、低
温下に加圧処理することでの殺菌性の増進が確認され
た。
【0027】すなわち氷の加圧融解と潜熱放出による迅
速冷却が被処理物の低温維持に寄与し、結果として殺菌
効果の増進に役立つことが認められた。水を主成分とす
る凍結体15として、水に対して凝固点降下を引き起こ
す塩類等の水溶液の凍結体を用いた場合には、ほぼ純粋
な水(例えば水道水)の凍結体である氷を用いた場合と
比較して、冷却の効率をさらに高める(すなわち、冷却
に要する時間をさらに短縮する)ことが可能となる。こ
の原理を図4、図5に従って説明する。
【0028】図4は一定圧力、例えば1気圧における塩
の水溶液、例えば塩化カリウム水溶液の凝固点降下曲線
を表している。図中のTf は水の凝固温度、すなわち0
℃である。水に塩化カリウムを溶解させると、その水溶
液の凝固点は塩化カリウム濃度に応じてTf 及びPe
結ぶ曲線Dに従って降下する。そして、この凝固点降下
度の最も大きな点がPe であり、共融点と呼ばれてい
る。この共融点に対応する組成が共融点組成Xe であ
り、この時の温度が共融点温度Te である。文献による
と、塩化カリウム水溶液の場合、Xe =19.9wt
%、Te =−10.7℃であるので、19.9wt%の
塩化カリウム水溶液の凝固点は−10.7℃となる。
【0029】図5はTf が水の凝固温度、すなわち0℃
であり、実線Bが水+氷の固液共存線を表している。T
e は塩の水溶液、例えば塩化カリウム水溶液の1気圧に
おける共融点温度であり、破線Cは塩化カリウム水溶液
の共融点軌跡である。被処理物を加圧により点A(温度
1 、圧力P1 )の温度・圧力条件まで加圧後に、加圧
下で被処理物を凍結体によって冷却する際に、凍結体が
普通の氷の時には、その温度はT2 であるが、凍結体が
共融組成の塩化カリウム水溶液の時には、その温度がT
3 である。故に、冷却の推進力となる凍結体と被処理物
の温度差は、共融組成の塩化カリウム水溶液凍結体を用
いた場合の方が大きくなり、より迅速な冷却が実現でき
る。
【0030】なお、ここでは塩化カリウムを塩の一例と
して取り上げたが、原理的には水に対して凝固点降下を
引き起こすことができるすべての物質が適用可能であ
る。ただし被処理物が食品の場合には、食品衛生法にお
いて食品添加物としての使用が認可されているものが望
ましい。特に、塩化カリウムや塩化ナトリウム(食塩)
などは安価であり、また入手の容易さや取扱いの便利さ
などから実用的な工業的使用には適している。 (実験例3) 実験例1よりも一回り大きな10cm×10cm×3.
5cmの市販のパック入り豆腐を5℃に冷却し、これを
10cm×10cm×1.0cmの蒸留水の凍結体上に
直接載置し、5℃に冷却した蒸留水に浸漬し、実験例1
と同じ装置、方法によって1000kgf/cm2 まで
1分で加圧した。これを一定時間経過後に1分で解放降
圧した。
【0031】一方、同じ豆腐を10cm×10cm×
1.0cmの塩化カリウム水溶液の凍結体(塩化カリウ
ム濃度19.9wt%)の上に載置し、5℃に冷却した
同濃度の塩化カリウム水溶液に浸漬し、実験例1と同じ
装置、方法によって1000kgf/cm2 まで1分で
加圧した。これを一定時間経過後に1分で解放降圧し
た。解放降圧後に豆腐を切断し、内部の凍結状態を観察
したところ、前者の氷による冷却の場合には、微細な氷
結晶核が均一に分散した均質な凍結豆腐を得るには10
00kgf/cm2 の加圧下での保持時間が最低25分
必要であったが、後者の塩化カリウム水溶液凍結体によ
る冷却の場合には、この時間が7分に短縮できた。
【0032】したがって、加圧下で食品等の被処理物を
0℃以下に迅速に冷却するための凍結体として、水に対
して凝固点降下を引き起こす塩類等の水溶液の凍結体を
用いることにより、プロセスタイムを大きく短縮できる
ことが確認された。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上詳述した通りであって、被
処理物と水を主成分とする凍結体を処理圧媒中にともに
浸漬させて等方圧的に加圧処理することにより、加圧下
の凍結体の融点降下を有効に活用して、圧力容器内部の
被処理物の冷却を迅速に行わしめることもしくは冷却に
もとづく温度管理を行うことを可能とし、さらにこれと
不凍域からの圧力解放とを組み合わせることによって、
被処理物である食品の瞬時凍結を工業的に受けいれ可能
なプロセスタイムで実現し、さらに降圧後の食品につい
て大気圧下の凍結を継続施行することによって従来の方
法では不可能であった例えば凍結豆腐などの新規食品の
工業生産を可能としたことの意義はすこぶる大きいとい
える。また上記食品と水を主成分とする凍結体との共存
は、両者の直接接触によるものが最も効率的で、かつそ
れらの共存系を断熱加圧しうるようにしているので、圧
力容器系の冷却を行う必要がなくなり、もって機器コス
トを低減して一層工業化を促進することができる。
【0034】さらに、水に対して凝固点降下を引き起こ
す塩類等の水溶液の凍結体を用いることでプロセスタイ
ムを一層短縮することができ、さらには食品衛生法で食
品添加物として認可された物質を選定することで食品処
