JP3124566B2 - 文書処理装置及び方法 - Google Patents

文書処理装置及び方法

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JP3124566B2
JP3124566B2 JP03051272A JP5127291A JP3124566B2 JP 3124566 B2 JP3124566 B2 JP 3124566B2 JP 03051272 A JP03051272 A JP 03051272A JP 5127291 A JP5127291 A JP 5127291A JP 3124566 B2 JP3124566 B2 JP 3124566B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、区切り記号で区切られ
た複数の第1レベル部分データと、前記第1レベル部分
データにおいて前記区切り記号で区切られた第2レベル
部分データを含む文書データを処理する文書処理装置及
び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、このような文書処理システムで
は、入力された文書情報を文書ファイルとして記憶して
おり、これら文書フアイルが複数のユーザによる共同作
業の対象になる場合は、オペレーティングシステムによ
って、複数のユーザの間で文書ファイルを共有させ、他
のユーザによるそのファイルへのアクセスを禁止すると
いう方法をとっていた。例えば、UNIXオペレーティ
ングシステムでは、文書ファイルへの書き込み、参照
(読み出し)及び実行の許可を、各ファイル毎にそのフ
ァイルの所有者、グループ或いはその他のユーザに対し
て与えることができる。
【0003】従って、このような文書処理システムにお
いて、あるグループ内のユーザにはそのファイルへの書
込みを許可し、そのグループ外のユーザには、そのファ
イル書込みを許可しないという方法を取ることにより、
そのファイルを特定のグループ内で共有することができ
る。
【0004】また、1つのまとまりのある文書中で、文
書領域のそれぞれが担当者(ユーザ)ごとに分割されて
いる場合、それら各文書領域が互いに他のユーザによっ
て変更されないようにするために、それぞれの担当部分
毎(管理対象ごと)に、各文書領域をそれぞれ別の文書
ファイルとして分割して登録して保管することが行われ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の技術では、一つの文書中に各自の担当領域に、
他人の書き込みを許可しない場合には、この文書を1つ
のファイルにまとめることはできなかった。また、本願
出願人は、先に出願した特願平3−32897号におい
て、内容の変更を防ぐ代わりに、その内容が正当な(他
人によって変更されていない)ものであることを確認可
能とし、この確認が各文書領域ごとに行えるようにする
ことで、このような複数の文書領域を一括して1つのフ
ァイルにまとめる方法を提案している。
【0006】しかし、かかる方法では、各文書領域にネ
スティング(入れ子)構造が許可され、ある文書領域が
内側に他の文書領域を含む場合については考慮されてい
なかった。したがって、ある文書領域が内側に他の文書
領域を含む場合、内側の領域は変更されても構わない時
などに、この文書領域のそれ以外の部分について、正当
なものであるかを確認することはできなかった。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、文書データに含まれる第1レベル部分データが書き
換えられた否かを判定できる文書処理装置及び方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文書処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、区切り記号で区切られた複数の第1レベル文書要
と、前記第1レベル文書要素において前記区切り記号
で区切られた第2レベル文書要素を含む文書データを処
理する文書処理装置において前記文書処理装置は文書
作成を行う文書作成処理手段と、文書の正当性を確認す
る確認処理手段とを備え、 前記文書作成処理手段は、
書データに含まれる第1レベル文書要素を指定する第1
文書要素指定手段と、前記第1の文書要素指定手段に
より指定された第1レベル文書要素に対応するパスワー
ドを入力する第1パスワード入力手段と、前記第1の
書要素指定手段により指定された前記第1レベル文書要
の開始を示す第1の区切り記号を検出する第1の検出
手段と、前記第2レベル文書要素の開始を示す第2の区
切り記号と終了を示す第3の区切り記号とが、前記第1
の区切り記号以降に存在する場合に、前記第2の区切り
記号より始まる前記第2レベル文書要素前記第3の区
切り記号まで読み飛ばす読み飛ばし手段と、前記第1の
検出手段により検出された第1の区切り記号に対応す
る、前記第1レベル文書要素の終了を示す第の区切り
記号を検出する第2の検出手段と、前記第1レベル文書
要素が前記第2レベル文書要素を含む場合に、前記読み
飛ばし手段により読み飛ばした部分を除いた前記第1の
区切り記号から前記第3の区切り記号までの文書要素
抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前
文書要素と、前記第1レベル文書要素に対応する前記
パスワードとを組み合わせて所定の変換アルゴリズムに
従って前記文書要素に対する第1符号を生成する第1符
号生成手段と、前記第1符号生成手段により生成された
前記第1符号を、前記第1の文書要素指定手段により指
定された前記第1レベル文書要素を区切る区切り記号
隣接位置または内部に挿入した文書データを作成する文
書データ作成手段とを有し前記確認処理手段は、文書
データに含まれる前記第1レベル文書要素を指定する第
2の文書要素指定手段と、前記第2の文書要素指定手段
により指定された前記第1レベル文書要素に対応するパ
スワードを入力する第2パスワード入力手段と、前記第
2の文書要素指定手段により指定された前記第1レベル
文書要素の開始を示す第1の区切り記号を前記第1の検
出手段により検出し、前記第2レベル文書要素の開始を
示す第2の区切り記号と終了を示す第3の区切り記号と
が、前記第1の区切り記号以降に存在する場合に、前記
第2の区切り記号より始まる前記第2レベル文書要素
前記第3の区切り記号まで前記読み飛ばし手段により読
み飛ばし、前記第1の検出手段により検出された第1の
区切り記号に対応する、前記第1レベル文書要素の終了
を示す第の区切り記号を前記第2の検出手段により検
出し、前記第1レベル文書要素が前記第2レベル文書要
を含む場合に、前記読み飛ばし手段により読み飛ばし
た部分を除いた前記第1の区切り記号から前記第の区
切り記号までの文書要素を前記抽出手段により抽出し、
その抽出された前記文書要素と、前記第1レベル文書要
に対応する前記パスワードとを組み合わせて前記所定
の変換アルゴリズムに従って前記文書要素に対する第2
符号を生成する第2符号生成手段と、前記第2符号生成
手段により生成された前記第2符号と、前記第2の文書
要素指定手段により指定された前記第1レベル文書要素
を区切る区切り記号の隣接位置または内部に挿入されて
いる前記文書データの前記第1符号とを比較する比較手
段と、前記比較手段による比較の結果、前記第1符号と
