JP3124891U - テープ結束器 - Google Patents

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Abstract

【課題】1個目の結束でも、テープの両端に縦タブを容易に形成することができるテープ結束器を提供する。
【解決手段】所定間隔で対向して設けられた一対の側板22と、被シール体を導入口5aから取り出し溝5bに誘導する誘導路5と、粘着テープ1のロール体2を回転可能に保持する保持部4と、誘導路の導入口近傍に臨むように回転可能に配設されるテープ供給歯車6と、テープ供給歯車と共働して粘着テープを被シール体にループ状に巻回する押え部材7と、テープ供給歯車の後方において誘導路に臨ませた受動部11と、押え部材から繰り出されてきた粘着テープを縦方向に折り曲げる折曲溝及び粘着テープを切断するカッタを有する作動部を備えた作動体10と、を具備するテープ結束器において、誘導路の導入口の近傍位置に、ロール体から引き出された粘着テープの先端部を縦方向に折り曲げる縦タブ形成部8を設ける。
【選択図】 図1

Description

この考案は、テープ結束器に関するもので、更に詳細には、例えばビニール袋等の被シール体の開口部を結束する粘着テープを縦方向に折り曲げてシールするテープ結束器に関するものである。
従来、この種のテープ結束器として、両側板に設けられた誘導路の入口部を挟んで周面の一部を誘導路に臨ませたポケット付き巻込みローラと、該巻込みローラの周面の一部に弾性的に当接する湾曲凹面を備えた押えブロックとを対設し、巻込みローラの側方に粘着テープ用リールを設け、押えブロックの下端近傍に端末起立レバーをその先端を復帰可能に誘導路に臨ませて配設し、端末起立レバーの先端に対向して誘導路に臨む受動体を上部に備えたJ状揺動杆を枢軸とばねを介して揺動復帰可能に設け、受動部は耳折りガイドと耳折りガイドに交叉して回動可能に軸着したカッタとを具備するバックシーラのテープ端末処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記のように構成されるテープ結束器によれば、ビニール袋等の被シール体の口部を誘導路の入口部から押し込み、押し下げることにより、口部の両側にリールから繰り出される粘着テープと押えブロックの湾曲凹面から剥される粘着テープが捲着され、作動体ブロックの受動部をばねに抗して圧下すると共に、作動部を誘導路内に臨ませることで、粘着テープは耳折りガイドにより粘着面を内側にしてテープの長手方向(縦方向)に沿って二つ折りされ、カッタによって切断される。
また、別のテープ結束器として、上記バッグシーラにおける作動体ブロックに相当するフォーミングレバーの一方側の作用基端に折曲手段と切断手段を具備し、他方の基端部を誘導路の下流域に配置された位置規制軸に当接可能に形成してなり、二つ折り効果を促進させるために、位置規制軸に、円筒状の筒部材を回転自在に取り付け、この筒部材の略中央部に、環状突起例えばOリングを形成した構造のものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
実公昭56−31525号公報(実用新案登録請求の範囲、第1図、第4図) 特開2003−11932号公報(特許請求の範囲、段落番号0011,0029、図2,図9)
しかしながら、従来のこの種のテープ結束器においては、いずれも粘着テープのロール体を交換して、最初の1個目の結束を行う際には、粘着テープの両端末のうち一端しか耳折り(縦タブ)が作れない。したがって、結束した被シール体例えばビニール袋を開封してテープを剥がし、再結束する必要があった。また、粘着テープの両端に縦タブを形成するには、ロール体から引き出された粘着テープを一回空打ちした後、1個目の結束を行う必要があるので、作業効率が低下するばかりか、粘着テープの無駄が生じるという問題もあった。
