JP3126465U - 支柱鋼管の風圧横回転防止構造 - Google Patents

支柱鋼管の風圧横回転防止構造 Download PDF

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Abstract

【課題】支柱鋼管の風圧横回転防止構造
【解決手段】支柱鋼管の風圧横回転防止構造として、地中に埋設される丸形鋼管1上端のフランジ2に、地上の支柱鋼管下端のフランジを連結固定して使用する場合、フランジ2下面に垂下固定される突片3と、埋設用丸形鋼管1の横方向所定位置に埋設される丸形鋼管からなる補助杭4の上端付近側面に固定してある突片5とに、回転防止板6の左右両端を固定してあることからなる。埋設用丸形鋼管の埋設は、埋設用丸形鋼管1にフランジを介し補助鋼管を連結し、オーガロッドと補助鋼管との回転上の一体化を、オーガロッドの軸がその底部に貫通して一体となり支持している下向きに開口の碗状体の内側面にある凹溝と補助鋼管の外周上端の突条との嵌合によりおこなう。補助杭4の埋設は、上記オーガロッドと一体の碗状体の凹溝面を補助杭4頂部に当て、オーガロッドを回転押圧しておこなう。
【選択図】 図1

Description

本考案は支柱鋼管の風圧横回転防止構造に関する。
従来、照明や交通信号等の支柱が使用されているが、反復の風圧により回転を生じやすく、そのため、予め基礎用鋼管杭をコンクリート打設したり、ボルトが植設されている基礎コンクリート台を設ける方法がとられているが、工事が煩雑で工期もかかるので、改善が望まれている。従来、風圧力により回転が生じることに対し、とくに対策を講じないものがあり、特許文献1では、地中に埋込まれるパイプ状の埋設部材と地上に突出する二段連結パイプによるポール部材とが分離されていて、現場にてポール部材と埋設部材とが基板を介し蝶番連結により組立てられ、照明器具の補修点検のためポール部材を根元より蝶番を介し手で倒すことができるよう、ポール部材が可倒式になっている照明器具用ポールの組立方法があるが、パイプ状の埋設部材は風圧により回転しやすく、ポール部材も回転するので、照明箇所が変化しやすく補修が頻繁に生じる。最近、工夫されたものとして、埋設部材にH型鋼を使用し、その回転やねじれを予防してH型鋼の上部側面に抵抗板を取り付けたものがみられるが、効果は充分でなく、H型鋼の埋設が打込みによるので設置が煩雑である。
特開昭53−1980
本考案は簡単な構成で支柱鋼管の風圧による横回転を防止する構造を提供せんとするものである。
ここにおいて本考案者は地中に埋設される丸形鋼管1上端のフランジ2に、地上の支柱鋼管下端のフランジを連結固定して使用する支柱鋼管において、フランジ2下面に垂下固定される突片3と、埋設用丸形鋼管1の横方向所定位置に埋設される丸形鋼管からなる補助杭4の上端付近側面に固定してある突片5とに、回転防止板6の左右両端を固定してあることからなる支柱鋼管の風圧横回転防止構造を見出すにいたった。
本考案により、地中に埋設される丸形鋼管1上端のフランジ2下面に垂下固定される突片3と、埋設用丸形鋼管1の横方向所定位置に埋設される丸形鋼管からなる補助杭4の上端付近の側面に固定してある突片5とに、回転防止板6の左右両端を固定するという単純な作業による風圧横回転防止構造が短期間の工期でなされるので、経済的であり、風圧横回転防止の効果も大きい。