第2符号とが一致したか否かを判定する判定手段と、前
記判定手段による判定結果に基づいて、前記第2の文書
要素指定手段により指定された前記第1レベル文書要素
が書き換えられたことを判定する書き換え判定手段と、
を有することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために本発明の文書処
理方法は以下のような工程を備える。即ち、区切り記号
で区切られた複数の第1レベル文書要素と、前記第1レ
ベル文書要素において前記区切り記号で区切られた第2
レベル文書要素を含む文書データを処理する文書処理装
置における文書処理方法であって、前記文書処理方法は
文書作成を行う文書作成処理工程と、文書の正当性を確
認する確認処理工程とを備え、 前記文書作成処理工程
は、文書データに含まれる第1レベル文書要素を指定す
る第1の文書要素指定工程と、前記第1の文書要素指定
工程で指定された第1レベル文書要素に対応するパスワ
ードを入力する第1パスワード入力工程と、前記第1の
文書要素指定工程で指定された前記第1レベル文書要素
の開始を示す第1の区切り記号を検出する工程と、前記
第2レベル文書要素の開始を示す第2の区切り記号と終
了を示す第3の区切り記号とが、前記第1の区切り記号
以降に存在する場合に、前記第2の区切り記号より始ま
る前記第2レベル文書要素前記第3の区切り記号まで
読み飛ばす工程と、前記第1の区切り記号に対応する、
前記第1レベル文書要素の終了を示す第の区切り記号
を検出する工程と、前記第1レベル文書要素が前記第2
レベル文書要素を含む場合に、その読み飛ばした文書要
を除いた前記第1の区切り記号から前記第の区切り
記号までの文書要素を抽出する工程と、その抽出された
前記文書要素と、前記第1レベル文書要素に対応する前
記パスワードとを組み合わせて所定の変換アルゴリズム
に従って前記文書要素に対する第1符号を生成する第1
符号生成工程と、前記第1符号生成工程で生成された前
記第1符号を、前記第1の文書要素指定手段により指定
された前記第1レベル文書要素を区切る区切り記号の隣
接位置ま たは内部に挿入した文書データを作成する文書
データ作成工程とを有し前記確認処理工程は、文書デ
ータに含まれる前記第1レベル文書要素を指定する第2
文書要素指定工程と、前記第2の文書要素指定工程で
指定された前記第1レベル文書要素に対応するパスワー
ドを入力する第2パスワード入力工程と、前記第2の
書要素指定工程で指定された前記第1レベル文書要素
開始を示す第1の区切り記号を検出する工程と、前記第
2レベル文書要素の開始を示す第2の区切り記号と終了
を示す第3の区切り記号とが、前記第1の区切り記号以
降に存在する場合に、前記第2の区切り記号より始まる
前記第2レベル文書要素前記第3の区切り記号まで
み飛ばす工程と、前記第1の区切り記号に対応する、前
記第1レベル文書要素の終了を示す第の区切り記号を
検出する工程と、前記第1レベル文書要素が前記第2レ
ベル文書要素を含む場合に、その読み飛ばした文書要素
を除いた前記第1の区切り記号から前記第の区切り記
号までの文書要素を抽出する工程と、その抽出された前
文書要素と、前記第1レベル文書要素に対応する前記
パスワードとを組み合わせて前記所定の変換アルゴリズ
ムに従って前記文書要素に対する第2符号を生成する第
2符号生成工程と、前記第2符号生成工程で生成された
前記第2符号と、前記第2の文書要素指定手段により指
定された前記第1レベル文書要素を区切る区切り記号
隣接位置または内部に挿入されている前記文書データの
前記第1符号とを比較する比較工程と、前記比較工程に
おける比較の結果、前記第1符号と前記第2符号とが一
致したか否かを判定する判定工程と、前記判定工程での
判定結果に基づいて、前記第2の文書要素指定工程にお
いて指定された前記第1レベル文書要素が書き換えられ
た否かを報知する報知工程と、を有することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】以上の構成において、文書作成処理において
は、文書データに含まれる第1レベル文書要素を指定
し、その指定された第1レベル文書要素に対応するパス
ワードを入力し、前記指定された前記第1レベル文書要
の開始を示す第1の区切り記号を検出し、その第2レ
ベル文書要素の開始を示す第2の区切り記号と終了を示
す第3の区切り記号とが、前記第1の区切り記号以降に
存在する場合に、前記第2の区切り記号より始まる前記
第2レベル文書要素を前記第3の区切り記号まで読み飛
ばし、前記検出された第1の区切り記号に対応する、前
記第1レベル文書要素の終了を示す第の区切り記号を
検出し、その第1レベル文書要素が前記第2レベル文書
要素を含む場合に、前記読み飛ばした部分を除いた前記
第1の区切り記号から前記第の区切り記号までの文書
要素を抽出し、その抽出された前記文書要素と、前記第
1レベル文書要素に対応する前記パスワードとを組み合
わせて所定の変換アルゴリズムに従って前記文書要素
対する第1符号を生成する。この生成された前記第1符
号を、前記第1の文書要素指定手段により指定された前
記第1レベル文書要素を区切る区切り記号の隣接位置ま
たは内部に挿入した文書データを作成する。そして、そ
の文書の正当性を確認する際には、その文書データに含
まれる前記第1レベル文書要素を指定し、その指定され
た前記第1レベル文書要素に対応するパスワードを入力
し、その指定された前記第1レベル文書要素の開始を示
す第1の区切り記号を検出し、前記第2レベル文書要素
の開始を示す第2の区切り記号と終了を示す第3の区切
り記号とが、前記第1の区切り記号以降に存在する場合
に、前記第2の区切り記号より始まる前記第2レベル
書要素を第3の区切り記号まで読み飛ばし、その検出さ
れた第1の区切り記号に対応する、前記第1レベル文書
要素の終了を示す第の区切り記号を検出し、前記第1
レベル文書要素が前記第2レベル文書要素を含む場合
に、前記読み飛ばした部分を除いた前記第1の区切り記
号から前記第の区切り記号までの文書要素を抽出し、
その抽出された前記文書要素と、前記第1レベルの文書
要素に対応する前記パスワードとを組み合わせて前記
定の変換アルゴリズムに従って前記文書要素に対する第
2符号を生成する。この生成された前記第2符号と、指
定された前記第1レベル文書要素を区切る区切り記号
隣接位置または内部に挿入されている前記文書データの
前記第1符号とを比較し、その比較の結果、前記第1符
号と第2符号とが一致したか否かを判定し、その判定結
果に基づいて、前記第2の文書要素指定手段により指定
された前記第1レベル文書要素が書き換えられたことを
判定するように動作する。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。 <第1の実施例の文書処理システムの説明 (図1)>
本実施例では、1つの文書ファイルに格納されている文
書データが、1つ以上の文書要素(以後、第1レベルの
文書要素と呼ぶ)からなり、かつ、その第1レベルの文
書要素の中に他の文書要素(以後、第2レベルの文書要
素と呼ぶ)が1つ以上存在する場合について述べる。そ
のときの第1レベルの文書要素の正当性を、正当性確認
用符号(以後、確認符号)を利用して判定するものであ
る。尚、以下の説明において、文書要素が「正当であ
る」とは、その文書要素を登録した時と、現在記憶され
ているその文書要素の内容とが一致していることを意味
