JP3122764U - 音声出力装置およびテレビジョン放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源回路の異常時、音声回路への電源供給がオフするより前に、音声回路を確実にミュートさせる。
【解決手段】電源回路26に異常が発生して出力が低下すると、プロテクト回路24が異常を検知してプロテクト信号を音声回路18に出力し、同プロテクト信号を受信した音声回路18は音声出力を停止して供給される電圧の不足に伴う音声ノイズが出力されないようにする。また、電源回路26に異常が生じていないときには、マイコン22が音声回路18に音声を出力させたり音量を上昇させたりする信号やミュート信号を出力して音声回路18を制御する。
【選択図】図2

Description

本考案は、音声出力装置およびテレビジョン放送受信装置に関する。
従来のテレビジョン放送受信装置など音声出力装置を備えた電子機器においては、マイコンの制御により音声回路のミュートが行われていた。図4に従来の音声出力装置の概略構成ブロック図を、図5に従来の音声出力装置におけるミュートのタイミングを示すタイミングチャートを、それぞれ示す。
図4において、従来の音声出力装置5は、概略、電源回路1と、音声回路2と、マイコン3と、プロテクト回路4とから構成される。
電源回路1は、外部の商用電源などから電源電圧を供給されて、同電源電圧を元に各種電圧を生成して出力し、電源回路1や音声回路2やマイコン3などの音声出力装置5の各部に電源電圧を供給している。音声回路2は、音声信号が入力されて、同音声信号に所定の音声処理を施して図示しないスピーカなどに出力する。
そして、マイコン3は、音声出力装置5を構成する各部と電気的に接続しており、マイコン3内部の構成部品としてのCPUが、同じくマイコン3内の構成部品であるROMやRAMなどに書き込まれた各プログラムに従って、音声出力装置5全体を制御する。
プロテクト回路4は、電源回路1の出力電圧を監視しており、同出力電圧に過上昇や過減少などの異常が生じると、マイコン3にプロテクト信号を出力する回路である。マイコン3がプロテクト信号を受信すると、音声回路2にミュート信号を出力して音声回路2からスピーカなどへの音声信号出力を停止させる。
電源回路1への電源電圧の供給が停止してから、音声回路2の音声信号の出力が停止されるまでの音声出力装置5の動作を、図5のタイミングチャートを参照して説明する。同図に示すように、ACコードが引き抜かれるなどして電源回路1への電源の供給が停止すると、電源回路1から出力される電源電圧は次第に減少していくため、プロテクト回路4がこの減少を検出してプロテクト信号を出力する。
すると、マイコン3がプロテクト信号を受信して音声回路2をミュートさせるためのミュート信号を生成して音声回路2に出力する。同ミュート信号を受信した音声回路2は、音声信号の出力を停止させるため、その後に電源回路からの電圧供給が不十分となって音声ノイズ(ボツ音)の音声信号を生成しても、同音声ノイズの音声信号をスピーカなどに出力しない。
このように、電源電圧の供給が突然停止されたときに、マイコンの制御により音声をミュートさせることについて、上述した内容と類似の構成が特許文献1〜3に開示されている。
特開平4−220093号 特開昭63−236485号 特開平4−217818号
しかしながら、上述した従来の方法では、マイコン3がミュート信号を出力する前に電源回路1から音声回路2への電源供給が不十分となることがあった。そのため、音声回路2にマイコン3からのミュート信号が到達する前に、音声回路2がオフしてしまうことがあり、音声ノイズがスピーカなどに出力されてしまう可能性があった。
本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、電源回路の異常時、音声回路2への電源供給がオフするより前に、音声回路2を確実にミュートさせることが可能な音声出力装置およびテレビジョン放送受信装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項2では、音声信号が入力されて同音声信号に信号処理を施してスピーカに出力する音声出力装置において、外部から供給される電源電圧から各種電圧を生成して出力する電源回路と、上記電源回路から電源電圧を供給されて音声信号処理を行うとともにミュート信号が入力されると音声出力を停止する音声回路と、上記電源回路の異常を検出してプロテクト信号を出力するプロテクト回路と、上記プロテクト信号が入力されて、上記音声回路にミュート信号を出力するマイコンとを備え、上記プロテクト回路は上記異常を検出すると、上記プロテクト信号をミュート信号として上記音声回路に出力する構成としてある。
