JP3123282B2 - 画像形成装置のインターフェース装置 - Google Patents

画像形成装置のインターフェース装置

Info

Publication number
JP3123282B2
JP3123282B2 JP05013960A JP1396093A JP3123282B2 JP 3123282 B2 JP3123282 B2 JP 3123282B2 JP 05013960 A JP05013960 A JP 05013960A JP 1396093 A JP1396093 A JP 1396093A JP 3123282 B2 JP3123282 B2 JP 3123282B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
image forming
forming apparatus
code
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05013960A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06233046A (ja
Inventor
常男 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP05013960A priority Critical patent/JP3123282B2/ja
Publication of JPH06233046A publication Critical patent/JPH06233046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3123282B2 publication Critical patent/JP3123282B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】本発明は、複写機等の画像形成装置と、
この画像形成装置の使用者との間に介在し、原則として
画像形成装置の操作部に非接触で当該使用者の希望する
ジョブを判断してジョブ待機状態に設定するようにした
画像形成装置のインターフェース装置に関する。
【0002】複写機等の画像形成装置を使用する場合、
使用者はその操作部から自身の希望するジョブのモード
の設定を行ってジョブインし、当該ジョブを実行するの
が通常の使用方法である。しかし、通常、70〜80%
のジョブは固定化されており、ジョブの的中率の高いジ
ョブを優先ジョブとして登録することで業務の効率化を
計ることが可能であるにもかかわらず、使用の度ごとに
上記のようなジョブモードの設定操作を行うことは繁雑
であり、画像形成装置の可動率を低下させる原因となっ
ている。
【0003】近年、企業等の組織体において、その従業
員等に各個を認識するための所謂I/Dカード等の識別
手段を携帯させ、このI/Dカード等を用いて入退館や
入退室、あるいはOA機器の使用管理、さらには昼食精
算管理、その他の個人ごとの仕事の管理を行うようにし
た管理システムが広く普及するようになってきた。そし
て、この種のI/Dカードは、単なる従業員等の個人識
別コード記録手段としてのみでなく、所謂IC等のアク
ティブデバイスを内蔵させて、リーダ・ライタを介して
所要のデータを交換するようにしたシステムも普及して
いる。
【0004】また、電波/電磁波等を介在させてホスト
コンピュータとの間でデータの送受信を行わせる非接触
型形態での利用システムも可能と考えられる。なお、O
A機器の分野における上記非接触型形態での利用システ
ムに関するものとしては、例えば特開平2−7244号
公報に開示されたように、カードサイズの端末装置とホ
ストコンピユータとの間を無線により情報の伝送を行う
ようにしたものや、文字情報を無線等を用いて空中伝播
させ、表示装置側で受信した信号を文字情報に復元して
メモリに格納し、これを表示手段に表示させるようにし
特開昭58−204863号公報が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した無線等を介在
させて端末装置とホストコンピユータ間でのデータの送
受信を行う従来技術においては、端末装置とホストコン
ピユータ間で単にデータを送受信するのみである。そし
て、上記従来の技術では、端末装置とホストコンピユー
タの何れの側においても、情報の送受信操作に人の関与
が必要であり、前記I/Cカード等の識別別手段のよう
に、携帯を意識することの少ない端末装置についての情
報の送受信と当該情報を加工したり編集するような技術
思想はない。
【0006】なお、複写機等の画像形成装置の使用をI
/Dカードで管理するシステムも知られているが、この
システムでは当該画像形成装置の使用許可キーとしてI
/Dカードを用いる程度のものであり、I/Dカードを