本考案を実施するにあたり、埋設用丸形鋼管1の埋設をおこなう必要があるが、それは、たとえば、以下の方法によりおこなう。すなわち、図1に示すごとく、上端にフランジ2を有する埋設用丸形鋼管1に対し、下端にフランジを有する補助鋼管をフランジを介して連結固定し、両鋼管内にオーガロッドをしてその螺旋状の刃があるスクリュー軸を下方に位置させ、かつ螺旋状の刃と埋設用丸形鋼管との間隙を小にし、尖鋭にした先端部と先端付近の掻き取り片とが突出するごとく内挿し、補助鋼管からはオーガロッドの回転軸を突出させ、補助鋼管とオーガロッドとを回転上一体化させた上、建柱車によりオーガロッドの上端部分を回転押圧しながら埋設用丸形鋼管を所定の深さに埋設してからオーガロッドを逆回転して引き抜き、補助鋼管を埋設用丸形鋼管1から引き離せばよい。このようにして埋設された埋設用丸形鋼管1から所定間隔で適宜深さに丸形鋼管からなる補助杭4を埋設し、埋設用丸形鋼管1上端のフランジ2下面に固定されている突片3と補助杭4の上端付近の側面に固定してある突片5とに回転防止板6の左右両端をそれぞれボルト、ナットで固定すれば構造体が出来上がるので、最後に、埋設用丸形鋼管1に対し地上に突出する支柱鋼管を相互のフランジを介して一体に連結する。なお、回転防止板6は通常C型鋼を背中合わせにしたものを使用して強度を賦与してある。
前記、埋設用丸形鋼管の埋設をおこなう際、埋設用丸形鋼管1に別途用意するフランジを有する補助鋼管を連結し、両鋼管に対するオーガロッドの位置決めならびにオーガロッドと補助鋼管との回転上の一体化を、たとえば、オーガロッドの軸がその底部に貫通して一体となり支持している下向きに開口の碗状体の内側面にある凹溝と補助鋼管の外周上端の突条との嵌合によりおこなうことができる。
また、補助杭4の埋設をおこなうには、たとえば、上記オーガロッドと一体の碗状体の凹溝面を補助杭4の頂部に当て、オーガロッドを回転押圧すればよい。
なお、埋設用丸形鋼管1上端のフランジ2と地上に突出する支柱鋼管下端のフランジは通常、強度を賦与するため、四角形のものを用い、フランジ面にリブ板を放射状に設けておくとよい。したがって、フランジ2下面の突片3にもリブ効果を持たせてある。
本考案の実施例による風圧横回転防止構造の主な寸法(単位:mm)を以下に示しておく。
埋設される丸形鋼管1:長さ5000,外径267.4,厚さ9.3
突片3:140×200,厚さ16
補助杭4:長さ1500,外径190.7,厚さ5.3
突片5:100×200,厚さ16
回転防止板6:幅150厚さ9,曲げ幅75厚さ12.5,長さ505
フランジ2:500×500,厚さ25
丸形鋼管1,補助杭4:STK400使用
回転防止板6,フランジ2:SS400使用
本考案において、前記段落番号0007ならびに0008で示すごとき埋設技術を用いて、地中に丸形鋼管1を埋設し、これに地上で適宜形状の支柱鋼管を連結固定し、補助杭4に丸形鋼管を使用して埋設することができるので、これらを利用すれば、支柱鋼管の風圧横回転防止構造の実施が容易となり広く普及するものと思われる。
埋設用丸形鋼管と回転防止用補助杭との位置関係を示す説明図
符号の説明
1 埋設用丸形鋼管
2 フランジ
3 フランジ下面の突片
4 補助杭
5 補助杭上端付近側面の突片
6 回転防止板

Claims (1)

  1. 地中に埋設される丸形鋼管(1)上端のフランジ(2)に、地上の支柱鋼管下端のフランジを連結固定して使用する支柱鋼管において、フランジ(2)下面に垂下固定される突片(3)と、埋設用丸形鋼管(1)の横方向所定位置に埋設される丸形鋼管からなる補助杭(4)の上端付近側面に固定してある突片(5)とに、回転防止板(6)の左右両端を固定してあることからなる支柱鋼管の風圧横回転防止構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020037780A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 東電設計株式会社 杭基礎

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