この考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、1個目の結束でも、テープの両端に縦タブを容易に形成することができ、再結束の手間を不要とし、作業効率の向上を図れるようにし、かつ、粘着テープの有効利用を図れるようにしたテープ結束器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の考案は、所定間隔で対向して設けられた一対の側板と、上記一対の側板に形成され、被シール体を導入口から取り出し溝に誘導する誘導路と、粘着テープのロール体を回転可能に保持する保持部と、上記誘導路の導入口近傍に臨むように回転可能に配設され、外周面に沿って複数の凹所を有するテープ供給歯車と、このテープ供給歯車の外周面に弾性的に当接する湾曲凹面を有し、上記テープ供給歯車と共働して上記粘着テープを上記被シール体にループ状に巻回する押え部材と、上記テープ供給歯車の後方において上記誘導路に臨ませた受動部と、上記押え部材から繰り出されてきた粘着テープを縦方向に折り曲げる折曲溝及び粘着テープを切断するカッタを有する作動部を備えた作動体と、を具備するテープ結束器であって、 上記誘導路の導入口の近傍位置に、上記ロール体から引き出された粘着テープの先端部を縦方向に折り曲げる縦タブ形成部を具備する、ことを特徴とする(請求項1)。
このように構成することにより、ロール体から引き出された粘着テープの先端部を縦タブ形成部に位置させ、縦タブ形成部により縦方向に折り曲げて結束前の粘着テープの先端に縦タブを形成することができる。そして、被シール体のシール部を誘導路の導入口部から押し込み、押し下げることにより、シール部の両側にロール体から繰り出される粘着テープと押え部材の湾曲凹面から剥される粘着テープが被シール体にループ状に巻回された後、粘着テープの後端すなわちロール体側が作動体の作動部に設けられた折曲溝に誘導されて縦タブが形成され、その後カッタにより切断される。
この考案において、上記縦タブ形成部は、上記誘導路の導入口の近傍位置に設けられていれば、任意の位置であってもよいが、縦タブ形成部を押え部材に設ける方が好ましい(請求項2)。この場合、縦タブ形成部を形成する部材を押え部材に固定手段例えばねじ等の固定部材や接着剤等によって押え部材に固定してもよく、あるいは、縦タブ形成部と押え部材とを一体に形成してもよい。
このように構成することにより、縦タブ形成部を誘導路の導入口の近傍に位置する押え部材を介して容易に設けることができる。
また、上記縦タブ形成部は、角部に設けられ、粘着テープを略V字状に折り曲げる拡開テーパ状溝と、粘着テープの引き出し方向に沿って上記拡開テーパ状溝の両端に連なる接着用細溝とを具備する構造である方が好ましい(請求項3)。
このように構成することにより、粘着テープを角部に設けられた拡開テーパ状溝で略V字状に折り曲げた後、接着用細溝内に挿入して縦タブを形成することができる。
(1)請求項1記載の考案によれば、被シール体の結束前にロール体から引き出された粘着テープの一端(先端)に縦タブを形成し、被シール体のシール部を結束し、切断する際に、他端に縦タブを形成することができるので、1個目の結束でも、テープの両端に縦タブを容易に形成することができる。したがって、再結束の手間を不要とし、作業効率の向上が図れると共に、粘着テープの無駄を省いて粘着テープの有効利用を図ることができる。
(2)請求項2記載の考案によれば、縦タブ形成部を誘導路の導入口の近傍に位置する押え部材を介して容易に設けることができるので、上記(1)に加えて、縦タブ形成部の取付を容易にすることができると共に、構成部材の削減を図ることができる。
(3)請求項3記載の考案によれば、粘着テープを角部に設けられた拡開テーパ状溝で略V字状に折り曲げた後、接着用細溝内に挿入して縦タブを形成することができるので、上記(1),(2)に加えて、結束前の縦タブの形成を容易にすることができ、結束作業の効率の向上を図ることができる。
以下に、この考案の最良の実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、この考案に係るテープ結束器の一例を示す概略斜視図、図2は、上記テープ結束器の内部構造を示す概略断面図である。
