JP2834591B2 - 文書処理装置及び方法 - Google Patents

文書処理装置及び方法

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JP2834591B2
JP2834591B2 JP3051276A JP5127691A JP2834591B2 JP 2834591 B2 JP2834591 B2 JP 2834591B2 JP 3051276 A JP3051276 A JP 3051276A JP 5127691 A JP5127691 A JP 5127691A JP 2834591 B2 JP2834591 B2 JP 2834591B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理装置及び方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、計算機上で作成される、或いは作
成された文書フアイルが、複数のユーザによる共同作業
の対象になる場合は、オペレーテイングシステムによつ
て、複数ユーザの間でフアイルを共有し、その他のユー
ザにはフアイルへのアクセスを禁止するという方法をと
つていた。
【0003】たとえば、UNIXオペレーテイングシス
テム(米国AT&T社が開発し、ライセンスしている。
以下同様)では、フアイルごとに書き込み、参照(読み
だし)、実行の許可をフアイルの所有者、グループ、そ
の他のユーザにたいして与えることができる。
【0004】このようなシステムにおいて、あるフアイ
ルに対し、グループ内でそのフアイルを共有し(読み出
しのみならず、書き込みも可)、かつ、グループ外のユ
ーザに対しては、そのフアイルの変更を許さないという
設定をする場合は、「グループにはフアイルの書き込み
を許可し、グループ外のユーザにはフアイル書き込みを
許可しない」旨を設定することにより、その文書を、グ
ループ内でのみ共有することができる。
【0005】また、一つのまとまりのある文書中で、そ
れぞれ担当の範囲があり、互いに書き込みを許可しない
ようにするには、それぞれの担当部分ごと(管理対象ご
と)に、別のフアイルとして分割し、管理していた。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の技術では、一つの文書中の各自の担当領域に、
他人の書き込みを許可しない場合には、この文書を1つ
のファイルにまとめることはできなかった。また、本願
出願人は、先に出願した特願平3−32897号におい
て、内容の変更を防ぐ代わりに、その内容が正当な(他
人によって変更されていない)ものであることを確認可
能とし、この確認が各文書領域ごとに行えるようにする
ことで、このような複数の文書領域を一括して1つのフ
ァイルにまとめる方法を提案している。
【0007】しかし、かかる方法では、各文書領域にネ
スティング(入れ子)構造が許可され、ある文書領域が
内側に他の文書領域を含む場合については考慮されてい
なかった。そこで、1つの文書要素中に他の文書要素の
存在を許すようにするシステムを考えてみる。この場
合、文書要素毎に抽出する形態が異なるために、抽出対
象となる文書要素毎に抽出するための情報をユーザーが
独自に保持し、入力しなければならないなど、作業が非
常に煩雑になるという問題があった。
【0008】本発明はかかる課題に鑑みなされたもので
あり、文書データを構成する複数の第1レベルの部分デ
ータそれぞれに、入れ子式の第2レベルの部分データが
含み得る文書データを処理する装置或いは方法におい
て、第1レベルの部分データに入れ子になっている第2
レベルの部分データを含んだ範囲のデータ、或いは、第
2レベルの部分データを除いたデータ範囲に対して変更
が行われたか否かを、第1レベルに対して入力するパス
ワードと、第1レベルの部分データに対して設定する条
件及び第1レベル及び/又は第2レベルのデータに基づ
いて確認できる文書処理装置及び方法を提供しようとす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決する本発
明の文書処理装置は以下の構成を備える。
【0010】区切り記号で区切られた複数の第1レベル
の部分データの各々が、入れ子式の第2レベルの部分デ
ータを含み得る文書を処理する文書処理装置であって、
文書データ記憶手段に保存すべき文書データを構成する
前記複数の第1レベルの部分データの各々に対し、抽出
条件を設定する設定手段と、前記文書データを構成する
所望とする第1レベルの部分データを指定する第1の部
分データ指定手段と、該第1の部分データ指定手段によ
り指定された第1レベルの部分データに対応するパスワ
ードを入力する第1のパスワード入力手段と、前記第1
の部分データ指定手段により指定された第1レベルの部
分データが前記第2レベルの部分データを入れ子式に含
んでいる場合、前記設定手段で設定された抽出条件に基
づいて、前記第2レベルの部分データを含んだ当該第1
レベルの部分データ、もしくは、第2レベルの部分デー
タを除いた当該第1レベルの部分データを抽出する第1
の抽出手段と、該第1の抽出手段で抽出されたデータ
と、当該抽出対象になった第1レベルの部分データに対
して前記第1のパスワード入力手段で入力されたパスワ
ードとの組み合わせに対し、所定の変換アルゴリズムに
従って符号データを生成する第1の符号生成手段と、前
記第1の部分データ指定手段により指定された第1レベ
ルの部分データを区切る区切り記号中に、当該第1レベ
ルの部分データに対応する符号データを埋め込む埋め込
み手段と、符号データが埋め込まれた文書データを前記
文書データ記憶手段に格納する格納手段とを備え、更
に、前記文書データ記憶手段に記憶されている所望とす
る文書データを指定する文書データ指定手段と、指定さ
れる文書データを構成する所望の第1レベルの部分デー
タを指定する第2の部分データ指定手段と、該第2の部
分データにより指定された第1レベルの部分データに対
応するパスワードを入力する第2のパスワード入力手段
と、前記第2の部分データ指定手段により指定された第
