JPH05182085A - 盗難防止システム - Google Patents

盗難防止システム

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JPH05182085A
JPH05182085A JP34647391A JP34647391A JPH05182085A JP H05182085 A JPH05182085 A JP H05182085A JP 34647391 A JP34647391 A JP 34647391A JP 34647391 A JP34647391 A JP 34647391A JP H05182085 A JPH05182085 A JP H05182085A
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Toshinori Nakamura
俊則 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無人時の警戒モードであって、侵入者を検出
したときのみ、盗難行為者に対して盗難行為を阻害する
有効な盗難防止システムの提供する。 【構成】 警戒領域への侵入者の侵入破壊行為等を検出
する侵入センサー20と、該警戒領域の警戒状態を設定
または解除する為のモード設定器10とを具備した警備
システムと結合し、警戒領域内に煙を発生する発煙装置
を有する発煙システムにおいて、該モード設定器10に
よって前記警戒領域が無人状態で且つ警戒状態に設定さ
れている場合に、前記侵入センサーの侵入破壊行為等の
検出に応答して前記発煙装置60を起動し、該モード設
定器10により該警戒領域が解除状態を含む有人状態に
設定された場合に該侵入センサーの侵入破壊行為等の検
出に応答して前記発煙装置60を起動しないようにした
発煙起動手段を有することを特徴とした盗難防止システ
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め定めた警戒区域例
えば金庫室等の重要区域における盗難行為を防止するシ
ステムに関し、特に、煙を利用して、侵入者の視界を遮
ることで侵入者を威嚇し盗難行為を防止するシステムに
関する。
【0002】
【従来技術】従来から盗難行為を阻害する装置として警
戒区域内に催涙ガスや嫌臭性ガスを発生する装置が提案
されているが、発煙対象区域の状況に沿った発煙起動を
制御することが出来なかった。また、誤動作によるガス
起動の可能性とそれに伴う発ガス後の排気のわずらわし
さから実用に至っていない。更に、建物内部の侵入者の
盗難行為を検出して警報を発する警備システムが実施さ
れている。この警備システムは特に近年、警備対象物件
が広がるとともに、きめの細かい運用が要求されてい
る。例えば、警備モードについて考えると、在室の有無
によって無人時の警戒モード及び有人時の警戒モードが
ある。又は特定の区域のみ警戒状態にすることが可能で
ある。従って、発煙装置を起動する場合も前述の如くき
めの細かい起動方式が要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は無人時の警戒モードであって、侵入者を検出した
ときのみ、盗難行為者に対して盗難行為を阻害する有効
な盗難防止システムの提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため以下のような構成を採用するものである。即
ち警戒領域への侵入者の侵入破壊行為等を検出する侵入
センサーと、該警戒領域の警戒状態を設定または解除す
る為のモード設定器とを具備した警備システムと結合
し、警戒領域内に煙を発生する発煙装置を有する盗難防
止システムにおいて、該モード設定器によって前記警戒
領域が無人状態で且つ警戒状態に設定されている場合
に、前記侵入センサーの侵入破壊行為等の検出に応答し
て前記発煙装置を起動し、該モード設定器により該警戒
領域が解除状態を含む有人状態に設定された場合に該侵
入センサーの侵入破壊行為等の検出に応答して前記発煙
装置を起動しないようにした発煙起動手段を有すること
を特徴とした盗難防止システムである。
【0005】
【実施例】本発明による盗難防止システムを図を参照し
て説明する。図1は本発明による盗難防止システムの構
成ブロック図である。本盗難防止システムは、モード設
定器10、異常検知器20、警報装置30、発煙起動装
置50、発煙装置60、起動スイッチ70を有して構成
される。本実施例において、モード設定器10は警戒区
