JP3126441U - 枕 - Google Patents

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Abstract

【課題】万人に適合し、安眠効果及び肩こり解消効果を享受しうる枕を提供する。
【解決手段】仰臥状態の頭部53を受ける仰臥時載置部11と、この仰臥時載置部11の左右両側にそれぞれ連設され側臥状態の頭部53を受ける左右一対の側臥時載置部12とを備えるとともに、仰臥時載置部11の前縁に、仰臥状態の頸椎部分54を受ける頸椎受部13が延設された枕10において、仰臥時載置部11及び頸椎受部13が低反発素材で形成される一方、側臥時載置部12が高反発素材で形成されたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、仰臥状態及び側臥状態の両方の頭の高さに対応することができる枕に関する。
人は睡眠時においても、立ち姿勢の場合と同じような姿勢で寝るのが好ましい。
しかしながら、人は眠っている間に寝返りをうち、仰臥状態と側臥状態とを繰り返している。
そして、一般に市販されている枕は、仰臥状態及び側臥状態のどちらか一方の頭の高さに合わせて作られているものがほとんどである。このような枕は、寝返りによって生じる仰臥状態及び側臥状態の両方の頭の高さに対応することができず、良好な寝姿勢を保つことができない。
すなわち、側臥状態の頭の高さに合わせた枕は、仰臥状態の頭には高すぎてしまい、一方、仰臥状態の頭の高さに合わせた枕は、側臥状態の頭には低すぎてしまう。前者のように、仰臥状態で寝ている場合に枕110が高すぎると、図6(a)に示すように、頚椎部分54の下に隙間ができ、あごが引けた状態となり、肩や首の筋肉への負担が増え、頭痛や肩こりなどの原因になってしまう。また、後者のように、側臥状態で寝ている場合に枕110が低すぎると、図6(b)に示すように、首と肩の角度が不自然となり、頚椎52が曲がってしまい、頚椎52を損傷する虞がある。
そこで、特許文献1には、中央部と両側部の高さ及び形状を異ならせることで仰臥状態及び側臥状態の姿勢に対応しようとする枕が提案されている。
特表平11−512305号公報
しかしながら、上記の枕は、中央部と両側部の形状を異ならせることで仰臥時と側臥時の姿勢に対応しようとするものであったため、各部の形状が使用者の体型に合えばともかく、実際には使用者にとっては高すぎるか或いは低すぎる枕である場合が多々あり、万人に適合する枕とは云えなかった。
また、使用者の多くが枕に関する正しい知識を持ち合わせていないのが現実であることから、従来の枕にあっては、使用者自らが自己に適合する枕であるか否かが使用者による使用時の感覚だけで判断されていたため、実際には適合していない枕を、適合しているものと信じ込み使用されている場合が多かった。このため、安眠効果が得られないばかりか、却って頸部を痛めてしまう原因にもなっていた。
本考案は係る実情に鑑みてなされたもので、その目的は、万人に適合し、安眠効果及び肩こり解消効果を享受しうる枕を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案の枕は、仰臥状態の頭部を受ける仰臥時載置部と、この仰臥時載置部の左右両側にそれぞれ連設され側臥状態の頭部を受ける左右一対の側臥時載置部とを備えるとともに、前記仰臥時載置部の前縁に、仰臥状態の頸椎部分を受ける頸椎受部が延設された枕において、前記仰臥時載置部及び頸椎受部が低反発素材で形成される一方、前記側臥時載置部が高反発素材で形成されたことを特徴とする。
このような本考案によると、仰臥時載置部及び頸椎受部が低反発素材で形成される一方、側臥時載置部が高反発素材で形成されたものであるから、仰臥状態及び側臥状態のそれぞれの頭の高さに対応させることができる。
すなわち、仰臥時には、低反発素材で形成された仰臥時載置部及び頸椎受部の上に頭部及び頚椎部分を載置させることで、頭圧が分散されて仰臥時載置部及び頸椎受部が頭部及び頚椎部分の形に沈み込むため、無理のない寝姿勢を保つことができる。
一方、寝返りをうって側臥状態となった場合には、頭は枕の上を転がり高反発素材で形成された側臥時載置部の上に載置されるため、頭部が枕に沈み込まず、頚椎が真っ直ぐになった状態の良好な寝姿勢を保つことができる。
したがって、使用者は安眠効果を得ることができ、また頚椎を痛めたり、肩こりを生じたりといったことがない。
また、前記頸椎受部の表面にマイナスイオンを発する物質が添設されたものであってもよい。
この場合、頸椎受部の表面に精神的及び肉体的に癒しの効果があるとされるマイナスイオンを発する物質が添設されたものであるから、使用者は睡眠時に安眠効果を得ることができる。
また、枕全体を被覆する内カバーと、この内カバーの外側をさらに被覆する外カバーとを備え、前記内カバーのうち前記頚椎受部に相当する位置に前記マイナスイオンを発する物質が添設されたものであってもよい。
この場合、内カバーに精神的及び肉体的に癒しの効果があるとされるマイナスイオンを発する物質が添設されたものであるから、使用者は睡眠時に安眠効果を得ることができる。
また、内カバーの外側をさらに被覆する外カバーを備えているので、洗濯は外カバーだけを外して行うことができ、枕を清潔に使用することができる。
また、前記マイナスイオンを発する物質はトルマリンであってもよい。
この場合、マイナスイオンを良好に発するといわれるトルマリンを用いることで、使用者は睡眠時に良好に安眠効果を得ることができる。
本考案の枕は、万人に適合し、安眠効果及び肩こり解消効果を享受しうるといった効果を奏する。
以下、本考案の実施の形態について、図1に基づいて説明する。
図1は本実施の形態における枕の斜視図である。
本実施の形態における枕10は、仰臥時載置部11と、この仰臥時載置部11の左右両側にそれぞれ連設された左右一対の側臥時載置部12と、仰臥時載置部11の前縁に延設された頸椎受部13とを備えている。
上記仰臥時載置部11は、仰臥状態の頭部53を受けるためのものであり、低反発素材で形成されている。低反発素材としては、反発弾性率が20%以下の低反発のものであれば、特に限定するものではなく、例えば、低反発ポリウレタンフォームなどが用いられる。
上記側臥時載置部12は、側臥状態の頭部53を受けるためのものであり、高反発素材で形成されている。高反発素材としては、反発弾性率が20%を超える高反発のものであれば、特に限定するものではなく、例えば、高硬度軟質ポリウレタンフォーム、半硬質ポリウレタンフォーム、合成樹脂、熱可塑性エラストマー、合成ゴム、天然ゴム、そばがらなどが用いられる。
上記頚椎受部13は、仰臥状態の頸椎部分54を受けるためのものであり、低反発素材で形成されている。低反発素材としては、反発弾性率が20%以下の低反発のものであれば、特に限定するものではなく、例えば、低反発ポリウレタンフォームなどが用いられる。
図2は、本実施の形態における枕の使用状態を示す説明図であり、(a)は仰臥状態、及び、(b)は側臥状態での使用状態をそれぞれ示している。
仰臥時には、図2(a)に示すように、低反発素材で形成された仰臥時載置部11及び頸椎受部13の上に頭部53及び頚椎部分54を載置させることで、頭圧が分散されて仰臥時載置部11及び頸椎受部13が頭部53及び頚椎部分54の形に沈み込むため、無理のない寝姿勢を保つことができる。
一方、図2(b)に示すように、寝返りをうって側臥状態となった場合には、頭部53は枕の上を転がり高反発素材で形成された側臥時載置部12の上に載置されるため、頭部53が枕に沈み込まず、頚椎52が真っ直ぐになった状態の良好な寝姿勢を保つことができる。
図3は図1に示す枕を内カバーで被覆した状態を示す斜視図、及び、図4は図3に示す枕を外カバーで被覆した状態を示す斜視図である。
内カバー20は、図3に示すように、図1に示した枕10全体を被覆するためのものであり、内カバー20には、頚椎受部13に相当する位置にマイナスイオンを発する物質40が添設されている。マイナスイオンを発する物質40としては、特に限定するものではなく、例えば、マイナスイオンを良好に発するといわれるトルマリンなどが用いられる。
また、外カバー30は、図4に示すように、図3に示した枕10をさらに被覆するためのものである。これにより、洗濯の際には枕10から外カバー30だけを外して洗うことができ、枕10を清潔に使用することができる。
図5は、本考案における枕の変形例を示す斜視図である。
本変形例の枕10は、仰臥時載置部11と、この仰臥時載置部11の左右両側にそれぞれ連設された左右一対の側臥時載置部12と、仰臥時載置部11の前縁に延設された頸椎受部13と、頚椎受部13の表面にマイナスイオンを発する物質40とを備えている。
このように、頚椎受部13の表面にマイナスイオンを発する物質40を備えているため、前述した内カバー20を必要とせず、部材のコストを抑えることができる。
本考案における枕を示す斜視図である。 本考案における枕の使用状態を示す説明図である。 図1に示す枕を内カバーで被覆した状態を示す斜視図である。 図3に示す枕を外カバーで被覆した状態を示す斜視図である。 本考案における枕の変形例を示す斜視図である。 従来の枕の使用状態を示す説明図である。
符号の説明
10 枕
11 仰臥時載置部
12 側臥時載置部
13 頚椎受部
20 内カバー
30 外カバー
40 マイナスイオン発生物質
52 頚椎
53 頭部
54 頚椎部分

