JP3123463U - 二つの筒を繋ぐ連結具。 - Google Patents
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Abstract
【課題】 枝打ち用登降機で長い1本の筒形接合具を、比較的短い筒形接合具2本を角度が変えられる連結具で繋いだものと置き換え、幹に沿って抱かせる。これにより、筒の全長は同じでもより太い幹を抱けるようにする。また、筒形接合具の外壁に沿ってスライドさせるカバー筒接合具は幹の大きさに合わせて接合させるので、筒形接合具上を自由に移動できないといけない。
【解決手段】 チェーンの結合方法で結合した連結具の両端を二つの筒形接合具の筒縁内壁内にそれぞれ適切に固定する。そして、連結具及びそれと関連する固定具等はすべて筒形接合具の外壁内に納める。また、筒縁は連結具の機能と工作作業に好都合となるように適切に一部切除する。
【選択図】図1
【解決手段】 チェーンの結合方法で結合した連結具の両端を二つの筒形接合具の筒縁内壁内にそれぞれ適切に固定する。そして、連結具及びそれと関連する固定具等はすべて筒形接合具の外壁内に納める。また、筒縁は連結具の機能と工作作業に好都合となるように適切に一部切除する。
【選択図】図1
Description
本考案は、繋いだ二つの筒は一方向に曲げられ、直線状のときは、その筒の外側に密着して動ける短い筒がそこを通過できる筒の連結具に関するものである。
林業用で椅子とワイヤーを二つの接合脱着装置で幹を抱いて接合したものと、足載せ台とワイヤーを二つの接合脱着装置で幹を抱いて接合したものの二組を使って、尺取虫のようにして直幹樹木を登り降りする枝打ち用登降機(以下登降機という。)がある。接合脱着装置は、椅子等にV字形に繋がっている2本の直筒にそれぞれ接合用金属棒を通す穴を数個あけた筒型接合具と、ワイヤーの両端に繋がっている、接合用金属棒を通す穴を一つあけたカバー筒接合具、及び接合用金属棒と安全ピンから成っている。この登降機で作業するとき、太い幹を抱かせるのにV字形直筒の筒形接合具に不具合を感じる。
登降機の椅子等にV字形に繋がっている2本の筒形接合具は直筒なので、ワイヤーゴム帯の長さを同じとして、直筒の長さに対して抱ける幹の最大直径は小さい。そこで、2本の直筒を、それぞれ比較的短い筒形接合具2本を角度が変えられる連結具で繋いだものと置き換える。これにより、筒の全長は同じでも太い幹を抱けるようにする。
また、カバー筒接合具は幹の大きさに合わせて筒形接合具上を自由に移動できないといけないので、連結具で繋がった二つの筒形接合具を直線状にしてカバー筒接合具がそこを通過できるようにする必要がある。
短い筒形接合具の二つの筒の一方の筒縁の内壁内に、そこに入る短い筒を固定する。その筒にはあらかじめ上下二枚の先端に結合用の穴をあけた突起部を設けておく。他方の筒縁の内壁内にも同様の突起部を持つ短い筒を固定し、両者を向き合わせ結合用の穴を重ねて、チェーンの結合方法で結合する。
連結具及びそれと関連する内・外側筒の固定具等はすべて外側筒の外壁内に納める。
左右2本の筒形接合具はそれぞれ比較的短い2本の直筒が角度を持って繋がり、それらが幹に沿って抱くので、V字形2本の直筒で抱くより太い幹が抱ける。また、登降機の全体的力関係がより効果的に働くようになる。
同じ太い幹について、直筒形に比べ椅子組及び足載せ台組の幹の向こう側先端部が持ち上げやすい。その他の条件も絡んで、この種機器は普通、同じ用途の機器でも中径木用と大径木用別々に二機種購入しなければならないところを、小部品を追加するだけで中・大径木兼用一機種で済ますことができる。
連結する二つの筒は、直線状態とどちらか一方へ曲がることができるようにするために、図1に示したように曲がる側の二つの筒縁角部を一部切除する。また、結合具のチェーン結合部の上下にカシメ作業等ができるように、二つの筒の縁の上下接触部中央部位をそれぞれ半円形に切除しておく。
連結具で繋がった2〜3本の筒が下に枝垂れないように、結合部の太さと二つの突起部の上下幅はできるだけ大きくし、上下方向の緩みがないように結合する。
以下、添付図の図1に従って一実施例を説明する。1は結合部の間隔保持のためのパイプ、2a、2bは4の結合用金属棒を通す穴で、2bは2aの外側にはめて、これらでチェーンの結合と同様に連結する。このとき、4の金属棒の一端はカシメ固定する。
3は平頭ビスで頭が外壁外に出ないようなビス穴とし、これにねじ込む。向こう側面と下側面のビスの図は省略した。また、AB線は溶接し内外側の筒を確実に固定する。
二つの筒の連結で接触する筒縁面は、図のような形に切除することにより、右上方に向かって筒を左に曲げられ、中央部の円形の穴をでカシメ等の作業ができる。なお、二つの筒が直線状になっているときは、ここを、筒の外壁に沿ってカバー筒接合具が移動できる。
1 接合部の間隔保持用のパイプ
2 2a、2bは接合用の穴
3 平頭ビス (向こう側・下側側面のビスは図面上では省略)
3a,3b この2点間の線は溶接場所
4 結合用金属棒
5 接合脱着装置
6 ワイヤーゴム帯
7 ワイヤー固定金属棒
8 糸
9 結合用金属棒
10 安全ピン用穴
11 カバー筒接合具
12 筒形接合具
13 安全ピン
2 2a、2bは接合用の穴
3 平頭ビス (向こう側・下側側面のビスは図面上では省略)
3a,3b この2点間の線は溶接場所
4 結合用金属棒
5 接合脱着装置
6 ワイヤーゴム帯
7 ワイヤー固定金属棒
8 糸
9 結合用金属棒
10 安全ピン用穴
11 カバー筒接合具
12 筒形接合具
13 安全ピン
Claims (1)
- 二つの筒を連結するとき、一方の筒縁の内壁内に入る短い筒を固定する。その筒にはあらかじめ上下二枚の、先端に結合用の穴をあけた突起部を設けておく。他方の筒縁の内側に接して結合可能な同様の突起部を持つ短い筒を固定する。両者を向き合わせ結合用の穴を重ねて、チェーンの結合方法で結合した構造で、連結具及びそれと関連する内外の筒の固定具等はすべて外側筒の外壁内に納めた連結具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006001483U JP3123463U (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 二つの筒を繋ぐ連結具。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006001483U JP3123463U (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 二つの筒を繋ぐ連結具。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3123463U true JP3123463U (ja) | 2006-07-20 |
Family
ID=43473459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006001483U Expired - Fee Related JP3123463U (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 二つの筒を繋ぐ連結具。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3123463U (ja) |
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2006
- 2006-02-03 JP JP2006001483U patent/JP3123463U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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