JP3123713U - 履物用足裏接触部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】靴やその他の履物を履いて歩いているときに、足裏のツボを含めて足裏全体に快い刺戟を与えて疲労の回復と健康の増進に役立たせるとともに、足裏と履物の足裏接触面との間に空間部を形成して空気の移動を可能にし、長い時間歩いても足裏がムレないようにして不快な臭いを足裏から発散させたり、足に水虫が出来ないようにした履物用足裏接触部材の提供。
【解決手段】足裏の輪郭線より少し大きめの上側接触部材の設定された各位置に円形の貫通穴を設け、これらの貫通穴に挿入された上端が半球面状の足裏刺戟部材の上端部に足裏による圧力を与えて上側接触部材の下側に足裏刺戟部材を突出させ、それらの突出部分を切断除去した後、次に、上側接触部材とほぼ同じ形状の抜け止め部材を接着剤やその他の手段により固着するようにして、使用者の足裏形状にマッチした特有のフォルムを有する、いわば“マイ・シューマット”ともいうべき中敷きの構造体。
【選択図】図1

Description

本考案は靴の中敷きや草履のような履物に使用できる履物用足裏接触部材に関し、使用時の足裏とのフィット性が良く、靴や草履などを履いて歩いている間、足のツボや土踏まずその他の部分に絶えず刺戟を与えて疲労の回復に役立たせることができ、足裏のムレを無くして悪臭が履物にこもらないようにするとともに、水虫にもなりにくくなるようにした履物用足裏接触部材に関するものである。
従来、一般によく履かれている靴には、皮やプラスチックなどを用いて作られたもののほか、厚手の織物を用いて作られたものなどがあった。これらの靴では、靴の内側の輪郭にほぼ近い形状に形成された厚さの薄い皮やプラスチックなどで作られた中敷きを、靴の内側に挿入して使用されたり、これらの中敷きに相当するものを靴の内側の底面に固着したものなどがあった。
また、草履の場合には、足袋の裏面と接触する草履の表面などは、ビニールなどのプラスチックを用いてフラットに形成されたものが多く履かれていた。
しかしながら、従来のように、中敷きを挿入された靴や靴底の底面がフラットな靴を長時間履いていると、足に疲れを感じることが多くなる。また、靴の中敷きや靴底のフラットな面と足裏とがぴったり接触する部分が多くなるため、靴の中に閉じ込められている足がムレ易くなり、時として不快な臭いを靴を脱いだ足から発散させたり、ムレに起因して足に水虫ができることがあった。
本考案はこれらの不都合を解消すべくなされたもので、靴や草履などの履物を履いているときに感じ易かった疲労感を取り除き、靴の中敷きや靴底の底面と足裏との間に空間を形成させて足裏のムレを防止して足から不快な臭いを発散させないようにするとともに、水虫にもなりにくくすることができるようにした履物用足裏接触部材の提供を目的としたものである。
上記目的を達成するために、本考案における履物用足裏接触部材では、足裏の輪郭線より少し大きめの上側接触部材と、断面が円形の足裏刺戟部材と、上側接触部材とほぼ同じ形状の抜け止め部材とからなる履物用足裏接触部材において、上側接触部材は皮やプラスチックなどの可撓性を備えたほぼ一定厚さのシート部材で、その長さ方向と幅方向の設定された各位置に足裏刺戟部材と同じ大きさの貫通穴が設けられ、足裏刺戟部材は上端部が半球面状に形成されるとともに、上側接触部材の各貫通穴に挿入されて上側に突き出ている部分を足裏の圧力によって上側接触部材の下側に押し出され、抜け止め部材は皮やプラスチックなどの可撓性を備えたほぼ一定厚さのシート部材からなり、上側接触部材の下側に押し出された各足裏刺戟部材の切断された裏面側に接着剤やその他の手段により固着するようにしたものである。
足裏への刺戟を効果的に行い、疲労の回復に役立つようにしたいときには、足裏刺戟部材は使用者の足裏形状にフィットした形で、足裏のツボや土踏まずの部分にも突き出されているようにすればよい。
使用する足裏刺戟部材の太さを適切に選びたいときには、足裏刺戟部材は上側接触部材の各貫通穴と同じく5mm前後の直径に形成されているものを用いるようにすればよい。
足裏接触部材を靴の使用に適するようにしたいときには、足裏接触部材は靴の内側に挿入可能な大きさの靴の中敷きとなるように形成すればよい。
足裏接触部材を草履その他の履物の上面に使用したいときには、足裏接触部材は草履や上面側がオープンな形式の履物の表面に取り付けられるように形成すればよい。
本考案にかかる履物用足裏接触部材によれば、足裏刺戟部材の突出高さは、足裏にかけた体重相当の圧力によって予め調整されているため、靴を履いたときに、足裏刺戟部材の上端部に形成された半球面状の部分を足裏の微妙な曲面に接触させて、靴を履いて歩いている間は、絶えず疲労の回復に役立つ刺戟を足裏に与え続けることができる。
しかも、足裏刺戟部材は挿入される上側接触部材の厚さによって挿入時の方向を保たれている上に、足裏の圧力によって下側に押し出された部分が上側接触部材の下側の面に沿って切断されており、その部分に、抜け止め部材が接着剤やその他の手段により固着されて足裏刺戟部材の下側への移動が防止されているだけでなく、抜け止め部材の下側は靴底の内面に接触してしっかりと保持されているため、足裏刺戟部材の上端部の高さ位置は、足裏による押圧時の最も適した高さ位置に保持することができ、使用期間中、同じ効果を持続させることができる。
その上、足裏刺戟部材は上側接触部材の上面と足裏との間にわずかな空間部を形成して空気の移動を可能にするため、足裏のムレを防止して靴を脱いだときに足裏から不快な臭いが発散しないようにするとともに、足に水虫ができないようにするのにも役立つ。