上記テープ結束器は、粘着テープ1のロール体2の保持部4と、例えばビニール袋等の被シール体Aを案内誘導する上部が開口する誘導路5と、誘導路5の開口部付近に回転自在に枢着され、外周面に沿って複数の凹所6aを有するテープ供給歯車6(以下にスターホィール6という)と、スターホィール6の外周面に弾性的に当接する湾曲凹面7aを有し、スターホィール6と共働して粘着テープ1を被シール体Aにループ状に巻回する押え部材7と、スターホィール6の後方において誘導路5に臨ませた受動部11と、押え部材7から繰り出されてきた粘着テープ1を縦方向に折り曲げる折曲溝12及び粘着テープ1を切断するカッタ13を有する作動部14とを略ベルクランク状に備えた作動体10と、この作動体10の受動部11を誘導路5に臨ませるように回動復帰可能に弾性力を付勢する弾性手段である復帰用引張ばね15と、ロール体2から引き出された粘着テープ1の先端を縦方向に折り曲げる縦タブ形成部8と、保持部4,誘導路5,スターホィール6,押え部材7,作動体10及び縦タブ形成部8を設ける本体20と、で主要部が構成されている。
本体20は、ロール体2,スターホィール,押え部材7及び作動体10等を収容する所定間隔21で対向して設けられた一対の略L字状の側板22によって構成されており、側板22間に図示しないスペーサを介在すると共にボルト(図示せず)によって固定されている。本体20を構成する側板22の一端の上部にはロール体2を保持するリール3の軸3aを回転可能に保持する挿入溝にてロール体2の保持部4が形成され、また、本体20の他端側には、上方に向って開口する導入口5aと連通する誘導路5が下方に向って傾斜状に設けられており、この誘導路5の下端部には誘導路5に連通する膨隆状の被シール体Aの取出し溝5bが設けられている。また、取出し溝5bの下端より上方の位置には、横方向に延びる案内溝5cが連通しており、この案内溝5cの下辺側方部に被シール体Aの口部を揃えるための切断用カッタ9が突出した状態で装着されている。なお、切断用カッタ9はカバー9Aによって覆われており、結束作業中に、作業者が誤って切断用カッタ9の刃先部に接触するのを防止している。
また、本体20の他端側の側面には、側方に向かって拡開テーパ状に開口する案内溝16が設けられており、この案内溝16内にナイフセット17が配設されている。このナイフセット17は、被シール体Aを切断するために用いられるもので、開口部上端に円弧状の案内面17aを有し、この案内面17aと対向する開口部下端に上り勾配の傾斜案内面17bを有するホルダ17cの開口部下辺側にカッタ17dが備えられている。
上記スターホィール6は、誘導路5の導入口近傍を臨む位置に回転軸6bによって回転可能に支承されており、その外周面に複数(図面では8個の場合を示す)の円弧状の凹所6aを等間隔に形成している。
上記押え部材7は、側板22に枢支ピン22aをもって揺動可能に枢支されるベルクランク状に形成されており、スターホィール6の凹所6aを覆う一方の腕部7bの表面はスターホィール6の外周面に合せた曲率の湾曲凹面7aが形成され、他方の腕部7cの先端部に設けられた係止孔7dと側板22に設けられた係止突片22bに張設される引張りばね7eにより、常時一方の腕部7bがスターホィール6の凹所6aに向かって押圧されるようになっている。
上記のように構成されるスターホィール6と押え部材7において、スターホィール6の外周面上にロール体2から引き出された粘着テープ1の粘着層が上になるように載置した状態で被シール体Aを導入口5aから誘導路5内に挿入すると、スターホィール6の誘導路5に突出する外周面には、押え部材7の湾曲凹面7aが当接しているので、この押え部材7とスターホィール6とが共働して被シール体Aに包囲された粘着テープ1が合掌合せ状に貼着される。すなわち、ロール体2から引き出された粘着テープ1の粘着層が上になるようにスターホィール6に載置すると共に、押え部材7の湾曲凹面7aに一時的に付着させて、粘着テープ1をスターホィール6と押え部材7との間で挟持した状態にする。そして、この状態で被シール体Aを誘導路5内に挿入することにより、被シール体Aに包囲された粘着テープ1が合掌合せ状に貼着された後、後方の折曲溝12を有する作動体10側に送られる。
