JP3126611U - 履物 - Google Patents

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Abstract

【課題】
足に不快感を感じないようにする。識別シートが簡単に脱落しないようにする。
【解決手段】
足裏が当接される底面部11に使用者に関する情報が表示される識別シート4が取付けられる。底面部11の土踏まずが対面する位置に識別シート4を差込み取付けが可能なポケット3が設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、旅館,ホテル等の不特定の人が集まる施設での使用に供されるスリッパ,サンダル,下駄等の履物に係る技術分野に属する。
不特定の人が集まる施設では、くつろぎ感の演出や部外者の判別のために、施設の内部,外部で穿く履物として共通のデザインのものが提供される。従って、自分の使用している履物を識別することが困難で、履物を脱いだり穿いたりする場所で他人が使用したものを穿いてしまうことがあり、非衛生的な使用状況がある。このため、自分が使用しているものを簡単に識別することのできる履物の開発が要望されている。
従来、自分が使用しているものを簡単に識別することを可能にした履物としては、例えば、以下に記載のものが知られている。

実用新案登録第3070874号公報 特許文献1には、足裏が当接される底面部の踵に対面する位置に使用者に関する情報が表示される識別シートが接着により取付けられる履物が記載されている。
特許文献1に係る履物は、識別シートに使用者に関する情報として施設の使用者が宿泊する部屋番号や使用者の氏名等を記入することによって、脱いだ履物が自分が使用しているものであることを一見で識別できるようにするものである。なお、履物を穿くと識別シートが足で覆われて他人に知られることがないため、プライバシーの保護の機能をも奏することができる。
特許文献1に係る履物では、歩行の際に踵が識別シートに接触するため、足に不快感を感じてしまうという問題点がある。また、歩行の際に踵で識別シートが擦られたり押圧されたりするため、識別シートが剥離して脱落しやすいとい問題点がある。
本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、足に不快感を感じることがなくしかも識別シートが簡単に脱落することのない履物を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本考案に係る履物は、実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、足裏が当接される底面部に使用者に関する情報が表示される識別シートが取付けられる履物において、底面部の土踏まずが対面する位置に識別シートを差込み取付けが可能なポケットが設けられていることを特徴とする。
この手段では、識別シートを底面部との間に空隙を形成する土踏まずに対面する位置に取付けることで、歩行の際に足裏が識別シートに接触するのを回避する。また、識別シートを底面部との間に空隙を形成する土踏まずに対面する位置に取付けることで、歩行の際に足裏で識別シートが擦られたり押圧されたりするのを回避するとともに、識別シートをポケットに差込み取付けすることで、識別シートの取付け強度を強化する。
また、請求項2では、請求項1の履物において、識別シートは使用者に関する情報が表示される複数の表示欄が設けられていることを特徴とする。
この手段では、識別シートにおいて使用者に関する情報を複数の表示欄に階層的に表示することができる。
また、請求項3では、請求項2の履物において、識別シートの表示欄の少なくとも1つは使用者に関する情報が予め記入されていることを特徴とする。
この手段では、施設側で設定した使用者に関する情報が予め識別シートの表示欄に表示することができる。
また、請求項4では、請求項2の履物において、識別シートの表示欄の少なくとも1つは使用者に関する情報を筆記具で記入可能であることを特徴とする。
この手段では、使用者が自由に使用者に関する情報を識別シートの表示欄に記入により表示することができる。
また、請求項5では、請求項1〜4のいずれかの履物において、左右の内側部にそれぞれ面状の接着部材が取付けられていることを特徴とする。
この手段では、接着部材を接着させることで左右を連結することができる。
本考案に係る履物は、識別シートを底面部との間に空隙を形成する土踏まずに対面する位置に取付けて歩行の際に足裏が識別シートに接触するのを回避するため、足に不快感を感じることがなくなる効果がある。また、識別シートを底面部との間に空隙を形成する土踏まずに対面する位置に取付けて歩行の際に足裏で識別シートが擦られたり押圧されたりするのを回避するとともに、識別シートをポケットに差込み取付けして識別シートの取付け強度を強化しているため、識別シートが簡単に脱落することがない効果がある。
また、請求項2として、識別シートにおいて使用者に関する情報を複数の表示欄に階層化等して表示することができるため、識別シートの識別表示機能を高めることができる効果がある。
また、請求項3として、施設側で設定した使用者に関する情報が予め識別シートの表示欄に表示されるため、施設側でも使用者を識別することができるとともに、使用者側の記入作業を省略することができる効果がある。
また、請求項4として、使用者が自由に使用者に関する情報を識別シートの表示欄に記入により表示することができるため、使用者側が使用者に関する情報を簡単に補足,追加することができる効果がある。
また、請求項5として、接着部材を接着させることで左右を連結することができるため、履物を脱いだり穿いたりする場所で左右が散乱してしまうのを防止することができる効果がある。
以下、本考案に係る履物を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本考案に係る履物を実施するための最良の形態の第1例を示すものである。
第1例は、図1に示すように、ほぼ平板形の底板1の先端側(足先側)に半ドーム形の甲皮2が設けられたスリッパからなる。
底板1は、足裏Fが当接される底面部11の土踏まず対面する位置にポケット3が設けられている。