しており、たとえ一度その文書内容が変更されても、現
在その内容が元に戻されていれば、その文書要素は「正
当」であるとする。
【0012】図1は、本実施例の文書処理システムの概
略構成を表わしたブロック図で、図中、1は本システム
のユーザ(文書作成者あるいは文書確認者)が本システ
ムに文書や指令を入力するための入力装置で、例えばキ
ーボードやマウス等を含んでいる。2は入力装置1より
入力された指令に基づいて、本実施例の処理を行なうた
めのCPU、3はCPU2の処理結果、あるいは本シス
テムからのメッセージをプリントアウト或いは表示する
ための出力装置で、例えばプリンタ或いはCRT等を備
えている。10は本実施例における処理プログラムを記
憶するための第1のメモリで、これらプログラムは予め
ROMやハードディスク等に記憶されていてもよく、或
いはフロッピィ等よりRAMに読み込まれたものであっ
てもよい。20は本実施例で取り扱う文書データを保管
するための第2のメモリ、30はワークエリアとして使
用され、本実施例の処理に要する各種データを一時的に
記憶するための第3のメモリである。4はCPUバスで
ある。尚、これら第1、第2、第3のメモリは別々に設
けられていなくてもよいことはもちろんである。
【0013】次に第1のメモリ10に記憶された各プロ
グラムについて説明する。102は文字列抽出プログラ
ムで、入力装置1より指示された文書要素の順番を手掛
かりに、文書データ201から文書要素の内容の一部も
しくは全てを取り出すためのプログラムで、以後、作成
時文字列抽出プログラムと呼ぶ。103は文字列変換プ
ログラムで、与えられた文字列を変形して別の文字列に
変換している。104は対応付けプログラムで、文書要
素と文字列変換プログラム103で得られた作成時確認
符号305を、入力装置1から指示された順番を手掛か
りに対応付けを行なった上で、文書データを記憶してい
る。105は確認符号抽出プログラムで、入力装置1よ
り指示された文書要素の順番を手掛かりに、確認符号付
き文書データ202から文書要素の比較用符号311を
取出している。106は文字列比較プログラムで、2つ
の文字列が同一かどうかを判定している。107は文字
列抽出プログラムで、確認符号付き文書データ202か
ら、文書要素の順番を手掛かりに文書要素の内容の一部
もしくは全てを取り出すためのプログラムで、これ以
後、確認時文字列抽出プログラムと呼ぶ。
【0014】次に、第2のメモリ20の構成について説
明する。
【0015】201は文書作成者がエディタ等を用いて
作成した、或いはフロッピィ等より読み取られた文書デ
ータである。202は対応付けプログラム104により
確認符号が挿入されて登録された確認符号付き文書デー
タである。
【0016】次に、第3のメモリ30の構成を説明す
る。
【0017】301は作成時文書要素番号で、文書作成
時に参照され、対象とする文書要素が第1レベルの文書
要素のうち何番目の文書要素かを示す値が記憶される。
302は作成時対象文字列で、文書作成時、文字列抽出
プログラム102により文書データ201から抽出され
た符号生成の際の対象となる文字列が記憶される。30
3は作成時パスワードで、文書作成者が入力装置1より
入力したパスワードが記憶される。304は作成時被暗
号化データで、文書の作成時、対象文字列302と作成
時パスワード303から作成される被暗号化データが記
憶される。305は作成時確認符号で、文字列変換プロ
グラム103により作成時被暗号化データ304から作
成される符号が格納される。306は確認時文書要素番
号で、文書確認時に、対象とする文書要素が何番目の第
1レベルの文書要素かを示す情報が格納される。307
は確認時対象文字列で、確認時文字列抽出プログラム1
07により確認符号付き文書データ202から抽出され
た文字列が記憶される。308は確認時パスワードで、
文書確認者が入力装置1より入力したパスワードが記憶
される。309は確認時被暗号化データで、確認時対象
文字列307と確認時パスワード308から作成される
被暗号化データが記憶される。310は確認時正当性確
認用符号で、文字列変換プログラム103により確認時
被暗号化データ309から作成される符号が記憶されて
いる。311は比較用符号で、確認符号抽出プログラム
105により、確認符号付き文書データ202から抽出
された符号が記憶され、312は判定結果で、文字列比
較プログラム106による判定結果が記憶される。
【0018】<文書データの説明 (図8〜図10)>
図8は本実施例における入力文書データ201の一例を
示す図である。
【0019】図示のように、文書データ201は、ある
特定の文書区切り記号によって、文書要素ごとに分離さ
れており、ここでは、その文書区切り記号を“<”と
“>”としている。従って、各文書要素は“<”で始ま
り、“>”で終わる文字列となる。尚、これら文書要素
中に“<”と“>”の文字を、文書区切り記号以外の目
的で用いることは禁止されている。又、図8では、文書
区切り記号を“<”と“>”で囲まれた文書要素(第1
レベルの文書要素)の中に更に“<”と“>”で囲まれ
た文書要素(第2レベルの文書要素)を含んでいる。
【0020】そして、図9は作成時被暗号化データを作
成する際に用いる文書データ201の文字列の範囲を示
している。更に、図10は確認符号が付加された確認符
号付き文書データ202の一例を示している。尚、これ
らの処理については詳しく後述する。
【0021】次に、本実施例の文書処理システムにおけ
る処理の流れについて説明するが、ここでの処理は大き
く2つに分かれ、1つは文書作成を行なう処理と、他は
正当性を確認するための処理である。
【0022】初めに、オペレータによる文書データ作成
処理の流れを、図2のフローチャートを参照して説明す
る。この処理は文書データ201に確認符号を付加し、
確認符号付き文書データ202を作成する処理である。
【0023】まずステップS1で、文書作成者(オペレ
ータ)は入力装置1より入力対象となる文書データ20
1の格納場所(たとえばファイル名)と、本処理の処理
結果となる正当性確認用符号付き文書データ202の格
納場所を入力し、文書処理対象を特定する(ステップS
201)。なお、文書データ201はエディタ等を用い
て、あらかじめ作成しておけばよい。次にステップS2
で、文書データ201の中の何番目の第1レベルの文書
要素を符号作成の対象とするか、その番号nを入力装置
1から入力する。この番号nが作成時文書要素番号30
1として記憶される。次にステップS3に進み、作成時
文字列抽出プログラム102を用いて、文書データ20
1から該当する文書要素の内容を取り出し、それを作成
時対象文字列302として記憶する。なお、ステップS
9については後述する。次にステップS4に進み、オペ
レータは入力装置1より作成時パスワード303を入力
し、ステップS3で取り出した作成時対象文字列302
と、その作成時パスワード303から、ステップS5で
作成時確認符号305を作成する。尚、このステップS
5については後述する。そして最後に、ステップS6で
対応付けプログラム104を用いて、該当する文書要素
と作成時確認符号305の対応付け処理を行なって(後
述する)、文書作成処理を終了する。
【0024】次に図3のフローチャートを参照して、図
2のステップS3の作成時文字列抽出プログラム102
の処理について説明する。まず、文書要素の識別につい
