JP3125897B2 - ドラム式走間剪断機 - Google Patents

ドラム式走間剪断機

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JP3125897B2
JP3125897B2 JP03320051A JP32005191A JP3125897B2 JP 3125897 B2 JP3125897 B2 JP 3125897B2 JP 03320051 A JP03320051 A JP 03320051A JP 32005191 A JP32005191 A JP 32005191A JP 3125897 B2 JP3125897 B2 JP 3125897B2
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武司 木賀
久 佐藤
司 大谷内
宗 小川
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高速で送られる板材
を剪断するドラム式走間剪断機に関し、剪断前のドラム
の加速および切断位置の制御が簡単にできるとともに、
剪断機内に高速の板材を容易に通過させることができる
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、熱間薄板圧延においても冷間圧延
の場合と同様に、先後端部の形状不良部の減少による歩
留向上や圧延能率向上を図るため連続圧延が行なわれる
ようになってきている。
【0003】このような熱間薄板連続圧延では、粗圧延
機で圧延された圧延材を仕上圧延機に送る前に先行圧延
材と後行圧延材を接合して連続的に供給し、仕上圧延機
で所定の厚さの薄板に仕上げて2台のダウンコイラで巻
き取るようにしており、巻取りに際しては、2台のダウ
ンコイラのうち一方に所定量巻き取ると、切断してもう
1台のダウンコイラに巻き取ることを繰り返すようにし
ている。
【0004】このような熱間連続圧延される薄板は、圧
延ラインのライン速度が高く、切断する場合にも高速で
切断しなければならず、ドラムシャー等を用いて剪断す
ることが行われている。
【0005】たとえば、高速で送られる板材の切断を行
なう装置としては、特公昭61−53172号公報に開
示されているドラムシャーがあり、上下1対のドラムの
外周に軸方向に沿って刃を固着し、上下のドラムを歯車
などの動力伝達機構を介して機械的に連結して同期回転
して剪断するように構成されており、また、特開昭52
−132485号公報に開示されたドラム型フライング
シャーでは、上下1対のドラムの外周に軸方向に沿って
刃を固着し、これら上下のドラムのいずれか一方、もし
くは両方を昇降可能として刃をパスライン上から退避で
きるようにし、剪断する場合には、同期回転する上下の
ドラムを接近させて剪断するように構成してある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ドラム
シャーでは、上下1対のドラムが1回転しないうちに上
下の刃で板材を切断するので、停止している状態のドラ
ムを十分加速することが出来ず、ライン速度に対応する
ことが出来なかったり、ライン速度に対応できるように
するには、大きな駆動用のモータを必要とする。
【0007】また、上記ドラム型フライングシャーで
は、上下1対のドラムをパスラインから退避させた状態
で加速することができ、ライン速度に対応できるが、切
断する場合には、高速で上下のドラムを接近するように
制御しなければならず、上下のドラムの退避機構のほか
高速で上下のドラムを接近させる駆動機構が必要となっ
てしまう。
【0008】さらに、パスライン上にドラムシャーなど
を設置すると、高速で通板される薄板の先端が下ドラム
に接触したり、フライングを生じるなどの問題がある。
【0009】この発明はかかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたもので、高速で送られる板材の速度まで小さ
な駆動力で加速することができ、切断位置の制御も容易
なドラム式走間剪断機を提供しようとするものである。
【0010】また、この発明は、高速で送られる薄板の
先端の通板が容易でフライング等を招くことのないドラ
ム式走間剪断機を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来技術が有する課
題を解決するため、この発明のドラム式走間剪断機は、
パスラインを挾んで上下1対のドラムを配置し、該ドラ
ム外周の胴長方向に1対の剪断刃を取付け、前記上下ド
ラムの軸間及び前記ドラムの駆動用上下スピンドル間に
同一速比の歯車を備えてドラム軸間の歯車が開のミスカ
