JP3123245U - ラケット - Google Patents
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Abstract
【課題】ガット網面が弾性に優れ、ガットが切れにくく、振動を抑える効果があり、これにより、よりよい打球の効果を提供できるラケットを提供する。
【解決手段】ラケットフレーム20、少なくとも1つ以上のガット保護材30、及びガット50を備える。ラケットフレーム20は外周部24及び内周部22を有し、外周部24と内周部22とを貫通するように複数のガット挿通孔を有している。ラケットフレーム20は外周面24に少なくとも1つ以上の基部28を形成し、基部28は2つのガット挿通孔の間にある。ガット保護材30は基部28に装着されている。ガット50は各ガット挿通孔を挿通し、かつ各ガット保護材30に通して張設される。
【選択図】図1
【解決手段】ラケットフレーム20、少なくとも1つ以上のガット保護材30、及びガット50を備える。ラケットフレーム20は外周部24及び内周部22を有し、外周部24と内周部22とを貫通するように複数のガット挿通孔を有している。ラケットフレーム20は外周面24に少なくとも1つ以上の基部28を形成し、基部28は2つのガット挿通孔の間にある。ガット保護材30は基部28に装着されている。ガット50は各ガット挿通孔を挿通し、かつ各ガット保護材30に通して張設される。
【選択図】図1
Description
本発明は、スポーツ用品に関し、特によりよい打球の効果を提供できる一種のラケットに関する。
一般のラケットは主にラケットフレームを備える。前記ラケットフレームは内周部と外周部とを有し、かつ、前記ラケットフレームは前記外周部と前記内周部とを貫通するように複数のガット挿通孔を設けてあり、ガットはこのガット挿通孔に穿設されることによりガット網面が形成される。ガットを保護するためには、ガット挿通孔ごとに挿通されるガット保護部材のグロメットを装着しなければならない。
ガットはグロメットに挿通された後、まず約90度で折り曲げられて別のグロメットまで延伸してから、もう一回約90度で折り曲げられることではじめて別のグロメットに挿通されることができる。それで前記ガットと前記各グロメットの間にかなり大きな摩擦力が生じ、前記ラケットでボールを撃つ時に前記ガットの位置は基本的に固定であり、変位することがないので、前記ガットは打球瞬間に起こる張力の不均衡による位置の調整ができない。その結果、一方で張力が過大になるところではガット切れが起こりやすくなり、他方ではこのラケットはボールを撃つ時の打球感(手に伝播する振動)が比較的硬くなり、かつ打球時に生じる振動が利用者のスポーツ障害を引き起こす恐れもある。
本発明の主な目的は一種のラケットを提供することにある。このラケットのガット網面が弾性に優れ、ガットが切れにくく、しかも振動を抑える効果があり、これによりよりよい打球の効果を提供できる。
上記目的を達成するために、本発明で提供されるラケットは、ラケットフレーム、少なくとも1つ以上のガット保護材、及びガットを備える。前記ラケットフレームは外周部、及び内周部を有し、前記外周部と前記内周部とを貫通するように複数のガット挿通孔を有している。前記ラケットフレームは前記外周面に少なくとも1つ以上の基部を形成し、前記基部は2つのガット挿通孔の間にある。ガット保護材は前記基部に装着されている。前記ガットは前記各ガット挿通孔を挿通し、かつ前記各ガット保護材に通して張設される。
本発明では、前記ラケットは、ガット挿通孔に嵌挿され、かつガットを穿設する通孔が備えられた複数のグロメットを有してもよい。これによって、本発明で提供されるラケットのガット網面が弾性に優れ、ガットが切れにくくなり、しかも前記各ガット保護材の弾力により打球時に生じる振動を抑えることができ、これをもってよりよい打球の効果を提供する目的を達成できる。
ここに図面をもとに以下の比較的よい実施例を挙げることによって、本発明の構造及び効果に関する詳細な説明を行う。まずその中の用いた図面を次のように簡単に説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す斜視図である。
図2は、本発明の一実施例の一部を示す拡大図である。
図3は、本発明の一実施例の一部を示す断面図である。
図4は、本発明の一実施例の別の様態の一部を示す断面図である。
図1は、本発明の一実施例を示す斜視図である。
図2は、本発明の一実施例の一部を示す拡大図である。
図3は、本発明の一実施例の一部を示す断面図である。
図4は、本発明の一実施例の別の様態の一部を示す断面図である。
まずは図1及び図2を参照する。本発明の一実施例で提供された一種のラケット10は、ラケットフレーム20、複数のガット保護材30、複数のグロメット40及びガット50を備える。
前記ラケットフレーム20は炭素繊維の材質からなる。前記ラケットフレーム20は内周部22と外周部24とを有し、前記外周部24と前記内周部とを貫通するように複数のガット挿通孔26を設けてある。前記ラケットフレーム20は前記外周部24に形成される矩形に近い形状を呈する複数の基部28が、前記外周部24の左側、右側、天井側または底側に配置されてもよい。本実施例では前記各基部28が外周部24の左と右の両側に配置されており、かつ2つのガット挿通孔の間にある。そのほか、前記ラケットフレーム20の外周部24より外に延長形成されるグリップ部29は使用者がラケットを握るために供するものである。
前記ラケットフレーム20は炭素繊維の材質からなる。前記ラケットフレーム20は内周部22と外周部24とを有し、前記外周部24と前記内周部とを貫通するように複数のガット挿通孔26を設けてある。前記ラケットフレーム20は前記外周部24に形成される矩形に近い形状を呈する複数の基部28が、前記外周部24の左側、右側、天井側または底側に配置されてもよい。本実施例では前記各基部28が外周部24の左と右の両側に配置されており、かつ2つのガット挿通孔の間にある。そのほか、前記ラケットフレーム20の外周部24より外に延長形成されるグリップ部29は使用者がラケットを握るために供するものである。
前記各ガット保護材30はナイロン、ポリウレタン或いは熱可塑性ゴムからなる。本実施例では各ガット保護材30は熱可塑性ゴムからなる。前記各ガット保護材30が矩形に近い形状を呈し、かつその形状は前記各基部28と合致するものであるので、前記各基部28に前記各ガット保護材30を装着させることができる。
