JP3126847U - ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスク回転時のディスクの振動を防止するディスクトレイを提供する。
【解決手段】載置面41を、ディスク5を載置した際にディスク内周から外周に向けて下方に傾斜させることにより、ディスク5とディスクトレイ4との距離を、より離間させることにより、ディスク5外周側の空間をより広くする。これによりディスク5が回転する際のディスク5の内周と外周との気圧差を抑制し、ディスク5の振動を防止することができる。
【選択図】図3

Description

本考案は、ディスク回転時の外周及び内周の気圧差によるディスクの振動を回避することが可能なディスク装置に関する。
従来、記録媒体であるディスクに対する記録及び再生のためのディスク装置において、その読込速度の高速化に伴うディスクの回転速度の高速化が図られている。このディスクの高速回転の際に騒音を発生し、またディスクの回転による遠心力で周辺の空気がディスクの外周方向へと流れ、これを原因としてディスクやフレームが振動し、ピックアップ部からのレーザ光が正しい位置に照射することができず、リードエラー等が発生する不具合が生じていた。これを解決するための様々な方法が開示されている。
例えば特許文献1では、ディスクトレイに空気の導流口を形成してディスクの回転による空気の流れをフレーム外部へと流出させることで振動を防止し、導流口に複数のリブを設けて流出する空気を整流することで騒音を防止するという構造が開示されている。
特願2004−95045号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、ディスクやフレームの振動や騒音を防ぐことは可能であるが、導流口から埃や塵の流入を許してしまい、これがピックアップレンズ等の汚損の原因となってしまい、防塵効果を損なう虞がある。また、複雑な形状であるため、形成にかかるコストの増大も懸念される。また、従来から用いられるディスクトレイにおいては、ディスクが回転する際に内周と外周の速度が異なるために発生する気圧の差が発生し、これによりディスクの振動が発生する虞があった。
本考案は上記課題を鑑みてなされたものであり、防塵効果を維持しつつ、ディスク回転時のディスクの振動を防止する構造を備えるディスク装置を提供することを目的とする。
請求項1に係るディスク装置は、ディスクを載置する略円状の載置面を有し、載置されたディスクを内外に搬送するディスクトレイを備えたディスク装置において、
前記載置面を中心から外周方向に向かって下方に傾斜させることを特徴とする。
請求項1の構成によれば、ディスクの載置面を外周方向に向かって下方に傾斜させることにより、ディスクと載置面との距離を外周方向に向かう程、より遠方とすることができる。
請求項2に係るディスク装置は、請求項1記載のディスク装置において、前記載置面の斜度は3乃至10度の範囲内であることを特徴とする。
請求項2の構成によれば、載置面の斜度を3乃至10度の範囲内とすることで、載置面を肉厚に形成することができる。
請求項1に係るディスク装置は、ディスクを載置する略円状の載置面を有し、載置されたディスクを内外に搬送するディスクトレイを備えたディスク装置において、
前記載置面を中心から外周方向に向かって下方に傾斜させるので、傾斜によりディスク外周へ向けて流れる空気を整流し、ディスク回転時に外周へ向けて空気がスムーズに流れ、拡散させることができ、ディスク外周部での気圧上昇を緩和され、ディスク内周及び外周の気圧の差によるディスクの反りや振動を防止する効果を奏する。
請求項2に係るディスク装置は、請求項1記載のディスク装置において、前記載置面の斜度は3乃至10度の範囲内であるので、載置面を肉厚に形成することができ、載置面を傾斜させることによるディスクトレイの強度低下を防止する効果を奏する。
以下、本考案を実施するための最良の形態としての実施例を図1から図5を参照して説明する。もちろん、本考案は、その考案の趣旨に反さない範囲で、実施例において説明した以外のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1〜図5は、本考案の一実施例を示し、図1は、本実施例におけるディスク装置を示す斜視図である。図2はディスク装置に一体的に組み付けるディスクトレイを示す斜視図である。図3は、本発明を実施した場合の、図2におけるA−A線におけるディスクトレイの断面図であり、(a)は全体図であり、(b)は一部拡大図である。図4は、図4に示すディスクトレイにおいて、載置面下部の強度を保つための補強措置を講じたディスクトレイを示す断面図である。図5は、従来から用いられるディスクトレイの断面図である。
ディスク装置の構成について、図1〜2に基づいて説明する。1は載置されるディスクの読み込み又は書き込みを行うディスク装置である。2は内部に図示しないピックアップ部やモーターを備えるフレームであり、3はフレーム上部を閉塞するカバー部である。4はディスクトレイである。
続いてディスクトレイ4の構成について、図3に基づいて説明する。図3(a)は、図2のA−A線による断面図を示している。41及び42はディスクトレイ4によってフレーム2へ搬入出されるディスクを載置するための載置面である。載置面41は12cmサイズ、載置面42は8cmサイズのディスクを載置するために用いられる。43及び44はディスクを載置する際にディスク記録面と載置面41及び42が直接触れることによって破損することを防止する凸部である。
図3(b)は、(a)に示すディスクトレイ4の載置面41を示す部分拡大断面図である。図5に示すような従来から用いられているディスクトレイの断面図と比較すると、載置面41をディスク5外周方向に向かって下方に傾斜させていることが分かる。これにより、ディスク5と載置面41との距離は、内周から外周に向かってより長い距離で離間する。これにより、ディスク5外周の周囲に、空気が流動するに十分な空間の確保が可能となり、ディスク5の回転時に生ずるディスク5内周と外周の間に生じる気圧差を低減することができる。
また、図4に示すように、12cmディスクの載置面41と共に8cmディスクの載置面42においても、前述のように傾斜を設ける。これらの傾斜において、斜度を3〜10度の範囲とすることにより、ディスクトレイを肉厚に形成することが可能となる。これにより12cm・8cm何れのディスクにおいてもディスクの振動無く、安定したディスクの回転とこれによる正確なデータの読み書きが可能となる。また、図4に示すように、載置面41及び42の下部を肉厚とすることができるので、ディスクトレイ4の強度を損なうことなく載置面41及び42に傾斜を形成することができる。
以上のように、本実施例によれば、ディスク5が回転する際に生じるディスク内周及び外周の気圧差によるディスク5の反りなどによる変形や振動の発生を防止することができ、ディスク装置1の正確な読み込み及び書き込みが可能となる。また、外部に空気を流出させるための孔部を形成しないので、ディスク装置の密閉性を維持することができ防塵効果に優れている。更に図示しないモーターやピックアップ部をディスクトレイ4の下方に配置するので、載置面41によって下方に整流される空気の流れにより、放熱効果が期待できる。
本考案の実施例における、ディスク装置を示す斜視図である。 同上、12cmディスク用載置面を傾斜させたディスクトレイを示す斜視図である。 同上、図2のA−A面におけるディスクトレイの断面図であり、(a)は全体図、(b)は部分拡大断面図である。 同上、12cm及び8cmディスク用載置面を傾斜させたディスクトレイの部分拡大断面図である。 従来から用いられるディスクトレイの断面図である。
符号の説明
1 ディスク装置
2 フレーム
4 ディスクトレイ
41、42 載置面
5 ディスク

Claims (2)

  1. ディスクを載置する略円状の載置面を有し、載置されたディスクを内外に搬送するディスクトレイを備えたディスク装置において、
    前記載置面を中心から外周方向に向かって下方に傾斜させることを特徴とするディスク装置。
  2. 前記載置面の斜度は3乃至10度の範囲内であることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011070716A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> ディスク駆動装置

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