JP3125331U - 簡易型鋼管を使用した厨房機器および簡易型鋼管の製造装置 - Google Patents

簡易型鋼管を使用した厨房機器および簡易型鋼管の製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3125331U
JP3125331U JP2006005346U JP2006005346U JP3125331U JP 3125331 U JP3125331 U JP 3125331U JP 2006005346 U JP2006005346 U JP 2006005346U JP 2006005346 U JP2006005346 U JP 2006005346U JP 3125331 U JP3125331 U JP 3125331U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
die
upper blade
simplified
manufacturing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006005346U
Other languages
English (en)
Inventor
光太郎 中野
秀美 目黒
貞慶 渡辺
Original Assignee
タニコー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タニコー株式会社 filed Critical タニコー株式会社
Priority to JP2006005346U priority Critical patent/JP3125331U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3125331U publication Critical patent/JP3125331U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

【課題】簡易型鋼管を使用した厨房機器及び簡易型鋼管の製造装置を提供すること。
【解決手段】厨房機器の台やシンクの脚部の補強枠として、板状の鋼板材から断面が管形状となるように加工された簡易型鋼管が使用される。このような簡易型鋼管の製造装置は、板状の鋼板材を、断面が管形状とされた簡易型鋼管として成形するベンダー等の一般的板金加工設備の如き板金加工手段を備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、厨房機器および鋼管の製造装置に関するものであり、特に、厨房機器における台枠等の構成部材として簡易型鋼管を使用した厨房機器およびそのような簡易型鋼管の製造装置に関するものである。
厨房機器における鋼製材料等で形成されるテーブル形状の台枠等においては、脚間や柱間に補強等の目的で枠(ブレース)等を組む際、その部材として型押出し成型からなる型鋼材や断面が管形状をなす鋼管材が広く用いられている。また、その際、清掃のし易さ、意匠的な見映えの良さから主に鋼管材が好まれて使用されている。
しかし、こうした型鋼材や鋼管材は同じ材質において、同じ重量の板状の鋼板材と比べた場合、かなり高価なものとなる。また、一般的に購入可能な型鋼材や鋼管材が供給メーカー毎に定長化されているため、必要な長さに裁断して利用するような業態においては歩留まりの良し悪しが問題となる。
また、従来において、板状の鋼板材をベンダー等の一般的な板金加工機械を用いて、アングルやチャンネルと呼ばれる型鋼材の形状に擬似的に加工することは、比較的容易にできた。しかし、板状の鋼板材を断面が管形状となるように加工するには、ロールフォーミング等の高額な機械設備が必要となり、ベンダー等の一般的な板金加工機械設備では成し得なかった。
本考案の目的は、前述したような従来技術の問題点に鑑み、ベンダー等の一般的な板金加工機械を用いて、板状の鋼板材から、断面が管形状となる簡易型鋼管を、比較的容易に且つ比較的に安価に形成できるような簡易型鋼管の製造装置およびそのような簡易型鋼管を使用した厨房機器を提供することである。
本考案の一つの観点によれば、板状の鋼板材から断面が管形状となるように加工された簡易型鋼管を構造部材として備えたことを特徴とする厨房機器が提供される。
