JP3124648B2 - 色データ管理方法及び装置 - Google Patents

色データ管理方法及び装置

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JP3124648B2
JP3124648B2 JP05060141A JP6014193A JP3124648B2 JP 3124648 B2 JP3124648 B2 JP 3124648B2 JP 05060141 A JP05060141 A JP 05060141A JP 6014193 A JP6014193 A JP 6014193A JP 3124648 B2 JP3124648 B2 JP 3124648B2
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/02Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed
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  • Image Generation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーディスプレイの
表示、プリンタによるカラー印刷などに必要な色データ
の処理に用いる色データ管理方法および装置に関し、特
に、RGB等の複数成分で構成される色空間の多数の色
データの中から実際の処理に使用する少数の色データを
パレットテーブルに登録し、データ長の短いテーブルの
エントリ番号で色データを表現して処理するようにした
色データ管理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機上で『色』を表現するに当たり、
色の3属性であるR,G,B成分の組合せで表現される
RGB空間や、RGB空間を印刷用データに変換した
C,M,Y,K成分の組合せで表現される色空間、更に
RGB空間を数値的な演算により変換し人間の視覚特性
と良く一致するL* ,a* ,b* 成分の組合せで表現さ
れるCIE L* * * 空間や、L* ,u* ,v*
分の組合せで表現されるCIE L* * * 空間など
の色空間において表現することが一般的である。
【0003】RGB空間を例にとると、必要となる表現
色数に応じてR,G,Bの3変数に対して情報量の表現
手段であるビット数を割り付ける。例えば4096色が
必要であれば、各変数に4ビットを割り付け16段階の
表現を可能とし、3変数であるので163 =4096通
りの表現手段とする。一方、表示装置や印刷装置などの
出力機器では、多数の色を同時に出力可能にするために
は記憶装置や出力装置等の資源が大量になり、また高速
で高機能なものが必要となってコスト的な上昇を招く。
そこで同時に出力可能な色数を例えば16色に限定し、
この16色は固定的な色ではなく4096色の中から任
意に選択できるような仕組みをもったパレット変換機構
を用いて、限定的ながら多彩な色表現を可能にしてい
る。
【0004】4096色の中から任意に16色を選択し
表現するパレット変換機構の具体的な色データ管理方法
としては図25に示すように、0〜7の8個のエントリ
をもち、12ビット(4ビット×3)のRGBデータを
格納可能なパレット管理テーブルを準備する。データの
処理、転送、変換等の際には、4096色の中から任意
に最大8色までのRGBデータを選択してパレット管理
テーブルに登録し、テータ処理、転送、変換などは12
ビットとなる実際のRGBデータを使用せず、パレット
管理テーブルの3ビットのエントリ番号を使用して行
う。
【0005】そしてカラーディスプレイやプリンタなど
に実際の出力する際に、パレット管理テーブルを用いて
元のRGBデータに戻すようにしている。このようなパ
レット構造を用いた色データの管理方法により、色デー
タの処理量を低減し、メモリ容量の節減および処理の高
速化、効率化を実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなパレット変換機構を用いた従来の色データ管理方法
にあっては、エントリ番号に対して実際にはどの様なR
GBデータがパレット管理テーブルに登録されているか
はテーブルを実際に検索してみないと判らず、次の問題
があった。
【0007】例えば、新規登録のときは、全エントリ番
号についてテーブル内容を読出し空エントリを確認して
登録処理を行う必要があった。また登録更新のときは、
全エントリ番号についてテーブル内容を読み出し、更新
しようとするRGBデータと比較して同一のものの有無
を確認し、その結果によりテーブル内容の書替え処理を
行う必要があった。従って1エントリを新規登録したり
更新するために全エントリのアクセスを必要とし、テー
ブル内容の登録更新処理に時間がかかっている。
【0008】図25を用いて具体的に説明すると、いま
エントリ番号0〜7の8エントリを持つパレット管理テ
ーブルに、エントリ番号0〜6の7エントリに既にRG
Bデータが登録されていたとする。ここではR,G,B
の各データ値が0〜15までのものがデータとして有効
であり、従って、R,G,Bの各データ値として無効な
データ値16が登録されているエントリ番号7は未登録
のエントリであると認識できる。
【0009】この状況でRGBデータ『白』を新規登録
しようとするとき、まずエントリ番号0から7迄の全て
検索して未登録な領域を検出する。ここではエントリ番
号7が未登録であるので、ここに『白』のRGBデータ
を登録できる。次に、RGBデータ『白』が登録された
後、RGBデータ『やや薄い赤』を登録しようとすると
き、既に未登録なエントリがないので単純に追加登録で
きない。このような場合、パレット変換機構の色データ
管理方法にあっては、代表的な方法として、登録したい
色と最も近い色のエントリ番号を対応させることで、表
現される色は異なるが『その色らしさ』で代替すること
が多い。
【0010】図25のRGBデータが『13,0,0』
で構成される『やや薄い赤』を登録しようとするとき、
まず全エントリを検索して未登録な領域がないことを認
識し、その後で再び全エントリを検索して最も近い色を
与えるRGBデータが「15,0,0」で構成される
『赤』のエントリ番号3を抽出し、RGBデータ『やや
薄い赤』を登録することになる。この場合、全エントリ
の検索を2回に渡って行う必要がある。
【0011】このように従来のパレット構造を用いた色
データの管理方法にあっては、新規登録や登録変更の際
に全エントリのアクセスに時間がかかるという問題があ
った。本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、パレット管理テーブルの登録、更新が効率
よくでき、パレット構造を用いた色データとエントリ番
号との変換関係にも柔軟性を持たせることのできる色デ
ータ管理方法および装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、複数成分で構成された所定の
色空間、例えばRGB空間における多数の色データの中
から選択した色データ分のエントリ数を有し、各エント
リごとに使用の有無を示す識別情報(バリッドビット)
および色データを特定するテーブルデータを格納するパ
レットとしてのテーブル手段30を備える。
【0013】テーブル手段30に対しては、色データの
中の一部を組合せて色データより短いデータ長をもつエ
ントリ番号を生成するエントリ番号生成手段34と、エ
ントリ番号の生成に使用していない色データの残りの部
分を組合せてテーブル手段30に格納するテーブルデー
タを生成するテーブルデータ生成手段35を設ける。ま
た色空間から選択された色データに基づいてテーブル手
段30の新規登録または更新を行うテーブル登録更新手
段36が設けられる。更に、色空間の色データから作ら
れるエントリ番号によってテーブル手段30から読み出
されたテーブルデータが入力された色データと一致する