て説明する。各文書要素は、文字“<”で始まり、それ
に対応する文字“>”で終わる文字列である。ここで
「対応する」というのは数式におけるカッコの対応と同
様のものであり、“<”は必ずひとつの“>”とペアに
なっている。つまり“<”が開きカッコ、“>”が閉じ
カッコの役目を果たしている。第1レベルの文書要素の
はじまりを表わす“<”のあとで、これに対応する
“>”が現れた場合、これは第2レベルの文書要素のは
じまりを表わしている。
【0025】ここで“〜番目の文書要素”という記述を
するが、対象としているものが第1レベルの文書要素だ
けであるので、“n番目の文書要素”は第1レベルの文
書要素のうちで“n番目のもの”ということを表わして
いる。
【0026】まずステップS11で、図2のステップS
2で入力された番号nを基に、文書データ201から第
1レベルの文書要素のn番目の文書要素のスタート記号
“<”を検出する。ステップS12で、このn番目の文
書要素のスタート記号“<”が検出されないまま文書デ
ータ201が終了するとステップS16に進み、該当す
る第1レベルの文書要素がないことを表示する等してエ
ラー終了する。
【0027】ステップS12で、このn番目の文書要素
のスタート記号が検出されるとステップS13に進み、
スタート記号“<”の次の文字コードから、その第1レ
ベルの文書要素のエンド記号“>”、あるいは第2レベ
ルの文書要素のスタート記号“<”を検出するまで、そ
の文書要素の文字コード列を作成時対象文字列302に
格納する。ステップS14では、ステップS13で検出
したのが第1レベルの文書要素のエンド記号“>”かど
うかを調べ、そうであれば指示された第1レベルの文書
の抽出が終了したものとしてメインルーチンに戻る。
【0028】一方、ステップS14で検出したのが第2
レベルの文書要素のスタート記号“<”の時は、ステッ
プS15に進み、そのスタート記号から対応するその第
2レベルの文書要素のエンド記号“>”までの文字コー
ド列を読み飛ばす。そしてステップS13に戻り、ステ
ップS13以降の処理を、その第1レベルの文書要素の
エンド記号“>”を検出するまで続行する。こうして、
作成時対象文字列302には例えば、図9の点線で囲ま
れた第1レベルの文書要素の文字コード列が格納されて
いることになる。
【0029】次に、図4のフローチャートを参照して、
図2のステップS5の符号生成処理について説明する。
【0030】まずステップS21で、作成時対象文字列
302と作成時パスワード303との2つの文字コード
列を連結して作成時被暗号化データ304を作成する。
尚、ここで作成時対象文字列302と作成時パスワード
303を文字コード列と仮定しているが、単なるバイト
列としてもよい。
【0031】次にステップS22に進み、この作成時被
暗号化データ304を文字列変換プログラム103を用
いて別の文字コード列に変換し、それをメモリ30の作
成時確認符号305に記憶する。この場合、作成時被暗
号化データ304が単なるバイト列の時は、文字列変換
プログラム103はバイト列変換プログラムとなること
はいうまでもない。
【0032】この文字列変換プログラム103は、例え
ばUNIXにおけるパスワードの暗号化と同じようなア
ルゴリズムによって実現できる。即ち、ある文字列を事
実上逆変換できない方法によって、別の文字コード列に
変換するものである。但し、変換後の文字列中に、空白
文字と“<”,“>”がはいらないようにしなければな
らないことはいうまでもない。
【0033】次に図5のフローチャートを参照して、図
2のステップS6の対応付けプログラム104の処理に
ついて述べる。ここでは、対象となる第1レベルの文書
要素の最後の文字の後に、作成時確認符号305を空白
(スペース)文字を隔てて挿入している。これは文書作
成者が入力装置1より直接入力してもよいが、自動的に
行なってもよい。自動的に行なう場合の一例を以下に示
す。尚、これが挿入された状態を示したのが図10で、
図10は確認符号付き文書データ202の一例を示して
おり、ここで、“?????”が1番目の第1レベルの
文書要素の確認符号であり、“!!!!!”が2番目の
第1レベルの文書要素の確認符号としている。
【0034】図5において、まずステップS31で、文
書データ201の第1レベルの文書要素のうち、作成時
文書要素番号301が示す数n番目の文書要素(図2の
ステップS2で指示された)のエンド記号“>”を検出
する。そして、図4のステップS22で求めた作成時確
認符号305を、そのエンド記号“>”の直前(即ち、
第1レベルの文書要素の内容の直後)に空白文字ととも
に挿入する(ステップS32)。これにより、この文書
データは確認符号付き文書データ202となる。ここで
作成時確認符号305の前に空白(スペース)を挿入す
るのは、文書要素の内容と作成時確認符号305とを区
別できるようにするためである。
【0035】尚、前述の説明では、図2において、ステ
ップS5の符号生成処理を、ステップS3の文字列抽出
及びステップS4のパスワード入力後に行っているが、
ステップS3の対象文字列抽出処理を行ないながら、抽
出した文字コード列を逐次、文字列変換プログラム10
3により符号生成してもよい。
【0036】次に、この確認符号付文書データ202の
正当性を確認する処理を、図6のフローチャートを参照
して説明する。まず、ステップS40で確認対象となる
確認符号付き文書データ202の格納場所をオペレータ
は入力装置1より入力することで、文書処理対象を特定
する。続いてステップS41で、オペレータは、入力装
置1より確認時文書要素番号306を入力する。これ
は、図2のステップS2と同様に、確認したい文書要素
の番号nを入力するもので、この番号が入力されるとス
テップS42に進み、確認時文字列抽出プログラム10
7を用いて、確認符号付き文書データ202から該当す
る確認時対象文字コード列307を取り出す。なお、ス
テップS42については後述する。次にステップS43
に進み、オペレータは入力装置1より確認時パスワード
308を入力し、ステップS42で取り出した確認時対
象文字コード列307と、ステップS43で入力した確
認時パスワード308とから、ステップS44で確認時
確認符号310を作成する。
【0037】そして、確認符号付き文書データ202か
ら、ステップS41で入力された確認時文書要素番号3
06が示す数n番目の第1レベルの文書要素のエンド記
号“>”を検出し、エンド記号の直前の文字コード列
(即ち、文書作成時の図5のステップS32で挿入され
た、スペースを除く文字列(図10参照))を、比較用
符号311として取り出す(ステップS45)。そし
て、最後にステップS47に進み、ステップS44で作
成した確認時確認符号310とステップS46で抽出し
た比較用符号311とを比較し、一致すればステップS
49に進み、正当である旨(例えば文字列“yes”)
を判定結果312に記述する。一方、ステップS47で
一致しない時はステップS48に進み、正当でない旨
(例えば文字列“no”)を判定結果312に記述す
る。これで確認処理を終了する。
【0038】次に図7のフローチャートを参照して、図
6のステップS42の確認時文字列抽出プログラム10
7の処理について説明する。
【0039】ステップS51からステップS55までの
処理は、図3のステップS11からステップS15の処
理と同じである。また、ステップS57の処理は、図3