本考案の一つの実施の形態によれば、前記構造部材は、当該厨房機器の台の脚部の補強枠である。
本考案の別の実施の形態によれば、前記構造部材は、当該厨房機器のシンクの脚部の補強枠である。
本考案の更に別の実施の形態によれば、前記簡易型鋼管の断面形状は、カマボコ型である。
本考案の別の観点によれば、板状の鋼板材を、断面が管形状とされた簡易型鋼管として成形する板金加工手段を備えることを特徴とする簡易型鋼管の製造装置が提供される。
本考案のさらに別の観点によれば、ダイホルダーと、該ダイホルダーによって保持されるダイと、該ダイの両側に配置された可動カムと、該可動カムの上部に配置された曲げローラと、前記ダイホルダーの上方に配置されて前記ダイへ向って下降させられる上刃ホルダーと、該上刃ホルダーに保持される上刃とを備えており、前記ダイの上面に形成された成形面と前記上刃の下面に形成された成形面との間に被加工片の中央部を挟み込むようにして、前記上刃およびダイを下降させることにより、前記可動カムの作用により前記曲げローラが前記被加工片の両側部を前記中央部の両側へと折り曲げていくことにより、簡易型鋼管が形成されるように構成したことを特徴とする簡易型鋼管の製造装置が提供される。
本考案の一つの実施の形態によれば、前記上刃ホルダーは、油圧プレスによって下降され、前記ダイは、前記上刃の下降に応じて下降させられる。
本考案の別の実施の形態によれば、前記上刃ホルダーは、油圧プレスによって上昇させられ、前記ダイは、プランジャにより上昇させられる。
本考案の更に別の実施の形態によれば、前記ダイは、緩衝部材を配置したダイクッションピン受けプレートに接続するダイクッションピンによって受け止められる。
本考案の更に別の実施の形態によれば、前記可動カムは、前記ダイの下降と連動して、前記曲げローラが前記被加工片の中央部の両側部を折り曲げるように作動する。
本考案の更に別の実施の形態によれば、前記上刃およびダイは、異なる成形面またはサイズを有した別の上刃およびダイとそれぞれ交換可能とされている。
本考案の更に別の実施の形態によれば、前記簡易型鋼管は、厨房機器の台枠の補強部材として適したものである。
本考案の簡易型鋼管の製造装置によれば、断面が管形状をなす鋼管材を板状の鋼板材から製作することにより、部材に対して必要な長さを、必要な数量だけ用意することができるようになり、対象とする材料の歩留まりが飛躍的に向上する。
また、部材自体のコストが下がることにより、全体的な製品としてのコストダウンに繋がる。特に、厨房機器にこのような簡易型鋼管を使用することにより、厨房機器のコストダウンを図ることができる。
さらにまた、製造される鋼管材の断面において、その形状およびサイズ等に自由度があるため、部材として利用された製品に対して意匠的な貢献も期待できる。特に、厨房機器にこのような簡易型鋼管を使用することにより、厨房機器として斬新な意匠を施すことができる。
次に、添付図面に基づいて、本考案の実施の形態および実施例について、本考案をより詳細に説明する。
先ず、本考案による簡易型鋼管の製造装置について説明する前に、本考案の製造装置によって製造される簡易型鋼管の適用例について説明しておく。添付図面の図1は、本考案の製造装置によって製造された簡易型鋼管の一例を枠部材として使用してなる厨房機器、例えば、業務用食器洗浄機の台枠の一部分を例示する部分斜視図である。この図1に示されるように、この台枠においては、台枠の脚部1の間に補強部材としてブレース3が取り付けられている。これらブレース3として、本考案の製造装置によって製造された簡易型鋼管が使用されうる。この例で用いられている簡易型鋼管は、断面形状がいわゆるカマボコ型のものである。各ブレース3の脚部1の間への取付け方には、種々な方法が考えられるが、図示の例では、図3に斜視図にて例示するような取付け部材2を用いて取り付けられている。図3によく示されるように、この取付け部材2は、脚部1にはめ込まれうる内径を有した全体として円筒形の鋼製部材であり、これを脚部1に固定するためのねじをねじ込むためのねじ孔2Aと、ブレース3としての簡易型鋼管の端部を挿入するためのカマボコ型の取付け開口2Bとが形成されたものである。
