JP3123284U - 不正侵入防止システム - Google Patents
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Abstract
【課題】
構造が簡単でコストが安く、しかも不正侵入しようとする者を物理的に阻止して犯罪を未然に防ぐことができる能動的機能をもつ不正侵入防止システムを提供する。
【解決手段】
不正侵入防止システムは、不正侵入者を検知する検知手段と、検知手段からの不正侵入者の存在を表す検知信号に応動して不正侵入者を阻止する阻止装置とを有し、阻止装置が、流体の噴流発生手段及び検知信号に応動して噴流発生手段へ流体を供給する流体供給手段を備え、そして検知手段及び流体の噴流発生手段が敷地又は建物の出入り口の近傍に設けられていることを特徴としている。
【選択図】 図1
構造が簡単でコストが安く、しかも不正侵入しようとする者を物理的に阻止して犯罪を未然に防ぐことができる能動的機能をもつ不正侵入防止システムを提供する。
【解決手段】
不正侵入防止システムは、不正侵入者を検知する検知手段と、検知手段からの不正侵入者の存在を表す検知信号に応動して不正侵入者を阻止する阻止装置とを有し、阻止装置が、流体の噴流発生手段及び検知信号に応動して噴流発生手段へ流体を供給する流体供給手段を備え、そして検知手段及び流体の噴流発生手段が敷地又は建物の出入り口の近傍に設けられていることを特徴としている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、家屋や敷地内へ不正に侵入しようとするのを阻止する不正侵入防止システムに関するものである。
従来、器物破損、窃盗や強盗の目的で家屋や敷地内へ不正に侵入するのを防止する手段として、鍵を二重、三重に設けたり防犯灯を設置して不正侵入をし難くする方法や、不正侵入者の接近又は門扉、窓、玄関、勝手口などを壊して開けようとする行為を報知する種々の形式の警報ベルや警報灯が開発され、実用に供されている。これらの公知の装置は不正侵入を未然に防ぐのに効果があることが広く認識されている。
この種の従来装置の例としては、不正侵入者の接近をセンサーで検知し、警報ブザーや警報ランプを作動させるシステム、不正侵入される恐れのある場所にテレビカメラを設置しで撮影し、不正侵入しようとしている者の動向を居住者や管理人が監視できるようにしたカメラ監視システムが知られている。
ところで近年犯罪が悪質化しており、建物の中に人が居よう居まいと拘わらず、強引に侵入して犯罪を犯す傾向が増えてきている。そのため警報ブザーや警報ランプを作動させるシステムのような所謂受動的機能をもつ装置では、不正侵入しようとする者の気持ちの動揺を引き起こして不正行為を躊躇らわせたり、周囲の者に注意を喚起させることに留まり、そのため、掛かる装置を設置していたにも拘わらず侵入されてしまう場合がしばしば発生している。
またカメラ監視システムは、常時監視でき的確な処置が可能であるが、設備が高価であったり、モニターを常時監視していなければ不正侵入を未然に防ぐことは困難であり、利用の仕方によっては不正侵入を十分防止することができない。
そこで、本考案の目的は、構造が簡単でコストが安く、しかも不正侵入しようとする者を物理的に阻止して犯罪を未然に防ぐことができる能動的機能をもつ不正侵入防止システムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案による不正侵入防止システムは、不正侵入者を検知する検知手段と、検知手段からの不正侵入者の存在を表す検知信号に応動して不正侵入者を阻止する阻止装置と、不正侵入者の存在を知らせる報知装置及び(又は)照射装置とを有し、阻止装置が、流体の噴流発生手段及び検知信号に応動して噴流発生手段へ流体を供給する流体供給手段を備え、そして検知手段及び流体の噴流発生手段が敷地又は建物の出入り口の近傍に設けられ、噴流発生手段が圧力及び(又は)温度を調整可能な水又はお湯の噴流を発生するように構成され、また検知手段が検知範囲内における不正侵入者の位置を表す位置信号を阻止装置に供給し、この位置信号に応じて噴流発生手段のノズルの向きを変えるように構成されていることを特徴としている。
阻止装置は、噴流発生手段から噴出する水又はお湯を着色する着色手段を備えることができる。
以上記載したように、本考案による不正侵入防止システムにおいては、不正侵入者を検知する検知手段と、検知手段からの不正侵入者の存在を表す検知信号に応動して不正侵入者を阻止する阻止装置と、不正侵入者の存在を知らせる報知装置及び(又は)照射装置とを有し、阻止装置が、流体の噴流発生手段及び検知信号に応動して噴流発生手段へ流体を供給する流体供給手段を備え、そして検知手段及び流体の噴流発生手段を敷地又は建物の出入り口の近傍に設けたことにより、不正に侵入しようとする者がかかる敷地又は建物の出入り口に近づくと、阻止装置における流体の噴流発生手段から流体が不正に侵入しようとする者に対して噴射され、不正侵入行為を諦めさせたり、怯ませたりすることができ、不正侵入行為を未然に防ぐことができる。
不正に侵入しようとする者が必要に不正侵入を試みる場合でも、噴射する流体の圧力、温度などを高く設定したり、必要に応じて音響及び照明などを併用することにより不正侵入行為を有効に防止できるようになる。
以下図面を参照して本考案の実施の形態について説明する。
