JP3124477U - 折りたたみ式遊具における金属管同士の交叉結合装置 - Google Patents

折りたたみ式遊具における金属管同士の交叉結合装置 Download PDF

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Abstract

【課題】フレームの金属管同士を起伏的に回動操作できるようにする。
【解決手段】合成樹脂から一対の金属管用受け入れ口筒(17)(18)が直角に交叉する平面視の扇型として成形されたコーナー管継手(C)の一方の受け入れ口筒(18)へ、対応する一方の金属管(14)を差し込み固定すると共に、凸子(22a)が円周面から常時突出する状態に弾圧付勢された他方の金属管(17)を、上記コーナー管継手(C)の他方の受け入れ口筒(17)へ抜き差し自在に差し込んで、その凸子(22a)を対応する上記金属管用受け入れ口筒(17)の円周面に切り欠かれた係合長孔(24)へ係合させることにより、その係合長孔(24)に沿う約90度の回動角度範囲(α)だけ、金属管(12)(14)を起伏的に回動操作できるように定めた。
【選択図】 図10

Description

本考案は折りたたみ式遊具のフレームをなす金属管同士の交叉結合装置に関する。
この種の折りたたみ式遊具としては、例えば下記文献に示すような屋内用ブランコが公知である。
特開2000−116957号公報 特開2000−116958号公報 特開2002−126357号公報
ところが、上記特開2000−116957号を代表例を挙げて言えば、これではフレーム枠(1)を形作っている支柱(6)の径小パイプ(6b)と、水平の下横杆(接地脚管)(9)とが連続一体物として、その直角な交叉部を被覆した合成樹脂製のコーナーカバー(10)が、その円筒状転倒防止部材(11)の円周面において接地使用されるようになっている。
そのため、上記円筒状の転倒防止部材(11)にたとえゴムバンドなどの滑り止め材(12)を被着させたとしても、依然として屋内の床面を滑りやすく、接地使用状態での安定性に劣る。
それにもまして、上記支柱(6)と下横杆(接地脚管)(9)とを工具類の必要なく折りたたんだり、組立・分解したりすることは不可能である。
本考案はこのような課題の改良を目的としており、その目的を達成するために請求項1では金属管同士のコーナー管継手を硬質な合成樹脂から、一対の金属管用受け入れ口筒が直角に交叉する平面視のほぼ扇型として一体成形し、且つその一方の金属管用受け入れ口筒の円周面へ凸子用係合長孔を、約90度の回動角度範囲だけ切り欠いて、
残る他方の金属管用受け入れ口筒へ対応する他方の金属管を差し込み固定すると共に、
内蔵の板バネにより円周面の出没孔から、凸子が常時突出する状態に弾圧付勢された一方の金属管を、上記コーナー管継手の対応する一方の金属管用受け入れ口筒へ抜き差し自在に差し込んで、その板バネの凸子を上記係合長孔と係合させることにより、上記金属管の何れか一方を他方に対して約90度だけ起伏的に回動操作できるように定めたことを特徴とする。
又、請求項1に従属する請求項2ではコーナー管継手における両金属管用受け入れ口筒の交叉位置へ、使用状態での滑り止め用接地座を取り付けたことを特徴とする。
請求項1の上記構成によれば、折りたたみ式遊具のフレームとなる金属管同士を、相対的に約90度だけ回動操作することより、その床面への接地使用状態と起立した折りたたみ状態とを確実にすばやく得られるばかりでなく、その組立と分解も工具類の必要なく、手先での簡便に行なえる効果がある。
又、請求項2の構成を採用するならば、コーナー管継手に付属の接地座により、床面に対する滑り止め効果を向上でき、安定・確固な接地使用状態を得られるため、安全性にも優れる。
以下、図面に基いて本考案の具体的構成を詳述すると、図1〜10はその本考案に係る折りたたみ式遊具の一例として、ジャングルジム(G)と分解可能に組立使用される屋内用のブランコを示しており、これはブランコ本体(S)を吊り下げるための天井枠フレーム(F1)と、これを下方から支持する左右一対の軸受台(B1)(B2)並びに床枠フレーム(F2)とから成り立っている。