図5は、ブレース3として用いられる簡易型鋼管の一端を例示する斜視図である。図1に示されるように、脚部1に取り付け固定した取付け部材2の取付け開口2Bへ簡易型鋼管3の各端部を挿入することにより、簡易型鋼管は、台枠の脚部1の間のブレースとして脚部1の間に取り付けられている。この場合において、簡易型鋼管3の端部と取付け部材2の取付け開口2Bの周縁との間に溶接部を施すことにより、さらに補強することができる。
図2は、本考案の製造装置によって製造された簡易型鋼管を使用した厨房機器の別の台枠の一部分を例示する部分斜視図である。この図2に示されるように、この台枠においても、台枠の脚部1Aの間に補強部材としてブレース3が取り付けられているが、これらブレース3は、図1の例と違って、別部材としての取付け部材2等を用いずに、直接的に脚部1Aに取り付けられている。この例では、図4に示すように、脚部1Aには、直接的にカマボコ型の取付け開口2Bが形成されている。図2に示すように、脚部1の取付け開口2Bへ簡易型鋼管3の各端部を挿入することにより、簡易型鋼管は、台枠の脚部1Aの間のブレースとして脚部1Aの間に取り付けられている。この場合においても、簡易型鋼管3の端部と取付け開口2Bの周縁との間に溶接部を施すことにより、さらに補強することができる。
これら簡易型鋼管は、板状の鋼板材から断面が管形状となるように加工されたもので、本考案によれば、このような簡易型鋼管を構造部材として使用した厨房機器が提供される。例えば、簡易型鋼管は、厨房機器の台の脚部の補強枠として使用されている。また、簡易型鋼管は、厨房機器のシンクの脚部の補強枠として使用されている。
本考案による簡易型鋼管の製造装置は、板状の鋼板材を、ベンダー等の一般的な板金加工機械設備により、断面が管形状とされた簡易型鋼管として成形するものである。
次に、本考案による簡易型鋼管の製造装置のより具体的な実施例の構成および動作について説明する。図6は、本考案の一実施例の製造装置の全体構成を略示する斜視図であり、図15は、図6の製造装置の主要部の構成を概略的に示す側面図である。これら図6および図15によく示されるように、この実施例の製造装置は、主として、装置のベース部ともなるダイホルダー10と、このダイホルダーの上方に配置されて、例えば、油圧プレス等により作動される可動プレート20とを備える。ダイホルダー10の左右の端部には、プレスガイドピン11が立設されており、これに対応して、可動プレート20の左右の端部にも、プレスガイドピン11と嵌り合うプレスガイド21が設けられている。
ダイホルダー10の上部プレートの上には、所定の間隔を置いて軸受けブロック12が配置されており、これら軸受けブロック12には、前後に平行に2本の可動カム軸シャフト13が挿通されてそこに支持されている。各可動カム軸シャフト13には、所定の間隔をおいて可動カム14がそれぞれ対をなすようにして支承されている。これら各対向する可動カム14の上部には、互いに対向するようにして曲げローラ15が取り付けられている。また、ダイホルダー10の上部プレートの上に設けられた軸受けブロック12の適所には、被加工片Wを位置決めするための位置決めコマ16が取り付けられている。
更にまた、各対向している可動カム14の間に延長するようにしてダイ17が配置されている。このダイ17は、ダイクッションピン18によって支持されており、ダイクッションピン18の下端には、ダイクッションピン受けプレート18Aが接続されており、このダイクッションピン受けプレート18Aの間には、緩衝部材18Bが設けられている。そして、このダイクッションピン18には、プランジャ19が接続されている。このプランジャ19は、後述するような油圧プレス等の作動による上刃23の下降により下降させられたダイ17を、ダイクッションピン18を元の位置へと上昇させることにより、元の上昇位置へと戻す動作を行えるものである。
一方、油圧プレス等により作動される可動プレート20に上刃ホルダー22が設けられており、この上刃ホルダー22には、上刃23が取り付けられている。
図16は、可動カム軸シャフト13、可動カム14、曲げローラ15、ダイ17、ダイクッションピン18、上刃ホルダー22および上刃23の関係をより詳細に示す部分側面図である。この図16によく示されるように、ダイ17の上面17Aは、成形加工すべき簡易型鋼管の断面形状に応じた形状を有するものであり、この例では、半円状凹面とされている。一方、上刃23の下面23Aも、成形加工すべき簡易型鋼管の断面形状に応じた形状を有するものであり、この例では、半円状凸面とされている。ダイ17は、可動カム14の対間に着脱自在に装着されるものであり、成形加工すべき簡易型鋼管の断面形状に応じた上面形状を有する種々なダイと交換しうるものである。上刃23もまた、上刃ホルダー22に着脱自在なものとされており、成形加工すべき簡易型鋼管の断面形状に応じた下面形状を有する種々な上刃と交換しうるものである。