上記のように構成した請求項2にかかる考案において、上記電源回路に異常が発生して出力が低下すると、上記プロテクト回路が上記異常を検知してプロテクト信号を上記音声回路に出力し、同プロテクト信号を受信した上記音声回路は音声出力を停止して供給される電圧の不足に伴う音声ノイズが出力されないようにする。また、上記電源回路に異常が生じていないときには、上記マイコンが上記音声回路に音声を出力させたり音量を上昇させたりする信号やミュート信号を出力して上記音声回路を制御する。
上記ミュート信号としては、上記音声回路をミュートさせることが出来ればよく、様々な信号が考えられる。例えば、所定の閾値よりも大きい電圧信号であっても、所定の閾値よりも小さい電圧信号であっても、0Vの電圧信号であっても、複数の電圧信号の組み合わせであってもよく、これらの組み合わせであってもよい。
また、上記プロテクト回路としては、上記電源回路の異常を検出してプロテクト信号を出力することが出来ればよく、出力電圧や出力電流や入力電圧や入力電流などが、正常値よりも大きくずれたことを検知するものであればよい。そして、上記プロテクト信号と上記マイコンから出力されるミュート信号とは、上記音声回路に入力される時点で同一の信号である。
そして、上記請求項2のより具体的な構成として、請求項3では、上記請求項2に記載の音声出力装置において、上記ミュート信号は、音声出力時にHighであるとともにミュート時にはLowとなる信号とされ、上記音声回路はLowが入力されるとミュートする構成としてある。
これにより、複雑なミュート信号を生成する必要が無くなる。すなわち、上記音声回路をミュートさせるには、マイコンから出力されているHighの信号をLowに引き込むことで音声回路をミュートさせることが可能となる。従って簡易な回路を使用した構成などにて、電源異常時に音声回路をミュートさせることが可能となる。
さらに、請求項4にかかる考案では、上記請求項2または3に記載の音声出力装置において、上記プロテクト回路からプロテクト信号を出力するラインと上記マイコンと上記音声回路とを接続するラインとは、上記プロテクト信号を出力するラインにカソード側を向けたダイオードにて接続されている構成としてある。
すなわち、上記プロテクト信号が上記マイコンや上記音声回路に向けて電流が流れることが無い為、プロテクト信号による上記マイコンや上記音声回路の誤動作を招くおそれが無い。
さらに、請求項2〜4のより具体的な構成として、請求項1に記載の考案は、テレビジョン放送信号を受信して同テレビジョン放送信号に基づく映像信号の映像を画面に表示するとともに同テレビジョン放送信号に基づく音声信号の音声をスピーカから出力するテレビジョン放送受信装置において、当該テレビジョン放送受信装置は音声信号が入力されて同音声信号に信号処理を施してスピーカに出力する音声出力装置を有し、当該音声出力装置は、外部の商用電源などからACコードなどを介して電源電圧を供給されて、同電源電圧を元に各種電圧を生成してテレビジョンセットを構成する各部に電源電圧を供給する電源回路と、入力された音声信号をマイコンの出力する0〜5Vの音量制御信号に従って増幅するとともに、Highの電圧信号が入力されると同音声信号をスピーカに出力し、Lowの電圧信号であるところのミュート信号が入力されると同音声信号の出力を停止する音声回路と、上記電源回路の出力ラインに接続され、上記電源回路の出力電圧が所定の値を下回るとLowで表現されるプロテクト信号を出力するプロテクト回路と、上記音声回路を制御して上記音声信号を増幅させるとともに、上記プロテクト回路からプロテクト信号を受信すると上記音声回路にミュート信号を出力するマイコンと、上記プロテクト回路からプロテクト信号を出力するラインと上記マイコンと上記音声回路とを接続するラインとを、上記プロテクト信号を出力するラインにカソード側を向けて接続するダイオードと、を備え、上記電源回路の出力電圧が低下し始めると、上記プロテクト回路がそれを検知してLowのプロテクト信号を出力し、上記マイコンと上記音声回路とを接続するラインが上記ダイオードを介してプロテクト信号と同じLowに引き込まれ、上記音声回路にはLowのミュート信号が入力されてミュートされる構成としてある。
以上説明したように本考案は、電源回路の異常時、音声回路がオフするより前に、音声回路を確実にミュートさせることが可能な音声出力装置を提供することができる。すなわち、ACコードが引き抜かれたりして、マイコンが音声回路をミュートする前に音声回路への電源供給が不十分となる前に、音声回路をミュートすることが可能となり、ボツ音などの音声ノイズが出力されることが無くなる。