即ち、その折りたたみ式ブランコの組立使用状態を示した図1〜6において、先ず天井枠フレーム(F1)は1本の金属管から水平なバー管部(1)と、左右一対の垂直な差込み支柱管部(2)(2)とを備えた正面視の門字型に屈曲されている。
(3)(3)はその両差込み支柱管部(2)(2)の中途高さ位置へ図5のように、一定の上下相互間隔を保つ数段として各々開口分布された複数個のキーピン受け入れ孔であり、左右方向への水平に貫通している。(4)(4)はその左右相互間での同じ高さ位置に開口する任意な1個づつのキーピン受け入れ孔(3)(3)へ、各々抜き差し自在に差し込み貫通された1本づつの水平なキーピンであり、何れも差し込みストッパーとなる径大な丸頭部(4a)(4a)を備えている。
図示実施形態では上記キーピン(4)(4)を、その複数個のキーピン受け入れ孔(3)(3)へ択一的に差し替えることにより、天井枠フレーム(F1)における水平なバー管部(1)の地上高さを、幼児の年令や身長などに応じて高低調整できるようになっているが、そのキーピン受け入れ孔(3)(3)を1個づつとして、両差込み支柱管部(2)(2)における左右相互間での同じ高さ位置へ開口させるだけにとどめても良い。
上記ブランコ本体(S)は椅子型の座席(5)と、これを吊り下げる金属管のU字型ハンガーアーム(6)とから成り、そのハンガーアーム(6)の上端部が図7のように硬質な合成樹脂製係止フック(7)(7)の左右一対を介して、上記天井枠フレーム(F1)のバー管部(1)へ係脱自在に、且つ前後方向へ揺動し得るように係止されている。
(8)は同じくバー管部(1)へ上方から差し込み被着された硬質な合成樹脂製のトップパネルであるが、その下向く左右一対のダボ(9)(9)が上記係止フック(7)(7)と着脱自在に咬み合わされることにより、その両係止フック(7)(7)の左右相互間隔を一定に保っている。(10)(10)はトップパネル(8)の横ズレを防ぐ左右一対のストッパーリングであり、上記天井枠フレーム(F1)のバー管部(1)に予じめ通し込み固定されている。
尚、天井枠フレーム(F1)から上記トップパネル(8)とその後ハンガーアーム(6)の両係止フック(7)(7)を取りはずすことにより、その天井枠フレーム(F1)の水平なバー管部(1)を鉄棒として使用することも可能である。
次に、床枠フレーム(F2)も上記天井枠フレーム(F1)と同じ太さの金属管から成るが、これは垂直な差込み支柱管部(11)(11)と水平な接地脚管部(12)(12)とを備えた側面視のL字型に並列するエルボ管(13)(13)と、その接地脚管部(12)(12)の相反する張り出し前端と後端へ、各々コーナー管継手(C)(C)を介して回動自在に枢支連結された起伏ストレート管(14)(14)との一対づつから、全体的な前後の対称形態に枠組みされており、ブランコの組立使用状態ではその両起伏ストレート管(14)(14)も水平に接地することとなる。
そして、両エルボ管(13)(13)における垂直な差込み支柱管部(11)(11)の同じ中途高さ位置には、1個づつのキーピン受け入れ孔(15)(15)が開口形成されており、ここには上記天井枠フレーム(F1)側のキーピン(4)(4)と同じ径大な丸頭部(16a)(16a)を備えた水平なキーピン(16)(16)の1本づつが、やはり各々抜き差し自在に差し込み貫通されている。
上記ブランコの組立使用状態では図1〜6から明白なように、その床枠フレーム(F2)側のキーピン(16)(16)が上記天井枠フレーム(F1)側のキーピン(4)(4)と平行になる。又、床枠フレーム(F2)の接地した水平な起伏ストレート管(14)(14)が、上記天井枠フレーム(F1)のバー管部(1)と平行に延在する。