か、近似色の場合はテーブル手段30のエントリ番号を
出力することによって入力された色データをテーブル手
段30のエントリ番号で表現されたを入力し、テーブル
手段30のエントリ番号で表現されたパレットデータに
変換する変換手段37と、エントリ番号で表現されたパ
レットデータとパレットデータで表現されたエントリ番
号によってパレット管理テーブル(30)から読み出さ
れたテーブルデータとからエントリ番号で表現されたパ
レットデータを色空間の色データに戻す逆変換手段38
とが設けられる。
【0014】ここでエントリ番号生成手段34は、 色データを構成する複数成分の上位ビットの組合せ、 色データを構成する複数成分につき同数の上位ビット
の組合せ(図1参照) 色データを構成する複数成分につき異なった数の上位
ビットの組合せ、 色データを構成する複数成分の中の特定成分の上位ビ
ットのみの組合せ、 前記色データを構成する複数成分の中の特定成分の上
位ビットと下位ビットの組合せ、 などによってエントリ番号を生成する。
【0015】登録更新手段36は、入力RGBデータか
らエントリ番号生成手段34で生成したエントリ番号に
よりテーブル手段30を検索し、識別情報から空きエン
トリを判定し、空きエントリにテーブルデータ生成手段
35で入力RGBデータから生成したテーブルテータを
登録する。また空きエントリがない更新時には、入力R
GBデータからエントリ番号生成手段34で生成したエ
ントリ番号のテーブル位置を検索し、この位置に入力R
GBデータからテーブルデータ生成手段35で生成した
テーブルデータを登録して更新する。
【0016】変換手段37によるRGBデータからパレ
ットデータへの変換は、入力RGBデータからエントリ
番号生成手段34で生成したエントリ番号によりテーブ
ル手段30を検索し、エントリ使用を示す識別情報を判
定し、且つテーブルデータとテーブルデータ生成手段3
5で入力RGBデータから生成したテーブルデータとの
一致を判別したら、生成したエントリ番号をパレットデ
ータとして変換出力する。
【0017】逆変換手段38によるパレットデータから
RGBデータへの逆変換は、エントリ番号で表現された
パレットデータを入力してテーブル手段30を検索し、
テーブル検索で得られたテーブルデータとパレットデー
タ(エントリ番号)から元のRGBデータを復元して出
力する。本発明の他の形態は、第1テーブル手段30に
更に第2テーブルを設けた二重テーブル構造をもつ。こ
の場合には、所定の色空間における複数の色データをグ
ループ化し、グループ化された色データに共通で各色デ
ータより短いデータ長をもつ第1テーブル手段30のエ
ントリ番号を生成する。またエントリ番号の生成に使用
していない各色データ固有の残りの部分を組合せて第2
テーブルに格納するテーブルデータを生成する。
【0018】第2テーブルには、グループ化された色デ
ータにつき、エントリ番号の生成の残り部分から生成さ
れたテーブルデータをグループ単位に格納する。第1テ
ーブル30には、エントリ使用の有無を示す識別情報
(バリッドビット)、グループ化された色データの数、
およびグループ化された色データの第2テーブル手段の
先頭記憶位置のそれぞれを格納する。
【0019】色データからパレットデータへの変換は、
入力色データから生成したエントリ番号により第1テー
ブル手段30を検索して得た第2テーブル手段の先頭記
憶位置から色データ数分だけ順次テーブルデータを読出
し、入力色データから生成したテーブルデータと読出テ
ーブルデータとが一致した際に、エントリ番号をパレッ
トデータとして変換出力する。
【0020】またパレットデータから色データへの逆変
換は、エントリ番号で表現されたパレットデータを入力
して第1テーブル手段30を検索し、この検索で得られ
た第2テーブル手段の先頭記憶位置の色データを復元色
データとして出力する。パレットデータから色データへ
の逆変換で、先頭記憶位置のテーブルデータで特定され
る色データではなく、グループ内の任意の色データに逆
変換したい場合には、第1テーブルに特定の色データの
テーブルデータを登録しておき、このテーブルデータと
エントリ番号から色データを復元すればよい。
【0021】更に第2テーブルのグループ最終位置につ
いては、第1テーブル手段30にデータ数を登録する代
わりに、第2テーブルの登録データに最終位置を示す終
端符号を付けてもよい。
【0022】
【作用】このような本発明の色データ管理方法および装
置によれば、パレット管理テーブルのエントリ番号に対
する格納データの割り付けの仕方として、格納する色デ
ータの内容を反映することにより、具体的には、格納デ
ータの一部をエントリ番号と対応させることで、検索範
囲を限定し易くし、不必要なエントリに対するアクセス
を未然に防ぐ。
【0023】また、パレットの構造を二重化し、管理テ
ーブルと実際の格納データを格納するテーブルに分離す
ることにより、更に効率化と柔軟性の両立を促進する。
【0024】
【実施例】図2は本発明によるパレット変換機構が適用
される情報処理装置のハードウェア構成を示す。図2に
おいて、CPU10は処理手段として機能し、プログラ
ム制御により本発明のパレットデータ変換機構を実現す
るエントリ番号生成部34,テーブルデータ生成部3
5,登録更新部36,パレット変換部37及びパレット
逆変換部38を備える。
【0025】CPU10の内部バス15に対しては主記
憶装置12,カラー画像メモリ14,上位インタフェー
ス16、外部記憶として機能するハードディスク18、
プリンタエンジン22のプリンタコントローラ20、C
RTディスプレイ26のCRTコントローラ24が接続
される。主記憶装置12には本発明によるパレット変換
機構で使用するパレット管理テーブル30と、パレット
管理テーブル30を使用してパレットデータに変換する
ためのカラーデータを記憶するカラーデータ領域28が
設けられる。本発明の実施例にあっては、RGB空間を
色空間として使用し、RGBの各情報ビットを4ビット
とし、従って4096色の色指定ができる。このような
12ビットをもつRGB空間の4096色のカラーデー
タに対し、パレット管理テーブル30は64色を選択し
て登録することができる。
【0026】カラー画像メモリ14はパレット管理テー
ブル30を使用してRGBデータから変換されたパレッ
ト管理テーブル30のエントリ番号で表現されたパレッ
トデータを格納し、このパレットデータを対象に装置内
での画像処理、転送、変換等が実行される。プリンタコ
ントローラ20にはパレット管理テーブル40とカラー
変換部42が設けられる。パレット管理テーブル40は
主記憶装置12のパレット管理テーブル30のコピーで
あり、処理が済んだカラー画像メモリ14のパレットデ
ータをプリンタコントローラ20に転送すると、パレッ
ト管理テーブル40を使用して元のRGBデータとの逆
変換が行われる。プリンタコントローラ20に設けられ
たカラー変換部42は、RGBデータをプリンタエンジ
ン22で表現可能なCMYK空間のカラーデータに変換
してプリンタエンジン22に供給する。
【0027】コントローラ24にはパレット管理テーブ
ル44とカラー変換部46が設けられる。パレット管理
テーブル44は主記憶装置12のパレット管理テーブル
30のコピーであり、処理が済んだカラー画像メモリ1
4のパレットデータを転送すると、パレット管理テーブ
ル44を使用して元のRGBデータに逆変換する。カラ
ー変換部46はRGBデータを例えばCRTディスプレ
イ26で表現可能なR´G´B´空間のカラーデータに
変換する。R´G´B´はRGBと同一でもよいし(こ
の場合は無変換)、CRT特性を反映した空間を用いて
もよい。
【0028】尚、図2にあっては、プリンタコントロー
ラ20及びCRTコントローラ24側に主記憶装置12
のパレット管理テーブルのコピーをパレット管理テーブ
ル40,44として転送し、装置側でパレットデータか
らRGBデータへの逆変換を行って符号処理の高速化を
