JP3124900U - バッグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 内方に収納容器を保持しうるように形成されたバッグであって、上記バッグは、略直方体形状に形成され、底面部と、上記底面部から上方へ延設された側縁部と、開口部とを有し、上記開口部は、上記バッグの長さ方向に沿って設けられるとともに、上記バッグの長さ方向各端部において、上記底面部に向かって下方に延設され、上記開口部を閉止しうるように形成された閉止手段とが設けられている。上記バッグは、幅方向に向かって二分割して開口するように形成され、上記閉止手段は、スライドファスナーにより形成されている。
【選択図】 図2
Description
そのため、収納容器を収納するためのバッグの開口部は、開口しやすいことが必要とされ、上記特許文献1所載のバッグにおいては、開口部の開口縁を押し広げるための付勢手段としてのコイルスプリングが開口縁に沿って配置されている。
したがって、上記バッグ内に、上記バッグと略同じ長さ寸法を有する画材等の収納容器を出し入れする場合には、困難であった。
また、上記のようにコイルスプリングなどの部材をバッグに取り付ける場合は、部品点数が増え、製造工程も複雑化するので、製造コストが嵩むという不具合がある。
また、上記収納容器は使用する度にバッグから外方へ出す必要があるので、上記バッグには開口部が設けられている。
また、上記開口部は、上記収納容器を出し入れしやすいように形成される必要がある。そのため、本考案に係る上記バッグにおいては、上記開口部は、上記バッグの長さ方向に沿って設けられるとともに、上記バッグの長さ方向各端部において、上記底面部に向かって下方に延設され、開口部を拡大しやすいように形成されている。
また、上記開口部を閉止するために閉止手段が設けられている。
また、上記開口部の閉止を容易にするため、上記閉止手段としてスライドファスナーが採用されている。
また、上記収納容器は、種々の物品を整理して収納しうるように、収納部が複数に区画されている。
上記開口部は長さ方向のみでなく、長さ方向両端部から下方にも延設されて、全体の開口面積が拡大することになる。
また、上記開口部が長さ方向両端部から下方にも延設されることにより、上記開口部を拡大するようにバッグ本体を変形しやすくなる。
したがって、上記開口部を、上記収納容器を出し入れするのに十分な大きさに容易に拡大することができる。これにより、上記開口部から上記収納容器を容易に出し入れすることができる。
上記スライドファスナを全開状態にすれば、上記バッグ本体は幅方向に二分割されるので、バッグ本体の幅方向の両端部位を夫々外方へ展開しやすくなり、上記開口部を容易に拡大することができる。
屋外でスケッチする場合などに、スケッチに必要な用具を簡便に携帯することができる。
例えば、ロッカーの収納棚などに収める場合に、2段重ねが可能となって、保管スペースを節約することができる。
本実施の形態に係るバッグ11は、図2に示すように、内方に収納容器13を保持しうるように形成されたバッグ11であって、上記バッグ11は、図1に示すように、略直方体形状に形成され、底面部14と、上記底面部14から上方へ延設された側縁部と、開口部23とを有し、上記開口部23は、上記バッグの長さ方向に沿って設けられるとともに、上記バッグの長さ方向各端部において、上記底面部14に向かって下方に延設され、上記開口部23を閉止しうるように形成された閉止手段24とが設けられている。
また、上記バッグ11は、図2に示すように、幅方向に向かって二分割して開口するように形成され、上記閉止手段24は、スライドファスナー27により形成されている。
また、上記収納容器13は、収納部31,32,33が複数に区画され、画材道具を収納したり、水を注ぎ入れて筆洗用バケツとして使用しうるように形成されている。
また、上記バッグ11は、図3に示すように、上面部15の上に他のバッグが積み重ねられても、ほぼ同一形状を維持しうる程度の剛性を有するように形成されている。
本実施例に係るバッグ11は、図1に示すように、バッグ本体12が略直方体形状に形成され、上記バッグ本体12の内部には、図2に示すように、上記バッグ本体12と略同じサイズに形成された収納容器13が収納されている。
上記左側面部16及び右側面部17の下端部は、夫々、上記底面部14の長さ方向両端部に接続されている。
上記前側面部18及び後側面部19の上端部は、上記上面部15の幅方向両端部に夫々接続されている。
また、上記前側面部18及び後側面部19の左右の側端部は、上記左側面部16及び右側面部17の幅方向両端部に夫々接続されている。
また、上記前側面部18及び後側面部19の下端部は、上記底面部14の幅方向両端部に夫々接続されている。
上記開口部23は、上記上面部15の長さ方向両端部から下方へ延設され、上記底面部14まで達している。
すなわち、上記開口部23は、上記左側面部16及び右側面部17にも連続的に設けられ、上記左側面部16及び右側面部17の幅方向中央部に、長さ方向に沿って形成されている。
