JP3123250B2 - 液晶表示パネル - Google Patents

液晶表示パネル

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JP3123250B2
JP3123250B2 JP24830292A JP24830292A JP3123250B2 JP 3123250 B2 JP3123250 B2 JP 3123250B2 JP 24830292 A JP24830292 A JP 24830292A JP 24830292 A JP24830292 A JP 24830292A JP 3123250 B2 JP3123250 B2 JP 3123250B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画素毎に薄膜トランジ
スタ等の能動素子を具えてなるアクティブマトリクス方
式の液晶表示パネルに係り、特に画素周辺部に発生し表
示品質を低下させる要因となるディスクリネーション
(disclination)の成長を防止する手段に関する。
【0002】近年、高性能化が進み液晶ディスプレイ装
置は各種電子機器に広く用いられるようになってきてい
る。特にTFT(thin film transistor)やMIM(me
talinsulator metal )等の能動素子が、画素毎に形成
されてなるアクティブマトリクス方式の液晶表示パネル
は表示品質が優れており、近い将来、OA装置等におけ
るディスプレイとして広く利用されるようになると考え
られている。
【0003】しかし、アクティブマトリクス方式の液晶
表示パネルは単純マトリクス方式の液晶表示パネルと異
なり、能動素子に印加される駆動電圧の電圧値が比較的
高いため画素の周辺部において電界の乱れが生じやす
く、液晶分子のチルト角が変化して表示品質が低下する
所謂ディスクリネーションと称する現象が発生する。そ
こでディスクリネーションの発生を防止可能なアクティ
ブマトリクス方式の液晶表示パネルの開発が要望されて
いる。
【0004】
【従来の技術】図7は従来の液晶表示パネルの主要部を
示す斜視図、図8は従来の液晶表示パネルにおける電位
分布を示す模式図である。従来のアクティブマトリクス
方式の液晶表示パネルは図7に示す如く少なくとも第1
の基板1と第2の基板2を有し、所定の間隔を介して対
向せしめた第1の基板1と第2の基板2の間に液晶分子
を含有してなる液晶3が封入されている。
【0005】第1の基板1はガラス基板11上に複数の
画素電極12とTFTやMIM等の能動素子13がマト
リクス状に配設され、能動素子13には画素電極12の
他に直交するように形成されたゲートバスライン14と
データバスライン15が接続されている。第1の基板1
の液晶3に面した側は厚さが約1000Åのポリイミド
樹脂等からなる配向膜16によって覆われており、配向
膜16には液晶3に含有されている液晶分子が同一方向
を指すようにラビング等の手段によって配向処理が施さ
れている。
【0006】一方、第2の基板2はガラス基板21上に
対向電極22を形成すると共に共通電極22を覆うよう
に配向膜23が形成されており、配向膜16と同様に配
向膜23には液晶分子が同一方向を指すようにラビング
等の手段によって配向処理が施されている。画像表示に
際してゲートバスライン14には順次走査電圧が印加さ
れデータバスライン15には信号電圧が印加される。即
ち、走査電圧を印加することによってそのゲートバスラ
イン14に接続されてなる能動素子13は一斉にオン状
態となる。
【0007】そのときデータバスライン15に信号電圧
が印加されていなければ画素電極12と対向電極22の
電位差はしきい値以下で、液晶3に含有されている液晶
分子は画素電極12や対向電極22とほぼ平行でかつ同
一方向を指した状態が維持されている。反対にそのとき
データバスライン15に信号電圧が印加されると画素電
極12と対向電極22の電位差はしきい値を超え、液晶
3に含有されている液晶分子は画素電極12や対向電極
22に対してほぼ垂直になるよう一斉に方向が反転す
る。
【0008】このように液晶分子が画素電極12や対向
電極22に対してほぼ平行な状態からほぼ垂直な状態に
反転するに際して、液晶分子が画素電極12や対向電極
22と完全に平行であるよりいずれか一方の先端が予め
持ち上がっている方が応答が速い。そこでラビング等の
配向処理を施すことによって配向膜16と配向膜23に
は液晶分子の向きを同一方向に揃える機能と、液晶分子
の何れか一方を持ち上げ液晶分子との間にチルト角と称
する所定の傾斜角を形成する機能を付与している。
