JP3122112U - 複数回使用可能な紙袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】一度使用した紙袋を、簡単に複数回使用できるようにした複数回使用可能な紙袋を提供する。
【解決手段】この考案の紙袋1は、フラップ3の幅方向Wに沿って接着層5,6を形成するとともに、その接着層5,6を前記フラップの長さ方向Lに沿って所定の間隔を設けて複数箇所形成し、封緘の際、前記複数箇所の接着層5,6のうち、前記フラップ3の先端側に位置する接着層5から順次使用することより、前記フラップ3により前記口部2を複数回封緘するようにした。
【選択図】 図1

Description

この考案は紙袋に関し、特に一度使用した後、再度封緘して簡単に再使用することの出来る複数回使用可能な紙袋に関する。
従来、各種の内容物を入れるために使用される筒状体の紙袋は、当該紙袋の口部となる部分にフラップを形成し、そのフラップに例えば樹脂系のホットメルト接着剤を塗布し、また底部となる他端部を予め封緘して底部閉鎖部として構成されているものが一般的でる。
このような従来の紙袋は、口部から投入された内容物を収容した後、フラップに塗布された接着剤を加熱活性化し、それを折り曲げて当該フラップを筒状体の表面に密着させて口部を封緘するようにしている。
そして、従来から封緘された紙袋を輸送や保管等に用いた後に、当該紙袋から内容物を取り出す時、当該紙袋の開封を容易にするために種々の工夫をしたものも知られている。
具体的には、上述した紙袋の底部閉鎖部の構造が、底部となる筒状体の他端部を複数回巻き込むように折り曲げ、この折曲げ部を跨ぐようにその全幅に亘る長さの開封テープ付き当て紙で包囲し、この当て紙の両端部を筒状体の各壁面に接着剤で接着して形成したものである。
このような紙袋によると、内容物を充填した後の開封の際には、この紙袋を倒立させ、内容物充填口であった一端部を下にすることにより底部閉鎖部を上にし、当て紙の内面に接着されている開封テープを端から引き上げて当て紙を引き破り、内部から筒状体の折曲げ部である他端部を引き出し、これを折り戻して開封口とするものである。
ところで、近年、資源の節約化の観点から製品の繰り返し使用が求められており、この種の紙袋についても例外ではなくなってきている。しかしながら、従来の紙袋の構成では、少なくとも一部を再加工しなければ繰り返して使用することはできない。
すなわち、従来の紙袋では、内容物が充填された後、口部を覆うフラップは、当該フラップに塗布されたホットメルト接着剤により筒状体の壁面に強固に接着しているため、この封緘口部を開けるには刃物でフラップを切り開くしかなく、もしそのようにして開封すれば、口部を簡単に再封緘することはほとんど困難である。
また、前述した底部閉鎖部が端部を数回折り曲げ(巻き込み)、この折曲げ部を当て紙で包囲固定しているため、当て紙を引き破って巻き込んだ端部を元に戻して開封した後にこの開封部分を簡単に再封緘することも困難である。
従って、この種の紙袋を複数回使用できるようにするには、予め製袋工場で周到な準備、即ち複数回使用ができるような設計がなされていないと無理なのである。
しかし、従来の紙袋では、本来的に複数回使用の思想がないためにそのような構成にはなっておらず、そのためほとんどの場合、焼却処分とされていた。
上述した課題を解決するため、この考案では、一度使用した紙袋を、簡単に複数回使用できるようにした複数回使用可能な紙袋を提供することにある。
上述した課題を解決するため、この考案の複数回使用可能な紙袋では、筒状体からなる紙袋の口部に配設されたフラップを折り曲げて前記筒状体の表面に貼着し、これにより前記口部を封緘するようにした紙袋において、前記フラップの幅方向に沿って接着層を形成するとともに、その接着層を前記フラップの長さ方向に沿って所定の間隔を設けて複数箇所形成し、封緘の際、前記複数箇所の接着層のうち、前記フラップの先端側に位置する接着層から順次使用することより、前記フラップにより前記口部を複数回封緘するようにしている。
上述した、紙袋によると、フラップの幅方向に沿って接着層を形成するとともに、その接着層をフラップの長さ方向に沿って所定の間隔を設けて複数箇所形成し、封緘の際、前記複数箇所の接着層のうち、前記フラップの先端側に位置する接着層から順次使用して口部を複数回封緘するようにしているから、一度貼着された部分のフラップをその幅方向に破断することにより紙袋を開封することが出来、また残った接着層を使用して再びフラップを筒状体の表面に貼着することにより口部を覆って紙袋を再封緘することが出来る。従って、従来の紙袋のフラップに複数の接着層を形成するという簡単な構造の変更で安価に複数回使用することが可能な紙袋を提供することが可能となる。
以下、この考案に係る複数回使用可能な紙袋の一実施例を詳述する。
図1はこの考案に係る複数回使用可能な紙袋1の正面図で、特に内部に合成樹脂等で形成された内袋を具えたひだなしの紙袋を示している。
この紙袋1の口部2には、当該口部2を覆って封緘するためのフラップ3が筒状体4の背面4bから延設されている。なお、このフラップ3は筒状体4とは別体の当て紙等で形成するようにしてもよい。