1レベルの部分データが前記第2レベルの部分データを
入れ子式に含んでいる場合、前記設定手段で設定された
抽出条件に基づいて、前記第2レベルの部分データを含
んだ当該第1レベルの部分データ、もしくは、第2レベ
ルの部分データを除いた当該第1レベルの部分データを
抽出する第2の抽出手段と、該第2の抽出手段で抽出さ
れたデータに、前記第2のパスワード入力手段で入力し
たパスワードを組み合わせ、所定の変換アルゴリズムに
従って符号データを生成する第2の符号生成手段と、該
第2の符号生成手段で生成された符号データと、前記第
2の部分データ指定手段で指定された第1レベルの部分
データを区切る区切り記号に埋め込まれている符号デー
タとを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に基
づいて前記第1レベルの部分データに対して変更がなさ
れたか否かの情報を出力する出力手段とを備える。
【0011】また、本発明の文書処理方法は以下の工程
を備える。すなわち、所定の文書データ記憶手段を有す
る文書処理装置において、区切り記号で区切られた複数
の第1のレベルの部分データの各々が、入れ子式の第2
のレベルの部分データを含み得る文書を処理する、文書
処理装置における文書処理方法であって、所定の文書デ
ータ記憶手段に保存すべき文書データを構成する前記複
数の第1レベルの部分データの各々に対し、抽出条件を
設定させる設定工程と、前記文書データを構成する所望
とする第1レベルの部分データを指定させる第1の部分
データ指定工程と、該第1の部分データ指定工程により
指定された第1レベルの部分データに対応するパスワー
ドを入力させる第1のパスワード入力工程と、前記第1
の部分データ指定工程により指定された第1レベルの部
分データが前記第2レベルの部分データを入れ子式に含
んでいる場合、前記設定工程で設定された抽出条件に基
づいて、前記第2レベルの部分データを含んだ当該第1
レベルの部分データ、もしくは、第2レベルの部分デー
タを除いた当該第1レベルの部分データを抽出する第1
の抽出工程と、該第1の抽出工程で抽出されたデータ
と、当該抽出対象になった第1レベルの部分データに対
して前記第1のパスワード入力工程で入力されたパスワ
ードとの組み合わせに対し、所定の変換アルゴリズムに
従って符号データを生成する第1の符号生成工程と、前
記第1の部分データ指定工程により指定された第1レベ
ルの部分データを区切る区切り記号中に、当該第1レベ
ルの部分データに対応する符号データを埋め込む埋め込
み工程と、符号データが埋め込まれた文書データを前記
文書データ記憶手段に格納する格納工程とを備え、更
に、前記文書データ記憶手段に記憶されている所望とす
る文書データを指定する文書データ指定工程と、指定さ
れる文書データを構成する所望の第1レベルの部分デー
タを指定させる第2の部分データ指定工程と、該第2の
部分データにより指定された第1レベルの部分データに
対応するパスワードを入力させる第2のパスワード入力
工程と、前記第2の部分データ指定工程により指定され
た第1レベルの部分データが前記第2レベルの部分デー
タを入れ子式に含んでいる場合、前記設定工程で設定さ
れた抽出条件に基づいて、前記第2レベルの部分データ
を含んだ当該第1レベルの部分データ、もしくは、第2
レベルの部分データを除いた当該第1レベルの部分デー
タを抽出する第2の抽出工程と、該第2の抽出工程で抽
出されたデータに、前記第2のパスワード入力工程で入
力したパスワードを組み合わせ、所定の変換アルゴリズ
ムに従って符号データを生成する第2の符号生成工程
と、該第2の符号生成工程で生成された符号データと、
前記第2の部分データ指定工程で指定された第1レベル
の部分データを区切る区切り記号に埋め込まれている符
号データとを比較する比較工程と、該比較工程の比較結
果に基づいて前記第1レベルの部分データに対して変更
がなされたか否かの情報を出力させる出力工程とを備え
る。
【0012】
【作用】かかる本発明の構成或いは工程において、文書
データを構成する第1レベルの部分データの各々に対し
て、抽出条件を設定する。そして、指定した第1レベル
の部分データに対してパスワードを入力した場合であっ
て、その第1レベルの部分データが第2レベルの部分デ
ータを入れ子式に含んでいる場合には、設定した抽出条
件に基づいて、その第2レベルの部分データを含んだ当
該第1レベルの部分データ、もしくは、第2レベルの部
分データを除いた当該第1レベルの部分データを抽出す
る。そして、抽出されたデータと、その抽出対象になっ
た第1レベルの部分データに対して入力されたパスワー
ドとの組み合わせに対し、所定の変換アルゴリズムに従
って符号データを生成し、その第1レベルの部分データ
を区切る区切り記号中に、その符号データを埋め込み、
その文書データを保存する。また、変更されているかど
うかを確認する際には、所望とする文書データを指定
し、その指定した文書データ中の所望の第1レベルの部
分データを指定すると、共に、その中の第1レベルの部
分データに対応するパスワードを入力する。そして、指
定された第1レベルの部分データに対して上記と同様に
してデータを抽出すると共に符号データも生成する。そ
して生成された符号データと、指定した第1レベルの部
分データを区切る区切り記号に埋め込まれている符号デ
ータとを比較し、その比較結果に基づいてその第1レベ
ルの部分データに対して変更がなされたか否かの情報を
出力する。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。 [文書要素の説明]先ず、図2を用いて「文書要素」と
「文書要素名」についての説明、定義を行なう。
【0014】実施例の文書データは複数の部分的な文書
から構成される。この部分的な文書は、記号“<”と単
語と記号“>”からなるスタート記号と、これに対応す
るエンド記号“</>”((但し、“/”と共に、スタ
ート記号に用いた単語を入れることもできる。例えば、
スタート記号“<a>”に対応してエンド記号“</a
>”と記述できる。)によって挟まれた文字列である。