また請求項3にかかる考案によれば、複雑なミュート信号を生成する必要が無くなる。すなわち、上記音声回路をミュートさせるには、マイコンから出力されているHighの信号をLowに引き込むことで音声回路をミュートさせることが可能となる。従って簡易な回路を使用した構成などにて、電源異常時に音声回路をミュートさせることが可能となる。
そして請求項4にかかる考案によれば、上記プロテクト信号が上記マイコンや上記音声回路に向けて電流が流れることが無い為、プロテクト信号による上記マイコンや上記音声回路の誤動作を招くおそれが無い。
さらに請求項1のような、より具体的な構成において、上述した請求項2〜請求項4の各考案と同様の効果を奏することはいうまでもない。
以下、下記の順序に従って本考案の実施形態を説明する。
(1)テレビジョン放送受信装置の概略構成:
(2)ミュート回路:
(3)まとめ:
(1)テレビジョン放送受信装置の概略構成:
図1は、本実施例におけるテレビジョン放送受信装置100の概略構成を説明するブロック図である。なお、テレビジョン放送受信装置100の構成のうち、本願発明と直接関連しない構成については、詳細な説明、及び図示を省略する。本実施例では、音声出力装置を搭載する電気電子機器として、テレビジョン放送受信装置の場合を例にとって説明するが、これに限定されることはなく、ステレオ、或いはラジオといったような音声を出力する各種電気電子機器に適用可能である。
同図において、テレビジョン放送受信装置100は、概略、チューナ10と、クロマIC12と、カソードアンプ14と、CRT16と、音声回路18と、スピーカ20と、マイコン22と、電源回路26と、プロテクト回路24と、リモコン受信部28と、リモコン30とから構成されている。
チューナ10は、放送信号の入力源としてアンテナ10aを接続可能であり、所望周波数の信号を受信するとともに、受信した信号から所要の信号だけを選択して高周波増幅し、中間周波信号に変換して出力する。
クロマIC12は、概略、入力された中間周波信号を適正な利得で中間周波増幅し、映像検波および音声検波を行うとともに、映像検波出力に対しては所定の色復調処理を施してRGB信号として出力し、音声検波出力は音声信号として出力する。RGB信号は外部のカソードアンプ14に出力され、このカソードアンプ14にて適宜増幅されてCRT16に供給される。一方、音声信号についても同様にクロマIC12外部の音声回路18に出力され、この音声回路18にて適宜増幅されてスピーカ20に供給される。
また、音声回路18は、電源回路26から電源電圧を供給されて音声信号処理を行うとともにミュート信号が入力されると音声出力を停止する。ミュート信号としては、音声出力時にHighであるとともにミュート時にはLowとなる信号となどであり、このとき音声回路18はLowが入力されるとミュートする。
マイコン22は、マイコン22内部の構成部品としてのCPUが、同じくマイコン22内の構成部品であるROMやRAMなどに書き込まれた各プログラムに従って、チューナ10の選局制御や音声回路の音量制御・消音制御などのテレビジョンセット全体の制御を行っている。このマイコン22と上述したチューナ10やクロマIC12は所定のIICバスに接続されており、このIICバスを介して相互に通信可能となっている。また、リモコン受信部28から電圧信号が入力され、同電圧信号に対応するキー操作を検知するとリモコン30からの操作入力を受け付け、音声回路の音量制御・消音制御などの制御を行う。
電源回路26は、外部の商用電源などからACコードなどを介して電源電圧を供給されて、同電源電圧を元に各種電圧を生成して出力する。また、図1には示されていないが、電源回路26はテレビジョンセットを構成する各部に電源電圧を供給している。
プロテクト回路24は、電源回路26の出力ラインや入力ラインなどのいずれかのラインに接続され、電源回路26の電流や電圧の異常を監視している。そして異常を検出するとマイコン22に対してプロテクト信号を出力する。例えば、電源回路26の出力ラインに接続されて、出力電圧が所定の値を下回るとプロテクト信号を出力する回路などであり、具体的には、電源回路の26の出力電圧(Va)と所定の基準電圧(Vb)とがコンパレータに入力されてVaとVbの大小関係にて異なる信号を出力する回路や、抵抗やスイッチング素子や整流素子などの素子を用いて電源回路の出力電圧の異常を検知して信号を出力する回路などが考えられる。