当該画像形成装置に備えたカードリーダに通して記録さ
れたデータを読み取らせるものである。本発明の目的
は、I/Dカードを携帯した使用者が画像形成装置の入
力手段を操作して直接必要なデータを入力することな
く、自身の保有するデータを伝送し、このデータに基づ
いて画像形成装置のジョブモードを設定するようにした
画像形成装置のインターフェース装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、図1に示したように、質問信号の受信に
応じて所定のIDコード情報を返送するトランスポンダ
11を搭載したIDカード1を携帯する利用者100と
画像形成装置300との間に介在し、上記利用者100
の直接入力なしにその要求ジョブを判定して当該要求さ
れたジョブモードに上記画像形成装置300を設定する
画像形成装置のインターフェース装置200において、
前記IDカード1を携帯した利用者100の接近に対応
して質問情報を伝送し、この質問情報に応答して前記ト
タンスポンダ11から返送されたIDコード情報を受信
する送受信手段2と、上記送受信手段2で受信したID
コード情報から所定のIDコードを解読するIDコード
解読手段3と、来歴データをIDコード対応で格納する
来歴データ格納手段4と、上記IDコード解読手段3で
解読されたIDコードに対応した来歴データから優先ジ
ョブを判定して前記画像形成装置300のジョブモード
設定手段6にジョブモードを指定する優先ジョブ判定手
段5とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、図3に示したように、質
問信号の受信に応じて所定のIDコード情報を返送する
トランスポンダ11を搭載したIDカード1を携帯する
利用者100と画像形成装置300との間に介在し、上
記利用者の直接入力なしにその要求ジョブを判定して当
該要求されたジョブモードに上記画像形成装置を設定す
る画像形成装置のインターフェース装置200におい
て、前記IDカード1を携帯した利用者100の接近に
対応して質問情報を伝送し、この質問情報に応答して前
記トランスポンダ11から返送されたIDコード情報を
受信する送受信手段2と、上記送受信手段2で受信した
IDコード情報が複数である場合に信号レベルの大なる
ものを判定するレベル判定手段31と、上記レベル判定
手段31でレベルが大であると判定されたもののIDコ
ードを解読するIDコード解読手段3と、来歴データを
IDコード対応で格納する来歴データ格納手段4と、上
記IDコード解読手段4で解読されたIDコードに対応
した来歴データから優先ジョブを判定して前記画像形成
装置300のジョブモード設定手段6にジョブモードを
指定する優先ジョブ判定手段5とを備えたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】使用者100が携帯するI/Dカード1に搭載
されたトランスポンダ11は、画像形成装置200側か
ら送信された質問信号を受信し、この受信に応じて当該
I/Cカード100側に格納されている所定のIDコー
ド情報を画像形成装置200側に返送する。
【0010】画像形成装置200には、使用者のI/D
コードに対応した来歴データが格納されており、上記搬
送されたI/Dコードの使用者の過去のジョブデータを
取り出して、そのジョブ履歴から当該利用者のジョブを
要求ジョブとして推定し、当該要求ジョブモードに画像
形成装置300を設定する。したがって、使用者は画像
形成装置にアクセスするのみで、当該画像形成装置の操
作部を操作することなく、希望のジョブが設定された画
像形成装置を即座に使用できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明による画像形成装置の
インターフェース装置の1実施例を説明するブロック図
であって、1はI/Dカード、11はトランスポンダ、
2は送受信手段、3はI/Dコード解読手段、4は来歴
データ格納手段、41はI/Dデータテーブル、42は
来歴データテーブル、5は優先ジョブ判定手段、6はジ
ョブモード設定手段である。
【0012】なお、100は利用者、200はインター
フェース装置、300は画像形成装置を示す。同図にお
いて、利用者100が携帯するI/Dカード1には当該
利用者を識別するためのI/Dコード情報が格納されて
おり、画像形成装置200から送信される質問信号に応
答して、上記I/Dコード情報を返送する。
【0013】画像形成装置200は、I/Dカードとの
間で情報の送受信を行うための送受信手段2,I/Dカ
ード1から返送されたI/Dコードを解読するI/Dコ
ード解読手段3,I/Dコードを格納するI/Dデータ
テーブル41と各I/Dコード対応でそれぞれの来歴デ
ータを格納する来歴データテーブル42とからなる来歴