理プロセスとしての安全性を確保しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、(A)は第1実施例に
よる装置の断面図、(B)は加圧時の挙動を示した水の
状態図、(C)は減圧時の挙動を示した水の状態図であ
る。
【図2】第2実施例による装置の断面図である。
【図3】実験例2に採用した装置の断面図である。
【図4】一定圧力における水+塩の2成分系温度−組成
図である。
【図5】水+氷の固液共存曲線と塩水溶液の共融点軌跡
である。
【図6】従来例による加圧時の挙動を示した水の状態図
である。
【符号の説明】
1 圧力容器 6 高圧室 9 処理容器 12 処理圧媒 13 処理室 14 被処理物 15 凍結体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−158772(JP,A) 特開 平1−165333(JP,A) 特開 平4−148667(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 3/00 - 3/54 A23B 4/00 - 5/22 A23B 7/00 - 9/34

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力容器(1)内で被処理物(14)を
    等方的に加圧処理する方法において、前記被処理物(1
    4)の重量に対して任意の選ばれた比率の重量の水を主
    成分とする凍結体(15)を液である被処理物(14)
    中に浸漬させともに加圧することにより、該被処理物
    (14)の冷却を行うことを特徴とする被処理物の加圧
    処理方法。
  2. 【請求項2】 圧力容器(1)内部の処理圧媒(12)
    に、被処理物(14)と水を主成分とする凍結体(1
    5)とをともに浸漬させ、前記処理圧媒(12)を介し
    て等方的に加圧することで前記被処理物(14)の冷却
    を行うことを特徴とする被処理物の加圧処理方法。
  3. 【請求項3】 被処理物(14)が水分を含有する食品
    であり、この食品(14)と水を主成分とする凍結体
    (15)とを処理圧媒(12)とともに浸漬させ、該処
    理圧媒(12)を介して等方的に加圧し、保持過程で前
    記食品(14)の平均温度を0℃以下でかつ加圧下にお
    いて凍結しない温度・圧力域に移行させた後、圧力を急
    速に解放することによって前記食品(14)内部に氷晶
    核を形成することを特徴とする請求項2記載の被処理物
    の加圧処理方法。
  4. 【請求項4】 水分を含有する食品である被処理物(1
    4)と水を主成分とする凍結体(15)とを個々に袋体
    に密封しているとともに、該被処理物(14)を凍結体
    (15)上に載置した状態で処理圧媒(12)中にとも
    に浸漬して加圧処理することを特徴とする請求項3記載
    の被処理物の加圧処理方法。
  5. 【請求項5】 処理圧媒(12)中に、被処理物(1
    4)と凍結体(15)とをともに浸漬して断熱性を有す
    る処理容器(9)で囲った状態で加圧処理することを特
    徴とする請求項2,3,4に記載の被処理物の加圧処理
    方法。
  6. 【請求項6】 内部に氷晶核を形成した食品(14)
    を、ひきつづき大気圧下で凍結して冷凍することを特徴
    とする請求項3,4に記載の被処理物の加圧処理方法。
  7. 【請求項7】 水を主成分とする凍結体(15)が、水
    に対して凝固点降下を引き起こす塩類等の水溶液の凍結
    体であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5に
    記載の被処理物の加圧処理方法。
  8. 【請求項8】 前記塩類等が食品衛生法において食品添
    加物としての使用が認可された物質であることを特徴と
    する請求項7に記載の被処理物の加圧処理方法。
  9. 【請求項9】 加圧圧媒(8)を給送可能な高圧室
    (6)を内部に備えている圧力容器(1)と、前記高圧
    室(6)に収められていて等方的な加圧を付与可能な処
    理圧媒(12)を内有する処理室(13)を内部に備え
    ている処理容器(9)と、水を主成分とする凍結体(1
    5)に被処理物(14)を載置した状態で前記処理室
    (13)に挿脱自在にして容器軸方向に積み重ねられる
    受皿(16)と、を備え、前記処理圧媒(12)中に被
    処理物(14)と前記凍結体(15)とを浸漬してとも
    に加圧することを特徴とする被処理物の加圧処理装置。
  10. 【請求項10】 水を主成分とする凍結体(15)が、
    水に対して凝固点降下を引き起こす塩類等の水溶液の凍
    結体であることを特徴とする請求項9に記載の被処理物
    の加圧処理装置。
  11. 【請求項11】 前記塩類等が食品衛生法において食品
    添加物としての使用が認可された物質であることを特徴
    とする請求項10に記載の被処理物の加圧処理装置。
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