最初に図1を参照すると、本考案による不正侵入防止システムをブロック線図で示し、1は不正侵入者を検知する検知手段であり、2は不正侵入者を阻止する阻止装置である。
検知手段1は、例えば赤外線センサー、遠赤外線センサー、電磁センサー等から成り、所望の検知領域をもつものが用いられ得る。阻止装置2は、水又はお湯の噴流を発生する噴射ノズル3と、この噴射ノズル3へ水又はお湯を加圧状態で供給する水供給源又はお湯供給源4を備えている。この場合、水供給源は例えば水道であることができ、またお湯供給源は湯沸し器であることができる。また噴射ノズル3と水供給源又はお湯供給源4との間には、水供給源又はお湯供給源4から噴射ノズル3への水又はお湯を供給したり遮断したりする制御弁5が設けられ、この制御弁5は、検知手段1からの不正侵入者検知信号に応じて作動する制御装置6によって動作制御される。
最初に図1を参照すると、本考案による不正侵入防止システムをブロック線図で示し、1は不正侵入者を検知する検知手段であり、2は不正侵入者を阻止する阻止装置である。
検知手段1は、例えば赤外線センサー、遠赤外線センサー、電磁センサー等から成り、所望の検知領域をもつものが用いられ得る。阻止装置2は、水又はお湯の噴流を発生する噴射ノズル3と、この噴射ノズル3へ水又はお湯を加圧状態で供給する水供給源又はお湯供給源4を備えている。この場合、水供給源は例えば水道であることができ、またお湯供給源は湯沸し器であることができる。また噴射ノズル3と水供給源又はお湯供給源4との間には、水供給源又はお湯供給源4から噴射ノズル3への水又はお湯を供給したり遮断したりする制御弁5が設けられ、この制御弁5は、検知手段1からの不正侵入者検知信号に応じて作動する制御装置6によって動作制御される。
このように構成した本考案による不正侵入防止システムの動作においては、例えば建物に不正に侵入しようとする者がセンサー1の検知領域内に入ると、センサー1は、検知領域内に不審人物が入ったことを表す検知信号を制御装置6へ送る。制御装置6は、センサー1から検知信号を受信すると、制御弁5へ開放信号を供給し、制御弁5を開放させる。これにより、噴射ノズル3から水又はお湯がセンサーの検知領域へ噴射され、不正に侵入しようとする者を検知領域外すなわち建物の出入り口付近から外方へ後退させることができる。この場合、制御弁5の開放開度を最大まで徐々に又はステップ状に制御するように制御装置6を構成することにより、不正侵入者が建物の出入り口付近から中中後退しない場合に、水又はお湯の噴射量すなわち水圧が徐々に高くなることによって不正侵入者の不正侵入の試みをより確実に諦めさせることができる。
図2〜図4には、本考案による不正侵入防止システムの具体的装置の構成を示している。
図示装置は、プラスチック製の本体ケーシング10及び本体ケーシング10にヒンジで取付けられ、本体ケーシング10の開口部を閉じる蓋部材11を備えている。本体ケーシング10の内部には、給電源(図示していない)に接続された変圧器12及び流体制御弁13が収納されている。
図示装置は、プラスチック製の本体ケーシング10及び本体ケーシング10にヒンジで取付けられ、本体ケーシング10の開口部を閉じる蓋部材11を備えている。本体ケーシング10の内部には、給電源(図示していない)に接続された変圧器12及び流体制御弁13が収納されている。
蓋部材11の外側には検知器14が取付けられ、検知器14は取付け角度及び向きを調整可能に装着されたセンサー部15を備えている。センサー部15は本体ケーシング10内の変圧器12の二次側に接続されると共に、流体制御弁13のソレノイド励磁制御回路に接続されている。流体制御弁13の上流側はホース16を介して外部の水道の蛇口(図示していない)に接続される。また流体制御弁13の下流側はホース17が接続され、ホース17の先端には噴射ノズル18が取付けられている。
このようにして構成された図示装置は、例えば建物の玄関口の近傍に取付けられ、検知器14のセンサー部15の検知範囲が所望の方向及び高さになるよう設定される。そして変圧器12の一次側はコード19を介して電源コンセット(図示していない)に接続される。またホース17の先端に取付けられた噴射ノズル18は、噴射ノズル18から噴射される噴流がセンサー部15の検知範囲内に指向するような向き及び高さになるように調整される。
図示装置の動作について説明する。
電源を入れ、水道の蛇口にホース16を接続し、かかる蛇口を開いて、装置を動作可能状態にする。この状態において、検知器14のセンサー部15の検知範囲内に人が入ってくると、検知器14のセンサー部15がそれの検知範囲内に人が入ってきたことを検知し、検知信号を流体制御弁13のソレノイド励磁制御回路に供給し、ソレノイドに変圧器12から励磁電流を流れさせて、ソレノイドを励磁させる。その結果、常閉型の流体制御弁13は開放され、水道からホース16、流体制御弁13及びホース17を通り、噴射ノズル18を介して検知範囲へ水が噴射される。これにより検知器14の検知範囲内に居る人は水の噴流を浴びて怯み、退去させることができる。
