JP3125901U - 付属眼鏡付き眼鏡構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本考案は、付属眼鏡付き眼鏡構造を提供する。
【解決手段】 磁気部材33,43により発生される磁力を介して、主体眼鏡ユニット30の誘引部材34と付属眼鏡ユニット40の被誘引部材44とが互いに磁気的に引き付けられて、磁性的な挿入位置決め効果により、被誘引部材44の挿入用ロッド441が誘引部材34の挿入用溝341に正確に嵌るようにされる構成としてので、これにより、従来技術で見られたような付属眼鏡ユニット40が主体眼鏡ユニット30上で不安定になって滑り落ちてしまうような危険を回避することができるようにしたことで、一層安定性した付属眼鏡付き眼鏡構造とした。
【選択図】 図7
【解決手段】 磁気部材33,43により発生される磁力を介して、主体眼鏡ユニット30の誘引部材34と付属眼鏡ユニット40の被誘引部材44とが互いに磁気的に引き付けられて、磁性的な挿入位置決め効果により、被誘引部材44の挿入用ロッド441が誘引部材34の挿入用溝341に正確に嵌るようにされる構成としてので、これにより、従来技術で見られたような付属眼鏡ユニット40が主体眼鏡ユニット30上で不安定になって滑り落ちてしまうような危険を回避することができるようにしたことで、一層安定性した付属眼鏡付き眼鏡構造とした。
【選択図】 図7
Description
本考案は、付属眼鏡付き眼鏡構造に関し、更に具体的に言うと、主体眼鏡ユニットに、別の機能をもたせた付属眼鏡を手軽に組合せることができるようにした、付属眼鏡付き眼鏡構造に関する。
図1は、従来の付属眼鏡付き眼鏡構造の一例を示す斜視図である。
図1からわかるように、従来の付属眼鏡付き眼鏡構造は、主体眼鏡ユニット10に付属眼鏡ユニット11が組み合せてある構造となっている。主体眼鏡ユニット10と付属眼鏡ユニット11がそれぞれブリッジ101,111を備え、これら各ブリッジの左右両側に磁気部材12,13が埋め込まれており、これにより、主体眼鏡ユニットと付属眼鏡ユニットは磁気的に互いに吸着するようになっている。
図1からわかるように、従来の付属眼鏡付き眼鏡構造は、主体眼鏡ユニット10に付属眼鏡ユニット11が組み合せてある構造となっている。主体眼鏡ユニット10と付属眼鏡ユニット11がそれぞれブリッジ101,111を備え、これら各ブリッジの左右両側に磁気部材12,13が埋め込まれており、これにより、主体眼鏡ユニットと付属眼鏡ユニットは磁気的に互いに吸着するようになっている。
しかし、主体眼鏡ユニット10と付属眼鏡ユニット11は、磁気部材12,13の簡単な平坦隣接を介して互いに磁気的に引き付け合っているだけなので、使用中に偶発的に大きな力が加わって付属眼鏡ユニット11が動かされた場合、磁気部材12,13が、図2に示すように、水平方向にずれてしまったり、あるべき位置から完全に外れてしまうこともあり得る。
そのため、図3に示すように、挿入溝14および挿入用ブロック15がブリッジ101,111の一側部にそれぞれ形成され、主体眼鏡ユニット10と付属眼鏡ユニット11との組合せを強化するようにしている。しかし、これは製造コストを引き上げるばかりでなく、全体として主体眼鏡ユニット10の見た目を悪くすることになる。
そのため、図3に示すように、挿入溝14および挿入用ブロック15がブリッジ101,111の一側部にそれぞれ形成され、主体眼鏡ユニット10と付属眼鏡ユニット11との組合せを強化するようにしている。しかし、これは製造コストを引き上げるばかりでなく、全体として主体眼鏡ユニット10の見た目を悪くすることになる。
また、挿入用ブロック15と挿入溝14との間に隙間があいたまま設置されると、眼鏡を着用した人が走ったり飛び跳ねたりして動くと、図4に示すように、挿入用ブロック15が挿入溝14の中で前後に不安定にスライドするようになってしまう。
また更に、挿入用ブロック15を挿入溝14の中に位置付けてフィットさせるには正確に位置付けしなければならないが、このことが付属眼鏡ユニット11を主体眼鏡ユニットに素早く正確に嵌めたり外したりするのがかなり難しくさせ、付属眼鏡ユニットの着脱が不便である。
また更に、挿入用ブロック15を挿入溝14の中に位置付けてフィットさせるには正確に位置付けしなければならないが、このことが付属眼鏡ユニット11を主体眼鏡ユニットに素早く正確に嵌めたり外したりするのがかなり難しくさせ、付属眼鏡ユニットの着脱が不便である。