なお、ここで「対応する」とあるのは数式におけるカッ
コの対応と同様の意味である。スタート記号は開きカッ
コ、エンド記号は閉じカッコの役目を果たす。
【0015】1つの部分的な文書は、スタート記号中の
単語によつて、その意味や性質といつた情報が付加され
る。また、スタート記号とエンド記号の間に、対をなす
スタート記号とエンド記号を複数含むネステイング構造
をなすことも可能である。すなわち、スタート記号に対
応するエンド記号が現れる前に再び、スタート記号が現
れたら、それはネストしている第2の文書要素のはじま
りを表わす。
【0016】ここで、スタート記号中の単語のことを
「文書要素名」、この「文書要素名」の付いたスタート
記号から対応するエンド記号までの文字列を総称して
「文書要素」という。また、スタート記号と対応するエ
ンド記号にはさまれた部分を「文書要素の内容」とい
う。例えば、図2の文書データ全体は、文書要素名
“a”の文書要素であり、この文書要素の内容は、文書
要素名“b”の文書要素を含んでいる(以下、文書要素
名“a”の文書要素のことを、単に文書要素“a”と言
う)。
【0017】また、スタート記号及びエンド記号が1つ
の文書要素の区切り記号である以上、1つの文書要素の
内容には、これらの記号を文書要素の区切り以外の目的
では使用することはできない。
【0018】因に、本実施例の説明のために、図2に示
すような文書形式を用いたが、文書データの文書形式は
ネステイング構造をなすことができ、かつ、区別可能な
部分文書データに区切ることができる文書形式であれ
ば、この限りではない。
【0019】また、以下の説明で、文書要素が“正当で
ある”とは、文書要素を登録した時と文書要素の内容が
変わっていないことを意味している。すなわち、ひとた
び変更されても、元に戻されていれば、その文書要素は
正当であるとみなす。また、第1の文書要素が第2の文
書要素をネストして含む場合、第2の文書要素を第1の
文書要素に対して、「子の文書要素」ということにす
る。 [装置構成の説明]図1は、本実施例の文書処理装置の
ブロック構成図である。図示に示す如く、バス4に、コ
ンソール1、CPU2、出力装置3、主メモリ10,3
0、データ用メモリ20が接続されている。尚、図示で
は、各メモリが別々になっているが、これらは1つのメ
モリ上にあっても良い。各メモリ中の構成要素は、以下
の説明により順次明らかにする。
【0020】コンソール1とは、計算機へ入力するため
の装置(例えばキーボード)と、計算機からの応答を表
示できる装置(例えばCRT)などをいい、出力装置3
はプリントアウト、または画面への表示などを行なう装
置である。
【0021】次に、本実施例の処理のながれについて説
明する。処理は、大きく2つの部分に分れる。文書作成
・登録を行なう部分と、正当性確認を行なう部分の2つ
である。
【0022】始めに、文書作成、登録の処理のながれに
ついて、図3のフローチャートに従って説明する。
【0023】先ず、ステップS31で文書作成者は、コ
ンソール1より既存のエデイタ(文書編集プログラム)
などを用いて文書データ21を作成する。ここで作成さ
れる文書データは、文書要素によって構成され、それら
によって構造化された文書である。文書データの一例を
図4に示す。
【0024】次に、ステップS32で文書作成者は、抽
出情報データ22を作成する。これも、ステップS31
と同様に、一般にエデイタと呼ばれる文書作成・編集装
置によって行なわれる。ここで作成される抽出情報デー
タは、文書要素の内容を全て抽出の対象とする文書要素
名を指定する。その一例として図5に示す。
【0025】図示では、文書要素“b”と“d”のスタ
ート記号の直後からエンド記号の直前までの全ての文字
列を抽出対象としていることが示されている。この時点
で、ステップS31で作成された文書データ21とステ
ップS32で作成された抽出情報データ22は、関連の
あるデータとして認識されている。例えば、文書データ
21のフアイル名を「report」とすると、抽出情
報データ22のフアイル名を「report.inf
o」としてフアイル名のコンベンシヨンで関連づける。
【0026】次に、ステップS33で文書データ21と
抽出情報データ22から、正当性確認用符号付文書デー
タ作成処理を用いて正当性確認用符号付文書23を作成
する。以上で、文書データの作成(登録)処理が完了す
る。
【0027】ここでステップS33の正当性確認用符号
付文書データ作成処理についての詳細を図6のフローチ
ャートに従って説明する。
【0028】まず、ステップS69で、文書データ2
1、抽出情報データ22、正当性確認符号付文書データ
23のそれぞれの格納場所(ファイル名など)を入力
し、処理対象を定める。次に、ステップS68で正当化
の対象とする文書要素名をユーザが入力し、これを対象
文書要素名39として格納する。続いて、ステップS6
0では、対象文書要素名39と同じ文書要素名を文書デ
ータ21の先頭から順に探索する。
【0029】次に、ステップS61では文書データ21
が終了したかを調べ、終了していない場合はステップS
62を実行する。また、終了している場合には、文書デ
ータ21を正当性確認用符号付文書データ23としてデ
ータメモリ20に格納し、本正当性確認符号付文書デー
タ作成処理を終了する。
【0030】さて、処理がステップS62に進むと、抽
出方式判定プログラム14を用いて、対象文書要素名3
9が抽出情報データ22に含まれているかどうかを判定
する。含まれていない場合には“1”、含まれている場
合には“2”を抽出方式判定37に格納する。
【0031】次に、ステップS63では文書データ21
から、文字列抽出プログラム12を用いて、抽出方式判
定37の内容をもとに、対象となる文書要素の内容を抽
出し、この結果を被暗号化文書データ31とする。この
文字列抽出プログラム13は、文字列抽出の方式の違い
によつて、以下のような第1,2の方式の処理の動作を
する。
【0032】第1の方式の処理は、抽出方式判定37が
“1”の場合に動作するものである。
【0033】例えば、図4に示すような文書データがあ
って、その抽出情報データ22に“d”だけしかない場