上記閉止手段24にはダブルのスライダ25,26が備えられたスライドファスナー27が使用されている。
上記収納容器13は、プラスチックを素材として、上記バッグ本体12と略同じサイズに形成されている。
図2に示すように、上記収納容器13は隔壁28,29,30により複数の収納部31,32,33,34に区画されている。
上記各収納部31,32,33,34は、筆や絵の具等の画材道具を収納したり、筆洗用のバケツとして使用しうるように形成されている。
また、上記収納容器13には、取っ手35が設けられ、上記取っ手35は上下方向に出没可能に形成されている。
本実施例に係るバッグ11は、屋外でスケッチする場合などに、上記収納容器13に画材道具を収納して携帯することができる。
スケッチする場合は、上記収納容器13を上記バッグ本体12から取り出し、上記収納容器13から更に画材道具を取り出し、上記収納容器13の上記各収納部31,32,33,34を筆洗用のバケツなどとして使用することができる。
スケッチが終了した場合は、再び画材道具を上記各収納部31,32,33,34に収納してから、上記収納容器13を上記バッグ本体12の内部に収納して持ち帰ることができる。
上記開口部23が閉止された状態では、上記スライドファスナー27に設けられたダブルのスライダ25,26は、図1に示すように、上記上面部15の略中央部に位置している。
この状態から、上記開口部23を開口するには、上記スライダ25,26を上記上面部15の略中央部から、上記左側面部16及び右側面部17の下端部まで移動させる。これにより、図2に示すように、上記スライドファスナー27は全開状態となる。
これにより、上記開口部23を拡大することができるので、上記収納容器13をバッグ本体12に対し容易に出し入れすることができる。
12 バッグ本体
13 収納容器
14 底面部
15 上面部
16 左側面部
17 右側面部
18 前側面部
19 後側面部
20 ポケット
21 持ち手
22 持ち手
23 開口部
24 閉止手段
25 スライダ
26 スライダ
27 スライドファスナー
28 隔壁
29 隔壁
30 隔壁
31 収納部
32 収納部
33 収納部
34 収納部
35 取っ手
Claims (4)
- 内方に収納容器を保持しうるように形成されたバッグであって、
上記バッグは、略直方体形状に形成され、底面部と、上記底面部から上方へ延設された側縁部と、開口部とを有し、
上記開口部は、上記バッグの長さ方向に沿って設けられるとともに、上記バッグの長さ方向各端部において、上記底面部に向かって下方に延設され、
上記開口部を閉止しうるように形成された閉止手段とが設けられていることを特徴とするバッグ。 - 上記バッグは、幅方向に向かって二分割して開口するように形成され、
上記閉止手段は、スライドファスナーにより形成されていることを特徴とする請求項1記載のバッグ。 - 上記収納容器は、収納部が複数に区画され、画材道具を収納したり、水を注ぎ入れて筆洗用バケツとして使用しうるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のバッグ。
- 上記バッグは、上面部の上に他のバッグが積み重ねられても、ほぼ同一形状を維持しうる程度の剛性を有するように形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004866U JP3124900U (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004866U JP3124900U (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | バッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3124900U true JP3124900U (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=43474803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006004866U Expired - Lifetime JP3124900U (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | バッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3124900U (ja) |
-
2006
- 2006-06-21 JP JP2006004866U patent/JP3124900U/ja not_active Expired - Lifetime
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