JP3123764U - 毛流矯正用梳き鋏 - Google Patents

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Abstract

【課題】 髪の生え方の調整を容易にした毛流矯正用梳き鋏を提供する。
【解決手段】 櫛刃2aが設けられた第1の鋏半部2と棒刃3aが設けられた第2の鋏半部3とをピボット4により連結した梳き鋏において、第1の鋏半部2の先部側における櫛刃5の刃隙間S1は、第1の鋏半部2の後部側における櫛刃6の刃隙間S2よりも小さく形成され、第2の鋏半部3の棒刃3aには、先部側の櫛刃5に対応する切刃部7が形成されていると共に、後部側の櫛刃6に対応する止め刃部8が形成されている
【選択図】 図2

Description

本考案は、理容又は美容業界において、頭髪のカットに利用される毛流矯正用梳き鋏に関するものである。
従来、このような分野の技術として、実開昭57−23268号公報がある。この公報に記載された梳き鋏は、櫛刃を有する第1の鋏半部と棒刃を有する第2の鋏半部とがピボットにより連結され、第1の鋏半部の先部側における櫛刃の刃隙間は、第1の鋏半部の後部側における刃隙間よりも小さく形成されている。さらに、第2の鋏半部の棒刃には、櫛刃の全長に対応するように切刃が形成されている。このような梳き鋏を利用することで、毛元側から毛先側にかけて梳き量を次第に大きくすることができる。
実開昭57−23268号公報 特開平11−226271号公報
しかしながら、前述した従来の梳き鋏では、頭髪のボリューム感を調整することはできるが、ウェーブの付いたクセ毛を自然なストレートヘアにしたい場合や毛量を根元から減らしたい場合など、髪の生え方が気になる場合に調整し難かった。
本考案は、髪の生え方の調整を容易にした毛流矯正用梳き鋏を提供することを目的とする。
本考案に係る毛流矯正用梳き鋏は、櫛刃が設けられた第1の鋏半部と棒刃が設けられた第2の鋏半部とをピボットにより連結した梳き鋏において、第1の鋏半部の先部側における櫛刃の刃隙間は、第1の鋏半部の後部側における櫛刃の刃隙間よりも小さく形成され、第2の鋏半部の棒刃には、先部側の櫛刃に対応する切刃部が形成されていると共に、後部側の櫛刃に対応する止め刃部が形成されていることを特徴とする。
本考案に係る毛流矯正用梳き鋏は、クセの強い毛髪などで調整が特に必要な毛髪の根元近くにのみ切刃部を確実にアクセスさせることができるので、毛髪の根元近くを地肌に沿って確実にカットすることができ、毛髪の根元近くのみを確実に梳くことができる。これによって、ウェーブの付いたクセ毛を自然なストレートヘアにしたい場合や毛量を根元から減らしたい場合など、生え方が気になる箇所を容易に調髪することができる。このように、本考案の梳き鋏は、毛流れの矯正を容易にすると同時に毛量の調整をも容易にしている。
また、先部側櫛刃の櫛片の先端部には、毛髪を取り込むための刃先溝が形成され、後部側櫛刃の櫛片は、刃先溝の無い尖端形状を有すると好適である。このような構成によって、極めて良好に毛流れの調整や毛量の調整を行うことができる。
また、棒刃を有する第2の鋏半部の基端に設けられた指挿入環には、指当て部が設けられていると好適である。このことによって、毛流矯正の際に、流れるような自然なカットを容易にしている。
また、先部側櫛刃は、櫛刃の全長において略1/3形成されていると好適である。先部側櫛刃をこのような配分にすることで、矯正する際の施術をスムーズに行うことができ、施術が極めて容易になる。
本考案は、毛量を調整しながら髪の生え方の調整を容易にしている。
以下、図面を参照しつつ本考案に係る毛流矯正用梳き鋏の好適な実施形態について詳細に説明する。
マイクロスキャナで頭皮を観察すると、個人差はあるが、毛量が多い人の場合、4,5本が一つの毛穴から出ており、このことが毛髪の密度に関係している。また、生え方はまちまちであるが、毛穴からクロスするように髪が生えており、髪の毛は不規則なクロスや回転を生じながら束のように伸びているので、生え出した毛髪は自然なツイストやヨジレを生じている。また、クセ毛や縮毛の人は、張り付いたようなヨジレが生じている。
これらのことは、諸般知られていることではあるが、注目したいのは、直毛と思われている人の自然なツイスト・ヨジレである。そして、美しく見えるストレートヘアの人のツイスト・ヨジレを矯正することで、美しい髪はよりしなやかに、ウェーブの付いたクセ毛は自然なストレートヘアにすることができる。
そこで、以下のような毛流矯正用梳き鋏が発案された。
図1及び図2に示すように、梳き鋏1は、櫛刃2aが設けられた第1の鋏半部2と、棒刃3aが設けられた第2の鋏半部3とがピボット4により連結されている。第1の鋏半部2の基端には指挿入環2bが設けられ、第2の鋏半部3の端部にも指挿入環3bが設けられている。