のステップS16の処理と同じである。但し、図3の文
書データ201が確認符号付き文書データ202とな
り、図3の作成時文書要素番号301が確認時文書要素
番号306に、作成時対象文字列302が確認時対象文
字列307になっている点が異なる。
【0040】そして、ステップS54で、指定された第
1レベルの文書要素のエンド記号“>”を検出するとス
テップS56に進み、そのエンド記号の直前にある確認
符号311と、その抽出された第1レベルの文書要素の
文書データの最後の文字とその確認符号311とを隔て
ている空白文字を取り除く。これは具体的には、確認時
対象文字列307の文字列から最後の文字列と、その直
前にある空白文字を除去すればよい。
【0041】なお、かかる処理(一旦格納してから、そ
の格納されたデータの一部を削除する処理)を行う替り
に、確認時対象文字列307に抽出した文字列を格納す
るときに、その最後の文字列とその直前にある空白文字
を除去してから実行するようにしても良い。
【0042】図6のステップS44の符号生成処理は、
前述の図4の処理と同様にして実現できる。但し、図4
では、作成時対象文字列302であったのを、この場合
は確認時対象文字列307とし、作成時パスワード30
3を確認時パスワード308に、作成時被暗号化データ
304を確認時被暗号化データ309に、作成時確認符
号305を確認時確認符号310に置き換えれば、図4
と全く同様にして説明できる。
【0043】なお、文書作成処理及び正当性確認処理の
それぞれの説明では、1つの文書要素に関する処理を述
べたが、それぞれの文書要素に対して、それぞれ処理を
行ってもよい。また、文書データの指定のあとのステッ
プを必要分繰返してもよい。
【0044】このように本実施例では、正当性を確認し
たい文書要素を番号で指定し、且つパスワードを入力す
るだけで、その文書要素の正当性の確認ができる。例え
ば、企業内で一度承認された文書を図2の手順で保存し
た場合、各文書要素ごとに訂正や追加等の編集の手が入
れられたか否かを判断することが可能となる。
【0045】<第2の実施例 (図11〜図18)>以
下、図11〜図18を参照して本発明の第2の実施例に
ついて説明する。尚、この第2の実施例では、第1の実
施例と同じく文書要素の正当性確認を行なう例について
述べるが、文書区切り記号にID(名前)を記述するこ
とにより、各文書要素が名前を持つことが特徴である。
尚、この第2の実施例に於て、前述の実施例と共通する
部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0046】図11は第2の実施例における文書処理シ
ステムの概略構成を表わした図で、前述の図1と構成は
略同じであるが、以下に述べる第1、第2、第3のメモ
リに記憶されるプログラムやデータが異なっている。
【0047】第1のメモリ10において、112は文字
列抽出プログラムで、図1に示された作成時文字列抽出
プログラム102や確認時文字列抽出プログラム107
と異なり、文書データ211または確認符号付き文書デ
ータ212から文書要素名を手掛かりに、文書要素の内
容の一部もしくは全てを取り出すことができる。114
は対応付けプログラムで、図1に示された対応付けプロ
グラム104とは異なり、文書要素と文字列変換プログ
ラム103で得られた作成時確認符号305を、その文
書要素名を手掛かりに対応付けを行なうものである。
又、115は確認符号抽出プログラムで、図1に示した
確認符号抽出プログラム105とは異なり、入力された
文書要素名を手掛かりに、文書データ212から比較用
符号311を取り出すためのものである。
【0048】次に第2のメモリ20のデータ構成を説明
すると、211はオペレータが作成した文書データ、2
12は対応付けプログラム114により確認符号が登録
された確認符号付き文書データである。
【0049】第3のメモリ30の構成を説明すると、3
21は作成時文書要素名で、文書作成時に、対象とする
文書要素の名前が入力されると、その文書要素名を記憶
する。326は確認時文書要素名で、文書確認時に、そ
の対象とす文書要素の名前である文書要素名が入力され
ると、それを記憶している。
【0050】図16は、本実施例における文書データ2
11の一例を示す図である。この文書データ211は、
ある特定の文書区切り記号によって文書要素ごとに明確
に分離されている。ここでは、文字“<”で文書区切り
記号が始まり、“>”で終わるものとする。従って、こ
れら文字“<”と“>”の間には、その文書要素名等が
記述されている。これら文書要素中に“<”と“>”の
文字を、文書区切り記号以外の目的で書くことが禁止さ
れていることは、前述の実施例と同じである。
【0051】これら文書区切り記号には、文書要素の始
まりを示すスタート記号、文書要素の終わりを示すエン
ド記号がある。このエンド記号では、記号“<”の後に
記号“/”がきており、それ以外が文書要素の開始を示
すスタート記号である。従つて、図16に示した文書デ
ータでは、第1レベルの文書要素は文書要素名が“a”
であり、文書要素のスタート記号が“<a>”、その文
書要素のエンド記号が“</a>”であり、第2レベル
の文書要素は、その文書要素名が“b”でありその文書
要素のスタート記号が“<b>”、文書要素のエンド記
号が“</b>”である。ここでもスタート記号、エン
ド記号は数式におけるカッコと同様のもので、ひとつの
スタート記号は、ひとつのエンド記号と対応している。
【0052】次に、この第2の実施例の処理の流れにつ
いて説明する。この第2の実施例の処理も第1の実施例
と同様に、文書作成を行なう処理と文書データの正当性
を確認するための処理の2つに分かれる。
【0053】初めに、文書作成処理の流れを図12のフ
ローチャートを参照して説明する。まずステップS61
で、オペレータは入力装置1より入力対象となる文書デ
ータ211の格納場所(たとえばファイル名)と、本処
理の処理結果となる確認符号付き文書データ212の格
納場所を入力し、文書処理対象を特定する。次にステッ
プS62に進み、オペレータが入力装置1より作成時文
書要素名321を入力するとステップS63に進み、文
字列抽出プログラム112を用いて、文書データ211
より該当する作成時対象文字列302を取出す。さらに
ステップS64に進み、オペレータにより作成時パスワ
ード303が入力装置1より入力されるとステップS6
5に進む。このステップS65では、ステップS63で
取り出した作成時対象文字列302と、ステップS64
で入力された作成時パスワード303とから作成時確認
符号305を作成する。尚、この処理は前述の第1の実
施例における図2のステップS5の処理と全く同様であ
る。こうして最後にステップS66に進み、対応付けプ
ログラム114を用いて、該当する文書要素と、作成時
確認符号305の対応付け処理を行なって文書作成処理
を終了する。
【0054】次に図13のフローチャートを参照して、
図12のステップS63の文字列抽出プログラム112
の処理について説明する。本実施例における文書要素の
識別については、前実施例における文書要素の説明中、
スタート記号“<”を“<x>”と読みかえ、エンド記
号“>”を“</x>”と読みかえた場合と同じであ
る。この文字列抽出プログラム112により抽出される
文字列は、例えば図17の点線で囲んだ文書部分のごと
く、第1レベルの文書要素のスタート記号“<a>”の