合、文書要素“b”を第1の方式で抽出しようとしたと
きには、図7に示す破線で囲まれた部分を抽出対象とす
る。
【0034】すなわち、子の文書要素の区切り記号は符
号生成処理の対象とするが、その内容は対象外とするこ
とを特徴としている。よって、この場合、抽出される文
字列は図8に示すようになる。
【0035】また、第2の方式の処理は、抽出方式判定
37が“2”の場合に動作するものである。
【0036】例えば、文書データが図4の場合におい
て、その抽出情報データ22に“b”と“d”がある場
合、文書要素“b”を第2の方式で抽出しようとしたと
きには、図9に示す破線で囲まれた部分を抽出の対象と
する。
【0037】すなわち、子の文書要素の区切り記号を含
め、その全てを抽出の対象とする。この場合、抽出され
る文字列は図10に示すようになる。
【0038】但し、文書要素の内容の抽出の際、スター
ト記号の中の文書要素名以外の文字列や、エンド記号の
中の“/”と文書要素名以外の文字列は抽出せず、一切
無視する。
【0039】図6に戻って、ステップS64にでは、正
当性確認用符号の作成格納処理を行なう。ここでは、被
暗号化文書データ31(前述のステップS64で抽出さ
れた文字列が格納されている)内の文字列を基にして正
当性確認用符号を作成し、それを文書データ21に格納
する処理を行ない、本正当性確認用符号付き文書データ
作成処理を終了する。
【0040】図6の正当性確認用符号付き文書データ作
成処理が終了した時点で図3の文書作成、登録の処理が
終了することになる。ちなみに、本処理を繰り返し行な
うことによって複数の文書要素に関して、正当性確認符
号を付けることが可能である。
【0041】図6のステップS64の正当性確認用符号
作成格納処理について、図11を用いて更に詳しく説明
する。
【0042】先ず、ステップS110では文書作成者は
コンソール1からパスワードを入力する(入力されたパ
スワードはパスワード32に格納される)。次に、ステ
ップS111では、被暗号化文書データ31(先のステ
ップS64で抽出された文字列が格納されている)の内
容を、ステップS110で入力されたパスワードを一体
(接続)にした文字列を文字列変換プログラム19を用
いて符号化し、それを正当性確認用符号33に格納す
る。ここで、被暗号化文書データ31とパスワード32
を文字列と仮定しているが、単なるバイト列であつても
よい。この符号化手法は、例えばUNIX(米国AT&
T社が開発し、ライセンスしているオペレーティングシ
ステム)におけるユーザパスワードの暗号化と同じよう
なアルゴリズムによって実現できる。すなわち、ある文
字列を事実上逆変換できない方法によって、別の文字列
に変換するものである。ただし、変換後の文字列中に、
空白文字と“<”,“>”がはいらないようにしなけれ
ばならない。
【0043】このように文字コードを符号化すること
で、文書に特有の暗号文字列が得られる。尚、この符号
化手段は、入出力を文字列に限定せず、ただのバイト列
として扱えるものであってもよい。
【0044】次に、ステップS112では、対応付けプ
ログラム18を用いて、正当性確認用符号33に格納さ
れた符号を、注目している文書データ21の適切な場所
に格納する。ここでは、抽出の対象となった文書要素の
エンド記号の中の文書要素名の後に、空白で区切って格
納する。
【0045】図12に、文書要素“a”を第1の方式、
2番目の文書要素“b”を第2の方式で抽出して正当性
確認用符号の作成・対応付けを行った時点での文書デー
タ21の例を示す。
【0046】ここで、正当性確認用符号は、エンド記号
の中に文書要素名の後に、空白に区切られて格納されて
いる。ただし、事前に正当性確認用符号が格納されてい
る場合は、新規な正当性確認用符号に置き換えられる。
【0047】以上で、正当性確認用符号作成格納処理を
終了する。
【0048】因に、図4の文書データと図5の抽出情報
データに関して、対象文書要素名39を“b”とした場
合、結果として作成される正当性確認用符号付文書デー
タは、図13のようになる。
【0049】[正当性確認処理の説明]次に、上述した
処理によつて登録された文書データの正当性を確認する
処理について説明する。
【0050】図14はこの処理の動作を説明するための
フローチャートである。但し、この処理を実行するに
際、既にメモリ中には、正当性確認用符号付文書データ
23と抽出情報データ22が格納されている。
【0051】尚、ステップS149は図6のステップS
69と、ステップS148は図6のステップS68と、
ステップS140は図6のステップS60と、ステップ
S141は図6のステップS61と、ステップS142
はステップS62と、ステップS143はステップS6
3と同様であり、ステップS144は図11のステップ
S110と、ステップS145はステップS111と同
様であるので、その詳述は割愛する。但し、本処理では
処理対象として、文書データ21ではなく、正当性確認
符号付文書データ23としている点が異なる。
【0052】さて、ステップS145の処理が終わった
時点で、正当性を確認する文書要素の正当性確認用符号
33が作成されている。
【0053】次に、ステップS146では、予め作成さ
れ、文書データと同じフアイル中に格納されていた正当
性確認用符号の内容と、ステップS145で作成された
正当性確認用符号33の内容を比較し、一致した場合
“yes”、一致しない場合“no”を、正当性判定3
6に格納する。この処理を図15を用いてより詳しく説
明する。
【0054】先ず、ステップS151では、正当性確認
符号付文書データ23から、対象文書要素名39と同じ
文書要素名の文書要素のエンド記号の中に格納された正
当性確認用符号を取り出し、それを比較用符号35に格
納する。ステップS152では、比較用符号35と、正
当性確認用符号33を文字列比較プログラム18によつ
て比較し、一致した場合“yes”、一致しない時“n
o”を正当性判定36に格納する。以上で、ステップS
146の比較処理を終る。
【0055】図14に戻って。ステップS146の判定
処理が終わると、ステップS147に進み、本処理の抽