そして、何度も繰り返して付属眼鏡ユニット11を付けたり外したりしている内に、挿入溝14と挿入用ブロック15とがブリッジ101,111の内側表面をこすって、塗装表面を削ってしまい、これにより塗料が剥げ落ちることになり、眼鏡の外観を損ない、市場での競争力をなくしてしまう。
別の従来例として、図5に台湾特許第87210438号示す。この従来例を参照すると、この従来例の付属眼鏡付き眼鏡構造は、1対の各々のレンズ玉には、内径部に段差のついた楕円形の溝穴103´がレンズの外側表面101´にあけられていて、その内側表面に形成された貫通孔104´と連通している。
眼鏡つるヒンジ部11´の前端部には、前記溝穴103´と同一形状の挿入ブロック111´が配設されていて、その中央部にネジ孔112´が限定形成されている。眼鏡つる13´の眼鏡つるヒンジ部11´の前端部に設けた挿入用ブロック111´を前記溝穴103´に嵌めてから、内側表面102´の貫通孔104´を貫通してネジなどの係止部材12´を入れて、挿入用ブロック111´のネジ孔112´とネジ係合させると、眼鏡のつる13´がレンズ玉10´に安定的に固着され、縁なし眼鏡が出来上がる。
しかし、図5に示す縁なし眼鏡には幾つか欠点がある。縁なし眼鏡を製造する場合には、大抵の場合、眼鏡のレンズ玉10´の溝孔103´口径を前記挿入ブロック111´と同形に成型し、且つ貫通孔104´を眼鏡つるヒンジ11´のネジ孔112´とぴたりと合うようにあけなければならない。左,右両眼のレンズ玉10´に開けた貫通孔104´は捻じ曲がり易くて欠陥品となり易く、安定性に欠けるため、結果として製造コストが上がる。
図6は、台湾特許第93212208号に開示された更に別の縁なし眼鏡の従来例であり、これは、左右両眼のレンズ玉20の各々の側部に1個以上の位置決め孔21,22があけられており、これらの各孔21,22にそれぞれ、眼鏡つるヒンジ部23に突出形成された2つの位置決めロッド231を1つずつ嵌め込んで、眼鏡レンズ玉20とつるヒンジ部23を固着して眼鏡のつるを装着するようにしている。
しかし、図6に示されたこの第2の縁なし眼鏡の場合も、不具合がある。
レンズ玉20の位置決め用孔21,22は位置決めロッド231に合致するように適切に離間して形成されており、各眼鏡レンズ玉20の間に形成されるブリッジ構造は製造するのがけっこう複雑で、これらに孔あけ作業をしたり、カッティング作業をするのは熟練者に頼らざるを得ない。2つの位置決め孔21,22の内のどちらか一つでも僅かに間違った位置に孔あけされた場合、位置決めロッド231は位置決め孔21,22にスムーズに嵌め入れることができなくなり、欠陥品とされてしまう。位置決めロッド231を無理に位置決め用孔21,22に押込んでしまうと、ある程度時間が経つと、眼鏡つるヒンジ部23がねじれてしまい、調節するのが難しくなる。
レンズ玉20の位置決め用孔21,22は位置決めロッド231に合致するように適切に離間して形成されており、各眼鏡レンズ玉20の間に形成されるブリッジ構造は製造するのがけっこう複雑で、これらに孔あけ作業をしたり、カッティング作業をするのは熟練者に頼らざるを得ない。2つの位置決め孔21,22の内のどちらか一つでも僅かに間違った位置に孔あけされた場合、位置決めロッド231は位置決め孔21,22にスムーズに嵌め入れることができなくなり、欠陥品とされてしまう。位置決めロッド231を無理に位置決め用孔21,22に押込んでしまうと、ある程度時間が経つと、眼鏡つるヒンジ部23がねじれてしまい、調節するのが難しくなる。
更に、位置決めロッド231および位置決め用孔21,22が互いに直接結合され、長時間擦れ合うと、擦り切れて、眼鏡の外観を壊すようなひびが入ってしまう。従って,眼鏡レンズ玉20は耐久性を失い、その結果、頻繁に眼鏡を替えなければならなくなる。
台湾特許第87210438号
台湾特許第93212208号
本考案は、従来技術の欠点を改善するもので、付属眼鏡ユニットを組み合せることのできる眼鏡構造であって、磁気部材により発生される磁力を介して、主体眼鏡ユニットの誘引部材と付属眼鏡ユニットの被誘引部材とが互いに磁気的に引き付けられて、磁性的な挿入位置決め効果により、被誘引部材の挿入用ロッドが誘引部材の挿入用溝に正確に嵌るようにされるようにし、これにより、従来技術で見られたような付属眼鏡ユニットが主体眼鏡ユニットとの結合において不安定になって滑り落ちてしまうような危険を回避することができるようにしたことで、一層の安定性が得られ、軽量で柔軟性のある使用を可能にすることを特徴とする眼鏡構造を提供することを目的とする。