域の外部に設置した例を説明する。
【0006】モード設定器10は警報装置30および発
煙起動装置50と接続され、警戒区域の警戒状態を、少
なくとも無人で警戒状態である警戒モード、有人で警戒
解除である解除モード、または、有人で警戒状態である
夜間モードの3つのモードの切り変えを行うものであ
る。異常検知器20は例えば、扉、窓等の開閉を検出す
るマグネットセンサーや侵入者による赤外線の遮断を検
出する赤外線センサー、人体の放射熱を検出する受動型
赤外線センサー等で、警戒領域の出入口、壁、窓等に設
置され、扉や窓の開閉、壁の破壊、警戒領域内部の人体
の検出等を行う。
【0007】警報装置30は、第1アンドゲート32、
第1オアドゲート36、第2アンドゲート37、第1フ
リップフロップ38、第3のアンドゲート40、第1の
インバータ31、第2のインバータ39、微分回路3
5、ブザー回路33、ローカル表示装置34を有して構
成される。発煙起動装置50は第2オアゲート52、第
4アンドゲート51、第2フリップフロップ53、第3
インバータ54、第5アンドゲート55、発煙起動回路
56を具備して構成されている。
【0008】発煙装置60は、発煙起動回路56又は起
動スイッチ70の起動信号によって、該警戒区域内に煙
を発煙させる装置である。起動スイッチ70は、前記モ
ード設定器10によるモード設定にかかわらず、非常時
に手動で、発煙起動回路56を起動させる。次に、本発
明の動作を説明する。
【0009】まず警戒区域が無人の警戒モードに設定さ
れる場合について説明する。最終退出者は、警戒区域か
ら退出するに当たって、異常検知器20が不用意な検知
状態に無いこと、つまり、侵入センサーであれば、扉、
窓が全て正常に閉鎖されていることを確認してから図示
しない最終出入口から警戒区域外部へ退出する。
【0010】そして、当該警戒区域の外側に設置されて
いるモード設定器10を警戒解除モードから警戒モード
にスイッチを操作設定する。この操作設定によって、モ
ード設定器10からの信号が第1オアゲート36を介し
て第2アンドゲート37及び微分回路35に送出され
る。同時にモード設定器10からの信号が第4アンドゲ
ート51に送出される。
【0011】このとき、異常検知器20が不用意な異常
検知状態になければ、即ち、正常の状態であれば、該異
常検知器20の信号レベルはhighに維持されてお
り、その信号は第1インバータ31、第2インバータ3
9、第3インバータ54、及び第2アンドゲート37、
第4アンドゲート51に送出されている。また、異常検
知器20が何らかの不用意、例えば、窓の締め忘れ等が
あって異常検知状態になれば、その信号レベルはlow
となる。従って先ず第1インバータ31を介して第1ア
ンドゲート32には信号“1”が送出されるから、当該
第1アンドゲート32はその2つの入力端が“1”とな
り論理的に出力端には出力が発生し、ブザー回路33を
鳴動させる。すなわち、モード設定器10を警戒モード
に設定する時点で、警戒区域の異常の有無が自動的に点
検され、不用意な異常状態を残存させたままの警戒モー
ドの設定が瞬時に最終退出者に報知され、警戒モードの
再設定を行い得るようにしている。
【0012】不用意な異常検知状態が無ければ、上述か
ら明かなように第2アンドゲート37の2つの入力端が
“1”となり、論理的に出力端には出力を発する。この
際には第1アンドゲート32の出力端には出力が発生し
ないから、ブザー回路33及びローカル表示装置34が
作動されることはない。他方、モード設定器10にて警
戒モードに設定されたときに不用意な異常検知状態がな
ければ、第1フリップフロップ38のセット端子Sに信
号印可が行われてその出力端子Qの出力が継続保持され
る。この第1フリップフロップ38の出力は第3アンド
ゲート40の一方の入力端子に継続的に入力される。ま
た、第2フリップフロップ53のセット端子Sに信号印
可が行われてその出力端子Qの出力が継続保持される。
【0013】この第2フリップフロップ53の出力は第
5アンドゲート55の一方の入力端子に継続的に入力さ
れる。次に、以上のごとく無人の警戒モードに設定され
ているときに、侵入者が警戒区域に侵入した場合につい
て説明する。第1フリップフロップ38の出力は第3ア
ンドゲート40の一方の入力端子に継続的に入力されて
いる。この第3アンドゲート40の他方の入力端子には
異常検知器20からの信号が第2インバータ39を介し
て入力される構成が設けられているから、警戒モード中
に異常検知器20にて異常検知がおこなわれると、第2