図っているが、CPU10でカラーメモリ14のパレッ
トデータを主記憶装置12のパレット管理テーブル30
を使用してRGBデータに逆変換した後、プリンタコン
トローラ20やCRTコントローラ24に転送するよう
にしてもよい。
【0029】また、CPU10で処理するRGBデータ
は上位インタフェース16により上位装置から転送され
るか、あるいはハードディスク18に格納されたRGB
データを対象に行う。勿論、光学読取装置で読み取った
RGBデータを取り込んで処理するようにしてもよい。
図3は本発明のパレット変換機構の一実施例を示した実
施例構成図である。図3において、4ビットの入力レジ
スタ50,52,54はRGBデータのそれぞれに対応
して設けられており、パレット管理テーブル30に登録
するRGBデータあるいはパレット管理テーブル30を
使用してパレットデータに変換するためのRGBデータ
を入力して保持する。
【0030】この実施例にあっては、R,G,Bの各デ
ータを4ビットとしていることから、4096色の中か
ら任意のRGBデータが得られる。この場合、RGBデ
ータは『1001,0110,0011』を入力した状
態を示している。入力レジスタ50,52,54に続い
ては、エントリ番号生成手段として機能するエントリレ
ジスタ56と、パレット管理テーブル30にRGBデー
タの実現値として登録されるテーブルデータを生成する
データレジスタ58が設けられる。この実施例におい
て、パレット管理テーブル30は64エントリをもつこ
とから、エントリレジスタ56は6ビットで構成され
る。
【0031】エントリレジスタ56には、この実施例に
あっては入力レジスタ50,52,54に保持したRデ
ータ,Gデータ及びBデータの上位2ビットが入力さ
れ、これらの組合せにより『100100』=24H
エントリ番号を生成する。尚、24H のHは『24』が
16進数であることを示している。一方、データレジス
タ58にはエントリレジスタ56でエントリ番号の生成
に使用したR,G,Bのデータの内の残りのデータを入
力して元のRGBデータを実現するためのテーブルデー
タとしている。この実施例にあっては、R,G,Bデー
タの上位2ビットを組み合わせてエントリ番号を生成し
ていることから、R,G,Bデータの各下位2ビットを
データレジスタ58で組み合わせてテーブルデータ『0
11011』を生成している。
【0032】エントリレジスタ56からのエントリ番号
でアクセスされるパレット管理テーブル30の任意のエ
ントリiにはパレットテーブルエントリ(PTE)62
が格納される。このパレットテーブルエントリ62は図
4に取り出して示すように、バリッドビット(V)64
に続いてデータレジスタ58で生成したテーブルデータ
66で構成され、図3の実施例にあっては、テーブルデ
ータ66はR,G,B各データの下位2ビットを組み合
わせたものである。
【0033】先頭のバリッドビット64は、続くテーブ
ルデータ66が登録済みか否か示している。即ち、バリ
ッドビットV=1にセットされていると、テーブルデー
タ66は登録されていることを示す。一方、バリッドビ
ットV=0にリセットされているとテーブルデータ66
未登録であり、空きエントリとなっていることを示
す。
【0034】図3のパレットデータ変換機構におけるパ
レット管理テーブル30に対する登録更新、パレット管
理テーブル30を使用したパレットデータの変換,逆変
換にあっては、パレット管理テーブル30をエントリ番
号で検索して得られたバリッドビットの判断結果と、テ
ーブルデータ66とデータレジスタ58で生成されたテ
ーブルデータとの比較部6による比較結果の一致,不一
致により処理判断を行う。これをまとめると図5に示す
ようになる。
【0035】図5において、バリッドビットが「0」
RGBテーブルデータの比較結果が一致している場合は
テーブルデータ66およびデータレジスタ58に何等か
のデータが残っているがそのデータは無効であり、不一
致である場合には、このパレットテーブルエントリの内
はで未登録のエントリであると判断される。またバリ
ッドビットが「1」で、比較部60によるR,G,Bテ
ーブルデータの比較結果が一致した場合には、入力レジ
スタ50,52,54に入力したR,G,Bデータはパ
レット管理テーブル30に登録されているテーブルデー
タと全く同一と判断される。
【0036】更に、バリッドビットは「1」であるが比
較部60による比較結果が不一致であった場合には、入
力RGBデータと異なるデータがパレット管理テーブル
30に登録されているが、R,G,Bデータ共に上位2
ビットは一致しており、R,G,Bデータと共に上位2
ビットは一致しており、パレット管理テーブル30に登
録されている色データは入力RGBデータに近い色デー
タであるため、入力RGBデータをパレット管理テーブ
ル30に登録されている色データと置き換える。図6は
図2のカラー画像メモリ14に対するパレットデータの
記憶構造を示している。図3に示したパレット変換機構
によりRGBデータから得られたパレットデータは、パ
レット管理テーブル30に対する6ビットのパレットデ
ータで表現されていることから、カラー画像メモリ14
は例えば1024×1028ドットで各ピクセル48が
深さ方向に示す6ビットのサイズをもっている。
【0037】即ち、1つのピクセル48は図7に示すよ
うに深さ方向に示す6ビットのデータサイズをもち、図
3に示したようにエントリレジスタ56でR,G,Bの
上位2ビットを組み合わせたデータとなる。このように
カラー画像メモリ14に格納するカラーデータとして、
パレット変換機構によりRGBデータからパレットデー
タに変換されたデータを使用することで、RGBデータ
を直接記憶した場合には12ビットの深さを必要とした
ものが、パレットデータとすることで6ビットの深さに
でき、RGBデータを半減した記憶,転送処理等ができ
る。
【0038】図8は図3のパレット変換機構でパレット
管理テーブル30に登録されるRGBデータとエントリ
番号の対応関係を示した説明図である。図8において、
エントリ番号は0〜63までの64通りである。これに
対し4ビットのRGBデータの内の上位2ビットがエン
トリ番号の生成に使用されることから、エントリ番号に
よって表現できるRGBデータはデシマルでRGB値を
4つずつ飛ばして組み合わせた64色となる。この場
合、エントリ番号の変化に対するR,G,Bの各成分の
変化は同じであり、64色に亘って均等な色の変化が選
択されている。
【0039】図9は図2に示した登録更新部36による
パレット管理テーブル30の登録更新処理を示したフロ
ーチャートである。図9において、CRT表示あるいは
カラー印刷する適宜のカラーデータを扱う際には、オペ
レータは初期設定として4096色の中からパレットデ
ータとして使用する64色以内のRGBデータを指定す
る。
【0040】このRGBデータの指定に従って、ステッ
プS1で最初のRGBデータが入力される。RGBデー
タは各成分毎に入力レジスタ50,52,54に保持さ
れ、上位各2ビットをエントリレジスタ56に転送し
て、ステップS2でエントリ番号を生成する。またステ
ップS3で入力レジスタ50,52,54の下位2ビッ
トをデータレジスタ58に転送し、RGBデータを特定
するテーブルデータを生成する。
【0041】続いてステップS4で、エントリレジスタ
56に生成したエントリ番号によりパレット管理テーブ
ル30を検索し、エントリ番号に対応するパレットテー
ブルエントリのバリッドビットVをステップS5でチェ
ックする。バリッドビットVがV=0となっており、指
定されたエントリが未登録であることが判別されるとス
テップS6に進み、テーブルレジスタ58のテーブルデ
ータをパレット管理テーブルに登録し、且つバリッドビ
ットVをV=1にセットする。続いてステップS8で登
録終了の有無をチェックし、選択したRGBデータの全
てのテーブル登録を行う。
【0042】一方、パレット管理テーブル30の登録済
みのエントリのRGBデータを変更する更新時にあって