データ格納手段4および来歴データテーブル42に基づ
いてそれぞれの利用者の優先ジョブを判定するジョブ判
定手段5とから構成される。
【0014】上記の優先ジョブの判断項目としては、過
去のコピー量(月単位、週単位、日単位など)の大きい
ユーザ、社員番号順、役職順、部署別順位、業務種類順
位、等が挙げられる。ジョブ判定手段5で判定されたジ
ョブモードは画像形成装置300のジョブモード設定手
段6に与えられ、当該ジョブのモードに画像形成装置3
00を設定する。
【0015】すなわち、I/Dカード1を携帯した利用
者100が画像形成装置300に接近すると、インター
フェース装置200の送受信手段2から送信される励起
信号で当該I/Dカード1のトランスポンダ11が励起
され、格納しているI/Dコード情報が送信される。こ
のI/Dコード情報は上記送受信手段2で受信され、I
/Dコード解読手段3で当該利用者のI/Dコードが解
読される。解読されたI/Dコードは来歴データ格納手
段4のI/Dデータテーブル41に格納されているI/
Dコード群と照合されて当該I/Dコードに関連する来
歴データが来歴データテーブル42から読み出されて優
先ジョブ判定手段5に渡される。
【0016】優先ジョブ判定手段5は渡された来歴デー
タから当該利用者が過去に実行したジョブのうち、最も
頻度の高いジョブを判定し、これを希望のジョブとして
画像形成装置300のジョブモード設定手段6に渡す。
ジョブモード設定手段6は渡されたジョブのモードに画
像形成装置300を設定する。
【0017】このように構成したことにより、利用者1
00は画像形成装置300に接近すなわちアクセスする
ことのみで、インターフェース装置200によって当該
画像形成装置300は希望のジョブモードに設定され、
自身のジョブを迅速に実行することができる。なお、利
用者のジョブが過去の履歴すなわち、当該利用者の最も
実行可能性の高いもの以外のジョブを所望する場合は、
画像形成装置300に備える操作部からそのジョブモー
ドを設定し直せばよい。
【0018】図2は本発明による画像形成装置のインタ
ーフェース装置の他の実施例を説明するブロック図であ
って、図1と同一符号は同一機能部分に対応し、31は
レベル判定手段である。同図に示した実施例は、画像形
成装置に対して同時または順次に複数の利用者がアクセ
スした場合のジョブ優先判定処理機能を負荷した構成で
ある。
【0019】すなわち、インターフェース装置200の
I/Dコード解読手段3に、送受信手段2で受信したI
/Dカードからの受信信号のレベル判定手段31を備え
た構成を有し、このレベル判定手段31の判定にしたが
って利用者の優先順序を決定するようにしたまのであ
る。例えば、ジョブ実行前に複数の利用者が同時にアク
セスした場合や、ある利用者のジョブ実行中に他の利用
者がアクセスした場合に、上記複数の利用者の優先順序
を決定して優先度の高い順にジョブモードを設定すると
か、あるいは上記他の利用者のジョブが高い優先度を持
ったものである場合には実行中ジョブを中断して上記他
の利用者のジョブを実行する、等の優先判定機能を備え
たものである。
【0020】図3は本発明による画像形成装置のインタ
ーフェース装置の各実施例の具体的構成を説明するブロ
ック図であって、12は電源回路、13はRFコイル、
14は発振回路、15はRFコイル、16はコード発生
器、21はRF送信回路、22,24はRFコイル、2
3は受信回路、40,62はRAM、50はインターフ
ェースコントロール回路、60は画像形成装置コントロ
ール回路(マシンコントロール回路)、61,70はR
OM、80はキーボードI/Oコントロール回路、81
は操作部を構成するキーボード、90はディスプレイ装
置である。
【0021】同図において、インターフェースコントロ
ール回路50は前記各実施例におけるI/Dコード解読
手段や優先ジョブ判定手段等のデータ処理機能を有し、
またI/Dデータテーブルや来歴データテーブルはRA
M40に記憶される。そして、インターフェース200
のRF送信回路21は画像形成装置(マシン)の電源が
オンされた以降は常時所定のRF波を発振して質問信号
としてRFコイル22から送信している。
【0022】利用者100が画像形成装置300にアク
セスしてこの質問信号の電界にそのI/DカードのRF
コイル13が入り込むと、この質問信号により電源回路
12が作動して発振回路14が励起され、コード発生器
16から当該利用者のI/Dコード情報がRFコイル1
5を介してRFコイル24に伝送されて受信回路23で
受信される。
【0023】受信されたI/Dコード情報はインターフ
ェースコントロール回路50に入力し、RAM70に格
納されているI/Dデータとその来歴データとから当該
利用者の希望ジョブモードを判断する。判断されたジョ
ブモードと利用者の名前等は、ディスプレイ装置90に