出結果として、正当性判定36を出力する。
【0056】また、正当性の判定結果をある処理に対す
る入力としても良い。このステップS147が終了する
と、本正当性確認処理が終了する。以上で、正当性確認
のための処理の説明を終了する。
【0057】以上に述べた処理によつて、事前に文書要
素の抽出方法に関する情報を用意することによつて、ネ
ストした構造の文書データであつても、文書要素単位に
正当性確認用符号を備えた文書データを作成でき、その
各々に関して正当性を確認することが可能になる。 [第2の実施例の説明]上述した第1の実施例では、抽
出情報として文書要素名のみを用いた。本第2の実施例
では、抽出情報として、文書データ中の文書要素の構造
に関する情報を用い、それによつて個々の文書要素と処
理方法を対応付ける手段を有することを特徴とする。
【0058】図16に本第2の実施例における文書処理
装置のブロック構成図を示す。本装置における処理の流
れは、ほぼ第1の実施例と同様であるが、抽出情報デー
タ23に関係する部分が異なる。
【0059】本第2の実施例においても、文書作成・登
録を行なう部分と、正当性確認を行なう部分の2つの処
理に分かれる。
【0060】図17は文書作成、登録の処理のながれに
ついて、説明したものである。
【0061】尚、ステップS171は図3のステップS
31と同様であり、文書作成者はコンソール1より文書
を作成し、それを文書データ21として登録する。
【0062】次に、ステップS172では、抽出情報デ
ータ22を作成する。ここで作成される抽出情報には、
文書データ中の文書要素の構造と、各文書要素の抽出方
式に関する情報が含まれている。
【0063】文書データ21が図18に示すようなとき
であって、この抽出情報作成プログラム16によつて作
成される抽出情報データの一例を図19に示す。
【0064】図19では、図18の文書データの全ての
スタート記号とエンド記号を用いて文書要素の構造を表
している。また、スタート記号の後に“1”または
“2”という文字を入れることによつて、“1”の場合
は第1の方式で文書要素の内容を抽出し、“2”の場合
は第2の方式で文書要素の内容を抽出することを意味し
ている。
【0065】次に、ステップS173で文書データ21
と抽出情報データ22から、正当性確認用符号付文書デ
ータ作成処理を行ない、正当性確認用符号付文書23を
作成する。
【0066】ここで、ステップS173の正当性確認用
符号付文書データ作成処理を、図20のフローチャート
に従って詳細に説明する。
【0067】まず、ステップS209で、文書データ2
1、抽出情報データ22、正当性確認符号付文書データ
23のそれぞれの格納場所(ファイル名など)を入力
し、処理対象を定める。次に、ステップS208で正当
化の対象とする文書要素名をユーザが入力し、これを対
象文書要素名39として格納する。S201は図6のS
60と、S202は図6のS61と同様であるので、説
明は割愛する。次にS203では、抽出情報検索取出プ
ログラム17を用いて、対象文書要素名39と同じ文書
要素名のスタート記号を、抽出情報データの中から検索
し、そのスタート記号の直後に記述された文書要素の抽
出方式に関する情報を取り出し、抽出方式判定37に格
納する。
【0068】ステップS204では、文書データ21か
ら、文字列抽出プログラム12を用いて、抽出方式判定
37をもとに、対象となる文書要素の内容の文字列を抽
出し、この結果を被暗号化文書データ31に格納する。
この文字列抽出プログラム13は、第1の実施例の図6
のステップS63と同様である。
【0069】次に、ステップS206は 図6のステッ
プS64と同様であって、抽出された文字列とユーザか
らのパスワードに基づいて符号を生成し、それを正当性
確認用符号33に格納する。このステップS206が終
了すると、本正当性確認用符号付き文書データ作成処理
が終了する。
【0070】次に、本第2の実施例における正当性確認
処理を図21のフローチャートに従って説明する。但
し、メモリ中には、正当性確認用符号付き文書データ2
3と抽出情報データ22が格納されている。
【0071】図示において、ステップS220は図20
のステップS209と、ステップS221は図20のス
テップS208と、ステップS211は図20のステッ
プS201と、ステップS212は図20のステップS
202と、ステップS213は図20のステップS20
3と、ステップS214は図20のステップS204と
同様である。また、ステップS216は図11のステッ
プS110と、ステップS217はステップS111と
同じであるので、これらの詳述は割愛する。
【0072】以上の処理でもって、注目している文書要
素に対する文字列の抽出、そしてパスワードの入力が行
なわれ、これらを基にして生成された符号が正当性確認
用符号33中に生成されることになる。
【0073】ステップS218では、予め作成され、正
当性確認用符号付き文書データ内の該当する正当性確認
用符号とステップS217で生成された正当性確認用符
号33内の内容とを比較し、一致した場合には“ye
s”、一致しない場合には“no”を正当性判定36に
格納する(このステップS218は図14のステップS
146と同様である)。次に、ステップS219に進
み、本処理の結果として、正当性判定36を出力する。
【0074】また、正当性の判定結果をある処理に対す
る入力としても良い。そして、この処理が終了すると、
本正当性確認処理が終了する。以上で、正当性確認のた
めの処理の説明を終了する。
【0075】本第2の実施例では、文書データの構造に
一致した形態で文書要素個々に抽出方式を自由に設定す
ることができるという効果を得ることができる。[第3
の実施例の説明]上述した第1,第2の実施例では、抽
出情報に関するデータは、文書データとは別個に存在し
ていた。
【0076】本第3の実施例では、文書データ中に抽出
情報を備え、それによつて個々の文書要素と処理方法を
対応付ける手段を有することを特徴とする。
【0077】図22は本第3の実施例における文書処理
装置のブロック構成図である。本実施例の処理の流れ