は、同様にしてエントリ番号及びテーブルデータを生成
し、パレット管理テーブルをエントリ番号で検索する。
このときバリッドビットVはV=1にセットされて
、登録済みのエントリであるが更新時であることから
ステップS7に進み、このときのデータレジスタ58の
テーブルデータでエントリ内容を書き替え、バリッドビ
ットVをV=1にセットする。
【0043】図10は図9のパレット管理テーブルに対
する登録及び更新の処理機能を示した説明図であり、入
力レジスタ50,52,54に入力したRGBデータか
らエントリレジスタ56でエントリ番号を生成し、同時
にデータレジスタ58でテーブルデータを生成する。登
録更新部36はゲート78をオンして、エントリレジス
タ56のエントリ番号でパレット管理テーブル30をア
クセスし、対応するテーブルエントリのバリッドビット
Vを読み出す。
【0044】新規登録の場合にはV=0となって未登録
エントリであることを示していることから、ゲート80
を閉じて、データレジスタ58に生成しているRGBデ
ータを実現するためのテーブルデータをパレット管理テ
ーブル30に登録する。更新時にあっても全く同様にし
て行われる。図11は図3のパレット変換機構において
RGBデータをパレットデータに変換する処理を示した
フローチャートであり、図12に変換部の処理機能を示
している。図11において、パレット管理テーブル30
に対する登録処理が済んだ状態で、ステップS1でパレ
ットデータの変更に使用するRGBデータを入力する。
【0045】続いてステップS2で入力RGBデータか
らエントリ番号を生成し、ステップS3でエントリ番号
の生成に使用した残りのRGBデータの部分を使用して
テーブルデータを作成する。続いてステップS4で、エ
ントリ番号によってパレット管理テーブル30を検索す
る。このテーブル検索で得られたバリッドビットVがス
テップS5でV=1となっていればステップS6に進
み、次のテーブルデータを比較部60に読み出し、デー
タレジスタ58のテーブルデータと比較する。テーブル
データが一致するとステップS7に進み、ステップS2
で生成されたエントリ番号をパレットデータとして出力
する。一方、ステップS6でテーブルデータが不一致で
あった場合にはステップS9に進み、近似色モードか否
チェックし、近似色モードであれば、テーブルデータ
が不一致であってもステップS7で、ステップS2で生
成したエントリ番号をパレットデータとして出力する。
ここで近似色モードとは段落0009で説明している登
録したい色と最も近い色のエントリ番号を対応させるこ
とを意味する。
【0046】ステップS8で近似色モードが設定されて
いなければパレットデータへの変換は行われない。勿
論、ステップS5でバリッドビットV=0となって未登
録であった場合にはパレットデータへの変換は行われな
い。以上の処理をステップS9でRGBデータの終了を
判別するまで繰り返す。図12のRGBデータからパレ
ットデータへの変換処理の機能説明図にあっては、パレ
ットデータ変換部37でパレット管理テーブル30の検
索で得られたバリッドビットが「1」であればゲート8
2をオンし、比較部60でテーブルデータが一致すれば
ゲート84をオンし、エントリレジスタ56のエントリ
番号を出力レジスタ92に転送してパレットデータとし
て出力する。また近似色モードが設定されていれば、比
較部60の比較結果が不一致であってもゲート84をオ
ンし、エントリ番号をパレットデータとして出力する。
【0047】図13は図3のパレット変換機構における
パレットデータからRGBデータへの逆変換処理を示し
たフローチャートであり、図14に逆変換の処理機能を
示している。図13において、まずステップS1で復元
しようとするパレットデータをエントリレジスタ56に
入力する。続いてステップS2でパレットデータをエン
トリ番号としてパレット管理テーブル30を検索し、ス
テップS3でバリッドビットVをチェックする。
【0048】バリッドビットVがV=1であればステッ
プS4に進み、エントリに登録しているテーブルデータ
とエントリレジスタ56からのエントリ番号から元のR
GBデータを復元する。以上の復元処理をステップS5
でパレットデータが終了するまで繰り返す。図14のパ
レットデータ逆変換部38にあっては、エントリレジス
タ56に入力したパレットデータによるパレット管理テ
ーブル30の検索でバリッドビットVが「1」であった
場合には、バリッドビットVに続くテーブルデータを読
み出し、図3に示した入力レジスタ50,52,54か
らエントリレジスタ56及びデータレジスタ58に対す
るデータ転送と逆に、出力レジスタ94,96,98に
エントリ番号を2ビットずつ上位ビットとして割り当
て、またパレット管理テーブル30からのテーブルデー
タを2ビットずつ下位ビットに割り当てて元のRGBデ
ータを復元して出力する。
【0049】図15は本発明のパレット変換機構の第2
実施例を示した実施例構成図であり、この実施例にあっ
ては入力レジスタ50,52,54に保持したRGBデ
ータにつき、Rデータの全ビットとGデータの上位1ビ
ットとBデータの上位1ビットをエントリレジスタ56
に入力してパレット管理テーブル30のエントリ番号を
生成するようにしたことを特徴とする。
【0050】この場合にも、データレジスタ58につい
てはエントリ番号の生成に使用しなかったRGBデータ
の残り部分の組合せデータがテーブルデータとして生成
される。即ち、Gデータの下位3ビットとBデータの下
位3ビットを組み合わせた6ビットのテーブルデータが
RGBデータを実現するためのデータとして生成され
る。
【0051】パレット管理テーブル30のパレットテー
ブルエントリ(PET)62の構成は、図3に示した第
1実施例と同じである。図16は図15の第2実施例で
生成されるパレット管理テーブル30のエントリ番号0
〜63に対応して登録されるRGBデータの各成分(デ
シマル値)の組合せを示した説明図である。図16から
明らかなように、この場合にはR成分についてはエント
リ番号に4ビットを取り入れていることから16段階に
変化するが、G成分及びB成分については1ビットしか
取り入れていないため、2段階にしか変化できない。
【0052】この結果、図14のパレット変換機構にあ
っては、R成分の変化率についてはかなり細かい変化を
パレットデータによって表現することができるが、G成
分及びB成分の変化率については粗い変化しかパレット
データによって表現することができない。従って、エン
トリ番号の生成に使用するR,G,B各成分の情報量即
ちビット数を操作することにより、特定領域の色につい
てのみ詳細な再現を可能とするパレットデータへの変換
を実現することができる。
【0053】図17は本発明のパレット変換機構の第3
実施例を示したもので、この実施例にあってはR,G,
B成分の内の特定成分についてはエントリ番号の生成に
使用しないようにしたことを特徴とする。図17にあっ
ては、エントリレジスタ56によるエントリ番号の生成
にB成分を全く使用せず、R成分の上位3ビット、G成
分の上位3ビットを用いたことを特徴とする。
【0054】この場合にはB成分が選択されないこと
で、全エントリにおいてB成分は一定、即ちこの例では
0となり、パレットデータとして表現できるRGBデー
タはR成分とG成分の変化のみによる赤〜橙〜黄色〜緑
〜緑の色に限定することができる。このようなRGB成
分の内の特定成分をエントリ番号の生成に使用しないパ
レット変換機構は、B成分以外にG成分またはR成分を
エントリ番号の生成に使用しないようにしてもよい。
【0055】図18は本発明の第4実施例を示したパレ
ット変換機構の説明図であり、この実施例にあってはエ
ントリ番号の生成はRGB成分の上位ビットの選択に限
定されず、どのレベルの大きさをどの程度詳細に表現す
るかという要求に基づき、例えばR成分とG成分につい
ては上位2ビットから選択してエントリ番号を作ること
で範囲の広い変化を表現し、一方、B成分については下
位2ビットから選択することで特定の色回りの狭い範囲
