JP3123740B2 - 分岐管接続可能の湯水混合水栓への転換法 - Google Patents
分岐管接続可能の湯水混合水栓への転換法Info
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- JP3123740B2 JP3123740B2 JP10341075A JP34107598A JP3123740B2 JP 3123740 B2 JP3123740 B2 JP 3123740B2 JP 10341075 A JP10341075 A JP 10341075A JP 34107598 A JP34107598 A JP 34107598A JP 3123740 B2 JP3123740 B2 JP 3123740B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分岐管接続可能の
湯水混合水栓への転換法、詳しくは可逆的転換法に関す
るものである。
湯水混合水栓への転換法、詳しくは可逆的転換法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、浄水器等の水処理器や、洗濯機
や食器洗器等の水使用家電機器等は、水道管から分岐し
た分岐管に接続して用いるが、コンクリ−ト製集合住宅
や一般のビルの場合、水道管はコンクリ−ト壁や床内に
埋設・配管されているので、この水道管に建築後、新規
の分岐管を接続することはできない。
や食器洗器等の水使用家電機器等は、水道管から分岐し
た分岐管に接続して用いるが、コンクリ−ト製集合住宅
や一般のビルの場合、水道管はコンクリ−ト壁や床内に
埋設・配管されているので、この水道管に建築後、新規
の分岐管を接続することはできない。
【0003】そのため、本出願人は、一般のシングルレ
バ−式湯水混合水栓が、次のような構造であることに着
目して分岐管を接続することに成功し、好評を博してい
る。
バ−式湯水混合水栓が、次のような構造であることに着
目して分岐管を接続することに成功し、好評を博してい
る。
【0004】すなわち、一般のシングルレバ−式湯水混
合水栓は、水道水流入孔、熱湯流入孔および混合水流出
孔を貫通したセラミック製固定ディスクと、その上面に
密着して摺動し、かつ、その下面側に凹状の混合室を形
成したセラミック製可動ディスクと、をカ−トリッジケ
−スに内臓し、このカ−トリッジケ−スを混合水栓本体
に載置して、この混合水栓本体に螺着するカ−トリッジ
押えにより押圧・カバ−する構造であることに着目し、
この混合水栓本体とカ−トリッジケ−スとを分離し、そ
の間に、分岐管が接続できる円柱状の分岐栓本体を介在
させ、この分岐栓本体に、その軸方向に前記固定ディス
クと配置位置が同様の各連通孔を貫通して形成すると共
に、このうちの水道水連通孔に直交して連通した分岐栓
ジョィントを設けて、通常の湯水混合水栓の機能を果た
しながら、この分岐栓ジョィントに接続した分岐管によ
って水道水を取出して、例えば食器洗器に導くようにし
ている(例えば、実公平4−44944号公報、実公平
7−6218号公報、実用新案登録第2546893号
公報、特開平10−169804号公報等参照)。
合水栓は、水道水流入孔、熱湯流入孔および混合水流出
孔を貫通したセラミック製固定ディスクと、その上面に
密着して摺動し、かつ、その下面側に凹状の混合室を形
成したセラミック製可動ディスクと、をカ−トリッジケ
−スに内臓し、このカ−トリッジケ−スを混合水栓本体
に載置して、この混合水栓本体に螺着するカ−トリッジ
押えにより押圧・カバ−する構造であることに着目し、
この混合水栓本体とカ−トリッジケ−スとを分離し、そ
の間に、分岐管が接続できる円柱状の分岐栓本体を介在
させ、この分岐栓本体に、その軸方向に前記固定ディス
クと配置位置が同様の各連通孔を貫通して形成すると共
に、このうちの水道水連通孔に直交して連通した分岐栓
ジョィントを設けて、通常の湯水混合水栓の機能を果た
しながら、この分岐栓ジョィントに接続した分岐管によ
って水道水を取出して、例えば食器洗器に導くようにし
ている(例えば、実公平4−44944号公報、実公平
7−6218号公報、実用新案登録第2546893号
公報、特開平10−169804号公報等参照)。
【0005】更にこれを、前掲の実用新案登録第254
6893号公報記載の提案(以下、先の提案という)の
分岐管接続可能の湯水混合水栓(50)について詳述す
る。
6893号公報記載の提案(以下、先の提案という)の
分岐管接続可能の湯水混合水栓(50)について詳述す
る。
【0006】図3において、有底円筒状のカ−トリッジ
ケ−ス51の底部に、固定ディスク52と可動ディスク
53とを互に摺動自在に密接重合して載置している。こ
