JP3123686U - 濾過面積が調節自在な組立式フィルター装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】粒状濾過材を用いた各種フィルター装置が提案されているが、何れの場合も図体が大きく濾過面積も固定的なので、大きな設置面積を要し使用条件に応じて濾過面積を調節することは困難であった。そこで本考案では、設置面積が小さく、使用条件に応じて濾過面積が調節可能なフィルター装置を提案することが課題である。
【解決手段】角形筐体の体壁の対向する二面に開口部を設け、前記開口部に金網を配し粒状濾過材を充填したカートリッジフィルター(1)と、角形筐体の体壁の対向する二面に開口部を設け、該開口部と直交する体壁にガス口を設け、前記開口部の周囲に気密用パッキンを配したチャンバー(2)と、角形筐体の体壁の一面に開口部を設け、該開口部と直交する体壁にガス口を設け、前記開口部の周囲に気密用パッキンを配したチャンバー(3)とにおいて、チャンバー(3)開口部にカートリッジフィルター(1)開口部及びチャンバー(2)開口部を交互に接続し、末端カートリッジフィルター(1)の次にチャンバー(3)を接続して気密を為した、濾過面積が調節自在な組立式フィルター装置。
【選択図】図14
【解決手段】角形筐体の体壁の対向する二面に開口部を設け、前記開口部に金網を配し粒状濾過材を充填したカートリッジフィルター(1)と、角形筐体の体壁の対向する二面に開口部を設け、該開口部と直交する体壁にガス口を設け、前記開口部の周囲に気密用パッキンを配したチャンバー(2)と、角形筐体の体壁の一面に開口部を設け、該開口部と直交する体壁にガス口を設け、前記開口部の周囲に気密用パッキンを配したチャンバー(3)とにおいて、チャンバー(3)開口部にカートリッジフィルター(1)開口部及びチャンバー(2)開口部を交互に接続し、末端カートリッジフィルター(1)の次にチャンバー(3)を接続して気密を為した、濾過面積が調節自在な組立式フィルター装置。
【選択図】図14
Description
工業用或いは民生用として広く用いられているフィルター装置に関するものである。
粒状濾過材を用いた各種フィルター装置が提案されているが、何れの場合も図体が大きく濾過面積も固定的なので、大きな設置面積を要し使用条件に応じて濾過面積を調節することは困難であった。そこで本考案では、設置面積が小さく、使用条件に応じて濾過面積が調節可能なフィルター装置を提案することが課題である。
本考案では上述の課題を達成するため、請求項1の発明においては、角形筐体の体壁の対向する二面に開口部を設け、前記開口部に粒状濾過材が通過し得ない目開きを有する金網を配し、該筐体内に粒状濾過材を充填したカートリッジフィルター(1)と、角形筐体の体壁の対向する二面に開口部を設け、且つ、該開口部と直交する体壁にガス供給・排出口を設け、前記開口部の周囲に気密用パッキンを配したチャンバー(2)と、角形筐体の体壁の一面に開口部を設け、且つ、該開口部と直交する体壁にガス供給・排出口を設け、前記開口部の周囲に気密用パッキンを配したチャンバー(3)とにおいて、チャンバー(3)開口部にカートリッジフィルター(1)開口部及びチャンバー(2)開口部を交互に接続し、接続末端となるべきカートリッジフィルター(1)の次にチャンバー(3)を接続して密着手段により気密を為し、フィルターの濾過面積が調節自在である組立式フィルター装置であることを特徴とする。
請求項2の考案においては、カートリッジフィルター(1)の体壁に複数個のノズルを設け、前記ノズルに温度検出器具及び散水用シャワーパイプを挿入し、前記カートリッジフィルター内温度を常時監視し、異常な温度上昇時にカートリッジフィルター内の粒状濾過材に自動散水して発火現象を防止する請求項1記載の組立式フィルター装置であることを特徴とする。
従来の粒状濾過材を用いた各種フィルター装置は、図体が大きく濾過面積も固定的なので、大きな設置面積を要し、また、使用条件に応じて濾過面積を調節することも困難であったが、本考案によって、設置面積が小さく、且つ、使用条件に応じて濾過面積が調節可能なフィルター装置が完成したので、工業用のみならず民生用の分野でも広く利用することが可能となった。また、これによってフィルター装置製作時の材料も削減できるので、地球の限られた資源が節約できることはもとより、設置面積も従来のフィルター装置と比較して飛躍的にコンパクト化したので、工場建設費の縮減にも大きく貢献することができるようになった。
図1乃至5にカートリッジフィルター(1)の正面立面図、右側面図、裏面立面図、左側面図、及び、上面図をそれぞれ示す。図6乃至9にチャンバー(2)の正面立面図、右側面図、裏面立面図、及び、上面図をそれぞれ示す。図10乃至13にチャンバー(3)の正面立面図、右側面図、裏面立面図、及び、上面図をそれぞれ示す。図14に本発明を適用したフィルター装置の上面図を、図15に本発明を適用したフィルター装置の立面図をそれぞれ示す。
先ず、本考案を適用したフィルター装置を構成する要素について説明する。カートリッジフィルター(1)は、角形筐体(4)の体壁の対向する二面に開口部(5a)、(5b)を設け、前記開口部(5a)、(5b)に粒状濾過材が通過し得ない目開きを有する金網(6a)、(6b)を配し、該角形筐体(4)内に粒状濾過材(図示せず)を充填してカートリッジフィルター(1)を形成し、チャンバー(2)は、角形筐体(19)の体壁の対向する二面に開口部(20a)、(20b)を設け、且つ、該開口部(20a)、(20b)と直交する体壁にガス供給・排出口(22)を設け、前記開口部の周囲に気密用パッキン(図示せず)を配してチャンバー(2)を形成し、チャンバー(3)は、角形筐体(23)の体壁の一面に開口部(24)を設け、且つ、該開口部(24)と直交する体壁にガス供給・排出口(26)を設け、前記開口部の周囲に気密用パッキン(図示せず)を配してチャンバー(3)を形成する。