【0009】かかる液晶表示パネルは通常対向電極22
の電位を基準として画素電極12に±1〜5V程度の電
圧VD が印加され、ゲートバスライン14にはゲートオ
ン時に+15V程度の電圧VGON が、ゲートオフ時に−
15V程度の電圧VGOFFが印加される。その結果、例え
ばゲートオフ時に画素電極12の電圧VD が+になると
液晶表示パネル内の電位は図8(a)の如く分布し、画
素電極12に印加される電圧V D が−に反転すると液晶
表示パネル内の電位は図8(b)の如く分布すると考え
られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上述
べたような従来の液晶表示パネルでは以下のような問題
が生じる。液晶分子と配向膜との間にチルト角を介在せ
しめる機能は予め配向処理を施すことによって配向膜に
付与される。しかし、チルト角が所定の角度になるのは
電位の分布曲線が画素電極12および対向電極22に対
してほぼ平行な領域である。
【0011】しかるに、従来の液晶表示パネル内部の電
位の分布は図8に示す如く画素電極12の周縁部におい
て大きく傾斜し、かつ、ゲートバスライン14の電位に
関係なく画素電極12に印加される電圧VD の極性反転
に伴って傾斜方向が反転している。その結果、画素電極
12の周縁部においてチルト角が所定の角度からはずれ
信号電圧に応答しない液晶分子が発生する。かかる現象
をディスクリネーションと称し表示画像中に微小な欠陥
を生じて表示品質を低下させるという問題があった。
【0012】本発明の目的はディスクリネーションの発
生を防止可能なアクティブマトリクス方式の液晶表示パ
ネルを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の問題点は、以下に
示す液晶表示パネルにより解決される。すなわち、図1
に示すように、複数の画素電極と薄膜トランジスタがマ
トリクス状に配設された第1の基板および第2の基板を
有し、対向せしめた2枚の基板の間に液晶を封入してな
るアクティブマトリクス方式の液晶表示パネルにおい
て、薄膜トランジスタに接続されてなるゲートバスライ
ンが、液晶より誘電率の低い材料からなる誘電体層によ
って被覆されてなる。
【0014】また、他の態様として、図3に示すよう
に、第1の基板に形成されたゲートバスラインと対向
し、対向電極から独立した任意の電圧を印加可能な補助
電極を第2の基板上に形成する。さらに別の態様とし
て、図5に示すように、データバスラインから導出され
た延長部を、絶縁膜を介してゲートバスラインの幅方向
全体を覆うように配設する。
【0015】
【作用】本発明によれば、能動素子に接続されてなるゲ
ートバスラインとデータバスラインのいずれか一方若し
くは両方を、液晶より誘電率の低い材料からなる誘電体
層で被覆する場合には、誘電体層によってバスラインに
印加される電圧の影響が減少し、画素電極の周縁部にお
ける電位の傾斜を小さくする。
【0016】また、対向電極から独立した補助電極をゲ
ートバスラインに対向させて形成する場合には、補助電
極に任意の直流バイアス電圧を印加することによってバ
スラインに印加される電圧の影響が減少し、画素電極の
周縁部における電位の傾斜を小さくする。さらに、ゲー
トバスライン上に絶縁膜を介してデータバスラインから
導出された延長部を配設する場合には、延長部がシール
ド電極としてはたらくためバスラインに印加される電圧
の影響が減少し、画素電極の周縁部における電位の傾斜
を小さくする。
【0017】したがって、本発明によれば画素電極の周
縁部における電位の傾斜が小さくなってディスクリネー
ションの発生が軽減される。即ち、ディスクリネーショ
ンの発生を防止可能なアクティブマトリクス方式の液晶
表示パネルを実現できる。
【0018】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例について説
明する。なお、実施例を説明するための図において、同
一機能を有するものには同一符号を付し、その繰り返し
の説明は省略する。図1は本発明になる液晶表示パネル
の第1の実施例における主要部を示す斜視図である。
【0019】同図において、2は第2の基板、3は液
晶、4は第1の基板、11および21はガラス基板、1
2は画素電極、13は能動素子、14はゲートバスライ
ン、15はデータバスライン、16および23は配向
膜、17は誘電体層、22は対向電極である。この図1
に示す本発明の第1の実施例であるアクティブマトリク
ス方式の液晶表示パネルは、第1の基板4と第2の基板
2を具えており、所定の間隔を介して対向せしめた第1