れらのディスク52,53上には、可動ディスク53に
係合している作動ディスク54を載置し、この作動ディ
スク54に作動軸55の先端が係合している。この作動
軸55は、カ−トリッジケ−ス51の蓋56に螺着され
た螺筒57により揺動自在に支持されている。この作動
軸55にワンハンドル式を構成する操作レバ−58が連
結されている。
ケ−ス51の底部に、固定ディスク52と可動ディスク
53とを互に摺動自在に密接重合して載置している。こ
れらのディスク52,53上には、可動ディスク53に
係合している作動ディスク54を載置し、この作動ディ
スク54に作動軸55の先端が係合している。この作動
軸55は、カ−トリッジケ−ス51の蓋56に螺着され
た螺筒57により揺動自在に支持されている。この作動
軸55にワンハンドル式を構成する操作レバ−58が連
結されている。
【0007】そして、分岐栓本体59を取付ける前は、
このカ−トリッジケ−ス51を、重合した第1および第
2(不図示)の混合水栓本体60に直接載置していた
が、これを分岐管接続可能の湯水混合水栓50に転換す
る場合、第2の混合水栓本体を取外して除外し、第1の
混合水栓本体60に分岐栓本体59を載置し、この分岐
栓本体59にカ−トリッジケ−ス51を載置する。
このカ−トリッジケ−ス51を、重合した第1および第
2(不図示)の混合水栓本体60に直接載置していた
が、これを分岐管接続可能の湯水混合水栓50に転換す
る場合、第2の混合水栓本体を取外して除外し、第1の
混合水栓本体60に分岐栓本体59を載置し、この分岐
栓本体59にカ−トリッジケ−ス51を載置する。
【0008】そして、この第1の混合水栓本体60に
は、水道水導管61および熱湯導管(不図示)をそれぞ
れ接続するための各連通孔62を貫通して設けている。
は、水道水導管61および熱湯導管(不図示)をそれぞ
れ接続するための各連通孔62を貫通して設けている。
【0009】また、前記カ−トリッジケ−ス51の底部
には、固定ディスク52の水道水流入孔、熱湯流入孔お
よび混合水流出孔63と同様の配置状態で水道水連通
孔、熱湯連通孔および混合水連通孔をそれぞれ形成して
いる。
には、固定ディスク52の水道水流入孔、熱湯流入孔お
よび混合水流出孔63と同様の配置状態で水道水連通
孔、熱湯連通孔および混合水連通孔をそれぞれ形成して
いる。
【0010】また、前記分岐栓本体59には、前記カ−
トリッジケ−スの水道水連通孔、熱湯連通孔と同じ配置
位置で、分岐栓用水道水連通孔65および熱湯連通孔
(不図示)をそれぞれ形成している。
トリッジケ−スの水道水連通孔、熱湯連通孔と同じ配置
位置で、分岐栓用水道水連通孔65および熱湯連通孔
(不図示)をそれぞれ形成している。
【0011】更に、この分岐栓本体59には、前記カ−
トリッジケ−ス51の底部に設けた混合水連通孔と同じ
配置位置で分岐栓用混合水連通孔66を、分岐栓本体5
9の上方途中迄形成している。
トリッジケ−ス51の底部に設けた混合水連通孔と同じ
配置位置で分岐栓用混合水連通孔66を、分岐栓本体5
9の上方途中迄形成している。
【0012】この分岐栓用混合水連通孔66は、分岐栓
本体59の外周に形成されたスパウト用周溝67に連通
し、このスパウト用周溝67に、スパウト69をもつス
パウトハブ68を回転自在に外嵌している。
本体59の外周に形成されたスパウト用周溝67に連通
し、このスパウト用周溝67に、スパウト69をもつス
パウトハブ68を回転自在に外嵌している。
【0013】また、この分岐栓本体59には、前記スパ
ウトハブ68の下側で、かつ、第1の混合水栓本体60
上に分岐栓ハブ70を回転自在に外嵌している。
ウトハブ68の下側で、かつ、第1の混合水栓本体60
上に分岐栓ハブ70を回転自在に外嵌している。
【0014】この分岐栓ハブ70を外嵌する位置の分岐
栓本体59の外周に、分岐栓用周溝71を形成し、この
分岐栓用周溝71を、分岐栓ジョィント72に連通し、
かつ、前記分岐栓用水道水連通孔65に直交して形成し
た分岐栓用直交連通孔73に連通している。
栓本体59の外周に、分岐栓用周溝71を形成し、この
分岐栓用周溝71を、分岐栓ジョィント72に連通し、
かつ、前記分岐栓用水道水連通孔65に直交して形成し
た分岐栓用直交連通孔73に連通している。
【0015】そこで、分岐栓本体59は、その深孔73
に挿入された第1の長寸ボルト74によって第1の混合
水栓本体60に締付け固着し、カ−トリッジケ−ス51
は、第2の長寸ボルト75によって分岐栓本体59に締
付け固着する。
に挿入された第1の長寸ボルト74によって第1の混合
水栓本体60に締付け固着し、カ−トリッジケ−ス51
は、第2の長寸ボルト75によって分岐栓本体59に締
付け固着する。
【0016】なお、第1の混合水栓本体60の下面に