直後の文字から、対応するエンド記号“</a>”の直
前の文字までの文字列のうち、第2レベルの文書要素の
区切り記号“<b>”と“</b>”、及びその間の文
書を除いたものである。
【0055】まずステップS71で、文書データ211
において、図12のステップS62で入力された作成時
文書要素名321と同じ文書要素名を持つ第1レベルの
文書要素のスタート記号を検出する。この文書名が検出
されないままステップS72で文書データ211が終了
してしまった場合はステップS76に進み、該当する第
1レベルの文書要素がないことを表示する等してエラー
終了する。
【0056】ステップS72で、その文書要素名の文書
要素のスタート記号が検出された場合はステップS73
に進み、スタート記号の次の文字コードから、その第1
レベルの文書要素のエンド記号、或いは第2レベルの文
書要素のスタート記号を検出するまで、文字コード列を
抽出して作成時対象文字列302に記憶する。そして、
ステップS74で、その第1レベルの文書要素のエンド
記号を検出するとメインルーチンに戻る。
【0057】ステップS74で、第2レベルの文書要素
のスタート記号が検出されるとステップS75に進み、
その第2レベルの文書要素のスタート記号から対応する
第2レベルの文書要素のエンド記号までの文字列を読み
飛ばす。そしてステップS73に戻り、その第1レベル
の文書要素のエンド記号を検出するまで、前述の処理を
実行する。こうして、作成時対象文字列302に記憶さ
れた文書データは、例えば図17の点線で囲まれた文書
データ部分となる。
【0058】次に図14のフローチャートを参照して、
前述ステップS66の対応付けプログラム114の処理
について述べる。ここでは、作成時確認符号305を、
所定の第1レベルの文書要素のエンド記号内に挿入する
ことで、両者の対応付けを行なっている。尚、ここでは
前述の第1の実施例と同様、これら符号はオペレータが
入力装置1より直接入力してもよいが、自動的に行なう
場合の例を以下に示す。
【0059】図18は、第2の実施例におけるの確認符
号付き文書データ212の一例を示す図で、図中、“?
????”は“a”という名の第1レベルの文書要素の
確認符号であり、“!!!!!”が“c”という名の第
1レベルの文書要素の確認符号を示している。
【0060】まずステップS81で、文書データ211
から、作成時文書要素名321と同じ文書要素名を持つ
第1レベルの文書要素のエンド記号を検出する。次にス
テップS82に進み、作成時確認符号305を、このエ
ンド記号中の文書要素名の後に、空白(スペース)文字
を隔てて挿入する。このように、この処理で作成された
文書データは確認符号付き文書データ212となる。
【0061】ここでは、文書データ211を入力して登
録する場合で説明したが、もし、この処理が確認符号付
き文書データ212を変更するような場合は、既にエン
ド記号の中に確認符号が挿入されているので、上記の図
14のステップS82の処理の前に、エンド記号中に確
認符号が挿入されているかどうかを調べ、挿入されてい
る時は、それを削除する処理を行なう必要がある。
【0062】又、前述の第1の実施例と同様、この第2
の実施例ではステップS65の処理をステップS63及
びステップS64の終了後に行なっているが、ステップ
S63の対象文字列抽出処理を行ないながら、抽出した
文字を逐次、文字列変換プログラム103に入力して符
号生成するようにしてもよい。
【0063】次に、こうして作成された確認符号付文書
データ212の正当性確認処理を図15のフローチャー
トを参照して説明する。まず、ステップS90で確認対
象となる確認符号付き文書データ212の格納場所をオ
ペレータは入力装置1より入力する。続いてステップS
91で、入力装置1より確認時文書要素名326が入力
されるとステップS92に進み、確認符号付き文書デー
タ212から文字列抽出プログラム112を用いて、該
当する確認時対象文字列307を取り出す。次にステッ
プS93に進み、入力装置1より確認時パスワード30
8が入力されると、ステップS92で取り出した確認時
対象文字列307と、この確認時パスワード308とか
らステップS94で確認時確認符号310を作成する。
この処理は、前述の第1の実施例における図6のステッ
プS44の処理と全く同様である。そしてステップS9
5に進み、確認符号付き文書データ212から、ステッ
プS91で入力された確認時文書要素名326と同じ文
書要素名を持つ第1レベルの文書要素のエンド記号を検
出し、そのエンド記号の中から確認符号を、比較用符号
311として取り出す。
【0064】こうしてステップS96に進み、ステップ
S94で作成した確認時確認符号310とステップS9
5で抽出した比較用符号311とを比較し、ステップS
97で一致すればステップS98に進み、その文書要素
が正当である旨、例えば文字列“yes”を判定結果3
12に記述する。一方、ステップS97で一致しない時
はステップS99に進み、正当でない旨、例えば文字列
“no”を判定結果312に記述する。これで確認処理
を終了する。
【0065】尚、この図15のステップS92における
文字列抽出プログラム112の処理は、前述した図12
のステップS63の処理と同じ処理である。従つて、図
13において、文書データ211を確認符号付き文書デ
ータ212に、作成時文書要素名321を確認時文書要
素名326に、作成時対象文字列302を確認時対象文
字列307に置き換えることにより、図13のフローチ
ャートと全く同様にして説明できる。
【0066】又、本実施例において、上述例では確認符
号をエンド記号に挿入するようにしたが、スタート記号
に挿入することも容易に考えられる。また、文書区切り
記号中に、文書要素名と確認符号のみがある場合につい
て述べたが、属性等の情報も、この文書区切り記号中に
含めてもよい。この時は、文書要素名や確認符号とその
他の情報が明確に区別できなければならないため、例え
ば、エンド記号中の2番目の位置とか、“<a owner=na
gasima date=1990.9.11 passwd=?????>”等のように属
性の名前を明記する等が考えられる。又、位置を指定す
る場合、最初に文書データを作成する際などに、所定位
置にダミーの確認符号を挿入しておき、対応付け処理で
正しい確認符号と入れ換えるようにしてもよい。
【0067】以上説明したように本実施例によれば、文
書要素の名前を指定することにより、正当性を確認した
い文書要素が指定できる。また、第1レベルの文書要素
の中に含まれる第2レベルの文書要素とは独立して、第
1レベルの文書要素の正当性だけを確認することができ
る。なお、上記実施例では、データ内容の変更の有無を
判定する対象のデータを文書データとしたが、プログラ
ムデータを対象としてもよい。すなわち、本発明は、プ
ログラムソースの正当性の確認に適用することもでき
る。
【0068】本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用して
も良い。また、本発明はシステム或は装置にプログラム
を供給することによって達成される場合にも適用できる
ことは言うまでもない。また、文書作成処理と文書正当
性確認処理は別々に行えるので、作成時文書要素番号3
01と確認時文書要素番号306、作成時文書要素番号
321と確認時文書要素番号326、作成時対象文字列