そして、このフラップ3の表面3aには、その幅W方向に沿い接着層5,6が形成され、またその接着層5,6はフラップ3の長さL方向に沿って所定の間隔を設けて複数箇所形成されている。
なお、実施例では、上述した接着層5,6に隣接した位置に開封テープ7,8が配設されている。なお、この接着層5,6は実施例ではホットメルト系の接着剤により形成され、この接着層5,6は、図1に示す初期状態では加熱処理されることなく不活性状態を維持している。
一方、図1のAA断面で示す図2のように、この紙袋1の底部10は予め折り曲げられ筒状体4の表面4aから延設されたフラップ11により予め封緘されている。これを詳述すると、フラップ11にはホットメルト系の接着層12が形成され、これを加熱処理して活性化し、この接着層12を筒状体4の背面4bに接着することにより底部10が封緘されている。
一方、この紙袋2内には、合成樹脂等で形成された筒状体の内袋20が配設され、その先端20aは紙袋1の口部2に配設された接着層22を介して紙袋2に貼着され、またこの内袋20の後端20bは接着層22により予め閉鎖されている。
次に、上述した本願考案に係る紙袋1の作用を説明し、併せて構成をより詳細に説明する。
まず、図2に示すように口部2が拡開されている状態で、当該口部2内に内容物を投入して内袋20内に内容物を収容する。
次にフラップ3に形成された接着層5,6のうち、先端に形成された接着層5を加熱処理して活性化させ、次に、このフラップ3を図1の一点鎖線Mに沿って折り曲げ、これにより図3に示すように、前記活性化した接着層5を紙袋1の筒状体4の表面4aに密着させて口部2を覆い、これにより口部2を封緘する。
一方、この図3に示す口部2が封緘された紙袋1を開封するには、前記接着層5に隣接した位置に配設された開封テープ7をフラップ3の幅方向へ引張して当該フラップ3を開封テープ7に沿って引き裂く。
すると、図4に示すように、筒状体4の表面4aに配設した接着層5と未だ活性化されていない接着層6との間のフラップ3が破断し、このため接着層6が配設されたフラップ3を、図5に示すように矢印Bのように折り曲げると、口部2が拡開して開封することが出来ることとなる。
このように開封された口部2から内容物を排出した後、再びこの紙袋2を再利用するばあいは、図5で示す口部2が開封された状態で、当該口部2内に内容物を再投入して収容し、その後、接着層6を加熱処理して活性化させ、次に、図6で示すように、再び一点鎖線で示す折り曲げ線M(図1)に沿って、フラップ3を折り曲げ、活性化した接着層6を筒状体4の表面4aに密着させる。
すると、口部2が再びフラップ3により覆われて、当該口部2が封緘されることとなる。
また、この図6で示す再封緘された紙袋2を開封するには、図6で示す状態から開封テープ8を引っ張ってフラップ3を開封テープ8の部分で破断させる(図7)。
その後、フラップ3を図7の矢印Cのように折り曲げると、図8で示すように口部2が再び開封され、そこから内容物を再び排出させることが出来る。
従って、上述した本願考案の紙袋1によると、紙袋1のフラップ3に複数の接着層5,6を形成するという簡単な構造の変更で複数回使用することが可能な紙袋1を提供することが出来ることとなる。
なお、上記実施例では、図2に示すように、開封テープ6,7を使用するようにしたが、この考案は上記実施例に限定されることなく、この開封テープ6,7を使用することなく当該部分をカッター、鋏等で破断するようにしてもよい。
また、上記実施例では、フラップ3に所定の間隔で2箇所に接着層5,6を形成するようにしたが、この考案は上記実施例に限定されることなく、フラップ3の長さ方向L(図1)に沿って二箇所以上形成しても良く、フラップ3の長さLに応じてその設置箇所の数を増大させるようにしてもよい。
また上記実施例では、紙袋1はひだなし紙袋に適用した場合について詳述したが、この考案は上記実施例に限定されることなく、ひだ付紙袋に適用してもよい。
また、上記実施例では、内袋付紙袋1について詳述したが、この考案は上記実施例に限定されることなく、内袋のない紙袋に適用しても良い。
また、上記実施例では一層の紙袋1に適用した場合について詳述したが、多層の紙袋に適用してもよい。
また上記実施例では接着層5,6をホットメルト系設置薬剤により形成するようにしたが、例えば接着層5,6を両面接着テープにより形成するようにしてもよい。
以上説明したように、この考案は、一度使用した紙袋を、簡単に複数回使用できるようにした複数回使用可能な紙袋に適している。
図1はこの考案に係る複数回使用可能な紙袋の正面図。 図2は図1のAA断面図。 図3はこの考案に係る紙袋の作用を示す断面図。 図4はこの考案に係る紙袋の作用を示す断面図。 図5はこの考案に係る紙袋の作用を示す断面図。 図6はこの考案に係る紙袋の作用を示す断面図。 図7はこの考案に係る紙袋の作用を示す断面図。 図8はこの考案に係る紙袋の作用を示す断面図。
符号の説明
1…紙袋
2…口部
3…フラップ
4…筒状体


4a…筒状体の表面
5,6…接着層
7,8…開封テープ
W…フラップの幅方向
L…フラップの長さ方向

Claims (6)

  1. 筒状体からなる紙袋の口部に配設されたフラップを折り曲げて前記筒状体の表面に貼着し、これにより前記口部を封緘するようにした紙袋において、
    前記フラップの幅方向に沿って接着層を形成するとともに、その接着層を前記フラップの長さ方向に沿って所定の間隔を設けて複数箇所形成し、封緘の際、前記複数箇所の接着層のうち、前記フラップの先端側に位置する接着層から順次使用することより、前記フラップにより前記口部を複数回封緘するようにしたことを特徴とする複数回使用可能な紙袋。
  2. 前記接着層に隣接した前記フラップにはその幅方向に沿って開封テープが配設されていることを特徴とする請求項1に記載の複数回使用可能な紙袋。
  3. 前記接着層はホットメルト系接着剤により構成されていることを特徴とする請求項1乃至2に記載の複数回使用可能な紙袋。
  4. 前記紙袋は内袋を有することを特徴とする請求項1乃至3に記載のの複数回使用可能な紙袋。
  5. 前記紙袋はひだなし紙袋、あるいはひだ付の紙袋であることを特徴とする請求項1乃至4に記載の複数回使用可能な紙袋。
  6. 前記紙袋は多層の紙袋であることを特徴とする請求項1乃至5に記載の複数回使用可能な紙袋。
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