図3を参照する。前記各グロメット40は前記ラケットフレーム20のガット挿通孔26に嵌挿され、かつ、通孔42を有している。そのほか、図4に示したように、前記各グロメット40はガット保護体60に取って代わられることもできる。ガット保護体60は帯部62と前記帯部62より外に延長形成される複数の筒部(グロメット)64とを有している。前記各筒部(グロメット)64は同様に前記各ガット挿通孔26に挿通され、かつ通孔642を有している。
前記ガット50は前記各グロメット40の通孔に挿通されるか前記ガット保護体60の通孔642に挿通されている。本実施例では、前記ガット50は前記各グロメット40の通孔42に挿通されてから前記各ガット保護材30に通されて張設されることにより、ボールを撃つガット網面が形成される。
図3を参照する。前記各グロメット40は前記ラケットフレーム20のガット挿通孔26に嵌挿され、かつ、通孔42を有している。そのほか、図4に示したように、前記各グロメット40はガット保護体60に取って代わられることもできる。ガット保護体60は帯部62と前記帯部62より外に延長形成される複数の筒部(グロメット)64とを有している。前記各筒部(グロメット)64は同様に前記各ガット挿通孔26に挿通され、かつ通孔642を有している。
前記ガット50は前記各グロメット40の通孔に挿通されるか前記ガット保護体60の通孔642に挿通されている。本実施例では、前記ガット50は前記各グロメット40の通孔42に挿通されてから前記各ガット保護材30に通されて張設されることにより、ボールを撃つガット網面が形成される。
上述の構造で、前記ガット50がグロメット40に挿通された後、まず一角度で折り曲げられて前記ガット保護材30を通してから、もう一回一角度で折り曲げられることではじめて別のグロメット40に挿通されることができる上に、前記ガット保護材30の外縁はアーチ状に跨ぐような円弧形状を呈するように構成されているので、前記ガット50の折れ曲がりを緩やかな状態とするため、前記ガット50と前記グロメット40及び前記保護材30の間に生じる摩擦力を効果的に減少させることができ、利用者が前記ラケット10を使ってボールを撃つ時、前記ガット50は打球瞬間に起こる張力不均衡時に位置を調整することもできるので、前記ラケット10のガット網面に比較的高い弾性を持たせ、かつガットが切れにくくなる。そのほか、前記ラケットは前記各保護材30自体の持つ弾性により、打球時に生じる振動を吸収することができるので、これをもって同様によりよい打球の効果を提供する目的を達成することができる。
これによって、本実施例で提供されるラケットはガット網面が弾性に優れ、ガットが切れにくくなるだけでなく、打球時に生じる振動も吸収できるので、よりよい打球の効果を得られる。そのほか、前記各ガット保護材30はより鮮やかな色を採用するものであれば、前記ラケットの視覚効果がさらに向上することになるので、利用者の購入意欲を促進させることができる。
これによって、本実施例で提供されるラケットはガット網面が弾性に優れ、ガットが切れにくくなるだけでなく、打球時に生じる振動も吸収できるので、よりよい打球の効果を得られる。そのほか、前記各ガット保護材30はより鮮やかな色を採用するものであれば、前記ラケットの視覚効果がさらに向上することになるので、利用者の購入意欲を促進させることができる。
10 ラケット、20 ラケットフレーム、22 内周部、24 外周部、26 ガット挿通孔、28 基部、29 グリップ部、30 ガット保護材、40 グロメット、42 通孔、50 ガット、60 ガット保護体、62 帯部、64 筒部(グロメット)、642 通孔
Claims (5)
- 外周部及び内周部を有し、前記外周部と前記内周部とを貫通するように複数のガット挿通孔を有し、前記外周部に少なくとも1つ以上の基部を形成し、前記基部は2つのガット挿通孔の間にあるラケットフレームと、
基部に装着されている少なくとも1つ以上のガット保護材と、
前記各ガット挿通孔に挿通され、かつ前記各ガット保護材に通して張設されるガットと、
を備えることを特徴とするラケット。 - 前記基部は前記ラケットフレームの左側、右側、天井側または底側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のラケット。
- 前記ガット挿通孔に嵌挿される複数のグロメットをさらに備え、前記各グロメットはガットを穿設するように備えられた通孔を有していることを特徴とする請求項1に記載のラケット。
- ガット保護体をさらに備え、ガット保護体は帯部と前記帯部より外に延長形成される多数のグロメット筒部とを有し、前記各グロメット筒部は前記各ガット挿通孔に挿通され、かつガットを穿設するように備えられた通孔を有することを特徴とする請求項1に記載のラケット。
- 前記ガット保護材はナイロン、ポリウレタン、或いは熱可塑性ゴムからなることが可能であることを特徴とする請求項1に記載のラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006003237U JP3123245U (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | ラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006003237U JP3123245U (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | ラケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3123245U true JP3123245U (ja) | 2006-07-06 |
Family
ID=43473257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006003237U Expired - Fee Related JP3123245U (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | ラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3123245U (ja) |
-
2006
- 2006-04-27 JP JP2006003237U patent/JP3123245U/ja not_active Expired - Fee Related
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