以下、本考案の履物用足裏接触部材を、靴の中敷きとして使用する場合の実施例に基づき更に詳細に説明する。
図1は本考案の一実施例を示す正面図、図2は図1の平面図、図3は図2のIII−III断面図、図4は上側接触部材の縦断面図、図5は上側接触部材に足裏刺戟部材が挿入された状態を示す縦断面図、図6は図5の各足裏刺戟部材に足裏による押圧力を加えた場合の各足裏刺戟部材の状態を示す縦断面図、図7は図6の下側に突出した各足裏刺戟部材を切断した状態を示す縦断面図、そして図8は上側接触部材の下側の面に抜け止め部材を固着した状態を示す縦断面図である。
本考案の履物用足裏接触部材1は、図1に示すように、上側接触部材2と足裏刺戟部材3と抜け止め部材4とから構成されている。
上側接触部材2は、皮やプラスチックなどの可撓性を備えたほぼ一定厚さのシートを、足裏の輪郭より少し大きく、靴の内側の底面の形状より少し小さい形状に切断して形成されており、その長さ方向や幅方向の予め設定された各位置には、例えば、直径5mm前後の円形の貫通穴2aが複数個設けられている(図2参照)。円形の貫通穴2aは、上側接触部材2の全面にほぼ均等に設けてもよいが、疲労回復の効果をより高めたいときには、足裏のツボや土踏まずの部分にも足裏刺戟部材3が位置するように貫通穴2aを設けるようにすればよい。貫通穴2aを設ける平均的な間隔は、子供の場合は幾分狭く、大人や足の大きい人の場合には幾分大きめに設定してもよい。
また、上側接触部材2の厚さは、使用する材質によって多少変化してもよいが、基本的に考慮すべき要件は、貫通穴2aに挿入された足裏刺戟部材3が貫通穴2aの方向にしっかりと保持できる厚さに決めればよい。この厚さとしては、例えば3mm前後のものが用いられる。
足裏刺戟部材3には、プラスチックなどの弾性を有する材質のものが用いられるが、弾性を有していない各種材質の表面に弾性を有するプラスチックなどのコーティングを施したものなども使用することができる。足裏刺戟部材3は、上端部が半球面状に形成されており、太さは上側接触部材2に設けられる貫通穴2aの直径とほぼ同じものが用いられる。足裏刺戟部材3の下端は長さ方向とほぼ直角な方向に直線状に切断されている。
上側接触部材2の各貫通穴2aのすべてに足裏刺戟部材3が挿入されたのち、各足裏刺戟部材3の上側に、図6に示すように、足を載せて下側に向かって体重相当の圧力をかける。この場合、足裏刺戟部材3が挿入された上側接触部材2は、各貫通穴2aの下側の対応する部分にそれより幾分大きめの貫通穴を備えた支持台の上に載せた状態で足による圧力をかけるようにすると、各足裏刺戟部材3は上端部に受けた圧力の大きさに応じて下側に移動され、上側接触部材2の下側に突出される。下側に突出される足裏刺戟部材3の長さは、上側接触部材2に対する位置によって異なるが、上側接触部材2の下側の面から突出している各足裏刺戟部材3の部分は、ニッパその他の切断手段により足裏刺戟部材3の本体側から切断して除去される。
抜け止め部材4は皮やプラスチックなどの可撓性を備えた一定厚さのシート部材を上側接触部材2とほぼ同じ形状に切断して形成されている。この抜け止め部材4は、足裏刺戟部材3の下側への突出部が切断除去されてフラットになったあとの上側接触部材2の裏面側に、接着剤やその他の手段により固着されている。
抜け止め部材4は上側接着部材2の厚さに比べて十分に厚さの薄い、例えば1mm未満のものが使用されるが、抜け止め部材4の厚さが割合薄くてよいのは、抜け止め部材4は靴の内側底面に接触して足裏刺戟部材3が上側接触部材2の厚さ方向に移動するのを防止して足裏により圧力をかけた状態で足裏を刺戟できるようにするとともに、靴の内側底面の形状に沿って変形し易くするためである。
上記実施例についての説明からわかるように、上側接触部材2から突出される足裏刺戟部材3の高さは、上側接触部材2の長さ方向と幅方向でそれぞれ異なっているので、足裏刺戟部材3に対してはじめから長さの異なるものを用意して使用するようにすると、切断除去される足裏刺戟部材3の長さを短くできるため、材料の損失を少なくして製作コストを割安にできるだけでなく、足裏の圧力によって移動させる足裏刺戟部材3の長さを短くなるようにして、制作時における作業効率を改善するのにも役立たせることができる。
なお、これまでの履物用足裏接触部材は、靴を履く多くの人の平均的な要求を満足させることができるように決められているが、本考案によって作り出される履物用足裏接触部材1は、足裏の圧力によって足裏刺戟部材3を下側に押し出す段階で履物を使用する個人個人の特性にマッチさせたものにできる特徴がある上に、履物を使用する本人が製作に参加できるため、遊び感覚で制作を楽しめる効果も期待できる。
本考案の一実施例を靴と足との関係で示した正面図である。 履物用足裏接触部材の平面図である。 図2のIII−III断面図である。 上側接触部材の一実施例を示す縦断面図である。 上側接触部材に設けられた各貫通穴に足裏刺戟部材を挿入した状態を示す縦断面図である。 各足裏刺戟部材の上端部に足裏により圧力をかけた状態を示す縦断面図である。 上側接触部材の下側の面から突出している足裏刺戟部材の部分を切断除去した状態を示す縦断面図である。 上側接触部材の下側の面に抜け止め部材を固着させた状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 履物用足裏接触部材
2 上側接触部材
2a 貫通穴
3 足裏刺戟部材
4 抜け止め部材





















