JP3123196B2 - スペクトラム拡散通信用復調装置 - Google Patents

スペクトラム拡散通信用復調装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベースバンドにおいて
DMFによって逆拡散を行うディジタル方式のスペクト
ラム拡散通信用復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照しながらディジタル方
式の従来のスペクトラム拡散通信用復調装置について説
明する。
【0003】図2はディジタル方式の従来のスペクトラ
ム拡散通信用復調装置のブロック図であり、1は入来擬
似雑音信号、2はA/D変換器、3は乗算器、4は積分
器、5はスライディング部、6はVCO(電圧制御発振
器)、7は局部擬似雑音信号発生部、8はDLL制御
部、9は捕捉制御部、10はデータ復調部、11は再生
データである。
【0004】以上のような構成要素の従来のスペクトラ
ム拡散通信用復調装置について、以下その各構成要素相
互の関係と動作を説明する。
【0005】まず、入来擬似雑音信号1をA/D変換器
2でディジタル信号に変換する。その出力はスライディ
ング部5に入力され、乗算器3で局部擬似雑音信号発生
部7出力と掛け合わされた後、積分器4で1情報データ
周期の間、積分される。そして、順次、局部雑音信号発
生部7の出力信号の位相を変えながら、局部疑似雑音信
号系列の1周期分、同様の操作を行い初期の捕捉を行
う。スライディング部5からデータ復調部10に相関値
が入力されると、そこでその極性を判定してデータを再
生する。同期捕捉された後は、捕捉制御部9から捕捉完
了信号をDLL制御部8に送りDLL制御部8で局部疑
似雑音信号発生部7の出力を制御しながら同期追尾を行
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のスペクトラム拡散通信用復調装置では、最大で
1情報データ周期×疑似雑音信号系列長の同期捕捉時間
を必要とするという課題を有していた。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、装置
をあまり大きくすることなく、アナログとほぼ同等な品
質を有し、より高速な初期捕捉が可能なスペクトラム拡
散通信用復調装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、硬判定DMF方式によって初期捕捉を行
い、スライディング方式によって時分割でデータ再生と
DLL制御を行う構成を有する。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成によって、アナログと同
等の品質を有しながら、装置をあまり大きくすることな
く、より高速な同期捕捉ができるように作用する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0011】図1は本実施例のスペクトラム拡散通信用
副長期のブロック図であり、1は入来疑似雑音信号、2
はA/D変換器、3は乗算器、4は積分器、5はスライ
ディング部、6はVCO、7は局部疑似雑音信号発生
部、8はDLL制御部、10はデータ復調部、11は再
生データ、12は90°位相器、13は直交復調部、1
4は硬判定DMF(Digital Matched
Filter)である。
【0012】以上のような構成要素のスペクトラム拡散
通信用復調装置について、以下その各構成要素相互の関
係と動作を説明する。
【0013】まず、入来疑似雑音信号1から、直交復調
部13によって2相の直交する信号を再生し、A/D変
換器2でディジタル信号に変換する。そして疑似雑音信
号系列の長さに等しい段数の相関器を用いて入来疑似雑
音信号系列と局部疑似雑音信号系列とのパターン整合を
行うことによって初期捕捉を行うところの硬判定DMF
14において、その2相のディジタル信号と受信部疑似
雑音信号系列とのパターン整合を行い、パターンが一致
すると局部疑似雑音信号発生部7にパルスを送りリセッ
トし、スライディング部5において、A/D変換器2の
出力と局部疑似雑音信号発生部7の出力の同期をとる。
このとき、局部疑似雑音信号発生部7では、入来疑似雑
音信号と同期のとれた局部疑似雑音信号の他に、±1/
2チップ位相のずれた2つの局部疑似雑音信号を時分割
で出力する。そして、スライディング部5においては、
A/D変換器2出力の入来疑似雑音信号と局部疑似雑音
