JP2008289751A - ソフト打撃棒 - Google Patents
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Abstract
【目的】 被打撃者の衝撃を緩和して安全性を向上させると共に、長手方向の撓みを抑える曲げ強度を有することで、強く振り回しても打撃者の思い通りに取り扱いができて操作性がよいソフト打撃棒を提供することにある。
【構成】 グリップと、そのグリップの一端に固着した芯部と、その芯部の外側に被着した柔軟性を有する外筒部とからなるソフト打撃棒において、前記芯部と外筒部との間に、外周に複数の開口部を形成した合成樹脂製の補強筒とその補強筒の内周に沿う柔軟性を有する緩衝部とからなる中筒部を装着したことを特徴とする。
【選択図】 図1
【構成】 グリップと、そのグリップの一端に固着した芯部と、その芯部の外側に被着した柔軟性を有する外筒部とからなるソフト打撃棒において、前記芯部と外筒部との間に、外周に複数の開口部を形成した合成樹脂製の補強筒とその補強筒の内周に沿う柔軟性を有する緩衝部とからなる中筒部を装着したことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
この発明は竹刀やこん棒などを使用する剣術等の競技について重装備な防具を装着しないでも身軽な格好で対戦できるように打撃の際の衝撃が緩和されたソフト打撃棒に関する。
従来、この種の打撃棒として、硬質樹脂製パイプ等により形成した芯部とその外側に被着させる柔軟な発泡樹脂材、例えば、発泡ポリエチレンや発泡ゴム等で形成した円筒状の外筒とから構成されたものが開示されている。
特開2004−208911号
特開実03−54673号
実開昭52−66274号
上記従来の打撃棒では、打撃棒を手軽に取扱うことができる外径50mm程度の太さに形成する場合において、硬質材料で形成する芯部の外径を細くして、柔軟な材料で形成する外筒の肉厚を厚く設定すれば、被打撃者への衝撃は少なくなるものの、強く振り回した際に打撃棒の長手方向に大きく撓んで打撃者の思い通りに取り扱うことができず、反対に芯部の外径を太くして外筒の肉厚を薄く設定すれば、振り回した際の長手方向への撓みは抑制することができるが、被打撃者への衝撃は大きくなるなどの問題点があった。
この発明は上記従来の課題に鑑みなされたもので、その目的は、被打撃者の衝撃を緩和して安全性を向上させると共に、長手方向の撓みを抑える曲げ強度を有することで、強く振り回しても打撃者の思い通りに取り扱いができて操作性がよいソフト打撃棒を提供することにある。
その手段として、グリップと、そのグリップの一端に固着した芯部と、その芯部の外側に被着した柔軟性を有する外筒部とからなるソフト打撃棒において、前記芯部と外筒部との間に、外周に複数の開口部を形成した合成樹脂製の補強筒とその補強筒の内周に沿う柔軟性を有する緩衝部とからなる中筒部を装着したことを特徴とする。
本発明によれば、芯部と外筒部との間に、外周に複数の開口部を形成した合成樹脂製の補強筒とその補強筒の内周に沿う柔軟性を有する緩衝部とからなる中筒部を装着したことにより、長手方向の曲げ強度を強化することができると共に、打撃時の衝撃を吸収することができる。
すなわち、芯部の長手方向の曲げ強度を中筒部の合成樹脂製の補強筒の装着により強化することで打撃者が強く振り回したときの長手方向の撓みを抑制することができ、思い通りに取り扱いができて操作性が向上する。
また、補強筒の外周には複数の開口部を形成したことで、打撃時に受ける部分的な外圧に対してその一部が撓むことで衝撃を吸収し、更に、補強筒の内周に沿う柔軟性を有する緩衝部を備えたことでその衝撃を吸収する効果は大きくなり安全性を高めることができる。
すなわち、芯部の長手方向の曲げ強度を中筒部の合成樹脂製の補強筒の装着により強化することで打撃者が強く振り回したときの長手方向の撓みを抑制することができ、思い通りに取り扱いができて操作性が向上する。
また、補強筒の外周には複数の開口部を形成したことで、打撃時に受ける部分的な外圧に対してその一部が撓むことで衝撃を吸収し、更に、補強筒の内周に沿う柔軟性を有する緩衝部を備えたことでその衝撃を吸収する効果は大きくなり安全性を高めることができる。
以下に、本発明の好適な実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係るソフト打撃棒の実施例を示す説明図であり、図2は部分縦断面図、図3は中筒部の部分拡大図である。
図1は本発明に係るソフト打撃棒の実施例を示す説明図であり、図2は部分縦断面図、図3は中筒部の部分拡大図である。
1は合成樹脂製パイプからなるグリップであり、その一端に芯部2を固着するが、その固着方法としてビスや接着剤を使用することができる。
また、グリップ表面にスベリ止め用のテープ1aを巻着すると握り具合がよく、グリップ端部にはキャップ1bを取り付けて安全性を高める。
芯部2は合成樹脂製パイプからなり外径15mm程度の大きさとする。
3は円筒状の中筒部であり、補強筒4の内周に沿う緩衝部5とから構成されており、補強筒4は外径30mm程度、肉厚2mm程度の合成樹脂製の円筒形状とし、その外周に2〜3mm程度の大きさの開口部6・・を複数形成する。