で少量の変化を実現するというパレットデータへの変換
を達成することができる。
【0056】図19は二重テーブル構造をもつ本発明の
パレット変換機構の実施例構成図である。即ち、前述し
たパレット管理テーブル30のみをもつパレット変換機
構にあっては、1つのエントリには当然に1色分のRG
Bデータを実現するテーブルデータしか登録することが
できない。これに対し、図19のパレット変換機構にあ
っては、第1テーブルとしてのパレット管理テーブル3
0に加えて、第2テーブルとしてのメモリテーブル10
4を新たに設けた二重テーブル構造としている。
【0057】第1テーブルとしてのパレット管理テーブ
ル30に対するエントリ番号の生成は図3の第1実施例
の場合と同様、入力レジスタ50,52,54に保持し
たRGBデータの各上位2ビットからエントリ番号を生
成している。また、データレジスタ58にはエントリ番
号の生成に使用した残りのRGBデータの部分を組み合
わせてテーブルデータを生成している。
【0058】パレット管理テーブル30の各エントリに
はバリッドビット64,データ数100,先頭アドレス
102の3つの情報が登録される。一方、第2テーブル
としてのメモリテーブル104にはRGB空間の409
6色をエントリレジスタ56で生成される64種類のエ
ントリ番号に対応して64グループG1 〜G64に分け、
各グループのRGBデータにつき、データレジスタ58
を用いて生成されたテーブルデータをグループ単位に格
納している。
【0059】この4096のRGBデータに登録したテ
ーブルデータをD00〜D4095で示すと、第1グル
ープG1はテーブルデータD00〜D63を格納し、以
下同様にして最後の第64グループG64はテーブルデ
ータD4032〜D4095を格納する。そして、テー
ブルメモリ104における各グループのテーブルデータ
の先頭アドレスA1,A2,・・・Anがパレット管理
テーブル30の先頭アドレス102として登録される。
【0060】リードアクセス部106はRGBデータを
パレットデータに変換する際に、エントリレジスタ56
で生成したエントリ番号による検索でパレット管理テー
ブル30から得られたデータ数と先頭アドレスに基づ
き、メモリテーブル104のテーブルデータをリードし
て比較部60に供給し、そのときデータレジスタ58よ
り出力されるテーブルデータと一致したときにエントリ
レジスタ56のエントリ番号をパレットデータとして出
力する。また、パレットデータからRGBデータを復元
する逆変換の際にも、リードアクセス部106はメモリ
テーブル104をアクセスする。
【0061】図20は図19の二重テーブル構造を用い
たアドレス変換機構における登録更新処理を示したフロ
ーチャートである。図20において、まずステップS1
でパレット管理テーブル30のエントリ数64によりR
GB空間の全色数4096を割ってグループ毎のデータ
数64を求め、メモリテーブル104の先頭アドレスと
データ数を指定する。
【0062】続いてステップS2でグループ毎のRGB
データから生成したテーブルデータをメモリテーブル1
04にロードする。続いて各グループの先頭アドレスの
RGBデータを登録データとして入力し、ステップS3
でエントリ番号を生成し、またステップS4でテーブル
データを生成する。尚、テーブルデータは登録には特に
使用されない。
【0063】続いてステップS5でエントリ番号によっ
てパレット管理テーブルを検索し、ステップS6でバリ
ッドビットV=0であることを条件にステップS7に進
み、指定されたエントリにグループのデータ数と先頭ア
ドレスを登録し、バリッドビットをV=1にセットす
る。以上の処理をステップS9で登録あるいは更新が終
了するまで繰り返す。
【0064】また、テーブル内容の更新については、グ
ループ数は決まっていることから、1つのグループで使
用するRGBデータの範囲を変更することになる。この
グループ内のRGBデータの使用範囲の変更について
は、各グループの先頭アドレス102及びまたはデータ
数100を書き替える更新処理を行えばよい。図21は
図19の二重テーブル構造をもつパレット変換機構にお
けるRGBデータからパレットデータへの変換処理を示
したフローチャートである。図21において、ステップ
S1でRGBデータを入力し、ステップS2でエントリ
番号を例えばRGB成分の上位2ビットから生成する。
同時にステップS3で比較用のテーブルデータを生成す
る。
【0065】次にステップS4で、生成したエントリ番
号でパレット管理テーブルを検索し、バリッドビットが
V=1であることを条件に、テーブル検索で得た先頭ア
ドレスをステップS6でリードアドレスにセットする。
続いてステップS7で、リードアドレスを指定したメモ
リテーブル104のリードを行い、テーブルデータを読
み出す。
【0066】ステップS8では、ステップS3で生成し
た比較用のテーブルデータとメモリテーブル104から
読み出したテーブルデータとを比較し、不一致であれば
ステップS10でデータ数に基づく最終データか否かチ
ェックし、最終データとなるまでステップS1でアドレ
スを1つインクリメントしながら、ステップS7のメモ
リテーブルのリード動作を繰り返す。
【0067】このリード動作の途中でテーブルデータの
比較部60による一致が判別されると、ステップS9で
このときのエントリレジスタ56のエントリ番号をパレ
ットデータとして出力する。以上の処理をステップS1
2でRGBデータが終了するまで繰り返す。図22は図
19のパレット変換機構においてパレットデータを元の
RGBデータに逆変換する処理を示したフローチャート
である。図22において、ステップS1でパレットデー
タをエントリレジスタ56に入力し、ステップS2でパ
レットデータをエントリ番号としてパレット管理テーブ
ル30を検索する。検索により得られたバリッドビット
VがV=1であれば、ステップS4でテーブル検索で得
られた先頭アドレスでメモリテーブルをリードし、先頭
アドレスのテーブルデータを求める。
【0068】続いてステップS5でエントリ番号とメモ
リテーブル104から得たテーブルデータから、図19
におけるエントリ番号及びテーブルデータの場合と逆の
組合せによりRGBデータを復元する。なお、復元方法
は図13及び図14に於いて説明した内容と同様なので
記載を省略する。以上の処理をステップS6でパレット
データが終了するまで繰り返す。図23は図19のアド
レス変換機構の変形実施例を示した実施例構成図であ
り、この実施例にあってはパレット管理テーブル30に
データ数100を格納せず、メモリテーブル104に格
納するテーブルデータのそれぞれに終端フラグ108を
設け、各グループのテーブルデータの最終テーブルデー
タD63,・・・,D4031,D4095の終端フラ
グを1にセットしてグループの最終位置であることを示
すようにしている。
【0069】従って、リードアクセス部106は先頭ア
ドレスの指定により特定グループのテーブルデータの読
出しをメモリテーブル104から開始し、リードデータ
の終端フラグ108が1にセットされていることを判別
したときに最終テーブルデータとして判別して読出しを
終了する。このようなメモリテーブル104に格納する
テーブルデータに終端フラグを付加することで、パレッ
ト管理テーブル30の構成を簡単にすることができる。
【0070】図24は図19のパレット変換機構の他の
変形実施例を示した実施例構成図である。即ち、図19
のパレット変換機構にあっては、パレットデータからR
GBデータへの逆変換はパレット管理テーブル30の先
頭アドレスで指定されるメモリテーブル106の各グル
ープの先頭アドレスに格納したテーブルデータで実現さ
れるRGBデータしか復元できない。
【0071】これに対し図24の実施例にあっては、メ
モリテーブル104に登録した各グループG1 〜Gnに
含まれる任意のRGBデータを実現するテーブルデータ
へのパレットデータからの逆変換を実現することができ