インバータ39を介して第3アンドゲート40に印加さ
れる信号が“1”レベルとなり、故に第3アンドゲート
40は警戒モード中に異常状態の検知があると、その出
力端は論理的に出力を発生し、警報発生回路41を起動
する。よって、該警報発生回路41は電話回線等の通信
回線を介して遠隔監視装置80に警報信号を送出する。
【0014】他方、第5アンドゲート55の他方の入力
端子には異常検知器20からの信号が第3インバータ5
4を介して入力される構成が設けられているから、警戒
モード中に異常検知器20に異常検知がおこなわれる
と、第3インバータ54を介して第5アンドゲート55
に印加される信号が“1”レベルとなり、故に第5アン
ドゲート55は警戒セット中に異常状態の検知がある
と、その出力端に論理的に出力を発生し、発煙起動回路
56を起動させる。
【0015】発煙起動回路56は、発煙装置60を起動
させるとともに警報発生回路41に信号を送出し、警報
発生回路41は、電話回線等の通信回線を介して遠隔監
視装置80に発煙起動があった旨の信号を送出する。発
煙装置60は、警戒区域内に設置されており、発煙起動
装置50から起動信号が入力すると、起動信号によって
自動着火して煙を噴出する。噴出した煙は直ちに警戒区
域内を充満するので侵入者の視界を遮る。こうして、視
界を遮られた侵入者は警戒区域内での盗難、破壊等の行
為行うことができない。
【0016】又、警戒区域内への侵入行為を知った予め
警戒区域内への立入りを認められた者即ち容認者は、起
動スイッチ70を手動で作動させることで、発煙起動回
路56を介して発煙装置60を起動させることができ
る。次に、警戒モードから解除モードへの設定について
説明する。警戒区域への最初入館者は、テンキー、その
他のスイッチで、構成されたモード設定器10を操作し
て、解除モードに設定する。
【0017】この操作設定によって、モード設定器10
からの信号が第1フリップフロップ38及び第2フリッ
プフロップ53のリセット端子Rに信号印加が行われ、
それぞれの出力端子Qの出力が停止される。この第1フ
リップフロップ38及び第2フリップフロップ53のそ
れぞれの出力は第2アンドゲート40及び第5アンドゲ
ート55の一方の入力端子には低レベルとなるので、異
常検知器20からの信号が第2アンドゲート40及び第
5アンドゲート55の他方の入力端に信号入力したとし
ても、その出力端は信号出力しない。
【0018】従って、警報発生回路41及び発煙起動回
路56は動作しない。次に、解除モードから有人で、警
戒状態、つまり夜間モードへの設定について説明する。
家庭警備システムに於いては、夜間、有人であるが警戒
状態と設定したり、又警戒区域によっては、夜間、警備
員が常駐し有人状態となっているが、扉や窓等の警戒を
行う場合がある。
【0019】このような有人状態の場合には、異常検知
器20が異常を検知しても発煙装置60を起動しないよ
うにする。夜間モードにセットするとモード設定器10
の信号が第1オアゲート36を介して第2アンドゲート
37に入力する。第2アンドゲート37及び第1フリッ
プフロップ38の動作については警戒セットの場合と同
様で、窓等の開があれば警報を出力することとなるが、
発煙起動回路56は起動しない。
【0020】本発明による盗難防止システムの第2の実
施例を図2を参照して説明する。図2において、図1と
同一の参照番号で示された装置または回路要素は略同一
のものを示している。尚、本実施例において、警戒区域
内部に金庫室等の特に重要な重要区域が設定されてい
る。
【0021】本実施例には、第2異常検知器21及び発
煙起動装置50には保持回路57を有している。第2異
常検知器21は、例えば警戒区域内部の金庫室等の重要
区域に設置されており、重要区域への侵入行為または重
要区域内部の侵入者の存在を検知する。警戒モードの設
定等の動作は図1と同様である。
【0022】ここで、警戒モードにおいて警戒区域に侵
入者が侵入した場合、前述と同様に警報発生回路41に
は第3アンドゲート40からの侵入信号が印加され警報
が電話回線を介して遠隔監視装置に送出される。しか
し、この時点では、第5アンドゲート55の出力は保持
手段57に入力され保持されており、発煙起動回路は起
動していない。この保持手段57は所定時間例えば5分
間信号を保持している。
【0023】侵入者が更に、この所定時間以内に重要区
域内に侵入したときには第2異常検知器21が検知し、
保持手段57に信号を印加する。保持手段57は第5ア