表示されて利用者の確認等に供されると共に、マシンコ
ントロール回路60にジョブモードの設定指令を与え、
RS232Cインターフェース63を介して画像形成装
置300を当該ジョブモードに設定する。
【0024】利用者100はディスプレイ装置90に表
示されたジョブの内容から自身のジョブを確認し、希望
のジョブモードであればそのままそのジョブモードを実
行するが、たまたまそれと異なるジョブを希望していた
場合には、キーボード81から所望のジョブモードを入
力した後、ジョブを実行する。なお、インターフェース
コントロール回路50のROM40はインターフェース
コントロール回路を構成するCPUの動作プログラム
等、インターフェース装置200の処理動作に必要なデ
ータを格納するものである。また、マシンコントロール
回路60のROM61とRAM62は、当該マシンコン
トロール回路60を構成するCPUの動作プログラム等
の処理動作に必要なデータを格納するものである。
【0025】以下、上記した各実施例の構成におけるジ
ョブ処理の動作についてフローチヤートを参照して説明
する。図4、図5は本発明の上記各実施例の基本的なジ
ョブ処理動作を説明するフローチヤートである。同図に
おいて、本発明のインターフェース装置を備えた画像形
成装置の電源をオンにすると、そのインターフェース装
置および画像形成装置のセットアップサイクルS−1が
開始される。すなわち、図2に示したインターフェース
コントロール回路50のROM70,マシンコントロー
ル回路60のROM61のチェック(S−101)、同
RAM40,62のチェック(S−102)、各種の入
出力(I/O)チェック(S−103)が行われ、待機
状態を示す「READY」表示が操作部の表示手段に表
示される(S−2)。
【0026】この状態で、利用者の接近(ユーザアクセ
ス)があると(S−3)、当該ユーザのI/Dカードか
ら送信されるI/Dコードを認識した後、当該I/Dコ
ードにユーザに来歴があるか否かを判断される(S−
4)。そして、来歴有りの場合はその履歴データに基づ
いて優先ジョブがチェックされ(S−5)、優先ジョブ
に画像形成装置がセットされて「ジョブインREADY
/利用者名」が表示される(S−6)。
【0027】そして、ユーザのジョブ開始動作(例え
ば、原稿セット、枚数セット等)でジョブインし(S−
7)、ジョブの実行サイクルが開始する(S−8)。こ
のジョブ実行サイクルはマシンスタート(M/Cスター
ト)(S−801)、ジョブ実行(S−802)、M/
Cストップ(S−803)からなる。ジョブ実行サイク
ルが終了すると、当該ユーザの履歴保存サイクル(S−
9)が開始される。この履歴保存サイクルは、RAM7
0に格納されている来歴データを更新する履歴書き換え
動作(S−901)と書き換えた来歴を集中管理センタ
ーに転送する履歴出力動作(S−902)とからなる。
なお、この履歴出力動作は当該画像形成装置が単独で設
置されているような場合には不要となる。このサイクル
の完了で当該ユーザのジョブが終了となる。
【0028】また、上記S−4でユーザの来歴が無し
(すなわち、来歴データを持たないユーザ)である場合
には、I/Dコードの入力を指示し(S−13)、ユー
ザはこの指示に従ってキーボードから自身のI/Dコー
ドを入力する(S−14)。入力されたI/Dコードが
正規のものである場合はS−6に行き(S−15)、不
正なI/Dコードであった場合は利用不可のメッセージ
を表示して(S−16)終了する。
【0029】図6は本発明の上記各実施例においてジョ
ブイン前に複数のユーザがアクセスした場合の優先ユー
ザ判定を行うジョブ処理動作を説明するフローチヤート
であって、ステップ(S−1)から(S−3)までは前
記図4,5で説明したものと同様である。ユーザアクセ
スが有ると(S−3)、そのアクセス数が1つのみか否
かを判断し(S−31)、ユーザアクセスが1である場
合は図4と同様の処理を実行する。一方、アクセス数が
2以上であると判断された場合には、各アクセスの受信
レベル(受信信号の検波出力レベル)をチェックし(S
−321)、その内の最大レベルのものを優先ユーザと
判断し(S−322)、以降は前記と同様の(S−4)
以下の処理を行う。
【0030】図7は本発明の上記各実施例においてジョ
ブ実行中に他のユーザがアクセスした場合の優先ユーザ
判定を行うジョブ処理動作を説明するフローチヤートで
あって、図4あるいは図6でジョブイン(S−7)後、
ユーザアクセス有りを判断した場合(S−301)、前
記優先項目に基づいて優先ユーザをチェックし(S−3
02)、現在ジョブ実行中のユーザよりも優先度が低い
ユーザであれば待機の表示と必要に応じて待機時間の表
示を行う(S−18)。一方、現在ジョブ実行中のユー
ザよりも優先度が高いユーザであると判断すると(S−
303)、そのユーザの来歴をチェックし(S−40