る。このため、パレット管理テーブル30には新たにテ
ーブルデータ110が格納される。テーブルデータ11
0には自己のグループに属するRGBデータの中から復
元に使用するRGBデータを指定し、この指定RGBデ
ータに対応する斜線部で示すテーブルデータTLD1
TLDnの値を予め登録しておく。例えば斜線部で示す
各グループの復元RGBデータは中心の色となるように
指定する。
【0072】図24の実施例におけるRGBデータから
パレットデータへの変換は図19の実施例と同じである
が、パレットデータからRGBデータへの逆変換につい
ては、生成したエントリ番号によるパレット管理テーブ
ル30の検索で得られたテーブルデータ110を直接使
用し、メモリテーブル104をリードすることなくエン
トリ番号とテーブルデータ110からRGBデータを復
元する。
【0073】これによって、グループを指定するパレッ
トデータによりグループに属するRGBデータの中の必
要とする特定のRGBデータへの逆変換を実現すること
ができる。勿論、図24の実施例についても、パレット
管理テーブル30のデータ数の代わりに、図23の実施
例と同様、メモリテーブル104側に終端フラグ108
を付加するようにしてもよい。
【0074】ここで、上記の各実施例はRGBの各成分
の上位ビットで12ビットで表現される4096種類の
RGBデータを対象に、64エントリをもつパレット管
理テーブルにより64種類のパレットデータに変換する
場合を例にとっているが、RGBの各成分のビット数及
びパレット管理テーブルのエントリ番号のビット数は必
要に応じて適宜に定めることができ、色空間の色データ
のビット数に対しパレットデータのビット数が小さくな
るように定めればよい。
【0075】また、上記の実施例は色空間をRGB空間
とした場合を例にとっているが、他の色空間についても
全く同様に実現することができる。例えば、プリンタ装
置に適合されたCMYK空間であってもよいし、CRT
ディスプレイ装置に適用されるRGB空間、装置に依存
しないJIS Z8701に規定されたXYZ空間、あ
るいはJIS Z8729に規定されているL* *
* 空間やL* * *空間であってもよい。更に、人間
の色知覚を反映した色空間として知られる色相,彩度,
明度の3成分を表現する空間であるHSB空間やHSV
空間を対象に実現することで、人間の知覚に対し、より
自然な変化を実現するパレットデータを用いた各種の色
データの処理が実現できる。
【0076】更に本発明のパレット変換機構にあって
は、ソフトウェアによる処理であってもよいし、ハード
ウェアによる処理であってもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、所定の色空間の色データとパレットデータへの変換
に使用するテーブルの登録更新の際の不要なテーブルア
クセスを防止でき、処理時間の短縮化と処理手順の効率
化を実現できる。またパレットテーブルに登録済み色デ
ータの追加登録や近似する色データのパレットデータへ
の変換等の色領域に対する処理が極めて容易にできる。
【0078】更に、色データとパレットデータへの変
換,逆変換は色空間に限定されず、装置で表現可能な色
空間、装置で表現不可能な色空間、あるいは人間の色知
覚に合った色空間等の適宜の空間を対象にパレット変
換,逆変換を実現して、各空間におけるデータ処理の効
率化と高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明を用いた処理装置のハードウェア構成図
【図3】本発明のパレット変換機構の実施例構成図
【図4】図3のパレットテーブルの登録内容の説明図
【図5】図3のパレット管理テーブルのバリッドビット
とテーブルデータの比較結果に基づく判断内容の説明図
【図6】パレットデータを格納した図2のフレームメモ
リの構造説明図
【図7】図6の1ピクセルデータを取り出して示した説
明図
【図8】図3のパレット管理テーブルに登録したRGB
データの説明図
【図9】図3のRGBデータの登録更新処理を示したフ
ローチャート
【図10】図9による登録更新処理の機能説明図
【図11】図3のRGBデータのパレットデータへの変
換処理を示したフローチャート
【図12】図11による変換処理の機能説明図
【図13】図3のパレットデータのRGBデータへの逆
変換処理を示したフローチャート
【図14】図13による逆変換処理の機能説明図
【図15】R成分を細かく表現可能なパレット変換機構
の実施例構成図
【図16】図15のパレット管理テーブルに登録したR
GBデータの説明図
【図17】R成分とG成分のみを変えて表現可能なパレ
ット変換機構の実施例構成図
【図18】B成分の下位ビットをエントリ番号に取入れ
るパレット変換機構の実施例構成図
【図19】二重テーブル構造をもつ本発明のパレット変
換機構の説明図
【図20】図19の登録更新処理を示したフローチャー
【図21】図19の変換処理を示したフローチャート
【図22】図19の逆変換処理を示したフローチャート
【図23】データ数に代えて終端フラグを用いた二重テ
ーブル構造のパレット変換機構の説明図
【図24】復元するRGBデータを任意に指定できる二
重テーブル構造をパレット変換機構の説明図
【図25】従来のパレット変換機構の説明図
【符号の説明】
10:CPU 12:主記憶装置 14:カラー画像メモリ 15:内部バス 16:上位インタフェース 18:ハードディスク 20:プリンタコントローラ 22:プリンタエンジン 24:CRTコントローラ 26:CRTディスプレイ 28:カラーデータ領域 30:パレット管理テーブル(第1テーブル) 34:エントリ番号生成部 35:テーブルデータ生成部 36:登録更新部 37:パレット変換部 38:パレット逆変換部 48:ピクセルデータ 50,52,54:入力レジスタ 56:エントリレジスタ 58:データレジスタ 60:比較部 62:パレットページエントリ(PTE) 66:R下位2ビット 68:B下位2ビット 70:G下位2ビット 78,80,82,84:ゲート 92:パレット出力レジスタ 94,96,98:出力レジスタ 100:データ数 102:先頭アドレス 104:メモリテーブル(第2テーブル) 106:リードアクセス部 108:終端フラグ 110:テーブルデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/40 D

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数成分で構成された所定の色空間におけ
    る多数の色データの中から選択した色データの一部を組
    合せて、該色データより短いデータ長をもつテーブル手
    段(30)のエントリ番号を生成するエントリ番号生成
    過程と、 前記エントリ番号の作成に使用していない前記色データ
    の残りの部分を組合せて前記テーブル手段(30)に格
    納するテーブルデータを生成するテーブルデータ生成過
    程と、 前記色空間から選択された色データに基づくエントリ番
    号のテーブル位置に、エントリの使用を示す識別情報、
    および前記テーブルデータを格納するテーブル登録更新
    過程と、 前記色空間の色データを入力し、前記エントリ番号生成
    過程で生成したエントリ番号により前記テーブル手段
    (30)を検索して得たテーブルデータが前記テーブル
    データ生成過程で生成したテーブルデータと一致した際
    に、前記エントリ番号をパレットデータとして変換出力
    する変換過程と、 前記エントリ番号で表現されたパレットデータを入力し
    て前記テーブル手段(30)を検索し、該検索で得られ
    た前記テーブルデータと入力エントリ番号から元の色デ
    ータを復元する逆変換過程と、 を備えたことを特徴とする色データ管理方法。
  2. 【請求項2】複数成分で構成された所定の色空間におけ
    る多数の色データの中から選択した少数の色データ分の