ット状態においても上下ドラムを同期回転可能に構成
し、前記上下1対のドラムを昇降可能に支持するととも
に、いずれか一方の前記ドラムに前記駆動用スピンドル
の回転に対して整数分の1の速度比で回転駆動してミス
カット位置と前記上下剪断刃の噛合点で当該ドラムを剪
断位置に開閉する偏心軸を連結したことを特徴とするも
のである。 さらに、この発明のドラム式走間剪断機
は、パスラインを挾んで上下1対のドラムを配置し、該
ドラム外周の胴長方向に1対の剪断刃を取付け、該ドラ
ムを支持する軸受の外周にドラム軸の軸心に対して適宜
量偏心した1対の偏心環を有するドラム式走間剪断機に
おいて、前記1対の偏心環を軸箱に回転可能に枢着する
とともにするとともに、偏心位相を上ドラムが下死点の
ときに下ドラムが上死点となるように偏心環を回転せし
める歯車を設けて噛合せる一方、該歯車と噛み合って前
記偏心環を回転させて上下ドラムの軸間を開閉させるピ
ニオン歯車軸を設け、前記上下ドラムの軸間及び前記ド
ラムの駆動用上下スピンドル間に同一速比の歯車を備え
てドラム軸間の歯車が開の状態においても上下ドラムを
同期回転可能に構成し、駆動源で駆動される前記ドラム
駆動用のスピンドルと前記偏心環駆動用ピニオン歯車軸
との間に該スピンドルの回転に対して整数分の1の速度
比で該偏心環駆動用ピニオン歯車軸を回転駆動してミス
カット位置と剪断位置に前記剪断刃を移動する歯車伝達
機構を設けたことを特徴とするものである。
【0012】また、この発明のドラム式走間剪断機は、
上記2つの発明において、前記下ドラムの前記剪断刃の
取付部分以外のドラム停止時に上方に配置される部分
に、通過する板材を支持する駆動式のテーブルローラを
少なくとも1本設けたことを特徴とするものである。
【0013】さらに、この発明のドラム式走間剪断機
は、上記第3の発明において、前記上下ドラム軸と前記
偏心環駆動用ピニオン軸を一体の軸箱に設けたことを特
徴とするものである。
【0014】また、この発明のドラム式走間剪断機は、
上記第4の発明において、前記ドラム軸の両端部に配置
される前記一体の軸箱をタイバーで連結してハウジング
からカセット式に着脱可能に構成したことを特徴とする
ものである。
【0015】さらに、この発明のドラム式走間剪断機
は、上記第1〜3の発明において、前記下ドラムの前記
剪断刃の取付部分以外のドラム停止時に上方に配置され
部分に、通過する板材を支持する駆動式のテーブルロ
ーラを複数設け、該複数のローラ上面を入出側のローラ
テーブルと同一面近くに前記上下1対のドラム軸を上昇
可能にしたことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】このドラム式走間剪断機によれば、上下ドラム
の開閉にかかわらず両方のドラムを同期回転でき、上下
1対のドラムを昇降可能とするとともに、そのいずれか
一方のドラムに偏心軸を連結し、この偏心軸を駆動用ス
ピンドルの回転に対して整数分の1の速度比で回転し、
上下ドラムの剪断刃が噛合点となるときに剪断位置とな
るようにしており、偏心軸で昇降されるドラムが整数回
転したときに剪断刃が他方のドラムと同期した剪断位置
となるので、この間を利用してドラムの加速ができ、高
速での剪断ができるとともに、ドラムの回転開始から整
数回転後に切断するので、切断位置の制御の必要もなく
簡単に切断できる。
【0017】さらに、このドラム式走間剪断機によれ
ば、上下1対のドラムを支持する軸受の外周の偏心環に
取付けた歯車を、偏心環の位相が上ドラムの下死点のと
きに下ドラムの上死点となるように噛み合わせてピニオ
ン歯車軸で回転するとともに、上下ドラムの軸間および
ドラム駆動用上下スピンドル間に同一速比の歯車を備え
るようにしており、スピンドルとピニオン歯車軸との間
に設けた動力伝達機構でスピンドルの回転に対して整数
分の1の回転速度でピニオン歯車軸を回転することで上
下ドラムを整数回転ごとに剪断位置にして剪断すること
ができ、剪断位置になるまでの間のミスカット位置で上
下ドラムを加速することができる。
【0018】これにより、高速での剪断ができるととも
に、ドラムの回転開始から整数回転後に切断するので、
切断位置の制御の必要もなく簡単に切断できる。
【0019】また、このドラム式走間剪断機によれば、
下ドラムの停止状態で上方に位置する部分に駆動式のテ
ーブルローラを設けるようにしており、このテーブルロ
ーラを通板時には、下ドラムの上方に位置させ、高速で
送られる薄板の先端との相対速度を小さくしてをスムー
ズに通すことができるようにし、フライングなどが生じ
ないようにしている。
【0020】さらに、このドラム式走間剪断機によれ
ば、上下ドラム軸と偏心環駆動用ピニオン軸を一体の軸
箱に入れて支持するようにしており、剪断にともなう反
力の支持などを容易としている。
【0021】また、このドラム式走間剪断機によれば、
上下ドラム軸などを支持する一体の軸箱を左右両端部同
志をタイバーで連結するようにしており、ハウジングか
らの着脱を容易とし、メンテナンスが簡単にできるよう
にしている。
【0022】さらに、このドラム式走間剪断機によれ
ば、上下ドラムのうち下ドラムの停止状態で上方に位置
する部分に駆動式のテーブルローラを1本または複数設
け、上下ドラム軸を上昇してこのテーブルローラをパス
ライン近くに位置させるようにしており、高速で送られ
る薄板の先端との相対速度を小さくしてをスムーズに通
すことができるようにし、フライングなどが生じないよ
うにしている。
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図1〜図4はこの発明のドラム式走間剪断
機の一実施例にかかり、図1は縦断面図、図2は剪断機
部分の横断面図、図3は駆動装置部分の縦断面図、図4
は上下の剪断刃の位置の説明図である。このドラム式走
間剪断機10は、たとえば熱間薄板連続圧延ラインのダ
ウンコイラ前に設置されて高速で送られる薄板(板材)
を切断するのに使用される。
【0024】このドラム式走間剪断機10では、パスラ
インLの上下に薄板(板材)Wを挾んで薄板Wの幅方向
に上下ドラム11,12が配置され、それぞれの両端部
のドラム軸11a,12aが軸受13,14を介して上
下チョック15,16で回転可能に支持されている。
【0025】これら上下チョック15,16は、図1に
示すように、ハウジング17の薄板Wの入側にピン18
を介して支持されて揺動するリンク19,20に取付け
られて昇降可能となっており、これにより上下ドラム1
1,12を昇降することができる。これら上下ドラム1
1,12の外周には、軸方向に沿って剪断刃21,22
が取付けてあるまた、リンク19で昇降可能に支持され
た上ドラム11の両端部の上チョック15には、上ドラ
ム11の軸方向と平行に配置され中間軸23で連結され
た偏心軸24のコネクティングロッド25がピン26で
連結されており、偏心軸24を回転することで、その偏
心量eに応じて上ドラム11を周期的に昇降することが
できるようにしてある。
【0026】さらに、リンク20で昇降可能に支持され
た下ドラム12の両端部の下チョック16には、下ドラ
ム12の軸方向と平行に配置され中間軸27で連結され
た偏心軸28が下方からライナ29を介して当接してお
り、偏心軸28の回転位置によって、その偏心量e1 に
応じて下ドラム11を昇降することができるようにして
ある。
【0027】このような剪断刃21,22が取付けられ
た上下ドラム11,12を同期回転して薄板Wを剪断す
るための駆動系30は、上下ドラム11,12のドラム
軸11a,12aの両端部に同一仕様の歯車31,32
が取付けられて互いを噛み合わせて同期回転できるよう
にされるとともに、上下ドラム11,12のドラム軸1
1a,12aには、駆動用モータ33の出力をギヤボッ
クス34で互いに逆方向に同一回転される2つの歯車3
5,36で2分割する2本のスピンドル37,38がユ
ニバーサルジョイントを介して連結してある。
【0028】したがって、上ドラム11を下降させると
ともに、下ドラム12を上昇させて上下ドラム11,1
2のドラム軸11a,12aの歯車31,32を噛み合
わせた状態で駆動用モータ33を回転するようにすれ
ば、ギヤボックス34内の歯車35,36、スピンドル
37,38及びドラム軸11a,12aの両端部の歯車
31,32を介して上下ドラム11,12を同期回転し
て上下の剪断刃21,22で薄板Wを剪断することがで
きる。
【0029】このような上下ドラム11,12の歯車3
1,32を噛み合わせた状態で駆動すると、上下ドラム
11,12の1回転ごとに剪断が行なわれ、上下ドラム
11,12をライン速度に対応する高速状態まで加速す
ることができない。そこで、上ドラム11を偏心軸24
を用いて上昇させるとともに、下ドラム12も偏心軸2
8を用いて下降させ、上下ドラム11,12を開いた状
態(ミスカット状態)にして加速時間を確保する。
【0030】このため、ギヤボックス34内の上ドラム
11を駆動するための歯車31と同軸に回転駆動機構を
構成する小歯車39が取付けられ、これと噛み合う回転
駆動機構を構成する大歯車40と一体のスピンドル41
がユニバーサルジョイントを介して偏心軸24に連結し
てあり、小歯車39と大歯車40の歯数が下ドラム12
の1回転に対して偏心軸24が1/2,1/3,1/
4,1/5,……,1/n(nは整数)などの整数分の
1回転するように設定してある。
【0031】したがって、偏心軸24の回転と同時に、
上下ドラム11,12が同期回転されるので、回転駆動
機構の小歯車39と大歯車40の整数分の1の比を、た
とえば1/4とした場合には、図4に示すように、同期
回転される上下ドラム11,12の剪断刃21,22は
ドラムの1回転ごとに噛合位置になるが、上ドラム11
を開閉する偏心軸24はドラムが4回転しなければ1回
転しないため、上下ドラム11,12の剪断刃21,2
2の噛合点による剪断が行なわれた(a)の状態から、
上下ドラム11,12が4回転した(e)の状態の噛合
点にならなければ上下の剪断刃21,22による剪断が
行われず、その間の3回転の間をミスカットとして上下
ドラム11,12の加速に利用することができ、図中、
(b)は剪断後、上下ドラム11,12の1回転目、
(c)は剪断後、上下ドラム11,12の2回転目、
(d)は剪断後、上下ドラム11,12の3回転目の状
態の剪断刃21,22の位置および偏心軸24による偏
心状態を示しており、(c)の状態で上下ドラム11,
12が最大偏心量eの状態となる。
【0032】そこで、ドラム式走間剪断機10の上下ド
ラム11,12の剪断刃21,22の停止位置を図4の
(b)の状態にしておき、駆動用モータ33に起動信号
を送ると、上下ドラム11,12の3回転目に剪断が行
われることになり、この加速しながら3回転する時間を
予め求めておき、これに基づいて駆動用モータ33を起
動するようにすれば、所定位置での剪断ができ、特に、
剪断位置を制御するための制御装置を必要とせず、駆動
用モータ33の起動信号を制御するだけでよい。
【0033】なお、下ドラム12は剪断位置となるとき
にパスラインLに上昇し、上下ドラム11,12を加速
している間は偏心軸28を回転してパスラインLより下
方に降下するようにすれば良く、また、上下ドラム1
1,12は開いた状態になっていてもスピンドル37,
38がギヤボックス34内の同一仕様の歯車35,36
で回転駆動されるようになっており、同期状態が保持さ
れ、剪断刃21,22の噛合点がずれることはない。さ
らに、各歯車31,32、35,36、39,40のバ
ックラッシュの影響等を取除くため上下リンク19,2
0の間に流体圧シリンダ42が介装され、互いを引き離
すように力を加える。
【0034】このようなドラム式走間剪断機10によれ
ば、上下1対のドラム11,12を昇降可能として、一
方の上ドラム11をドラム駆動用のスピンドル37に対
して整数分の1の速度比で回転する偏心軸24に連結し
て昇降するようにしたので、偏心軸24で昇降する上ド
ラム11が整数回転したときに他方の下ドラム12と同
期した切断位置となり、この間を利用して上下ドラム1
1,12の加速ができ、高速での剪断ができるととも
に、上下ドラム11,12の回転開始から整数回転後に
切断するので、切断位置の制御の必要もなく簡単に切断
できる。
【0035】次に、このドラム式走間剪断機10に装備
されている駆動式のテーブルローラ50について説明す
る。この駆動式のテーブルローラ50は、ドラム式走間
剪断機10が停止状態のときに仕上圧延機などから送ら
れる高速の薄板Wをガイドし支持するためのものであ
り、図1及び図2に示すように、下ドラム12の剪断刃
22の取付位置の反対側に配置されている。
【0036】このテーブルローラ50は薄板Wの幅方向
に2つに分割されるとともに、パスライン方向前後に1
組づつ合計2組(4個)のローラ51,52が下ドラム
12に回転可能に支持され、各ローラ51,52の外周
面が下ドラム12の外径上に位置するようになってい
る。
【0037】これらローラ51,52を駆動するため、
下ドラム12の中心軸部分に下ドラム12に対して相対
回転可能にローラ駆動軸53が設けられ、このローラ駆
動軸53に取付けた歯車54がアイドル歯車55と噛合
っており、このアイドル歯車55の両側にローラ51,
52に取付けられた歯車56,57が噛合っている。そ
して、ローラ駆動軸53の一端部にハウジング17に支
持されたローラ駆動用モータ58が連結されている。
【0038】したがって、ドラム式走間剪断機10を停
止している間は、下ドラム12の剪断刃22を下にして
テーブルローラ50を上に位置させるようにし、ローラ
駆動用モータ58でテーブルローラ50の2組のローラ
51,52を回転するようにすれば、ドラム式走間剪断
機10部分を通過する薄板WをパスラインL上でガイド
し支持することができる。
【0039】このとき、テーブルローラ50のローラ5
1,52の大きさによっては、下ドラム12を反転させ
てローラ51,52を上にしただけでは、ローラ51,
52がパスラインLと同一高さとならないこともあり、
この場合には、下ドラム12の位置を偏心軸28を回転
することで上昇するようにして調整するようにする。
【0040】このような駆動式のテーブルローラ50を
備えたドラム式走間剪断機10では、薄板Wの先端を通
板させる場合に、下ドラム12に薄板Wの先端が当たっ
て通板が困難となったり、フライングが生じることを回
転しているローラ51,52でガイドするようにして相
対速度を小さくして防止することができる。
【0041】次に、この発明のドラム式走間剪断機の他
の一実施例について説明する。図5〜図9はこの発明の
ドラム式走間剪断機の一実施例にかかり、図5は縦断面
図、図6は横断面図、図7は駆動装置部分の縦断面図、
図8は駆動装置部分の平面図、図9はギヤボックスの横
断面図である。このドラム式走間剪断機60では、パス
ラインLの上下に薄板(板材)Wを挾んで薄板Wの幅方
向に上下ドラム61,62が配置され、それぞれの両端
部のドラム軸61a,62aに軸受63,64が取付け
られるとともに、これら軸受63,64の外周に適宜量
偏心し、上下の偏心量eが同一で、偏心位相が上ドラム
61が下死点のときに下ドラム62が上死点となる偏心
環65,66が取付けられて上下一体の1つの軸箱67
に回転可能に支持されている。
【0042】これにより、上下のドラム軸61a,62
aは偏心環65,66を回転することでパスラインLを
挾んで偏心量に応じた同一移動量だけ接近したり、離反
させることができ、上ドラム61が下死点のときに下ド
ラム62が上死点に位置する噛合状態となり、逆に上ド
ラム61が上死点のときに下ドラム62が下死点に位置
する開の状態(ミスカット状態)となる。
【0043】この上下一体の軸箱67は、ハウジング6
8の底部両側に取付けた昇降シリンダ69で昇降可能と
される一方、ハウジング68の上部両側のスライド用シ
リンダ70でスライドさせることができる押えブロック
71で押えることができるようになっており、押えブロ
ック71に介装するストッパ72の厚さを変えることで
軸箱67のハウジング68に対する昇降位置を変え、上
下ドラム61,62を同時に昇降することができるよう
にしてある。そして、これら上下ドラム61,62の外
周には、軸方向に沿って剪断刃73,74が取付けてあ
るまた、ドラム軸61a,62aを支持する上下一体の
軸箱67はドラム軸61a,62aの左右両端部を支持
する軸箱同志がタイバー75で連結されており、左右の
軸箱67を一体のカセット式としてハウジング68から
取出したり、装着できるようにしてある。
【0044】このような剪断刃73,74が取付けられ
た上下ドラム61,62を同期回転して薄板Wを剪断す
るための駆動系80は、上下ドラム61,62のドラム
軸61a,62aの両端部に同一歯数の歯車81,82
が取付けられており、上下ドラム軸61a,62aを接
近させた状態で互いを噛み合わせて同期回転できるよう
にしてある。これら上下ドラム61,62のドラム軸6
1a,62aには、2台の駆動用モータ83の出力軸8
3aと連結されたギヤボックス84の出力側の2本のス
ピンドル85,86がユニバーサルジョイントを介して
連結してあり、ギヤボックス84内の各スピンドル8
5,86にも同一歯数の歯車87,88が取付けられて
互いに噛み合っており、上下ドラム61,62を離反さ
せた状態でも2本のスピンドル85,86を同期回転で
きるようにしてある。
【0045】したがって、上下ドラム61,62は偏心
環65,66によって互いに接近した剪断刃73,74
による剪断可能な状態であっても、偏心環65,66に
よって互いを離反させたミスカット状態(上下ドラム6
1,62を回転しても剪断刃73,74が上下に離れて
噛み合わない状態)であってもドラム軸61a,62a
がその両端部の歯車81,82とギヤボックス84内の
歯車87,88との両方、あるいはギヤボックス84内
の歯車87,88だけの噛み合いによって同期回転さ
れ、一旦セットされた上下の剪断刃73,74の位相や
噛合点がずれることがない。
【0046】このような上下ドラム61,62の開閉を
行って剪断状態とミスカット状態を得るための偏心環6
5,66の駆動系90は、両偏心環65,66の外側の
端部に一体に同一歯数の歯車91,92が形成されて上
下の偏心環65,66間で噛み合っており、下ドラム6
2の偏心環66の歯車92には、軸箱67に軸受93を
介して回転可能に支持された偏心環駆動用ピニオン歯車
軸94のピニオン歯車95が噛み合っている。
【0047】この偏心環駆動用ピニオン歯車軸94に
は、ギヤボックス84内の下ドラム62を駆動するため
のスピンドル86の回転駆動機構を構成する小歯車96
とアイドル歯車97を介して噛み合う回転駆動機構を構
成する大歯車98と一体のスピンドル99がユニバーサ
ルジョイントを介して連結してあり、回転駆動機構の小
歯車96と大歯車98の歯数が下ドラム62の1回転に
対して偏心環駆動用ピニオン歯車軸94が1/2,1/
3,1/4,1/5,……,1/n(nは整数)などの
整数分の1回転するように設定してある。
【0048】したがって、上下ドラム61,62がn回
転する間に偏心環65,66が1回転しながら接近・離
反することになり、上下ドラム61,62が同期回転さ
れて1回転ごとに剪断刃73,74が噛合位置になる
が、上下ドラム61,62は互いに最接近した剪断位置
から最も離れた離反位置を経て再び最接近した剪断位置
になるのに上下ドラム61,62のn回転を要すること
になる。
【0049】そこで、偏心環駆動用ピニオン歯車軸94
の回転駆動用のスピンドル86の小歯車96と大歯車9
8の整数分の1の比を、たとえば1/4とした場合に
は、図10に示すように、同期回転される上下ドラム6
1,62の剪断刃73,74はドラムの1回転ごとに噛
合位置になるが、上下ドラム61,62を開閉する偏心
環駆動用ピニオン歯車軸94はドラム61,62が4回
転しなければ1回転しないため、上下ドラム61,62
の剪断刃73,74の噛合点による剪断が行なわれた
(a)の状態から、上下ドラム61,62が4回転した
(e)の状態の噛合点にならなければ上下の剪断刃7
3,74による剪断が行われず、(b)の状態から
(e)の状態までの3回転の間をミスカットとして上下
ドラム61,62の加速に利用することができる。
【0050】なお、図中、(b)は剪断後、上下ドラム
61,62の1回転目、(c)は剪断後、上下ドラム6
1,62の2回転目、(d)は剪断後、上下ドラム6
1,62の3回転目の状態の剪断刃73,74の位置お
よび偏心環駆動用ピニオン歯車軸94による上下ドラム
61,62の偏心状態を示しており、(c)の状態で上
下ドラム61,62がそれぞれ最大の偏心量eの状態と
なる。
【0051】そこで、ドラム式走間剪断機60の上下ド
ラム61,62の剪断刃73,74の停止位置を図10
の(b)の状態にしておき、駆動用モータ83に起動信
号を送ると、上下ドラム61,62の3回転目に剪断が
行われることになり、この加速しながら3回転する時間
を予め求めておき、これに基づいて駆動用モータ83を
起動するようにすれば、所定位置での剪断ができ、特
に、剪断位置を制御するための制御装置を必要とせず、
駆動用モータ83の起動信号を制御するだけでよい。
【0052】このようなドラム式走間剪断機60によれ
ば、上記実施例のドラム式走間剪断機10と同様の効果
を奏すると同時に、さらに、上下のドラム61,62の
開閉を1つの偏心環駆動用ピニオン歯車軸94で行うこ
とができ、剪断位置以外で剪断刃73,74がパスライ
ンL上に位置して剪断が起こることがなく、しかも整数
回転後には機械的に剪断することができる。
【0053】また、上下ドラム61,62を1つの軸箱
67で支持するようにしているので、剪断に伴う反力の
支持が容易であり、ドラム軸61a,62aのメンテナ
ンスなどが容易となる。
【0054】なお、このドラム式走間剪断機60にも駆
動式のテーブルローラが装備されているが、既に説明し
た駆動式のテーブルローラ50と下ドラム12への取付
位置が異なり、下ドラム62の剪断刃74の取付位置と
90度ずれた位置に配置してある以外の構成は同一であ
るので、同一部分に同一記号を記し、説明は省略する。
この駆動式のテーブルローラ50には、この下ドラム
62内のローラ51,52のほか、ハウジング68の入
側と出側に配置されたそれぞれ2個のホットランテーブ
ルのローラの他にホットランテーブルのローラと下ドラ
ム12内のローラ51,52の間に駆動式のローラ59
が揺動可能に取付けられており、通板時には、パスライ
ンL上に位置させ、剪断時には、下方に退避させること
ができるようにしてある。
【0055】このような駆動式のテーブルローラ50及
び揺動式のローラ59を備えたドラム式走間剪断機60
によれば、一層高速での通板が容易となる。
【0056】なお、上記実施例では、上下ドラムの昇降
をリンクを用いて上下チョック揺動することで昇降可能
としたが、これに限らず、他の昇降機構を用いるように
しても良い。
【0057】また、上ドラムを昇降する偏心軸の速度比
の整数nの値は、実施例のn=4とする場合に限らず、
nを大きくするようにして加速時間を長くするようにし
たり、ドラムが小さい場合などには、整数nも小さくす
るようにしても良く、昇降する対象は上ドラムに限ら
ず、下ドラムで行うようにしても良い。
【0058】さらに、駆動式のテーブルローラの数は、
実施例のようにパスライン方向前後に2組とする場合に
限らず、1組としたり、さらに多数組とするようにして
も良く、薄板の幅方向についても2分割とする場合に限
らず、1本の長いローラにしたり、さらに分割個数を増
大するようにしても良い。また、この発明の要旨を変更
しない範囲で、各構成要素に変更を加えるようにしても
良いことは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上、実施例とともに具体的に説明した
ようにこの発明のドラム式走間剪断機によれば、上下1
対のドラムを昇降可能としてそのいずれか一方をドラム
駆動用スピンドルに対して整数分の1の速度比で回転す
る偏心軸に連結して昇降するようにしたので、偏心軸で
昇降するドラムが整数回転したときに他方のドラムと同
期した切断位置となり、この間を利用してドラムの加速
ができ、高速での剪断ができるとともに、ドラムの回転
開始から一定回転後に切断するので、切断位置の制御の
必要もなく簡単に切断できる。
【0060】さらに、このドラム式走間剪断機によれ
ば、上下1対のドラムを支持する軸受の外周の偏心環に
取付けた歯車を、偏心環の位相が上ドラムの下死点のと
きに下ドラムの上死点となるように噛み合わせてピニオ
ン歯車軸で回転するとともに、上下ドラムの軸間および
ドラム駆動用上下スピンドル間に同一速比の歯車を備え
るようにしたので、スピンドルとピニオン歯車軸との間
に設けた動力伝達機構でスピンドルの回転に対して整数
分の1の回転速度でピニオン歯車軸を回転することで上
下ドラムを整数回転ごとに剪断位置にして剪断すること
ができ、剪断位置になるまでの間のミスカット位置で上
下ドラムを加速することができる。
【0061】これにより、高速での剪断ができるととも
に、ドラムの回転開始から整数回転後に切断するので、
切断位置の制御の必要もなく簡単に切断できる。
【0062】また、このドラム式走間剪断機によれば、
下ドラムの停止状態で上方に位置する部分に駆動式のテ
ーブルローラを設けるようにしたので、このテーブルロ
ーラを通板時には、下ドラムの上方に位置させ、高速で
送られる薄板の先端との相対速度を小さくしてをスムー
ズに通すことができ、フライングなどを防止できる。
【0063】さらに、このドラム式走間剪断機によれ
ば、上下ドラム軸と偏心環駆動用ピニオン軸を一体の軸
箱に入れて支持するようにしたので、剪断にともなう反
力の支持などが容易となる。
【0064】また、このドラム式走間剪断機によれば、
上下ドラム軸などを支持する一体の軸箱を左右両端部同
志をタイバーで連結するようにしたので、ハウジングか
らの着脱をカセット式に行うことができ、メンテナンス
が簡単にできる。
【0065】さらに、このドラム式走間剪断機によれ
ば、上下ドラムのうち下ドラムの停止状態で上方に位置
する部分に駆動式のテーブルローラを1本または複数設
け、上下ドラム軸を上昇できるようにしたので、このテ
ーブルローラをパスライン近くに位置させることがで
き、一層確実に高速で送られる薄板の先端との相対速度
を小さくしてをスムーズに通すことができ、フライング
などを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のドラム式走間剪断機の一実施例にか
かる横断面図である。
【図2】この発明のドラム式走間剪断機の一実施例にか
かる剪断機部分の縦断面図である。
【図3】この発明のドラム式走間剪断機の一実施例にか
かる駆動装置部分の縦断面図である。
【図4】この発明のドラム式走間剪断機の一実施例にか
かる上下の剪断刃の位置の説明図である。
【図5】この発明のドラム式走間剪断機の一実施例にか
かる縦断面図である。
【図6】この発明のドラム式走間剪断機の一実施例にか
かる横断面図である。
【図7】この発明のドラム式走間剪断機の一実施例にか
かる駆動装置部分の縦断面図である。
【図8】この発明のドラム式走間剪断機の一実施例にか
かる駆動装置部分の平面図である。
【図9】この発明のドラム式走間剪断機の一実施例にか
かるギヤボックスの横断面図である。
【図10】この発明のドラム式走間剪断機の一実施例に
かかる上下の剪断刃の位置と上下ドラムの開閉位置の説
明図である。
【符号の説明】
10 ドラム式走間剪断機 11,12 上下ドラム 11a,12a ドラム軸 15,16 上下チョック 17 ハウジング 18 ピン 19,20 リンク 21,22 剪断刃 24,28 偏心軸 25 コネクティングロッド 26 ピン 30 駆動系 31,32 歯車 33 駆動用モータ 35,36 歯車 37,38 スピンドル 39 小歯車 40 大歯車 41 スピンドル 50 駆動式のテーブルローラ 51,52 ローラ 53 ローラ駆動軸 54 歯車 55 アイドル歯車 56,57 歯車 58 ローラ駆動用モータ 59 揺動式のローラ 60 ドラム式走間剪断機 61,62 上下ドラム 61a,62a ドラム軸 65,66 偏心環 67 軸箱 68 ハウジング 69 昇降シリンダ 73,74 剪断刃 75 タイバー 80 駆動系(上下ドラム) 81,82 歯車 83 駆動用モータ 85,86 スピンドル 87,88 歯車 90 駆動系(偏心環) 91,92 歯車 94 偏心環駆動用ピニオン歯車軸 95 ピニオン歯車 96 小歯車(回転駆動機構) 97 アイドル歯車 98 大歯車(回転駆動機構) 99 スピンドル L パスライン W 薄板 e,e1 偏心量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 久 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社 横浜第二工 場内 (72)発明者 大谷内 司 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社 横浜第二工 場内 (72)発明者 小川 宗 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社 横浜第二工 場内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 25/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パスラインを挾んで上下1対のドラムを
    配置し、該ドラム外周の胴長方向に1対の剪断刃を取付
    け、前記上下ドラムの軸間及び前記ドラムの駆動用上下
    スピンドル間に同一速比の歯車を備えてドラム軸間の歯
    車が開のミスカット状態においても上下ドラムを同期回
    転可能に構成し、前記上下1対のドラムを昇降可能に支
    持するとともに、いずれか一方の前記ドラムに前記駆動
    用スピンドルの回転に対して整数分の1の速度比で回転
    駆動してミスカット位置と前記上下剪断刃の噛合点で当
    該ドラムを剪断位置に開閉する偏心軸を連結したことを
    特徴とするドラム式走間剪断機。
  2. 【請求項2】 パスラインを挾んで上下1対のドラムを
    配置し、該ドラム外周の胴長方向に1対の剪断刃を取付
    け、該ドラムを支持する軸受の外周にドラム軸の軸心に
    対して適宜量偏心した1対の偏心環を有するドラム式走
    間剪断機において、前記1対の偏心環を軸箱に回転可能
    に枢着するとともにするとともに、偏心位相を上ドラム
    が下死点のときに下ドラムが上死点となるように偏心環
    を回転せしめる歯車を設けて噛合せる一方、該歯車と噛
    み合って前記偏心環を回転させて上下ドラムの軸間を開
    閉させるピニオン歯車軸を設け、前記上下ドラムの軸間
    及び前記ドラムの駆動用上下スピンドル間に同一速比の
    歯車を備えてドラム軸間の歯車が開の状態においても上
    下ドラムを同期回転可能に構成し、駆動源で駆動される
    前記ドラム駆動用のスピンドルと前記偏心環駆動用ピニ
    オン歯車軸との間に該スピンドルの回転に対して整数分
    の1の速度比で該偏心環駆動用ピニオン歯車軸を回転駆
    動してミスカット位置と剪断位置に前記剪断刃を移動す
    る回転駆動機構を設けたことを特徴とするドラム式走間
    剪断機。
  3. 【請求項3】 前記下ドラムの前記剪断刃の取付部分
    外のドラム停止時に上方に配置される部分に、通過する
    板材を支持する駆動式のテーブルローラを少なくとも1
    本設けたことを特徴とする請求項1または2記載のドラ
    ム式走間剪断機。
  4. 【請求項4】 前記上下ドラム軸と前記偏心環駆動用ピ
    ニオン軸を一体の軸箱に設けたことを特徴とする請求項
    2または3記載のドラム式走間剪断機。
  5. 【請求項5】 前記ドラム軸の両端部に配置される前記
    一体の軸箱をタイバーで連結してハウジングからカセッ
    ト式に着脱可能に構成したことを特徴とする請求項4記
    載のドラム式走間剪断機。
  6. 【請求項6】 前記下ドラムの前記剪断刃の取付部分
    外のドラム停止時に上方に配置される部分に、通過する
    板材を支持する駆動式のテーブルローラを複数設け、該
    複数のローラ上面を入出側のローラテーブルと同一面近
    くに前記上下1対のドラム軸を上昇可能にしたことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のドラム式走間
    剪断機。
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