JP3126583U - 氷枕兼用湯たんぽ - Google Patents

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Abstract

【課題】氷枕兼用湯たんぽとして、両用途の転換を繰り返しても傷みにくく、耐久性に優れ、低コストで容易に製作でき、氷枕としても良好な使用感が得られるものを提供する。【解決手段】熱可塑性合成樹脂のブロー成形物からなる偏平形の容器本体1の上面側に、口径50〜100mmの熱媒出入口2が形成され、熱媒出入口2に螺着して水密封止するキャップ3を具備してなる。
【選択図】図2

Description

本考案は、氷枕と兼用する湯たんぽに関する。
湯たんぽは、概して就寝時に身体を温めるために中に湯を入れて使用されるものであり、古くから金属製と陶製のものが主流になっている。一方、氷枕は、風邪引き等の発熱疾患時に頭部の冷やすために氷水を入れて使用されるものであり、一般的に厚地で偏平なゴム袋にて構成され、その一端側の袋口を金属製クリップで挟み付けて封じるようになっている。
しかして、湯たんぽと氷枕とは、上述のような用途目的の違いから以前には全く別物であったが、内容物(湯と氷水)と配置位置(足元と枕元)は異なっても、共に人が床に着いた状態で使用するものである上、形態的にも偏平な容器状をなす点で共通するため、両用途での使い勝手さえ良ければ兼用することも無理ではない。そこで、本出願人は先に、に、頭を冷やす氷枕としても使用可能な湯たんぽを提案している(特許文献1)。
実用新案登録第3122300号公報
前記提案に係る氷枕兼用の湯たんぽは、金属製湯たんぽ本体の下面側を平坦面に形成して、電磁調理器でも効率良く湯沸かし可能にすると共に、湯たんぽ本体の上面側も平坦にすることで、氷枕として使用する際に頭を載せ易くしたものである。しかるに、湯たんぽと氷枕では使用温度が大きく異なり、熱膨張率の大きい金属製の湯たんぽ本体の場合、湯たんぽでの加熱膨張と氷枕での冷却収縮との間で激しい寸法変化を生じるから、両用途の転換を繰り返すことで金属部材同士の接合部の剥離や亀裂が生じ易い上、その温度変化に耐え得る構造にするために製作コストも高くつく他、特に氷枕として頭を載せた際に金属の硬い感触によって使用感に劣ることになる。
本考案は、上述の事情に照らし、氷枕兼用湯たんぽとして、両用途の転換を繰り返しても傷みにくく、耐久性に優れると共に低コストで容易に製作でき、氷枕としても良好な使用感が得られるものを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本考案の請求項1に係る氷枕兼用湯たんぽは、図面の参照符号を付して示せば、熱可塑性合成樹脂のブロー成形物からなる偏平形の容器本体1の上面側に、口径50〜100mmの熱媒出入口2が形成されると共に、この熱媒出入口2に螺着して水密封止するキャップ3を具備してなる構成としている。
請求項2の考案は、請求項1記載の氷枕兼用湯たんぽにおいて、容器本体1がポリエチレンからなり、熱媒出入口2の雄ねじ筒部20とキャップ3とがポリプロピレンからなるものとしている。
請求項3の考案は、請求項2記載の氷枕兼用湯たんぽにおいて、容器本体1の熱媒出入口用開口部10に前記雄ねじ筒部20が融着されてなるものとしている。
上記解決手段による考案の効果を後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る考案の氷枕兼用湯たんぽは、容器本体1が熱可塑性合成樹脂のブロー成形物からなるため、低コストで極めて容易に製作できると共に、容器本体1自体に継ぎ目がないことに加えて素材の熱膨張率も小さいから、氷枕と湯たんぽの両用途の転換を繰り返しても剥離や亀裂を生じず、優れた耐久性を発揮する。また、氷枕としての使用では、に頭を載せた際の感触が金属のように硬くないため、良好な使用感が得られ、また熱媒出入口2の口径が適度な範囲にあるから、一般的な家庭用電気冷蔵庫の製氷皿や製氷ボックスにて得られるサイズの角形等の氷片を支障なく投入できると共に、キャップ3による確実な水密封止と良好な開閉操作性を確保できる。
請求項2に係る考案によれば、容器本体1が比較的に柔らかいポリエチレンからなるため、特に氷枕として頭を載せた際により良好な使用感が得られる一方、熱媒出入口2の雄ねじ筒部20とキャップ3とが比較的に硬いポリプロピレンからなるため、該熱媒出入口2の水密封止がより確実になる。
請求項3に係る考案によれば、容器本体1の熱媒出入口用開口部10に前記雄ねじ筒部20を融着することから、熱媒出入口2を簡単な操作で強固に形成できる。