また、縦タブ形成部8は、ロール体2から引き出される粘着テープ1が、誘導路5の導入口5aを越えた延長線上の押え部材7の腕部7cの上面部に固定手段例えば固定ねじ40によって固定されている。この場合、縦タブ形成部8は、図3ないし図5に示すように、押え部材7の幅と同じ幅を有すると共に、円弧状の角部8aを有する略三角形状のピース部材8bにて形成されており、角部8aには、粘着テープ1を略V字状に折り曲げる拡開テーパ状溝8cが設けられ、角部8aに隣接する両辺部8d,8eには、粘着テープ1の引き出し方向に沿って拡開テーパ状溝8cの両端に連なる接着用細溝8fが設けられている。また、角部8aには、段付きの取付孔8gが設けられており、この取付孔8gを貫挿する固定ねじ40を押え部材7の腕部7cに螺合することで、縦タブ形成部8を形成するピース部材8bが押え部材7に固定される。
なお、縦タブ形成部8を形成するピース部材8bを固定ねじ40以外の固定手段例えば接着剤を用いて押え部材7に固定してもよい。また、縦タブ形成部8を押え部材7と一体に形成してもよい。
上記のように構成される縦タブ形成部8によれば、ロール体2から引き出される粘着テープ1を、結束前に縦タブ形成部8に導き、拡開テーパ状溝8cに押し付けて粘着テープ1の粘着層を略V字状に折り曲げた後、更に押し付けて接着用細溝8f内に挿入して粘着テープ1の粘着層同士を接着して縦タブ1aを形成することができる(図1及び図3参照)。
一方、上記作動体10は、枢支ピン18をもって側板22に枢着される垂直方向に揺動(回動)可能な略ベルクランク状に形成されており、上方側に位置する作動部14に上記押え部材7から繰り出されてきた粘着テープ1を縦方向に折り曲げる折曲溝12及びこの折曲溝12の後方側に位置して粘着テープ1を切断するカッタ13が設けられており、凹部19を介して作動部14と対向する下方側に受動部11が設けられている。この場合、折曲溝12は、図2及び図4に示すように、開口側が緩やかな円弧状面を有する拡開テーパ状に形成されている。
また、作動体10の作動部14におけるスターホィール6の近傍側端部には、円弧状案内面30が形成されている。このように、作動部14におけるスターホィール6の近傍側端部に円弧状案内面30を形成することにより、被シール体Aのシール部を誘導路5の導入口部から押し下げることによって作動体10が回転して円弧状案内面30が粘着テープ1に接触するので、粘着テープ1への当たりをスムーズにすることができ、粘着テープ1の損傷等を抑制することができる。
また、作動体10の背部における枢支ピン18より若干上方にずれた位置に突設されるばね受け片10aと、側板22におけるロール体2の保持部4の下方側に設けられた係止突片22cとに張設される復帰用引張ばね15によって受動部11が誘導路5に臨むように弾性力が付勢されている。
上記のように構成することにより、受動部11が誘導路5を閉鎖した状態では、作動部14が誘導路5から後退して誘導路5が開放され、受動部11が復帰用引張ばね15の弾性力に抗して誘導路5の下流側に押し込まれて誘導路5を開放したときに、作動部14が誘導路5に接近する方向に回動され、これにより作動部14に具備された折曲溝12に粘着テープ1が当接して、粘着テープ1が長手方向すなわち縦方向に折り曲げられ、更にこの縦方向に折り曲げられた二つ折りの先端部分が、カッタ13で切断され、これにより二つ折りのいわゆる縦タブが形成される。
次に、上記テープ結束器の作動態様について、図1ないし図7を参照して説明する。まず、使用初期時には、保持部4に保持されたロール体2から引き出される粘着テープ1の先端部を誘導路5の導入口5aを越えて縦タブ形成部8の上方に、粘着層を上にした状態で位置させる。そして、縦タブ形成部8の拡開テーパ状溝8cに押し付けて粘着テープ1の粘着層を略V字状に折り曲げた後、更に押し付けて接着用細溝8f内に挿入して粘着テープ1の粘着層同士を接着して縦タブ1aを形成する(図1,図3及び図7(a)参照)。
次に、例えばビニール製袋内に所望の物品を収容した袋の袋口すなわち被シール体3を収束すると共に3,4回捩り、その捩り部を両手で持って誘導路5の導入口5aから誘導路5内に向かって挿入すると、粘着テープ1が貼着された被シール体3が、スターホィール6と押え部材7との間に誘導される(図7(b)参照)。これにより、スターホィール6が時計方向に回転すると共に、凹所6a内に挿入された被シール体3の周囲に粘着テープ1を包囲し、スターホィール6の外周が押え部材7に当接した状態で粘着テープ1が合掌合せ状に貼着される(図7(c)参照)。