可動カム14は、可動カム軸シャフト13を中心として回動しうる構成とされており、可動カム14の内側面は、若干傾斜した面とされており、可動カム14の対間の間隔は、下方へ行くにつれて若干狭くなるようにされている。可動カム14の対間に配置されたダイ17の両側面は、それぞれ対応する可動カム14の内側面に摺接するものとされている。被加工片Wから簡易型鋼管を成形する際に、油圧プレス等の作動により上刃ホルダー22に保持された上刃23が下降させられて、被加工片Wが上刃23の下面23Aとダイ17の上面17Aとの間に挟み込まれた状態で、ダイ17が押し下げられるとき、ダイ17の両側の可動カム14は、各対応するダイ17の側面と可動カム14の内側面との間のカム作用により、各可動カム14は、可動カム軸シャフト13を中心として回動させられる。すなわち、図16において、左側の可動カム14は、時計方向に、右側の可動カム14は半時計方向に回動させられる。このような可動カム14の回動により、各可動カム14の上部に設けられた曲げローラ15が、上刃23の下面23Aとダイ17の上面17Aとの間に挟み込まれた被加工片Wの両側部分の外側面に接しながらそれらを内方へと折り曲げて行くように作動させられる。
次に、前述したような構成および動作をする本考案の製造装置によって、簡易型鋼管を製造する手順および動作について、特に、図7から図17を参照して説明する。
図6並びに図15および図16に関して説明した本考案の一実施例としての製造装置によって、簡易型鋼管を製造するには、先ず、製造すべき簡易型鋼管の材質、形状、サイズ、肉厚等に応じた被加工片Wを用意する。この実施例では、被加工片Wとして、ステンレス材で所定の長さおよび巾寸法を有する扁平なチャンネル型鋼材が用意されている。この被加工片Wを、図7に示されるように、上刃23を上昇位置とした状態で、ダイ17の上方に載置する。このときの、被加工片Wの位置決めは、位置決めコマ16によって行う。
この状態から、油圧プレス等を作動させて、図8に示すように、上刃ホルダー22を下降させて、上刃23を被加工片Wの中心部上面に対して押し付けるようにする。これにより、被加工片Wの中心部は、ダイ17の上面(成形面)17Aと上刃23の下面(成形面)23Aとの間に挟まれた状態で、ダイ17は、油圧プレスによる上刃23の下降を受け止めながら次第に下降させられていく。このとき、可動カム14は、ダイ17の下降につれてカム作用により、図15において左側の可動カム14は可動カム軸シャフト13を中心として時計方向に回動させられ、図15において右側の可動カム14は可動カム軸シャフト13を中心として半時計方向に回動させられていく。したがって、被加工片Wの中心部の両側部は、各対応する曲げローラ15による内方への曲げ力を受けて中心部より上方へと徐々に曲げられていくことになる。この状態を、図9、図10および図11に示している。
このような上刃23の下降、および上刃23の下降につれてのダイ17の下降は、プレスガイド21とプレスガイドピン11との係合によって正しく案内される。また、ダイ17の下降は、ダイクッションピン18によって受け止められ、ダイクッションピン18は、ダイ17の下降力を受け止めながら下降すると共に、ダイクッションピン受けプレート18Aの間に配置された緩衝部材の作用により、ダイ17の上面17Aと上刃23の下面23Aとの間に充分なプレス力が作用しうるように作動する。
このような上刃23とダイ17の下降ストロークの最下点において、図12に示すように、被加工片Wの両側縁部が、上刃ホルダー22または上刃23の所定個所に形成された受け入れ凹部内へと入るように被加工片Wの中心部の両側部が折り曲げ成形されることになる。このような上刃23およびダイ17の下降ストロークが完了した後、油圧プレスを逆方向へ作動させて上刃ホルダー22および上刃23をダイ17から離れるように上昇させる。このとき、被加工片Wも一緒に引き上げられることになる。この状態を、図13に示している。この図13に示すような状態で、被加工片Wを、上刃ホルダー22および上刃23から水平方向へ引き出すようにして外すことにより、図14に示すような簡易型鋼管の半製品HGが得られる。