プロテクト信号を受信したマイコン22は、テレビジョンセットを正常に終了させる為の制御信号を出力したり、マイコン22自体の制御プログラムを正常に終了させる処理を行う。具体的には、音声回路18にミュート信号を出力して音声回路18をミュートさせるなどの制御を行う。
リモコン受信部28は、リモコン30から送信されてきた制御コマンドを受信してて対応する電圧信号を生成する。リモコン30は、不図示の電源のオン/オフボタンややチャンネルの切換ボタン、音量アップ/ダウンをおこなうための音量ボタン30aやミュートするためのミュートボタン30b等の通常行う各種テレビ操作ボタンを備える。
(2)ミュートに関わる回路構成:
図2を参照して、本実施例におけるミュートに関わる回路構成を説明する。同図には、テレビジョン放送受信装置100のミュートに関わる回路とその相関をブロック図にて示してあるが、図2の構成に何らかの音源から音声信号の入力がなされれば同構成のみで音声出力装置を構成することも可能である。
同図には電源回路26と音声回路18とマイコン22とプロテクト回路24とを示してあり、音声回路18とマイコン22には電源回路26から電源電圧が供給されている。また、マイコン22が音声回路18に対してミュート信号を出力するラインと、プロテクト回路24がマイコン22に対してプロテクト信号を出力するラインとを、図2のようにダイオードD1にて接続する。同図において、ダイオードD1は、アノード側を前者のラインに向けると共にカソード側を後者のラインに向けてそれぞれ接続されている。
音声回路18は、マイコン22の出力する0〜5Vの音量制御信号が入力されて出力する音声信号の増幅率を決定する。すなわち、同音量制御信号の電圧値が大きいほど出力する音声信号の増幅率を大きくし、同音量制御信号の電圧値が小さいほど出力する音声信号の増幅率を低下させ、同音量制御信号の電圧値が0Vの時はミュートする。むろん、音量制御とは別に消音制御を行う構成としてもよく、この場合、音声回路に音声信号を出力させる制御信号をHigh(電圧あり)、音声信号を出力させない制御信号をLow(0V)とする。
これにより、電源回路が正常に電圧を供給しているときに、プロテクト信号がマイコン22や音声回路18に入力されることを防ぎ、マイコン22や音声回路18の誤動作を防止できる。また、電源回路26が異常となり、プロテクト回路からLow(0V)のプロテクト信号が出力されるとダイオードD1を介してマイコン22と音声回路18とをつなぐラインをLowに引き込む。そのため、マイコン22からHighの信号が出力されていても音声回路18にはLowが入力され、音声回路18はマイコン22の制御によらずミュートされる。
また、プロテクト信号は、ACコードが抜かれるなどして電源回路26に電源電圧が供給されなくなったときに、音声回路18に供給される電圧が不十分となって音声回路18にて音声ノイズが生成されるよりも早いタイミングで出力される。
次に、図3のタイミングチャートを参照して、ミュートに関わる動作について説明する。図3は本実施例におけるミュートのタイミングをタイミングチャートにて示してある。
ACコードが引き抜かれるなどして、電源回路26の出力電圧が低下し始めると、プロテクト回路24がそれを検知してプロテクト信号をLowにして出力する。このとき、マイコン22はまだLowのプロテクト信号を受信していないため音声回路18に対してミュート信号(Low)を出力しておらず音声出力をさせる信号(High)を出力している。従って、音声回路18は音声出力を継続している。
そして、プロテクト信号がLowになると、マイコン22と音声回路18とを接続するラインがダイオードD1を介してプロテクト信号と同じLowに引き込まれ、マイコン22から出力される音声出力をさせる信号(High)はダイオードD1に流れて音声回路18に到達しなくなる。すなわち、音声回路18にはミュート信号(Low)が入力されてミュートされる。
そして、電源回路26から音声回路18に供給される電圧が不十分となると音声回路18にて音声ノイズが発生するが、ミュートされているので音声ノイズの音声信号が出力されることは無い。
(3)まとめ:
つまり、電源回路26に異常が発生して出力が低下すると、プロテクト回路24が異常を検知してプロテクト信号を音声回路18に出力し、同プロテクト信号を受信した音声回路18は音声出力を停止して供給される電圧の不足に伴う音声ノイズが出力されないようにする。また、電源回路26に異常が生じていないときには、マイコン22が音声回路18に音声を出力させたり音量を上昇させたりする信号やミュート信号を出力して音声回路18を制御する。