の基板4と第2の基板2の間に液晶分子を含有してなる
液晶3が封入されている。
【0020】第1の基板4はガラス基板11上に複数の
画素電極12とTFTやMIM等の能動素子13がマト
リクス状に配設され、能動素子13には画素電極12の
他に直交するように形成されたゲートバスライン14と
データバスライン15が接続されている。本実施例の液
晶表示パネルは従来の液晶表示パネルとは異なり、能動
素子13に接続されてなるゲートバスライン14とデー
タバスライン15のいずれか一方、若しくは両方が液晶
3より誘電率の低い材料、例えばポリイミド等からなる
誘電体層17によって被覆されている。
【0021】因みに、液晶3の誘電率は方向性を有し短
軸方向において3〜5程度であり長軸方向において8〜
10程度であるが、液晶分子はガラス基板11と平行で
画素電極12とゲートバスライン14間は横方向に電界
がかかることから長軸方向に相当する。したがって、液
晶3の誘電率は8〜10程度と推定され誘電体層17を
形成する誘電率が液晶3より低い材料として、誘電率が
3〜4のポリイミド、誘電率が2.5〜2.7のポリス
チレン、誘電率が2.2〜2.4のポリエチレン等が挙
げられる。
【0022】即ち、ガラス基板11上に画素電極12お
よび能動素子13とゲートバスライン14およびデータ
バスライン15を形成した後、その上に厚さが2μmに
なるようにポリイミド樹脂をスピンコートし塗布された
樹脂を加熱によってイミド化している。しかし、画素電
極12上に誘電率の低い材料からなる厚い膜が介在する
と液晶3に十分な電圧を印加することができない。そこ
で通常用いられるポジ型フォトレジストとアルカリ系現
像液によって画素電極12上のポリイミド樹脂を除去す
る。
【0023】その後、第1の基板4の液晶3に面した側
を厚さが約1000Åのポリイミド樹脂等からなる配向
膜16によって覆い、液晶3に含有されている液晶分子
が同一方向を指すようラビング等の手段によって配向膜
16に配向処理が施される。一方、第2の基板2はガラ
ス基板21上に対向電極22を形成すると共に共通電極
22を覆うように配向膜23が形成されており、配向膜
16と同様に配向膜23には液晶分子が同一方向を指す
ようラビング等の手段によって配向処理が施されてい
る。
【0024】かかる液晶表示パネルは通常対向電極22
の電位を基準として画素電極12に±1〜5V程度の電
圧VD が印加され、ゲートバスライン14にはゲートオ
ン時に+15V程度の電圧VGON が、ゲートオフ時に−
15V程度の電圧VGOFFが印加される。図2は本発明の
第1の実施例における電位分布を示す模式図である。
【0025】同図に示すように、本発明になる液晶表示
パネルの第1の実施例において、ゲートオフ時に、画素
電極12に印加される電圧VD が+になると液晶表示パ
ネル内の電位は図2(a)の如く分布し、画素電極12
に印加される電圧VD が−に反転すると液晶表示パネル
内の電位は図2(b)の如く分布すると考えられる。こ
のように能動素子13に接続されてなるゲートバスライ
ン14とデータバスライン15のいずれか一方若しくは
両方を、液晶3より誘電率の低い材料からなる誘電体層
17で被覆することによってバスラインに印加される電
圧の影響が減少する。
【0026】その結果、画素電極の周縁部における電位
の傾斜が小さくなってディスクリネーションの発生が軽
減される。即ち、ディスクリネーションの発生を防止可
能なアクティブマトリクス方式の液晶表示パネルを実現
することができる。図3は本発明になる液晶表示パネル
の第2の実施例における主要部を示す斜視図である。
【0027】同図において、1は第1の基板、5は第2
の基板、24は補助電極である。この図3に示す本発明
の第2の実施例である液晶表示パネルは前記実施例とは
異なり、第1の基板1と第2の基板5を有し、所定の間
隔を介して対向させた第1の基板1と第2の基板5の間
に液晶分子を含有してなる液晶3が封入されている。
【0028】第1の基板1はガラス基板11上に複数の
画素電極12とTFTやMIM等の能動素子13がマト
リクス状に配設され、能動素子12には画素電極13の
他に直交するように形成されたゲートバスライン14と
データバスライン15が接続されている。第1の基板1
の液晶3に面した側は厚さが約1000Åのポリイミド
樹脂等からなる配向膜16によって覆われており、配向
膜16には液晶3に含有されている液晶分子が同一方向
を指すようラビング等の手段によって配向処理が施され
ている。
【0029】一方、第2の基板5はガラス基板21上に
対向電極22と任意の直流バイアス電圧を印加可能な補