以下に、本考案の好適な実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は本考案に係る氷枕兼用湯たんぽの平面図、図2は同側面図、図3は図1のA−A線の断面矢視図である。
この氷枕兼用湯たんぽは、平面視楕円形で偏平な容器本体1がポリエチレンのブロー成形物からなり、この容器本体1の上板部11の中央に熱媒出入口2が形成され、この熱媒出入口2にキャップ3を螺着して水密封止するようになっている。
しかして、容器本体1には、その長手方向一端側に、上下板部11,12が内面側で略接する凹陥部13aと、当該容器本体1の周縁に沿う弧状突縁部13bとで下げ持ち用の把手部13が構成されている。そして、上板部11には、熱媒出入口2を挟む両側で容器本体3の長手方向に略沿って湾曲した2本の非凹凸線条部11a,11aを有すると共に、これら非凹凸線条部11a,11a間の中央領域と両外側領域とに波形凹凸14が形成されている。また、下板部12においても、上板部11側と同様の2本の非凹凸線条部12a,12a有し、これらで区分された中央領域と両外側領域とに波形凹凸15が形成されている。
熱媒出入口2は、図3に示すように、容器本体1の上板部11設けた環状突縁11bに、ポリプロピレン製の雄ねじ筒部21が外嵌溶着されてなり、その口径が50〜100mmと大きく設定されている。
このような構成の氷枕兼用湯たんぽでは、容器本体1内に湯を入れて湯たんぽとして使用できると共に、容器本体1内に氷水を入れて氷枕としても使用できる。しかして、容器本体1はポリエチレンのブロー成形物からなるため、低コストで極めて容易に製作できると共に、容器本体1自体に継ぎ目がなく、且つ素材の熱膨張率も小さいから、氷枕と湯たんぽの両用途の転換を繰り返しても剥離や亀裂を生じず、優れた耐久性が得られる。
また、氷枕としての使用では、容器本体1がポリエチレン製であるから、頭を載せた際の感触が金属のように硬くなく、もって良好な使用感が得られ、また熱媒出入口2の口径が50mm以上と大きいため、図3に例示するように、一般的な家庭用電気冷蔵庫の製氷皿や製氷ボックスにて得られるサイズの角形等の氷片4…を、特に砕いたりせずにそのまま投入可能である。しかるに、熱媒出入口2の口径が100mmより大きくなると、容器本体1が合成樹脂製であることから、撓み変形等でキャップ3による水密封止の信頼性が低下する。
なお、上記実施形態のように容器本体1の上下板部11,12に波形凹凸14,15を設けることにより、板状部の剛性が増すから、容器としての耐圧強度が向上する。しかして、熱媒出入口2の位置は、実施形態のような容器本体1の中央部に限らず、長手方向の一端側に寄った位置等、種々設定できる。また、氷枕としての使用では、頭を載せる上で出っ張りが少ないことが望ましいため、熱媒出入口2が上方へ突出しないように,その形成部分を低く構成してもよい。
容器本体1の素材としては、例示したポリエチレン以外の熱可塑性合成樹脂も使用可能であるが、特に氷枕としての使用時の適度な柔らかさと材料コストの両面からポリエチレンが最適である。一方、熱媒出入口2を構成する雄ねじ筒部21とキャップ3については、やはり例示したポリプロピレン以外の熱可塑性合成樹脂も使用可能であるが、熱媒出入口2の口径が大きいため、キャップの締め付けによる封止を確実にする上で、硬度の大きいポリプロピレンが望ましい。
本考案の一実施形態に係る氷枕兼用湯たんぽの平面図である。 同氷枕兼用湯たんぽの側面図である。 図1のA−A線の断面矢視図である。
符号の説明
1 容器本体
11 上板部
12 下板部
13 把手部
14,15 波形凹凸
2 熱媒出入口
21 雄ねじ筒部
3 キャップ
4 氷片

Claims (3)

  1. 熱可塑性合成樹脂のブロー成形物からなる偏平形の容器本体の上面側に、口径50〜100mmの熱媒出入口が形成されると共に、この熱媒出入口に螺着して水密封止するキャップを具備してなる氷枕兼用湯たんぽ。
  2. 容器本体がポリエチレンからなり、熱媒出入口の雄ねじ筒部とキャップとがポリプロピレンからなる請求項1記載の氷枕兼用湯たんぽ。
  3. 容器本体の熱媒出入口用開口部に前記雄ねじ筒部が融着されてなる請求項2記載の氷枕兼用湯たんぽ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07201694A (ja) * 1993-12-24 1995-08-04 Applied Materials Inc 真空ハンドラー
JP2010125161A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Sekino Kogyo Kk 多機能湯たんぽ

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