も、ほぼ前述した第1,第2の実施例と同様であるが、
抽出情報を持つ文書データの部分が異なる。
【0078】先ず、前述した実施例と同様に、文書作成
・登録処理のながれについて図23を用いて説明する。
【0079】ステップS231では、図3のステップS
31と同様に、コンソール1により登録しようとする文
書を入力し、それを文書データ21として記憶する。次
に、ステップS232において、文書作成者は、文書デ
ータ21に抽出情報を組み込み、これを抽出情報付文書
データ24として作成記憶する。こで抽出情報は、文書
データ中の文書要素ごとに組み込まれ、各文書要素の抽
出方式に関する情報を含んでいる。
【0080】ここで作成される抽出情報付文書データ2
4は、対象の文書データを図18としたとき、図24の
ようになる。
【0081】図24では、図18の文書データのスター
ト記号の中の文書要素名の後に属性を示す文字列“gr
oup”と“=”、それと属性値として“1”または
“2”という文字を入れる。“1”の場合は第1の方式
で文書要素の内容を抽出し、“2”の場合は第2の方式
で文書要素の内容を抽出することを意味している。
【0082】具体的には、文書データのスタート記号を
探索し、各文書要素の抽出方式の選択に関する情報を、
属性“group”と“=”と共にスタート記号の中に
格納する。尚、一般にエデイタと呼ばれる文書作成・編
集装置を用いて、図18の文書データに直接記入し、図
24に示すような抽出情報付文書データを作成してもよ
い。
【0083】次に、ステップS233で、抽出情報付文
書データ24から正当性確認用符号付文書データ作成処
理を用いて正当性確認用符号付文書データ23を作成す
ることになる。
【0084】ここで、このステップS233の正当性確
認用符号付文書データ作成処理の詳細を図25のフロー
チャートを用いて説明する。図示において、ステップS
259は図6のステップS69と、ステップS258は
図6のステップS68と同様であるので、これらの記述
は割愛する。ただし、処理対象は文書データ21のかわ
りに、抽出情報付文書データ24が指定されるところが
異なる。次に、ステップS251では抽出情報検索取出
プログラム45を用いて、抽出情報付文書データ24の
先頭から、対象文書要素名39と同一の文書要素名を持
つスタート記号を探索し、発見すると、その文書要素の
抽出方式に関する情報を取り出し、抽出方式判定37に
格納する。
【0085】次に、ステップS252では抽出情報付文
書データが終了しているか調べ、終了していない場合は
ステップS254を実行する。終了しているの場合に
は、文書データ21を正当性確認用符号付文書データ2
3とし、本正当性確認用符号付文書データ作成処理を終
了する。
【0086】ステップS254では抽出情報付文書デー
タ24から、文字列抽出プログラム13を用いて、抽出
方式判定37をもとに、対象となる文書要素を抽出し、
この結果を被暗号化文書データ31に格納する。この、
文字列抽出プログラム13は、第1の実施例の図6のス
テップS63と同様である。
【0087】次に、ステップS256は、図6のステッ
プS64と同様、抽出した文書要素の内容とユーザから
のパスワードに基づいて符号を作成し、それを文書デー
タ中の該当するエンド記号中に格納する。
【0088】このステップS256が終了すると、正当
性確認用符号付文書データ作成処理を終了する。以上で
図23の文書作成、登録の処理が終了する。因に、図2
4の抽出情報付文書データを用いて、対象文書要素名を
“b”とした場合、結果として作成される正当性確認用
符号付文書データは図26のようになる。
【0089】次に、正当性確認処理を図27のフローチ
ャートに従って説明する。尚、既にメモリ中には、正当
性確認用符号付文書データ23と、抽出情報データ22
が格納されているものとして説明する。
【0090】ステップS280は、図6のステップS6
9と、ステップS281は、図6のステップS68と、
ステップS271は、図25のステップS251と、ス
テップS272は、図25のステップS252と、ステ
ップS274は、図25のステップS254と同様であ
るので説明を割愛する。ただし、処理対象は文書データ
21のかわりに、正当性確認用符号付データ23が指定
される。
【0091】その後、ステップS276に進み、文書確
認者に、対応する文書要素に対応するパスワードを入力
してもらい、それをパスワード32に格納する。
【0092】次のステップS277では、抽出された被
暗号化文書データ31と入力されたパスワード32から
符号を生成し、それを正当性確認用符号33に格納す
る。
【0093】ステップS278では、該当する文書要素
のエンド記号中にある正当性確認用符号とステップS2
77で生成された正当性確認用符号33とを比較し、そ
の結果を正当性判定36に、第1,第2の実施例と同様
に、“yes”或は“no”等の文字列を格納する。
【0094】そして、ステップS279において、正当
性判定36の内容を出力する。
【0095】また、正当性の判定結果をある処理に対す
る入力としても良い。このステップSが終了すると、本
正当性確認処理が終了する。以上で正当性確認のための
処理の説明を終了する。
【0096】本第3の実施例では、文書要素個々に抽出
方式を自由に設定して、正当性確認を行なうことができ
るという効果を得ることができるという効果とともに、
文書データと抽出情報データをひとつのフアイルに納め
ることができるという効果を得ることができる。
【0097】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、更には、システム或は装置にプログラ
ムを供給することによつて達成される場合にも適用でき
ることは言うまでもない。
【0098】以上説明した様に、本実施例によれば、 (1)文書内の文書要素に関する抽出情報を事前に用意
し、使用することができるので、文書の登録時・正当性
確認時毎に抽出に関する指定を行なう必要がなくなる。
【0099】(2)抽出情報をもとにして、指定された
文書要素に関して、それが更新されていないかどうか