302と確認時対象文字列307、作成時パスワード3
03と確認時パスワード308、作成時被暗号化データ
304と確認時被暗号化データ309、作成時正当性確
認用符号305と確認時正当性確認用符号310のそれ
ぞれの対は、同一領域を用いるようにしてもよい。
【0069】以上説明したように本実施例によれば、文
書区切り記号によりいくつかの文書要素に区切られ、か
つその文書要素の中に他の文書要素が含まれるような文
書データであっても、その文書要素だけの正当性の確認
を行なうことができる。即ち、この実施例によれば、中
の他の文書要素の位置及びその内容を含めないで、対象
とする文書要素のみの確認符号を作成するので、対象外
の文書要素(すなわち、中の他の文書要素)が書き換え
られても対象とする文書要素内容が変更されていなけれ
ば“正当である”とみなされる。
【0070】更に、対象外の文書要素を削除したり、そ
の位置をかえたり、文書要素名や属性がある場合はその
文書要素名や属性をかえたりしても、対象文書要素の正
当性に影響を与えることがないため、本当に確認したい
文書要素のみの状態を検出できる効果がある。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
旦文書データ記憶手段に保存した文書データが第1レベ
ル部分データと第2レベル部分データとを含む場合、そ
の文書データに含まれる区切り記号を検出することによ
って、第2レベル部分データを除いた第1レベル部分デ
ータと、該第1レベル部分データのパスワードとに基づ
いて正当性の検証を行い、不正な書き換えが行なわれた
部分があった場合でも、どの部分に対して不正な書き換
えが行われたのかを、該文書データを読み出す際に即座
に判断することができる。そして、その結果、保存され
ていた文書データにおける不正な書き換えが行なわれた
部分と、そうでない部分とでそれぞれ適切な処置を行な
うことが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の文書処理システムの概
略構成を示すシステム構成図である。
【図2】第1の実施例の文書処理システムにおける文書
作成処理の流れを説明するためのフローチャートであ
る。
【図3】第1の実施例の文字列抽出処理を説明するため
のフローチャートである。
【図4】第1の実施例の符号生成処理を説明するための
フローチャートである。
【図5】第1の実施例の対応付け処理を説明するための
フローチャートである。
【図6】第1の実施例の文書確認処理を説明するための
フローチャートである。
【図7】第1の実施例の確認時における文字列抽出処理
を説明するためのフローチャートである。
【図8】第1の実施例で取り扱う文書データの一例を示
した図である。
【図9】図8に示された文書データのうち、文字列抽出
される部分を説明するための図である。
【図10】図8に示された文書データを確認符号付文書
データに変換した例を示した図である。
【図11】本発明における第2の実施例の文書処理シス
テムの概略構成を示すシステム構成図である。
【図12】第2の実施例の文書処理システムにおける文
書作成処理の流れを説明するためのフローチャートであ
る。
【図13】第2の実施例の文字列抽出処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図14】第2の実施例の対応付け処理を説明するため
のフローチャートである。
【図15】第2の実施例の確認符号付き文書確認処理の
流れを説明するためのフローチャートである。
【図16】第2の実施例で取り扱う文書要素名付き文書
データの一例を示す図である。
【図17】図16に示した文書データのうち、文字列抽
出される部分を説明するための図である。
【図18】図16に示された文書データを確認符号付文
書データに変換した例を示した図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 CPU 3 出力装置 10,20,30 メモリ 102,112 作成時文字列抽出プログラム 103 文字列変換プログラム 104,114 対応付けプログラム 105,115 確認符号抽出プログラム 106 文字列比較プログラム 107 確認時文字列抽出プログラム 201,211 文書データ 202,212 確認符号付き文書データ 303 作成時パスワード 308 確認時パスワード 305 作成時確認符号 310 確認時確認符号 311 比較用符号 312 判定結果
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長島 正明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 奥野 泰弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 山川 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−26387(JP,A) 特開 平2−28869(JP,A) 特開 平1−243172(JP,A) 情報処理学会、第42回全国大会講演文 集、p308−309

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 区切り記号で区切られた複数の第1レベ
    文書要素と、前記第1レベル文書要素において前記区
    切り記号で区切られた第2レベル文書要素を含む文書デ
    ータを処理する文書処理装置において前記文書処理装置は文書作成を行う文書作成処理手段
    と、文書の正当性を確認する確認処理手段とを備え、 前記文書作成処理手段は、 文書データに含まれる第1レベル文書要素を指定する第
    1の文書要素指定手段と、 前記第1の文書要素指定手段により指定された第1レベ
    文書要素に対応するパスワードを入力する第1パスワ
    ード入力手段と、 前記第1の文書要素指定手段により指定された前記第1
    レベル文書要素の開始を示す第1の区切り記号を検出す
    る第1の検出手段と、 前記第2レベル文書要素の開始を示す第2の区切り記号
    と終了を示す第3の区切り記号とが、前記第1の区切り
    記号以降に存在する場合に、前記第2の区切り記号より
    始まる前記第2レベル文書要素前記第3の区切り記号
    まで読み飛ばす読み飛ばし手段と、 前記第1の検出手段により検出された第1の区切り記号
    に対応する、前記第1レベル文書要素の終了を示す第
    の区切り記号を検出する第2の検出手段と、 前記第1レベル文書要素が前記第2レベル文書要素を含
    む場合に、前記読み飛ばし手段により読み飛ばした部分
    を除いた前記第1の区切り記号から前記第3の区切り記
    号までの文書要素を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記文書要素と、前記第
    1レベル文書要素に対応する前記パスワードとを組み合
    わせて所定の変換アルゴリズムに従って前記文書要素
    対する第1符号を生成する第1符号生成手段と、 前記第1符号生成手段により生成された前記第1符号
    を、前記第1の文書要素指定手段により指定された前記
    第1レベル文書要素を区切る区切り記号の隣接位置また
    は内部に挿入した文書データを作成する文書データ作成