電源を入れ、水道の蛇口にホース16を接続し、かかる蛇口を開いて、装置を動作可能状態にする。この状態において、検知器14のセンサー部15の検知範囲内に人が入ってくると、検知器14のセンサー部15がそれの検知範囲内に人が入ってきたことを検知し、検知信号を流体制御弁13のソレノイド励磁制御回路に供給し、ソレノイドに変圧器12から励磁電流を流れさせて、ソレノイドを励磁させる。その結果、常閉型の流体制御弁13は開放され、水道からホース16、流体制御弁13及びホース17を通り、噴射ノズル18を介して検知範囲へ水が噴射される。これにより検知器14の検知範囲内に居る人は水の噴流を浴びて怯み、退去させることができる。
図示装置では、水を噴射するように構成しているが、当然お湯を噴射するように構成することもでき、その場合にはホース16を水道の蛇口と共に湯沸し器にも接続するか、又はホース16に適当な加熱器を組み込んでもよい。また水やお湯のような液体に代えて無害の粉末等の流体を用いてもよい。さらに使用する流体に着色剤を混ぜて不正侵入者の衣服に付着させて、不正侵入者に逃亡を諦めさせたり不正侵入者が逃亡しても発見し易いようにすることこともできる。
また、水やお湯などの流体の噴射に加えて、警報器や照明灯を作動するように構成することもできる。
さらに、本考案においては検知器のセンサー部は、検知範囲内における不正侵入者の位置を表す位置信号を発生し、この位置信号に応じて噴流発生手段のノズルの向きを変えるように構成することもできる。
1:不正侵入者を検知する検知手段
2:阻止装置
3:噴射ノズル
4:水供給源又はお湯供給源
5:制御弁
6:制御装置
10:本体ケーシング
11:蓋部材
12:変圧器
13:流体制御弁
14:検知器
15:センサー部
16:ホース
17:ホース
18:噴射ノズル
2:阻止装置
3:噴射ノズル
4:水供給源又はお湯供給源
5:制御弁
6:制御装置
10:本体ケーシング
11:蓋部材
12:変圧器
13:流体制御弁
14:検知器
15:センサー部
16:ホース
17:ホース
18:噴射ノズル
Claims (2)
- 不正侵入者を検知する検知手段と、検知手段からの不正侵入者の存在を表す検知信号に応動して不正侵入者を阻止する阻止装置と、不正侵入者の存在を知らせる報知装置及び(又は)照射装置とを有し、阻止装置が、流体の噴流発生手段及び検知信号に応動して噴流発生手段へ流体を供給する流体供給手段を備え、そして検知手段及び流体の噴流発生手段が敷地又は建物の出入り口の近傍に設けられ、噴流発生手段が水又はお湯の噴流を発生するように構成され、また検知手段が検知範囲内における不正侵入者の位置を表す位置信号を阻止装置に供給し、この位置信号に応じて噴流発生手段のノズルの向きを変えるように構成されていることを特徴とする不正侵入防止システム。
- 阻止装置が、噴流発生手段から噴出する水又はお湯を着色する着色手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の不正侵入防止システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000703U JP3123284U (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | 不正侵入防止システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000703U JP3123284U (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | 不正侵入防止システム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003378370A Continuation JP2005141551A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 不正侵入防止システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3123284U true JP3123284U (ja) | 2006-07-20 |
Family
ID=43473292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006000703U Expired - Lifetime JP3123284U (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | 不正侵入防止システム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3123284U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017029064A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 液滴発生装置 |
-
2006
- 2006-02-06 JP JP2006000703U patent/JP3123284U/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2017029064A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 液滴発生装置 |
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