以上説明したように、本実施例に対応する請求項2にかかる音声出力装置では、音声信号が入力されて同音声信号に信号処理を施してスピーカに出力する音声出力装置において、外部から供給される電源電圧から各種電圧を生成して出力する電源回路と、上記電源回路から電源電圧を供給されて音声信号処理を行うとともにミュート信号が入力されると音声出力を停止する音声回路と、上記電源回路の異常を検出してプロテクト信号を出力するプロテクト回路と、上記プロテクト信号が入力されて、上記音声回路にミュート信号を出力するマイコンとを備え、上記プロテクト回路は上記異常を検出すると、上記プロテクト信号をミュート信号として上記音声回路に出力する構成としてある。
上記のように構成した請求項2にかかる考案において、上記電源回路に異常が発生して出力が低下すると、上記プロテクト回路が上記異常を検知してプロテクト信号を上記音声回路に出力し、同プロテクト信号を受信した上記音声回路は音声出力を停止して供給される電圧の不足に伴う音声ノイズが出力されないようにする。また、上記電源回路に異常が生じていないときには、上記マイコンが上記音声回路に音声を出力させたり音量を上昇させたりする信号やミュート信号を出力して上記音声回路を制御する。
上記ミュート信号としては、上記音声回路をミュートさせることが出来ればよく、様々な信号が考えられる。例えば、所定の閾値よりも大きい電圧信号であっても、所定の閾値よりも小さい電圧信号であっても、0Vの電圧信号であっても、複数の電圧信号の組み合わせであってもよく、これらの組み合わせであってもよい。
また、上記プロテクト回路としては、上記電源回路の異常を検出してプロテクト信号を出力することが出来ればよく、出力電圧や出力電流や入力電圧や入力電流などが、正常値よりも大きくずれたことを検知するものであればよい。そして、上記プロテクト信号と上記マイコンから出力されるミュート信号とは、上記音声回路に入力される時点で同一の信号である。
そして、上記請求項2のより構成として、請求項3では、上記請求項2に記載の音声出力装置において、上記ミュート信号は、音声出力時にHighであるとともにミュート時にはLowとなる信号とされ、上記音声回路はLowが入力されるとミュートする構成としてある。
これにより、複雑なミュート信号を生成する必要が無くなる。すなわち、上記音声回路をミュートさせるには、マイコンから出力されているHighの信号をLowに引き込むことで音声回路をミュートさせることが可能となる。従って簡易な回路を使用した構成などにて、電源異常時に音声回路をミュートさせることが可能となる。
さらに、請求項4にかかる考案では、上記請求項2または3に記載の音声出力装置において、上記プロテクト回路からプロテクト信号を出力するラインと上記マイコンと上記音声回路とを接続するラインとは、上記プロテクト信号を出力するラインにカソード側を向けたダイオードにて接続されている構成としてある。
すなわち、上記プロテクト信号が上記マイコンや上記音声回路に向けて電流が流れることが無い為、プロテクト信号による上記マイコンや上記音声回路の誤動作を招くおそれが無い。
さらに、請求項2〜4のより具体的な構成として、請求項1に記載の考案は、テレビジョン放送信号を受信して同テレビジョン放送信号に基づく映像信号の映像を画面に表示するとともに同テレビジョン放送信号に基づく音声信号の音声をスピーカから出力するテレビジョン放送受信装置において、当該テレビジョン放送受信装置は音声信号が入力されて同音声信号に信号処理を施してスピーカに出力する音声出力装置を有し、当該音声出力装置は、外部の商用電源などからACコードなどを介して電源電圧を供給されて、同電源電圧を元に各種電圧を生成してテレビジョンセットを構成する各部に電源電圧を供給する電源回路と、入力された音声信号をマイコンの出力する0〜5Vの音量制御信号に従って増幅するとともに、Highの電圧信号が入力されると同音声信号をスピーカに出力し、Lowの電圧信号であるところのミュート信号が入力されると同音声信号の出力を停止する音声回路と、上記電源回路の出力ラインに接続され、上記電源回路の出力電圧が所定の値を下回るとLowで表現されるプロテクト信号を出力するプロテクト回路と、上記音声回路を制御して上記音声信号を増幅させるとともに、上記プロテクト回路からプロテクト信号を受信すると上記音声回路にミュート信号を出力するマイコンと、上記プロテクト回路からプロテクト信号を出力するラインと上記マイコンと上記音声回路とを接続するラインとを、上記プロテクト信号を出力するラインにカソード側を向けて接続するダイオードと、を備え、上記電源回路の出力電圧が低下し始めると、上記プロテクト回路がそれを検知してLowのプロテクト信号を出力し、上記マイコンと上記音声回路とを接続するラインが上記ダイオードを介してプロテクト信号と同じLowに引き込まれ、上記音声回路にはLowのミュート信号が入力されてミュートされる構成としてある。