Claims (5)

  1. 足裏の輪郭線より少し大きめの上側接触部材と、断面が円形の足裏刺戟部材と、上側接触部材とほぼ同じ形状の抜け止め部材とからなる履物用足裏接触部材において、上側接触部材は皮やプラスチックなどの可撓性を備えたほぼ一定厚さのシート部材で、その長さ方向と幅方向の設定された各位置に足裏刺戟部材と同じ大きさの貫通穴が設けられ、足裏刺戟部材は上端部が半球面状に形成されるとともに、上側接触部材の各貫通穴に挿入されて上側に突き出ている部分を足裏の圧力によって上側接触部材の下側に押し出され、抜け止め部材は皮やプラスチックなどの可撓性を備えたほぼ一定厚さのシート部材からなり、上側接触部材の下側に押し出された各足裏刺戟部材の切断された裏面側に接着剤やその他の手段により固着されていることを特徴とする履物用足裏接触部材。
  2. 足裏刺戟部材は足裏のツボや土踏まずの部分にも突き出されている請求項1に記載の履物用足裏接触部材。
  3. 足裏刺戟部材は上側接触部材の各貫通穴と同じく5mm前後の直径に形成されている請求項1または請求項2に記載の履物用足裏接触部材。
  4. 足裏接触部材は靴の内側に挿入可能な大きさの靴の中敷きである請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の履物用足裏接触部材。
  5. 足裏接触部材は草履や上面側がオープンな形式の履物の表面に取り付けられている請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の履物用足裏接触部材。

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