助電極24が形成され、第1の基板1のゲートバスライ
ン14と対向する補助電極24にゲートオフ電圧VGOFF
と逆極性の電圧−VGOFFが印加される。かかる液晶表示
パネルは通常対向電極22の電位を基準として画素電極
12に±1〜5V程度の電圧VD が印加され、ゲートバ
スライン14にはゲートオン時に+15V程度の電圧V
GON が、ゲートオフ時に−15V程度の電圧VGOFFが印
加される。
【0030】図4は本発明の第2の実施例における電位
分布を示す模式図である。同図に示すように、本発明に
なる液晶表示パネルの第2の実施例において、ゲートオ
フ時に、画素電極12に印加される電圧VD が+になる
と液晶表示パネル内の電位は図4(a)の如く分布し、
画素電極12に印加される電圧VD が−に反転すると液
晶表示パネル内の電位は図4(b)の如く分布すると考
えられる。
【0031】このように対向電極から独立し任意の直流
バイアス電圧を印加可能な補助電極を第2の基板上に形
成すると共に、補助電極を第1の基板が有するゲートバ
スラインと対向させることによってバスラインに印加さ
れる電圧の影響が減少する。その結果、画素電極の周縁
部における電位の傾斜が小さくなってディスクリネーシ
ョンの発生が軽減される。即ち、ディスクリネーション
の発生を防止可能なアクティブマトリクス方式の液晶表
示パネルを実現することができる。
【0032】図5は本発明になる液晶表示パネルの第3
の実施例における主要部を示す斜視図である。同図にお
いて、2は第2の基板、6は第1の基板、18は絶縁
膜、19は延長部である。この図5に示す本発明の第3
の実施例である液晶表示パネルは前記2つの実施例とは
異なり、第1の基板6と第2の基板2を有し、所定の間
隔を介して対向させた第1の基板6と第2の基板2の間
に液晶分子を含有してなる液晶3が封入されている。
【0033】第1の基板6はガラス基板11上に複数の
画素電極12とTFTやMIM等の能動素子13がマト
リクス状に配設され、能動素子13には画素電極12の
他に直交するように形成されたゲートバスライン14と
データバスライン15が接続されている。ここで、能動
素子13に接続されてなるデータバスライン15は絶縁
膜18を介して能動素子13に接続されてなるゲートバ
スライン14上に形成されており、データバスライン1
5から導出された延長部19がゲートバスライン14上
で絶縁膜18を介してゲートバスライン14を覆うよう
に形成されている。
【0034】さらに、第1の基板6の液晶3に面した側
は厚さが約1000Åのポリイミド樹脂等からなる配向
膜16によって覆われており、配向膜16には液晶3に
含有されている液晶分子が同一方向を指すようラビング
等の手段によって配向処理が施されている。一方、第2
の基板2はガラス基板21上に対向電極22を形成する
と共に対向電極22を覆うように配向膜23が形成され
ており、配向膜16と同様に配向膜23には液晶分子が
同一方向を指すようラビング等の手段によって配向処理
が施されている。
【0035】かかる液晶表示パネルは通常対向電極22
の電位を基準として画素電極12に±1〜5V程度の電
圧VD が印加され、ゲートバスライン14にはゲートオ
ン時に+15V程度の電圧VGON が、ゲートオフ時に−
15V程度の電圧VGOFFが印加される。このように能動
素子13に接続されてなるデータバスライン15を絶縁
膜18を介してゲートバスライン14上に形成し、デー
タバスライン15から導出された延長部19をゲートバ
スライン14上に覆うように形成することによって、延
長部19がシールド電極として作用する。
【0036】したがって画素電極には、延長部19が形
成されている部分ではゲートバスライン14に印加され
ている電圧の影響はほとんど無視でき、データバスライ
ン15に印加されている電圧のみが影響する。データバ
スライン15および延長部19には、画素電極12に印
加されるべき±1〜5V程度の電圧が印加されており、
ゲートバスライン14に印加されている−15V程度の
ゲートオフ電圧VGOFFに比べると大幅に小さいものであ
る。
【0037】その結果、画素電極の周縁部における電位
の傾斜が小さくなってディスクリネーションの発生が軽
減される。即ち、ディスクリネーションの発生を防止可
能なアクティブマトリクス方式の液晶表示パネルを実現
することができる。図6は本発明の第3の実施例におけ
る変形例を示す平面図である。同図に示す変形例におい
ては導出される延長部19の形状は異なるが、いずれの
延長部19も画素電極12に隣接するゲートバスライン
14を覆うように形成されている。