補強筒4は外周に形成する開口部6・・の個所数又は、補強筒の外周面積に占める開口部面積の割合によって長手方向の曲げ強度及び柔軟性の調整が可能となる。
緩衝部5は外径25mm程度、肉厚5mm程度の円筒形状とし、発泡ポリエチレンや発泡ウレタン、発泡ゴムなどの柔軟性を有する材料により形成し、補強筒4の内周に沿うように嵌着する。
中筒部3は芯部2の外側から嵌挿してグリップ1側の端部に粘着テープを巻き付けて固定する。
7は外筒部であり、発泡ポリエチレンや発泡ウレタン、発泡ゴムなどの柔軟性を有する材料により外径50mm程度、肉厚10mm程度の円筒形状に形成する。
外筒部7は中筒部3の外側から嵌挿してグリップ1側の端部に粘着テープを巻き付けて固定する。
8は布製袋状のカバーであり、外筒部7の外側から嵌挿してグリップ1側の端部を固定する。
また、グリップ表面にスベリ止め用のテープ1aを巻着すると握り具合がよく、グリップ端部にはキャップ1bを取り付けて安全性を高める。
芯部2は合成樹脂製パイプからなり外径15mm程度の大きさとする。
3は円筒状の中筒部であり、補強筒4の内周に沿う緩衝部5とから構成されており、補強筒4は外径30mm程度、肉厚2mm程度の合成樹脂製の円筒形状とし、その外周に2〜3mm程度の大きさの開口部6・・を複数形成する。
補強筒4は外周に形成する開口部6・・の個所数又は、補強筒の外周面積に占める開口部面積の割合によって長手方向の曲げ強度及び柔軟性の調整が可能となる。
緩衝部5は外径25mm程度、肉厚5mm程度の円筒形状とし、発泡ポリエチレンや発泡ウレタン、発泡ゴムなどの柔軟性を有する材料により形成し、補強筒4の内周に沿うように嵌着する。
中筒部3は芯部2の外側から嵌挿してグリップ1側の端部に粘着テープを巻き付けて固定する。
7は外筒部であり、発泡ポリエチレンや発泡ウレタン、発泡ゴムなどの柔軟性を有する材料により外径50mm程度、肉厚10mm程度の円筒形状に形成する。
外筒部7は中筒部3の外側から嵌挿してグリップ1側の端部に粘着テープを巻き付けて固定する。
8は布製袋状のカバーであり、外筒部7の外側から嵌挿してグリップ1側の端部を固定する。
1 グリップ
2 芯部
3 中筒部
4 補強筒
5 緩衝部
6 開口部
7 外筒部
8 カバー
2 芯部
3 中筒部
4 補強筒
5 緩衝部
6 開口部
7 外筒部
8 カバー
Claims (1)
- グリップと、そのグリップの一端に固着した芯部と、その芯部の外側に被着した柔軟性を有する外筒部とからなるソフト打撃棒において、前記芯部と外筒部との間に、外周に複数の開口部を形成した合成樹脂製の補強筒とその補強筒の内周に沿う柔軟性を有する緩衝部とからなる中筒部を装着したことを特徴とするソフト打撃棒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007139799A JP2008289751A (ja) | 2007-05-26 | 2007-05-26 | ソフト打撃棒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007139799A JP2008289751A (ja) | 2007-05-26 | 2007-05-26 | ソフト打撃棒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008289751A true JP2008289751A (ja) | 2008-12-04 |
Family
ID=40165112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007139799A Pending JP2008289751A (ja) | 2007-05-26 | 2007-05-26 | ソフト打撃棒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008289751A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010259768A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-11-18 | Hayakawa Seni Kogyo Kk | 闘技用模擬武具 |
JP2012075743A (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-19 | Toyoaki Niina | 競技用剣 |
-
2007
- 2007-05-26 JP JP2007139799A patent/JP2008289751A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010259768A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-11-18 | Hayakawa Seni Kogyo Kk | 闘技用模擬武具 |
JP2012075743A (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-19 | Toyoaki Niina | 競技用剣 |
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