JP3122172B2 - リニアな軸方向及び半径方向のフィールドを持った静電粒子加速器 - Google Patents

リニアな軸方向及び半径方向のフィールドを持った静電粒子加速器

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JP3122172B2 JP19791491A JP19791491A JP3122172B2 JP 3122172 B2 JP3122172 B2 JP 3122172B2 JP 19791491 A JP19791491 A JP 19791491A JP 19791491 A JP19791491 A JP 19791491A JP 3122172 B2 JP3122172 B2 JP 3122172B2
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H5/00Direct voltage accelerators; Accelerators using single pulses
    • H05H5/04Direct voltage accelerators; Accelerators using single pulses energised by electrostatic generators

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電粒子加速器に関す
るものであって、更に詳細には、半径方向に配設したコ
ッククロフト−ウォルトン(Cockcroft−Wa
lton)電圧倍増器を持った粒子加速器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】油井ロギング(検層)において使用され
る帯電粒子加速器は、通常、例えば中性子及びホトン等
のような非帯電粒子の二次的ビームを発生し、それは、
ボアホール(穿孔)地層を効果的に浸透する。例えば、
図1は、従来の中性子発生器10の概略図を示してい
る。中性子発生器10は、金属圧力容器12を有してお
り、該容器はコッククロフト−ウォルトン(C−W)電
圧倍増器14を収納している。このC−W電圧倍増器は
ラダー回路の形態にハードワイヤード接続した個別的要
素からなる回路を有している。このC−W電圧倍増器
は、電圧供給源16によって駆動され、該電圧供給源は
金属圧力容器12内の変圧器18を付勢する。C−W倍
増器14は以下に図2及び3に関して説明する如く変圧
器13からのパワー即ち電力を倍増させる。このC−W
倍増器14の出力は加速管22のリング20及びイオン
ターゲット24をバイアスする。従って、イオン発生源
26からのイオンは公知の態様でターゲット24に向か
って加速される。抵抗28が加速管22を電流サージか
ら保護している。
【0003】図2は2段コッククロフト−ウォルトン電
圧倍増器を示している。コッククロフト−ウォルトン電
圧倍増器14は、基本的に、振動電圧駆動源16(必ず
しも正弦波的である必要はない)、2つの直列コンデン
サバンク30,32、及び該コンデンサを相互接続する
ダイオードマトリクス34から構成されている。コンデ
ンサC1及びC3はACコンデンサバンク32を表わし
ており、且つコンデンサC2及びC4はDCコンデンサ
バンク32を表わしている。ダイオードD1乃至D4は
高電圧整流器である。供給電圧の正のピークで、ダイオ
ードD1及びD3は導通し、且つD2及びD4は逆バイ
アス(オフ)される。この時に、コンデンサC1及びC
3は充電される。負の電圧ピークにおいて、D1及びD
3はオフし、且つD2及びD4が導通して、コンデンサ
C2及びC4を充電する。
【0004】図3は図2の回路のシミュレーション(P
Spice)を示している。全ての構成要素は理想的な
ものとして仮定されている。回路は、1Ωソースインピ
ーダンス36を有する15kVピーク電圧正弦波源によ
って励起される。12MΩ負荷抵抗28を介しての電流
は約5mAである。接地を基準にした点V(1)乃至V
(5)からの電圧のトレース(軌跡)が示されている。
図3のサイクルは、充電用の過渡的状態が納まった後に
発生する。トレースV(1)はラダー励起電圧である。
図3の時間Aにおいて、ダイオードD2及びD4は逆バ
イアス(オフ)され且つダイオードD1及びD3は導通
状態を開始する。D1を介してC1内に電流が流れてい
