JP3125419U - 消臭具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴミ箱や靴、下駄箱、ロッカー、トイレ、自動車、犬小屋など、日常の様々な場面において、貼り付けたり吊り下げたりして簡便に使用でき、消臭具としての使用後は土壌改良剤等として有効に活用できるような消臭具の提供。
【解決手段】通気性を有する不織布からなる包装材21と、該包装材21によって包囲された封入部22と、該封入部22に封入された、人工ゼオライトからなる消臭材31と、上記包装材21に形成された、粘着剤層などの取付け手段とを有する消臭具11。臭気の吸着機能が低下してきたら、包装材21を破って消臭材31を取り出せば、消臭材31を土壌改良剤等として活用できる。
【選択図】図1

Description

この考案は、たとえばゴミ箱や靴、下駄箱、ロッカー、トイレ、自動車、鞄、犬小屋など、日常の様々な場面での臭いを消すのに用いられる消臭具に関し、より詳しくは、簡便に使用でき、使用後も有効に利用できて、環境にもやさしい消臭具に関する。
簡便に使用できる消臭具として、下記特許文献1に開示されたものがある。この消臭具は、通気性があるシート部材と、ビニールシートからなるシート部材とによって形成された袋の内室に、化学反応により臭気を無臭化する消臭剤を保持する消臭部材を入れ、袋の背面にこの袋を任意の位置に貼り付けることができる接着テープ面を形成したものであって、たとえば、ゴミ箱の中に貼り付けて使用される。すなわち、消臭剤がゴミ箱内の臭気の無臭化を図るので、別途に消臭スプレーを噴霧しなくとも、消臭作用が得られるというものである。
しかし、このような消臭具では、貼り付けるだけで簡単に使用できるものの、化学反応により臭気を無臭化する消臭剤を利用しているので、たとえば土壌に放置してよいものではなく、使用後はゴミとして適切に処分しなければならない。
また、消臭のために人工ゼオライトが利用されることはある。しかし、これまでの利用は、不織布や紙に人工ゼオライトの粉体を漉き込むなどして混合し、消臭パッドや靴の中敷などの物品を製造するにとどまり、粒状等に成形されて消臭材として使用されることはなかった。なお、人工ゼオライトを混合して製造した消臭パッド等でも、人工ゼオライトの粉体のみを分離することはできないので、使用後はゴミとして適切に処分されなければならない。
登録実用新案第3117348号公報
そこで、この考案は、簡便に使用できる上に、消臭具としての使用後には廃棄以外の処分の方法を有し、環境保全等にも貢献できるような消臭具の提供を主たる課題とする。
そのための手段は、通気性を有する包装材と、該包装材によって包囲された封入部と、該封入部に封入された、人工ゼオライトまたはフライアッシュの粉体を成形してなる消臭材とを有する消臭具である。
すなわち、この消臭具は、消臭を行おうとする空間に適宜の方法で置いておけば、包装材を通して流入する臭気から消臭材が臭いを吸着する。つまり、置かれた空間内の臭いを除去する。そして、消臭材は人工ゼオライトまたはフライアッシュからなるので、土壌改良、植物の生育改善、排水浄化、水質改善等の所望の機能も有し、土壌に放置しても土壌を害する物でもない。このため、臭いの吸着に使用した後は、消臭材を包装材から出して、土や排水等に投入することで、さらに所望の効果を得ることができる。また、人工ゼオライトは、たとえば石炭灰のフライアッシュから得られるので、廃物としての石炭灰の再資源化に資する。そのうえ、一定の安定的な品質を得ることができるので、確実な効果が期待できる。
ここで、上記各構成要素は、以下のような態様に構成され得る。
その態様の一つは、上記包装材が不織布からなり、上記封入部の周囲に、不織布同士が接合する封止部が設けられて、偏平な形態に形成されたものである。
偏平な形態に形成されているので、使用に際して貼り付けることも、吊り下げることも、置くことも自由にでき、必要に応じて様々な場面で使用できる。また、たとえば熱シールや接着、縫着等で形成され得る封止部を有するので、この封止部またはその近傍に、取付けのための粘着剤層や孔などが形成可能であるとともに、封止部が熱シールにより形成されるものである場合には製造も容易に行える。
態様の他の一つは、上記包装材に、使用部位に対しての取付けを可能とする取付け手段が形成された消臭具である。取付け手段としては、粘着剤層、孔またはスリットからなる挿通係止部、さらには、面ファスナやスナップなどで構成できる。