は、若干大径のネジ筒76が螺着して吊下し、このネジ
筒76を、シンクの天板77に穿設した取付孔78に挿
入して、シンクの収納室内に吊設し、その吊設部分にナ
ット79を締付けることにより、この分岐管取付可能の
湯水混合水栓50を天板77上に取付ける。
は、若干大径のネジ筒76が螺着して吊下し、このネジ
筒76を、シンクの天板77に穿設した取付孔78に挿
入して、シンクの収納室内に吊設し、その吊設部分にナ
ット79を締付けることにより、この分岐管取付可能の
湯水混合水栓50を天板77上に取付ける。
【0017】したがって、かかる先の提案のシングルレ
バ−式湯水混合水栓を分岐管取付可能の湯水混合水栓5
0に転換しようとすれば、元の第1の混合水栓本体60
はそのままで、第2の混合水栓本体(不図示)は取外し
て除外し、しかも、スパウトハブ68および分岐栓ハブ
70を外嵌した新たな長寸の分岐栓本体59を第1の混
合水栓本体60に載置し、第1の長寸ボルト74で締付
け固着する。
バ−式湯水混合水栓を分岐管取付可能の湯水混合水栓5
0に転換しようとすれば、元の第1の混合水栓本体60
はそのままで、第2の混合水栓本体(不図示)は取外し
て除外し、しかも、スパウトハブ68および分岐栓ハブ
70を外嵌した新たな長寸の分岐栓本体59を第1の混
合水栓本体60に載置し、第1の長寸ボルト74で締付
け固着する。
【0018】次いで、この分岐栓本体59にカ−トリッ
ジケ−ス51を載置して第2の長寸ボルト75で締付け
固着する。
ジケ−ス51を載置して第2の長寸ボルト75で締付け
固着する。
【0019】その結果、通常のシングルレバ−式湯水混
合水栓の機能を果たしながら、分岐栓ジョィント72か
ら水道水が取出され、例えば、浄水器の原水に用いるこ
とができるので、コンクリ−ト製集合住宅でも分岐管を
容易に取付けられ、好都合となった。
合水栓の機能を果たしながら、分岐栓ジョィント72か
ら水道水が取出され、例えば、浄水器の原水に用いるこ
とができるので、コンクリ−ト製集合住宅でも分岐管を
容易に取付けられ、好都合となった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3で示
す、かかる先の提案の分岐管接続可能の湯水混合水栓5
0へ転換する方法では、次のような問題のあることが判
明した。
す、かかる先の提案の分岐管接続可能の湯水混合水栓5
0へ転換する方法では、次のような問題のあることが判
明した。
【0021】すなわち、スパウトハブ68を上方に、分
岐栓ハブ70を下方に位置させて、天板等に載置した浄
水器等に連通する分岐管を、可及的にシンクの天板77
に沿わした配管になって好ましいものの、転換前のシン
グルレバ−式湯水混合水栓では、スパウトハブ68が外
嵌されていた第2の混合水栓本体を取外して除外し、新
たに分岐栓本体59を取付けるので、もし、分岐管が不
要となり、元のシングルレバ−式湯水混合水栓に戻そう
としても、除外した第2の混合水栓本体を棄却しておれ
ば(往々にして棄却する)、元に戻すことができない。
例えば、コンクリ−ト製集合住宅から、分岐管接続容易
な木造住宅へ転居した場合、この湯水混合水栓が再利用
できない。
岐栓ハブ70を下方に位置させて、天板等に載置した浄
水器等に連通する分岐管を、可及的にシンクの天板77
に沿わした配管になって好ましいものの、転換前のシン
グルレバ−式湯水混合水栓では、スパウトハブ68が外
嵌されていた第2の混合水栓本体を取外して除外し、新
たに分岐栓本体59を取付けるので、もし、分岐管が不
要となり、元のシングルレバ−式湯水混合水栓に戻そう
としても、除外した第2の混合水栓本体を棄却しておれ
ば(往々にして棄却する)、元に戻すことができない。
例えば、コンクリ−ト製集合住宅から、分岐管接続容易
な木造住宅へ転居した場合、この湯水混合水栓が再利用
できない。
【0022】また、カ−トリッジケ−ス51を締付け固
着する第2の長寸ボルト75と、分岐栓本体59を締付
け固定する第1の長寸ボルト74とを品質管理上同長に
しているので、分岐栓本体59には深孔73を穿設する
必要がある。
着する第2の長寸ボルト75と、分岐栓本体59を締付
け固定する第1の長寸ボルト74とを品質管理上同長に
しているので、分岐栓本体59には深孔73を穿設する
必要がある。
【0023】そこで本発明は、分岐管接続可能の湯水混
合水栓へ転換するに当り、スパウトハブを上方に、分岐
栓ハブを下方に位置させて天板に沿う配管となる利点を
踏襲しながら、元のシングルレバ−式湯水混合水栓を可
及的に分解することなく転換することができ、しかも、
転換前にも再び容易に戻すことができる(これを可逆的
転換法という)ことを目的とするものである。
合水栓へ転換するに当り、スパウトハブを上方に、分岐