ンドゲート55からの信号保持中に異常検知器からの信
号が入力されると発煙起動回路56に信号出力する。発
煙起動回路56は、前述と同様に発煙装置60を発煙さ
せ侵入者の視界を遮る。つまり、本実施例では、発煙を
重要区域に限って行うことで、異常検知器20の誤動作
等でむやみに発煙することを防止し、更に、重要区域に
対しては有効な盗難防止システムとなる。
【0024】尚、異常検知器20を当該警戒区域への侵
入検知として使用し、第2異常検知器21を重要区域へ
の侵入検知として、又は異常検知器20を当該警戒区域
への侵入検知として使用し、第2異常検知器21を警戒
区域内の侵入社の存在検知として使用すれば侵入社の移
動経緯が判別出来、発煙の信頼製を高めることが出来
る。
【0025】本発明による盗難防止システムの第3の実
施例を図3を参照して説明する。図3は、発煙装置60
の起動を確認し、万一発煙装置が不動作である場合に
は、再度発煙装置を起動させる盗難防止システムの構成
ブロック図である。尚、図3において、図1と同一の参
照番号で示された装置または回路要素は略同一のものを
示している。
【0026】本実施例においては、煙感知器90及び発
煙確認装置100を具備する。煙感知器90は、警戒区
域内部に設けられ、例えば、光電式あるいはイオン式
で、警戒区域内部の煙を検出する。発煙確認装置100
は遅延回路101、第3フリップフロップ102、第6
アンドゲート103、第4インバータ104、第7アン
ドゲート105、第8アンドゲート106、第2発煙起
動回路107にて構成される。
【0027】次に、動作を説明する。警戒モード、解除
モード、夜間モードへの各設定動作については、第1の
実施例と同様である。ここで、警戒モードに設定されて
いる場合について説明する。警戒モードに設定されてい
るときに、侵入者が警戒区域内に侵入すると、異常検知
器20が検知し、上述したように発煙起動回路56が起
動し、発煙装置60を起動する。同時に発煙起動信号は
発煙起動確認装置100の遅延回路101及び第3フリ
ップフロップ102のセット端子Sに入力される。
【0028】第3フリップフロップ102の出力端子Q
の出力は第6アンドゲート103の一方の端子に入力継
続される。ここで、発煙装置60が発煙起動回路56の
起動信号によって正常に起動すると、警戒区域内に発煙
される。煙感知器90はこの煙を感知すると信号を送出
し、第5アンドゲート103のもう一方の入力端子に信
号入力する。ここで第5アンドゲート103は2つの入
力端が“1”になりその出力が“1”となる。この出力
は発煙確認信号として警報発生回路41に入力され、遠
隔監視装置80に送出されることとなる。
【0029】次に、警戒区域に侵入者が侵入して発煙起
動回路56が起動しても発煙装置が起動しなかった場合
について説明する。発煙起動回路56からの起動信号は
発煙装置60に入力されるとともに、発煙確認装置10
0の遅延回路101及び第3フリップフロップ102の
セット端子Sに入力される。
【0030】遅延回路101は発煙起動回路56から信
号入力すると、一定時間例えば60秒遅延して第3フリ
ップフロップ102のリセット端子Rに入力するととも
に、第7アンドゲート105の一方の入力端子に信号を
入力する。ここで、発煙起動してから60秒経過しても
何らかの障害により発煙しなかった場合は、当然煙感知
器90は煙を感知しない。従って、第7アンドゲート1
05のもう一方の端子には第4インバータ104を介し
て“1”レベルの信号が入力されるので、第7アンドゲ
ートの出力端から信号出力される。この信号は第2発煙
起動回路107に入力され、再度、発煙装置60を起動
させる。
【0031】ここで、再度起動させる発煙装置60を別
に設けるようにしてもよい。更に、遠隔監視装置80
は、警報信号を受信しているにも拘わらず、その後、発
煙確認信号を受信しないときには、電話回線を介して図
示しない受信回路を介して、直接発煙装置を起動させる
ようにしても良い。次に、警戒区域に侵入者が侵入しな
いときにつまり発煙装置が起動していないときに煙感知
器90が煙を感知した場合には、第8アンドゲート10
6の一方の入力端子には第3フリップフロップ102の
Qバー端子からの出力が入力し、第8アンドゲート10
6のもう一方の入力端子には煙感知器90から信号入力
するので、第8アンドゲート106の出力は“1”にな
り警報発生回路41に信号送出し、警報発生回路41は
ローカル表示装置に火災の表示をするとともに、遠隔監
視装置に火炎信号を送出する。