(その文書要素が正当なものであるかどうか)を確認す
ることができる、といった効果がある。なお、上記実施
例では、データ内容の変更の有無を判定する対象のデー
タを文書データとしたが、プログラムデータを対象とし
てもよい。すなわち、本発明は、プログラムソースの正
当性の確認に適用することもできる。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文書データを構成する複数の第1レベルの部分データそ
れぞれに、入れ子式の第2レベルの部分データが含み得
る文書データを処理する装置或いは方法において、第1
レベルの部分データに入れ子になっている第2レベルの
部分データを含んだ範囲のデータ、或いは、第2レベル
の部分データを除いたデータ範囲に対して変更が行われ
たか否かを、第1レベルに対して入力するパスワード
と、第1レベルの部分データに対して設定する条件及び
第1レベル及び/又は第2レベルのデータに基づいて確
認できるようになる。この結果、保存されていたその文
書を構成する部分データ毎、更には入れ子になった部分
データ毎に応じて適切な処置を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の装置のブロック構成図である。
【図2】実施例における「文書要素」と「文書要素名」
について説明する図である。
【図3】第1の実施例における文書作成・登録処理を説
明するためのフローチヤートである。
【図4】第1の実施例における文書データの一例を示す
図である。
【図5】第1の実施例の抽出情報データの一例を示す図
である。
【図6】第1の実施例における正当性確認用符号付文書
データ作成処理のフローチヤートである。
【図7】第1の実施例の第1の抽出方式の概要を説明す
るための図である。
【図8】第1の実施例の第1の抽出方式によって抽出さ
れた文字列を示す図である。
【図9】第1の実施例の第2の抽出方式の概要を説明す
るための図である。
【図10】第1の実施例の第2の抽出方式によって抽出
された文字列を示す図である。
【図11】第1の実施例の正当性確認用符号作成格納処
理のフローチヤートである。
【図12】第1の実施例において対応付け処理が行なわ
れた文書データの一例を示す図である。
【図13】第1の実施例の正当性確認用符号付文書デー
タの一例を示す図である。
【図14】第1の実施例の正当性確認処理のフローチヤ
ートである。
【図15】第1の実施例の正当性符号の比較処理のフロ
ーチヤートである。
【図16】第2の実施例の装置のブロック構成図であ
る。
【図17】第2の実施例の文書作成・登録処理のフロー
チヤートである。
【図18】第2の実施例の文書データの一例を示す図で
ある。
【図19】第2の実施例の抽出情報データの一例を示す
図である。
【図20】第2の実施例の正当性確認用符号付文書デー
タ作成処理のフローチヤートである。
【図21】第2の実施例の正当性確認処理のフローチヤ
ートである。
【図22】第3の実施例の装置のブロック構成図であ
る。
【図23】第3の実施例の文書作成・登録処理のフロー
チヤートである。
【図24】第3の実施例の抽出情報付文書データの一例
を示す図である。
【図25】第3の実施例の正当性確認用符号付文書デー
タ作成処理のフローチヤートである。
【図26】第3の実施例の正当性確認用符号付文書デー
タの一例を示す図である。
【図27】第3の実施例のの正当性確認処理のフローチ
ヤートである。
【符号の説明】
1 コンソール 2 CPU 3 出力装置 10,20,30 メモリ 13 文字列抽出プログラム 14 抽出方式判定プログラム 15 文字列比較プログラム 18 対応付けプログラム 19 文字列変換プログラム 21 文書データ 22 抽出情報データ 23 正当性確認用符号付き文書データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山川 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 黒澤 貴弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−278161(JP,A) 特開 平3−185551(JP,A) 特開 平1−161937(JP,A) 特開 平2−28869(JP,A) 特開 平1−243172(JP,A) 特開 平2−297284(JP,A) 特開 平1−258147(JP,A) 特開 平2−247772(JP,A) 特開 平2−249059(JP,A) 特開 平2−14355(JP,A) 社団法人情報処理学会,第42回(平成 3年後期)全国大会講演論文集(3) (平成3年3月12日〜14日),p.308 〜309 Martin Bryan,SGM L:An Author’s Guid e to the Standard Generalized Markup Language,Addison− Wesley Publishing Company,Inc.(1988),A ppendix C.3 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/21 G06F 17/22 G06F 17/24 G06F 9/06 G09C 1/00 - 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 区切り記号で区切られた複数の第1レベ
    ルの部分データの各々が、入れ子式の第2レベルの部分
    データを含み得る文書を処理する文書処理装置であっ
    て、 文書データ記憶手段に保存すべき文書データを構成する
    前記複数の第1レベルの部分データの各々に対し、抽出
    条件を設定する設定手段と、 前記文書データを構成する所望とする第1レベルの部分
    データを指定する第1の部分データ指定手段と、 該第1の部分データ指定手段により指定された第1レベ
    ルの部分データに対応するパスワードを入力する第1の
    パスワード入力手段と、 前記第1の部分データ指定手段により指定された第1レ