信号発生部7出力の位相の異なる3つの局部疑似雑音信
号との積和演算を時分割で行う。すなわち、逆拡散のた
めの積和演算と、DLL制御の信号を得るための進相・
遅相の2つ局部疑似雑音信号と入来疑似雑音信号との積
和演算とを時分割で行う。そして、スライディング部5
からデータ復調部10にその出力が入力されると、時分
割された信号の中から逆拡散の出力を抽出し、そこでそ
の極性を判定してデータを復調し、再生データ11を出
力する。また、DLL制御部8では、同じく時分割され
た信号の中から、±1/2チップ位相のずれた局部疑似
雑音信号と入来疑似雑音信号との2つの積和演算の出力
を抽出し、これらの2つの出力が等しくなるようにVC
O6を制御しながら同期追尾を行い、同期を保持する。
【0014】このような本実施例によると、直交復調部
を設け、DMFをチップレートの2倍の速度で動作さ
せ、その出力パルスによって局部疑似雑音信号発生部と
の同期をとり、スライディング方式によって時分割でデ
ータの再生と、DLL制御とを行っているから、高速に
初期捕捉できる。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によると、硬判定DMF方式によって初期捕捉を行い、
スライディング方式によって時分割でデータ再生とDL
L制御を行っているから、アナログとほぼ同等の品質を
有し、また装置をあまり大きくすることもなく、より高
速な初期捕捉が可能なスペクトラム拡散通信用復調装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるスペクトラム拡散通
信用復調装置の構成を示すブロック図
【図2】従来のスペクトラム拡散通信用復調装置の構成
を示すブロック図
【符号の説明】
2 A/D変換器 5 スライディング部 6 VCO 7 局部疑似雑音信号発生部 8 DLL制御部 10 データ復調部 13 直交復調部 14 硬判定DMF
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06 H04L 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号から2相の直交する信号を再生す
    る直交復調部と、 前記直交復調部から出力される2相の直交するアナログ
    信号のそれぞれをディジタルへ変換するA/D変換器
    と、 入来疑似雑音信号系列と局部擬似雑音信号系列とのパタ
    ーン整合を行ない、パターンが一致した時にリセット信
    号を出力する硬判定DMFと、 1情報データ周期の間、入来擬似雑音信号と局部擬似雑
    音信号との積和演算を行う乗算器と積分器を含むスライ
    ディング部と、中心となる局部疑似雑音信号と、前記局部疑似雑音信号
    に対して進相の局部疑似雑音信号および遅相の局部疑似
    雑音信号を発生し、前記スライディング部へ時分割でそ
    れぞれの 疑似雑音信号を送る局部疑似雑音信号発生部
    と、 前記スライディング部出力によってデータを判定するデ
    ータ復調部と、 前記スライディング部からの積和演算の出力によってD
    LL制御を行うDLL制御部と、前記DLL制御部の制御に従って前記A/D変換器へ
    ロックを供給する電圧制御発振器とを備え、 硬判定DMF方式によって初期捕捉のタイミングをと
    り、前記硬判定DMFのリセット信号によって前記局部
    擬似雑音信号発生部をリセットして初期捕捉を行い、前記DLL制御部は、進相の局部疑似雑音信号と入来疑
    似雑音信号の積和演算の出力と、遅相の局部疑似雑音信
    号と入来疑似雑音信号の積和演算の出力との2つの積和
    演算の出力を抽出し、これらの2つの出力が等しくなる
    ように前記電圧制御発振器を制御しながら同期追尾を行
    ようにしたスペクトラム拡散通信用復調装置。
  2. 【請求項2】直交復調部は入力信号から2相の直交する
    信号を再生する2個の乗算器と90°位相器を含み、 局部疑似雑音信号発生部が発する進相の局部疑似雑音信
    号とは、中心となる局部疑似雑音信号に対して+1/2
    チップ位相のずれた疑似雑音信号であり、 遅相の局部疑似雑音信号とは、中心となる局部疑似雑音
    信号に対して−1/2チ ップ位相のずれた疑似雑音信号
    である請求項1記載の スペクトラム拡散通信用復調装
    置。
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