【0032】上記実施例にて、煙感知器にて発煙確認を
行う例について説明したが、これに限らず例えば、発煙
装置自体に発煙確認手段をもたせてもよい。例えば、発
煙装置内部に温度センサーを設けて、発煙時の発熱を検
出する。あるいは、発煙起動の為の着火ヒータが発煙時
に焼き切れることを回路の断にて検出する。次に、発煙
装置を起動する前に侵入者に対して威嚇を行う実施例に
ついて図4及び図5を参照して説明する。
【0033】尚、図3において、図1と同一の参照番号
で示された装置または回路要素は略同一のものを示して
いる。110は在室者検索センサーで、警戒区域内に侵
入者が在室しているか否かを検出する。在室者検索セン
サー110は例えば、受動型赤外線センサー、超音波セ
ンサー等である。
【0034】120は威嚇制御装置で、警戒区域内の侵
入者に対して威嚇するためのランプ、ブザーを制御する
ものである。ランプ121は威嚇制御装置120の制御
にて侵入者に対して、点灯あるいは点滅して、威嚇す
る。ブザー122は威嚇制御装置120の制御にて侵入
者に対して鳴動して威嚇するものである。
【0035】次に図5に示すフローチャートを参照し
て、動作について説明する、警戒区域が警戒モードに設
定されるまでの動作は第1の実施例と同様である。警戒
モードに設定されているときに侵入者を異常検知器20
が検知すると第5アンドゲート55の出力が威嚇制御装
置120に入力される。(ステップ2)威嚇制御装置1
20はランプ121を点灯させる。(ステップ3)威嚇
制御装置120は図示しないタイマーを作動させ(ステ
ップ4)、このタイマーで計時される一定時間後に在室
者検索センサー110にて警戒区域内に人が居るか否か
をチェックする。(ステップ5,6)ここで、侵入者が
ランプ121の点灯にて、警戒区域外に退出したときに
はステップ2の状態になる。
【0036】ランプ121の点灯による威嚇にかかわら
ず侵入者が尚警戒区域から退出しない場合には、威嚇制
御装置120はブザー122を鳴動させる(ステップ
7)とともに図示しないタイマーで一定時間計時し、一
定時間経過後再度在室者検索センサー110を作動させ
在室者を検索する。(ステップ8,9,10)侵入者が
ブザー122の鳴動にて、警戒区域外に退出したときに
はステップ2の状態に復帰し、解除モードまたは夜間モ
ードに設定されるまで、保留する。解除モードまたは夜
間モードに設定されるとリセットする。
【0037】ここで、侵入者がまだ警戒区域内に居る場
合には、発煙起動回路56を起動し、(ステップ11)
発煙起動回路56は発煙装置60を起動させるとともに
警報発生回路41に発煙信号を入力する。尚、本実施例
では異常検知器20と在室者検索センサー110を別体
として説明したが、同一のセンサーであってもよい。
【0038】次に、警戒区域内部に解除装置を設けた実
施例について図6を参照して説明する。尚、図6におい
て、第1図と同一の参照番号で示された装置または回路
要素は略同一のものを示している。130は警戒区域内
部に設けられた解除装置で、例えば磁気カードリーダー
やテンキー入力装置等にて構成され、操作者の資格チェ
ックを行って解除起動を行う。
【0039】131及び132は解除回路で、第3アン
ドゲート40及び第5アンドゲート55の出力を一定時
間保留し、該一定時間以内に解除装置130からの解除
信号入力によって、警報発生及び発煙起動をキャンセル
する。以下、その動作について説明する。警戒区域の警
戒モードのセットについては第1の実施例と同様であ
る。
【0040】ここで、警戒モードに設定されているとき
にモード設定器10で解除モードに設定し忘れて警戒区
域に入場した場合、異常検知器20にて異常検知され前
述と同様に第3アンドゲート40及び第5アンドゲート
55から出力する。第3アンドゲート40の出力は解除
回路131に入力されるとともにブザー回路33に入力
される。第5アンドゲート55の出力は解除回路132
に入力される。
【0041】ここで、解除回路131,132は入力し
た信号を所定時間例えば30秒保留する。ここで、ブザ
ー回路33はブザー鳴動を行うので、入場者は、モード
設定器10を操作し忘れたことに気付き、解除装置13
0にて解除操作を行う。解除操作は例えば、磁気カード
リーダに予め登録した磁気カードを操作する。
【0042】このように解除装置130を操作できる人
間の資格チェックを行い、侵入者によって解除操作する
ことが出来ないようになっている。入場者は、前記所定
時間以内に解除操作をすると、解除回路131,132