第1の鋏半部2の先部側における櫛刃5の刃隙間S1は、第1の鋏半部2の後部側における櫛刃6の刃隙間S2よりも小さく形成されている。具体的に、先部側櫛刃5は、等間隔で並設された13本の櫛片5aによって形成され、櫛片5aの幅は0.6mm、刃隙間S1は1.4mmである。これに対して、後部側櫛刃6は、等間隔で並設された12本の櫛片6aによって形成され、櫛片6aの幅は0.6mm、刃隙間S2は3.0mmである。
さらに、第2の鋏半部3の棒刃3aは、先部側櫛刃5に対応する長さをもった切刃部7と、この切刃部7から連続して後部側櫛刃6に対応するように、棒刃3aの根元まで長手方向に延在する止め刃部8と、によって形成されている。切刃部7は、先部側櫛刃5の櫛片5aとの協働によって毛髪を切除し、止め刃部8には切刃が形成されておらず、止め刃部8と後部側櫛刃6の櫛片6aとの協働によって毛髪が切除されることはなく、カット時において、毛髪は刃隙間S2内に入り込む。
先部側櫛刃5の先端から7本の櫛片5aには、図3(a)に示すように、毛髪Aを取り込むための円弧状刃先溝9が形成されている。この櫛片5aの先端において、片側は円弧状をなし、反対側は直状をなしている。そして、円弧部分10の端部近傍に刃先溝9が形成されている。これに対し、残りの先部側櫛刃5の櫛片5a及び後部側櫛刃6の櫛片6aは、図3(b)に示すように、刃先溝の無い尖端形状を有し、この尖端は、膨らみをもっている。このような刃先形状によって、極力毛髪を切断せずに、毛髪を通す調整を行うことができる。
そして、前述した構成の毛流矯正用梳き鋏1は、クセの強い毛髪など調整が必要な毛髪の根元近くにのみ切刃部7を確実にアクセスさせることができるので、毛髪の根元近くを地肌に沿って確実にカットすることができ、毛髪の根元近くのみを容易に梳くことができる。これによって、ウェーブの付いたクセ毛を自然なストレートヘアにしたい場合や毛量を根元から減らしたい場合など、生え方が気になる箇所を容易に調髪することができる。このように、梳き鋏1は、毛流れの矯正を容易にすると同時に毛量の調整をも容易にしている。
さらに、櫛刃2aの全長において、先部側櫛刃5が略1/3、後部側櫛刃6が略2/3形成されている。櫛刃2aに関して、先部側櫛刃5をこのような配分にすることで、矯正する際の施術をスムーズに行うことができ、施術が極めて容易になる。また、棒刃3aを有する第2の鋏半部3の基端に設けられた指挿入環3bには、指当て部11が設けられている。これによって、毛流矯正の際に、流れるような自然なカットが容易になる。
本考案に係る毛流矯正用梳き鋏の一実施形態を示す正面図である。 本考案に係る毛流矯正用梳き鋏を開いた状態を示す正面図である。 櫛刃の刃先形状を示す拡大図である。
符号の説明
1…毛流矯正用梳き鋏、
2…第1の鋏半部、
2a…櫛刃、
3…第2の鋏半部、
3a…棒刃、
3b…指挿入環
4…ピボット、
5…先部側櫛刃、
5a,6a…櫛片、
6…後部側櫛刃、
7…切刃部、
8…止め刃部、
9…刃先溝、
11…指当て部、
A…毛髪、
S1,S2…刃隙間。

Claims (4)

  1. 櫛刃が設けられた第1の鋏半部と棒刃が設けられた第2の鋏半部とをピボットにより連結した梳き鋏において、
    前記第1の鋏半部の先部側における櫛刃の刃隙間は、前記第1の鋏半部の後部側における櫛刃の刃隙間よりも小さく形成され、前記第2の鋏半部の前記棒刃には、前記先部側の櫛刃に対応する切刃部が形成されていると共に、前記後部側の櫛刃に対応する止め刃部が形成されていることを特徴とする毛流矯正用梳き鋏。
  2. 前記先部側櫛刃の櫛片の先端部には、毛髪を取り込むための刃先溝が形成され、前記後部側櫛刃の櫛片は、刃先溝の無い尖端形状を有することを特徴とする請求項1記載の毛流矯正用梳き鋏。
  3. 前記棒刃を有する前記第2の鋏半部の基端に設けられた指挿入環には、指当て部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の毛流矯正用梳き鋏。
  4. 前記先部側櫛刃は、前記櫛刃の全長において略1/3形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の毛流矯正用梳き鋏。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5922213B1 (ja) * 2014-12-15 2016-05-24 伸彦 神山 梳き鋏

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