JP3124944U - プリント配線板の板間固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 プリント配線板を二階建てに実装する場合のメインプリント配線板とサブプリント配線板の固定構造であって、メインプリント配線板とサブプリント配線板の固定のためスペーサを用い、固定強度を充分に確保した固定構造を低コストで供給すること。
【解決手段】メインプリント配線板とサブプリント配線板にスペーサ挿入用穴とスペーサ回転用穴並びにスペーサ固定用固定溝を設け、連結用係合穴を具備するスペーサを、メインプリント配線板とサブプリント配線板に挿入した後に回転せしめ、スペーサ固定用固定溝により固定する構造とした。
【選択図】 図1
Description
プリント配線板を二階建てに実装する場合のメインプリント配線板とサブプリント配線を固定用スペーサを使用して固定する板間固定構造に関する。
従来、プリント配線板を二階建てに実装する場合のメインプリント配線板とサブプリント配線板は、金属や樹脂を使用し、ネジ締めや固定構造を持つスペーサを使用し固定強度を確保し固定している。
従来のような方法で固定を行うと、スペーサやネジなどの部品が必要となりコストが上昇する。
上記のような問題を解決するため、例えば、特開2001-85814号公報では、2枚のプリント配線板と同じプリント配線板を用いることで、従来のスペーサを不要とし、コストを抑制できる構造を提供している。
しかし、このような同じプリント配線板を用いたスペーサの構造では、固定強度を充分に確保できない。また、プリント配線板を用いたスペーサの外形が大きくなり、プリント配線板としてコストの抑制ができないという問題がある。
本考案は、このような従来の問題を解決するものであり、メインプリント配線板とサブプリント配線板の固定のために固定用スペーサを用い、低コストで固定強度を確保できるプリント配線板の板間固定構造を提供することを目的とする。
本考案は上記の目的達成のために、メインプリント配線板とサブプリント配線板に、スペーサを挿入する挿入用穴とスペーサを回転可能にせしめる回転用穴並びに回転終端部にスペーサ固定用固定溝を一体に設け、メインプリント配線板とサブプリント配線板との連結固定係合穴を具備するスペーサを、前記挿入用穴に挿入した後前記回転用穴に沿って回転せしめ、回転後前記スペーサ固定用固定溝によって固定することを特徴とした。
したがって、本考案の固定構造によれば、メインプリント配線板とサブプリント配線板にスペーサを挿入後回転せしめ、スペーサ固定用固定溝に固定する固定構造により、固定強度の信頼性向上を図れる。
また、スペーサを、プリント配線板の実装機ガイドレール領域などはんだ付け実装後に分割廃棄される部分に配置することで、部品コストを大幅に抑制することができる。
以下、本考案の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本考案のプリント配線板の一実施形態を示しており、図1(a)は本考案の一実施形態に係わるプリント配線板の要部平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿った断面図、図1(c)は図1(a)のB−B線に沿った断面図である。メインプリント配線板3とサブプリント配線板2はスペーサ1及びサブプリント配線板の板間コネクタ7aメインプリント配線板の板間コネクタ7bで二階建てに実装されている。メインプリント配線板3とサブプリント配線板2のスペーサ挿入用穴5にスペーサ1を挿入し、スペーサ回転用穴6に沿って固定時のスペーサ位置1bまで回転せしめ、続いてメインプリント配線板3とサブプリント配線板2のスペーサ固定用固定溝4に、スペーサ1を移動することにより、固定する。
図2(a)はスペーサ1の平面図であり、図2(b)は側面図である。スペーサ1には連結固定係合穴8を形成する。
図3(a)はサブプリント配線板2及びメインプリント配線板3の平面図、図3(b)は図3(a)のA−A線に沿った断面図である。図3(c)は図3(a)のB−B線に沿った断面図である。スペーサを挿入するスペーサ挿入用穴5と、スペーサ回転用穴6並びに回転終端部にスペーサ固定時のスペーサ固定用固定溝4を一体で形成し、スペーサの挿入、回転、固定構造を提供する。
図4(a)はサブプリント配線板2及びメインプリント配線板3にスペーサ1を挿入時のスペーサ位置1aに挿入した際の平面図、図4(b)は図4(a)のA−A線に沿った断面図である。図4(c)は図4(a)のB−B線に沿った断面図である。スペーサ1をサブプリント配線板2及びメインプリント配線板3のスペーサ挿入用穴5にサブプリント配線板2及びメインプリント配線板3の上部から挿入する。図4(d)はスペーサ1を固定時のスペーサ位置1bまで回転せしめ、スペーサ固定用固定溝4に固定した際の平面図、図4(e)は図4(d)のA−A線に沿った断面図であり、図4(f)は図4(d)のB−B線に沿った断面図である。スペーサ1をスペーサ回転穴6に沿って固定時のスペーサ位置1bまで回転せしめ、続いてサブプリント配線板2及びメインプリント配線板3のスペーサ固定用固定溝4にスペーサ1を移動することで信頼性の高い固定構造を提供する。
図5はサブプリント配線板2とスペーサ1をプリント配線板のシート外形上に配置した一例を示す平面図で、スペーサ1をプリント配線板シート外形11の実装機ガイドレール領域12内に配置することで、実装後分割し廃棄していた材料を使用することが可能となり、コストが抑制されたスペーサを提供する。
以上好ましい実施の形態を説明したが、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、さまざまな変更が可能である。たとえば、スペーサの固定時の回転角度は90゜に限定されるものではなく、他の角度もあり得る。さらに、スペーサ固定用固定溝4及びスペーサ固定穴8の形状及び寸法はさまざまな形状及び寸法もあり得る。
1 スペーサ
1a 挿入時のスペーサ位置
1b 固定時のスペーサ位置
2 サブプリント配線板
3 メインプリント配線板
4 スペーサ固定用固定溝
5 スペーサ挿入用穴
6 スペーサ回転用穴
7a サブプリント配線板の板間コネクタ
7b メインリント配線板の板間コネクタ
8 連結固定係合穴
11 プリント配線板のシート外形
12 実装機ガイドレール領域
1a 挿入時のスペーサ位置
1b 固定時のスペーサ位置
2 サブプリント配線板
3 メインプリント配線板
4 スペーサ固定用固定溝
5 スペーサ挿入用穴
6 スペーサ回転用穴
7a サブプリント配線板の板間コネクタ
7b メインリント配線板の板間コネクタ
8 連結固定係合穴
11 プリント配線板のシート外形
12 実装機ガイドレール領域
Claims (1)
- プリント配線板を二階建てに実装する場合のメインプリント配線板とサブプリント配線板の固定構造であって、メインプリント配線板とサブプリント配線板の各々に、両者を連結固定するスペーサを挿入する挿入用穴とスペーサを回転可能にせしめる回転用穴並びに回転終端部にスペーサ固定用固定溝を一体で設け、メインプリント配線板とサブプリント配線板との連結固定係合穴を具備するスペーサを、前記挿入用穴に挿入した後前記回転用穴に沿って回転せしめ、回転後前記スペーサ固定用固定溝によって固定することを特徴としたプリント配線板の板間固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004936U JP3124944U (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | プリント配線板の板間固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004936U JP3124944U (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | プリント配線板の板間固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3124944U true JP3124944U (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=43474845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006004936U Expired - Fee Related JP3124944U (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | プリント配線板の板間固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3124944U (ja) |
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2006
- 2006-06-22 JP JP2006004936U patent/JP3124944U/ja not_active Expired - Fee Related
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