粘着剤層は、包装材の封入部に対応する部位や封止部の全部または一部に形成され、消臭すべき空間内の適宜の面に消臭具を貼り付けるときに使用される。
挿通係止部は、包装材の封止部またはその近傍に形成され、消臭すべき空間内の適宜の箇所に消臭具を吊り下げたり、紐等を取付けたりするのに使用される。
また、包装材の封止部またはその近傍には、複数のスリットが千鳥状に配設されてなる伸縮部が形成されるもよい。伸縮部は、スリットが菱形に変形し、自由自在に伸びるので、たとえば取付ける部分に巻きつけられる紐や吊り下げる紐として使用でき、その両端を縛ったり、貼り付けたりして自由に使用することができる。また、スリットは、吊り下げるための孔として使用でき、使用するスリットの位置を選択することで、吊り下げる長さを調整することができる。
態様の他の一つは、上記封入部が複数個設けられた消臭具である。各封入部間には、ミシン目等からなる適宜の切り離し手段が設けられるとよく、必要な数の封入部を有する消臭具として、また、必要な長さ・形状の消臭具として自由に使用することができるものとなる。
態様の他の一つは、上記消臭材が粒状に成形された消臭具である。消臭材が粒状であるので、通気性が良好で、たとえば使用過程で適宜振って消臭材を移動させることで、長期間にわたって使用可能にすることができる。
態様の他の一つは、上記消臭材が複数の孔部を有する板状に成形された消臭具である。消臭材が一定の形態を有するので、たとえば貼り付けて使用する場合に安定した取付け状態を得ることができるとともに、孔部を有するので、臭気と触れる面積を広く取ることができ、充分な効果を得ることができる。
以上のように、この考案によれば、消臭を行いたい場所に置いたり、貼り付けたり、吊り下げたりして適宜使用することが可能で、簡便に使用できる。また、消臭材が人工ゼオライトまたはフライアッシュからなるので、消臭具としての使用後は土壌改良等に利用でき、しかも、人工ゼオライトは廃棄物としてのフライアッシュから得られ、薬剤に頼らずに独自の吸着力で臭気を吸収する。フライアッシュも同様であり、それ自体が土に還ることができる物でもあるので、環境保全にも資することになる。
この考案を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、消臭具11を示す一部破断斜視図であり、この消臭具11は、簡便に使用できるとともに、消臭のための使用後は、他の用途に使用できるものである。
構造を説明すると、消臭具11は、通気性を有する不織布からなる包装材21と、包装材21によって包囲された封入部22と、封入部22に封入された消臭材31と、消臭材31を封入するために不織布同士が相互に接合された封止部23とを有する。消臭材31には、人工ゼオライトまたはフライアッシュの粉体を主成分とし、必要に応じて適宜の粘土鉱物等が混合されて成形されてなる消臭材が使用される。人工ゼオライトには、消臭具11としての使用後の用途に応じて、たとえばカリウム型人工ゼオライト、カルシウム型人工ゼオライト、ナトリウム型人工ゼオライト、鉄型人工ゼオライトなどから適宜のものを選択して使用する。図1に示す消臭具11では、ペレット状に成形された消臭材31を用い、これを多数封入している。
包装材21としての不織布には、たとえばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートなどの合成繊維かなるスパンボンド不織布が好適に用いられる。この不織布は適宜形状のものが使用でき、図1の例では、方形状のものが使用されている。
そして、消臭材31の封入に際しては、2つ折りにする不織布の中央部に消臭材31を入れて相互に重合する3辺を熱シールして封止する。この結果、上記封入部22と封止部23とを有する偏平な長方形状に形成される。なお、不織布に、たとえば正方形のものを用いてその対角線上で2つ折りすれば、2辺に封止部を有する偏平な三角形状に形成でき、円形の不織布を用いて半分に折れば、円弧状の封止部を有する偏平な半円形状に形成できる。また、消臭材31の封入に際して、たとえば巾着状や円筒状など偏平でない適宜の形状に形成することもできる。
このような消臭具11の包装材21には、使用に際して適宜箇所に取付けるための取付け手段が設けられる。