更に、粘着テープ1が貼着された被シール体3を誘導路5の下方へ送り込むと、被シール体3は作動体10の受動部11に当接して、復帰用引張ばね15の弾性力に抗して作動体10が図において時計方向に回転する(図4及び図7(d)参照)。すると、作動部14が誘導路5内に突入して円弧状案内面30が押え部材7から繰り出された粘着テープに接触して粘着テープ1を誘導路5の下流側に案内移動する一方、折曲誘起用突起8によって形成された粘着テープ1の折曲線1a部を折曲溝12内に誘導して粘着テープ1を二つ折りに折曲する(図7(e)参照)。更に、作動体10が時計方向に回転すると、作動部14の折曲溝12の後方に設けられたカッタ13によってスターホィール6と押え部材7とで挾持されている粘着テープ1が切断される(図7(f)参照)。これにより、粘着テープ1の結束シール部に先端の縦タブ1aに加えて後端に縦タブ1aが形成される。
結束シールされた被シール体3は取出し溝5bから取り出される。また、シール部の先端側に不要部分がある場合は、被シール体3を案内溝5c内に挿入して、被シール体3を切断用カッタ9の刃先部上に位置させた状態で、被シール体3を下方へ押し下げることによって被シール体3の先端不要部を切断することができる。
以下、2回目以降の結束操作においては、既に粘着テープ1の先端に縦タブ(二つ折れ部)が形成されているので、最初の縦タブ成形を行わずに上記と同様の操作を行うことにより、被シール体3の結束シール部を結束する粘着テープの両端に縦タブ1aを形成することができる。
この考案に係るテープ結束器の一例を示す概略斜視図である。 上記テープ結束器の内部構造を示す概略断面図である。 この考案におけるテープ供給歯車、押え部材及び縦タブ形成部を示す斜視図である。 被シール体の結束シール状態を示す要部斜視図である。 この考案における縦タブ形成部を示す斜視図である。 図4のI−I線に沿う断面図である。 上記テープ結束器の動作態様を示す概略斜視図である。
符号の説明
A 被シール体
1 粘着テープ
1a 縦タブ
2 ロール体
4 保持部
5 誘導路
6 スターホィール(テープ供給歯車)
6a 凹所
7 押え部材
7a 湾曲凹面
8 縦タブ形成部
8a 角部
8c 拡開テーパ状溝
8f 接着用細溝
10 作動体
11 受動部
12 折曲溝
13 カッタ
14 作動部
15 復帰用引張ばね(弾性手段)

Claims (3)

  1. 所定間隔で対向して設けられた一対の側板と、上記一対の側板に形成され、被シール体を導入口から取り出し溝に誘導する誘導路と、粘着テープのロール体を回転可能に保持する保持部と、上記誘導路の導入口近傍に臨むように回転可能に配設され、外周面に沿って複数の凹所を有するテープ供給歯車と、このテープ供給歯車の外周面に弾性的に当接する湾曲凹面を有し、上記テープ供給歯車と共働して上記粘着テープを上記被シール体にループ状に巻回する押え部材と、上記テープ供給歯車の後方において上記誘導路に臨ませた受動部と、上記押え部材から繰り出されてきた粘着テープを縦方向に折り曲げる折曲溝及び粘着テープを切断するカッタを有する作動部を備えた作動体と、を具備するテープ結束器であって、
    上記誘導路の導入口の近傍位置に、上記ロール体から引き出された粘着テープの先端部を縦方向に折り曲げる縦タブ形成部を具備する、ことを特徴とするテープ結束器。
  2. 請求項1記載のテープ結束器において、
    上記縦タブ形成部を上記押え部材に設けた、ことを特徴とするテープ結束器。
  3. 請求項1又は2記載のテープ結束器において、
    上記縦タブ形成部は、角部に設けられ、粘着テープを略V字状に折り曲げる拡開テーパ状溝と、粘着テープの引き出し方向に沿って上記拡開テーパ状溝の両端に連なる接着用細溝とを具備する、ことを特徴とするテープ結束器。
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