【0038】したがって、図6に示される変形例におい
ても図5に示される第3の実施例と同様にゲートバスラ
イン14に印加される電圧の影響が減少し、ディスクリ
ネーションの発生を軽減することができる。
【0039】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、液晶の配向
異常の原因となる電界の乱れを抑えることができ、ディ
スクリネーションの発生を防止可能なアクティブマトリ
クス方式の液晶表示パネルを実現することができる。と
くに、第1の実施例においては必要に応じてゲートバス
ラインのみではなく、ゲートバスラインおよびデータバ
スラインの両方を誘電体層によって被覆することによっ
て、より効果をあげることができる。
【0040】また、第3の実施例においてはシールド電
極として作用する延長部を、データバスラインと同じ工
程で形成できるので工程数を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる液晶表示パネルの第1の実施例に
おける主要部を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例における電位分布を示す
模式図である。
【図3】本発明になる液晶表示パネルの第2の実施例に
おける主要部を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施例における電位分布を示す
模式図である。
【図5】本発明になる液晶表示パネルの第3の実施例に
おける主要部を示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施例における変形例を示す平
面図である。
【図7】従来の液晶表示パネルの主要部を示す斜視図で
ある。
【図8】従来の液晶表示パネルにおける電位分布を示す
模式図である。
【符号の説明】
1、4、6…第1の基板 2、5…第2の基板 3…液晶 11…ガラス基板 12…画素電極 13…能動素子 14…ゲートバスライン 15…データバスライン 16…配向膜 17…誘電体層 18…絶縁膜 19…延長部 21…ガラス基板 22…対向電極 23…配向膜 24…補助電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−103830(JP,A) 特開 平4−298716(JP,A) 特開 平3−212621(JP,A) 特開 平4−307520(JP,A) 特開 平4−251285(JP,A) 特開 平4−298716(JP,A) 特開 平2−135424(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/136 G02F 1/1343

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素電極と薄膜トランジスタがマ
    トリクス状に配設された第1の基板および第2の基板を
    有し、対向せしめた2枚の該基板の間に液晶を封入して
    なるアクティブマトリクス方式の液晶表示パネルにおい
    て、 薄膜トランジスタに接続されてなるゲートバスライン
    が、液晶より誘電率の低い材料からなる誘電体層によっ
    て被覆されてなることを特徴とする液晶表示パネル。
  2. 【請求項2】 複数の画素電極と薄膜トランジスタがマ
    トリクス状に配設された第1の基板および対向電極を具
    えた第2の基板を有し、対向せしめた2枚の該基板の間
    に液晶を封入してなるアクティブマトリクス方式の液晶
    表示パネルにおいて、 第1の基板に形成されたゲートバスラインと対向し、対
    向電極から独立した任意の電圧を印加可能な補助電極が
    第2の基板上に形成されてなることを特徴とする液晶表
    示パネル。
  3. 【請求項3】 複数の画素電極と薄膜トランジスタがマ
    トリクス状に配設された第1の基板および第2の基板を
    有し、対向せしめた2枚の該基板の間に液晶を封入して
    なるアクティブマトリクス方式の液晶表示パネルにおい
    て、 データバスラインから導出された延長部が、絶縁膜を介
    してゲートバスラインの幅方向全体を覆うように配設さ
    れてなることを特徴とする液晶表示パネル。
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Cited By (1)

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