1)、来歴が有る場合はその優先ジョブをチェックして
(S−501)、実行中のジョブを中断する実行中ジョ
ブ中断処理を行って(S−19)、他のユーザのジョブ
を実行するために(S−7)のジョブインに至る。
【0031】そして、他のユーザのジョブが完了し、そ
の来歴データの保存を行った後(S−19)、中断して
いた先のユーザのジョブを再開するか否かの判断を行い
(S−17)、再開であればジョブ実行サイクル(S−
8)に戻る。なお、(S−401)においてアクセスし
た他のユーザに来歴が無い場合はI/Dコード入力指示
(S−1301)、I/Dコード入力(S−140
1)、I/Dコード正否判断(S−1501)を行い、
I/DコードOKで実行中ジョブ中断処理(S−19)
となる。
【0032】図8は本発明の上記各実施例においてジョ
ブ実行中に他のユーザがアクセスした場合の優先ユーザ
判定を行う他のジョブ処理動作を説明するフローチヤー
トであって、例えばあるユーザがジョブ実行中に緊急性
のあるジョブを持った他のユーザがアクセスした場合に
そのユーザのジョブを優先して実行させるようにしたも
のである。
【0033】同図において、前記図7でジョブイン(S
−7)後に緊急性のあるジョブを持った他のユーザが自
身のI/Dカードを画像形成装置の所定のトレーに載置
した結果、インターフェース装置はユーザアクセス有り
を判断した場合(S−301)、その新規ユーザのI/
Dカードからの受信信号レベルをチェックし(S−32
1)、新規ユーザの受信信号レベルがジョブ実行中のユ
ーザのI/Dカードから受信した信号レベルより大であ
ることの判断(S−323)に基づいて、その来歴の有
無を判断する(S−401)。
【0034】当該新規ユーザに来歴が有ると判断される
と,その優先ジョブをチェックし(S−501)、実行
中ジョブ中断処理を行って(S−19)、ジョブイン
(S−7)する。そして、他のユーザのジョブが完了
し、その来歴データの保存を行った後(S−19)、中
断していた先のユーザのジョブを再開するか否かの判断
を行い(S−17)、再開であればジョブ実行サイクル
(S−8)に戻る。
【0035】なお、(S−401)においてアクセスし
た他のユーザに来歴が無い場合はI/Dコード入力指示
(S−1301)、I/Dコード入力(S−140
1)、I/Dコード正否判断(S−1501)を行い、
I/DコードOKで実行中ジョブ中断処理(S−19)
となる。以上説明した各処理モードにより、画像形成装
置にアクセスするユーザの希望に沿ったジョブを処理す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者が画像形成装置に直接ジョブモード設定情報をイ
ンプットすることなく単に接近するのみで所望のジョブ
を即座に実行することができ、また緊急性をようするよ
うなジョブを持った利用者にたいしては、実行中のジョ
ブを中断させて割り込み処理することができるため、所
謂よりフレンドリーで身近な「感性をもった画像形成装
置」を提供することが可能となる。
【0037】そして画像形成装置等のOA機器に感性を
持たせたことによる、人と機械との一体感を醸し出すこ
とができ、さらに、利用者の来歴データをセンターで集
中乖離することで、個人データの蓄積のみならず、グル
ープ単位、オフィス単位での画像形成装置の利用状況が
把握でき、業務の効率化を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像形成装置のインターフェー
ス装置の1実施例を説明するブロック図である。
【図2】 本発明による画像形成装置のインターフェー
ス装置の他の実施例を説明するブロック図である。
【図3】 本発明による画像形成装置のインターフェー
ス装置の各実施例のさらに具体的構成を説明するブロッ
ク図である。
【図4】 本発明の上記各実施例の基本的なジョブ処理
動作を説明する部分フローチヤートである。
【図5】 本発明の上記各実施例の基本的なジョブ処理
動作を説明する図4に続く部分フローチヤートである。
【図6】 本発明の上記各実施例においてジョブイン前
に複数のユーザがアクセスした場合の優先ユーザ判定を
行うジョブ処理動作を説明するフローチヤートである。
【図7】 本発明の上記各実施例においてジョブ実行中
に他のユーザがアクセスした場合の優先ユーザ判定を行
うジョブ処理動作を説明するフローチヤートである。
【図8】 本発明の上記各実施例においてジョブ実行中
に他のユーザがアクセスした場合の優先ユーザ判定を行
う他のジョブ処理動作を説明するフローチヤートであ
る。
【符号の説明】
1・・・・I/Dカード、11・・・・トランスポン
ダ、2・・・・送受信手段、3・・・・I/Dコード解
読手段、4・・・・来歴データ格納手段、41・・・・
I/Dデータテーブル、42・・・・来歴データテーブ
ル、5・・・・優先ジョブ判定手段、6・・・・ジョブ