図13に示すように上刃ホルダー22、上刃23および被加工片Wが上昇位置へダイ17から離れて引き上げられると、ダイ17は、プランジャ19の作動によるダイクッションピン18の上昇動作により、元の上昇位置へと戻される。これにより、可動カム14も上方に互いに開いた状態へと戻されることになる。これにより、簡易型鋼管の半製品HGの成形の全工程が終了する。このような工程を繰り返すことにより、同一の簡易型鋼管の半製品HGを所望の数だけ作り出すことができる。
次に、前述したような工程により作り出された簡易型鋼管の半製品HGから、簡易型鋼管の完成品を作り出す手順について説明する。図17に例示するように、位上げ用プレスダイ30および仕上げ用プレス31を備える適当なプレス装置を用意し、このプレス装置を用いて、半製品HGを、その両縁部が完全に閉じるようにプレスし、その両縁部の接合部に適当な仮り溶接32を施す。そして。仮溶接を施した半製品HGをそのプレス装置から取り出して、両縁部の接合部に仕上げ溶接33を施すことにより、簡易型鋼管の完成品FGが得られる。この仕上げ溶接33は、連続溶接やピッチ溶接等任意のものでよい。
図18は、本考案の製造装置による一次加工および二次加工を経ることにより、断面形状がカマボコ型の簡易型鋼管およびその種々な変形断面形状の簡易型鋼管を形成できることを模式的に示している。
図19は、本考案の製造装置による一次加工および二次加工を経ることにより、断面形状が長丸型の簡易型鋼管およびその種々な変形断面形状の簡易型鋼管を形成できることを模式的に示している。
図20は、本考案の製造装置による一次加工および二次加工を経ることにより、断面形状が丸型の簡易型鋼管を形成できることを模式的に示している。
図21は、本考案の製造装置によって製造可能なその他の簡易型鋼管の断面形状を種々例示している。
図18から図21に例示したような種々な断面形状およびサイズの簡易型鋼管を製造するには、上刃の下面である成形面、ダイの上面である成形面、上刃およびダイの下降ストローク、可動カムの諸パラメータ、装置の横幅(成形される簡易型鋼管の長さに相当する)等を種々設定または変更できるようにしておけばよい。また、このためには、上刃およびダイは、種々異なる成形面およびサイズを有するものに交換できるように、上刃ホルダー、ダイホルダーに対して着脱自在なものとしておくとよい。
本考案の簡易型鋼管を使用した厨房機器は、コストダウンを図ることができる上、意匠的に斬新なものとすることが可能であり、また、本考案の簡易型鋼管の製造装置は、鋼管材として、必要な長さを、必要な数量だけ用意することが安価に且つ簡単にでき、しかも、製造される鋼管材の断面形状およびサイズ等に自由度があるため、業務の規模や機器の設置スペースに応じて種々な大きさ及び意匠的形状を要求される厨房機器のための台枠等を形成する鋼管材を供給するのに適したものであり、このような業界において特に利用性の高いものである。
本考案の製造装置によって製造された簡易型鋼管を使用した台枠の一部分を例示する斜視図である。 本考案の製造装置によって製造された簡易型鋼管を使用した別の台枠の一部分を例示する斜視図である。 図1の台枠に使用している取付け部材を示す斜視図である。 図2の台枠の脚部の部分を示す斜視図である。 図1および図2の台枠にブレースとして使用されている簡易型鋼管の一端を例示する斜視図である。 本考案のより具体的な実施例としての簡易型鋼管の製造装置の全体構成を示す斜視図である。 図6の製造装置によって簡易型鋼管を製造するための手順および動作を説明するための図6と同様の斜視図である。 図6の製造装置によって簡易型鋼管を製造するための手順および動作を説明するための図6と同様の斜視図である。 図6の製造装置によって簡易型鋼管を製造するための手順および動作を説明するための図6と同様の斜視図である。 図6の製造装置によって簡易型鋼管を製造するための手順および動作を説明するための図6と同様の斜視図である。 図6の製造装置によって簡易型鋼管を製造するための手順および動作を説明するための図6と同様の斜視図である。 