次に、本考案を適用したフィルター装置の組立方法について説明する。本フィルター装置は、チャンバー(3)開口部(24)にカートリッジフィルター(1)開口部(5a)、(5b)及びチャンバー(2)開口部(20a)、(20b)を交互に接続し、接続末端となるべきカートリッジフィルター(1)の次にチャンバー(3)を接続して密着手段(図示せず)により気密状態を為す。
次に、ガスの流路について説明する。濾過すべき原ガスは、チャンバー(2)に設けたガス供給・排出口(22)からチャンバー(2)内に導かれ、該チャンバー(2)の左右に接続してあるカートリッジフィルター(1)を通過し粒状濾過材(図示せず)と接触しながら順次濾過される。前記濾過ガスはチャンバー(2)及びチャンバー(3)のガス供給・排出口から排出される。
次に、粒状濾過材の消火手段について説明する。カートリッジフィルター(1)に充填した粒状濾過材が活性炭の場合には、酸化により発火現象を起こすおそれがあるのでカートリッジフィルター(1)の体壁にはノズル(11)乃至(15)が設けられ、ノズル(11)には散水用シャワーパイプ(図示せず)が、ノズル(12)乃至(15)には温度測定器具(図示せず)がそれぞれ挿入される。
本考案を適用した組立式フィルター装置の実施例では、カートリッジフィルター(1)の外形寸法が1500×1000×150(mm)、チャンバー(2)及び(3)の外形寸法が1500×1000×150(mm)で、組立式フィルター装置本体の外形寸法は1500×1000×2550(mm)で濾過面積が11平方メートルであった。本発明の実施例と同様の濾過面積を有する一般的なフィルター装置本体の外形寸法は2500×1500×3300(mm)なので体積で実に70%も削減できたことになる。
本考案の組立式フィルター装置により、濾過面積が自在に調節できるため負荷の変動にも柔軟に対応できるようになったばかりか、構造的特徴によりきわめてコンパクトなフィルター装置が実現し、よって設置面積も大幅に縮減可能となった。産業用、民生用を問わず広く活用されることが期待できる。
1 カートリッジフィルター 2 チャンバー
3 チャンバー 4 角形筐体
5a 開口部 5b 開口部
6a 金網 6b 金網
7 底部 8 ノズル
9 バルブ 10 ノズル
11 ノズル 12 ノズル
13 ノズル 14 ノズル
15 ノズル 16 開口部
17 フタ 18 ボルト
19 角形筐体 20a 開口部
20b 開口部 21a リブ
21b リブ 22 ノズル
23 角形筐体 24 開口部
25 リブ 26 ノズル
3 チャンバー 4 角形筐体
5a 開口部 5b 開口部
6a 金網 6b 金網
7 底部 8 ノズル
9 バルブ 10 ノズル
11 ノズル 12 ノズル
13 ノズル 14 ノズル
15 ノズル 16 開口部
17 フタ 18 ボルト
19 角形筐体 20a 開口部
20b 開口部 21a リブ
21b リブ 22 ノズル
23 角形筐体 24 開口部
25 リブ 26 ノズル
Claims (2)
- 角形筐体の体壁の対向する二面に開口部を設け、前記開口部に粒状濾過材が通過し得ない目開きを有する金網を配し、該筐体内に粒状濾過材を充填したカートリッジフィルター(1)と、角形筐体の体壁の対向する二面に開口部を設け、且つ、該開口部と直交する体壁にガス供給・排出口を設け、前記開口部の周囲に気密用パッキンを配したチャンバー(2)と、角形筐体の体壁の一面に開口部を設け、且つ、該開口部と直交する体壁にガス供給・排出口を設け、前記開口部の周囲に気密用パッキンを配したチャンバー(3)とにおいて、チャンバー(3)開口部にカートリッジフィルター(1)開口部及びチャンバー(2)開口部を交互に接続し、接続末端となるべきカートリッジフィルター(1)の次にチャンバー(3)を接続して密着手段により気密を為し、フィルターの濾過面積が調節自在であることを特徴とする組立式フィルター装置。
- カートリッジフィルター(1)の体壁に複数個のノズルを設け、前記ノズルに温度検出器具及び散水用シャワーパイプを挿入し、前記カートリッジフィルター内温度を常時監視し、異常な温度上昇時にカートリッジフィルター内の粒状濾過材に自動散水して発火現象を防止することを特徴とする請求項1記載の組立式フィルター装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006003854U JP3123686U (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | 濾過面積が調節自在な組立式フィルター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006003854U JP3123686U (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | 濾過面積が調節自在な組立式フィルター装置 |
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JP3123686U true JP3123686U (ja) | 2006-07-27 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07246576A (ja) * | 1994-03-10 | 1995-09-26 | Haniyuuda Seisakusho:Kk | ステープラーにおける綴じ紙規制装置 |
JP2017217628A (ja) * | 2016-06-10 | 2017-12-14 | エスイー工業株式会社 | ガス精製処理装置 |
-
2006
- 2006-04-20 JP JP2006003854U patent/JP3123686U/ja not_active Expired - Fee Related
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