栓ハブを下方に位置させて天板に沿う配管となる利点を
踏襲しながら、元のシングルレバ−式湯水混合水栓を可
及的に分解することなく転換することができ、しかも、
転換前にも再び容易に戻すことができる(これを可逆的
転換法という)ことを目的とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の要旨とするところは、1)長寸円筒状カ−
トリッジケ−スに、水道水流入孔、熱湯流入孔および混
合水流出孔をもつセラミック製固定ディスクと、その上
面に密接摺動し、かつ、下面に凹状の混合室をもつセラ
ミック製可動ディスクと、を重合して内蔵し、該カ−ト
リッジケ−スの下方外周に、前記固定ディスクの混合水
流出孔に連通したスパウト用周溝を形成し、該周溝にス
パウトハブを外嵌すると共に、該カ−トリッジケ−スを
混合水栓台に載置してボルトで締付け一体化したシング
ルレバ−式湯水混合水栓を用い、前記カ−トリッジケ−
スと混合水栓台とを分離した後、これらのカ−トリッジ
ケ−スと混合水栓台との間に、分岐栓ジョィントを付設
した分岐栓本体を介在させた後、前記混合水栓台下面か
ら、前記ボルトより長寸の頭付ボルトを前記分岐栓本体
を貫通させてカ−トリッジケ−スの底部に設けた既存の
メネジに螺合して、カ−トリッジケ−ス、分岐栓本体お
よび混合水栓台を締付け一体化することによって、分岐
管接続可能の湯水混合水栓に転換し、その後、分岐栓不
要時には該転換前の構造に、ボルトの交換のみにより、
戻すことを可能にした分岐管接続可能の湯水混合水栓へ
の転換法にあり、また、2)請求項1の分岐栓本体の上
面に、カ−トリッジケ−スの底部に設けた水道水連通孔
および熱湯連通孔にそれぞれ挿入する接続ブッシュを植
設し、これらの接続ブッシュの形状を、湯水混合水栓用
の水道水導管および熱湯導管の先端に設けた各挿入ノズ
ルと同一形状にした分岐管接続可能の湯水混合水栓への
転換法にある。
め、本発明の要旨とするところは、1)長寸円筒状カ−
トリッジケ−スに、水道水流入孔、熱湯流入孔および混
合水流出孔をもつセラミック製固定ディスクと、その上
面に密接摺動し、かつ、下面に凹状の混合室をもつセラ
ミック製可動ディスクと、を重合して内蔵し、該カ−ト
リッジケ−スの下方外周に、前記固定ディスクの混合水
流出孔に連通したスパウト用周溝を形成し、該周溝にス
パウトハブを外嵌すると共に、該カ−トリッジケ−スを
混合水栓台に載置してボルトで締付け一体化したシング
ルレバ−式湯水混合水栓を用い、前記カ−トリッジケ−
スと混合水栓台とを分離した後、これらのカ−トリッジ
ケ−スと混合水栓台との間に、分岐栓ジョィントを付設
した分岐栓本体を介在させた後、前記混合水栓台下面か
ら、前記ボルトより長寸の頭付ボルトを前記分岐栓本体
を貫通させてカ−トリッジケ−スの底部に設けた既存の
メネジに螺合して、カ−トリッジケ−ス、分岐栓本体お
よび混合水栓台を締付け一体化することによって、分岐
管接続可能の湯水混合水栓に転換し、その後、分岐栓不
要時には該転換前の構造に、ボルトの交換のみにより、
戻すことを可能にした分岐管接続可能の湯水混合水栓へ
の転換法にあり、また、2)請求項1の分岐栓本体の上
面に、カ−トリッジケ−スの底部に設けた水道水連通孔
および熱湯連通孔にそれぞれ挿入する接続ブッシュを植
設し、これらの接続ブッシュの形状を、湯水混合水栓用
の水道水導管および熱湯導管の先端に設けた各挿入ノズ
ルと同一形状にした分岐管接続可能の湯水混合水栓への
転換法にある。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明を、添付図面に示す実施例
の形態例により詳細に述べる。図1は、本発明の実施の
形態例の一部切欠要部図、図2は図1の分解斜視図であ
って、図3で示す従来例と共通する部分は省略したの
で、省略部分はそのまま本実施の形態例に適用される。
の形態例により詳細に述べる。図1は、本発明の実施の
形態例の一部切欠要部図、図2は図1の分解斜視図であ
って、図3で示す従来例と共通する部分は省略したの
で、省略部分はそのまま本実施の形態例に適用される。
【0026】本実施の形態例の分岐管接続可能の湯水混
合水栓へ可逆的に転換する方法は、生産工場において行
われ、したがって、水道水(給水のこと)の分岐取出し
のみならず、要望に応じ、熱湯(給湯のこと)の分岐取
出しを可能とする分岐管(分岐用ホ−ス)を接続するも
のであって、しかも、スパウトの首振り回転や封水は分
解・組立しないので、元のシングルレバ−式湯水混合水
栓と同じ信頼性を維持して良好に行うことができ、その
上、転換作業を容易にすることができる。
合水栓へ可逆的に転換する方法は、生産工場において行
われ、したがって、水道水(給水のこと)の分岐取出し
のみならず、要望に応じ、熱湯(給湯のこと)の分岐取
出しを可能とする分岐管(分岐用ホ−ス)を接続するも
のであって、しかも、スパウトの首振り回転や封水は分
解・組立しないので、元のシングルレバ−式湯水混合水
栓と同じ信頼性を維持して良好に行うことができ、その
上、転換作業を容易にすることができる。
【0027】先ず、この分岐管接続可能のシングルレバ
−式湯水混合水栓(1)の概要を述べる。
−式湯水混合水栓(1)の概要を述べる。
【0028】図1および図2において、2は、このシン
グルレバ−式湯水混合水栓1に、アタッチメントとして
用いる黄銅製の分岐栓であって、厚肉の分岐栓ハブ3
と、不図示のOリングを介して、この分岐栓ハブ3に密
接して回転可能の内嵌した円柱状分岐栓本体4と、から
構成しており、したがって、この分岐栓ハブ3に取付け
られた分岐栓ジョィント5は、360°回転できるよう
になっている。勿論、分岐栓ジョィント5を回転させな
い場合は、分岐栓ハブ3を設けない。
グルレバ−式湯水混合水栓1に、アタッチメントとして
用いる黄銅製の分岐栓であって、厚肉の分岐栓ハブ3
と、不図示のOリングを介して、この分岐栓ハブ3に密
接して回転可能の内嵌した円柱状分岐栓本体4と、から
構成しており、したがって、この分岐栓ハブ3に取付け
られた分岐栓ジョィント5は、360°回転できるよう
になっている。勿論、分岐栓ジョィント5を回転させな
い場合は、分岐栓ハブ3を設けない。
【0029】6は、合成樹脂製の長寸の円筒状カ−トリ
ッジケ−スで、その上下(軸方向)中間より下方にスパ
ウト用周溝7が形成され、この周溝7を含めカ−トリッ
ジケ−ス6の軸方向全体に、Oリングを介して、スパウ
トハブ8を外嵌している。したがって、固定ディスク
(52)の混合水流出口とスパウト用周溝7とを連通す
る直交連通孔をカ−トリッジケ−ス6に形成している。
ッジケ−スで、その上下(軸方向)中間より下方にスパ
ウト用周溝7が形成され、この周溝7を含めカ−トリッ
ジケ−ス6の軸方向全体に、Oリングを介して、スパウ
トハブ8を外嵌している。したがって、固定ディスク
(52)の混合水流出口とスパウト用周溝7とを連通す
る直交連通孔をカ−トリッジケ−ス6に形成している。
【0030】また、この分岐栓2を用いて転換する際、
カ−トリッジケ−ス6とスパウトハブ8とを分解せず、
ひいては手間がかからず、その間に介在させているOリ
ング等に触れることなく、スパウト9の首振り回転や封
水も元の信頼性を保持したまま良好に行われる。
カ−トリッジケ−ス6とスパウトハブ8とを分解せず、
ひいては手間がかからず、その間に介在させているOリ
ング等に触れることなく、スパウト9の首振り回転や封
水も元の信頼性を保持したまま良好に行われる。
【0031】そのため、分岐栓2の単体を、薄肉天井付
リング状の混合水栓台(図3の第1の混合水栓本体60
に相当)10に単に載置するだけでよい。
リング状の混合水栓台(図3の第1の混合水栓本体60
に相当)10に単に載置するだけでよい。
【0032】11は、接続ブッシュで、転換前の元のシ
ングルレバ−式湯水混合水栓では、メタルホ−スからな
る水道水導管12、熱湯導管13の先端に設けた各挿入
用ノズル14,14が直接、カ−トリッジケ−ス6の底
部に設けた水道水連通孔15、熱湯連通孔15にそれぞ
れ挿入していたが、これらの連通孔15,15にこの接
続ブッシュ11を挿入する。この接続ブッシュ11は分
岐栓本体4の上面側に植設していて、分岐栓2とカ−ト
リッジケ−ス6とが、元の水道水導管12等と全く一致
して封水状に容易に接続することができるようになって
いる。
ングルレバ−式湯水混合水栓では、メタルホ−スからな
る水道水導管12、熱湯導管13の先端に設けた各挿入
用ノズル14,14が直接、カ−トリッジケ−ス6の底
部に設けた水道水連通孔15、熱湯連通孔15にそれぞ
れ挿入していたが、これらの連通孔15,15にこの接
続ブッシュ11を挿入する。この接続ブッシュ11は分
岐栓本体4の上面側に植設していて、分岐栓2とカ−ト
リッジケ−ス6とが、元の水道水導管12等と全く一致
して封水状に容易に接続することができるようになって
いる。
【0033】以上のような分岐管接続可能の湯水混合水
栓1に構成したので、生産工場へこのシングルレバ−式
湯水混合水栓の完成部品または完成組立品を持込み、カ
−トリッジケ−ス6と混合水栓台10とを分離した状態
にすると共に、水道水導管12、熱湯導管13をカ−ト
リッジケ−ス6から引抜く。
栓1に構成したので、生産工場へこのシングルレバ−式
湯水混合水栓の完成部品または完成組立品を持込み、カ
−トリッジケ−ス6と混合水栓台10とを分離した状態
にすると共に、水道水導管12、熱湯導管13をカ−ト
リッジケ−ス6から引抜く。
【0034】次いで、2つの接続ブッシュ11を分岐栓
本体4に植設してから、カ−トリッジケ−ス6の水道水
連通孔15や熱湯連通孔15にそれぞれ挿入すると共
に、カ−トリッジケ−ス6の底部に分岐栓本体4を浅嵌
接合し、また、この分岐栓本体4に混合水栓台10を浅
嵌接合する。
本体4に植設してから、カ−トリッジケ−ス6の水道水
連通孔15や熱湯連通孔15にそれぞれ挿入すると共
に、カ−トリッジケ−ス6の底部に分岐栓本体4を浅嵌
接合し、また、この分岐栓本体4に混合水栓台10を浅
嵌接合する。
【0035】そして、混合水栓台10の下面側から長寸
の頭付ボルト(不図示)を挿入して分岐栓本体4のボル
ト貫通孔16を通して、カ−トリッジケ−ス6の底部に
設けた既存の埋込ナット17に螺合し(カ−トリッジケ
−ス6が金属製であればメネジでよい。以下、両者をメ
ネジともいう)、カ−トリッジケ−ス6、分岐栓本体4
および混合水栓台10を締付け固着する。次いで、水道
水導管12、熱湯導管13の各挿入用ノズル14を、分
岐栓本体4の分岐栓用水道水連通孔18や分岐栓用熱湯
連通孔18に挿入する。
の頭付ボルト(不図示)を挿入して分岐栓本体4のボル
ト貫通孔16を通して、カ−トリッジケ−ス6の底部に
設けた既存の埋込ナット17に螺合し(カ−トリッジケ
−ス6が金属製であればメネジでよい。以下、両者をメ
ネジともいう)、カ−トリッジケ−ス6、分岐栓本体4
および混合水栓台10を締付け固着する。次いで、水道
水導管12、熱湯導管13の各挿入用ノズル14を、分
岐栓本体4の分岐栓用水道水連通孔18や分岐栓用熱湯
連通孔18に挿入する。
【0036】したがって、締付け固着するために用いる
長寸ボルトは、カ−トリッジケ−ス6の底部に設けた既
存の埋込ナット17を利用して螺合するので、分岐栓本
体4にメネジを刻設する必要なく、単なるボルト貫通孔
16の穿設ですむ。したがって、転換前のボルトは保管
する必要があるが、万一、紛失してもボルトであるため
再調達は容易にできる。
長寸ボルトは、カ−トリッジケ−ス6の底部に設けた既
存の埋込ナット17を利用して螺合するので、分岐栓本
体4にメネジを刻設する必要なく、単なるボルト貫通孔
16の穿設ですむ。したがって、転換前のボルトは保管
する必要があるが、万一、紛失してもボルトであるため
再調達は容易にできる。
【0037】次に、以上の部品の詳細を述べる。円柱状
の分岐栓本体4には、前記ボルト貫通孔16の他に、こ
れより小径の頭付ボルト(不図示)を通す小ボルト貫通
孔19を設けて、2つの頭付ボルトにより、分岐栓本体
4とカ−トリッジケ−ス6等との回動ずれを防いで位置
決め固着する。
の分岐栓本体4には、前記ボルト貫通孔16の他に、こ
れより小径の頭付ボルト(不図示)を通す小ボルト貫通
孔19を設けて、2つの頭付ボルトにより、分岐栓本体
4とカ−トリッジケ−ス6等との回動ずれを防いで位置
決め固着する。
【0038】したがって、合成樹脂製のカ−トリッジケ
−ス6の底部にも、この小径頭付ボルトが螺合する埋込
ナット20を設けている。
−ス6の底部にも、この小径頭付ボルトが螺合する埋込
ナット20を設けている。
【0039】接続ブッシュ11は、水道水導管12およ
び熱湯導管13の先端に設けた各挿入用ノズル14と同
一形状に形成して、軸方向中央部にフランジ21を設
け、このフランジ21を挟んで2つのOリング22,2
2を嵌着している。したがって、これらの接続ブッシュ
11は、カ−トリッジケ−ス6の水道水連通孔15や熱
湯連通孔15に押込むだけでよく、しかも、分岐栓本体
4とカ−トリッジケ−ス6とを良好に封水して接続する
ことができる。
び熱湯導管13の先端に設けた各挿入用ノズル14と同
一形状に形成して、軸方向中央部にフランジ21を設
け、このフランジ21を挟んで2つのOリング22,2
2を嵌着している。したがって、これらの接続ブッシュ
11は、カ−トリッジケ−ス6の水道水連通孔15や熱
湯連通孔15に押込むだけでよく、しかも、分岐栓本体
4とカ−トリッジケ−ス6とを良好に封水して接続する
ことができる。
【0040】分岐栓本体4の軸方向に貫通して設けた分
岐栓用水道水連通孔18や分岐栓用熱湯連通孔18は、
混合水栓台10に設けた混合水栓台用挿入孔23,23
の配置位置、および、カ−トリッジケ−ス6の底部に設
けた水道水連通孔15や熱湯連通孔15の配置位置に合
せて穿設している。そして、これらの分岐栓用水道水連
通孔18および分岐栓用熱湯連通孔18は、それぞれの
分岐栓用直交連通孔24に連通している。
岐栓用水道水連通孔18や分岐栓用熱湯連通孔18は、
混合水栓台10に設けた混合水栓台用挿入孔23,23
の配置位置、および、カ−トリッジケ−ス6の底部に設
けた水道水連通孔15や熱湯連通孔15の配置位置に合
せて穿設している。そして、これらの分岐栓用水道水連
通孔18および分岐栓用熱湯連通孔18は、それぞれの
分岐栓用直交連通孔24に連通している。
【0041】これらの2つの分岐栓用直交連通孔24
は、分岐栓本体4に設けた1つの分岐栓用周溝25で開
口しており、そのいずれか一方を用いる場合(例えば、
水道水を使う場合)には、他方を、生産工場での交換作
業であるため容易に閉塞して出荷することができる。
は、分岐栓本体4に設けた1つの分岐栓用周溝25で開
口しており、そのいずれか一方を用いる場合(例えば、
水道水を使う場合)には、他方を、生産工場での交換作
業であるため容易に閉塞して出荷することができる。
【0042】水道水導管12や熱湯導管13の各挿入用
ノズル14には、取付ナット26が螺合されて、混合水
栓台10の混合水栓台用挿入孔23に挿入した後、その
薄肉天井を挟んで締付ける。挿入用ノズル14における
取付ナット26の上には樹脂製カラ−27およびOリン
グ28を嵌合している。
ノズル14には、取付ナット26が螺合されて、混合水
栓台10の混合水栓台用挿入孔23に挿入した後、その
薄肉天井を挟んで締付ける。挿入用ノズル14における
取付ナット26の上には樹脂製カラ−27およびOリン
グ28を嵌合している。
【0043】分岐管ジョィント5は、分岐栓ハブ3に穿
設されたネジ孔29に螺合するソケット付ネジ込み管継
手で構成している。
設されたネジ孔29に螺合するソケット付ネジ込み管継
手で構成している。
【0044】この分岐管ジョィント5は、2枚のセラミ
ックディスクの一致・不一致により開閉するツマミ型開
閉弁(例えば、特許第2589655号公報記載のも
の)30を接続し、このツマミ型開閉弁30には、水締
切り装置を備えたワンタッチ式管継手(例えば、特許第
2623443号公報記載のもの)31を接続してい
る。
ックディスクの一致・不一致により開閉するツマミ型開
閉弁(例えば、特許第2589655号公報記載のも
の)30を接続し、このツマミ型開閉弁30には、水締
切り装置を備えたワンタッチ式管継手(例えば、特許第
2623443号公報記載のもの)31を接続してい
る。
【0045】なお、このシングルレバ−式湯水混合水栓
1はシンクの天板32の上から取付け作業を行い、収納
室内での取付作業を省くようにしている。
1はシンクの天板32の上から取付け作業を行い、収納
室内での取付作業を省くようにしている。
【0046】すなわち、上部支持リング33に複数のネ
ジ棒34を吊設し、このネジ棒34に開閉爪35を螺合
させて上部支持リング33と開閉爪35とで天板32を
挟持するようにして、図3で示したシンクの収納室での
ナット(75)の締付作業を省くようにしている。36
は下部支持リングを示す。
ジ棒34を吊設し、このネジ棒34に開閉爪35を螺合
させて上部支持リング33と開閉爪35とで天板32を
挟持するようにして、図3で示したシンクの収納室での
ナット(75)の締付作業を省くようにしている。36
は下部支持リングを示す。
【0047】
【発明の効果】本発明によると、カ−トリッジケ−ス自
身に、固定ディスクの混合水流出口と連通するスパウト
用周溝を設けたので、分岐栓本体を着脱する際、除外す
る部品が殆どなく、しかも、スパウトハブを取外す必要
がなく、ひいては分岐栓本体を取付ける転換作業が容易
となり、しかも、この転換するのが可逆的になって、き
わめて利便性を発揮することができる。つまり、商品の
リサイクル化に貢献することができる。
身に、固定ディスクの混合水流出口と連通するスパウト
用周溝を設けたので、分岐栓本体を着脱する際、除外す
る部品が殆どなく、しかも、スパウトハブを取外す必要
がなく、ひいては分岐栓本体を取付ける転換作業が容易
となり、しかも、この転換するのが可逆的になって、き
わめて利便性を発揮することができる。つまり、商品の
リサイクル化に貢献することができる。
【0048】すなわち、分岐管接続可能の湯水混合水栓
から元のシングルレバ−式湯水混合水栓へ戻すとき、ボ
ルトのみの交換であるので容易となり、万一、元のボル
トが紛失していても、ボルトの調達は容易であるから、
元に戻す作業が可能となる。
から元のシングルレバ−式湯水混合水栓へ戻すとき、ボ
ルトのみの交換であるので容易となり、万一、元のボル
トが紛失していても、ボルトの調達は容易であるから、
元に戻す作業が可能となる。
【0049】また、本発明の転換法には、新しい分岐
栓、ボルトおよび接続ブッシュだけを用意すればよいの
で、転換が安価となるばかりか、その作業が容易とな
る。
栓、ボルトおよび接続ブッシュだけを用意すればよいの
で、転換が安価となるばかりか、その作業が容易とな
る。
【0050】その上、分岐管接続可能の湯水混合水栓へ
転換する際も、スパウトハブ等は元のままの信頼性を維
持しているので、スパウトの回転は良好で封水漏れの心
配もなく、分岐管はスパウトより低位にあって邪魔にな
らず配管に都合がよい。
転換する際も、スパウトハブ等は元のままの信頼性を維
持しているので、スパウトの回転は良好で封水漏れの心
配もなく、分岐管はスパウトより低位にあって邪魔にな
らず配管に都合がよい。
【図1】本発明の実施の形態例の一部切欠要部図であ
る。
る。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】従来例である。
1…シングルレバ−式湯水混合水栓、3…分岐栓ハブ、
4…分岐栓本体、5…分岐栓ジョィント、6…カ−トリ
ッジケ−ス、7…スパウト用周溝、8…スパウトハブ、
10…混合水栓台、11…接続ブッシュ、16…ボルト
貫通孔、17…埋込ナット
4…分岐栓本体、5…分岐栓ジョィント、6…カ−トリ
ッジケ−ス、7…スパウト用周溝、8…スパウトハブ、
10…混合水栓台、11…接続ブッシュ、16…ボルト
貫通孔、17…埋込ナット
Claims (2)
- 【請求項1】 長寸円筒状カ−トリッジケ−スに、水道
水流入孔、熱湯流入孔および混合水流出孔をもつセラミ
ック製固定ディスクと、その上面に密接摺動し、かつ、
下面に凹状の混合室をもつセラミック製可動ディスク
と、を重合して内蔵し、該カ−トリッジケ−スの下方外
周に、前記固定ディスクの混合水流出孔に連通したスパ
ウト用周溝を形成し、該周溝にスパウトハブを外嵌する
と共に、該カ−トリッジケ−スを混合水栓台に載置して
ボルトで締付け一体化したシングルレバ−式湯水混合水
栓を用い、前記カ−トリッジケ−スと混合水栓台とを分
離した後、 これらのカ−トリッジケ−スと混合水栓台との間に、分
岐栓ジョィントを付設した分岐栓本体を介在させた後、
前記混合水栓台下面から、前記ボルトより長寸の頭付ボ
ルトを前記分岐栓本体を貫通させてカ−トリッジケ−ス
の底部に設けた既存のメネジに螺合して、カ−トリッジ
ケ−ス、分岐栓本体および混合水栓台を締付け一体化す
ることによって、分岐管接続可能の湯水混合水栓に転換
し、その後、分岐栓不要時には該転換前の構造に、ボル
トの交換のみにより、戻すことを可能にした分岐管接続
可能の湯水混合水栓への転換法。 - 【請求項2】 請求項1の分岐栓本体の上面に、カ−ト
リッジケ−スの底部に設けた水道水連通孔および熱湯連
通孔にそれぞれ挿入する接続ブッシュを植設し、これら
の接続ブッシュの形状を、湯水混合水栓用の水道水導管
および熱湯導管の先端に設けた各挿入ノズルと同一形状
にした分岐管接続可能の湯水混合水栓への転換法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10341075A JP3123740B2 (ja) | 1998-11-14 | 1998-11-14 | 分岐管接続可能の湯水混合水栓への転換法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10341075A JP3123740B2 (ja) | 1998-11-14 | 1998-11-14 | 分岐管接続可能の湯水混合水栓への転換法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000144834A JP2000144834A (ja) | 2000-05-26 |
JP3123740B2 true JP3123740B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=18343024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10341075A Expired - Fee Related JP3123740B2 (ja) | 1998-11-14 | 1998-11-14 | 分岐管接続可能の湯水混合水栓への転換法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3123740B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1316191C (zh) * | 2003-07-22 | 2007-05-16 | 和成欣业股份有限公司 | 多件式组合龙头本体 |
-
1998
- 1998-11-14 JP JP10341075A patent/JP3123740B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000144834A (ja) | 2000-05-26 |
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