モード設定手段、12・・・・電源回路、13・・・・
RFコイル、14・・・・発振回路、15・・・・RF
コイル、16・・・・コード発生器、21・・・・RF
送信回路、22,24・・・・RFコイル、23・・・
・受信回路、31・・・・レベル判定手段、40,62
・・・・RAM、50・・・・インターフェースコント
ロール回路、60・・・・画像形成装置コントロール回
路(マシンコントロール回路)、61,70・・・・R
OM、80・・・・キーボードI/Oコントロール回
路、81・・・・操作部を構成するキーボード、90・
・・・ディスプレイ装置、100・・・・利用者、20
0・・・・インターフェース装置、300・・・・画像
形成装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/21 G03G 21/00 390 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 G03G 21/00 370 - 540

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質問信号の受信に応じて所定のIDコー
    ド情報を返送するトランスポンダを搭載したIDカード
    を携帯する利用者と画像形成装置との間に介在し、上記
    利用者の直接入力なしにその要求ジョブを判定して当該
    要求されたジョブモードに上記画像形成装置を設定する
    画像形成装置のインターフェース装置において、 前記IDカードを携帯した利用者の接近に対応して質問
    情報を伝送し、この質問情報に応答して前記トランスポ
    ンダから返送されたIDコード情報を受信する送受信手
    段と、 上記送受信手段で受信したIDコード情報から所定のI
    Dコードを解読するIDコード解読手段と、 来歴データをIDコード対応で格納する来歴データ格納
    手段と、 上記IDコード解読手段で解読されたIDコードに対応
    した来歴データから優先ジョブを判定して前記画像形成
    装置のジョブモード設定手段にジョブモードを指定する
    優先ジョブ判定手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成装置のインターフェース装置。
  2. 【請求項2】 質問信号の受信に応じて所定のIDコー
    ド情報を返送するトランスポンダを搭載したIDカード
    を携帯する利用者と画像形成装置との間に介在し、上記
    利用者の直接入力なしにその要求ジョブを判定して当該
    要求されたジョブモードに上記画像形成装置を設定する
    画像形成装置のインターフェース装置において、 前記IDカードを携帯した利用者の接近に対応して質問
    情報を伝送し、この質問情報に応答して前記トランスポ
    ンダから返送されたIDコード情報を受信する送受信手
    段と、 上記送受信手段で受信したIDコード情報が複数である
    場合に信号レベルの大なるものを判定するレベル判定手
    段と、 上記レベル判定手段でレベルが大であると判定されたも
    ののIDコードを解読するIDコード解読手段と、 来歴データをIDコード対応で格納する来歴データ格納
    手段と、 上記IDコード解読手段で解読されたIDコードに対応
    した来歴データから優先ジョブを判定して前記画像形成
    装置のジョブモード設定手段にジョブモードを指定する
    優先ジョブ判定手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成装置のインターフェース装置。
JP05013960A 1993-01-29 1993-01-29 画像形成装置のインターフェース装置 Expired - Fee Related JP3123282B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05013960A JP3123282B2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 画像形成装置のインターフェース装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05013960A JP3123282B2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 画像形成装置のインターフェース装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06233046A JPH06233046A (ja) 1994-08-19
JP3123282B2 true JP3123282B2 (ja) 2001-01-09