    ベルの部分データが前記第2レベルの部分データを入れ
    子式に含んでいる場合、前記設定手段で設定された抽出
    条件に基づいて、前記第2レベルの部分データを含んだ
    当該第1レベルの部分データ、もしくは、第2レベルの
    部分データを除いた当該第1レベルの部分データを抽出
    する第1の抽出手段と、 該第1の抽出手段で抽出されたデータと、当該抽出対象
    になった第1レベルの部分データに対して前記第1のパ
    スワード入力手段で入力されたパスワードとの組み合わ
    せに対し、所定の変換アルゴリズムに従って符号データ
    を生成する第1の符号生成手段と、 前記第1の部分データ指定手段により指定された第1レ
    ベルの部分データを区切る区切り記号中に、当該第1レ
    ベルの部分データに対応する符号データを埋め込む埋め
    込み手段と、 符号データが埋め込まれた文書データを前記文書データ
    記憶手段に格納する格納手段とを備え、更に、 前記文書データ記憶手段に記憶されている所望とする文
    書データを指定する文書データ指定手段と、 指定される文書データを構成する所望の第1レベルの部
    分データを指定する第2の部分データ指定手段と、 該第2の部分データにより指定された第1レベルの部分
    データに対応するパスワードを入力する第2のパスワー
    ド入力手段と、 前記第2の部分データ指定手段により指定された第1レ
    ベルの部分データが前記第2レベルの部分データを入れ
    子式に含んでいる場合、前記設定手段で設定された抽出
    条件に基づいて、前記第2レベルの部分データを含んだ
    当該第1レベルの部分データ、もしくは、第2レベルの
    部分データを除いた当該第1レベルの部分データを抽出
    する第2の抽出手段と、 該第2の抽出手段で抽出されたデータに、前記第2のパ
    スワード入力手段で入力したパスワードを組み合わせ、
    所定の変換アルゴリズムに従って符号データを生成する
    第2の符号生成手段と、 該第2の符号生成手段で生成された符号データと、前記
    第2の部分データ指定手段で指定された第1レベルの部
    分データを区切る区切り記号に埋め込まれている符号デ
    ータとを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果に基づいて前記第1レベルの部分
    データに対して変更がなされたか否かの情報を出力する
    出力手段とを備えることを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 所定の文書データ記憶手段を有する文書
    処理装置において、区切り記号で区切られた複数の第1
    のレベルの部分データの各々が、入れ子式の第2のレベ
    ルの部分データを含み得る文書を処理する、文書処理装
    置における文書処理方法であって、 所定の文書データ記憶手段に保存すべき文書データを構
    成する前記複数の第1レベルの部分データの各々に対
    し、抽出条件を設定させる設定工程と、 前記文書データを構成する所望とする第1レベルの部分
    データを指定させる第1の部分データ指定工程と、 該第1の部分データ指定工程により指定された第1レベ
    ルの部分データに対応するパスワードを入力させる第1
    のパスワード入力工程と、 前記第1の部分データ指定工程により指定された第1レ
    ベルの部分データが前記第2レベルの部分データを入れ
    子式に含んでいる場合、前記設定工程で設定された抽出
    条件に基づいて、前記第2レベルの部分データを含んだ
    当該第1レベルの部分データ、もしくは、第2レベルの
    部分データを除いた当該第1レベルの部分データを抽出
    する第1の抽出工程と、 該第1の抽出工程で抽出されたデータと、当該抽出対象
    になった第1レベルの部分データに対して前記第1のパ
    スワード入力工程で入力されたパスワードとの組み合わ
    せに対し、所定の変換アルゴリズムに従って符号データ
    を生成する第1の符号生成工程と、 前記第1の部分データ指定工程により指定された第1レ
    ベルの部分データを区切る区切り記号中に、当該第1レ
    ベルの部分データに対応する符号データを埋め込む埋め
    込み工程と、 符号データが埋め込まれた文書データを前記文書データ
    記憶手段に格納する格納工程とを備え、更に、 前記文書データ記憶手段に記憶されている所望とする文
    書データを指定する文書データ指定工程と、 指定される文書データを構成する所望の第1レベルの部
    分データを指定させる第2の部分データ指定工程と、 該第2の部分データにより指定された第1レベルの部分
    データに対応するパスワードを入力させる第2のパスワ
    ード入力工程と、 前記第2の部分データ指定工程により指定された第1レ
    ベルの部分データが前記第2レベルの部分データを入れ
    子式に含んでいる場合、前記設定工程で設定された抽出
    条件に基づいて、前記第2レベルの部分データを含んだ
    当該第1レベルの部分データ、もしくは、第2レベルの
    部分データを除いた当該第1レベルの部分データを抽出
    する第2の抽出工程と、 該第2の抽出工程で抽出されたデータに、前記第2のパ
    スワード入力工程で入力したパスワードを組み合わせ、
    所定の変換アルゴリズムに従って符号データを生成する
    第2の符号生成工程と、 該第2の符号生成工程で生成された符号データと、前記
    第2の部分データ指定工程で指定された第1レベルの部
    分データを区切る区切り記号に埋め込まれている符号デ
    ータとを比較する比較工程と、 該比較工程の比較結果に基づいて前記第1レベルの部分
    データに対して変更がなされたか否かの情報を出力させ
    る出力工程とを備えることを特徴とする文書処理方法。
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