は保留している信号をキャンセルする。従って、警戒区
域に誤って入場した容認者に対して、警報の発生や発煙
を防止することができる。
【0043】尚、資格を有さない侵入者が入場した場合
は、当然、解除装置130の解除操作を行うことが出来
ないので、所定時間後には発煙起動するとともに警報が
電話回線等の通信回線を介して遠隔監視装置80に送出
される。又、警報発生回路41に受信手段及び発煙起動
手段を設けて、遠隔監視装置80からの遠隔起動によっ
て発煙装置を起動させるようにしてもよい。
【0044】更に、発煙装置を警戒区域内部に設置する
ようにしたが、これに限らず、警戒区域以外に発煙装置
を設け、パイプ等を用いて警戒区域の例えば床面や壁面
に煙を導入するようにしてもよい。尚、発煙用量に応じ
て複数の導入箇所を設置しても良い。
【0045】
【発明の効果】上記のように、警戒区域に侵入者が侵入
しても、自動的に煙を噴出して視界を遮るため、侵入者
は盗難行為を行うことができない。また、本盗難防止シ
ステムは、内部に容認者がいる有人状態での警戒モード
が設定される警戒対象に対しても適用することができ、
この有人時には発煙しないようにしたので、発煙によっ
て容認者の行動が出来なくなることを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる発煙システムの第1の
具体例を示すブロックダイアグラムである。
【図2】図2は、本発明にかかる発煙システムの第2の
具体例を示すブロックダイアグラムである。
【図3】図3は、本発明にかかる発煙システムの第3の
具体例を示すブロックダイアグラムである。
【図4】図4は、本発明にかかる発煙システムの第4の
具体例を示すブロックダイアグラムである。
【図5】図5は、本発明にかかる発煙システムの第4の
具体例を実行する場合のフローチャートを示す図であ
る。
【図6】図6は、本発明にかかる発煙システムの第5の
具体例を示すブロックダイアグラムである。
【符号の説明】
10…モード設定器 20…異常検知器 30…警報装置 50…発煙起動装置 60…発煙装置 70…起動スイッチ 80…遠隔監視装置 120…威嚇制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警戒領域への侵入者の侵入破壊行為等を
    検出する侵入センサーと、 該警戒領域の警戒状態を設定または解除する為のモード
    設定器と、 を具備した警備システムと結合し、警戒領域内に煙を発
    生する発煙装置を有する盗難防止システムにおいて、 該モード設定器によって前記警戒領域が無人状態で且つ
    警戒状態に設定されている場合に、前記侵入センサーの
    侵入破壊行為等の検出に応答して前記発煙装置を起動
    し、該モード設定器により該警戒領域が解除状態を含む
    有人状態に設定された場合に該侵入センサーの侵入破壊
    行為等の検出に応答して前記発煙装置を起動しないよう
    にした発煙起動手段を有することを特徴とした盗難防止
    システム。
  2. 【請求項2】 前記侵入センサーが侵入を検出すると起
    動する計時手段と、該警戒領域内に設置された解除装置
    とを有し、 前記発煙起動手段は一定時間以内に該解除手段にて解除
    操作が行われない時に該警戒領域内部に煙を発生させる
    請求項1記載の盗難防止システム。
  3. 【請求項3】 更に遠隔の警備センターに信号を送出す
    る通報装置及び前記発煙装置の起動を確認する確認手段
    を具備し、前記確認手段の発煙検出により前記通報装置
    は遠隔の警備センターに異常信号を送出することを特徴
    とした請求項1記載の盗難防止システム。
  4. 【請求項4】 前記発煙起動手段の起動により起動する
    計時手段を有し、前記計時手段が計時中に前記確認手段
    が前記発煙装置の発煙を検出しないとき、再度発煙装置
    に起動をかける請求項3記載の盗難防止システム。
  5. 【請求項5】 侵入者を威嚇する威嚇装置と、 前記侵入センサーが侵入者を検出したときに前記威嚇手
    段を起動する威嚇用制御手段と、 警戒区域内の侵入者を検出する在室者検索検出器とを有
    し、 前記起動制御手段は威嚇装置が起動後、前記在室者検索
    検出器が侵入者の存在を確認したとき発煙することを特
    徴とする請求項1記載の盗難防止システム。
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