    エントリ数を有し、各エントリごとに使用の有無を示す
    識別情報および色データを特定するテーブルデータを格
    納するテーブル手段(30)と、 前記色データの中の一部を組合せ、該色データより短い
    データ長をもつ前記テーブル手段(30)のエントリ番
    号を生成するエントリ番号生成手段(34)と、 前記エントリ番号の生成に使用していない前記色データ
    の残りの部分を組合せて前記テーブル手段(30)に格
    納するテーブルデータを生成するテーブルデータ生成手
    段(35)と、 前記色空間から選択された色データに基づいて前記テー
    ブル手段(30)の新規登録または更新を行うテーブル
    登録更新手段(36)と、 前記色空間の色データから作られるエントリ番号によっ
    て前記テーブル手段(30)から読み出されたテーブル
    データが入力された色データと一致するか、近似色の場
    合は前記テーブル手段(30)のエントリ番号を出力す
    ることによって入力された色データを前記テーブル手段
    (30)のエントリ番号で表現されたパレットデータに
    変換する変換手段(37)と、 前記エントリ番号で表現されたパレットデータとパレッ
    トデータで表現されたエントリ番号によってパレット管
    理テーブル(30)から読み出されたテーブルデータと
    からエントリ番号で表現されたパレットデータを前記色
    空間の色データに戻す逆変換手段(38)と、 を備えたことを特徴とする色データ管理装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の色データ管理装置に於い
    て、前記エントリ番号生成手段(34)は、 前記色データを構成する複数成分の上位ビットの組合
    せ、 前記色データを構成する複数成分につき同数の上位ビ
    ットの組合せ、 前記色データを構成する複数成分につき異なった数の
    上位ビットの組合せ、 前記色データを構成する複数成分の中の特定成分の上
    位ビットのみの組合せ、 前記色データを構成する複数成分の中の特定成分の上
    位ビットと下位ビットの組合せ、 のいずれかによって前記テーブル手段(30)のエント
    リ番号を生成することを特徴とする色データ管理装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の色データ管理装置に於い
    て、前記テーブル登録更新手段(36)は、 前記エントリ番号生成手段(34)で生成したエントリ
    番号により前記テーブルを検索する検索手段と、 該検索手段により得られた識別情報からエントリ使用の
    有無を判定する判定手段と、 前記検索手段により得られたテーブルデータと前記テー
    ブルデータ生成手段(35)で生成したテーブルデータ
    とを比較する比較手段と、 前記判定手段によるエントリの未使用を判定して登録す
    る登録手段と、 を備えたことを特徴とする色データ管理装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の色データ管理装置に於い
    て、前記変換手段(37)は、 前記エントリ番号生成手段(34)で生成したエントリ
    番号により前記テーブルを検索する検索手段と、 該検索手段により得られた識別情報からエントリ使用の
    有無を判定する判定手段と、 前記検索手段により得られたテーブルデータと前記テー
    ブルデータ生成手段(35)で生成したテーブルデータ
    とを比較する比較手段と、 前記判定手段でエントリの有効使用が判定され且つ前記
    比較手段でテーブルデータの一致が判別された際に前記
    エントリ番号をパレットデータとして変換出力する出力
    手段と、 を備えたことを特徴とする色データ管理装置。
  6. 【請求項6】請求項2記載の色データ管理装置に於い
    て、前記逆変換手段(38)は、 エントリ番号で表現されたパレットデータを入力して前
    記テーブルを検索する検索手段と、 該検索手段で検索されたテーブルデータと前記パレット
    データから元の色データを復元して出力する色データ出
    力手段と、 を備えたことを特徴とする色データ管理装置。
  7. 【請求項7】複数成分で構成された所定の色空間におけ
    る複数の色データをグループ化し、グループ化された色
    データに共通で各色データより短いデータ長をもつ第1
    テーブル(30)のエントリ番号を生成するエントリ番
    号生成過程と、 前記エントリ番号の生成に使用していない各色データ固
    有の残りの部分を組合せて第2テーブルに格納するテー
    ブルデータを生成するテーブルデータ生成過程と、 前記グループ化された色データにつき前記テーブルデー
    タ生成過程によって生成されたテーブルデータをグルー
    プ単位に第2テーブルに格納するメモリテーブル格納過
    程と、 前記グループ化された色データに共通なエントリ番号に
    より第1テーブル手段(30)を指定して、エントリ使
    用の有無を示す識別情報、グループ化された色データの
    数、およびグループ化された色データの前記第2テーブ
    ル手段の先頭記憶位置のそれぞれを格納する第1テーブ
    ル登録更新過程と、 前記色空間の色データを入力し、前記エントリ番号生成
    過程で生成したエントリ番号により前記テーブル手段
    (30)を検索して得た前記第2テーブル手段の先頭記
    憶位置から色データ数分だけ順次テーブルデータを読出
    し、入力色データから生成したテーブルデータと読出テ
    ーブルデータとが一致した際に、前記エントリ番号をパ
    レットデータとして変換出力する変換過程と、 前記エントリ番号で表現されたパレットデータを入力し
    て前記第1テーブル手段(30)を検索し、該検索で得
    られた前記第2テーブル手段の先頭記憶位置の色データ
    を復元色データとして出力する逆変換過程と、 を備えたことを特徴とする色データ管理方法。
  8. 【請求項8】複数成分で構成される所定の色空間におけ
    る複数の色データをグループ化し、該グループ化された
    色データに共通で各色データより短いデータ長をもつエ
    ントリ番号を生成するエントリ番号生成手段(34)
    と、 前記エントリ番号の作成に使用していない前記各色デー
    タ固有の残りの部分を組合せてテーブルデータを生成す
    るテーブルデータ生成手段(35)と、 前記グループ化された色データにつき前記テーブルデー
    タ生成手段(35)によって生成されたテーブルデータ
    をグループ単位に格納した第2テーブル手段と、 前記グループ化された色データに共通なエントリ番号に
    よる指定位置に、エントリ使用の有無を示す識別情報、
    グループ化された色データの数、およびグループ化され
    た色データの前記第2テーブル手段の先頭記憶位置のそ
    れぞれを格納する第1テーブル手段と、 前記色空間から選択されたグループ単位の色データに基
    づいて前記テーブル手段(30)の新規登録または更新
    を行うテーブル登録更新手段(36)と、 前記色空間の色データから作られるエントリ番号によっ
    て前記テーブル手段(30)から読み出されたテーブル
    データが入力された色データと一致するか、近似色の場
    合は前記テーブル手段(30)のエントリ番号を出力す
    ることによって入力された色データを前記第1テーブル
    手段(30)のエントリ番号で表現されたパレットデー
    タに変換する変換手段(37)と、 前記エントリ番号で表現されたパレットデータとパレッ
    トデータで表現されたエントリ番号によってパレット管
    理テーブル(30)から読み出されたテーブルデータと
    からエントリ番号で表現されたパレットデータを前記色