図2は、取付け手段の一例を示し、包装材21の片面に粘着剤層41が形成されている。粘着剤層41は、適宜の粘着剤を塗布して形成され、粘着剤層の表面には離型シート42が備えられる。
また、粘着剤層41は、図2(a)に示したように、封入部22に対応する部位に形成されるも、図2(b)に示したように封止部23に形成されるも、あるいはこれら双方に形成されるも、いずれでもよい。また、各部位に対しては、粘着剤層41を全体的に設けるほか部分的に設けることもできる。
なお、上記のように消臭材31が粒状をなすので、封入部22に対応する部位に粘着剤層41が形成される場合には、図3に示したように、たとえばボール紙等からなる台紙51を封入部22の粘着剤層41側に封入して、粘着剤層41側の面を平らに保持することもできる。
図4は、取付け手段の他の例としての挿通係止部61が形成された消臭具11を示す。挿通係止部61は、適宜のフックやそれに類似するものなどに引っ掛けたり、紐やワイヤなどを通したり引っ掛けたりすることができるようにするためのもので、包装材21の封止部23に、たとえば丸孔、丸孔とスリット、スリットで形成される。
図4(a)は丸孔61aの例、図4(b)はスリット61bの長さ方向の中間位置に丸孔61aが設けられた例、図4(c)はスリット61bの例である。いずれの場合も取付ける対象に応じて適宜選択して使用される。
図5は、取付け手段の他の例として、包装材21の相反する2箇所に伸縮部71が形成された消臭具11を示す。伸縮部71は、必要に応じて伸ばすことができるもので、包装材21の封止部23、または封止部23の近傍、つまり封止部23に連設して別に設けられる部分に、複数のスリット72…を千鳥状に配置して形成される。伸縮部71の長さは、伸ばしたい長さに応じて適宜設定される。
伸縮部71は伸ばされると、スリット72が菱形になり、伸縮部71の柔軟性に応じて自由に伸びる。そして、スリット72部分が孔となるので、必要に応じてフックや紐等を挿通したり、引っ掛けたりするのに使用できる。
図5(a)のようにスリット72のみを有した伸縮部71のほか、図5(b)のように、一部、たとえば遊端部に、粘着剤層73が形成された伸縮部71であるもよい。図中74は離型シートである。
粘着剤層73を有する場合には、伸ばされた伸縮部71の端部を他の物品における適宜の箇所や伸縮部71に対して貼り付けることができ、取付け方法を広げることができる。
上記例のような取付け手段は、必要に応じて複数種類のもの、たとえば粘着剤層と挿通係止部、またはこれらとその他の手段を並存させることができる。
このように構成される消臭具11は、図1に示したように1個の封入部22を有するもののほか、図6に示したように複数個の封入部22…を有するものであるもよい。封入部22…の配設は、図6に示した如く一列に行うほか、複数列に行うこともできる。
複数個の封入部22…を有する場合には、封入部22間、すなわち封止部22の中間部に、ミシン目24が形成され、分離しやすく構成されるとよい。
また、包装材21は、単なる不織布ではなく、図7に示したように、不織布の肉厚内に人工ゼオライトの粉末25が挟み込まれて消臭等の機能を有する機能性不織布21aを用いることもできる。消臭具11が偏平な形態を有する場合、機能性不織布21aは、少なくとも一方の面に設けられるとよい。機能性不織布21a自体も消臭機能を有するので、長寿命化や高機能化を図ることができる。また、機能性不織布21a内の人工ゼオライト25が消臭すべき雰囲気内の湿気を吸着するので、封入部22内の消臭材31を余分な湿気から保護し、消臭作用を確保することもできる。
さらに、消臭材31には、粒状のもののほか、たとえば図8に示したように、輪切りにした蓮根の如く孔部31a…を有する板状に形成されたものなど、適宜形態の消臭材31を使用できる。
消臭具11の消臭材31として、図8に示したような形態の消臭材31を1枚用いると、消臭材31の形態が安定しているので、貼り付けて使用する場合に取付け状態の安定化を図れる。
以上のように構成された消臭具11は、消臭したい適宜の場所に置くなどして存在させると、包装材21を通って封入部22内に流入する雰囲気から、消臭材31が臭気を吸収し、雰囲気の消臭が行われる。
消臭具としての使用状態について、次に説明する。