更に、本考案は、磁気伝道力を有し、それぞれ、挿入用溝および挿入用ロッドを備えた被誘引部材と誘引部材とを介して付属眼鏡ユニットを主体眼鏡ユニットに組み合せて、互いに対応して嵌合されるようにすることで、付属眼鏡ユニットが主体眼鏡ユニットのブリッジ部をすり減らすことがなく、ブリッジに塗装された塗料が剥げ落ちることもなく、これにより防錆効果を達成することを特徴とする付属眼鏡ユニットを組み合せることのできる眼鏡構造を提供することを第2の目的とする。
更に、本考案は、主体眼鏡ユニットの各々のレンズ玉には、眼鏡つるヒンジ部の制限突起へはめ込むための制限孔が開けられており、これにより、つるヒンジ部がレンズ玉の上に適所にしっかりと保持され、移動が抑制されるので、組立製造が簡単に迅速に行えるようになる、付属眼鏡ユニットを組み合せることを特徴とする眼鏡構造を提供することを第3の目的とする。
更に、本考案は、レンズ玉の制限孔及びつるヒンジ部の制限突起との間に保護用プラグが取り外し可能に取り付けられていて、組立工程において眼鏡レンズ玉が外れたりしないように完全な保護機能をもたらすと共に、制限突起と長期間にわたって隣接することで柔軟性に劣化が生じた場合に簡単に取り替えられることを特徴とする付属眼鏡ユニットを組み合せることのできる眼鏡構造を提供することを第4の目的とする。
本考案の請求項1の考案は、主体眼鏡ユニットと付属眼鏡ユニットとからなる付属眼鏡付き眼鏡構造であって、前記眼鏡構造において、主体眼鏡ユニットと付属眼鏡ユニットのそれぞれにはブリッジが形成され、前記各ブリッジには、磁気部材を埋め込むために適切な位置に組立用孔が開けられていて、この磁気部材が発生する磁力を介して付属眼鏡ユニットが主体眼鏡ユニットに適所に安定して定着されるようになり、主体眼鏡ユニットおよび付属眼鏡ユニットの前記磁気部材にはそれぞれの一側に、誘引部材と被誘引部材とが配設されており、これら磁気伝導力のある誘引部材と被誘引部材には、それぞれ組立用の組付け部品があり、誘引部材の組付け部品には挿入用溝部が限定されており、被誘引部材の組付け部品には挿入用ロッドが突出しており、誘引部材の発生する磁力によって、付属眼鏡ユニットの被誘引部材と主体眼鏡ユニットの誘引部材とが互いに磁気的に引き付け合って位置合せされるようになると共に、被誘引部材の挿入用ロッドが、誘引部材の挿入用溝部に正確に嵌合されるので、付属眼鏡ユニットを主体眼鏡ユニットに磁気的に引き合って挿入して適所に安定して位置決めすることができるようにしたことを特徴とする。
請求項2の考案は、請求項1記載の付属眼鏡付き眼鏡構造において、主体眼鏡ユニットには1対のレンズ玉が配設されており、各々のレンズ玉にはその表側表面の予定位置に外側面から内側面へと伸長する制限孔が開けられており、更に主体眼鏡ユニットは1対のつるヒンジ部があり、各つるヒンジ部には、前記制限孔と同形状で、ヒンジ部前方で内側に伸長している制限突起があり、これにより前記制限孔と嵌合するようになっており、また、多数の挿入用リブが前記制限突起の外側表面に形成されていて、これにより制限孔に対してきつく隣接できるようになり、また更に、可撓性プラスチック製の中空の保護用プラグが制限孔と制限突起との間に位置するように適用されることにより一層接着性を高めることができるようにしたことを特徴とする。
請求項3の考案は、請求項1記載の付属眼鏡付き眼鏡構造において、主体眼鏡ユニットおよび付属眼鏡ユニットの組立用孔は各ブリッジの左右両側に設けられていて、これらの組立用孔に、同形状に形成された誘引部材および被誘引部材がそれぞれ埋め込まれ、適所に位置付けされるようにしたことを特徴とする。
請求項4の考案は、請求項1記載の付属眼鏡付き眼鏡構造において、主体眼鏡ユニット及び付属眼鏡ユニットの組立用孔がそれぞれのブリッジ部の中央部に開けられていて、これらの組立用孔に、同形状に形成された誘引部材および被誘引部材がそれぞれ埋め込まれ、適所に位置付けされるようにしたことを特徴とする。
請求項5の考案は、請求項1記載の付属眼鏡付き眼鏡構造において、主体眼鏡ユニット及び付属眼鏡ユニットの組立用孔は、円形、矩形、三角形、菱形など種々に異なる形状に形成され得ることを特徴とする。
請求項5の考案は、請求項1記載の付属眼鏡付き眼鏡構造において、主体眼鏡ユニット及び付属眼鏡ユニットの組立用孔は、円形、矩形、三角形、菱形など種々に異なる形状に形成され得ることを特徴とする。
請求項6の考案は、請求項2記載の付属眼鏡付き眼鏡構造において、つるヒンジ部の制限突起は外周縁部が制限孔の内径寸法よりも若干大きい寸法であることを特徴とする。
請求項7の考案は、請求項2記載の付属眼鏡付き眼鏡構造において、レンズ玉の制限孔は、円形、矩形、三角形、菱形、台形、短辺がアーチ形になった長楕円形、あるいは短辺がテーパ付きの長楕円形など、種々に異なる形状に形成され得ることを特徴とする。