先に一言したコーナー管継手(C)(C)の各個は図11〜14に抽出して示す如く、硬質な合成樹脂から平面視のほぼ扇型に一体成形されており、その直角の交叉状態にある接地脚管部用受け入れ口筒(17)と起伏ストレート管用受け入れ口筒(18)へ、上記エルボ管(13)における接地脚管部(12)の張り出し先端と上記起伏ストレート管(14)の基端とが、各々対応的に差し込まれている。(19)は底面補強リブの複数条であり、上記交叉位置からの同芯円弧状に配列されている。
その場合図10から明白なように、起伏ストレート管(14)(14)は1本の水平な貫通ボルト(20)とナット(21)により、コーナー管継手(C)の起伏ストレート管用受け入れ口筒(18)と固定一体化されている。
これに反して、上記エルボ管(13)の接地脚管部(12)には、図15のような切り離し一端部付近から連続一体に隆起する凸子(22a)を備えた円弧状の板バネ(22)が内蔵セットされており、その板バネ(22)の凸子(22a)は図8〜10のように接地脚管部(12)の出没孔(23)から常時突出する弾圧付勢状態にある。又、その凸子(22a)と係脱自在の係合長孔(24)が上記接地脚管部用受け入れ口筒(17)の円周面に、約90度の回動角度範囲(α)だけ切り欠かれている。
そして、その凸子(22a)が係合長孔(24)と常時係合する突出状態に弾圧付勢されているため、上記エルボ管(13)の接地脚管部(12)がそのコーナー管継手(C)の接地脚管部用受け入れ口筒(17)から抜け出すおそれはない。
但し、その凸子(22a)を板バネ(22)に抗して係合長孔(24)から出没孔(23)へ押し込み没入させれば、上記接地脚管部(12)をその受け入れ口筒(17)から抜き出し分解することができ、又同様にして差し込むことにより、組み立てることも可能であって、これらの作業上工具類を必要としない。
又、上記凸子(22a)の係合長孔(24)は約90度の回動角度範囲(α)として、コーナー管継手(C)の接地脚管部用受け入れ口筒(17)に切り欠かれているため、上記床枠フレーム(F2)の起伏ストレート管(14)を図8のようなエルボ管(13)の接地脚管部(12)と同じ水平に接地した使用状態から、約90度だけ回動操作することにより、図9のような起立状態に折りたたむことができ、又逆方向へ伏倒させて接地使用することも可能である。
(25)は上記コーナー管継手(C)における接地脚管部用受け入れ口筒(17)と起伏ストレート管用受け入れ口筒(18)との交叉位置へ、その底面方向から圧入された接地座であって、ゴムや軟質の合成樹脂から成り、使用状態での滑り止め作用を果す。
(E)(E)は上記起伏ストレート管(14)(14)の先端へ固定状態に套嵌されたエンド管継手の一対であって、その各個も硬質な合成樹脂から図16〜21のような平面視のほぼ扇型に一体成形されており、その互いに合致連通する水平なカバー凹溝(26)と垂直なカバー凹溝(27)とが、ブランコの組立使用状態において、図1〜6や図8、9のようにジャングルジム(G)の交叉する縦水平骨管(Y)と垂直骨管(Z)へ、着脱自在に被着一体化されるようになっている。
尚、(X)は上記縦水平骨管(Y)並びに垂直骨管(Z)と相俟って、ジャングルジム(G)を枠組み立体化する横水平骨管であり、これらの骨管(X)(Y)(Z)はすべて硬質な合成樹脂管から成る。
更に、上記左右一対の軸受台(B1)(B2)は何れも予じめ縦割りされた硬質な合成樹脂製の表皮盤(28)(28)と裏皮盤(29)(29)とから成り、しかもその表皮盤(28)(28)と裏皮盤(29)(29)とが図22〜32のように、言わば最中菓子の如く閉合され、且つ複数本づつの水平な植込みボルト(30)(30)を介して締結一体化されており、その中空内部へ上記天井枠フレーム(F1)の垂直な差込み支柱管部(2)(2)を各々受け入れる。(31)(31)はその植込みボルト(30)(30)の受け入れ用ネジ孔である。
図示実施形態の場合、左右何れか一方の軸受台(B1)は図5のようなオルゴール(32)の内蔵ケースとして、その下方から上記床枠フレーム(F2)により支持された状態にある。これに比し、残る他方の軸受台(B2)はジャングルジム(G)に対する天井枠フレーム(F1)の取付ベースとして、その軸受台(B2)の上下両端部から図27〜31や図36のような差込み継手(33)(33)(34)(34)の前後一対づつが水平に張り出されており、これらをジャングルジム(G)における隣り合う上下一対の縦水平骨管(Y)へ差し込み一体化している。そのジャングルジム(G)が他方の軸受台(B2)を支持する剛性な床枠フレーム(F2)として、兼用されているわけである。
(35)(35)はこのような両軸受台(B1)(B2)の上端中央部から連続一体に垂立する1個づつの雄ネジ口筒であり、ここへ上方から上記天井枠フレーム(F1)の垂直な差込み支柱管部(2)(2)が、各々抜き差し自在に差し込まれることとなる。その差し込まれた差込み支柱管部(2)(2)の水平なキーピン(4)(4)は、雄ネジ口筒(35)(35)の開口上縁部によって受け止められる。
又、上記オルゴール(32)の内蔵ケースを兼ねた一方の軸受台(B1)に限っては図22〜26のように、その下端部からも並列する前後一対の雄ネジ口筒(36)(36)が連続一体に垂下しており、ここへ下方から上記床枠フレーム(F2)の垂直な差込み支柱管部(11)(11)が、やはり抜き差し自在に各々差し込まれるようになっている。その差し込まれた差込み支柱管部(11)(11)の水平なキーピン(16)(16)は、雄ネジ口筒(36)(36)の開口下縁部によって受け止められる。
このような合計4個の雄ネジ口筒(35)(35)(36)(36)は悉く同一であり、その各個の開口縁部には上記キーピン(4)(4)(16)(16)と係脱自在に係合するカム溝(37)(37)(38)(38)の向かい合う一対が、滑らかな半円型として切り欠かれている。そのカム溝(37)(37)(38)(38)の内部へキーピン(4)(4)(16)(16)が沈み込む如く係合した時、上記天井枠フレーム(F1)の差込み支柱管部(2)(2)とその両軸受台(B1)(B2)とは、相対的な回動不能の位置決め状態に仮り止めされ、又上記床枠フレーム(F2)の両差込み支柱管部(11)(11)とその軸受台(B1)とは、やはり相対的な回動不能の位置決め状態に仮り止めされることとなる。
その場合、上記オルゴール(32)の内蔵ケースを兼ねた軸受台(B1)の上端部から垂立する1個の雄ネジ口筒(35)が、その軸受台(B1)の中央位置にあるに反し、同じく軸受台(B1)の下端部から逆向きに垂下する両雄ネジ口筒(36)(36)は、前後一対として振り分け配置されているため、上記天井枠フレーム(F1)の差込み支柱管部(2)(2)と床枠フレーム(F2)の両差込み支柱管部(11)(11)とが、その共通する軸受台(B1)の内部において干渉し合うおそれはない。
尚、上記合計4個の雄ネジ口筒(35)(35)(36)(36)はそのキーピン(4)(4)(16)(16)と係合するカム溝(37)(37)(38)(38)も含む構成の全体として、悉く同一である。
更に、(39)(39)(40)(40)は上記雄ネジ口筒(35)(35)(36)(36)に対応する個数として、天井枠フレーム(F1)の差込み支柱管部(2)(2)と床枠フレーム(F2)における両エルボ管(13)(13)の差込み支柱管部(11)(11)へ、各々予じめスライド自在に差し込まれたキャップナットであり、その合計4個の悉く同一構成として、硬質な合成樹脂から図33〜35のような円錐頭部を有するほぼ吊り鐘型に一体成形されており、これを上記軸受台(B1)(B2)の雄ネジ口筒(35)(35)(36)(36)へ、各々着脱自在に螺合締結するようになっている。(39a)(40a)はその各キャップナット(39)(40)における円錐頭部の内面に対応形成されたキーピン用押圧段面である。
つまり、上記軸受台(B1)(B2)の上端中央部から垂立する雄ネジ口筒(35)(35)へ螺合した天井枠フレーム(F1)側のキャップナット(39)(39)を、上方から螺進操作して図37、39、41のように強く締め上げれば、その天井枠フレーム(F1)における差込み支柱管部(2)(2)の水平なキーピン(4)(4)が、キャップナット(39)(39)の押圧段面(39a)により上記カム溝(37)(37)の内部へ押え付け拘束されることになって、天井枠フレーム(F1)の差込み支柱管部(2)(2)とその軸受台(B1)(B2)とが、相対的な回動不能に固定ロックされるのである。
他方、上記オルゴール(32)の内蔵ケースを兼ねた軸受台(B1)の下端部から垂下する前後一対の雄ネジ口筒(36)(36)へ螺合した床枠フレーム(F2)側のキャップナット(40)(40)を、下方から螺進操作して図41のように強く締め上げれば、その床枠フレーム(F2)における差込み支柱管部(11)(11)の水平なキーピン(16)(16)が、キャップナット(40)(40)の押圧段面(40a)により上記カム溝(38)(38)の内部へ、やはり押え付け拘束されることとなり、床枠フレーム(F2)の差込み支柱管部(11)(11)とその軸受台(B1)とが、相対的な回動不能に固定ロックされるのである。その結果、図1〜6のような床枠フレーム(F2)が安定良く接地したブランコの組立使用状態に保てる。
又、上記軸受台(B1)(B2)の雄ネジ口筒(35)(35)(36)(36)に各々螺合締結されているキャップナット(39)(39)(40)(40)を、図38、40、42のようにすべて螺退操作することにより若干弛緩させ、そのキャップナット(39)(39)(40)(40)の押圧段面(39a)(40a)によるキーピン(4)(4)(16)(16)の押え付け拘束力を解けば、上記天井枠フレーム(F1)の差込み支柱管部(2)(2)や床枠フレーム(F2)の差込み支柱管部(11)(11)を、その対応する軸受台(B1)(B2)との相対的に回動操作することができる。その結果、図43〜47の順序に従って、上記ブランコをジャングルジム(G)と密接する小型・扁平に折りたためるのである。
上記天井枠フレーム(F1)の差込み支柱管部(2)(2)や床枠フレーム(F2)の差込み支柱管部(11)(11)を、その軸受台(B1)(B2)との相対的に回動操作する過程では、水平なキーピン(4)(4)(16)(16)が雄ネジ口筒(35)(35)(36)(36)のカム溝(37)(37)(38)(38)から浮き出し遊離して、自由に回動作用するけれども、そのキーピン(4)(4)(16)(16)はキャップナット(39)(39)(40)(40)によって依然被覆された状態にあるため、天井枠フレーム(F1)の差込み支柱管部(2)(2)や床枠フレーム(F2)の差込み支柱管部(11)(11)から、不慮に抜け出し落下するおそれはない。
但し、上記軸受台(B1)(B2)の雄ネジ口筒(35)(35)(36)(36)に対するキャップナット(39)(39)(40)(40)の螺合状態をすべて解除すれば、上記ブランコの天井枠フレーム(F1)と軸受台(B1)(B2)並びに床枠フレーム(F2)を分解することができ、その分解作業のみならず、再度の組立作業も工具の必要なく、手先のみによってすばやく行なえるのである。
折りたたみ式ブランコに適用した本考案の使用状態を示す斜面図である。 図1の正面図である。 図2の側面図である。 図2の平面図である。 図4の5−5線断面図である。 図2の6−6線断面図である。 図2の7−7線拡大断面図である。 図3の8−8線拡大断面図である。 図8から起伏ストレート管を起立させた折りたたみ状態の断面図である。 図8の10−10線拡大断面図である。 コーナー管継手を抽出して示す平面図である。 図11の底面図である。 図12の13−13線断面図である。 図13の14−14線断面図である。 板バネを抽出して示す斜面図である エンド管継手を抽出して示す平面図である。 図16の正面図である。 図17の背面図である。 図17の底面図である。 