図6の製造装置によって簡易型鋼管を製造するための手順および動作を説明するための図6と同様の斜視図である。 図6の製造装置によって簡易型鋼管を製造するための手順および動作を説明するための図6と同様の斜視図である。 図6の製造装置によって成形された簡易型鋼管の半製品HGを示す斜視図である。 図6の製造装置の主要部の構成を概略的に示す側面図である。 図6の製造装置の可動カム軸シャフト、可動カム、曲げローラ、ダイ、ダイクッションピン、上刃ホルダーおよび上刃の関係をより詳細に示す部分側面図である。 図14の半製品から完成品としての簡易型鋼管とする工程を説明するための概略図である。 本考案の製造装置によって断面形状がカマボコ型の簡易型鋼管およびその種々な変形断面形状の簡易型鋼管を形成できることを説明するための概略図である。 本考案の製造装置によって断面形状が長丸型の簡易型鋼管およびその種々な変形断面形状の簡易型鋼管を形成できることを説明するための概略図である。 本考案の製造装置によって断面形状が丸型の簡易型鋼管を形成できることを説明するための概略図である。 本考案の製造装置によって製造可能なその他の簡易型鋼管の断面形状を例示する概略図である。
符号の説明
1 脚部
1A 脚部
2 取付け部材
2A ねじ孔
2B 取付け開口
3 ブレース
10 ダイホルダー
11 プレスガイドピン
12 軸受けブロック
13 可動カム軸シャフト
14 可動カム
15 曲げローラ
16 位置決めコマ
17 ダイ
17A ダイの上面
18 ダイクッションピン
18A ダイクッションピン受けプレート
18B 緩衝部材
19 プランジャ
20 可動プレート
21 プレスガイド
22 上刃ホルダー
23 上刃
23A 上刃の下面
30 仕上げ用プレスダイ
31 仕上げ用プレス
32 仮り溶接
33 仕上げ溶接
W 被加工片
HG 半製品
FG 完成品

Claims (13)

  1. 板状の鋼板材から断面が管形状となるように加工された簡易型鋼管を構造部材として備えたことを特徴とする厨房機器。
  2. 前記構造部材は、該厨房機器の台の脚部の補強枠である請求項1に記載の厨房機器。
  3. 前記構造部材は、該厨房機器のシンクの脚部の補強枠である請求項1に記載の厨房機器。
  4. 前記簡易型鋼管の断面形状は、カマボコ型である請求項1または2または3に記載の厨房機器。
  5. 板状の鋼板材を、断面が管形状とされた簡易型鋼管として成形する板金加工手段を備えることを特徴とする簡易型鋼管の製造装置。
  6. ダイホルダーと、該ダイホルダーによって保持されるダイと、該ダイの両側に配置された可動カムと、該可動カムの上部に配置された曲げローラと、前記ダイホルダーの上方に配置されて前記ダイへ向って下降させられる上刃ホルダーと、該上刃ホルダーに保持される上刃とを備えており、前記ダイの上面に形成された成形面と前記上刃の下面に形成された成形面との間に被加工片の中央部を挟み込むようにして、前記上刃およびダイを下降させることにより、前記可動カムの作用により前記曲げローラが前記被加工片の両側部を前記中央部の両側へと折り曲げていくことにより、簡易型鋼管が形成されるように構成したことを特徴とする簡易型鋼管の製造装置。
  7. 前記上刃ホルダーは、油圧プレスによって下降され、前記ダイは、前記上刃の下降に応じて下降させられる請求項6に記載の簡易型鋼管の製造装置。
  8. 前記上刃ホルダーは、油圧プレスによって上昇させられ、前記ダイは、プランジャにより上昇させられる請求項7に記載の簡易型鋼管の製造装置。
  9. 前記ダイは、緩衝部材を配置したダイクッションピン受けプレートに接続するダイクッションピンによって受け止められる請求項6または7または8に記載の簡易型鋼管の製造装置。
  10. 前記可動カムは、前記ダイの下降と連動して、前記曲げローラが前記被加工片の中央部の両側部を折り曲げるように作動する請求項6から9のうちのいずれか1項に記載の簡易型鋼管の製造装置。
  11. 前記上刃およびダイは、異なる成形面またはサイズを有した別の上刃およびダイとそれぞれ交換可能とされている請求項6から10のうちのいずれか1項に記載の簡易型鋼管の製造装置。
  12. 前記簡易型鋼管は、厨房機器の台枠の補強部材として適したものである請求項6から11のうちのいずれか1項に記載の簡易型鋼管の製造装置。