請求項7の考案は、請求項2記載の付属眼鏡付き眼鏡構造において、レンズ玉の制限孔は、円形、矩形、三角形、菱形、台形、短辺がアーチ形になった長楕円形、あるいは短辺がテーパ付きの長楕円形など、種々に異なる形状に形成され得ることを特徴とする。
請求項8の考案は、請求項1記載の付属眼鏡付き眼鏡構造において、つるヒンジ部の制限突起にはねじ孔が配設されていて、このねじ孔に頭部付き係止部材が螺合されるようにしたことを特徴とする。
請求項9の考案は、請求項2記載の付属眼鏡付き眼鏡構造において、保護用プラグはその一端部の外側周縁に可撓性パッドが突出しており、眼鏡のレンズ玉の制限孔の一側に対して隣接して設置されることを特徴とする。
請求項10の考案は、請求項1記載の付属眼鏡付き眼鏡構造において、前記誘引部材および被誘引部材はそれぞれステンレス鋼あるいは鉄製であり、該誘引部材および被誘引部材の組付け部品が主体眼鏡ユニットの組立用孔および付属眼鏡ユニットの組立用孔に係合し、それぞれ平坦面を形成するようになっていることを特徴とする。
上記の目的を達成するため、本考案の付属眼鏡付き眼鏡構造は、磁気部材により発生される磁力を介して、主体眼鏡ユニットの誘引部材と付属眼鏡ユニットの被誘引部材とが互いに磁気的に引き付けられて、磁性的な挿入位置決め効果により、被誘引部材の挿入用ロッドが誘引部材の挿入用溝に正確に嵌るようにされ、これにより、従来技術で見られたような付属眼鏡ユニットが主体眼鏡ユニット上で不安定になって滑り落ちてしまうような危険を回避することができるようにしたことで、一層の安定性を得られ、軽量で柔軟性のある使用を可能にすることができる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を実施例に基づいて詳細に説明する。
図7〜10は、本考案の眼鏡構造の一実施例の分解斜視図である。
本発明の眼鏡構造は主体眼鏡ユニット30に付属眼鏡ユニット40が組み合わされるようになった眼鏡構造であり、ブリッジ31が備わった主体眼鏡ユニット30と、ブリッジ41が備わった付属眼鏡ユニット40から構成されている。
本発明の眼鏡構造は主体眼鏡ユニット30に付属眼鏡ユニット40が組み合わされるようになった眼鏡構造であり、ブリッジ31が備わった主体眼鏡ユニット30と、ブリッジ41が備わった付属眼鏡ユニット40から構成されている。
それぞれの主体及び付属眼鏡ユニット30,40のブリッジ31,41の左右両側には、それぞれ適所に、円形、矩形、三角形、菱形などの様々な形状から選択される垂直方向に貫通する一対の組立用孔32,32、42,42が開けられており、これら組立用孔32,42には、同形状に形成された一対の磁気部材33,33、43,43がそれぞれ埋め込まれている。そして、各磁気部材33,43のそれぞれの位置側面には、誘引部材34、被誘引部材44が組み合わされている。各誘引部材34および各被誘引部材44は、ステンレス鋼製或いは鉄製であり、磁気伝導力を備えており、その一側に組立用の組付け部品342,442がそれぞれ設けられている。
各誘引部材34の組付け部品342には挿入溝341が限定され、各被誘引部材44の組付け部品442には挿入用ロッド441がそれぞれ突出している。
したがって、図10に示すように、各磁気部材33,43によって発生した磁力を介して、付属眼鏡ユニット40の被誘引部材44と主体眼鏡ユニット30の誘引部材34が、互いに対して位置決めするように磁気的に引き付け合うようになる。
各誘引部材34の組付け部品342には挿入溝341が限定され、各被誘引部材44の組付け部品442には挿入用ロッド441がそれぞれ突出している。
したがって、図10に示すように、各磁気部材33,43によって発生した磁力を介して、付属眼鏡ユニット40の被誘引部材44と主体眼鏡ユニット30の誘引部材34が、互いに対して位置決めするように磁気的に引き付け合うようになる。
一方、各被誘引部材44の挿入用ロッド441が各誘引部材34の挿入溝341に正確に嵌合されるようになっているので、これにより、磁気的引き付け合い及び挿入位置決めの両目的を達成することができ、従来技術で見られたような、付属眼鏡ユニット40が滑り落ちてしまうというような危険性を排除して、主体眼鏡ユニット30の適所に安定して固定することができ、安定性ということが達成される。
また、主体眼鏡ユニット30及び付属眼鏡ユニット40は軽量で、柔軟性のある利用ができるということが特徴付けられる。