図16の20−20線断面図である。 図16の21−21線断面図である。 一方の軸受台を抽出して示す正面図である。 図22の背面図である。 図22の平面図である。 図22の底面図である。 図23の26−26線断面図である。 他方の軸受台を抽出して示す正面図である。 図27の背面図である。 図27の平面図である。 図27の側面図である。 図28の31−31線断面図である。 図28の32−32線断面図である。 キャップナットを抽出して示す正面図である。 図33の底面図である。 図34の35−35線断面図である。 ジャングルジムに他方の軸受台を取り付けた状態の部分拡大断面図である。 図36の37−37線断面図である。 図37からキャップナットを弛緩させた状態の断面図である。 図37の39−39線拡大断面図である。 図38の40−40線拡大断面図である。 図2の41−41線拡大断面図である。 図41からキャップナットを悉く弛緩させた状態の断面図である。 起伏ストレート管を起立させた折りたたみ過程の斜面図である。 図43の正面図である。 図44の平面図である。 図45からエルボ管を約90度だけ回動させた折りたたみ過程の平面図である。 図46から金属管を更に約90度だけ回動させた折りたたみ状態の平面図である。
符号の説明
(1)・バー管部
(2)(11)・差込み支柱管部
(3)(15)・キーピン受け入れ孔
(4)(16)・キーピン
(4a)(16a)・丸頭部
(5)・座席
(6)・ハンガーアーム
(7)・係止フック
(8)・トップパネル
(9)・ダボ
(10)・ストッパーリング
(12)・接地脚管部
(13)・エルボ管
(14)・起伏ストレート管
(17)・接地脚管部用受け入れ口筒
(18)・起伏ストレート管用受け入れ口筒
(19)・底面補強リブ
(20)・貫通ボルト
(21)・ナット
(22)・板バネ
(22a)・凸子
(23)・出没孔
(24)・係合長孔
(25)・接地座
(26)(27)・カバー凹溝
(28)・表皮盤
(29)・裏皮盤
(30)・植込みボルト
(31)・ネジ孔
(32)・オルゴール
(33)(34)・差込み継手
(35)(36)・雄ネジ口筒
(37)(38)・カム溝
(39)(40)・キャップナット
(39a)(40a)・押圧段面
(B1)(B2)・軸受台
(C)・コーナー管継手
(E)・エンド管継手
(F1)・天井枠フレーム
(F2)・床枠フレーム
(G)・ジャングルジム
(S)・ブランコ本体
(α)・回動角度範囲

Claims (2)

  1. 金属管(12)(14)同士のコーナー管継手(C)を硬質な合成樹脂から、一対の金属管用受け入れ口筒(17)(18)が直角に交叉する平面視のほぼ扇型として一体成形し、且つその一方の金属管用受け入れ口筒(17)の円周面へ凸子用係合長孔(24)を、約90度の回動角度範囲(α)だけ切り欠いて、
    残る他方の金属管用受け入れ口筒(18)へ対応する他方の金属管(14)を差し込み固定すると共に、
    内蔵の板バネ(22)により円周面の出没孔(23)から、凸子(22a)が常時突出する状態に弾圧付勢された一方の金属管(12)を、上記コーナー管継手(C)の対応する一方の金属管用受け入れ口筒(17)へ抜き差し自在に差し込んで、その板バネ(22)の凸子(22a)を上記係合長孔(24)と係合させることにより、上記金属管(12)(14)の何れか一方を他方に対して約90度だけ起伏的に回動操作できるように定めたことを特徴とする折りたたみ式遊具における金属管同士の交叉結合装置。
  2. コーナー管継手(C)における両金属管用受け入れ口筒(17)(18)の交叉位置へ、使用状態での滑り止め用接地座(25)を取り付けたことを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式遊具における金属管同士の交叉結合装置。
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