  13. 請求項5から12のうちのいずれか1項に記載の簡易型鋼管の製造装置により製造された簡易型鋼管を使用したことを特徴とする厨房機器。
JP2006005346U 2006-07-04 2006-07-04 簡易型鋼管を使用した厨房機器および簡易型鋼管の製造装置 Expired - Lifetime JP3125331U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006005346U JP3125331U (ja) 2006-07-04 2006-07-04 簡易型鋼管を使用した厨房機器および簡易型鋼管の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006005346U JP3125331U (ja) 2006-07-04 2006-07-04 簡易型鋼管を使用した厨房機器および簡易型鋼管の製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3125331U true JP3125331U (ja) 2006-09-14

Family

ID=43475214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006005346U Expired - Lifetime JP3125331U (ja) 2006-07-04 2006-07-04 簡易型鋼管を使用した厨房機器および簡易型鋼管の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3125331U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8459076B2 (en) Method and device for producing closed profiles
RU2505370C1 (ru) Способ и устройство для изготовления труб со стыковым швом из металлических листов
KR101533739B1 (ko) 다기능 절곡 장치
KR101579028B1 (ko) 폐단면 구조 부품의 제조 방법 및 장치
CN109789468A (zh) 用于生产具有进行了匹配的底部区域的构件的方法和装置
JP5561323B2 (ja) ワーク成形方法及びワーク成形装置
CN202387840U (zh) 一种折弯带压平的折弯机模具
CN211464429U (zh) 矩形管制作模具
JP3125331U (ja) 簡易型鋼管を使用した厨房機器および簡易型鋼管の製造装置
KR101854146B1 (ko) 방화문용 패널 절곡 장치의 블레이드 신축 구동장치
KR102031876B1 (ko) 철근 커플러용 클램프 제조방법
JP5182426B2 (ja) ハイドロフォーム成形方法及びハイドロフォーム成形装置
JPH0813377B2 (ja) 管成形プレス装置
CN107486724B (zh) 物流伸缩机机架组装成型系统
CN108076631B (zh) 由金属板制造直缝管筒的方法
KR20100008129U (ko) 금속판재 절곡용 금형틀
JP2016112568A (ja) バンパーリインフォースメントの曲げ加工装置及びバンパーリインフォースメントの曲げ加工方法
JP5299056B2 (ja) 複数工程用プレス機およびプレス加工方法
JP4906849B2 (ja) 鋼管の拡管成形方法および鋼管の拡管成形装置
JP6452157B2 (ja) 骨格材の製造方法及び骨格材の製造装置
CN107812821A (zh) 一种汽车外壳冲压设备
KR101715482B1 (ko) 사각 튜브 제조방법
CN109773427B (zh) 一种四爪支撑件的加工工艺
KR101579531B1 (ko) 벤딩 장치
CN214683800U (zh) 一种机械自动化冲压折弯装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140823

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term