図9は、粘着材層41(図2、図3参照)を備えた消臭具11の使用例を示し、ゴミ箱81に対して取付けている状態を示している。すなわち、図9(a)は、蓋81aを有するタイプのゴミ箱81における蓋の内面(天井面)に貼り付けた例であり、図9(b)は、手前側に傾倒させて開けるタイプのゴミ箱81における傾倒する部位81bの内面に貼り付けた例、図9(c)は、引き出しタイプのゴミ箱81における引き出す部位81cの内面に貼り付けた例である。このように、消臭具11は偏平であるので、様々なタイプのゴミ箱81の適宜箇所に場所を取らずに貼り付けて使用することができる。ゴミ箱81のほか、下駄箱、ロッカー、箪笥、犬小屋等様々な部分の消臭にも使用できる。
図10は、挿通係止部61(図4参照)を備えた消臭具11の使用例の一つを示し、この例では、挿通係止部61に、衣服をかけるハンガ82のフック部分82aを通して消臭具11を吊り下げている。消臭具11をこのようにして使用すると、衣服に日々付着する臭いをその都度消すことができるとともに、湿気も除去できる。
図11も、挿通係止部61(図4参照)を備えた消臭具11の使用例の一つを示し、この例では、挿通係止部61に、適宜の紐からなる連結部材83を結び付けて、ブーツ84や靴、長靴、手袋など(図示せず)のように左右一対の物品に対して使用するのに適するようにしている。連結部材83は、予め取付けられているものであるも、使用に際して取付けられるものであるもよい。このように連結部材83を備えていれば消臭を行いたい物品に対して一度で出し入れでき、便利に使用できる。また、一方の消臭具11のみを紛失することもない。
図12は、図11に示した連結部材83の他の形態を示している。すなわち、連結部材83は、長さ方向の中間部に、クリップ83aを有し、このクリップ83aから2本の紐部材83bが連設され、各紐部材83bの先端が消臭具11に連結されている。
このような連結部材83を備えた消臭具11では、ブーツ84の消臭を行うのに好適である。すなわち、連結部材83のクリップ83aでブーツ84の上端を、左右一対のブーツ84を揃えるようにして挟み、消臭具11をブーツ84内に装入する。クリップ83aがブーツ84を挟むので、ブーツ84の開口部が上に向いて開いた状態を保持できる。この結果、消臭作用を良好に果たすことができるようになる。
なお、図11、図12に示す消臭具11では、消臭具11がブーツ84内の所望の位置に装入されるように、連結部材83の長さや消臭具11の封入部22の数が適宜設定される。図13がその一例を示し、ブーツ84の状態に応じて、図13(a)に示したように1個の封入部22を有した消臭具11をブーツ84の爪先側に収納することができるほか、図13(b)に示したように複数個の封入部22を有した消臭具11…をブーツ84の筒状部分に収納することも、図13(c)に示したように複数個の封入部22を有した消臭具11…をブーツ84の内部全体に収納することもできる。複数個の封入部22の配置は、一列に並んだものに限られず、たとえばL字形に並んだものなどであるもよい。消臭具11は偏平な形態をなすので、ブーツ84内の空気の流通を確保することができ、ブーツ84内の消臭と除湿を良好に行うことができる。
図14は、伸縮部71(図5参照)を備えた消臭具11の作用状態を示し、図15がその使用例の一つを示している。すなわち、スリット72…を有した伸縮部71は、伸ばされるとスリット72が菱形に変形しながら自在に伸びる。伸びた伸縮部71は、紐のように使用できる。また、所望のスリット72を利用して適宜箇所に引っ掛けることもできる。
すなわち、図15(a)に示したように、ゴミ箱81の蓋体81aの内面に取付ける場合に、伸縮部71を伸ばして、封入部22を蓋体81aの内面側に位置させた状態で蓋体81aに巻きつけるようにし、2個の伸縮部71同士を蓋体81aの上面側で連結する。連結は、伸縮部71同士を結ぶほか、粘着剤層73を利用して行うこともできる。
また、図15(b)〜(d)に示したように、伸縮部71を伸ばせば封入部22をブーツ84内の所望の位置に装入することができる。図15(b)は、伸縮部71を伸ばして封入部22をブーツ84の爪先側に収納した例である。図15(c)は、伸縮部71を伸ばして、その中間部の適宜位置のスリット72をブーツ84におけるたとえばスライドファスナ部分などの適宜箇所に引っ掛けて、封入部22を適宜位置に吊り下げた例である。また図15(d)は、複数の消臭具11を連結して、これらの伸縮部71を相互に連結して封入部22をブーツ84内の必要箇所に位置させた例である。
