JP3125434U - 赤外線発熱管 - Google Patents
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Abstract
【課題】この考案は、発熱体とリード線との接続を確実にすることを目的としたものである。
【解決手段】この考案は、透明耐熱管の中央部内へ、炭素系物質よりなる発熱体を挿通し、該発熱体の両端部に端子片を重ね、その外側を半割円柱により挟着し、その外側へ弾性コイルを嵌着して全体を固定し、前記端子片の少なくとも1つに伸縮用の弾性コイルの一端を接続して、前記他の端子片と、前記伸縮用の弾性コイルの他端にリード線端子を夫々接続したことを特徴とする赤外線発熱管により、目的を達成した。
【選択図】図1
【解決手段】この考案は、透明耐熱管の中央部内へ、炭素系物質よりなる発熱体を挿通し、該発熱体の両端部に端子片を重ね、その外側を半割円柱により挟着し、その外側へ弾性コイルを嵌着して全体を固定し、前記端子片の少なくとも1つに伸縮用の弾性コイルの一端を接続して、前記他の端子片と、前記伸縮用の弾性コイルの他端にリード線端子を夫々接続したことを特徴とする赤外線発熱管により、目的を達成した。
【選択図】図1
Description
この考案は、炭素系物質よりなる発熱体(例えば炭素粒を帯状に成形したもの)の両端を確実に取り付けることを目的とした赤外線発熱管に関する。
透明石英ガラス管内へ、炭素系物質よりなる発熱体(テープ状)を封入した遠赤外線の発熱体は各種構造が知られており、夫々実用に供せられている。前記発熱体の固定構造についても、各種提案があって、特質が知られているが、発熱体は赤熱と冷却によって熱変形(伸縮)するので、常時一定の張力を持って張設するには色々と工夫されている。
特開2000−82874
特開2000−243543
従来封口部にモリブデン箔を封入し、モリブデン箔にリード線と、発熱体に接続したコイル端とを固定する接続装置が知られている(特許文献1)。
前記発熱体と、リード線との接続装置は、封口部に封入したモリブデン箔を介して行われているので、封口部の仕様によっては、不十分になるおそれがあった。
また加熱と、冷却の繰り返しによって前記端子片に加えられる外力が繰り返されるおそれがあった。
この考案は、透明耐熱管の中央部内へ、炭素系物質よりなる発熱体を挿通し、該発熱体の両端部に端子片を重ね、その外側を半割円柱により挟着し、その外側へ弾性コイルを嵌着して全体を固定し、前記端子片の少なくとも1つに伸縮用の弾性コイルの一端を接続して、前記他の端子片と、前記伸縮用の弾性コイルの他端にリード線端子を夫々接続したことを特徴とする赤外線発熱管であり、透明耐熱管の中央部内へ、炭素系物質よりなる発熱体を挿通し、該発熱体の両端部に端子片を重ね、その外側を半割円柱により挟着し、その外側へ弾性コイルを嵌着し、その外側へ金属筒を嵌着して全体を固定し、前記端子片の少なくとも1つに伸縮用の弾性コイルの一端を接続して、前記他の端子片と、前記伸縮用の弾性コイルの他端にリード線端子を夫々接続したことを特徴とする赤外線発熱管である。
また、透明耐熱管の中央部内へ、炭素系物質よりなる発熱体を挿通し、該発熱体の両端部に先端を半割円柱側へ曲げた端子片を重ね、その外側を半割円柱により挟着し、その外側へ弾性コイルを嵌着して全体を固定し、前記端子片の少なくとも1つに伸縮用の弾性コイルの一端を接続して、前記他の端子片と、前記伸縮用の弾性コイルの他端にリード線端子を夫々接続したことを特徴とする赤外線発熱管であり、透明耐熱管の中央部内へ、炭素系物質よりなる発熱体を挿通し、該発熱体の両端部に先端を半割円柱側へ曲げた端子片を重ね、その外側を半割円柱により挟着し、その外側へ弾性コイルを嵌着し、その外側へ金属筒を嵌着して全体を固定し、前記端子片の少なくとも1つに伸縮用の弾性コイルの一端を接続して、前記他の端子片と、前記伸縮用の弾性コイルの他端にリード線端子を夫々接続したことを特徴とする赤外線発熱管である。
前記考案は、テープ状の発熱体と、端子片とを半割円柱の平面側で挟着し、スプリングで締め付けると共に、切目入り円筒を嵌装して、二重締め付けを行ったので、発熱体に局部的力がかかることなく繰り返し引張力が働いても、十分耐え得る接続装置を得たのである。
この考案における耐熱性透明管の材質には、特に限定はなく、現に使用されている透明石英ガラス、透明耐熱ガラスなどを使用することができる。また透明耐熱管の内部には、アルゴンガス等の不活性ガスを封入するが、アルゴンガスの他にも現に使用されている不活性ガスは何れも使用することができる。
この考案の発熱体の面は、透明管の扁平な取付部と、角度をなしている(例えば20度〜30度)ので、取付部面を平行にして二本並列すれば、広角θの範囲へ遠赤外線を放射することができる(図2(d))。
この考案における伸縮調節コイルは、数回巻いたものを、一方又は両方に設ける。前記コイルの材質は、タングステン又はモリブデンを用いる。