る間、点V(2)は0の電圧極値にある。V(3)にお
ける電圧も極値にありV(4)に等しい。供給源がその
ピーク電圧に到達すると、D1及びD3を介しての電流
の流れは終了する。この点から時間B迄、全てのダイオ
ードは逆バイアスされ、且つコンデンサバンクの間で電
荷が流れることはない。負荷抵抗28を介してC2及び
C4から電荷は継続して流出し、電圧V(4)及びV
(5)をドループさせる。時間Bにおいて、ダイオード
D2及びD4は導通状態を開始し、コンデンサC1及び
C3からコンデンサC2及びC4へ電荷を転送する。時
間Cにおいて供給源がその負のピーク電圧に到達する迄
この充電動作は継続する。電圧信号の各半サイクルにお
いて、その結果発生する電荷がラダーの相次ぐ段を段階
的に昇って加速管22に到達する。
【0005】図3は、ACコンデンサバンク30上の全
てのノードが供給源16のものに基本的に等しい振動成
分を有するものであることを示している。加速管22に
関する電圧勾配に対して使用するのにACバンク30が
不適切であるのは大きなリップルが1つの理由である。
加速管をACバンク30へ取付けないことのより重要な
理由は、ACバンクから接地への浮遊容量に起因するラ
ダー充電効率における損失である。DCバンク32から
接地への浮遊容量は、実際上、充電効率を助ける。
【0006】しかしながら、このような構成は、特に、
抵抗28に向かってのラダーの端部において非線形的な
フィールドを発生させる。リニア(線形)なフィールド
においては、任意の与えられた誘電体を最適な状態で使
用することが可能である。なぜならば、該誘電体の全て
の部分は等しく応力がかけられるからである。非常に高
いフィールド強度において、誘電体を変形させることに
より静電力が電極間隔を減少させ、ブレークダウンを発
生させる場合がある。この問題は、誘電体が三次元の全
てにおいて機械的に拘束されるものではない幾何学的形
状において特に厳しいものである。しかしながら、増加
された中性子出力に対する主要な障害は、中性子管内に
おける及び周囲の絶縁体における高電圧放電であった。
より高い中性子出力は増加させたビーム電流によって達
成することが可能であるが、このことは、ターゲットの
寿命を減少させ且つターゲットの電力散逸が高くなると
いう欠点が存在している。中性子発生器10のC−W倍
増器14は、非線形的な半径方向フィールドを発生す
る。なぜならば、そのフィールドは半径の逆数の関数だ
からである。
【0007】半径方向のフィールドを近似的に線形化さ
せるためにバンデグラフ(Vande Graaff)
加速器において1個又は2個の中間電極を有する分圧器
が使用されている。しかしながら、その分圧器は抵抗分
圧器によって駆動される。バンデグラフ加速器は、更
に、軸方向のフィールドを線形化するために抵抗分圧器
も使用している。高電圧ケーブル終端部においてある程
度半径方向フィールドを線形化するために単一のコンデ
ンサ分圧器が使用されている。これらのコンデンサ分圧
器は、単一の受動的な(非駆動型)分圧器を有してい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例は、粒
子発生源と、電圧供給源と、コッククロフト−ウォルト
ン電圧倍増器と具備する装置に関するものである。この
電圧倍増器は、電圧信号を倍増し、且つ互いに半径方向
に配列されたコンデンサからなるバンクを有している。
それらのコンデンサの間でリニア(線形)な電圧増加が
発生する。本装置は、更に、倍増された電圧によってバ
イアスされる加速管を有している。
【0009】本発明は、更に、粒子加速器を製造する方
法に関するものである。本発明方法は、絶縁性シート上
に導電性フォイル(箔)を配置させ、該フォイルをC−
W回路内に接続し、該フォイルを有する該シートを円筒
状に巻いて該フォイル及び絶縁性シートが互いに半径方
向に配設されたコンデンサを形成する、各ステップを有
している。
【0010】本発明の粒子加速器はリニアな軸方向フィ
ールドを有すると共にリニアな半径方向フィールドを有
しており、且つより高い電圧を供給する。粒子加速器の
加速管に従来のイオン供給源及び中性子発生に適したタ
ーゲットを設けた場合には、より高い中性子フラックス
が得られる。一方、その加速管に電子銃及びブレムスシ
ュトラールング(bremsstrahlumg)即ち
制動放射のホトン発生に適したターゲットを設けた場合
には、より高いホトンフラックスが得られる。中性子フ
ラックスがより高い場合には、発生源と検知器との間の
間隔が増加されるので、環境効果を減少させることが可
能であり、アイソトープ中性子源を置換させることが可
能であるので安全性を改善することが可能であり、且つ
統計的精度又はロギング(検層)速度を改善することが
可能である。同様な利点はホトン発生に対しても適用さ
れる。本発明の粒子加速器は地層をロギングするために
穿孔内に挿入することが可能である。同心的な同軸状の
シリンダの幾何学的形状においては、誘電体は非常に良
好に閉じ込められ、且つ電気機械的なブレークダウンは
重要な故障メカニズムではない。コンデンサバンクの半
径方向の幾何学的形状は、AC側から接地への又は発生
器のDC側へ非常に低い浮遊容量を与える。
【0011】
【実施例】図4は本発明に基づく粒子加速器50を示し
た概略図である。例えばイオン発生源等のような粒子発
生源52が加速管54へ向かって軸方向に粒子を発生す
る。加速管54の相次ぐリング56において電圧を増加
させて、ターゲット58に向けて粒子を加速させる。真
鍮のプラグ60が、ターゲット58の後側で、加速管5
4へブラケット62を介して接続しており、且つ非導電
性の管64を閉止している。この非導電性の管64は、
例えばフルオリナート(Fluorinert)等のよ
うなターゲット58用の冷却剤を収容している。この非
導電性の管64は、更に、以下に説明する如く、本発明
の粒子加速器50に対するサポートを与えている。非導
電性の管58の周りには層構成型のDCコンデンサバン
ク66と、ダイオードマトリクス68と、層構成型のA
Cコンデンサバンク70が設けられている。DCコンデ
ンサバンク66は接地へ接続している。DCコンデンサ
バンク66は、外側フォイル(不図示)から変圧器(不
図示)の一方の側へ且つ接地へ接続している。ACコン
デンサバンク70は、外側フォイル(不図示)から変圧
器(不図示)の反対側へ接続している。DC及びACコ
ンデンサバンク66,70及びダイオード68は、C−
W倍増器の態様で電気的に接続されている。
【0012】しかしながら、本発明によれば、各バンク
66,70のコンデンサは、互いに半径方向に配列され
ている。このような構成は、軸方向及び半径方向におい
て線形的な電圧上昇を有する粒子加速器50を与えてい
る。軸方向は加速された粒子のビームの方向である。半
径方向は軸方向に直交している。本発明によれば、本装
置の外側の電圧は信号電圧よりも大きいことはない。加
速管54を構成するリング56の間隔が等しく且つリン
グ56に印加されるバイアス電圧が等しいので、加速管
54の段間において線形的な電圧上昇が発生する。半径
方向の配置、従って特定のコンデンサの円周方向の面積
に従ってコンデンサの寸法が決定されているので、コン
デンサバンク66のコンデンサ段の間で線形的な電圧上
昇が発生する。各コンデンサ段に対する誘電体厚さは等
しい。無負荷状態のラダーの場合、電圧上昇は、段当た
り変圧器のピーク電圧の2倍であり、それはコンデンサ
の寸法とは独立的である。本発明の付加的な特徴は、基
本的に、AC側から接地への全ての浮遊容量は第一の最
も低い電圧のコンデンサ段に集められているということ
である。より高い電圧の段から接地への容量は充電効率
を減少させ、且つ図1に示したタイプの加速器から得る
ことの可能な電圧における制限的要因である。軸方向及
び半径方向において線形的な電圧上昇を与える本発明の
特徴について、図5乃至7を参照して以下に説明する。
【0013】図5は図4の詳細な構成を示しており、且
つDCコンデンサバンク66を構成する各層を示してい
る。加速管54は、例えば、コバール(Kovar)か
らなる7個の軸方向に配列したリング56を有してい
る。DCコンデンサバンク66は、加速管54のリング
を実質的に取囲んでいる。各リングは、最も内側のリン
グが最も内側のフォイルへ接続するように、DCコンデ
ンサバンク66の対応する単一のコンデンサへ接続して
いる。リング56は、最も高い電圧が最も小さな最も内
側のリングにおいて発生されるように、DCコンデンサ
バンク66から引き続き一層高い電圧によってバイアス
されている。このように、発生源52からの粒子はター
ゲット58へ向けて加速される。中性子発生器の場合に
は、発生源52はイオン発生源であり、X線の場合に
は、発生源52は電子銃である。加速管54のリング5
6及び粒子発生源52はセラミック絶縁体72によって
一体的に接続されている。ブラケット62は、セラミッ
ク絶縁体72及びリング56を、ターゲット58と相対
的に所定の位置に固定している。
【0014】ターゲット58は銅であり且つ、中性子発
生器の場合には、その面がチタンでコーティングされて
おり、且つX線発生器の場合にはタングステンボタンで
被覆されている。ターゲット58は真鍮のプラグ60へ
接続しており、該プラグは非導電性の管64の一端を密
封している。例えばFluorinert等のような液
体誘電体74が冷却及び高電圧絶縁を与え、DC又はA
Cコンデンサバンク66,70の何れかのコンデンサに
おいて存在することのある間隙を充填し、且つ各バンク
の夫々の層の容量値を増加させる。粒子加速器50の全
体は、典型的に、ハウジング内に収納されるFluor
inertによって取囲まれる。粒子加速器50外部に
は高電圧は表われないので(ACバンクを励起するのに
必要とされるAC電圧を除いて)、加速器とハウジング
との間の絶縁条件は中程度のものである。DCコンデン
サバンク66及びACコンデンサバンク70は半径方向
に配列されたコンデンサの層を有している。各バンク6
6又は70のコンデンサは直列的に接続している。
【0015】図6は簡単化のために6個のコンデンサ7
4を有する6段装置の内の3つの段のみを示している。
各段によって発生される電圧は約30kVである。しか
しながら、6個のコンデンサ74は、例えば、巻着され
た例えばFEPテフロン、カプトン又はポリフェニルサ
ルファイド等のような絶縁物質からなる1つの0.00
2インチの厚さのシートの4巻を有しており、それらの
間に、各コンデンサ74の電極を構成する銅フォイル
(箔)76がサンドイッチされている。各銅フォイル7
6は0.0015インチの厚さである。細かい0.00
8インチの直径のニッケルワイヤ78が各コンデンサ7
4の銅フォイルを加速器管54の対応する単一のリング
56へ接続している。
【0016】図7は、図4の粒子加速器50の電圧倍増
器がどのようにして構成されているかを示している。基
本的には、この電圧倍増器は、絶縁性シートと、小さな
導電性の銅フォイルと、ダイオードとを有しており、そ
れらは一体的に積層され次いで非導電性の管64上に巻
着される。各段が巻着されると、点線で示した如く、絶
縁体をトリミングする。銅フォイルはコンデンサの電極
を構成し、且つシートは該電極間の誘電体物質を構成す
る。
【0017】銅フォイル76が、例えばFEPテフロン
等のような絶縁物質からなるシート80の上に配置され
る。各銅フォイル76は、バンク66及び70のコンデ
ンサの電極を構成する。フォイル76の寸法及び間隔
は、シート80上の夫々の配置に従って決定される。端
部82に最も近いフォイル76は最も小さく、反対側に
位置されるフォイル76は最も大きい。フォイル76は
異なった寸法を有しており且つ最も内側のフォイルが最
も小さなフォイルであるように次第に増加する寸法の状
態で配列される。相次ぐ対のフォイル76の間の間隔は
端部82から増加する。絶縁性シートが、該シートの最
も内側の部分が最も小さな軸方向長さを有するように次
第に増加する軸方向長さを有するべく配置される。
【0018】次いで、市販されているダイオード84を
シート80上に配置し、該ダイオードのリードがフォイ
ル76と接触する。次いで、マンドレル(不図示)を端
部82に配置し、且つ銅フォイル76及びダイオード8
4と共に、シート80を該マンドレル上に巻着される。
該マンドレルは、例えば、プラスチックであって、図4
の非導電性の管64を構成する。該マンドレルは、この
ようにして半径方向に配列させたコンデンサに対する構
造的支持を与えている。その結果得られる組立体の直径
は、該シートが該マンドレル上に巻着されるにつれて増
加する。従って、銅フォイルの間の間隔及び該フォイル
の寸法は、反対側の端部に向けてより大きくなり、該組
立体の直径が増加するにつれて発生する円周方向面積に
おける増加を補償している。本発明者の知得したところ
によれば、銅フォイル76、絶縁性シート80又はダイ
オード84の間の半田接続は必要ではない。粒子加速器
50が動作される場合に、静電力が銅フォイル及び絶縁
シートの夫々の層を一体的に押圧し且つ電気的接触状態
を維持するのに充分である。
【0019】DCバンクの場合、最後の銅層が接地され
ており且つ第一コンデンサのプレートとして機能する。
金属フォイルは、相次ぐコンデンサのプレートとして機
能する。金属シールドの軸方向長さは、半径方向内側に
行くにつれて減少している。このことは、接地へのリー
ク経路を一層長いものとしており、且つ接地に対する浮
遊容量及びACプレートからDCプレートへの浮遊容量
を著しく減少している。各コンデンサバンクの軸方向長
さは最小で16インチであり、400μAのラダー負荷
に対し許容可能な電荷転送を与えるために充分な容量を
与えている。各コンデンサの長さは異なったラダー負荷
に対し調節することが必要な場合がある。
【0020】本発明の6段加速管は、2インチのID
(内径)の接地したハウジング内において少なくとも1
80kVの動作が可能である。10段加速管は300k
Vを与えることが可能である。反対極性の2つの電源を
使用することにより、600kVでのX線又は中性子管
の動作が可能である。
【0021】与えられたコンデンサバンクにおいて、長
さが異なるために、該バンクの内側における容量は該バ
ンクの外側におけるものよりも一層小さい。該コンデン
サの全体的な長さは所要の最小容量によってセットさ
れ、それは負荷電流、駆動周波数及び浮遊容量等に依存
する。ラダーシミュレーションでも経験によれば、1k
Hzを超えた駆動周波数の場合、負荷電流は500μA
以下であり、且つ実際的な浮遊容量の場合、最大で10
段迄のラダーに対し2nfの最小容量(ストリング内の
各コンデンサに対し)が許容可能である。
【0022】該コンデンサは、絶縁性の円筒を介挿した
円筒状の電極から形成されている。最も内側(最も高い
電圧)の電極はブラケット62によってターゲット58
へ取付けられており、ターゲット58の面はその電極か
ら凹設されている。このように、ターゲット表面におい
ては基本的に半径方向の電界(フィールド)は存在しな
い。各電極はそのより小さな半径の隣のものよりもイオ
ン発生源26に向かって(即ち、軸方向に)更に延在し
ている。該電極の軸方向の長さを適切に選択することに
より、該電極間の高い半径方向電界をビーム及びターゲ
ット領域における基本的に線形的な軸方向フィールドへ
変換している。
【0023】図8は本発明に基づく別の実施例としての
粒子加速器50の概略図を示している。この実施例にお
いては、加速管54が構成されており、且つリング56
が前の実施例の如くに、半径方向に配列させた直列コン
デンサバンク116の電極114へ取付けられている
が、コンデンサバンク116の電極114は従来のイン
ライン構成のコッククロフト−ウォルトン電圧倍増器1
20の段118へ電気的に接続されている。本発明は前
述した第一実施例の利点の多くを有している。なぜなら
ば、軸方向及び半径方向の両方の電界は、夫々、加速管
リング56及び半径方向コンデンサ116の適切な間隔
によってリニア、即ち線形的なものとさせることが可能
だからである。本装置の表面においても基本的に高電圧
は存在することはなく、非常に緩やかな絶縁条件を与え
ている。しかしながら、第一実施例と比較してこの実施
例の欠点は、AC側からDC側への容量が一層高いとい
うことであり、それと対応して、電荷転送効率はより劣
ったものとなっている。
【0024】図9は本発明に基づく電源の概略図であ
る。加速管が、図9に示した如く、高電圧コネクタ及び
ケーブルによって置換される場合、本発明の前述した実
施例において説明した如きコッククロフト−ウォルトン
電圧倍増器をスタンドアローンの高電圧電源として使用
することが可能である。同軸高電圧ケーブル110が、
中央導体111円錐形状の絶縁体112から構成される
高電圧コネクタで終端している。本発明は、従来のコッ
ククロフト−ウォルトン高電圧電源よりも本質的により
小型である。なぜならば、装置の外側において励起電圧
よりも高い電圧は存在せず、絶縁条件がより緩和されて
いるからである。コッククロフト−ウォルトン電源は、
巻着した絶縁シートのものの代わりに同軸管を有するこ
とも可能である。何れの場合においても、断面において
示される如く、絶縁層と導体との交互の層が設けられ
る。
【0025】具体例として5段コッククロフト−ウォル
トン発生器を以下の如くに製造した。0.0014イン
チの厚さのCuストックからフォイルを切断した。各々
の長さが10インチ、10.5インチ、11インチ、1
1.5インチ、12インチ、12.5インチで幅が7.
5インチのフォイルを2つづつ切断した。最も短い2個
のフォイルを8インチ離して0.002インチの厚さで
48インチの幅のFEPテフロン膜上に配置させた。リ
ード延長部をAmperexのBY714ダイオード
(2個を直列)へ半田付けし、且つそのダイオード組立
体を前述した如くCuフォイル及びテフロン膜上に配置
させた。巻着用のマンドレルのために1インチの直径の
ポリカーボネートのロッドを使用した。約1回転巻着し
た後に、2番目のダイオード組立体(それは、最も高い
電圧のACコンデンサを次に高いDCコンデンサへ接続
している)を所定位置に付設した。テフロン膜を約更に
5回巻着させ、次いで次の一対のCuフォイルを所定位
置に配置させた。これにより、コンデンサの誘電体層を
形成するための0.002インチの厚さのテフロンから
なる4つの層が与えられた。この時点において、既に巻
着されたテフロン膜を適切な長さにトリミングし、次の
コンデンサ段を巻着させた。ダイオードは約0.1イン
チの直径であるので、コンデンサの誘電体のテフロン層
の間に幾分かの空隙が発生することは回避不可能であ
る。巻着した後に、HV変圧器へ接続させるべきリード
をAC及びDCコンデンサバンクの最も外側のCu層へ
半田付けした。約1.4インチの直径の組立体全体を2
インチの直径のポリカーボネートハウジング内に収納さ
せ、排気させると共にFC5311 Fluorine
rtを充填させた。次いで、該液体をSF6 で25ps
iaの圧力に加圧した。2GΩ負荷及び10kHzの駆
動周波数でのテストの結果、出力電圧は可能な最大値
(ピークAC駆動電圧の10倍)のほぼ100%であっ
た。電圧発生器は16kVピークAC駆動電圧へ迄満足
に動作し、DC電圧の発生は約160kVであった。1
2段を有する同様の構成の2番目の具体例としての装置
を構成し、テストした結果、25kVピーク励起電圧迄
満足して動作し約300kVDCが得られた。
【0026】以上、本発明の具体的実施の態様について
に詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限
定されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱
することなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【0027】例えば、コンデンサバンクは、中性子発生
の場合正のイオンを加速するために負の極性でバイアス
され、且つX線発生の場合正の極性でバイアスされる。
タンデムのアプローチとすることも可能である。この場
合、発生源が負のイオンを発生し、該イオンは電圧Vへ
加速される。カーボンフォイルは電子を剥奪して正の電
荷を発生させる。次いで、その正の電荷は対称的なシス
テムを介して接地へ向かって加速される。加速された粒
子をターゲット上に集束させるために、加速管のリング
内の開口上にワイヤグリッドを使用することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の中性子発生器を示した概略図。
【図2】 コッククロフト−ウォルトン電圧倍増器を示
した概略図。
【図3】 図2の倍増器の構成要素の電圧レベルを示し
た説明図。
【図4】 本発明の一実施例に基づく粒子加速器を示し
た概略図。
【図5】 図4の一部を拡大して示した概略図。
【図6】 図5の一部を拡大して示した概略図。
【図7】 図4の粒子加速器がどのようにして構成され
ているかを示した概略図。
【図8】 本発明の別の実施例に基づいて構成された粒
子加速器の概略図。
【図9】 本発明の別の実施例に基づく電源を示した概
略図。
【符号の説明】
14 コッククロフト−ウォルトン電圧倍増器 50 粒子加速器 52 粒子発生源 54 加速管 56 リング 58 ターゲット 66 DCコンデンサバンク 68 ダイオードマトリクス 70 ACコンデンサバンク 76 導電性フォイル 80 絶縁性シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭37−4298(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05H 5/02

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電粒子を発生する発生源、信号電圧を
    供給する手段、前記信号電圧を倍増する電圧倍増器、ビ
    ーム軸を持った加速器手段であって前記加速器手段外部
    の電圧が前記信号電圧よりも大きくないように前記発生
    源からの粒子を加速させ且つ前記ビーム軸を共通軸とす
    コンデンサからなるバンクを持った加速器手段、を有
    することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記電圧倍増器がコ
    ッククロフト−ウォルトン電圧倍増器であることを特徴
    とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記コンデンサのバ
    ンクが絶縁シートとフォイルを有する筒状部材であり、
    前記フォイルが前記コンデンサの電極を構成しており、
    且つ前記シートが前記電極間の誘電体物質を構成してい
    ることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記フォイルが異な
    った寸法を有すると共に最も内側のフォイルが最も小さ
    なフォイルであるように次第に寸法が増加する態様で前
    記筒状部材内に配列されていることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記絶縁性のシート
    がそのシートの最も内側の部分が最も小さな軸方向長さ
    を有するように次第に増加する軸方向長さを持つように
    前記筒状部材内に配設されていることを特徴とする装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記コンデンサのバ
    ンクは、DCコンデンサバンクとACコンデンサバンク
    とを有しており、前記コッククロフト−ウォルトン電圧
    倍増器も前記ACコンデンサバンクと前記DCコンデン
    サバンクとを接続するダイオードからなるバンクを有す
    ることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記ダイオードバン
    クのダイオード及び前記AC及びDCコンデンサバンク
    のフォイルは電気的に導通すべく静電力によって物理的
    に接続されていることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項において、前記加速器手段が前
    記筒状部材によって実質的に取囲まれている軸方向に配
    列したリングを持った粒子加速器であり、各リングは最
    も内側のリングが最も内側のフォイルへ接続するように
    前記バンクの対応する1つのコンデンサへ接続している
    ことを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項において、前記コンデンサのバ
    ンクが前記加速器のリングへ接続するDCコンデンサバ
    ンクとを有すると共にACコンデンサバンクを有してお
    り、前記コッククロフト−ウォルトン電圧倍増器が前記
    ACコンデンサバンク及び前記DCコンデンサバンクを
    接続するダイオードバンクを有していることを特徴とす
    る装置。
  10. 【請求項10】 請求項において、AC側上の接地に
    対する浮遊容量が第一の最も低い電圧容量段上に集めら
    れていることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項1において、前記筒状部材が
    1.5インチ未満の直径を有することを特徴とする装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1において、前記ダイオード
    バンクのダイオード及び前記AC及びDCコンデンサバ
    ンクのフォイルが電気的に導通すべく静電力によって物
    理的に接続されていることを特徴とする装置。
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