JP3122757U - 眼鏡用ノーズパット及びこれを用いた眼鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】ツボである晴明(せいめい)への刺激効果が大きく、筋肉のコリ、疲れ、痛みなどの症状改善硬化が大きく、自然治癒力を高めることのできる眼鏡用ノーズパットを提供すること。
【解決手段】鼻と当接する側のパット表面にドーム状突起2を設けた眼鏡用ノーズパット1であって、前記ドーム状突起2の素材はゲルマニウムであり、前記パット表面との接触面における前記ドーム状突起2の長径dが1〜5mmであり、前記ドーム状突起2の表面の任意の位置sにおいて、前記ドーム状突起2の長半径rに対する曲率半径R(s) の割合R(s)/rが1.2〜3であるものとする。
【選択図】図1(b)

Description

本考案は、眼鏡用ノーズパット(鼻あて)の構造に関する。
ゲルマニウムは、32℃以上の温度で反応し、症状改善効果を発揮する。すなわち、人間の体温(約36℃)に接触すると、活性化したゲルマニウムによって、体内に流れている微量の電流である生体電流に刺激を与え、血行を良くする。これにより筋肉のコリ、疲れ、痛みなどを不快な症状を緩和させ、疲労物質の蓄積を抑え、また人間が本来持っている自然治癒力を高める。またゲルマニウムは鉱石であるので、その効果は半永久的なものである。
このような効果のあるゲルマニウムを眼鏡用ノーズパット(鼻あて)に用いて、鼻柱と眼球の間にある骨の一番深いくぼみの辺りの晴明(せいめい)というツボを刺激する技術が開示されている(例えば特許文献1及び2)
実用新案登録第3119812号公報 特開2005−91998号公報
ただし、ゲルマニウムの素材自体のツボ刺激効果は、それほど強いものではないため、体質などによっては十分な症状改善効果等が認められないこともあった。そこでゲルマニウム鉱石をノーズパットの表面に突起として設けることで、ゲルマニウム素材としてのツボ効果の他に、物理的なツボ刺激効果をも併せて付与すれば、より大きなツボ刺激効果を得られるので、上記のような症状の改善効果等も大きくなると考えられる。
しかしながら、眼鏡使用者は、一般的に眼鏡を常習的にかけるため、該眼鏡のノーズパットに上記のような突起が存在すると、しばらく眼鏡をかけている間に、前記突起が当接する鼻の位置に強い痛みを覚えてしまい、却って逆効果という場合がある。
上記問題を解決するため、本考案の眼鏡用ノーズパットでは、鼻と当接する側のパット表面にドーム状突起を設けた眼鏡用ノーズパットであって、前記ドーム状突起の素材をゲルマニウムとし、前記パット表面との接触面における前記ドーム状突起の長半径が1〜5mmとし、更に前記ドーム状突起の表面の任意の位置sにおいて、前記ドーム状突起の半径rに対する曲率半径R(s)の割合R(s)/rを1.2〜3とすることを最も主要な特徴とする。
本考案の眼鏡用ノーズパット及びこれを用いた眼鏡によれば、眼鏡をかけることで、ドーム状のゲルマニウム塊が鼻の表面に当接し、ゲルマニウム素材自体による刺激効果に加えて、物理的な刺激も与えることができるので、晴明に対してより大きなツボ刺激効果を与えることができる。
しかも本考案においては、眼鏡用ノーズパットの物理的ツボ刺激効果は、あくまでゲルマニウム素材のツボ刺激と相乗的に作用するものであるから、痛みを覚えるほどの物理的刺激効果は不要である。このため本考案におけるパット表面に設けた突起の形状によれば、眼鏡をかけて前記突起が鼻に当接した場合において、補助的なツボ刺激効果としては十分効果を有しつつ、鼻の当接部位に痛みを覚えることがない。
本考案の実施様態の一例を図1〜2に示す。図1(a)は、本考案の眼鏡用ノーズパット1の斜視図である。図1(b)は、本考案の眼鏡用ノーズパット1の側面図である。図2は、本考案の眼鏡用ノーズパット1を有する眼鏡の斜視図である。