    手段とを有し前記確認処理手段は、 文書データに含まれる前記第1レベル文書要素を指定す
    る第2の文書要素指定手段と、 前記第2の文書要素指定手段により指定された前記第1
    レベル文書要素に対応するパスワードを入力する第2パ
    スワード入力手段と、 前記第2の文書要素指定手段により指定された前記第1
    レベル文書要素の開始を示す第1の区切り記号を前記第
    1の検出手段により検出し、前記第2レベル文書要素
    開始を示す第2の区切り記号と終了を示す第3の区切り
    記号とが、前記第1の区切り記号以降に存在する場合
    に、前記第2の区切り記号より始まる前記第2レベル
    書要素前記第3の区切り記号まで前記読み飛ばし手段
    により読み飛ばし、前記第1の検出手段により検出され
    た第1の区切り記号に対応する、前記第1レベル文書要
    の終了を示す第の区切り記号を前記第2の検出手段
    により検出し、前記第1レベル文書要素が前記第2レベ
    文書要素を含む場合に、前記読み飛ばし手段により読
    み飛ばした部分を除いた前記第1の区切り記号から前記
    の区切り記号までの文書要素を前記抽出手段により
    抽出し、その抽出された前記文書要素と、前記第1レベ
    文書要素に対応する前記パスワードとを組み合わせて
    前記所定の変換アルゴリズムに従って前記文書要素に対
    する第2符号を生成する第2符号生成手段と、 前記第2符号生成手段により生成された前記第2符号
    と、前記第2の文書要素指定手段により指定された前記
    第1レベル文書要素を区切る区切り記号の隣接位置また
    は内部に挿入されている前記文書データの前記第1符号
    とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較の結果、前記第1符号と第2符
    号とが一致したか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に基づいて、前記第2の
    書要素指定手段により指定された前記第1レベル文書要
    が書き換えられたことを判定する書き換え判定手段
    と、 を有する ことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1レベル文書要素には名前が付さ
    れており、前記第1及び第2の文書要素指定手段は前記
    名前に基づいて前記第1レベル文書要素を指定すること
    を特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記名前は前記区切り記号に含まれるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 区切り記号で区切られた複数の第1レベ
    文書要素と、前記第1レベル文書要素において前記区
    切り記号で区切られた第2レベル文書要素を含む文書デ
    ータを処理する文書処理装置における文書処理方法であ
    って、前記文書処理方法は文書作成を行う文書作成処理工程
    と、文書の正当性を確認する確認処理工程とを備え、 前記文書作成処理工程は、 文書データに含まれる第1レベル文書要素を指定する第
    1の文書要素指定工程と、 前記第1の文書要素指定工程で指定された第1レベル
    書要素に対応するパスワードを入力する第1パスワード
    入力工程と、 前記第1の文書要素指定工程で指定された前記第1レベ
    文書要素の開始を示す第1の区切り記号を検出する工
    程と、 前記第2レベル文書要素の開始を示す第2の区切り記号
    と終了を示す第3の区切り記号とが、前記第1の区切り
    記号以降に存在する場合に、前記第2の区切り記号より
    始まる前記第2レベル文書要素前記第3の区切り記号
    まで読み飛ばす工程と、 前記第1の区切り記号に対応する、前記第1レベル文書
    要素の終了を示す第の区切り記号を検出する工程と、 前記第1レベル文書要素が前記第2レベル文書要素を含
    む場合に、その読み飛ばした文書要素を除いた前記第1
    の区切り記号から前記第の区切り記号までの文書要素
    を抽出する工程と、 その抽出された前記文書要素と、前記第1レベル文書要
    に対応する前記パスワードとを組み合わせて所定の変
    換アルゴリズムに従って前記文書要素に対する第1符号
    を生成する第1符号生成工程と、 前記第1符号生成工程で生成された前記第1符号を、前
    記第1の文書要素指定手段により指定された前記第1レ
    ベル文書要素を区切る区切り記号の隣接位置ま たは内部
    に挿入した文書データを作成する文書データ作成工程と
    を有し前記確認処理工程は、 文書データに含まれる前記第1レベル文書要素を指定す
    る第2の文書要素指定工程と、 前記第2の文書要素指定工程で指定された前記第1レベ
    文書要素に対応するパスワードを入力する第2パスワ
    ード入力工程と、 前記第2の文書要素指定工程で指定された前記第1レベ
    文書要素の開始を示す第1の区切り記号を検出する工
    程と、 前記第2レベル文書要素の開始を示す第2の区切り記号
    と終了を示す第3の区切り記号とが、前記第1の区切り
    記号以降に存在する場合に、前記第2の区切り記号より
    始まる前記第2レベル文書要素前記第3の区切り記号
    まで読み飛ばす工程と、 前記第1の区切り記号に対応する、前記第1レベル文書
    要素の終了を示す第の区切り記号を検出する工程と、 前記第1レベル文書要素が前記第2レベル文書要素を含
    む場合に、その読み飛ばした文書要素を除いた前記第1
    の区切り記号から前記第の区切り記号までの文書要素
    を抽出する工程と、 その抽出された前記文書要素と、前記第1レベル文書要
    に対応する前記パスワードとを組み合わせて前記所定
    の変換アルゴリズムに従って前記文書要素に対する第2
    符号を生成する第2符号生成工程と、 前記第2符号生成工程で生成された前記第2符号と、前
    記第2の文書要素指定手段により指定された前記第1レ
    ベル文書要素を区切る区切り記号の隣接位置または内部
    に挿入されている前記文書データの前記第1符号とを比
    較する比較工程と、 前記比較工程における比較の結果、前記第1符号と前記
    第2符号とが一致したか否かを判定する判定工程と、 前記判定工程での判定結果に基づいて、前記第2の文書
    要素指定工程において指定された前記第1レベル文書要
    が書き換えられた否かを報知する報知工程と、 を有することを特徴とする文書処理方法。
  5. 【請求項5】 前記第1レベル文書要素には名前が付さ
    れており、前記第1及び第2の文書要素指定工程では前
    名前に基づいて前記第1レベル文書要素を指定するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の文書処理方法。
  6. 【請求項6】 前記名前は前記区切り記号に含まれるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の文書処理方法。
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