Claims (4)

  1. 仰臥状態の頭部を受ける仰臥時載置部と、この仰臥時載置部の左右両側にそれぞれ連設され側臥状態の頭部を受ける左右一対の側臥時載置部とを備えるとともに、前記仰臥時載置部の前縁に、仰臥状態の頸椎部分を受ける頸椎受部が延設された枕において、
    前記仰臥時載置部及び頸椎受部が低反発素材で形成される一方、前記側臥時載置部が高反発素材で形成されたことを特徴とする枕。
  2. 前記頸椎受部の表面にマイナスイオンを発する物質が添設されたことを特徴とする請求項1に記載の枕。
  3. 枕全体を被覆する内カバーと、この内カバーの外側をさらに被覆する外カバーとを備え、前記内カバーのうち前記頚椎受部に相当する位置に前記マイナスイオンを発する物質が添設されたことを特徴とする請求項1に記載の枕。
  4. 前記マイナスイオンを発する物質はトルマリンであることを特徴とする請求項2または3に記載の枕。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010063704A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Kiyoshi Kudo
JP2014111156A (ja) * 2010-02-05 2014-06-19 T & I Ltd 熟眠用整形枕
JP2018519951A (ja) * 2015-07-14 2018-07-26 成都市伺服液圧設備有限公司 多機能枕
KR20240033875A (ko) * 2022-09-06 2024-03-13 오종찬 다용도 새우잠 베개

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