Family

ID=11847786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05013960A Expired - Fee Related JP3123282B2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 画像形成装置のインターフェース装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3123282B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3762051B2 (ja) * 1997-06-20 2006-03-29 キヤノン株式会社 画像読取り装置及びその制御方法
JP2010049710A (ja) * 1999-05-20 2010-03-04 Canon Inc 印刷制御装置および印刷制御方法およびコンピュータにより読み取り可能な記録媒体
JP2001325632A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Almex Inc ネットワーク対応カード用印字端末装置とその使用方法
US7106468B2 (en) 2000-07-11 2006-09-12 Minolta Co., Ltd. Image forming system and image forming apparatus
US6944428B2 (en) 2001-08-06 2005-09-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Image information input/output device and control system for the same using mobile device
JP3778110B2 (ja) * 2002-03-19 2006-05-24 富士ゼロックス株式会社 無線通信システム、画像形成装置及びカートリッジ部品
US7492472B2 (en) * 2003-10-30 2009-02-17 Xerox Corporation Multimedia communications/collaboration hub
JP4049730B2 (ja) 2003-11-12 2008-02-20 シャープ株式会社 データ出力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06233046A (ja) 1994-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08272924A (ja) Icカード
JP3123282B2 (ja) 画像形成装置のインターフェース装置
JP4090808B2 (ja) 近接トランザクションを制御する方法およびシステム
JPH08263608A (ja) プロトコル切換方法
JP2004206408A (ja) 非接触式icカード
JP2750746B2 (ja) 携帯用端末装置の不正使用防止方式
JP3678370B2 (ja) 取引システム
JP2008059423A (ja) Icカード、icカードアプリケーション実行方法、及びプログラム
KR200246512Y1 (ko) 병렬처리가 가능한 카드조회기
JP3790637B2 (ja) 画像形成システム
JP2006164298A (ja) Icカード
JPH0582624B2 (ja)
JP2003162740A (ja) 非接触式icカードシステム
JPH01279391A (ja) 電子式金銭登録機の精算処理方法
JPH0764914A (ja) 端末アクセス管理装置
JP2526012B2 (ja) デ―タ処理装置及びデ―タ処理の通信方法
JPS59153265A (ja) 取引処理装置
JP2002041811A (ja) 携帯型決済端末
JPH06342418A (ja) メモリーカードの使用による共同端末機の管理システ ム及び管理方法
JPH0752476B2 (ja) 電子式キヤツシユレジスタ
CN203038351U (zh) 一种排队机系统
JP3039024B2 (ja) クレジットカード処理装置およびクラスタコントローラ
JP3880800B2 (ja) Posシステム
JP3908246B2 (ja) Icカード
JPH0582625B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071027

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081027

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees