JP3122513U - 浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】室内の大気を浄化するとともにオゾン水を生成することのできる浄化装置を提供する。
【解決手段】オゾンを発生させてオゾン及び空気の混合気を作出するオゾン発生部124と、この混合気をホース30等を介して容器20内の水中に放出し、オゾン水を生成することのできる第一の放出部115と、この混合気を大気中に排出し、室内の大気等を浄化することのできる第二の放出部口114と、オゾン送通経路を前記第一の放出部115と前記第二の放出部114とに切替える切替手段125と、この切替手段125を手動で操作可能な手動操作部50とを備える浄化装置1。
【選択図】図3
【解決手段】オゾンを発生させてオゾン及び空気の混合気を作出するオゾン発生部124と、この混合気をホース30等を介して容器20内の水中に放出し、オゾン水を生成することのできる第一の放出部115と、この混合気を大気中に排出し、室内の大気等を浄化することのできる第二の放出部口114と、オゾン送通経路を前記第一の放出部115と前記第二の放出部114とに切替える切替手段125と、この切替手段125を手動で操作可能な手動操作部50とを備える浄化装置1。
【選択図】図3
Description
本考案は、オゾンを発生させ、このオゾンを用いて室内等を浄化する浄化装置に関するものである。
オゾンは強い殺菌作用、滅菌作用および脱臭作用を有しており、特にオゾンを溶解したオゾン水は殺菌効果が大きく、種々の用途で利用されている。
このオゾンの殺菌作用を利用したものとして、例えば、特許文献1には飲食業の厨房等で用いられて排水や室内の大気を殺菌及び殺虫するための浄化装置が開示されている。この浄化装置は、オゾンを発生させて、このオゾンを含ませた空気をグリストラップと称する油分離器に送り込み微生物や昆虫等を殺菌及び殺虫してこのグリストラップを浄化するとともに、その後、前記オゾンを自動的に大気中に排出して室内を浄化するというものである。
特開平2005−246354号公報
前記浄化装置は、前記グリストラップを浄化するための装置であるが、室内の大気を浄化する浄化装置を用いて簡易にオゾン水の生成を行うことができれば、そのオゾン水を種々の用途に利用でき便利である。
本考案は前記の点に鑑みてなされたものであり、室内の大気を浄化するとともに、種々の用途に利用可能なオゾン水を生成可能な浄化装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本考案は、オゾンを発生させるオゾン発生部と、ホースが接続可能な排気口を有して、前記オゾン発生部で発生したオゾンを該排気口から放出する第一の放出部と、前記オゾン発生部で発生したオゾンを大気中に排出する第二の放出部と、オゾンの送通経路を、前記オゾン発生部から前記第一の放出部に導く状態と前記第二の放出部に導く状態とに切替える切替手段と、手動による操作によって前記切替手段を切替作動させる手動操作部とを備えたことを特徴とする浄化装置浄化装置を提供する。
このような構成によれば、第一の放出部からホースを介して水中へオゾンを放出することができ、オゾン水を簡易に生成することができる。また、手動操作部により使用者がオゾンの放出状態、すなわち、前記のようにオゾン水を生成する状態と大気中にオゾンを排出して室内の大気を浄化する状態とを自由に選択することができる。
また本考案において、前記第一の放出部の排気口に一端が接続されるとともに、他端にエアストーンを有するホースを備え、該ホースのエアストーンから水中にオゾンを放出可能であることが好ましい。
このようにエアストーンを用いれば、オゾンの水への溶解が促進されるのでオゾン水の生成を良好に実施することができる。
また本考案において、前記オゾン発生部に導入される空気を除湿する除湿部と、前記オゾンの発生を行わないときに加熱されて、前記除湿部内の湿気を除去する加熱部と、該除湿部から導入される空気中で放電してオゾンを発生させることを可能にする放電部と、前記第二の放出部に設けられて前記オゾンの排出を補助する送風部とを備えるのが好ましい。
このような構成によれば、オゾンを発生させない時間に加熱器を加熱して湿気を効率よく除去することができる。また、この湿気が除去された後の空気に放電を行うため、放電部が保護され浄化装置の耐久性を向上させることができる。また送風部を設けることでオゾンの放出をより確実に行うことができる。
以上のように、本考案によればオゾンによって室内の大気を浄化するとともにオゾン水の生成も可能な浄化装置を提供することができる。
本考案の実施の形態につき、図1〜図5を用いて説明する。図1に示すとおり、浄化装置1は、オゾンを発生させる装置本体10と、水が充填されたバケツ等の容器20に装置本体10で発生させたオゾンを含む空気を放出する放出管30(ホース)と、オゾンの送通経路を切替える切替えスイッチ(手動操作部)50とを備えている。
装置本体10は、図2に示すとおり、その正面には、電源スイッチ111と、タイマー112と、オゾンを発生させた累計時間を計測するカウンター113と、装置本体10で発生させたオゾンを室内の大気中に排出する正面排気口114(第二の放出部)とを有している。また、側面には、装置本体10で発生させたオゾンを放出管30を介して容器20内の水中に排出する側面排気口115(第一の放出部)を有し、裏面には、装置本体10内部に気体を吸気するための吸気口116(図3参照)を有している。
さらに、装置本体10の内部には、図3に示すとおり、活性炭フィルター121と、活性炭フィルター121の下流側に配置されているポンプ122と、ポンプ122から吸入された空気を除湿するための除湿部123と、オゾンを発生させるオゾナイザー124(オゾン発生部)と、オゾナイザー124から排出されたオゾンを含んだ空気の流れを切替える電磁弁125(切替手段)と、前記オゾンを含んだ空気を正面排気口114から排出するのを補助する送風機126(送風部)と、既述の切替えスイッチ50とを備えている。
切替えスイッチ50は、使用者が手動で容易に操作可能なスイッチで、そのオン/オフの切替えにより前記電磁弁125の開閉状態が決定される。また、切替えスイッチ50の内部には、電磁弁125の開閉状態が判別できるようにランプ51が設けられている。例えば電磁弁125が開の状態で空気が側面排気口115から排出される場合に点灯し、電磁弁125が閉の状態で空気が正面排気口114から排出される場合に消灯するように設定されている。
活性炭フィルター121は、吸気口116付近に配置され、吸気口116から吸入される空気と接触することにより、この空気に含まれるオゾンを除去する。
ポンプ122は、バキュームポンプであって、このポンプ122を作動させることにより吸気口116から装置本体10内部に空気を吸入する。
除湿部123は、その内部に吸湿材を備え、この吸湿材が空気中の水分を吸収することによりオゾナイザー124内に導入される空気の湿気を除去する。さらに、除湿部123の内部には、ヒーター127が設けられており、このヒーター127を作動させることにより吸湿材を乾燥させ、前記吸湿材の湿気を除去することが可能となっている。
オゾナイザー124は、除湿部123から導入された空気中に放電を行う放電部128を備え、この放電部128で放電を行うことによりオゾンを発生させる。
電磁弁125は、オゾナイザー124より下流側に設置され、この電磁弁125を作動させることにより、オゾナイザー124で発生させたオゾンを含む空気を正面排気口114から放出させるか、側面排気口115から放出させるかを切替えることが可能となっている。例えば、切替えスイッチ50がオンになっているときには電磁弁125を開とし、オゾナイザー124と側面排気口115とを連通して前記空気を側面排気口115側に放出させ、切替えスイッチ50がオフになっているときには、電磁弁125を閉とし、オゾナイザー124と正面排気口114とを連通して前記空気を正面排気口114側に放出させるように構成されている。
送風機126は、正面排気口114付近に設置され、この送風機126を作動させることにより、正面排気口114から前記オゾンを含んだ空気を排出することを補助する。
放出管30は、その先端にエアストーン31が接続されて、容器20内の水中に入れられている。
以上の構成によれば、図3に示すとおり、ポンプ122により吸気口116から装置本体10内に吸入された空気は、活性炭フィルター121、ポンプ122、除湿部123、オゾナイザー124を経てオゾンを含む空気となる。さらに、切替えスイッチ50の操作に基づいて電磁弁125が駆動され、このオゾンを含む空気が正面排気口114から放出されるか側面排気口115から放出されるかが切替えられる。正面排気口114から排出される場合においては、送風機126を経た後にこの正面排気口114から前記オゾンを含む空気が大気中に放出され、側面排気口115から排出される場合においては、放出管30およびエアストーン31を経て容器20内の水中に前記オゾンを含む空気が放出されオゾン水が生成される。
次に、図4を用いてこの浄化装置1の配線状況について説明する。
電源Vsは、交流電源であり、この電源Vsの端子間に電源スイッチ111と、第一スイッチSW1と、第二スイッチSW2と、放電部128とが直列に繋がった回路が接続されている。
また、第二スイッチSW2及び放電部128と並列に、ヒータースイッチSW4とヒーター127とが直列に繋がった回路、ポンプ122が配置された回路、及び、送風機126が配置された回路が接続されている。
さらに放電部128と並列にカウンター113が接続され、放電部128の作動時間、すなわちオゾナイザー124の作動時間の累計を計測できるようになっている。また、放電部128と並列に切替えスイッチSW3と電磁弁125とが直列につながった回路が接続されている。さらに電磁弁125と並列にランプ51が接続されている。
次に、図5を用いてこの浄化装置1の動作につき説明する。
まず、電源スイッチ111をオンにし、切替えスイッチSW3をオンまたはオフに切替え、タイマー112等により、オゾン放出終了時間T1および浄化装置停止時間T2を設定する。このとき、第一スイッチSW1と第二スイッチSW2がオンとなっており、ヒータースイッチSW4がオフとなっている。
この状態においては、放電部128、カウンター113、ポンプ122、送風機126が作動する。ここで切替えスイッチSW3がオンの場合には電磁弁125が開側に作動する。すなわち、ポンプ122を介して吸気口116から装置本体10内部に空気が供給され、この空気を利用してオゾナイザー124内の放電部128でオゾンが発生し、このオゾンを含む空気が、電磁弁125、側面排気口115、放出管30、エアストーン31を経て容器20内の水中に排出される。
動作開始からT1の時間が経過すると、第二スイッチSW2がオフとなるとともにヒータースイッチSW4がオンとなる。これに伴い、電磁弁125と放電部128とカウンター113の動作が停止されるとともに、ヒーター127が加熱される。すなわち、ヒーター127によって、除湿部123内の吸湿材に含まれる水分が蒸発し、この蒸発した水分は、ポンプ122を介して装置本体10内部に供給された空気により、オゾナイザー124、電磁弁125、送風機126を介して正面排気口114から排出される。これによって、除湿部123内の吸湿材の湿気を除去し、前記吸湿材の吸湿能力を回復させる。またさらに、この場合には、オゾナイザー124内でオゾンが発生されず、しかも、活性炭フィルター121によって吸気口116から吸気される空気中に含まれるオゾンが分解されるため、室内に含まれるオゾンを分解することを促進することになる。
さらに、動作開始からT2の時間が経過すると、第一スイッチSW1及びヒータースイッチSW4がオフとなり、ポンプ122及び送風機126の動作が停止されるとともに、ヒーター127の加熱も停止する。
ここで、前記実施形態では、前記切替えスイッチSW3をオンとして側面排気口115よりオゾンを含む空気が排出される場合について示したが、前記切替えスイッチSW3をオフとしておけば、動作開始からT1の時間が経過するまでの間、前記オゾンを含む空気は正面排気口114から排出されることとなる。
以上の構成によれば、正面排気口114から大気中へオゾンを放出し室内の大気を浄化するとともに、側面排気口115から容器20内の水中へオゾンを放出しオゾン水を生成することができる。また、切替えスイッチSW3の操作によって、オゾンの送通経路を適宜切替えることができる。したがって、用途に応じた柔軟な対応ができ、より効率よく浄化効果を得ることができるとともに使い勝手が向上する。さらに、手動によって切替え操作を行うことでその操作部分の構造を簡易化することができる。
また、オゾナイザー124内に導入される空気は、除湿部123で予め湿気が除去されているため、オゾンを発生させるために放電部128を作動させたときに、空気中に含まれる水分によって、この放電部128を痛めることを阻止できる。したがって、この浄化装置1の耐久性を向上させることが可能となる。
なお、除湿部123内の吸湿材は、空気中の水分を吸収するに伴いその除湿機能は低下していくが、本実施形態の構成によれば、ヒーター127を加熱して前記吸湿材の湿気を除去することができるため、除湿部123における除湿機能が低下することを阻止することができる。
また、ヒーター127の加熱は、オゾナイザー124内でオゾンを発生させないときに行うため、除湿部123内の除湿をオゾンを発生させない時間を用いて行うことが出来、より効率よくこの除湿部123内の除湿を行うことが出来る。
1 浄化装置
20 容器
30 放出管(第一の放出部)
31 エアストーン
50 切替えスイッチ(手動操作部)
114 正面排気口(第二の放出部)
115 側面排気口(第一の放出部)
123 除湿部
124 オゾナイザー(オゾン発生部)
125 電磁弁(切替手段)
126 送風機(送風部)
127 ヒーター(加熱器)
128 放電部
20 容器
30 放出管(第一の放出部)
31 エアストーン
50 切替えスイッチ(手動操作部)
114 正面排気口(第二の放出部)
115 側面排気口(第一の放出部)
123 除湿部
124 オゾナイザー(オゾン発生部)
125 電磁弁(切替手段)
126 送風機(送風部)
127 ヒーター(加熱器)
128 放電部
Claims (3)
- オゾンを発生させるオゾン発生部と、
ホースが接続可能な排気口を有して、前記オゾン発生部で発生したオゾンを該排気口から放出する第一の放出部と、
前記オゾン発生部で発生したオゾンを大気中に排出する第二の放出部と、
オゾンの送通経路を、前記オゾン発生部から前記第一の放出部に導く状態と前記第二の放出部に導く状態とに切替える切替手段と、
手動による操作によって前記切替手段を切替作動させる手動操作部とを備えた
ことを特徴とする浄化装置。 - 前記第一の放出部の排気口に一端が接続されるとともに、他端にエアストーンを有するホースを備え、該ホースのエアストーンから水中にオゾンを放出可能とした請求項1記載の浄化装置。
- 前記オゾン発生部に導入される空気を除湿する除湿部と、
前記オゾンの発生を行わないときに加熱されて、前記除湿部内の湿気を除去する加熱部と、
該除湿部から導入される空気中で放電してオゾンを発生させることを可能にする放電部と、
前記第二の放出部に設けられて前記オゾンの排出を補助する送風部とを備えた
ことを特徴とする請求項1または2記載の浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006002451U JP3122513U (ja) | 2006-04-03 | 2006-04-03 | 浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006002451U JP3122513U (ja) | 2006-04-03 | 2006-04-03 | 浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3122513U true JP3122513U (ja) | 2006-06-15 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006002451U Expired - Fee Related JP3122513U (ja) | 2006-04-03 | 2006-04-03 | 浄化装置 |
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JP (1) | JP3122513U (ja) |
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2006
- 2006-04-03 JP JP2006002451U patent/JP3122513U/ja not_active Expired - Fee Related
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