この考案は、発熱体と電極との間にコイルを介装したので、発熱体の加熱、冷却による熱収縮に十分耐え得る効果がある。
また発熱体は、扁平な端子片と重ねて、平面(半割円柱の平面)で挟着するので、発熱体を確実に支持し得る効果がある。
この考案は、透明石英ガラス管内へ炭素系物質よりなる発熱体(テープ状)を封入し、該発熱体の両側端部に端子片を重ねて、半割円柱(例えば炭素製)で挟み、その外側へコイルを嵌装固定し、該コイルの外側へ弾性管(割目あり)を嵌装し、前記一側の端子片へ、伸縮コイルの一端を接続し、伸縮コイルの他側へ端子片を接続し、端子片へリード線を接続する。前記他側の端子片の一側へ連結線を介して端子片を接続し、この端子片にリード線を接続して、この考案の赤外線発熱管を構成した。
この考案の実施例を図1、2に基づいて説明すると、細長い透明石英ガラス管1の内側へ、炭素系物質よりなる発熱体(発熱テープ)2を張設設置する。前記発熱テープ2の一側には、端子片3を重ねて、半割円柱4、4で挟着し、該半割円柱4、4の外側へ弾性コイル5を嵌装して前記発熱テープ2と端子片3とを加圧挟着してある。次に前記弾性コイル5の外側へ、一側に割溝6aを入れた弾性円筒6を嵌装して、全体を一体固定する。前記弾性円筒6の材質は例えばスプリング鋼を用いる。前記端子片3の一側へ、弾性コイル7の一端を連結し、弾性コイル7の他端へ、端子片8の一端を接続し、これにリード線10を接続すると共に、該部のガラス管1aを扁平化して取付部とする。
前記発熱テープ2の他側には、端子片3を重ねて、半割円柱4、4で挟着し、該半割円柱4、4の他側へ突出した端子片3の突出端へ、連結線9の一端を接続し、連結線9の他端に端子片8の一端を接続し、該端子片8へリード線10を接続し、内側へアルゴンガスを封入して、この考案の赤外線発熱管11を構成した。図中12は空気抜孔である。
前記実施例において、発熱体2が加熱又は冷却して伸縮しても、弾性コイル7で変形を吸収するので、他部へ悪影響を及ぼすおそれはない。
1 透明石英ガラス管
2 発熱テープ
3、8 端子片
4 半割円柱
5、7 弾性コイル
6 弾性円筒
9 連結線
10 リード線
11 赤外線発熱管
2 発熱テープ
3、8 端子片
4 半割円柱
5、7 弾性コイル
6 弾性円筒
9 連結線
10 リード線
11 赤外線発熱管
Claims (4)
- 透明耐熱管の中央部内へ、炭素系物質よりなる発熱体を挿通し、該発熱体の両端部に端子片を重ね、その外側を半割円柱により挟着し、その外側へ弾性コイルを嵌着して全体を固定し、前記端子片の少なくとも1つに伸縮用の弾性コイルの一端を接続して、前記他の端子片と、前記伸縮用の弾性コイルの他端にリード線端子を夫々接続したことを特徴とする赤外線発熱管。
- 透明耐熱管の中央部内へ、炭素系物質よりなる発熱体を挿通し、該発熱体の両端部に端子片を重ね、その外側を半割円柱により挟着し、その外側へ弾性コイルを嵌着し、その外側へ金属筒を嵌着して全体を固定し、前記端子片の少なくとも1つに伸縮用の弾性コイルの一端を接続して、前記他の端子片と、前記伸縮用の弾性コイルの他端にリード線端子を夫々接続したことを特徴とする赤外線発熱管。
- 透明耐熱管の中央部内へ、炭素系物質よりなる発熱体を挿通し、該発熱体の両端部に先端を半割円柱側へ曲げた端子片を重ね、その外側を半割円柱により挟着し、その外側へ弾性コイルを嵌着して全体を固定し、前記端子片の少なくとも1つに伸縮用の弾性コイルの一端を接続して、前記他の端子片と、前記伸縮用の弾性コイルの他端にリード線端子を夫々接続したことを特徴とする赤外線発熱管。
- 透明耐熱管の中央部内へ、炭素系物質よりなる発熱体を挿通し、該発熱体の両端部に先端を半割円柱側へ曲げた端子片を重ね、その外側を半割円柱により挟着し、その外側へ弾性コイルを嵌着し、その外側へ金属筒を嵌着して全体を固定し、前記端子片の少なくとも1つに伸縮用の弾性コイルの一端を接続して、前記他の端子片と、前記伸縮用の弾性コイルの他端にリード線端子を夫々接続したことを特徴とする赤外線発熱管。
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JP2006005460U JP3125434U (ja) | 2006-07-07 | 2006-07-07 | 赤外線発熱管 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111787648A (zh) * | 2020-07-28 | 2020-10-16 | 中国原子能科学研究院 | 发热装置及具有其的堆外实验装置 |
-
2006
- 2006-07-07 JP JP2006005460U patent/JP3125434U/ja not_active Expired - Fee Related
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