    空間の色データに戻す逆変換手段(38)と、 を備えたことを特徴とする色データ管理装置。
  9. 【請求項9】請求項記載の色データ管理装置に於い
    て、前記変換手段(37)は、 入力色データから前記エントリ番号生成手段(34)で
    生成したエントリ番号により前記第1テーブル手段(3
    0)を検索する検索手段と、 該検索手段で得られた前記第2テーブル手段の先頭記憶
    位置から色データ数分だけ順次テーブルデータを読出す
    読出手段と、 該読出手段で読出したテーブルデータと前記入力色デー
    タから生成したテーブルデータとを比較する比較手段
    と、 該比較手段で一致出力が得られた際に、前記エントリ番
    号をパレットデータとして変換出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする色データ管理装置。
  10. 【請求項10】請求項8記載の色データ管理装置に於い
    て、前記逆変換手段(38)は、 エントリ番号で表現されたパレットデータを入力して前
    記第1テーブル手段(30)を検索する検索手段と、 該検索手段で得られた前記第2テーブル手段の先頭記憶
    位置のテーブルデータを読出す読出手段と、 該読出手段による読出テーブルデータと前記エントリ番
    号から元の色データを復元して出力する復元手段と、 を備えたことを特徴とする色データ管理装置。
  11. 【請求項11】複数成分で構成された所定の色空間にお
    ける複数の色データをグループ化し、グループ化された
    色データに共通で各色データより短いデータ長をもつエ
    ントリ番号を生成するエントリ番号生成過程と、 前記エントリ番号の生成に使用していない各色データ固
    有の残りの部分を組合せてテーブルデータを生成するテ
    ーブルデータ生成過程と、 前記グループ化された色データにつき前記テーブルデー
    タ生成過程によって生成されたテーブルデータをグルー
    プ単位に第2テーブルに格納すると共に、グループデー
    タの最終位置を示す終端情報を付加する第2テーブル格
    納過程、 前記グループ化された色データに共通なエントリ番号に
    より第1テーブル手段(30)を指定して、エントリ使
    用の有無を示す識別情報、およびグループ化された色デ
    ータの前記第2テーブル手段の先頭記憶位置のそれぞれ
    を格納する第1テーブル登録更新過程と、 前記色空間の色データを入力し、前記エントリ番号生成
    過程で生成したエントリ番号により前記テーブル手段
    (30)を検索して得た前記第2テーブル手段の先頭記
    憶位置から前記終端符号が得られるまでのテーブルデー
    タを順次読出し、入力色データから生成したテーブルデ
    ータと読出テーブルデータとが一致した際に、前記エン
    トリ番号をパレットデータとして変換出力する変換過程
    と、 前記エントリ番号で表現されたパレットデータを入力し
    て前記第1テーブル手段(30)を検索し、該検索で得
    られた前記第2テーブル手段の先頭記憶位置の色データ
    を復元色データとして出力する逆変換過程と、 を備えたことを特徴とする色データ管理方法。
  12. 【請求項12】複数成分で構成される所定の色空間にお
    ける複数の色データをグループ化し、該グループ化され
    た色データに共通で各色データより短いデータ長をもつ
    エントリ番号を生成するエントリ番号生成手段(34)
    と、 前記エントリ番号の作成に使用していない前記各色デー
    タ固有の残りの部分を組合せてテーブルデータを生成す
    るテーブルデータ生成手段(35)と、 前記グループ化された色データにつき前記テーブルデー
    タ生成手段(35)によって生成されたテーブルデータ
    をグループ単位に格納すると共に、グループデータの最
    終位置に終端情報を付加した第2テーブル手段と、 前記グループ化された色データに共通なエントリ番号に
    よる指定位置に、エントリ使用の有無を示す識別情報、
    およびグループ化された色データの前記第2テーブル手
    段の先頭記憶位置のそれぞれを格納した第1テーブル手
    段と、 前記色空間から選択されたグループ単位の色データに基
    づいて前記テーブル手段(30)の新規登録または更新
    を行うテーブル登録更新手段(36)と、 前記色空間の色データから作られるエントリ番号によっ
    て前記テーブル手段(30)から読み出されたテーブル
    データが入力された色データと一致するか、近似色の場
    合は前記テーブル手段(30)のエントリ番号を出力す
    ることによって 入力された色データを前記第1テーブル
    手段(30)のエントリ番号で表現されたパレットデー
    タに変換する変換手段(37)と、 前記エントリ番号で表現されたパレットデータとパレッ
    トデータで表現されたエントリ番号によってパレット管
    理テーブル(30)から読み出されたテーブルデータと
    からエントリ番号で表現されたパレットデータを前記色
    空間の色データに戻す逆変換手段(38)と、 を備えたことを特徴とする色データ管理装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の色データ管理装置に於
    いて、前記変換手段(37)は、 色データを入力して前記エントリ番号生成手段(34)
    で生成したエントリ番号により前記第1テーブル手段
    (30)を検索する検索手段と、 該検索手段で得られた前記第2テーブル手段の先頭記憶
    位置から終端符号が得られるまでのテーブルデータを順
    次読出す読出手段と、 該読出手段からのテーブルデータと前記入力色データか
    ら生成したテーブルデータとを比較する比較手段と、 該比較手段で一致出力が得られた際に、前記エントリ番
    号をパレットデータとして変換出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする色データ管理装置。
  14. 【請求項14】請求項12記載の色データ管理装置に於
    いて、前記逆変換手段(38)は、 エントリ番号で表現されたパレットデータを入力して前
    記第1テーブル手段(30)を検索する検索手段と、 該検索手段で得られた前記第2テーブル手段の先頭記憶
    位置のテーブルデータを読出す読出手段と、 該読出手段による読出テーブルデータと前記エントリ番
    号から元の色データを復元して出力する復元手段と、 を備えたことを特徴とする色データ管理装置。
  15. 【請求項15】請求項7乃至14記載の色データ管理方
    法および装置に於いて、前記第1テーブル手段(30)
    に、更に、前記第2テーブル手段に格納したグループ単
    位に格納したテーブルデータの中の任意の1つのテーブ
    ルデータを登録し、入力パレットデータを色に変換する
    際に、該第1テーブルに登録したテーブルデータとエン
    トリ番号からグループ内の特定の色データを復元するこ
    とを特徴とする色データ管理方法および装置。
  16. 【請求項16】請求項1乃至15記載の色データ管理方
    法および装置に於いて、前記色空間を、特定の装置で出
    力表現可能な色空間とし、他の装置で表現する際に該他
    の装置で表現可能な色空間に変換することを特徴とする
    色データ管理方法および装置。
  17. 【請求項17】請求項16記載の色データ管理方法およ
    び装置に於いて、前記色空間を、ディスプレイ表示用の
    色空間、印刷用の色空間、あるいは人間の色知覚と同等
    な色空間としたことを特徴とする色データ管理方法およ
    び装置。
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