更にまた、主体眼鏡ユニット30には1対のレンズ玉35が備えられているが、それぞれのレンズ玉35には外側表面の予め決めた場所に制限孔351が開けられて(左右のどちらでも、あるいは左右両側に)、内側表面まで貫通している。この制限孔351は、円形でも、矩形でも、三角形でも、菱形でも、台形でも、短辺がアーチ状をした長方形でも、短辺がテーパ状をした長方形でも、種々の形であってよい。
また、主体眼鏡ユニット30及び付属眼鏡ユニット40は軽量で、柔軟性のある利用ができるということが特徴付けられる。
更にまた、主体眼鏡ユニット30には1対のレンズ玉35が備えられているが、それぞれのレンズ玉35には外側表面の予め決めた場所に制限孔351が開けられて(左右のどちらでも、あるいは左右両側に)、内側表面まで貫通している。この制限孔351は、円形でも、矩形でも、三角形でも、菱形でも、台形でも、短辺がアーチ状をした長方形でも、短辺がテーパ状をした長方形でも、種々の形であってよい。
主体眼鏡ユニット30には、更に、1対の眼鏡つるヒンジ部36が含まれており、図11及び図12に示すように、各々のヒンジ部36はその内側表面の前方部に、制限孔351と相互に係合し合うように該制限孔に351と同一形状となる制限突起361が伸長している。制限突起361の寸法は制限孔351の内径寸法よりも若干大きい寸法に形成してあり、制限孔351の内側表面にしっかりと隣接して位置決めされるように、その内側表面には等間隔に離隔して多数個のリブが形成されていて、これにより、つるヒンジ部36がレンズ玉35の適所に安定して保持される。
制限突起361には更にネジ孔363が配置してあり、このネジ孔363に頭部51の付いた係止部材50が螺合され、レンズ玉35がつるヒンジ部36に正確に係合されるようになるので、これにより、一層軽量の負担のない縁なし眼鏡とすることができるようになる。
更にまた、可撓性プラスチック製の中空の保護用プラグ37が、レンズ玉35の制限孔351とつるヒンジ部36の制限突起361との間に配設されるので、つるヒンジ部36がレンズ玉35に組みつけられたときに、制限突起361が制限孔351の内側表面から外れて落ちてしまわないようにする。そして、保護用プラグ37にはその一端部の外周に鍔状の可撓性パッド371が突出しており、レンズ玉35の制限孔351の一側面で外周に対して隣接して、係止部材50を介してそこにしっかりと固着されるので、つるヒンジ部36はこの係止工程でレンズ玉35と直接接触しないようになり、これにより、レンズ玉35との嵌合接触を保護することができ、これにより眼鏡の質を高めることができる。
上記実施例によれば、以下のような効果がある。
保護用プラグ37の内径は制限突起361よりも小さいので、制限突起361の外周囲にしっかりと巻き付き、且つ、挿入用リブ362と結合して、これにより滑り止め効果が生じる。
保護用プラグ37は制限突起361および制限孔351の間に対応してきつく挟み付けられ、その間に柔軟性をもって拘束されており、緊密で堅固な位置決め効果が発生し、これによりレンズ玉35がつるヒンジ部36にきっちりと固定される。
制限孔351と制限突起361とを引き離して隔てるのに用いられる保護用プラグ37の作用を介して、レンズ玉35は擦れて磨耗することがない。また、保護用プラグ37は、制限突起と長期間に亘って接触することで可撓性に劣化が生じた場合に、新しいものと簡単に取り替えることができるとともに、従来技術の眼鏡で取り替えていた頻度を低減することができる。
保護用プラグ37の内径は制限突起361よりも小さいので、制限突起361の外周囲にしっかりと巻き付き、且つ、挿入用リブ362と結合して、これにより滑り止め効果が生じる。
保護用プラグ37は制限突起361および制限孔351の間に対応してきつく挟み付けられ、その間に柔軟性をもって拘束されており、緊密で堅固な位置決め効果が発生し、これによりレンズ玉35がつるヒンジ部36にきっちりと固定される。
制限孔351と制限突起361とを引き離して隔てるのに用いられる保護用プラグ37の作用を介して、レンズ玉35は擦れて磨耗することがない。また、保護用プラグ37は、制限突起と長期間に亘って接触することで可撓性に劣化が生じた場合に、新しいものと簡単に取り替えることができるとともに、従来技術の眼鏡で取り替えていた頻度を低減することができる。
眼鏡の製造工程において、レンズ玉35は適切な位置に制限孔351が開けられており、つるヒンジ部36の制限突起361がこの制限孔351へ整合性や補整のトラブルもなく簡単に据え付けられるので、製造工程が簡単で迅速に行える。
更に、レンズ玉35は左右両側にも制限孔351がそれぞれ開けられていて、つるヒンジ部36の制限突起361とブリッジの制限突起(図示せず)とがそれぞれの制限孔351に嵌められることができるようになっている。
また更に、磁気部材33,43にはそれぞれ、固定用接着剤を介して誘引部材34および被誘引部材44が付けられていて、互いに対して平坦面を形成するよう、誘引部材34および被誘引部材44の組付け部品342,442が組立用孔32および42に正確に係合するようになる。
更に、レンズ玉35は左右両側にも制限孔351がそれぞれ開けられていて、つるヒンジ部36の制限突起361とブリッジの制限突起(図示せず)とがそれぞれの制限孔351に嵌められることができるようになっている。
また更に、磁気部材33,43にはそれぞれ、固定用接着剤を介して誘引部材34および被誘引部材44が付けられていて、互いに対して平坦面を形成するよう、誘引部材34および被誘引部材44の組付け部品342,442が組立用孔32および42に正確に係合するようになる。
次に、実施例2について、図13を参照して説明する。
主体眼鏡ユニット30及び付属眼鏡ユニット40のそれぞれのブリッジ31および41には、その中央部にそれぞれ、誘引部材34が付いた磁気部材33および被誘引部材44の付いた磁気部材43を埋め込むための矩形の組立用孔32および42が形成されている。誘引部材34および被誘引部材44には、それぞれ、一側に、組立用の組付け部品342および442が備わっていて、誘引部材44の組付け部品442には挿入用溝部341が限定されており、被誘引部材44の組付け部品442には挿入用ロッド441が突出しており、これにより、挿入用ロッド441が該挿入用溝部341に嵌合して、磁気的誘引作用および挿入位置決め作用の目的を果たすようになる。
主体眼鏡ユニット30及び付属眼鏡ユニット40のそれぞれのブリッジ31および41には、その中央部にそれぞれ、誘引部材34が付いた磁気部材33および被誘引部材44の付いた磁気部材43を埋め込むための矩形の組立用孔32および42が形成されている。誘引部材34および被誘引部材44には、それぞれ、一側に、組立用の組付け部品342および442が備わっていて、誘引部材44の組付け部品442には挿入用溝部341が限定されており、被誘引部材44の組付け部品442には挿入用ロッド441が突出しており、これにより、挿入用ロッド441が該挿入用溝部341に嵌合して、磁気的誘引作用および挿入位置決め作用の目的を果たすようになる。
次に、実施例3について、図14を参照して説明する。
主体眼鏡ユニット30にはつるヒンジ部35の前方部に組立用孔364が配置され、付属眼鏡ユニット40には両方のレンズ玉45の対応する横方向外側に固定されたフレーム46に組立用孔461が配置されている。誘引部材34の付いた磁気部材33が組立用孔364に埋め込まれており、被誘引部材44のついた磁気部材43が組立用孔461に埋め込まれている。誘引部材34および被誘引部材44には、それぞれその一側に、組付け部品342および442がそれぞれ備えられ、誘引部材の組付け部品342には挿入用溝部341が限定されており、被誘引部材44の組付け部品441には挿入ロッド441が突出しており、挿入用ロッド441が該挿入用溝部341に嵌合して、磁気的誘引作用および挿入位置決め作用の目的を果たすようになる。
主体眼鏡ユニット30にはつるヒンジ部35の前方部に組立用孔364が配置され、付属眼鏡ユニット40には両方のレンズ玉45の対応する横方向外側に固定されたフレーム46に組立用孔461が配置されている。誘引部材34の付いた磁気部材33が組立用孔364に埋め込まれており、被誘引部材44のついた磁気部材43が組立用孔461に埋め込まれている。誘引部材34および被誘引部材44には、それぞれその一側に、組付け部品342および442がそれぞれ備えられ、誘引部材の組付け部品342には挿入用溝部341が限定されており、被誘引部材44の組付け部品441には挿入ロッド441が突出しており、挿入用ロッド441が該挿入用溝部341に嵌合して、磁気的誘引作用および挿入位置決め作用の目的を果たすようになる。
次に、実施例4について図15を参照して説明する。
本考案の付属眼鏡付き眼鏡構造の実施例4では、主体眼鏡ユニット60にはプラスチック製のフレーム61が付いていて、このプラスチック製フレーム61にブリッジが形成され、その内側面には、誘引部材63を埋め込むための組立用孔621が限定されている。付属眼鏡ユニット70にも、主体眼鏡ユニットのフレーム61のブリッジ62と同形状に形成され、内側に曲がったL字形挿入片711が備わった、対応ブリッジ71がある。被誘引部材72をその中に埋め込むために、挿入片711の一側面に組立用孔712があって、これによって、磁気的誘引作用および挿入位置決め作用の目的を果たすようになる。
本考案の付属眼鏡付き眼鏡構造の実施例4では、主体眼鏡ユニット60にはプラスチック製のフレーム61が付いていて、このプラスチック製フレーム61にブリッジが形成され、その内側面には、誘引部材63を埋め込むための組立用孔621が限定されている。付属眼鏡ユニット70にも、主体眼鏡ユニットのフレーム61のブリッジ62と同形状に形成され、内側に曲がったL字形挿入片711が備わった、対応ブリッジ71がある。被誘引部材72をその中に埋め込むために、挿入片711の一側面に組立用孔712があって、これによって、磁気的誘引作用および挿入位置決め作用の目的を果たすようになる。
次に、実施例5について図16を参照して説明する。
この図16の実施例の実施態様では、誘引部材63を埋め込むための組立用孔621が、プラスチック・フレーム61のブリッジ62の上部表面に設けられている。付属眼鏡ユニット70のブリッジ71は、プラスチック・フレーム61のブリッジ62と同形状に形成され、ブリッジ71には隣接片711‘が内側に曲がって配置されている。この内側に曲がった隣接片711´は、その内側表面に、被誘引部材72をその中に埋め込むための組立用孔712´が限定されていて、これによって、磁気的誘引作用および挿入位置決め作用の目的を果たすようになる。
この図16の実施例の実施態様では、誘引部材63を埋め込むための組立用孔621が、プラスチック・フレーム61のブリッジ62の上部表面に設けられている。付属眼鏡ユニット70のブリッジ71は、プラスチック・フレーム61のブリッジ62と同形状に形成され、ブリッジ71には隣接片711‘が内側に曲がって配置されている。この内側に曲がった隣接片711´は、その内側表面に、被誘引部材72をその中に埋め込むための組立用孔712´が限定されていて、これによって、磁気的誘引作用および挿入位置決め作用の目的を果たすようになる。
以上のように、本考案の好適な実施例を説明したが、本考案は、上記実施例に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲を逸脱しない範囲における各種の変形,改良は本考案の請求範囲に包含されることは言うまでもない。
30 主体眼鏡ユニット
31,41 ブリッジ
32,42 組立用孔
33,43 磁気部材
34 誘引部材
341 挿入溝
441 挿入用ロッド
35 レンズ玉
351 制限孔
36 ヒンジ部
361 制限突起
362 挿入用リブ
37 保護用ラグ
50 係止部材
31,41 ブリッジ
32,42 組立用孔
33,43 磁気部材
34 誘引部材
341 挿入溝
441 挿入用ロッド
35 レンズ玉
351 制限孔
36 ヒンジ部
361 制限突起
362 挿入用リブ
37 保護用ラグ
50 係止部材
Claims (10)
- 主体眼鏡ユニットと付属眼鏡ユニットとからなる付属眼鏡付き眼鏡構造であって、前記眼鏡構造において、
主体眼鏡ユニットと付属眼鏡ユニットのそれぞれにはブリッジが形成され、前記各ブリッジには、磁気部材を埋め込むために適切な位置に組立用孔が開けられていて、この磁気部材が発生する磁力を介して付属眼鏡ユニットが主体眼鏡ユニットに適所に安定して定着されるようになり、
主体眼鏡ユニットおよび付属眼鏡ユニットの前記磁気部材にはそれぞれの一側に、誘引部材と被誘引部材とが配設されており、これら磁気伝導力のある誘引部材と被誘引部材には、それぞれ組立用の組付け部品があり、誘引部材の組付け部品には挿入用溝部が限定されており、被誘引部材の組付け部品には挿入用ロッドが突出しており、誘引部材の発生する磁力によって、付属眼鏡ユニットの被誘引部材と主体眼鏡ユニットの誘引部材とが互いに磁気的に引き付け合って位置合せされるようになると共に、被誘引部材の挿入用ロッドが、誘引部材の挿入用溝部に正確に嵌合されるので、付属眼鏡ユニットを主体眼鏡ユニットに磁気的に引き合って挿入して適所に安定して位置決めすることができるようにしたことを特徴とする付属眼鏡付き眼鏡構造。 - 主体眼鏡ユニットには1対のレンズ玉が配設されており、各々のレンズ玉にはその表側表面の予定位置に外側面から内側面へと伸長する制限孔が開けられており、更に主体眼鏡ユニットは1対のつるヒンジ部があり、各つるヒンジ部には、前記制限孔と同形状で、ヒンジ部前方で内側に伸長している制限突起があり、これにより前記制限孔と嵌合するようになっており、また、多数の挿入用リブが前記制限突起の外側表面に形成されていて、これにより制限孔に対してきつく隣接できるようになり、また更に、可撓性プラスチック製の中空の保護用プラグが制限孔と制限突起との間に位置するように適用されることにより一層接着性を高めることができるようにしたことを特徴とする請求項1記載の付属眼鏡付き眼鏡構造。
- 主体眼鏡ユニットおよび付属眼鏡ユニットの組立用孔は各ブリッジの左右両側に設けられていて、これらの組立用孔に、同形状に形成された誘引部材および被誘引部材がそれぞれ埋め込まれ、適所に位置付けされるようにしたことを特徴とする請求項1記載の付属眼鏡付き眼鏡構造。
- 主体眼鏡ユニット及び付属眼鏡ユニットの組立用孔がそれぞれのブリッジ部の中央部に開けられていて、これらの組立用孔に、同形状に形成された誘引部材および被誘引部材がそれぞれ埋め込まれ、適所に位置付けされるようにしたことを特徴とする請求項1記載の付属眼鏡付き眼鏡構造。
- 主体眼鏡ユニット及び付属眼鏡ユニットの組立用孔は、円形、矩形、三角形、菱形など種々に異なる形状に形成され得ることを特徴とする請求項1記載の付属眼鏡付き眼鏡構造。
- つるヒンジ部の制限突起は外周縁部が制限孔の内径寸法よりも若干大きい寸法であることを特徴とする請求項2記載の付属眼鏡付き眼鏡構造。
- レンズ玉の制限孔は、円形、矩形、三角形、菱形、台形、短辺がアーチ形になった長楕円形、あるいは短辺がテーパ付きの長楕円形など、種々に異なる形状に形成され得ることを特徴とする請求項2記載の付属眼鏡付き眼鏡構造。
- つるヒンジ部の制限突起にはねじ孔が配設されていて、このねじ孔に頭部付き係止部材が螺合されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の付属眼鏡付き眼鏡構造。
- 保護用プラグはその一端部の外側周縁に可撓性パッドが突出しており、眼鏡のレンズ玉の制限孔の一側に対して隣接して設置されることを特徴とする請求項2記載の付属眼鏡付き眼鏡構造。
- 前記誘引部材および被誘引部材はそれぞれステンレス鋼あるいは鉄製であり、該誘引部材および被誘引部材の組付け部品が主体眼鏡ユニットの組立用孔および付属眼鏡ユニットの組立用孔に係合し、それぞれ平坦面を形成するようになっていることを特徴とする請求項1記載の付属眼鏡付き眼鏡構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006005953U JP3125901U (ja) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | 付属眼鏡付き眼鏡構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=43475744
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JP2006005953U Expired - Fee Related JP3125901U (ja) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | 付属眼鏡付き眼鏡構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3125901U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0558903U (ja) * | 1992-01-16 | 1993-08-03 | シーケーディ株式会社 | 空気圧シリンダの速度制御装置 |
JP2011120613A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-06-23 | Tokuyama Dental Corp | 歯科用色調確認装置 |
JP2012068469A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Eizo Onami | 前掛け式眼鏡 |
JP2015031959A (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-16 | 株式会社成山精工 | 合成樹脂を利用した重量軽量化とツートン感を有する幅広眼鏡 |
KR102334088B1 (ko) * | 2020-05-26 | 2021-12-02 | (주)제이씨에스인터내셔날 | 자석을 이용한 선글라스 착탈 안경 |
-
2006
- 2006-07-25 JP JP2006005953U patent/JP3125901U/ja not_active Expired - Fee Related
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