ポケット3は、長方形の透明または半透明のウオータバリア性合成樹脂シートからなるもので、3つの縁辺31,32,33がヒートシール等で底板1の底面部11に接着され、1つの縁辺34が開放口とされた袋形状に形成されている。このポケット3は、大きさが足裏Fの土踏まずにおさまり足裏Fの他の部分に接触することがないように設定され、厚さ(底板1の底面部11からの高さ)が足裏Fの土踏まずに接触することのないように設定されている。
ポケット3には、識別シート4が抜差し可能になっている。
識別シート4は、ポケット3よりも一回り小形の長方形の薄性シートからなるもので、表面に3個の表示欄41,42,43が整列して設けられ、1つの短手辺に舌片形の摘片44が設けられている。1つの表示欄41については、例えば、施設の使用者が宿泊する部屋番号(部屋名)を予め印刷等で記入しておく。即ち、施設側で設定した使用者に関する情報を予め表示欄41に表示しておくことで、施設側でも使用者を識別することができるとともに、使用者側の記入作業を省略することができる。また、他の1つの表示欄42については、例えば、使用者の氏名(サイン,絵)をボールペン,サインペン等の筆記具で使用の際に記入できるようにする。即ち、使用者が自由に設定した使用者に関する情報を表示欄42に表示することができる。残る他の一つの表示欄43については、例えば、使用者の共通する旅行団体名(旅行社名)をボールペン,サインペン等の筆記具で使用の際に記入できるようにする。即ち、複数の使用者に共通する使用者に関する情報を記入することができる。これ等の複数個が整列された表示欄41,42,43は、前述の記入例に限られず、使用者に関する情報を階層的に表示する等によって詳細な表示を可能にする。摘片44は、指先で摘める大きさに形成され、識別シート4のポケット3の開放口とされた縁辺34に対しての抜差しの際に摘むことで、識別シート4の抜差し操作を容易にする。
甲皮2は、左右の内側部分に面状の接着部材5が取付けられいる。
接着部材5は、微細な短線材が起立されたベルベットファスナやフレキシブルなシートマグネット等のように、左右が揃えられ当接されることによって自然(無理な押圧操作や係合操作が要求されない)に接着されるものが選択される。この接着部材5は、甲皮2の後端寄りに配置されている。
第1例によると、特許文献1に係る履物と同様に、ポケット3から透視された識別シート4の表示欄41,42,43から、脱いだ履物が自分が使用しているものであることを一見で識別できる。また、履物を穿くと識別シート4が足で覆われて他人に知られることがなるため、プライバシーの保護の機能をも奏することができる。
さらに、図4に示すように、履物を穿いたまま左右を揃えて当接させると、接着部材3の接着によって左右が連結される。従って、履物を脱いだり穿いたりする場所で左右が散乱してしまうのを防止することができる。なお、図5に示すように、履物を穿いてから爪先側を支点として後方側を広げると、接着部材5の接着を解除して左右を簡単に分離することができる。即ち、手を触れることなく接着部材5の接着,接着解除を操作することができて非常に衛生的である。
第1例を穿いて歩行した場合、ポケット3,識別シート4が足裏Fの土踏まずに対面する位置にあって土踏まずにおさまる大きさ,厚さであるため、足裏Fがポケット3,識別シート4に接触するのが回避され、足に不快感を感じることがなくなる。また、ポケット3,識別シート4が足裏Fの土踏まずに対面する位置にあって土踏まずにおさまる大きさ,厚さであるため、足裏Fでポケット3,識別シート5が擦られたり押圧されたりするのが回避され、識別シート4が簡単に脱落することがなくなる。なお、識別シート4がポケット3に差込み取付けされて、識別シート4が剥離しないように取付け強度が強化されていることも、識別シート4の脱落の防止に役立っている。
また、ウオータバリア性合成樹脂シートであるポケット3が識別シート4を覆っているため、足裏Fの汗等で識別シート4の表示欄41,42,43の記入事項が汚損,消去されることはない。
図6は、本考案に係る履物を実施するための最良の形態の第2例を示すものである。
第2例は、前述の第1例のポケット3のほぼ全面に窓35を開口してある。
第2例によると、ポケット3の窓35から識別シート4の表示欄41,42,43を直視することができるため、第1例の透視の場合におけるポケット3の材質劣化,汚損による透明性,半透明性の低下の不具合が生じなくなる。
また、第2例では、識別シート4が足裏Fに直接対面されるため、識別シート4に芳香剤,消臭剤,抗菌剤を含有させておくことで、衛生的で心地よい使用感を提供することができる。なお、識別シート4を繊維材等で形成して通気性を確保しておくと、足裏Fの汗等が識別シート4の表面に滞溜するのを防止することができる。
以上、図示した各例の外に、スリッパの外にサンダル,下駄等に適用することも可能である。
さらに、識別シート4の表示欄41,42,43を2個または4個以上とすることも可能である。
さらに、接着部材5を底板1の側面部12に取付けることも設けることも可能である。
本考案に係る履物を実施するための最良の形態の第1例の斜視図である。 図1の要部の拡大縦断面図である。 図1の平面図である。 図2の左右の連結状態図である。 図3の左右の離脱操作図である。 本考案に係る履物を実施するための最良の形態の第2例の要部の断面図である。
符号の説明
1 底板
11 底面部

甲皮
3 ポケット
4 識別シート
41,42,43 表示欄
5 接着部材
F 足裏

Claims (5)

  1. 足裏が当接される底面部に使用者に関する情報が表示される識別シートが取付けられる履物において、底面部の土踏まずが対面する位置に識別シートを差込み取付けが可能なポケットが設けられていることを特徴とする履物。
  2. 請求項1の履物において、識別シートは使用者に関する情報が表示される複数の表示欄が設けられていることを特徴とする履物。
  3. 請求項2の履物において、識別シートの表示欄の少なくとも1つは使用者に関する情報が予め記入されていることを特徴とする履物。
  4. 請求項2の履物において、識別シートの表示欄の少なくとも1つは使用者に関する情報を筆記具で記入可能であることを特徴とする履物。
  5. 請求項1〜4のいずれかの履物において、左右の内側部にそれぞれ面状の接着部材が取付けられていることを特徴とする履物。

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