消臭具11は、消臭しようとする空間に単に置いて使用するほか、上述の例に示したように、消臭しようとする空間と、この空間を形成する物品の形態等に応じて、適宜自由に取付けて使用することができる。このため、いつでもどこでも簡便に使用できる消臭具11である。
そして、使用後(臭気吸着機能の低下後)は、消臭材31を包装材21から出せば、土壌改良剤等として適宜使用できる。つまり、ゴミとして処分されなければならないものではなく、有効に利用できる。しかも、消臭材31を構成する人工ゼオライトが石炭灰のフライアッシュからなる場合や、フライアッシュを消臭材31に用いる場合には、石炭灰の再資源化とその有効利用に資することができ、環境に負担をかけることもない。
この考案の構成と、上記一形態における構成との対応において、
この考案の取付け手段は、粘着剤層41,73、挿通係止部61に対応し、
同様に、
孔は、丸孔61aに対応するも、
この考案は、上記構成のみに限定されるものではなく、その他の形態を採用することもできる。
たとえば、封止部は、接着や縫着によって形成されるものであるもよく、また、取付け手段としては、面ファスナやスナップが利用されるもよい。面ファスナややスナップは、包装材に対して直接一体に設けるほか、たとえば包装材に平紐状の部分を連設して、この平紐状の部分に設けることができる。
消臭具の一部破断斜視図。 消臭具の斜視図。 消臭具の一部破断斜視図。 消臭具の斜視図。 消臭具の斜視図。 消臭具の斜視図。 消臭具の拡大断面図。 消臭具の斜視図。 消臭具の取付け状態を示す説明図。 消臭具の取付け状態を示す説明図。 消臭具の取付け状態を示す説明図。 消臭具の取付け状態を示す説明図。 消臭具の取付け状態を示す説明図。 伸縮部を有する消臭具の作用状態の斜視図。 消臭具の取付け状態を示す説明図。
符号の説明
11…消臭具
21…包装材
22…封入部
23…封止部
31…消臭材
31a…孔部
41…粘着剤層
61…挿通係止部
61a…丸孔
61b…スリット
71…伸縮部
72…スリット
73…粘着剤層

Claims (10)

  1. 通気性を有する包装材と、
    該包装材によって包囲された封入部と、
    該封入部に封入された、人工ゼオライトの粉体を成形してなる消臭材とを有する
    消臭具。
  2. 通気性を有する包装材と、
    該包装材によって包囲された封入部と、
    該封入部に封入された、フライアッシュの粉体を成形してなる消臭材とを有する
    消臭具。
  3. 前記包装材が不織布からなり、
    前記封入部の周囲に、不織布同士が接合する封止部が設けられて、偏平な形態に形成された
    請求項1または請求項2に記載の消臭具。
  4. 前記包装材に、使用部位に対しての取付けを可能とする取付け手段が形成された
    請求項1から請求項3に記載の消臭具。
  5. 前記包装材に、粘着剤層が形成された
    請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の消臭具。
  6. 前記包装材の封止部またはその近傍に、孔またはスリットからなる挿通係止部が形成された
    請求項3から請求項5のうちのいずれか一項に記載の消臭具。
  7. 前記包装材の封止部またはその近傍に、複数のスリットが千鳥状に配設されてなる伸縮部が形成された
    請求項3から請求項5のうちのいずれか一項に記載の消臭具。
  8. 前記封入部が複数個設けられた
    請求項1から請求項7のうちのいずれか一項に記載の消臭具。
  9. 前記消臭材が粒状に成形されたものである
    請求項1から請求項8のうちのいずれか一項に記載の消臭具。
  10. 前記消臭材が複数の孔部を有する板状に成形されたものである
    請求項1から請求項8のうちのいずれか一項に記載の消臭具。
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JP2011120759A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Univ Of Tsukuba ケミカル除去シート並びにそれを用いた展示用或いは収蔵用施設の環境改善維持方法

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