本考案の眼鏡用ノーズパット1には、鼻と当接する側のパット表面にドーム状突起2を設けたものであるが、その素材としてゲルマニウムを用いる。本考案で使用するゲルマニウムは、合金ではなく、純度の高いゲルマニウムである。その純度としては99%以上であり、高い改善効果を付与するためには99.99%以上とすることが好ましい。なお、前記ドーム状突起2に用いる素材としてのゲルマニウムは、本考案においては、下記詳述するドーム状突起2の形状と結びついて本考案の効果を奏するものである。すなわち、ゲルマニウム以外の素材で下記形状のドーム状突起を設けても、ある程度の物理的ツボ刺激効果はあるものの、ゲルマニウム素材自体のツボ刺激効果を欠くため、症状の改善効果等を得るには十分ではない。
ドーム状の突起の場合、パット表面との接触面の形状は円または楕円になる。本考案では、前記接触面におけるドーム状突起2の長径dを1〜5mmとする。接触面の形状が円の場合、長径dは当然直径に相当する。長径dが1mm未満の場合、ツボである晴明の位置から外れて鼻と当接する可能性があり、またツボ刺激効果も小さい。長径dが5mmを超えると、パット表面において、前記ドーム状突起2が大きな割合を占めることになり、眼鏡をかけた場合に痛みを覚える可能性が大きくなるとともに、デザイン的にも好ましくない。
また本考案では、前記ドーム状突起2の表面は、該表面のいずれの位置sにおいても、前記ドーム状突起2の長半径rに対する曲率半径R(s) の割合R(s)/rが、1.2〜3になるような曲面とする。ここで長半径rとは、前記長径dの半分の長さを意味し(r=d/2)、接触面の形状が円の場合、長半径rは当然半径に相当する。曲率半径R(s)とは、曲面上の一点におけるカーブのゆるさを表す値であって、曲率の逆数である。曲率半径R(s)が大きいほど、その点におけるカーブはゆるい。具体例を挙げて説明すると、ドーム状突起2の接触面の形状が円であり、その直径dが2mm(半径rは1mm)であれば、ドーム状突起2の表面の任意の位置sにおいて、曲率半径R(s)は、1.2〜3mmとなり、前記ドーム状突起2の表面位置sにおけるカーブの度合いは、半径1mmの球体のカーブよりもゆるいものとなる。
R(s)/rの値が1.2よりも小さくなれば、ドーム状突起2表面のカーブがきつすぎるので、眼鏡をかけた場合に痛みを感じ、長時間眼鏡をかけていられなくなる。一方R(s)/rの値が3よりも大きくなれば、物理的なツボ刺激効果を得にくくなる。
ドーム状突起2は、ツボである晴明に刺激を与えることができる限り、鼻と当接する側のパット表面のいずれの位置に配してもよいが、ノーズパット1の本体自体は、透明な樹脂を素材としている場合が多いので、銀色のドーム状突起2は、図1(b)に示したように、取り付け治具3が接着されている位置の反対側表面に相当する位置の範囲に設けると、前記ドーム状突起2が目立たないのでデザイン上好ましい。
また本考案の眼鏡用ノーズパット1は、図2に示したように、取り付け治具3によって眼鏡の本体に取り付けて、本考案の眼鏡4にすることもできる。また、ノーズパット一体型の眼鏡においては、該ノーズパットに上記形状のゲルマニウム素材のドーム状突起をノーズパット部分の表面所定位置に接着することによって、本考案の眼鏡とすることもできる。従って、本考案の眼鏡は、ノーズパット一体型眼鏡の完成品からでも、容易に製造することができる。
本考案の眼鏡用ノーズパットは、筋肉のコリ、疲れ、痛みなどを不快な症状の改善し、疲労物質の蓄積を抑え、自然治癒力を高めることのできるノーズパットとして、産業上利用できるものである。
本考案の眼鏡用ノーズパットの斜視図である。 本考案の眼鏡用ノーズパットの側面図である。 本考案の眼鏡用ノーズパットを有する眼鏡の斜視図である。
符号の説明
1 眼鏡用ノーズパット
2 ドーム状突起
3 取り付け治具
4 眼鏡
d ドーム状突起の長径

Claims (2)

  1. 眼鏡用ノーズパットにおいて、鼻と当接する側のパット表面にドーム状突起を設けた眼鏡用ノーズパットであって、
    前記ドーム状突起の素材はゲルマニウムであり、
    前記パット表面との接触面における前記ドーム状突起の長径dが1〜5mmであり、
    前記ドーム状突起の表面の任意の位置sにおいて、前記ドーム状突起の長半径rに対する曲率半径R(s)の割合R(s)/rが1.2〜3であることを特徴する眼鏡用ノーズパット。
  2. 請求項1記載の眼鏡用ノーズバットを有する眼鏡。
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