なお、本考案は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本考案の一実施例として開示されるものである。
本実施例におけるテレビジョン放送受信装置100の概略構成を説明するブロック図である。 本実施例におけるミュートに関わる回路構成を説明するブロック図である。 本実施例におけるにおけるミュートのタイミングを示すタイミングチャートである。 従来の音声出力装置の概略構成ブロック図である。 従来の音声出力装置におけるミュートのタイミングを示すタイミングチャートである。
符号の説明
10…チューナ
12…クロマIC
14…カソードアンプ
18…音声回路
20…スピーカ
22…マイコン
24…プロテクト回路
26…電源回路
28…リモコン受信部
100…テレビジョン放送受信装置
D1…ダイオード

Claims (4)

  1. テレビジョン放送信号を受信して同テレビジョン放送信号に基づく映像信号の映像を画面に表示するとともに同テレビジョン放送信号に基づく音声信号の音声をスピーカから出力するテレビジョン放送受信装置において、
    当該テレビジョン放送受信装置は音声信号が入力されて同音声信号に信号処理を施してスピーカに出力する音声出力装置を有し、
    当該音声出力装置は、
    外部の商用電源などからACコードなどを介して電源電圧を供給されて、同電源電圧を元に各種電圧を生成してテレビジョンセットを構成する各部に電源電圧を供給する電源回路と、
    入力された音声信号をマイコンの出力する0〜5Vの音量制御信号に従って増幅するとともに、Highの電圧信号が入力されると同音声信号をスピーカに出力し、Lowの電圧信号であるところのミュート信号が入力されると同音声信号の出力を停止する音声回路と、
    上記電源回路の出力ラインに接続され、上記電源回路の出力電圧が所定の値を下回るとLowで表現されるプロテクト信号を出力するプロテクト回路と、
    上記音声回路を制御して上記音声信号を増幅させるとともに、上記プロテクト回路からプロテクト信号を受信すると上記音声回路にミュート信号を出力するマイコンと、
    上記プロテクト回路からプロテクト信号を出力するラインと上記マイコンと上記音声回路とを接続するラインとを、上記プロテクト信号を出力するラインにカソード側を向けて接続するダイオードと、
    を備え、
    上記電源回路の出力電圧が低下し始めると、上記プロテクト回路がそれを検知してLowのプロテクト信号を出力し、上記マイコンと上記音声回路とを接続するラインが上記ダイオードを介してプロテクト信号と同じLowに引き込まれ、上記音声回路にはLowのミュート信号が入力されてミュートされる
    ことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  2. 音声信号が入力されて同音声信号に信号処理を施してスピーカに出力する音声出力装置において、
    外部から供給される電源電圧から各種電圧を生成して出力する電源回路と、
    上記電源回路から電源電圧を供給されて音声信号処理を行うとともにミュート信号が入力されると音声出力を停止する音声回路と、
    上記電源回路の異常を検出してプロテクト信号を出力するプロテクト回路と、
    上記プロテクト信号が入力されて、上記音声回路にミュート信号を出力するマイコンと
    を備え、
    上記プロテクト回路は上記異常を検出すると、上記プロテクト信号をミュート信号として上記音声回路に出力する
    ことを特徴とする音声出力装置。
  3. 上記ミュート信号は、音声出力時にHighであるとともにミュート時にはLowとなる信号とされ、
    上記音声回路はLowが入力されるとミュートする
    ことを特徴とする上記請求項2に記載の音声出力装置。
  4. 上記プロテクト回路からプロテクト信号を出力するラインと上記マイコンと上記音声回路とを接続するラインとは、上記プロテクト信号を出力するラインにカソード側を向けたダイオードにて接続されている
    ことを特徴とする上記請求項2または3に記載の音声出力装置。
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